JPH10502964A - ニトロ染料 - Google Patents

ニトロ染料

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JPH10502964A
JPH10502964A JP8505413A JP50541396A JPH10502964A JP H10502964 A JPH10502964 A JP H10502964A JP 8505413 A JP8505413 A JP 8505413A JP 50541396 A JP50541396 A JP 50541396A JP H10502964 A JPH10502964 A JP H10502964A
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Abstract

(57)【要約】 式I: [式中、X1及びX2は、水素、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルコキシ又はピロリジン−2−オン−1−イルを表し、X3は水素又はC1〜C6−アルキルを表し、X4は式: (ここで、R1は、水素、置換又は非置換のC1〜C12−アルキル、置換又は非置換のC3〜C7−シクロアルキル又は置換又は非置換のフェニルであり、R2及びR3は水素、C1〜C6−アルキル又はC1〜C6−アルコキシであり、R4は水素、メチル、エチル、メトキシ又はエトキシであり、R5は、水素又はC1〜C6−アルキルである)の基を表す]のニトロ染料は繊維材料の浸染又は捺染のために有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 ニトロ染料 本発明は、式I: [式中、X1及びX2はそれぞれ独立して、水素、C1〜C6−アルキル、C1〜C6 −アルコキシ又はピロリジン−2−オン−1−イルを表し、X3は水素又はC1〜 C6−アルキルを表し、X4は式: (ここで、R1は、水素、エーテル官能性酸素原子1〜3個で中断された又は中 断されていなく、かつフェニル、フェノキシ又はアセトキシ置換基を有する又は 有しないC1〜C12−アルキル、C1〜C4−アルキル置換されていてよいC3〜C7 −シクロアルキル又はC1〜C4−アルキル−、C1〜C4−アルコキ シ−又はハロゲン−置換されていてよいフェニルであり、R2及びR3はそれぞれ 独立して、水素、C1〜C6−アルキル又はC1〜C6−アルコキシであり、R4は 水素、メチル、エチル、メトキシ又はエトキシであり、R5は、水素又はC1〜C6 −アルキルである)の基を表す]新規ニトロ染料、その製法及び繊維材料の浸 染又は捺染のためのその使用に関する。 ニトロ染料C.I.デイスパース イエロー42(10338)は市場で入手 される。これは2−ニトロ−4−フェニルスルファモイルジフェニルアミンより なる。 本発明の目的は、有利な適用特性を有する新規ニトロ染料を提供することであ る。 この目的は、冒頭に記載の式Iのニトロ染料により達成されることを発見した 。 前記式中に示されているアルキルは、直鎖でも分枝していてもよい。 前記式I中に示されている置換されたアルキル又はシクロアルキル中の置換基 の数は、一般に1又は2個である。 前記式I中に示されている置換されたフェニル中の置換基の数は、一般に1〜 3個、有利に1〜2個である。 X1、X2、X3、R1、R2、R3及びR5は、それぞれ、例えばメチル、エチル 、プロピル、イソプ ロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチ ル、ネオペンチル、t−ペンチル、ヘキシル又は2−メチルペンチルである。 R1は、例えば次のものであってもよい:ヘプチル、オクチル、2−エチルヘ キシル、イソオクチル、ノニル、イソノニル、デシル、イソデシル、ウンデシル 又はドデシル(前記名称イソオクチル、イソノニル及びイソデシルは、オキソ法 アルコールから誘導された慣用名である−Ullmann's Encyclopedia of Industri al Chemistry、5th Edition,Vol.A1、290〜293頁及びVol.A10、284〜285頁参照) 、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル、2−プロポキシエチル、2−イソ プロポキシエチル、2−ブトキシエチル、2−又は3−メトキシプロピル、2− 又は3−エトキシプロピル、2−又は3−プロポキシプロピル、2−又は3−ブ トキシプロピル、2−又は4−メトキシブチル、2−又は4−エトキシブチル、 2−又は4−プロポキシブチル、3,6−ジオキサヘプチル、3,6−ジオキサ オクチル、4,8−ジオキサノニル、3,7−ジオキサオクチル、3,7−ジオ キサノニル、4,7−ジオキサノニル、4,7−ジオキサオクチル、2−又は4 −ブトキシブチル、4,8−ジオキサデシル、4,7−ジオキサウンデシル、3 ,6,9−トリオキサデシル、3,6,9−トリオキサウンデシル、3,6,9 −トリオキサドデシル、4,7,10−トリオキサウンデ シル、ベンジル、1−又は2−フェニルエチル、フェノキシメチル、1−又は2 −フェノキシエチル、2−又は3−フェノキシプロピル、アセチルメチル、シク ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、メチルシクロペンチル、ジメチル シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシル、ジメチルシクロヘキ シル、シクロヘプチル、フェニル、2−、3−又は4−メチルフェニル、2,4 −ジメチルフェニル、2−、3−又は4−エチルフェニル、2,6−ジエチルフ ェニル、2−、3−又は4−メトキシフェニル、2,4−ジメトキシフェニル− 、2−、3−又は4−エトキシフェニル、2,6−ジエトキシフェニル、2−、 3−又は4−クロロフェニル又は2,4−ジクロロフェニル。 X1、X2、R2及びR3は、それぞれ、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ 、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、t−ブトキシ、ペ ンチルオキシ、イソペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、t−ペンチルオキシ 又はヘキシルオキシであってもよい。 式中のX1及びX2がそれぞれ独立して、水素又はC1〜C4−アルキルであり、 X3が水素である式Iのニトロ染料が有利である。 更に、式中のX4が式: (ここで、R1はそれぞれ前記のものである)の基である、式Iのニトロ染料が 有利である。 更に、式Ia: [式中、X1、X2及びX4はそれぞれ前記のものである]のニトロ染料が有利で ある。 更に、式中のX4が式: (ここで、R1はC1〜C4−アルキル、シクロアルキル又はフェニルである)の 基である、式Iのsニトロ染料が有利である。 式中のX1及びX2がそれぞれ独立して、水素又はC1〜C4−アルキルであり、 X4が式: (ここで、R1はC1〜C4−アルキル、シクロヘキシル又はフェニルである)の 基である、式Iのニトロ 染料が特に有利である。 更に、式中のX1及びX2が共に水素又は共にメチルであるか、又はX1が水素 で、X2がC1〜C4−アルキルである、式Iaのニトロ染料が特に有利である。 特に重要なものは、式Ib又はIc: [式中、X1及びX2は共に水素又は共にメチルであるか、又はX1は水素であり 、X2はC1〜C4−アルキルであり、X3はC1〜C4−アルキルである]のニトロ 染料である。 本発明による式Iのニトロ染料は、慣用の方法で得ることができる。 例えば、式II: [式中、Halはハロゲン、殊に塩素又は臭素であり 、X4は前記のものを表す]のニトロベンゼンを式III: [式中、X1、X2及びX3は前記のものを表す]のアニリンと反応させることが できる。 式中のX4が式: の基を表す、式Iのニトロ染料は、例えば、式IV: [式中、Halは前記のものを表す]のベンゾイルハライドと式V: [式中R1は前記のものを表す]の化合物とを反応させて、式VI: [式中、R1及びHalは前記のものを表す]の化合物を形成させ、前記化合物 をニトロ化し、次いで、このニトロ化生成物を式IIIのアニリンと反応させる ことにより得ることができる。 式中のX4が式: の基である、式Iのニトロ染料は、例えば式VII: [式中、Halは前記のものを表す]のベンズアミジンを式VIII: [式中、Zはハロゲン、殊に塩素、C1〜C6−アルコキシ又は式O−CO−R1 の基を表し、R1は前記のものである]のカルボン酸誘導体と反応させ、生じる 式IX: [式中、Hal及びR1はそれぞれ前記のものを表す]の化合物をニトロ化し、 次いで、このニトロ化生成物を式IIIのアニリンと反応させることにより得る ことができる。 しかしながら、この場合に、式X: [式中、X1、X2及びX3は、それぞれ前記のものを表す]のシアノ化合物から 出発して、これをヒドロキシルアミンを用いて式XI: [式中、X1、X2及びX3は前記のものを表す]のアミド−オキシムに変換し、 次いで、前記アミド−オキシムを式VIIIのカルボン酸誘導体と反応させるこ ともできる。 最後の方法で、アミド−オキシムXIの形成及びカルボン酸誘導体VIIIと の反応を、イソブタノール−水混合物中で行い、アミド−オキシムXIを中間的 に単離しないことが特に有効である。 式XIのアルドキシムとジケトンとの反応は、式中のX4が式: の基である、式Iのニトロ染料を生じる。 この式Iの新規ニトロ染料は、有利に繊維材料の浸 染又は捺染のために好適である。 好適な繊維材料は、例えば種々の仕上げ形(例えば織り布、編み布、撚糸又は ステープル)のポリエステル又は他の繊維とのそのブレンドである。 