JP4528378B2 - 多相dcモータの制動方法および制動装置 - Google Patents

多相dcモータの制動方法および制動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4528378B2
JP4528378B2 JP00023499A JP23499A JP4528378B2 JP 4528378 B2 JP4528378 B2 JP 4528378B2 JP 00023499 A JP00023499 A JP 00023499A JP 23499 A JP23499 A JP 23499A JP 4528378 B2 JP4528378 B2 JP 4528378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
braking
motor
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP00023499A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11288553A (ja
Inventor
バルア シャイバル
アール.クレニク ウィリアム
Original Assignee
テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド filed Critical テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド
Publication of JPH11288553A publication Critical patent/JPH11288553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4528378B2 publication Critical patent/JP4528378B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/06Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by counting or timing of machine operations
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/22Brakes other than speed-regulating brakes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータ関連機器としてのハードディスクドライブに応用される方法および装置の改良に関するもので、具体的には、停電発生時などにおけるディスクドライブの制動方法の改良、さらに詳細に云えば、ディスクドライブの読み書きヘッドが適切な位置に戻り得る時間だけ待ってディスクドライブモータのスピンドルにブレーキをかける制動方法および制動装置を改良するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ用ハードディスクの動作において、ディスクドライブ回転用モータの制動制御のためにある種のプロトコールが使用される。通常、ディスクドライブに含まれる一個以上の回転ディスクに施された記録媒体上で周知の方式でデータを表す磁気フィールドの書込みまたは読出し、あるいは読み書きの双方を行なうために、ハードディスクは一個以上のヘッドを備えている。ヘッド保持アームの移動を制御する「ボイスコイル」によって、ヘッドは半径方向の正確な位置決めが可能になっている。ディスク静止時には通常、ヘッドはディスク上に停止しているが、ディスクが回転すると、ディスクヘッド間に発生する空気力によってヘッドは磁気媒体から僅かに浮上する。
【0003】
したがってディスクの回転が停止すると、空気力も消滅し、ヘッドは降下して磁気媒体上に接触する。磁気媒体がまだ完全に停止していない状態でヘッドが磁気媒体に接触したとすれば、媒体の記録領域およびヘッドに磨耗や損傷の恐れが生じる。そのため、ディスクとヘッドの接触による損傷が「ランディング帯」のみに留まるように、そのランディング帯の上方でヘッドの位置決めを行なう手段が従来から提案されている。しかし、ディスクとヘッドの接触が繰り返されると、やはり最終的にはヘッドの磨耗は避けられない。このような接触損傷を防止するため、コンピュータの電源を切断しないことを薦めるメーカも実際にある。
【0004】
ヘッドを所定位置に止めてディスクドライブの電源を切断した場合でも、携帯型やラップトップ型のようにコンピュータが移動すると、ディスク媒体に接触状態のヘッド機構が動くことがある。したがって、ランディング帯上の接触位置にヘッドを保持するためのロック機構として通常は機械的構造を設けているメーカもある。ある種のロック機構では、ヘッドがランディング位置に達したときに機械的拘束力に対抗してヘッドをロック位置に移動させるために、少し余分の電気エネルギが必要になる。
【0005】
