JPH10502480A - アクチュエータ引込み回路 - Google Patents

アクチュエータ引込み回路

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JPH10502480A
JPH10502480A JP8503501A JP50350195A JPH10502480A JP H10502480 A JPH10502480 A JP H10502480A JP 8503501 A JP8503501 A JP 8503501A JP 50350195 A JP50350195 A JP 50350195A JP H10502480 A JPH10502480 A JP H10502480A
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ウィルソン,ディーン
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/12Raising and lowering; Back-spacing or forward-spacing along track; Returning to starting position otherwise than during transducing operation

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  • Power Engineering (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 アクチュエータを引込めるための方法および装置であって、アクチュエータモータ(20)が発生する後方emf電圧を決定することと、決定された電圧をキャパシタ−抵抗ネットワーク(26)に与えることと、保持電圧をキャパシタ−抵抗ネットワーク(26)に与えることとを含む。決定された電圧および保持電圧をともに与えることにより、キャパシタ−抵抗ネットワーク(26)におけるキャパシタ(c)が充電されて充電キャパシタ電圧が発生する。この方法および装置はさらに、キャパシタ(c)の充電の際に、決定された電圧をキャパシタ−抵抗ネットワーク(26)に与えることを終了させることと、キャパシタ−抵抗ネットワーク(26)を通してキャパシタ(c)を放電し引込み動作のためにアクチュエータに強制電圧を与えることとを含む。強制電圧は始めにアクチュエータにおいて大きな減速電流を発生する。さらに、強制電圧は時間とともに予め定められた保持電圧に減衰して引込み動作が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】 アクチュエータ引込み回路 発明の背景 ディスクドライブのような磁気媒体ドライブは、通常動作の間空気受面上にク ッションで支えられるアクチュエータ上に装着されるヘッドを有する。ドライブ のヘッドアクチュエータアセンブリが読出/書込位置にあるとき、これは空気受 面のために媒体面と接触しない。電力の低下、突然の電力損失、スピンダウン、 またはシステムの発生する引込みコマンドのような境界条件事象が起こるとき、 空気受面の損失が差し迫ったものであるのでデータの完全性を保護するためにヘ ッドがランディングゾーンに移動されなければならない。データゾーンの上でヘ ッドと媒体とが接触すると、媒体面およびヘッドを損傷するか、または、衝突力 のために局所的な媒体の消磁を引起こす可能性がある。 また、ヘッドとディスクとが接触すると、ヘッド−ディスクアセンブリ(HD A)内に屑が発生されることがあり、ヘッドおよびディスクインタフェイスの信 頼性を低下し、結局はヘッドのクラッシュとデータの損失とを引起こす。電力損 失のような最も深刻な境界条件は、通常の駆動力がディスクドライブに利用可能 でなくなるスピンダウンにつながる。これが起こると、スピンドルモータの整流 された後方起動力は、ヘッドとディスクとが接触するのに適した媒体面上の「ラ ンディング」ゾーンにヘッドを移動させるのに必要な電力を供給しなければなら ない。ヘッドを安全 ゾーンに移動させるこの機能は一般に「引込める」または「停留する」と称され る。 さらに、スピンドルの発生する後方起動力はスピンドル速度と比例し、電力損 失時に、スピンドル速度は急速に低下し、スピンドルの発生する後方起動力をも 急速に降下させる。したがって、スピンドルは限りのある量の蓄積エネルギを有 するにすぎない。引込み回路はある動作電圧範囲を有し、したがって、スピンド ルの発生する後方起動力電圧がその範囲よりも下に降下する前にアクチュエータ は引込みを完了しなければならない。したがって、引込みの持続時間には時間的 な制限が存在し、これは、動作範囲のドロップアウト電圧に達するまでに全引込 動作が完了されなければならないためである。 磁気ディスクの場合、ランディングゾーンは、データが記憶されない、ディス クの高度に磨かれた区域である。ランディングゾーンが設けられるのは、ヘッド をそこに置くことができるように、すなわち、磁気媒体上に記録されるデータか 、媒体か、またはヘッド自身に損傷を与えずにヘッドアクチュエータアセンブリ が実際にディスク面と接触できるようにである。 