JPH10502082A - 血液プール及びリンパ系のx線写真造影剤としてのジアトリゾキシエステル - Google Patents
血液プール及びリンパ系のx線写真造影剤としてのジアトリゾキシエステルInfo
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- JPH10502082A JPH10502082A JP8503197A JP50319796A JPH10502082A JP H10502082 A JPH10502082 A JP H10502082A JP 8503197 A JP8503197 A JP 8503197A JP 50319796 A JP50319796 A JP 50319796A JP H10502082 A JPH10502082 A JP H10502082A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は構造式(I):
ここで、nは3から20までの整数であり;R1は、H、アルキル基、フロロアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシアルキル基、又はアセタミドアルキル基であり;R2,R3及びR4は、それぞれ独立して、H、アルキル基、フロロアルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン、ヒドロキシ基、アシルアミノ基、アセタミドアルキル基、-COO- アルキル基、-COO- アリール基、-COO- アラルキル基、シアノ基、スルホニル基、カルボキシアミド基、又はスルホンアミド基であり:R5は、H、アルキル基、フロロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシ基、アシルアミノ基、アセタミドアルキル基、シアノ基、スルホニル基、カルボキシアミド基、又はスルホンアミド基であり;R6及びR7は、それぞれ独立して、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、又はアラルキル基であり;そしてR8及びR9は、それぞれ独立して、H又は-COR6基である、を有する粒状ヨウ化アロイルオキシエステル造影剤の造影効果量を投与することを含むほ乳類の血液プール及び/又はリンパ系のX線診断写真方法に関するものである。更に、本発明は、nが5から20の整数である上記構造を有する新規のヨウ化アロイルオキシエステル造影剤、かかる造影剤を含むX線造影組成物、及びかかる造影剤を使用したX線診断写真方法に関するものである。
Description
【発明の詳細な説明】
血液プール及びリンパ系のX線写真造影剤としてのジアトリゾキシエステル
発明の属する分野
本発明は粒状ジアトリゾキシエステル(diatrizoxy ester)を造影剤として使用
したほ乳類の血液プール及び/又はリンパ系のX線写真診断方法に関し、並びに
X線造影用組成物及び写真診断方法において造影剤として有用な特定の新規ジア
トリゾキシエステルに関するものである。
発明の背景
X線写真は人体に於ける様々な病状の早期検出及び診断において広く用いられ
る非常に有益な技術である。医療用X線写真方法に於いては像を向上させるため
に造影剤を使用することが広く行われている。医療写真用のヨウ化造影剤及び他
の造影剤に関する優れた背景情報は、スワンソン(D.P.Swanson)等によるPharma ceuticals in Medical Imaging
,1990,MacMillan Publishing Companyに記載さ
れている。
米国特許第3097228号には構造式、
(ここでR1はH又は低級アルキル基であり、R2はH又は低級アルカノイル基で
あり、R3はH又は低級アルカノイルアミノ基であり、R4は低級アルキル基であ
る)を有する2,4,6-トリヨードベンゾイルオキシアルカン酸の誘導体が記述され
ている。この試薬は、遊離酸形態又は非毒性塩形態で経口投与或いは水溶性非毒
性塩形態で静脈投与した場合に、胆嚢を造影する(胆嚢造影)ためのX線造影剤
として有用である。その中の実施例15には、2-(3,5- ジアセトアミド-2,4,6-
トリヨードベンゾイルオキシ)ヘキン酸エチル、つまり
が記載されている。
ベーコン(Bacon)等により1992年12月16日に出願された共通譲渡米国
特許出願第07/990987号は、X線写真組成物及び方法において造影剤と
して有用なヨウ化アロイルオキシエステルを記述している。しかしながら、ベー
コン等により記述された全ての化合物は、C2又はそれ以上のアルキレン基を通
してエステル基がヨウ化芳香環上の他のエステル基に結合することを特徴とする
ものである。
欧州特許EP−A498482号は医療用写真において非常に有用であること