電源切断時に指定ランディングパッド以外の磁気媒体部分へのヘッドの接触を避けるため、停電検出時には、ディスク駆動モータはディスクドライブの各部の質量の慣性によって回転し続けるようになっている。その結果、モータコイルから逆起電力が発生する。モータ巻線に生じる逆起電力由来の電圧を回路駆動に利用したり、ランディング帯へのヘッド移動に要するボイスコイルへのエネルギとして利用し得るように、駆動モータのコイルの接続が行なわれる。
【0006】
ランディング帯上方でヘッドが位置決めされると、ヘッドがディスクに接触する時間を最小限にするように、なるべく早くモータの停止制動を行なう。この制動にも当然、エネルギが必要である。したがって、ランディング帯へ完全にヘッド移動させてロックするためのエネルギや、また必要に応じて、ディスク上の好ましくない位置での早めのランディングを回避するためのエネルギも十分に得られような設計にする必要がある。ランディング時間中、ディスク媒体上方でヘッドを垂直位置に維持し得るだけの十分な空気流量を確保するためにモータは十分なスピードで回転する必要がある。
【0007】
しかし、ヘッドが適正に位置決めされた後は直ちにモータを停止させる必要がある。通常、数組の駆動トランジスタを接地(あるいは、VCC等の特定電位に接続)することによってモータの停止が行なわれる。そのときロータが自由回転することによってモータ巻線に生じる磁界がモータ回転を抑止するため、直ちにディスクが停止する。しかし、ディスクの停止が早すぎると、ヘッドがランディング帯位置まで達することができずに、ディスク表面でヘッドのスリップが生じる場合がある。また逆に、モータが高速回転中にトランジスタの短絡を行なうと、過剰電流によって駆動トランジスタが損傷することがある。
【0008】
停電等でモータが減速した場合のモータ制動とヘッドの後退位置決めとの関係を調整するため、従来はRC回路を用いて低下スピードを推定していた。この種の回路では、停電になると、キャパシタが放電を開始する。所定レベルまで放電が進むと、制動回路が起動する。しかし、制動時間が比較的長く、例えば数秒程度になるので、このRC回路は比較的大型の部品を必要とする。そのような部品はチップ部品にならない。つまり、ヘッド機構の位置決めおよび制御を行なうドライバ回路の一部と共に集積回路に内蔵させることができなかった。
【0009】
以上のことから、実際のモータスピード低下に応答してヘッド機構の後退動作を制御するヘッド機構制御・位置決め回路またはモータ駆動回路と同一集積回路チップに形成可能な部品を使用してハードディスクドライブ等のディスク制動を行なうための方法および装置が必要である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記にかんがみ、本発明の目的はハードディスクドライブ等のディスクの制動を行なう方法および装置を提供することである。
【0011】
本発明の目的はまた、ディスク回転速度を検出し、ディスクが所定回転数より低下したときヘッド後退動作を始動する上記タイプの方法および装置を提供することである。
【0012】
本発明の目的はさらに、モータドライバ用またはヘッド機構位置決め用ドライバ回路を内蔵した同一集積回路チップに形成可能な部品を使用する上記タイプの方法および装置を提供することである。
【0013】
本発明に関する上記目的やその他の目的、特徴、特長について、当業者は付図および添付「特許請求の範囲」と対照して以下の詳細説明を読むことによって理解することができる。
【0014】
【課題を解決するための手段】
広い観点において、本発明はコンピュータ等に利用されるハードディスクドライブのディスク制動回路を提供する。この制動回路はディスクが少なくとも所定の実回転速度まで低下したことを示す出力信号を生成する回路と、ディスクが少なくとも所定の実回転速度まで低下したことを示す出力信号が発生したときにディスクドライブのモータにブレーキをかける制動回路とを含む。ディスクが少なくとも所定の実回転速度まで低下したことを示す出力信号を生成する回路と、ディスクが少なくとも所定の実回転速度まで低下したことを示す出力信号が発生したときにディスクドライブのモータにブレーキをかける制動回路は、モータ電源遮断時にモータから発生する逆起電力によって起動される。
【0015】
広い観点において、本発明はさらに、停電時に作動するディスクドライブ制動回路を提供する。この回路は所定基準電圧を出力する回路を含む。その所定基準電圧とディスクドライブモータから発生する逆起電力とを比較する回路を設け、逆起電力が所定基準電圧より降下してその差が所定電圧レベルを超えたときにディスクドライブモータの制動動作を始動する信号を生成する。さらに、停電発生時に逆起電力が所定基準電圧以下になる前にディスクドライブのヘッド機構を後退させる回路を設ける。
【0016】
一実施例において、所定基準電圧を出力する回路にはキャパシタとトランジスタが含まれる。トランジスタは、ディスクドライブの正常動作時には基準電圧源によって所定基準電圧までキャパシタを充電させ、停電時にはキャパシタを切り離すような接続になっている。キャパシタの容量は、逆起電力が所定基準電圧より降下してその差が所定電圧レベルを超えるまでの間に、ヘッドを所定位置まで後退させる回路がその動作を完了し得るように設定される。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施例を付図と対照して説明する。