さらに、2つのクラッシュストップ、すなわち内部クラッシュストップおよび 外部クラッシュストップもまた設けられて、ディスクドライブアクチュエータ/ サーボ電子工学装置が制御を失う場合にヘッドアクチュエータアセンブ リがディスク面から離れてしまうことを防ぐ。これらのクラッシュストップの1 つがランディングゾーンを設置するために用いられる。高速シークの間、特にク ラッシュストップの近くで、境界条件事象が通常制御の損失を引起こす。低下さ れなければ、高度なアクチュエータ速度がクラッシュストップとの強力インパル ス接触を引起こす。この突然の減速のために、ヘッドはそのたわみアーム上でね じれ、空気受面にのり、結果的にディスク接触を生じる間に屑を発生し得る。し たがって、潜在的なデータ損失と、境界条件事象のためにヘッドアクチュエータ アセンブリが高速でクラッシュストップに衝突することから生じるヘッド/媒体 損傷とを最小にする解決法が必要である。 これらの先行技術の方法は、ヘッドアクチュエータアセンブリをランディング ゾーンに移動させながら衝突速度を制御するために既知である。このような方法 の1つは、電流を吸い込むことだけが可能な単一カドラント回路から吸い込まれ る単極固定電圧を用いる。この単極固定電圧はアクチュエータのコイルに与えら れてアクチュエータアセンブリをランディングゾーンに移動させる。しかしなが ら、この方法には欠点がある。高速シークの間、アクチュエータが高速でランデ ィングゾーンの方へ移動するとき、アクチュエータの速度は回路が電流をはき出 すことができないためにこの固定電圧技術によって低下できない。また、アクチ ュエータがランディングゾーンから離れて高速で移動 するとき、速度低下能力は回路の高いソース抵抗によって大きく制限される。し たがって、この固定電圧方法は高速の十分な低下と後の衝突の保護とをもたらさ ない。 動的制動として知られる第2の方法も単極固定電圧を用いるが、これは電流を 吸い込むことも吐き出すことも可能な2カドラント回路によって与えられる。再 び、単極固定電圧がアクチュエータのコイルに与えられてアクチュエータアセン ブリをランディングゾーンに移動させる。いずれかの方向へ移動する高速シェイ クの間、2カドラント回路はコイル端子の間に非常に低いインピーダンス経路を 効果的に与える。コイルの後方起動力は、アクチュエータ速度を低下させるこの 経路を通る電流を発生する。しかしながら、主な欠点は、アクチュエータの後方 起動力電圧と回路抵抗とによってこの低下が制限されるということである。した がって、アクチュエータが動的に制動されるが、それは衝突に対する十分な保護 を与えるには足りない。これは高速シークがクラッシュストップの近辺で起こる ときに特に明らかである。さらに、この方法を用いると、より大きな減速距離を もたらすためのより長いクラッシュストップゾーンが必要となり、それによって ディスクのデータ記憶能力が低下する。 第3の先行技術の方法は後方起動力フィードバック速度制御ループを用いて衝 突速度を調整する。この方法は、不必要に複雑であり、かつ何らかのリスクを与 える閉ループ 制御システムを必要とする。このリスクにはループ補償パラメータを高許容度高 温変形回路構成要素と一致させることを含む。これは閉ループ安定性問題を生じ る。制御ループを離調することによって安定性のマージンを高めようとする試み は不十分な速度制御と後の不十分な引込み性能とにつながる。 したがって、クラッシュストップ衝突速度を大きく減少して、制御された態様 で、電力低下か、電力損失か、スピンダウンか、またはシステム引込みコマンド の間に、読出/書込位置からランディングゾーンにアクチュエータを素早く引込 めるための機構が必要である。さらに、制御ループの安定性、不十分なアクチュ エータ速度制御、不十分な動的制動能力および不十分な高速衝突保護という先行 技術の問題を克服する引込み機構が必要である。 発明の概要 本発明は、電力低下、突然の電力損失、スピンダウンまたはシステムが発生す る引込みコマンドなどの境界条件事象が発生した際に、アクチュエータを引込め るための装置および方法である。 本発明の目的は、アクチュエータを急速に減速するために引込み動作中に高い 初期強制電圧を与えることである。 本発明の他の目的は、境界条件事象が発生した際にアクチュエータを記憶媒体 のランディングゾーンに移動させることである。 本発明のさらに他の目的は、境界条件事象が発生した際にアクチュエータをあ る限られた期間内に記憶媒体のランディングゾーンに迅速に移動させることであ る。 本発明のさらに他の目的は、境界条件事象が発生した際にアクチュエータが記 憶媒体のクラッシュストップに衝突する力を最小限にすることである。 上記のおよびその他の目的は、広い意味では、以下のステップを含むアクチュ エータを引込めるための方法を用いることにより達成される。そのステップとは 、アクチュエータモータが発生する後方emf電圧を決定するステップ、決定さ れた電圧をキャパシタ−抵抗ネットワークに与えるステップ、および保持電圧を キャパシタ−抵抗ネットワークに与えるステップである。