JPS5935111B2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク装置Info
- Publication number
- JPS5935111B2 JPS5935111B2 JP18021780A JP18021780A JPS5935111B2 JP S5935111 B2 JPS5935111 B2 JP S5935111B2 JP 18021780 A JP18021780 A JP 18021780A JP 18021780 A JP18021780 A JP 18021780A JP S5935111 B2 JPS5935111 B2 JP S5935111B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- head
- seek
- magnetic disk
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はコンタクト・スタート・ストップタイプの磁
気ヘッドを用いている磁気ディスク装置の改良に関する
。
気ヘッドを用いている磁気ディスク装置の改良に関する
。
ウインチエスタ型の磁気ディスク装置は、１磁気ヘッド
とディスクの組合わせを固定し、完全な密閉構造である
点、２ディスクの回転の停止時には、ディスク面上に磁
気ヘッドが位置し、この磁気ヘッドが荷重約１０グラム
のバネでディスク面に押しつけられており、ディスクが
回転を開始するとヘッドがディスク面と接触しながら滑
走し、回転数が約１０００にμｍ以上になると浮上する
コンタクト・スタート・ストップタイプである点を特徴
としている。
とディスクの組合わせを固定し、完全な密閉構造である
点、２ディスクの回転の停止時には、ディスク面上に磁
気ヘッドが位置し、この磁気ヘッドが荷重約１０グラム
のバネでディスク面に押しつけられており、ディスクが
回転を開始するとヘッドがディスク面と接触しながら滑
走し、回転数が約１０００にμｍ以上になると浮上する
コンタクト・スタート・ストップタイプである点を特徴
としている。
このように、ヘッドはディスクの回転時には、ディスク
面に接触しながら滑走するので、ディスク面に潤滑剤を
塗布し、さらにディスク面とヘッドの接触面（スキーと
呼称されている）を充分な鏡面に仕上げ、ディスク面を
傷つけないようにしている。しかしながら、このように
充分に滑らかに仕上げられたディスク面と、ヘッドが停
止時に面接触しているため、ディスク面とヘッドは密着
し易い状態となつている。
面に接触しながら滑走するので、ディスク面に潤滑剤を
塗布し、さらにディスク面とヘッドの接触面（スキーと
呼称されている）を充分な鏡面に仕上げ、ディスク面を
傷つけないようにしている。しかしながら、このように
充分に滑らかに仕上げられたディスク面と、ヘッドが停
止時に面接触しているため、ディスク面とヘッドは密着
し易い状態となつている。
このように密着した状態でディスクが回転を開始すると
、最初はヘッドを支えている板バネがたわみ、ディスク
と共に移動するが、ある位置以上になるとバネの力がデ
ィスク面とヘッドの密着力に打ち勝つ状態となり、ヘッ
ドがディスク而から離れる。このような状態になると、
ヘッドはバネの反発力によりムチ打ち現象を起こし、ヘ
ッドがディスク面を傷つけることになる。この対策とし
て、次のような方法が考えられている。
、最初はヘッドを支えている板バネがたわみ、ディスク
と共に移動するが、ある位置以上になるとバネの力がデ
ィスク面とヘッドの密着力に打ち勝つ状態となり、ヘッ
ドがディスク而から離れる。このような状態になると、
ヘッドはバネの反発力によりムチ打ち現象を起こし、ヘ
ッドがディスク面を傷つけることになる。この対策とし
て、次のような方法が考えられている。
１ヘッドがディスク面と接触するエリアの仕上げを粗く
し、ヘッドとディスク面との間に空気が入りやすい状態
とし、密着現象を防ぐ方法。
し、ヘッドとディスク面との間に空気が入りやすい状態
とし、密着現象を防ぐ方法。
２ディスクを回転させる前に、ヘッドを滑走する方向と
略直角のシーク動作の方向に数トラック分移動させ、デ
ィスク面とヘッドの間に空気を入れ、ヘッドの移動を停
止させてから磁気ディスクの回転を開始させる方法。
略直角のシーク動作の方向に数トラック分移動させ、デ
ィスク面とヘッドの間に空気を入れ、ヘッドの移動を停