本明細書記載の方法および構成は必ずしも完全な多相DCモータ、ディスクドライブ、ディスクドライブドライバ回路、制御回路を形成しているわけではない。本発明は現在当該分野で使用されているディスクドライブおよび制御回路に関連して実施することができるものであり、しかも、共通に実施される装置や方法といったものは、本発明を理解するために必要なものとして本発明に含まれるものとする。
【0018】
本発明の方法の目的は、停電時にモータの逆起電力が所定電圧に達し、さらにそれ以下になったときにモータから発生する逆起電力信号を検出することと、その後スピンドルモータにブレーキをかけるためにブレーキ信号を生成することである。逆起電力が正常動作レベルから所定電圧レベル以下に下がるまでの間に、ヘッド機構の後退が始動される。すなわち、停電検出直後に後退が始まり、逆起電力信号が所定レベル以下になったときに終了する。
【0019】
ディスクブレーキ機能の起動に先立って時定数を決めるために外付けの固定抵抗および固定キャパシタを使用する従来技術と異なり、本発明はアクチュエータが所要の時間を費やして後退することを可能にするのに何らの外付け部品を必要としない。本発明はまた、スピンドル回転速度の直接指標となる逆起電力信号を利用して、ブレーキ信号発生前に後退時間を決定している。
【0020】
本発明の好ましい実施例によれば、図1に示す回路10によって遅延ディスクブレーキ動作が実行される。回路10は、線12上からRETRACT信号、線14からBEMF(逆起電力)信号を入力するような接続になっている。RETRACT信号は制御回路で生成され、対応のディスクドライブ(図示せず)に送られ、逆起電力はディスクドライブモータ(図示せず)から発生する。RETRACT信号および逆起電力信号は当該分野では周知のものである。
【0021】
RETRACT信号はヘッド機構後退回路16に入力され、周知の制御が行なわれる。すなわち、RETRACT信号の状態変化によって、ヘッド機構後退回路が作動し、読み書きヘッドアセンブリ17が現在位置から停止位置または他の所望位置に移動する。周知のように、RETRACT信号の状態は停電発生時、例えば電源遮断、電源瞬断等の場合に変化する。
【0022】
RETRACT信号を乗せた線12は第1のNMOSトランジスタ18のゲートに接続され、そのトランジスタのドレインには基準電圧VREF が印加され、ソースは第2のNMOSトランジスタ20のゲートに接続される。NMOSトランジスタ20のゲートと、VSSや接地などの基準電位との間には充電キャパシタ22が接続される。
【0023】
一方、NMOSトランジスタ20のソースと基準電位VSSとの間にはフィルタキャパシタ24が接続される。NMOSトランジスタ20のドレインはラッチ26の一端に接続され、ラッチ26の他端から線28に遅延ブレーキ信号が出力される。
【0024】
充電キャパシタ22は、例えば約50pFとし、その充電電圧(VREF )をNMOSトランジスタ20のゲートに印加する。線14上の逆起電力信号に高周波スパイクが含まれる場合、それはキャパシタ24によって平滑化され、後述のように所望逆起電力検出電圧からショットキダイオード降下を差し引いた値に等しい基準電圧VREF が得られる。
【0025】
NMOSトランジスタ18は、対応するハードディスクドライブのモータが正常に動作している間はサンプリングスイッチとして機能する。正常な動作中は、RETRACT信号はハイの状態にあるので、充電キャパシタはVREF に充電される。
【0026】
NMOSトランジスタ20はゲートとソースの電圧差を検出し、その差が閾値より高ければ、NMOS20の導通によってノード30がプルダウンされる。それにより、ラッチ26が起動され、線28上のブレーキ信号がハイになってディスクドライブのブレーキが作動する。
【0027】
ヘッド機構後退回路16およびラッチ26はチャージポンプ電圧31(すなわち、5Vモータに対して10V)で駆動されているので、停電になっても機能し続ける。したがって、停電になると直ちにヘッド機構後退回路16は所望のパワーオフ位置へのヘッド機構の移動を開始する。
【0028】
システムの正常動作時は、線20のRETRACT信号はハイの状態であるので、トランジスタ18は導通し、そしてキャパシタ22の端子間には所定電圧が印加されて基準電圧まで充電される。この間、NMOSトランジスタ20はオフ状態である。その理由は、そのソース電圧(逆起電力電圧からダイオードドロップを差し引いた値)が、所定ゲート基準電圧(VREF )からゲートソース間電圧を差し引いた値より高いためである。
【0029】
しかし、停電が発生すると、RETRACT信号がローになる。その結果、ヘッド後退機構の後退動作が始まり、NMOSトランジスタ18がオフになる。この状態ではキャパシタ22の放電路はトランジスタ18の逆バイアスpn接合リーケージのみに限られるので、キャパシタの端子間電圧は充電時の値に保たれる。停電時にはまた、モータの逆起電力電圧も低下し始める。逆起電力が所定電圧より低下して、その差がNMOSトランジスタ20のターンオン電圧に達すると、NMOSトランジスタ20によってラッチ26がセットされ、ディスクドライブのモータスピンドルに対するブレーキ信号がラッチから発生する。なお、スピンドルに対するブレーキ信号が発生する前にヘッド機構の後退が完了する時間的な余裕が得られるように、所定基準電圧VREF を定めるものとする。