決定された電圧および 保持電圧をともに与えることにより、キャパシタ−抵抗ネットワークにおけるキ ャパシタが充電され、充電キャパシタ電圧が発生する。この方法はさらに、キャ パシタが充電された際に、決定された電圧をキャパシタ−抵抗ネットワークに与 えることを終了し、引込み動作のためにキャパシタをキャパシタ−抵抗ネットワ ークを通して放電し、アクチュエータに強制電圧を与えるステップを含む。強制 電圧は始めにアクチュエータにおいて大きな減速電流を強制する。さらに、強制 電圧は時間とともに減衰し引込み動作の完了のための予め定められた保持電圧に 達する。 上記の目的はまた別の意味では、抵抗−キャパシタネッ トワークを含むアクチュエータ引込み回路を使用することにより達成される。引 込み回路はさらに、アクチュエータモータが発生する後方emf電圧を決定する ためおよび決定された電圧をキャパシタ−抵抗ネットワークに与えるための差動 増幅器を含む。引込み回路はまた、保持電圧をキャパシタ−抵抗ネットワークに 与えるための保持電圧発生器を含む。決定された電圧および保持電圧をともに与 えることにより、キャパシタ−抵抗ネットワークにおけるキャパシタが充電され て充電キャパシタ電圧が発生する。さらに、引込み動作のためにキャパシタはキ ャパシタ−抵抗ネットワークを通して放電し、強制電圧をアクチュエータに与え る。強制電圧は始めにアクチュエータにおいて大きな減速電流を強制し、キャパ シタ電圧は時とともに減衰し引込み動作の完了のための予め定められた固定され た電圧に達する。 本発明の利点は、ヘッドおよび媒体が媒体のデータゾーンにおいて接触するこ とにより媒体の表面またはヘッドのいずれかに損傷か生じることが、ヘッド/ア クチュエータアセンブリを引込める間にランディングゾーンに移動させることに より防止されることである。 本発明の他の利点は、優れた高速衝突保護がもたらされることである。ヘッド /アクチュエータアセンブリが境界条件事象に対し高速度でクラッシュストップ に衝突することにより発生するヘッドまたは媒体の損傷が防止される。 本発明のさらに他の利点は、先行技術におけるアクチュエータ制御ループ安定 性の問題が排除されることである。 本発明のさらに他の利点は、優れたアクチュエータ速度制御および動的制動能 力がもたらされることである。 本発明の前述のおよびさらなる目的、特徴および利点は、添付の図面と関連付 けて好ましい実施例についてより詳細に考察することにより当業者には明らかに なるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の原理に従う、アクチュエータの引込みを組入れるディスクド ライブに接続されるコンピュータシステムの概略図である。 図2は、本発明の原理に従うアクチュエータ引込み回路の概略図である。 図3は、図2のアクチュエータ引込み回路が行なう引込み動作に応答するアク チュエータの運動の種々の軌道を示す、アクチュエータの運動相の面である。 図4は、図2のアクチュエータ引込み回路における、アクチュエータ引込み電 圧の時間に関する変化をグラフで表わす。 図5は、図2のアクチュエータ引込み回路における減速電流の時間に関する変 化をグラフで表わす。 図6は、図2のアクチュエータ引込み回路におけるアクチュエータ速度の時間 に対する変化をグラフで表わす。 図7は、引込み中のアクチュエータの位置を時間に関し てグラフで表わす図である。 図8は、図2のアクチュエータ引込み回路におけるアクチュエータ引込み電圧 の時間に関する変化をグラフで表わす別の図である。 図9は、図2のアクチュエータ引込み回路における減速電流の時間に関する変 化を表わす別のグラフの図である。 図10は、図2のアクチュエータ引込み回路におけるアクチュエータ速度の時 間に関する変化を表わす別のグラフの図である。 図11は、引込み中のアクチュエータの位置を時間に関して表わす別のグラフ の図である。 発明の詳細な説明 図1には、ディスクドライブ2に接続されるコンピュータシステム1が示され る。ディスクドライブ2はヘッド−アクチュエータアセンブリ8を駆動するアク チュエータモータ5に接続されるディスクコントローラ3を組入れる。図1に示 すように、ディスクドライブ2はまた、2つのクラッシュストップすなわち外側 のクラッシュストップ11および内側のクラッシュストップ13、ならびにクラ ッシュストップ11および13と接触するためにヘッド−アクチュエータアセン ブリ8に装着されたタブ9を組入れる。外側のクラッシュストップ11および内 側のクラッシュストップ13は、ディスクドライブアクチュエータ/サーボエレ クトロニクスが制御不能になった場合にヘッド−アク チュエータアセンブリ8がディスク4の表面から離れることを防止するために設 けられる。内側のクラッシュストップ13はランディングゾーン6の位置を示す ために使用され、一方外側のクラッシュストップ11はディスク4の外側の端部 の位置を示す。図1にはまた、トラック7およびランディングゾーン6を有する ディスク4が示される。 図2は、包括的に10で示されるアクチュエータ引込み回路を示し、このアク チュエータ引込み回路は、アクチュエータモータ/コイル回路20、差動増幅器 22、保持電圧発生回路24、およびRC回路26を組入れる。