止させてから磁気ディスクの回転を開始させる方法。
しかしながら、上記１の方法ではディスクの製造コスト
上高価になる。
上高価になる。
また上記２の方法では数トラック分ヘッドを移動させた
後に、ディスクを回転させるため、ヘッド移動後に再び
密着しやす’ いという不都合がある。この発明は上記
のような事情に鑑みてなされたものでディスクの回転開
始時に、効果的にヘッドとディスクの密着現象を防ぐこ
とができる磁気ディスク装置を提供することを目的とす
る。
後に、ディスクを回転させるため、ヘッド移動後に再び
密着しやす’ いという不都合がある。この発明は上記
のような事情に鑑みてなされたものでディスクの回転開
始時に、効果的にヘッドとディスクの密着現象を防ぐこ
とができる磁気ディスク装置を提供することを目的とす
る。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
図面はこの発明の一実施例の磁気ディスク装置の概略構
成図を示している。符号１は磁気デイスクを示している
。
成図を示している。符号１は磁気デイスクを示している
。
この磁気ディスク１ぱ、スピンドル２により中心部を固
定されており、スピンドル２をスピンドル駆動モータ３
により回転させることによりデイスク１を回転させるよ
うになつている。また、符号４は磁気ヘツドを示してい
る。このヘツド４は、板バネ５に取り付けられており、
この板バネ５によりヘツド４は支持され、デイスク１の
表面の方向に対して加圧されている。したがつて、デイ
スク１の回転停止時には、ヘツド４はデイスク１の表面
に接触した状態となつている。この板バネ５の一端部は
、アーム６に取り付けられている。このアーム６はヘツ
ド移動モータ７により直線的に移動されるようになつて
おり、ヘツド４によるデイスク１に対するシーク動作を
行なうことができるようになつている。前記スピンドル
駆動モータ３に＆丸図示せぬ制御回路から出力されるモ
ータ制御信号Ｍが、遅延回路８およびモータ駆動回路９
を介して供給されている。
定されており、スピンドル２をスピンドル駆動モータ３
により回転させることによりデイスク１を回転させるよ
うになつている。また、符号４は磁気ヘツドを示してい
る。このヘツド４は、板バネ５に取り付けられており、
この板バネ５によりヘツド４は支持され、デイスク１の
表面の方向に対して加圧されている。したがつて、デイ
スク１の回転停止時には、ヘツド４はデイスク１の表面
に接触した状態となつている。この板バネ５の一端部は
、アーム６に取り付けられている。このアーム６はヘツ
ド移動モータ７により直線的に移動されるようになつて
おり、ヘツド４によるデイスク１に対するシーク動作を
行なうことができるようになつている。前記スピンドル
駆動モータ３に＆丸図示せぬ制御回路から出力されるモ
ータ制御信号Ｍが、遅延回路８およびモータ駆動回路９
を介して供給されている。
このモータ制御信号Ｍによりスピンドル駆動モータ３を
回転制御させるようになつている。また、前記ヘツド移
動モータ７には、図示せぬ制御回路から出力される通常
のシーク動作を行なうためのシーク信号ＮＳおよびシー
ク信号発生回路１０から出力される数トラツク分のシー
ク信号ＳＳが、モータ駆動回路１１を介して供給されて
いる。このシーク信号ＮＳおよびＳＳによりヘツド移動
モータ７は制御されるようになつている。また、上記シ
ーク信号発生回路１０は、モータ制御信号Ｍにおけるデ
イスク回転起動信号を受けて、数トラツク分のシーク信
号ＳＳを発生する機能を持つている。次に、上記実施例
の動作を説明する。
回転制御させるようになつている。また、前記ヘツド移
動モータ７には、図示せぬ制御回路から出力される通常
のシーク動作を行なうためのシーク信号ＮＳおよびシー
ク信号発生回路１０から出力される数トラツク分のシー
ク信号ＳＳが、モータ駆動回路１１を介して供給されて
いる。このシーク信号ＮＳおよびＳＳによりヘツド移動
モータ７は制御されるようになつている。また、上記シ
ーク信号発生回路１０は、モータ制御信号Ｍにおけるデ
イスク回転起動信号を受けて、数トラツク分のシーク信
号ＳＳを発生する機能を持つている。次に、上記実施例
の動作を説明する。
まず、図示せぬ制御回路からモータ制御信号Ｍであるデ
イスク回転起動信号が、シーク信号発生回路１０および
遅延回路８に祖給される。デイスク回転起動信号を受け
たシーク信号発生回路１０は、数トラツク分のシーク信