【0030】
従来必要とされていた大型の外付けキャパシタ等の部品を使用することなく、モータ駆動回路(図示せず)、ヘッド機構後退回路16の一方または双方と同一集積回路に回路10を内蔵することが可能である。
【0031】
以上、いくぶん限られた例をあげて本発明の説明を行なったが、発明の趣旨および「特許請求の範囲」から逸脱することなく、当業者が部品の組合せおよび構成に種々の変形を求めることが可能である。
【0032】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1)ディスクドライブの制動方法であって、
ディスクドライブのモータ回転速度を表す第1の電圧を生成するステップと、少なくとも前記モータに接続されたヘッド機構用の駆動回路を含む集積回路チップ上に形成されたキャパシタに第2の電圧を維持するステップと、
第1の電圧と第2の電圧を比較するステップと、
前記比較の結果、前記第2の電圧が前記第1の電圧より低いと判定されたとき、前記モータの回転を止めるために制動回路を起動するステップとを含む前記制動方法。
(2)第1項記載の方法であって、モータ回転速度を表す第1の電圧を生成する前記ステップが前記モータから発生する逆起電力信号を検出するステップを含む前記制動方法。
(3)第2項記載の制動方法であって、さらに、前記ヘッド機構が停止位置へ移動する後退時間を規定するため、前記第1および第2電圧が等しくなる前に前記キャパシタの前記第1電圧を減衰させるような遅延時間が得られるように前記第2電圧の値を設定するステップを含む前記制動方法。
(4)停電時にディスクドライブにブレーキをかける制動回路であって、
前記ディスクドライブのモータ回転が少なくとも所定回転速度まで低下したことを表す出力信号を生成する回路と、
モータ回転が少なくとも所定回転速度まで低下したことを表わす前記出力信号が発生したとき前記ディスクドライブにブレーキをかける回路とを有する前記制動回路。
(5)第4項記載の制動回路であって、前記モータ回転が少なくとも所定回転速度まで低下したことを表す出力信号を生成する前記回路が、前記モータ回転が所定レベル以下に低下したときに発生する逆起電力によって起動される前記制動回路。
【0033】
(6)停電時にディスクドライブにブレーキをかける制動回路であって、
所定基準電圧を生成する回路と、
ディスクドライブのモータから発生する逆起電力電圧と所定基準電圧を比較し、逆起電力電圧が前記所定基準電圧より低下してその差が所定電圧レベルを超えたときにディスクドライブモータのブレーキ動作を開始する回路と、
停電時、逆起電力が前記所定基準電圧以下に低下する前にディスクドライブのヘッド機構を後退させる回路とを有する前記制動回路。
(7)第6項記載の制動回路であって、所定基準電圧を生成する前記回路にキャパシタおよびトランジスタが含まれ、ディスクドライブの正常動作時には基準電圧源によって前記キャパシタが所定基準電圧まで充電され、停電時には前記キャパシタが切り離されるように前記トランジスタを接続した前記制動回路。
(8)第7項記載の制動回路であって、逆起電力が所定基準電圧より降下してその差が所定電圧レベルを超えるまでの間に、前記ヘッド機構を所定位置まで後退させる前記回路が動作を完了するように前記キャパシタの容量を設定する前記制動回路。
(9)第7項記載の制動回路であって、前記トランジスタを第1のNMOSトランジスタとする前記制動回路。
(10)第9項記載の制動回路であって、前記モータの正常動作時にはハイ、停電時にはローとなる後退信号を前記NMOSトランジスタのゲートに入力する前記制動回路。
(11)第6項記載の制動回路であって、ソースに逆起電力を入力し、ゲートに基準電圧を入力し、逆起電力電圧が基準電圧より低くなってその差が閾値を超えたときにドレインからブレーキ信号を出力する第2のNMOSトランジスタを、逆起電力電圧と所定基準電圧を比較する前記回路に設けた前記制動回路。
(12)第6項記載の制動回路であって、逆起電力電圧が所定基準電圧より低下したときにディスクドライブモータのブレーキ動作を開始するための前記信号をラッチするように接続されたラッチ回路を追加した前記制動回路。
(13)第6項記載の制動回路であって、前記逆起電力信号に含まれる電圧スパイクを減らすように接続されたフィルタを追加した前記制動回路。
(14)第6項記載の制動回路であって、前記回路の部品を一つの集積回路チップ上に形成した前記制動回路。
【0034】
(15)停電時にディスクドライブにブレーキをかける回路および方法において、停電発生後にディスクドライブのモータ回転が少なくとも所定回転速度まで低下したことを表す出力信号28を生成する回路10を設ける。回路10の部品はモータ駆動回路またはヘッド後退回路と同一の集積回路上に形成可能なものとする。停電発生からディスクドライブ回転が所定回転速度に低下するまでの時間に、読み書きヘッド機構17を後退させる。モータが所定回転速度まで低下したことを表す前記出力信号28が発生すると、制動回路によってディスクドライブにブレーキが作動する。ディスクドライブのモータ回転が少なくとも所定回転速度まで低下したことを表す出力信号28を生成する回路10はモータ回転が所定レベル以下に低下したときに発生する逆起電力14によって起動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例として、コンピュータ等に使用されるディスクドライブの制動回路の実施例を示す電気回路。