図2にはまた、 電源12、ブロッキングダイオード14、電力増幅器18、およひスピンドルモ ータ/ドライバ16が示される。図2のアクチュエータ引込み回路は一般的には 図1のディスクコントローラ3内に含まれる。 図2に示すように、図1のアクチュエータモータ5はアクチュエータ回路20 によって表わされる。アクチュエータモータ/コイル回路20は、誘導成分LM 、抵抗成分RMおよひ電圧発生器Vb emfを含む。図示のとおり、電圧発生 器Vb emfは、アクチュエータモータが発生する後方emfを表しており、 keωに等しく、keはアクチュエータモータの定数であり、ωがアクチュエー タモータの角速度である。ディスクドライブの通常の動作中は、電力増幅器18 がアクチュエータの動作を制御する。図2に示すように、電力増幅器18はブロ ッキングダイオード 14を通して電源12から電力をひく。さらに、電源12はまた電力をスピンド ルモータ16に供給する。 電源電圧12の突然の損失などの境界条件事象が発生すると、スピンドルモー タ/ドライバ16が発生する後方emf電圧(Vccで示される)が、アクチュエ ータ引込み回路10の動作のために電力増幅器18に与えられる。ブロッキング ダイオード14は、スピンドルモータ16および電力増幅器18を電源12から 切離すことにより、スピンドルモータが発生する後方emfVccによって電流が 外部回路に吸込まれることを停止または阻止する。図2に示すように、スピンド ルモータ16が発生する電圧Vccは引込み動作のための電力を供給する。 さらに、ディスクドライブの通常動作の間、アクチュエータ/ヘッドアセンブ リが所望のトラックを求めて高速で移動しているかまたは速度を持たずにトラッ クに位置決めされている一方で、図2に示すように、電力増幅器18からアクチ ュエータ回路20にアクチュエータコイル電流imが流れる。境界条件事象が発 生すると、引込み動作が行なわれてヘッドをその関連するディスクの安全なラン ディングゾーンに停留させる。本発明の原理に従えば、引込み動作中、図2に示 すように後方emf電圧Vb emfはアクチュエータ回路20において検知さ れねばならない。アクチュエータ後方emf電圧Vb emfを正確に検知する ためには、電流imが0になることが可能である。こ れは、電力増幅器18がフライバックを誘起するのを初めに阻止することにより 達成される。アクチュエータモータ回路の誘導成分LMによりアクチュエータ回 路において逆電圧が発生し、この逆電圧は、誘導フライバックを通して電力増幅 器18内に位置するフライバッククランプ回路によりクランプされ、アクチュエ ータ回路imが0になる。 図2に示すように、差動増幅器22は、フライバックの完了を検知するとまた はimが名目上0であれば、入力ピンを通る後方emf電圧を、アクチュエータ 回路20のLMMおよびkeωを通る電圧を測定することによりサンプリングす る。アクチュエータ電流imは0であるため、LMおよびRMを通る電圧は0であ る。したがって、差動増幅器22は優先的にkeω、および後方emf電圧Vb emfを測定する。さらに、差動増幅器22はまた予め定められたファクタに よりサンプリングされた電圧を反転かつ換算し、結果として生じる電圧V1を抵 抗−キャパシタRC回路26に与える。差動増幅器22はサンプリングされた電 圧を換算して、回路が確実に不能にならないようにする。電圧V1は以下の等式 によって表わすことができる。 上記において、keωはサンプリングされた後方emf電圧Vb emfであり 、nは差動増幅器22の換算係数で あり、Vccはスピンドルモータ/ドライバ16が発生する電圧である。図2に示 すように、サンプリングされた後方emf電圧をn=8という係数で換算するこ とにより好ましい結果が得られる。 さらに、図2に示すように、保持電圧発生回路24は電圧V2を発生する。電 圧V2は以下の等式で表わすことができる。 上記において、(Rhold*i)は電圧V2の保持電圧成分を表わし、Rholdは換 算抵抗であり、iは固定された電流源である。 図2を参照して、電圧V2はまたRC回路/ネットワーク26に与えられる。 図示のとおり、RC回路26におけるキャパシタCは、差動増幅器22から電圧 V1を与えることにより、かつ保持電圧V2を供給することにより充電される。一 旦キャパシタCが充電されると、差動増幅器22は不能化され、RC回路/ネッ トワーク26から孤立させられて電圧V1のRCネットワーク26への供給は終 了する。 さらに、V1−V2に等しい充電キャパシタ電圧は換算され、保持電圧V2とと もに電力増幅器18を介してアクチュエータコイルを通し動的に与えられる。図 示のように、RC回路26は直列接続された2つの抵抗R1およびR2 を有する。抵抗R1およびR2は、バッファ28を通して電力増幅器18に戻すよ うに与えられる電圧V3を適切に換算するように選択される。バッファ28は高 い入力インピーダンスを有するためRC回路26をローディングしない。 図2に示されるように、電圧V3を電力増幅器18に動的に供給して可能化し 、アクチュエータをディスクの安全なランディング領域に駆動する、すなわちヘ ッドアクチュエータアセンブリを停留させる。