が証明されたナノ粒子X線造影組成物を記述している。この組成物は有機X線造
影剤の粒子及びその表面に吸着された表面改質剤からなり、400nm以下の有
効平均粒子径を有している。この試薬を、例えば、血液プール、肝臓、膵臓、腎
臓、又はリンパ
節といった特定の組織又は液体部位に搬送することが可能である。その実施例8
には、2-(3,5-ビス(アセチルアミノ)-2,4,6-トリヨードベンゾイルオキシ)酪酸
エチル、つまり、
(ここで(Z)−COOはジアトリゾン酸の残基である)
からなる製剤を記述している。
しかしながら、2-(3,5-ビス(アセチルアミノ)-2,4,6-トリヨードベンゾイルオ
キシ)酪酸エチルは、例えば様々な溶媒から再結晶化された場合に、混合結晶形
態、つまり多形相、を呈することが明らかになっている。この特性の理由は完全
には解明されていないが、いずれにしても混合結晶形態であるということは様々
な理由により不都合である。一例として、混合結晶形態の存在は、得られる結果
に再現性が欠如するということにより、例えば、化学製造工程及び粉砕工程を含
む規模の拡大を問題のあるものとさせる。更に、2-(3,5-ビス(アセチルアミノ)-
2,4,6-トリヨードベンゾイルオキシ)酪酸エチルのナノ粒子製剤は、例えば従来
の加熱殺菌といったオートクレーブにおいて不安定である。
従って、2-(3,5-ビス(アセチルアミノ)-2,4,6-トリヨードベンゾイルオキシ)
酪酸エチルの特長を有し、一定かつ再現性のある結晶形態を呈示し、再現性のあ
る規模拡大が行え、オートクレーブにより加熱殺菌が可能な難溶性X線造影剤の
提供が非常に所望される。
発明の要約
我々は、特定のジアトリゾキシエステルが製造及び精製の間に再現性のある結
晶形態を呈示し、それ故、ほ乳類の血液プール及びリンパ系のX線写真診断方法
において使用される粒子状造影剤として
再現性のある規模拡大に特に適応できることを発見した。
物質面での組成物において、我々は、診断用X線写真組成物及び方法における
造影剤として有用な新規ジアトリゾキシエステルを発見し合成した。
より詳細には、本発明に従い、ほ乳類の血液プール又はリンパ系に構造式Iを
有する造影効果量の粒状ジアトリゾキシエステル造影剤を投与することを含む医
療診断用X線写真方法が提供される。
ここで、nは3から20までの整数であり、
R1は、H、アルキル基、フロロアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
アラルキル基、アルコキシアルキル基、又はアセタミドアルキル基であり、
R2,R3及びR4は、それぞれ独立して、H、アルキル基、フロロアルキル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン、ヒドロキシ基、アシルアミノ基、ア
セタミドアルキル基、-COO- アルキル基、-COO- アリール基、-COO- アラルキル
基、シアノ基、スルホニル基、カルボキシアミド基、又はスルホンアミド基であ
り、
R5は、H、アルキル基、フロロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシ基、アシル
アミノ基、アセタミドアルキル基、シアノ基、スルホニル基、カルボキシアミド
基、又はスルホンアミド基であり、
R6及びR7は、それぞれ独立して、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基
、又はアラルキル基であり、そして
R8及びR9は、それぞれ独立して、H、又は-C0R6基である。
他の例においては、nが5から20の整数である上の構造式Iを
有する新規のジアトリゾキシエステルが提供される。本発明は更に、上述の新規
化合物を含むX線造影組成物、及び造影生成効果量のかかるX線造影組成物をほ
乳類に投与することを含む医療診断用X線写真方法を提供する。
本発明の有益な特徴の1つは、精製の間に一定の結晶形態を呈示し、それ故、
再現性のある規模拡大に特に適応できるジアトリゾキシエステルを有するX線造
影組成物を使用して血液プール及びリンパ系のX線写真診断方法が提供されるこ
とである。
本発明の他の有益な特徴は、加熱殺菌の間に向上された安定性を示すX線造影
組成物が血液プール及びリンパ系写真用に提供されることである。
本発明の他の有益な特徴は、粒状X線造影剤として特別な利用法が見いだされ
る新規なジアトリゾキシエステルが提供されることである。
好ましい具体例の説明
上述の構造式Iに於て、R1はH;好ましくは1から20個の、より好ましくは
1から14個の、最も好ましくはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、ペンチル、ヘキシル等の1から8個の炭素原子を含有する直鎖又は分枝ア