【符号の説明】
10 回路
12 信号線
14 信号線
16 ヘッド機構後退回路
17 ヘッド機構
18 NMOSトランジスタ
20 NMOSトランジスタ
22 キャパシタ
24 キャパシタ
26 ラッチ
28 信号線
30 ノード
31 チャージポンプ(パワー)

Claims (13)

  1. ディスクドライブの制動方法であって、
    ディスクドライブのモータ回転速度を表す第1の電圧を生成するステップと、
    少なくとも前記モータに接続されたヘッド機構用の駆動回路を含む集積回路チップ上に集積されたキャパシタに第2の電圧を維持するステップと、
    第1の電圧をソースに供給すると共に第2の電圧をゲートに供給してゲート・ソース間電圧を形成したトランジスタを用いて、第1の電圧と第2の電圧を比較するステップと、
    その比較の結果、ゲート・ソース間電圧が前記トランジスタをターンオンするのに十分な大きさになったとき前記第2の電圧を前記第1の電圧より大きいと判定して、前記モータの回転を止めるために制動回路を起動するステップと、
    を含む前記制動方法。
  2. 請求項1に記載の制動方法であって、モータ回転速度を表す第1の電圧を生成する前記ステップは前記モータから発生する逆起電力信号を検出するステップを含む前記制動方法。
  3. 請求項2に記載の制動方法であって、さらに、前記ヘッド機構が停止位置へ移動する後退時間を規定するため、前記第1および第2の電圧が等しくなる前に前記キャパシタの前記第1電圧を減衰させるような遅延時間が得られるような値に前記第2電圧を設定するステップを含む前記制動方法。
  4. 停電時にディスクドライブにブレーキをかける制動回路であって、
    前記ディスクドライブのモータ回転が少なくとも所定回転速度まで低下したことを表す出力信号を生成する回路であって、第1のスイッチ(18)と第1のキャパシタ(22)と第2のキャパシタ(24)とラッチ(26)とを有し、第1のスイッチは第1のキャパシタ上の基準電圧を切り替えるように動作し、第2のキャパシタは逆起電力電圧を受信するように動作する前記回路を備え、
    前記ラッチは基準電圧と逆起電力電圧との差に応答して前記出力信号を発生するように動作し、
    更に、モータ回転が少なくとも所定回転速度まで低下したことを表わす前記出力信号が発生したとき前記ディスクドライブにブレーキをかける回路を備えた、前記制動回路。
  5. 請求項4に記載の制動回路であって、前記モータ回転が少なくとも所定回転速度まで低下したことを表す出力信号を生成する前記回路は、前記モータ回転が所定レベル以下に低下したときにモータによって発生される逆起電力によって駆動される前記制動回路。
  6. 請求項4に記載の制動回路であって、更に、ヘッド機構後退回路を備えた前記制動回路。
  7. 請求項6に記載の制動回路であって、前記第1のキャパシタとトランジスタとを有し前記基準電圧を提供する回路を備え、ディスクドライブの正常動作時に基準電圧源からの所定基準電圧を前記第1のキャパシタに充電し、かつ停電時には前記第1のキャパシタが切り離されるように、前記トランジスタを接続した前記制動回路。
  8. 請求項7に記載の制動回路であって、前記第1のキャパシタを、逆起電力が前記所定の基準電圧に関する前記電圧レベル以下に降下するまでに必要な時間が前記ヘッド機構を所定位置まで後退させるための前記回路にとって十分であるような大きさにした前記制動回路。
  9. 請求項7に記載の制動回路であって、前記トランジスタを第1のNMOSトランジスタとする前記制動回路。
  10. 請求項9に記載の制動回路であって、前記モータの正常動作時にはハイであって、停電時にはローとなる後退信号を前記NMOSトランジスタのゲートに入力する前記制動回路。
  11. 請求項6に記載の制動回路であって、前記出力信号を生成する回路は、前記所定の基準電圧を前記玉起電力電圧と比較するように、前記逆起電力電圧が供給されるソースと前記基準電圧が供給されるゲートとを有するNMOSトランジスタを備え、前記逆起電力電圧が前記基準電圧より降下したときにブレーキ信号を発生するようにした、前記制動回路。
  12. 請求項6に記載の制動回路であって、更に、停電時に前記ヘッド機構後退回路と前記ラッチとに動力を供給するチャージポンプ(31)を備えた、前記制動回路。
  13. 請求項6に記載の制動回路であって、更に、前記逆起電力信号に含まれる電圧スパイクを減らすように接続されたフィルタを備えた前記制動回路。
JP00023499A 1997-12-31 1999-01-04 多相dcモータの制動方法および制動装置 Expired - Lifetime JP4528378B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7015897P 1997-12-31 1997-12-31
US070158 1997-12-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11288553A JPH11288553A (ja) 1999-10-19