この式Iのニトロ染料をUV吸収剤と一緒に使用することが特に有利である。 好適なUV吸収剤は、例えば式XII又はXIIIのものである: [式中、E1は水素又は塩素を表し、E2及びE3は、それぞれ独立して、水素又 はフェニル置換されていてよいC1〜C8−アルキルを表し、E4は水素又はヒド ロキシを表し、E5及びE6は、それぞれ独立して水素、ヒドロキシル又はヒドロ キシル、C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルカノイルオキシ又はベンジルオ キシで置換されていてよいC1〜C6−アルコキシを表す]。 式XIIa、XIIb,XIIIa又はXIIIb: のUV吸収剤が特に好適である。 これらのUV吸収剤は、個々に又は混合して使用することができる。混合物は 、式XII又はXIIIの異なる種類のもの又は式XIIとXIIIの化合物の 混合物より成っていてよい。 使用されるUV吸収剤の量は、ニトロ染料の重量に対して一般に1〜8重量% 、有利に2〜5重量%である。 式Iのニトロ染料は、有利な適用特性に関して注目 に値する。特に、これらは高いブラックパネル温度で非常に良好な耐光性を有す る。 次の実施例で本発明を説明する。 一般的染色法 この方法は、より詳しくは、次に記載のような染料に適用するするために使用 できる。 ポリエステル布10gを、50℃で、ポリエステル布に対して0.5重量%の 染料調製物を含有し、そのpH値が酢酸により4.5に調節された染液200m l中に導入する。50℃で5分後に、この液の温度を30分間かかって130℃ まで高め、この温度で60分間保持し、次いで、20分かかって60℃まで冷却 する。 その後、この染色されたポリエステル布を、これを65℃で、32重量%濃度 の水酸化ナトリウ溶液5ml/l、亜ジチオン酸ナトリウム3g/l及びエチレ ンオキサイド48モルとヒマシ油1モルとの付加生成物1g/lを含有する液2 00ml中で15分間処理することにより還元清浄化する。最後に、この布をリ ンスし、稀酢酸で中和し、再度リンスし、かつ乾燥させる。 前記の染料調製物は、ニトロ染料40重量%及びリグニンスルホン酸塩をベー スとする分散剤60重量%(各々の場合に調製物重量に対する)を含有する。ニ トロ染料の重量を基本とすると、この染料調製物は、 付加的に、特に前記のUV吸収剤1〜8重量%を含有していてよい。 例1 a)p−クロロベンゾニトリル277gを、炭酸ナトリウム166g、水600 ml及びイソブタノール640ml及び重金属錯化剤1g及び硫酸ヒドロキシル アミン170gの混合物中で、90℃で5時間撹拌しした。このバッチを40℃ で放置沈殿させ、水相を捨てた。次いで、得られたイソブタノール相を無水酢酸 225gと混合した。これを引き続き30分間撹拌し、イソブタノールを留去し 、水で沈殿させた。生成物を単離させ、160℃で乾燥させた。収量:式 の生成物390g. b) a)に記載の生成物98gを20℃を越えない温度で濃硫酸250ml中 に溶かした。次いで、98重量%濃度の硝酸250mlを≦10℃で滴加し、バ ッチを引き続き10時間撹拌し、氷水上に注いだ。単離、吸引濾過、洗浄及び乾 燥により、式: の生成物116gが残った。融点:110℃。 c) b)に記載の生成物25gをm−トルイジン7 0gと共に145〜150℃で5時間、次いで、付加的に160℃で2時間撹拌 した。その後、この混合物を約100℃まで冷却し、これを撹拌しながら、水1 000ml及び濃塩酸50mlに添加した。沈殿した式: の黄色染料を吸引濾過し、水で洗浄した。乾燥すると、橙色粉末31gが残り、 これは先に記載の方法での染色により、ポリエステル布を優れた堅牢レベルで帯 赤黄色色相に染色する。より詳しくは、この染料は、120℃のような低温でも 良好なエグゾースト特性及び優れた耐光性を有する。2:1v/vN,N−ジメ チルホルムアミド/氷酢酸 0.25g/lの溶液中のその吸収最大は、432 nmである。粗生成物の最大での吸光係数は約24である。 例2 硫酸ヒドロキシルアミン196gを水685ml及び炭酸ナトリウム132g の混合物に添加した。存在する痕跡量の重金属を除くために錯化剤を添加し、引 き続き、イソブタノール685ml中のベンゾニトリル235gの溶液を添加し た。沸騰下に6時間撹拌の後に、バッチを放置沈殿させ、(下部)水相を除去し た。その後、有機相を無水アセトン1100ml中に 溶かされた3−ニトロ−4−クロロベンゾイルクロリド451gと混合し、この 混合物を30〜40℃で45分間撹拌した。次いで、これを冷水5000mlで 希釈し、沈殿した生成物を吸引濾過した(融点:137℃)。次いで、この生成 物を190℃まで加熱して水を蒸発除去すると、次式の生成物: が残り、これは146℃で融解する。これは、例1と同様に150〜160℃で アニリンと反応すると、式: の橙色粉末を生じた。融点:216℃。 