ルキル基;トリフロロメチル等のアルキル部分が上述のように定義され1から(
2m+1)のフッ素原子を含有するフロロアルキル基(ここでmはアルキル基に
おける炭素原子の数である);シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル
、及びシクロヘキシル等の好ましくは3から8個の炭素原子を含有するシクロア
ルキル基;フェニル及びナフチル等の好ましくは6から10個の炭素原子を含有
するアリール基;ベンジル等の好ましくは7から12個の炭素原子を含有するア
ラルキル基;アルキル部分が上述のアルキルにおいて定義されたように好ましく
は1から20個の炭素原子を含有するアルコキシアルキル基;又は、アセタミド
アルキル基、つまり
(ここで、アルキル基は上述の定義のとおりである)
である。
R2,R3及びR4は、それぞれ独立して、H、好ましくは1から20個の、より好
ましくはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル等の1から8個の炭素原子を含有する直鎖又は分技アルキル基;トリフロロメ
チル等のアルキル部分が上述の通りであり1から(2m+1)のフッ素原子を含
有するフロロアルキル基(ここでmはアルキル基における炭素原子の数である)
;アルキル部分が好ましくは上述のように1から20個の炭素原子を含有するア
ルコキシ基;アリール部分が好ましくは上述のように6から10個の炭素原子を
含有するアリールオキシ基;フッ素、塩素、臭素又はヨウ素等のハロゲン;ヒド
ロキシ基;アシルアミノ基、つまり、
アセタミドアルキル基、つまり、
(ここでアルキル基は上述の定義のとおりである);アルキル部分が上述の定義
とおりである-COO- アルキル基;アリール部分が上述のとおりである-COO- アリ
ール基;アラルキル部分が上述の定義のとおりである-COO- アラルキル基;、シ
アノ基;スルホニル基;カ
ルボキシアミド基;スルホンアミド基等である。
R5は、H;上に定義されたアルキル基;上に定義されたフロロアルキル基;フ
ッ素、塩素、臭素又はヨウ素等のハロゲン;ヒドロキシ基、アシルアミノ基、つ
まり、
アセタミドアルキル基、つまり、
(ここでアルキル基は上述の定義のとおりである);シアノ基;スルホニル基;
カルボキシアミド基又はスルホンアミド基である。しかしながら、ハロゲン、ヒ
ドキシ基、及びアシルアミノ基等の反応性置換基が、エステル基に最も近い炭素
原子に結合していることは好ましくない。従って、特に好ましい具体例において
、R5は、H、アルキル基、フロロアルキル基、アセタミドアルキル基、シアノ基
、スルホニル基、カルボキシアミド基、又はスルホンアミド基である。この理由
は、R5がハロゲン、ヒドロキシ基又はアシルアミノ基である時には化合物がより
反応的になり、粒状X線造影剤としての有用性が減少してしまう為である。
R6及びR7は、それぞれ独立して、上に定義されるアルキル基、上に定義される
シクロアルキル基、上に定義されるアリール基、又は上に定義されるアラルキル
基である。
R8及びR9は、それぞれ独立して、H、又は-COR6基(ここでR6は上に定義され
るアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、又はアラルキル基である)であ
る。
R10及びR11は、それぞれ独立して、上のR5に定義される置換基、又はR10及びR11
は、それらが結合している窒素原子と共に、ピペ
リジル、ピペリジニル、ピロリジニル等の4〜7韻飽和又は不飽和窒素含有環を
表す。
表Iに説明される以下の化合物は、本発明に従い調製された好ましい化合物の
特定の説明的な例である。これらの化合物は、R1がC2H5であり、R2、R3、R4及び
R5がHであり、R6及びR7がCH3であり、R8及びR9がHである上の構造式Iに一致
する。
本発明の化合物は、ジアトリゾン酸のカルボン酸塩と式:
(ここでXは離脱基であり、n及びR1〜R5は上の定義のとおりである)
を有する官能化エステルとを適切な溶媒中で接触させることにより調製すること
が可能である。適切な離脱基には、Br、I、Cl等
のハロゲン、並びにメタンスルホニルオキシ及びトルエンスルホニルオキシ等の
スルホニルオキシ基が含まれる。本発明による化合物の調製における開始物質と
して有用なヨウ化安息香酸のカルボン酸塩及び官能化エステルは、既知の化合物
及び/又は斯界に知られる技術により調製できるものである。例えば、適切なエ
ステルには以下に例示される市販のブロモエステル及びクロロエステル誘導体が
含まれる。一般的反応経路は以下のとおりである:
かかる反応は−78℃から100℃の間、好ましくは−40℃から50℃の間
の様々な温度範囲において行うことが可能である。都合により反応を周囲温度で