境界条件が発生した後、キャパシ タCは一旦充電されると時間定数tD=(R1+R2)Cで指数的に放電する。キ ャパシタ電圧および保持電圧V2が組合されて電圧V3となり、バッファ28を通 して電力増幅器18に戻すように動的に与えられる。電圧V3は以下の等式で表 わすことができる。 holdは換算抵抗であり、iは固定された電流源であり、R1およびR2はRC回 路26の換算抵抗であり、tは引込みおよび後方emf電圧Vb emfのサン プリングを要求する境界事象の発生からの時間であり、tDはRC回路26の時 間定数であり(R1+R2)Cに等しい。 さらに、図2に示すように、電力増幅器18は、電圧V3を換算およびオフセ ットして適切に確実にアクチュエータ回路20に供給される初期電圧がアクチュ エータ回路2 0に存在する後方emf電圧Vb emfを強化するようにする。電力増幅器1 8によってアクチュエータ回路に与えられる電圧V4は以下の等式によって与え られる。 上記においてKは電力増幅器18の利得であり、KRholdiは保持電圧Vholdを 表わす。 図2を参照すると、後方emf電圧Vb emfと組合せて電圧V4をアクチ ュエータ回路20に与えることにより、電圧V5がアクチュエータ回路20の誘 導成分LMおよび抵抗成分RMを通して強制することになる。強制電圧V5は以下 の等式で与えられる。 図2に示すように、以下のパラメータを有するアクチュエータ引込み回路10 を使用することにより好ましい結果が得られる。 換算抵抗R1=2KΩ 換算抵抗R2=10KΩ 換算抵抗Rhold=619Ω 固定電流源i=100μA RC回路の時間定数tD=5.64ミリ秒 電力増幅器の利得K=16 差動増幅器の利得n=8 さらに、引込み中、強制電圧V5により電流imはアクチュエータモータ/コイ ル回路20に流れ、アクチュエータコイルにおいて力が生まれる。アクチュエー タコイルにおける力が、引込みの前に存在するかもしれないアクチュエータの速 度を減衰し、そうすることによりヘッド/アクチュエータアセンブリは、アクチ ュエータをランディングゾーンに停留させる一方で、クラッシュストップに接触 する前に適切に減速させることができる。ランディングゾーンにはアクチュエー タをランディングゾーンで保持して捕らえておくメカニカルラッチがある。さら に、アクチュエータが引込みの前に速度を有さなければ、アクチュエータは強制 電圧V5によりアクチュエータ/ヘッドアセンブリが停留させられる前に、ディ スクの安全なランディングゾーンに向かって加速できる。 図3には、図2のアクチュエータ引込み回路が行なう引込み動作に応答するア クチュータの運動の種々の軌道を示す、アクチュエータの運動相の面が示される 。図示のとおり、図3の相の面の水平軸はトラック番号を用いてアクチュエータ の位置を表わし、トラック番号0はディスクにおける最も外側のトラック、およ び外側のクラッシュストップ11の場所を表わし、トラック番号3300はラン ディングゾーン6および内側のクラッシュストップ13を表 わす。また図示のように、垂直軸はアクチュエータの速度を表わし、正の速度は アクチュエータがランディングゾーンに向かって運動することを示し、負の速度 はアクチュエータがランディングゾーンから離れてディスクの外側の端部に向か って運動することを示す。 図3に示すように、アクチュエータの運動相の面における領域100は、アク チュエータが引込まれる直前に取り得る種々の速度およびトラック位置を示す。 引込み前のアクチュエータの位置およびその速度は、引込み中に強制電圧V5に よりアクチュエータが辿ることを強制される軌道を決定する。さらに、引込み前 のアクチュエータの場所および位置は、図2のアクチュエータ引込み回路がアク チュエータをランディングゾーンに移動させることにより引込み動作を完了させ るために利用できる時間を決定する。引込み前のアクチュエータの場所および位 置はまた、内側のクラッシュストップに衝突する速度を決定する。 図3に示すように、軌道Dは、引込み前のアクチュエータ速度が高速でありか つアクチュエータがランディングゾーン近くに位置決めされているような事象に おいて、強制電圧V5に応答する引込み中のアクチュエータの運動を表わす。図 示のとおり、キャパシタCの放電時間はほとんどなく、引込み完了の際のアクチ ュエータの最終速度は、Vhold、剰余キャパシタ電圧、および引込み前のアクチ ュエータの勢いによって決定される。 次に図4を参照して、曲線50は引込み前のアクチュエータ速度が高速であり アクチュエータがランディングゾーン近くに位置決めされているときの、引込み 中の強制電圧V5の時間に関する変化を表わす。引込みを要求する境界条件が発 生した後、およびimが0にされた後、すなわち時間t=0のとき、アクチュエ ータコイルに供給される強制電圧V5は以下によって与えられる。 上記においてKは電力増幅器18の利得である。図4および上記の等式で示され るように、強制電圧V5の大きさは、時間t=0.0002sのときに大きい( すなわちおよそt=0のとき)。高い初期強制電圧V5によりアクチュエータ回 路に大きな減速電流が生じ、アクチュエータは急速に減速する。