JP4528378B2 true JP4528378B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=22093507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00023499A Expired - Lifetime JP4528378B2 (ja) 1997-12-31 1999-01-04 多相dcモータの制動方法および制動装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6177772B1 (ja)
EP (1) EP0927998B1 (ja)
JP (1) JP4528378B2 (ja)
KR (1) KR100625704B1 (ja)
DE (1) DE69834095T2 (ja)
SG (1) SG75146A1 (ja)
TW (1) TW405292B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6476996B1 (en) * 2000-02-15 2002-11-05 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive comprising an actuator driver circuit for retracting a head independent of a servo microprocessor when a spindle speed fault mode is detected
US6549361B1 (en) * 2000-04-19 2003-04-15 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive comprising spin down circuitry having a power clamp circuit for enhancing power and braking control
US6819072B2 (en) * 2000-12-18 2004-11-16 Texas Instruments Incorporated Disk drive servo arm retract and spindle brake circuit
US7061707B2 (en) * 2003-11-26 2006-06-13 Stmicroelectronics Asia Pacific Pte. Ltd. Configurable multi-mode architecture for power loss retraction of the read/write head of a hard disk drive
CN100350486C (zh) * 2004-04-14 2007-11-21 合邦电子股份有限公司 非混合型的互补型金氧半晶体管播放机马达驱动电路
US9209720B2 (en) 2013-09-24 2015-12-08 Seagate Technology Llc Energy transfer between data storage devices with moving parts
US9240742B1 (en) 2013-12-06 2016-01-19 Seagate Technology Llc Current boost circuit
US9105290B2 (en) * 2013-12-11 2015-08-11 Seagate Technology Llc Discontinuous charge/discharge power source for retract application
WO2019022711A1 (en) * 2017-07-25 2019-01-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. COUNTER-ELECTROMOTRIC FORCE CONTROLLERS

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4658308A (en) * 1986-03-05 1987-04-14 Miniscribe Corporation Method and apparatus for retracting head and braking motor of a disc drive device
EP0441030B1 (en) 1990-02-06 1996-10-09 Seagate Technology International Motor brake circuit for use in a magnetic disk drive system
JP3545049B2 (ja) * 1993-06-22 2004-07-21 エスティーマイクロエレクトロニクス,インコーポレイテッド 電源エネルギ障害時の逆起電力整流電圧
JPH0923688A (ja) * 1995-06-29 1997-01-21 Sgs Thomson Microelectron Inc ブラシレスdcモータ用パワーダウン制動ラッチ