行うことも可能であるが、高圧及び低圧の使用が考慮される。
かかる反応は全ての適切な溶媒中において行うことが可能である。適切な溶媒
にはN,N-ジメチルホルムアミド(DMF)及びジメチルスルホキシド(DMSO
)が含まれる。
ヨウ化化合物は、化合物の造影増強能力に悪影響を与えない置換基を含有する
ことができる。例えば、上記の構造式Iにおけるアルキル基、シクロアルキル基
、アリール基、アラルキル基、及びアルコキシ基を置換しない、又はアルキル基
、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基
、アシルアミノ基、カルボアルコキシ基、カルバミル基等のX線造影剤としての
化合物の安定性又は有効性に悪影響を与えない様々な置換基により置換すること
が可能である。
本発明の化合物は、X線造影剤として使用される場合には、少な
くとも約30重量%、より好ましくは少なくとも35重量%、最も好ましくは少
なくとも40重量%のヨウ素を含有する。
好ましい具体例において、本発明の化合物は、共有欧州特許EP−A4984
82号に記述されているように、粒状X線造影組成物、好ましくはナノ粒状X線
組成物に配合することが可能である。好ましい化合物は150℃以上の融点を有
する。かかるナノ粒子組成物は、本発明の化合物を液体分散溶媒中に分散させ、
ナノ粒子を形成させる為に堅い粉砕媒体及び表面改質剤の存在下に於て化合物を
ウェット粉砕することにより調製することができる。その代わりに、アトリショ
ンの後に表面改質剤を化合物に接触させても良い。好ましい表面改質剤には非イ
オン系界面活性剤が包含される。
好ましい具体例において、表面改質剤は高分子量非イオン系界面活性剤である
。好ましい界面活性剤には、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのブロッ
ク共重合体であるプルロニック(Pluronic,登録商標)F68 及びF108等のポロキサ
マー(poloxamers)、エチレンジアミンへのプロピレンオキシド及びエチレンオキ
シドの連続添加に由来するテトラ官能化ブロック共重合体であるテトロニック(T
etronic,登録商標)908 (ポロキサミン908としても知られる)等のポロキサ
ミン(poloxmines)、及びジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(DOSS)等の
コハク酸ナトリウムのジアルキルエステル、が含まれる。表面改質剤の濃度は、
造影剤と表面改質剤とを合わせた総重量を基として約0.1〜75重量%の範囲
であることができ、好ましくは1〜60重量%、より好ましくは5〜25重量%
である。
好ましい具体例において、表面改質ナノ粒子形態のX線造影剤組成物は、蒸気
熱オートクレーブの間の安定性を更に増加させるために曇り点変化剤を有するこ
とができる−つまり、曇り点変化剤が加熱殺菌間における粒子凝集を減少させる
。好ましい曇り点変化剤には、PEG 400 等のポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、
エタノール、ヒドロキシプロピレンシクロデキストリン及びグリセロール等の非
イオン性曇り点変化剤;スルホコハク酸ナトリウムのジオクチルエステル(DO
SS)等のスルホコハク酸ナトリウムのジアルキルエステルを含む米国特許第5
298262号に記述されたようなイオン系曇り点変化剤;並びにジアシルホス
ファチジルグリセロール及びジミリストイルホスファチジルグリセロール等の荷
電リン脂質、が含まれる。曇り点変化剤は、X線造影組成物の総重量を基として
0.005〜50重量%、好ましくは0.01〜30重量%、より好ましくは0
.05〜20重量%の量で存在することができる。
本発明のX線造影組成物は、好ましくは粒子形態の上述の化合物及びそれらに
対する生理学的に認容される担体を含む。例えば、かかる粒子をX線造影剤の担
体として作用する水性液体中に分散させることが可能である。他の適切な担体に
は、アルコール等の水性及び非水性混合溶媒等の液体担体、ゲル、空気等のガス
、及び粉末が含まれる。
かかるX線造影用組成物は約1〜99.9、好ましくは2〜45、より好まし
くは10〜30重量%の上述の粒子を含有することができ、組成物の残りは担体
、添加剤等である。組成物が凍結乾燥形態の場合には、粒子の約100重量%ま
での組成物が考えられる。
投与される造影剤の量は、斯界の当業者に知られる技術に従い十分な造影増強
効果が得られるように選択される。多くの写真の適用に於いて典型的な投与量は
、被試験者の体重1キログラムにつきヨウ素量が20〜450mgになる範囲で
あることができる。例えばリンパ造影等の幾つかの適応に於いては、例えば0.