号ＳＳを発生する。この数トラツク分のシーク信号ＳＳ
は、モータ駆動回路１１を介してヘツド移動モータ７に
与えられ、ヘツド４を数トラツク分移動させる。一方、
デイスク回転起動信号は、遅延回路８により遅延され、
モータ駆動回路９を介してスピンドル駆動モータ３に供
給される。これによりスピンドル２が回転され、デイス
ク１が回転を開始する。このデイスク１が回転を開始す
るタイミングは、遅延回路８により定められるもので、
ヘツド４がシーク信号発生回路１０から発生されたシー
ク信号ＳＳにより数トラツク分のシーク動作を行なつて
いる際中にデイスク１が回転を開始するようにしている
。そして、デイスク１が所定の回転状態となると、図示
せぬ制御回路から出力される通常のシーク信号ＮＳによ
りヘツド移動モータ７が制御され、通常のシーク動作が
行なわれる。上記のような磁気デイスク装置は、デイス
クの回転開始時にヘツドを数トラツク分移動させ、ヘツ
ドとデイスク面の密着を防ぐとともに、ヘツドの数トラ
ツク分のシーク動作の際中に、デイスクが回転を開始す
るので、従来のように、再び密着するという可能性はな
くなる。
イスク回転起動信号が、シーク信号発生回路１０および
遅延回路８に祖給される。デイスク回転起動信号を受け
たシーク信号発生回路１０は、数トラツク分のシーク信
号ＳＳを発生する。この数トラツク分のシーク信号ＳＳ
は、モータ駆動回路１１を介してヘツド移動モータ７に
与えられ、ヘツド４を数トラツク分移動させる。一方、
デイスク回転起動信号は、遅延回路８により遅延され、
モータ駆動回路９を介してスピンドル駆動モータ３に供
給される。これによりスピンドル２が回転され、デイス
ク１が回転を開始する。このデイスク１が回転を開始す
るタイミングは、遅延回路８により定められるもので、
ヘツド４がシーク信号発生回路１０から発生されたシー
ク信号ＳＳにより数トラツク分のシーク動作を行なつて
いる際中にデイスク１が回転を開始するようにしている
。そして、デイスク１が所定の回転状態となると、図示
せぬ制御回路から出力される通常のシーク信号ＮＳによ
りヘツド移動モータ７が制御され、通常のシーク動作が
行なわれる。上記のような磁気デイスク装置は、デイス
クの回転開始時にヘツドを数トラツク分移動させ、ヘツ
ドとデイスク面の密着を防ぐとともに、ヘツドの数トラ
ツク分のシーク動作の際中に、デイスクが回転を開始す
るので、従来のように、再び密着するという可能性はな
くなる。
したがつて、デイスクの回転開始時における、ヘツドと
デイスク面が密着しているために発生するとムチ打ち現
象によリデイスク面が傷つけられるということはなくな
る。なお、上記実施例では、デイスクの回転開始のタイ
ミングを制御するのに遅延回路を設けるようにし、数ト
ラツク分のシーク信号を発生させるためにシーク信号発
生回路１０を設けるようにしたが、これは、シーク信号
ＮＳおよびモータ制御信号Ｍをマイクロプログラムによ
り制御することにより、上記同様の動作を行なわせるよ
うにしてもよいものである。
デイスク面が密着しているために発生するとムチ打ち現
象によリデイスク面が傷つけられるということはなくな
る。なお、上記実施例では、デイスクの回転開始のタイ
ミングを制御するのに遅延回路を設けるようにし、数ト
ラツク分のシーク信号を発生させるためにシーク信号発
生回路１０を設けるようにしたが、これは、シーク信号
ＮＳおよびモータ制御信号Ｍをマイクロプログラムによ
り制御することにより、上記同様の動作を行なわせるよ
うにしてもよいものである。
以上述べたようにこの発明によれば、デイスクの回転開
始時に、効果的にヘツドとデイスクの密着現象を防ぐこ
とができる磁気デイスク装置を提供することができる。
始時に、効果的にヘツドとデイスクの密着現象を防ぐこ
とができる磁気デイスク装置を提供することができる。
図面はこの発明の一実施例の磁気デイスク装置の概略構
成図である。 １・・・・・・デイスク、２・・・・・・スピンドル、
３・・・・・・スピンドル駆動モータ、４・・・・・・
ヘツド、５・・・・・・板バネ、６・・・・・・アーム
、７・・・・・・ヘツド移動モータ、８・・・・・・遅
延回路、９・・・・・・モータ駆動回路、１０・・・・
・・シーク信号発生回路、１１・・・・・・モータ駆動
回路。
成図である。 １・・・・・・デイスク、２・・・・・・スピンドル、
３・・・・・・スピンドル駆動モータ、４・・・・・・