図5を参照する と、時間に関する減速電流の変化を表わす曲線52は、t=0からt=0.00 2sの期間にわたりアクチュエータに生じる大きな減速電流を示す。 上記の引込み回路パラメータを用いると、t=0.0sのときの強制電圧V5 は以下によって与えられる。 強制電圧V5の2.667*keω成分により強制電圧V5は後方emf電圧Vb emf(=keω)に関して始 めに非常に高くなり、その結果図5の曲線52が示すように大きな減速電流im がアクチュエータコイルに与えられる。アクチュエータモータ/コイル回路20 における減速電流imは、電力増幅器の出力電圧V4およびアクチュエータモータ /コイル回路の後方emf電圧Vb emfの組合せにより強制される。設計に よる強制電圧V5はサンプリングされた後方emf電圧Vb emfの倍数であ る。上記のように、図2の実施例はサンプリングされた後方emf電圧Vb e mfの2.667の倍数またはkeωを用いて強制電圧V5をもたらす。 さらに、図6を参照すると、曲線54が示すように、アクチュエータ回路にお ける大きな減速電流によりアクチュエータには急速な減速か発生し、アクチュエ ータは十分に減速されてランディングゾーンに到達するときには非常にゆっくり とした速度で内側のクラッシュストップに接触する。さらに図5および6を参照 すると、t=0とt=0.001sとの間でアクチュエータ速度曲線54の傾斜 は最も大きく、一方ではアクチュエータの減速電流はピーク値に達する。アクチ ュエータモータ/コイル回路を通る大きなアクチュエータ減速電流により、図6 の曲線54の勾配が大きいことが示すように、t=0とt=0.003sとの間 で、アクチュエータ速度は急速に減速する。 次に図7を参照して、曲線58は引込み動作中の時間に関するアクチュエータ のディスクにおける位置を示す。図 7および図2の相の面の軌道Dが示すように、アクチュエータはt=0での引込 み開始のときにトラックにおいて内側のクラッシュストップ近くに位置決めされ る。図示のように、アクチュエータは引込み中迅速にかつ制御された態様で、ラ ンディングゾーンにおける内側のクラッシュストップに向けて移動させられる。 さらに、図7が示すように、アクチュエータは時間t=t crash sto pのときにクラッシュストップと接触する。図4、5、6および7か示すように 、時間t=t crash stopで引込みが完了すると、アクチュエータは 記憶媒体の安全なランディングゾーンにおいて低速度でかつ小さな衝撃力でクラ ッシュストップと接触する。 図3が示すように、軌道Cは、アクチュエータが外側のクラッシュストップに 近く、かつそこに向かって非常に高速度で移動している事象において、強制電圧 V5に応答する引込み中のアクチュエータの運動を表わす。さらに、図8、9、 10および11が示すように、アクチュエータが外側のクラッシュストップに近 くかつそこに向けて非常に高速度で移動している事象において、強制電圧V5は アクチュエータが外側のクラッシュストップに衝突する際にアクチュエータを大 幅に減速する。さらに図示のように、アクチュエータ速度は衝突の際に逆向きに なり、アクチュエータをランディングゾーンに向けて移動させる。しかしながら 、アクチュエータの速度は、ランディングゾーンに停 留するための内側のクラッシュストップとの衝突にはそれでもなお非常に大きい 。したがって、強制電圧V5はさらに、アクチュエータが内側のクラッシュスト ップに衝突する前により低い固定された電圧に達するときにアクチュエータをさ らに減速する。上記のアクチュエータの運動は、図3のアクチュエータの相の面 の軌道Cで表されている。 さらに図10を参照して、曲線154が示すように、アクチュエータ回路にお ける大きな減速電流のためにアクチュエータには最初に急速な減速が生じ、外側 のクラッシュストップに衝突することに続いてアクチュエータの速度はゆっくり と減速しランディングゾーンに到達するときには最終的な安定した電圧に達する 。さらに、図9および図10を参照して、t=0とt=0.02sとの間では、 アクチュエータモータ/コイル回路を流れる減速電流により、外側のクラッシュ ストップに衝突する前にアクチュエータの速度は、t=0とt=0.02との間 の曲線154の大きな勾配が示すように、急速に減速する。 さらに、図8の曲線150′が示すように、外側のクラッシュストップと衝突 し、アクチュエータの運動の方向が逆になった後、すなわちt=0.02sの後 、強制電圧V5は継続してアクチュエータを減速させる。図8の曲線150が示 すように、電圧V4は保持電圧Vholdに向かって減衰し、保持電圧V5(図8の曲 線150′で表わされる)は0に向かって減衰する。また図示のように、電圧V4 およぴV5が減衰するにつれて、アクチュエータ回路における電流はまたそれに 応じて減衰する。一旦キャパシタCが放電されると、予め定められた固定された 保持電圧成分Vholdによりアクチュエータは低速度で引込み動作を完了する。こ の時点、t=0.2で(すなわちt/tD=∞)、アクチュエータコイルに与え られる強制電圧V5は以下によって与えられる。 上記においてKは電力増幅器18の利得である。