5〜20mg I/kg といった低量の投与が効果的である。血液プール写真用には、
投与量は体重1キログラムにつきヨウ素量が50〜450mgになる範囲である
ことができ、体重1キログラムにつきヨウ素量が100〜250mgであること
が好ましい。
X線造影用組成物はX線造影剤の特性を制御及び/又は増強するために使用さ
れる1種又はそれ以上の通常の添加剤を包含することができる。例えば、デキス
トラン又はヒト血清アルブミン等の増粘剤、緩衝剤、粘度調整剤、懸濁剤、解こ
う剤、抗クロッグ剤、混合剤及び他の薬剤等を添加することが可能である。ある
特定の添加剤の部分的リストには、ガム、デキストラン等の糖、ヒト血清アルブ
ミン、ゼラチン、アルギン酸塩、寒天、デキストリン、ペクチン及びカルボキシ
メチルセルロースナトリウムが含まれる。かかる添加剤、界面活性剤、保存剤等
を本発明の組成物に包含させることができる。
本発明に於ける医療手段に使用される写真診断方法は、X線撮影を必要とする
被試験体に効果造影生成量の上述のX線造影用組成物を投与することを含む。人
間の患者に加え、被試験体は、兎、犬、猫、猿、羊、豚、馬、ウシ科動物等のほ
乳類種を含むことができる。その後、投与された造影剤を含有する身体の少なく
とも1部がX線に晒され、造影剤の存在に対応するX線写真パターンが形成され
る。次に、かかる写真パターンを視覚化することができる。例えば、全てのX線
視覚化技術、好ましくはコンピュータによる断層X線写真法等の高造影技術、を
通常の方法で適用することが可能である。その代わりに、写真パターンをX線感
応燐光スクリーン−ハロゲン化銀写真フィルムの組み合わせにより直接観察する
ことも可能である。
本発明の組成物を、方法様式及び検査される組織の解剖学的状態に依存して様
々なルートによって投与することができる。適切な投与ルートには、カテーテル
を使用した導管(動脈又は静脈)投与、静脈内投与、直腸投与、皮下投与、筋肉
内投与、病巣内投与、包膜内投与、腔内投与、経口投与、吸引投与、例えば関節
検査法による腹腔への直接投与等が含まれる。
血液プール及びリンパ系写真といった好ましい適用に加えて、本発明のX線造
影用組成物はまた全ての臓器又は体腔に対する造影剤
として有用である。例えは、本発明の組成物は、血管造影媒体、尿路造影媒体、
脊髄造影媒体、胃腸造影媒体、胆嚢及び胆管造影媒体、関節造影媒体、子宮卵管
造影媒体、口腔造影媒体及び気管支造影媒体として有用である。
以下の例が本発明を更に例証する。例1−化合物3の調製
ドライDMF(1200ml)中で攪拌されているジアトリゾン酸ナトリウム
(150g、235mmol)の溶液に2-ブロモヘプタノン酸エチル(43g、
258.2mmol)を加えた。溶液を90℃で一晩加熱し、次に60℃まで冷
却し、反応混合物を水(20リットル)中にゆっくりと注いだ。得られた白色沈
殿物をろ過により採取し、高真空下で90℃で乾燥させて分析的に純粋な生成物
、mp250〜257℃、135gを得た。質量分析(MS)及び1H−NMR
(300MHz)分光データは所望される物質と一致していた。C20H25I3N2