ヘツド、５・・・・・・板バネ、６・・・・・・アーム
、７・・・・・・ヘツド移動モータ、８・・・・・・遅
延回路、９・・・・・・モータ駆動回路、１０・・・・
・・シーク信号発生回路、１１・・・・・・モータ駆動
回路。
Claims (1)
- １ コンタクト・スタート・ストップ方式の磁気ヘッド
を用いた磁気ディスク装置において、装置の起動時にモ
ータ制御信号により磁気ヘッドを所定トラック分シーク
させるシーク制御手段と、このシーク制御手段による前
記磁気ヘッドのシーク動作中に前記モータ制御信号に基
づいて磁気ディスクを回転開始させるモータ制御手段と
を具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18021780A JPS5935111B2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18021780A JPS5935111B2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | 磁気デイスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57103161A JPS57103161A (en) | 1982-06-26 |
| JPS5935111B2 true JPS5935111B2 (ja) | 1984-08-27 |
Family
ID=16079444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18021780A Expired JPS5935111B2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935111B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4530021A (en) * | 1982-11-26 | 1985-07-16 | International Business Machines Corporation | Micromotion release of heads from lubricated magnetic disks |
| JPS60170081A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-03 | Tokico Ltd | 磁気デイスク装置 |
| US4589036A (en) * | 1984-12-03 | 1986-05-13 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for instrumented radial translation of a read/write transducer at start-up of a rotating disk file |
| JPS62252581A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-04 | Teac Co | 磁気記憶装置 |
| JP2589292B2 (ja) * | 1986-06-14 | 1997-03-12 | キヤノン電子 株式会社 | 磁気ディスク装置の駆動方法 |
| JPH071617B2 (ja) * | 1986-06-30 | 1995-01-11 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置の磁気ヘッド制御方法 |
| JPS63177382A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-21 | Nec Corp | デイスク装置 |
| JPH05174525A (ja) * | 1992-04-17 | 1993-07-13 | Teac Corp | 磁気記憶装置 |
-
1980
- 1980-12-19 JP JP18021780A patent/JPS5935111B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57103161A (en) | 1982-06-26 |
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