図示のとおり、強制電圧V5は アクチュエータが発生する後方emf電圧keωが保持電圧成分Vholdに拮抗す るにつれて0に向けて減衰する。強制電圧V5が0に減衰するにつれて、すなわ ち電圧V4が保持電圧成分Vholdに向かって減衰するにつれて、アクチュエータ は低速度で引込み動作を完了する。 次に図11を参照して、曲線158は引込み動作中のアクチュエータの時間に 関するディスクドライブでの位置を示す。図11および図2の相の面の軌道Dに おいて、アクチュエータはt=0での引込み開始のときに、トラックにおいて外 側のクラッシュストップ近くに位置決めされている。図示のように、アクチュエ ータは外側のクラッシュストップに衝突する際に始めに急速に減速し、アクチュ エータは方向を逆にした後は引込み中急速にかつ制御された態 様で、ランディングゾーンにおける内側のクラッシュストップに向けて移動する 。さらに、図11において示されるように、アクチュエータは時間t=t cr ash stopでクラッシュストップと接触する。図8、9、10および11 が示すように、時間t=t crash stopで引込みが完了すると、アク チュエータは低速度でかつ小さな衝撃力で記憶媒体の安全なランディングゾーン においてクラッシュストップと接触する。 さらに図3を参照すると、軌道Aが示すように、アクチュエータの速度が引込 みの前に非常に小さいかまたは0である事象においては、強制電圧V5の予め定 められた固定された保持電圧成分Vholdにより、アクチュエータはゆっくりと加 速させられ、アクチュエータが内側のクラッシュストップに接触しランディング ゾーンに停留する際には低速度で引込み動作を完了する。 たとえば、境界条件が発生する前に、ディスクドライブのアクチュエータ/ヘ ッドアセンブリは高速度でシークしていないかもしれない。アクチュエータ/ヘ ッドアセンブリは単にディスクにおいてオントラックで位置決めされているかも しれない。アクチュエータ/ヘッドアセンブリがオントラックで位置決めされて いるかまたはトラックを辿りながらアイドリングしている間に境界条件事象が発 生すれば、アクチュエータの角速度ωは0である。したがって、keωもまた0 であるため検知すべき後方emf電圧はな い。アクチュエータ回路に最初に与えられた強制電圧V5は以下によって得られ る。 上記の式において、Kは電力増幅器18の利得であり、アクチュエータの角速度 ωは0である。したがって、引込み前にアクチュエータに速度がなく、または非 常に速が小さければ、強制電圧V5によりアクチュエータ/ヘッドアセンブリは 、アクチュエータがディスクの安全なランディングゾーンに向かって移動し、停 留のために内側のクラッシュストップに接触するときに安定した速度に加速され る。これは図3の軌道Aで示されている。 さらに、引込み前に、アクチュエータの速度が高すぎもせず低すぎもせず、お よび/またはアクチュエータがランディングゾーンから非常に離れて位置してい る事象においては、強制電圧V5によりアクチュエータ/ヘッドアセンブリはゆ っくりと減速される。キャパシタCは予め定められた固定された保持電圧Vhold に向かってゆっくりと放電し、アクチュエータ/ヘッドアセンブリをゆっくりと 減速させ、安全なランディングゾーンに向かって移動してクラッシュストップに 接触する際に安定した速度に到達する。これは図3の軌道Bが示している。 本発明はある実施例を参照して具体的に説明されているが、当業者は、形式お よび詳細な点について種々のその他 の変更が、本発明の真の精神および範疇から逸脱することなく可能とされること を理解するであろう。この開示は単に例示であり、本発明はそのすべての変形を 包含するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アクチュエータを引込めるための方法であって、 アクチュエータが発生する後方emf電圧を決定するステップと、 前記決定された電圧をキャパシタ−抵抗ネットワークに与えるステップと、 保持電圧を前記キャパシタ−抵抗ネットワークに与えるステップとを含み、前 記決定された電圧および前記保持電圧をともに与えることにより前記キャパシタ −抵抗ネットワークにおけるキャパシタが充電され充電キャパシタ電圧が発生し 、さらに 前記キャパシタ−抵抗ネットワークを通して前記充電キャパシタ電圧を放電し 強制電圧を与えるステップと、 前記強制電圧を引込み動作のために前記アクチュエータに与えるステップとを 含み、前記強制電圧は始めに前記アクチュエータにおいて大きな減速電流を発生 し、前記強制電圧は時間とともに予め定められた固定された電圧に減衰し前記引 込み動作が完了する、アクチュエータを引込めるための方法。 2.アクチュエータモータが発生する後方emf電圧を決定するステップはさら に、 アクチュエータ回路への電力の損失を検知するステップと、 アクチュエータコイルの電流が0に減衰することを可能 にするステップと、 アクチュエータコイルの電流が0に減衰した後アクチュエータモータか発生す る後方emf電圧を測定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。 3.