O6の計算値:C 31.16;H 3.25;I 49.44;N 3.64
、実際:C 30.86;H 3.13;I 49.08;N 3.60。例2 化合物1の調製
ドライDMF(1200ml)中で攪拌されているジアトリゾン酸ナトリウム
(100g、159.3mmol)の溶液に2-ブロモ吉草酸エチル(39.3g
、187.8mmol)を加え、次にこの混合物を90℃で一晩加熱した。60
℃まで冷却した後、混合物を攪拌しながら水(20リットル)中にゆっくりと注
いだ。得られた白色沈殿物をろ過により採取し、水で洗浄し、(高真空下、90
℃)で乾燥させて98gの粗生成物を得た。この物質を最初はD
MF/H2O、次にDMF/CH3OH(1:2)により再結晶化させて、分析的
に純粋な生成物、mp>270℃、を得た。MS及び1H−NMR(300MH
z)分光データは所望される物質と一致していた。C18H21I3N2O6の計算値
:C29.11;H 2.83;I 51.30;N 3.77、実際:C 2
8.88;H 2.80;I 50.94;N 3.68。例3 化合物2の調製
上述の例1及び2に記述したものと類似の方法を用いて、分析的に純粋な化合
物2、mp263〜265℃、を調製した。MS及び1H−NMR分光データ(
300MHz)は所望される物質と一致した。C19H23I3N2O6の%計算値/
実際:C 30.15/30.22;H 3.04/3.00;I 50.35
/50.19;N 3.70/3.66。
化合物2の水性可溶度は、2-(3,5-ビス(アセチルアミノ)-2,4,6-トリヨードベ
ンゾイルオキシ)酪酸エチルの可溶度より約40倍低かった。これは粒状薬剤適
応における意義ある特長である。例4 化合物4の調製
上述の例1及び2に記述したものと類似の方法を用いて、分析的に純粋な化合
物4、mp220〜222℃、を調製した。MS及び1H−NMR分光データ(
300MHz)は所望される物質と一致した。C21H27I3N2O6の%計算値/
実際:C 32.19/32.11;H 3.44/3.36;I 48.55
/48.42;N 3.57/3.55。例5 化合物5の調製
上述の例1及び2に記述したものと類似の方法を用いて、分析的
に純粋な化合物5、mp225〜228℃、を調製した。MS及び1H−NMR
分光データ(300MHz)は所望される物質と一致した。C23H31I3N2O6
の%計算値/実際:C 33.98/34.00,H 3.82/3.84;I
46.87/46.83,N 3.45/3.31。例6 化合物6の調製
上述の例1及び2に記述したものと類似の方法を用いて、分析的に純粋な化合
物6、mp228〜231℃、を調製した。MS及び1H−NMR分光データ(
300MHz)は所望される物質と一致した。C25H35I3N2O6の%計算値/
実際:C 35.70/35.78;H 4.17/4.22;I 45.31
/45.37;N 3.33/3.25。例7 化合物7の調製
上述の例1及び2に記述したものと類似の方法を用いて、化合物7、mp>1
60℃、を調製した。
C27H39I3N2O6の%計算値/実際:C 37.31/40.50;H 4.