例3 a)3−ニトロ−4−クロロベンゾニトリル183gをイソブタノール320m l、水300ml、炭酸ナトリウム108g及び重金属錯化剤0.5gと混合し 、この混合物を80℃で5時間撹拌した。その後、この混合物を放置沈殿させ、 水相を分離除去した。次いで、有機相を重炭酸ナトリウム90gと、引き続き、 塩化ベンゾイル155gと混合し、引き続き、60〜 90℃で30分間撹拌した。次いで、水250mlを添加し、混合物を放置沈殿 させ、次いで水相を再び分離した。有機相を蒸発させてイソブタノールを除去し 、残分を170℃まで加熱する。慣用の後処理の後に、式: の生成物290gが残った。融点:141℃。 b) a)に記載の生成物302gをm−キシリジン180g、触媒量の銅粉末 及びN−メチルピロリドン60gと混合した。次いで、この混合物を130℃ま で加熱し、炭酸ナトリウム55gを1時間かかって添加した。終了時に温度を1 65℃まで高めた。その後、このバッチを100℃まで冷却し、次いで、希塩酸 でpH2に調節した。沈殿した式: の染料を吸引濾過し、水で洗浄した。 橙色粉末380gが残った。融点:143℃。 この染料は、アセトン中の黄色溶液を生じ、ポリエチレンテレフタレート布を 濃い黄色色相に染色する。 この染色は、高いブラックパネル温度で優れた耐光性を有し、この染料は、良好 な染色特性を示す。 次に記載の黄色染料を得るために、同様な方法を用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレメンス グルント ドイツ連邦共和国 D−68199 マンハイ ム ラサレシュトラーセ 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [式中、X1及びX2はそれぞれ独立して、水素、C1〜C6−アルキル、C1〜 C6−アルコキシ又はピロリジン−2−オン−1−イルを表し、X3は水素又はC1 〜C6−アルキルを表し、X4は式: (ここで、R1は、水素、エーテル官能性酸素原子1〜3個で中断された又は 中断されていなく、かつフェニル、フェノキシ又はアセトキシ置換基を有する又 は有しないC1〜C12−アルキル、C1〜C4−アルキル置換されていてよいC3〜 C7−シクロアルキル又はC1〜C4−アルキル−、C1〜C4−アルコキシ−又は ハロゲン−置換されていてよいフェニルであり、R2及びR3はそれぞれ独立し て、水素、C1〜C6−アルキル又はC1〜C6−アルコキシであり、R4は水素、 メチル、エチル、メトキシ又はエトキシであり、R5は、水素又はC1〜C6−ア ルキルである)の基を表す]のニトロ染料。 2.式中のX1及びX2がそれぞれ独立して、水素又はC1〜C4−アルキルを表し 、X3が水素を表す、請求の範囲1に記載のニトロ染料。 3.式中のX4が式: (ここで、R1はそれぞれ前記のものである)の基を表す、請求の範囲1に記 載のニトロ染料。 4.式中のX4が式: (ここで、R1はそれぞれの場合に、C1〜C4−アルキル、シクロアルキル又 はフェニルである)の基を表す、請求の範囲1に記載のニトロ染料。 5.式Ia: [式中、X1、X2及びX4はそれぞれ請求の範囲1に記載のものを表す]の請 求の範囲1に記載のニトロ染料。 6.式中のX1及びX2が共に水素又は共にメチルを表すか又は、X1は水素を表 し、X2はC1〜C4−アルキルを表す、請求の範囲5に記載のニトロ染料。 7.請求の範囲1に記載のニトロ染料を製造するために、式II: [式中、Halはハロゲンを表し、X4は請求の範囲1に記載のものを表す] のニトロベンゼンを式III: [式中、X1、X2及びX3は請求の範囲1に記載のものを表す]のアニリンと 反応させることを特徴とする、請求の範囲1に記載のニトロ染料の製法。 8.式中のX4が式: の基を表す、式Iの請求の範囲1に記載のニトロ染料を製造するために、式X: [式中、X1、X2及びX3は、それぞれ請求の範囲1に記載のものを表す]の シアノ化合物をヒドロキシルアミノを用いて、式XI: [式中、X1、X2及びX3は請求の範囲1に記載ものを表す]のアミド−オキ シムに変換し、次いで、前記アミド−オキシムを式VIII R1−CO−Z (III) [式中、Zはハロゲン、C1〜C6−アルコキシ又は式O−CO−R1の基を表 し、ここで、R1はそれぞれの場合に請求の範囲1に記載のように定義される] のカルボン酸誘導体と反応させ、この反応をイソブタノール−水−混合物中で、 式XIのアミド−オキシムを中間的に単離することなしに実施することを特徴と する、式Iの請求の範囲1に記載のニトロ染料の製法。 9.請求の範囲1に記載のニトロ染料を繊維材料の浸 染又は捺染のために使用すること。
JP8505413A 1994-07-21 1995-07-13 ニトロ染料 Pending JPH10502964A (ja)

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