前記キャパシタが前記充電キャパシタ電圧に充電された際に、前記決定され た電圧を前記キャパシタ−抵抗ネットワークに与えることを終了させるステップ をさらに含む、請求項1に記載の方法。 4.アクチュエータを引込めるための方法であって、 アクチュエータが発生する後方emf電圧を決定するステップと、 前記決定された電圧をキャパシタ−抵抗ネットワークに与えるステップと、 前記キャパシタ−抵抗ネットワークに保持電圧を与えるステップとを含み、前 記決定された電圧および前記保持電圧をともに与えることにより前記キャパシタ −抵抗ネットワークにおけるキャパシタが充電され充電キャパシタ電圧が発生し 、さらに 前記キャパシタ−抵抗ネットワークを通して前記充電キャパシタ電圧を放電す るステップと、 前記充電キャパシタ放電電圧を前記保持電圧と組合せて強制電圧を与えるステ ップと、 前記強制電圧を引込み動作のために前記アクチュエータに与えるステップとを 含み、前記強制電圧は前記アクチュ エータにおいて始めに大きな減速電流を発生し、前記強制電圧は時間とともに予 め定められた固定された電圧に減衰して前記引込み動作が完了する、アクチュエ ータを引込めるための方法。 5.アクチュエータモータが発生する後方emf電圧を決定するステップはさら に、 アクチュエータ回路への電力の損失を検知するステップと、 アクチュエータコイルの電流が0に減衰することを可能にするステップと、 アクチュエータコイルの電流が0に減衰した後アクチュエータモータにより発 生される後方emf電圧を測定するステップとを含む、請求項4に記載の方法。 6.前記キャパシタが前記充電キャパシタ電圧に充電された際に、前記決定され た電圧を前記キャパシタ−抵抗ネットワークに与えることを終了させるステップ をさらに含む、請求項4に記載の方法。 7.電力損失、スピンダウンまたはシステム要求の際のアクチュエータの開ルー プ引込みのための方法であって、 誘導フライバックを通してアクチュエータのコイル電流が0に減衰することを 可能にするステップと、 アクチュエータの後方emf電圧を測定するステップと、 前記測定された電圧を反転し換算するステップと、 前記反転および換算された電圧を抵抗−キャパシタネッ トワークに与えるステップと、 保持電圧を前記キャパシタ−抵抗ネットワークに与えるステップと、 前記抵抗−キャパシタネットワークにおけるキャパシタを充電して充電キャパ シタ電圧を発生するステップと、 前記充電キャパシタ電圧を前記キャパシタ−抵抗ネットワークを通して放電す るステップと、 前記充電キャパシタ放電電圧を前記保持電圧と組合せて強制電圧を与えるステ ップと、 前記強制電圧を引込み動作のために前記アクチュエータに与えるステップとを 含み、前記強制電圧は前記アクチュエータにおいて始めに大きな減速電流を発生 し、前記強制電圧は時間とともに予め定められた固定された電圧に減衰して前記 引込み動作が完了する、開ループ引込みのための方法。 8.前記キャパシタが前記充電キャパシタ電圧に充電された際に、前記キャパシ タ−抵抗ネットワークに前記決定された電圧を与えることを終了するステップを さらに含む、請求項7に記載の方法。 9.アクチュエータを引込めるための回路であって、 抵抗−キャパシタネットワークと、 アクチュエータモータが発生する後方emf電圧を決定するための差動増幅器 とを含み、前記増幅器は前記決定された電圧をキャパシタ−抵抗ネットワークに 与え、さらに 保持電圧を前記キャパシタ−抵抗ネットワークに与えるための保持電圧発生器 を含み、前記決定された電圧および前記保持電圧をともに与えることにより前記 キャパシタ−抵抗ネットワークにおけるキャパシタが充電されて充電キャパシタ 電圧が発生し、前記キャパシタ−抵抗ネットワークを通して前記充電キャパシタ 電圧を前記キャパシタが放電することにより引込み動作のために前記アクチュエ ータに強制電圧が与えられ、前記強制電圧は前記アクチュエータにおいて始めに 大きな減速電流を発生し、前記強制電圧は時間ともに予め定められた固定された 電圧に減衰して前記引込み動作が完了する、アクチュエータを引込めるための回 路。 10.アクチュエータを引込めるための回路であって、 抵抗−キャパシタネットワークと、 アクチュエータモータが発生する後方emf電圧を決定するための差動増幅器 とを含み、前記増幅器は前記決定された電圧をキャパシタ−抵抗ネットワークに 与え、さらに 保持電圧を前記キャパシタ−抵抗ネットワークに与えるための保持電圧発生器 を含み、前記決定された電圧および前記保持電圧をともに与えることにより前記 キャパシタ−抵抗ネットワークにおけるキャパシタが充電されて充電キャパシタ 電圧が発生し、前記キャパシタは前記充電キャパシタ電圧を前記キャパシタ−抵 抗ネットワークを通して放電し、さらに 前記抵抗キャパシタネットワークに接続されて前記充電キャパシタ放電電圧を 受取り引込み動作のために前記アクチュエータに強制電圧を与える電力増幅器を 含み、前記強制電圧は前記アクチュエータにおいて始めに大きな減速電流を発生 し、前記強制電圧は時間ともに予め定められた固定された電圧に減衰して前記引 込み動作が完了する、アクチュエータを引込めるための回路。
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