49/5.11;I 43.84/38.37;N 3.22/2.77。例8 化合物8の調製
上述の例1及び2に記述したものと類似の方法を用いて、分析的に純粋な化合
物8、mp232〜233℃、を調製した。MS及び1H−NMR分光データ(
300MHz)は所望される構造と一致した。例9〜11
−プルロニック F68、プルロニック F108 、又はテトロニック T-908 を使用したナノ粒子化合物2造影剤の調製
ケイ酸ジルコニウムのビーズ(直径1.1mm)約12mlの入った3つの1
.5オンス茶色ガラス性ボトルのそれぞれに最終懸濁液の15%(w/v)を占
めるのに十分な量の化合物2を加えた。ボトルAには3%(w/v)のプルロニ
ック F68を加えた。ボトルBには3%(w/v)のプルロニック F108 を加えた
。ボトルCには3%(w/v)のテトロニック T-908を加えた。得られた懸濁液
をローラミルを使用して約150rpmで合計9日間粉砕した。様々な期間にお
いて得られた粒子径の概算は以下に詳細に示されている:
0.1%(w/v)DOSSは曇り点変化剤としてF108及びT908サンプルのオ
ートクレーブに添加した。
これらの例は加熱オートクレーブに対する優れた安定性及び保存安定性と同様
にF108及びT908による化合物2の小粒子の予期せぬ安定化を証明するものである
。オートクレーブ後の200nm未満の粒子径の安定化は極めてまれなものであ
る。例12〜13
−プルロニック F108 を使用したナノ粒子化合物2造影剤の調製及 び血液プール写真
無菌条件の中、ケイ酸ジルコニウムのビーズ(直径1.1mm)の存在下で1
5%の化合物2を4%のプルロニック F-108と共に3日間粉砕した。他の塩又は
界面活性剤は加えなかった。光散乱法によって測定された得られたナノ粒子懸濁
液の平均粒子径は162nmであった。
この検体の造影有効性に関し、マサチューセッツ州、チャールスタウン、マサ
チューセッツGeneral HospitalのCenter for Imaging and Pharmaceutical Rese
arch(CIPR)にて試験を行った。3ml/kgの投与量で検体をニュージーラン
ド白色ウサギに遅丸薬剤注射(slow bolus injenction)した。肝臓、膵臓、並び
に大動脈及び左心室にて測定した血液プールの混濁化を、注射後、5、15、3
0、60及び120分において、東芝900S Imager CTスキャナー及び付帯ソフ
トウェアを使用したコンピュータ連動断層撮影(CT)にて測定した。この分析
による結果は、この化合物2の製剤が30分を越える優れた血液プール混濁化、
続いて120分間の非常に良好な肝臓及び非常に良好な膵臓混濁化を生じ得るこ
とを示した。注射後24時間の写真は肝臓及び膵臓からの部分的な消滅と共に血
液からの完全な消滅を示した。例14〜15
−プルロニック F108 及びPEG 400を使用したナノ粒子化合物2 造影剤のオートクレーブ可能製剤の調製及びリンパ管造影写真
プルロニック F-108の存在下で化合物2をケイ酸ジルコニウムのビーズ(直径
1.1mm)と共に3日間粉砕した。最終粒子径は235nmと測定された。こ
の時点で、最終的に15%(w/v)のWIN 70146 、3%(w/v)のプルロニ
ック F-108、及び10%(w/v)のPEG 400が製剤に含有されるように無菌
PEG 400を懸濁液に加えた。この製剤を次に通常の条件、つまり121℃で2
0分間、の下でオートクレーブにかけ、248nmの最終粒子径を得た。
血液プール写真には上述のプロトコール(3ml/kg)を使用し、リンパ管
造影には足に2回注射(0.25ml)することにより、ニュージーランド白色
ウサギの血液プール及びリンパ管造影における製剤の評価をCIPRにて行った。そ
の結果は、化合物2が少なくとも30分間の血液プール懸濁化能力を有し、この
タイプのものにあっては現在の最高の懸濁化レベルを達せられる優れたリンパ管
造影剤であることを示した。東芝900S Imager CTスキャナーを用いてスキャン
を行い、像密度をウサギと同時に像化したヨウ化基準から計算した。
上述のエステル、つまりR1がHである、の酸は斯界に知られる従来の技術を用
いて調製することが可能である。その酸及び塩はX線造影組成物、特にナノ粒子
X線造影組成物における湿潤剤及び/又は表面改質剤として特に有用である。
本発明を幾つかの好ましい具体例を特に参照して詳細に説明したが、本発明の
趣旨及び範囲内に於いて変形及び修正を為すことが可能であることは理解されよ
う。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年7月10日
【補正内容】
特許請求の範囲
1.