EP0884727B1 (en) 1997-06-13 2006-02-01 STMicroelectronics, Inc. Power down brake latch circuit for a brushless dc motor

Also Published As

Publication number Publication date
EP0927998B1 (en) 2006-04-05
KR19990063574A (ko) 1999-07-26
JPH11288553A (ja) 1999-10-19
DE69834095T2 (de) 2006-08-31
EP0927998A2 (en) 1999-07-07
DE69834095D1 (de) 2006-05-18
US6177772B1 (en) 2001-01-23
SG75146A1 (en) 2000-09-19
TW405292B (en) 2000-09-11
KR100625704B1 (ko) 2006-11-30
EP0927998A3 (en) 1999-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6476996B1 (en) Disk drive comprising an actuator driver circuit for retracting a head independent of a servo microprocessor when a spindle speed fault mode is detected
US4237501A (en) Emergency head unload system for magnetic disk drive
KR100271198B1 (ko) 전력 다운시 헤드 캐리어를 파킹하기 위한 다단계 리트랙트 회로를 구비한 로드/언로드 디스크 드라이브
US4786995A (en) Automatic head retract system for disk drive
US5504402A (en) BEMF rectification voltage when power supply energy fails
US7274529B2 (en) Disk drive with adaptive actuator braking upon unexpected power loss
US4866554A (en) Automatic head retract system for disk drive
US6566832B2 (en) Method and apparatus for parking a read/write head during power interruptions by dynamic sequencing
US7369346B2 (en) Method for retracting head upon interruption of power, and disk drive employing the method
JP4528378B2 (ja) 多相dcモータの制動方法および制動装置
JPH0923688A (ja) ブラシレスdcモータ用パワーダウン制動ラッチ
JP2001210030A (ja) ディスク記憶装置及びアクチュエータ制御方法
US6819072B2 (en) Disk drive servo arm retract and spindle brake circuit
US6643087B1 (en) Disk drive with improved retract circuit and method
JP2005269808A (ja) モータ駆動回路とモータ駆動制御回路
US9105290B2 (en) Discontinuous charge/discharge power source for retract application
US6548973B1 (en) Method and apparatus for braking a polyphase DC motor
US6636374B1 (en) Intelligent speed monitoring auto retract system
JP4811859B2 (ja) 磁気ディスク制御方法と磁気ディスク制御装置
US6441681B1 (en) Method for preserving charges on a cap at the output of a regulator
JP3243790B2 (ja) ディスク装置およびリトラクト回路
US6765742B2 (en) Disk storage apparatus and head load control method
US7005817B2 (en) Energy conserving disc drive
GB2026208A (en) Emergency head unload system for magnetic disk drive
US6650498B1 (en) Actuator retract circuit for dual speed hard disk drive

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term