ここで、nは3から20までの整数であり、
R1は、H又はアルキル基であり、
R6及びR7は、それぞれ独立して、アルキル基である、
構造を有するジアトリゾキシエステル造影剤の造影効果量をほ乳類に投与するこ
とを含むほ乳類の血液プール又はリンパ系の医療診断用X線写真方法。
2.R1はC2H5であることを特徴とする特許請求の範囲1記載の方法。
3.nは3から15の整数であることを特徴とする特許請求の範囲1記載の方法
。
4.造影剤はアルキル基が3から14個の炭素原子を有する2-(3,5- ビス(アセ
チルアミノ)-2,4,6-トリヨードベンゾイルオキシ)アルカノン酸エチルであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲1記載の方法。
5.造影剤はアルキル基が3から14個の炭素原子を有する2-(3,5- ビス(アセ
チルアミノ)-2,4,6-トリヨードベンゾイルオキシ)ヘ
キサン酸エチルであることを特徴とする特許請求の範囲4記載の方法。
6.
ここで、nは5から20までの整数であり、
R1は、H又はアルキル基であり、
R6及びR7は、それぞれ独立して、アルキル基である、
構造を有する化合物。
7.R1はC2H5であることを特徴とする特許請求の範囲6記載の化合物。
8.nは5から14の整数であることを特徴とする特許請求の範囲6記載の化合
物。
9.アルキル基が7から14個の炭素原子を有する2-(3,5-ビス(アセチルアミノ
)-2,4,6-トリヨードベンゾイルオキシ)アルカノン酸エチルであることを特徴と
する特許請求の範囲6記載の化合物。
10.特許請求の範囲6乃至9何れか1つに記載の化合物を含むX
線造影組成物。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AM,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,JP,K
E,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV
,MD,MG,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,
PT,RO,RU,SD,SG,SI,SK,TJ,T
T,UA,US,UZ,VN
(72)発明者 イリグ,カール アール
アメリカ合衆国,ペンシルベニア州
19460,フェニックスビル,ジョナサン・
ドライヴ 25番
(72)発明者 オシフォ,イレネグベ ケイ
アメリカ合衆国,ペンシルベニア州
19382,ウエスト・チェスター,クイー
ン・レーン 1184番,アパートメント 3
(72)発明者 カウルフィールド,トマス エス
アメリカ合衆国,ペンシルベニア州
19403,オーデュボン,アップルデイル・
ロード 2951番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ここで、nは3から20までの整数であり、 R1は、H、アルキル基、フロロアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、 アラルキル基、アルコキシアルキル基、又はアセタミドアルキル基であり、 R2,R3及びR4は、それぞれ独立して、H、アルキル基、フロロアルキル基、ア ルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン、ヒドロキシ基、アシルアミノ基、ア セタミドアルキル基、-COO- アルキル基、-COO- アリール基、-COO- アラルキル 基、シアノ基、スルホニル基、カルボキシアミド基、又はスルホンアミド基であ り、 R5は、H、アルキル基、フロロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシ基、アシル アミノ基、アセタミドアルキル基、シアノ基、スルホニル基、カルボキシアミド 基、又はスルホンアミド基であり、 R6及びR7は、それぞれ独立して、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基 、又はアラルキル基であり、 R8及びR9は、それぞれ独立して、H、又は-COR6基である、 構造を有するジアトリゾキシエステル造影剤の造影効果量をほ乳類に投与するこ とを含むほ乳類の血液プール又はリンパ系の医療診断用X線写真方法。 2.R1はC2H5であることを特徴とする特許請求の範囲1記載の方法。 3.R2〜R5はそれぞれHであることを特徴とする特許請求の範囲1記載の方法。 4.nは3から15の整数であることを特徴とする特許請求の範囲1記載の方法 。 5.R1はC2H5であり、R2〜R5はHであることを特徴とする特許請求の範囲1記 載の方法。 6. ここで、nは5から20までの整数であり、 R1は、H、アルキル基、フロロアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、 アラルキル基、アルコキシアルキル基、又はアセタミドアルキル基であり、 R2,R3及びR4は、それぞれ独立して、H、アルキル基、フロロアルキル基、ア ルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン、ヒドロキシ基、アシルアミノ基、ア セタミドアルキル基、-COO- アルキル基、-COO- アリール基、-COO- アラルキル 基、シアノ基、スルホニル基、カルボキシアミド基、又はスルホンアミド基であ り、 R5は、H、アルキル基、フロロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシ基、アシル アミノ基、アセタミドアルキル基、シアノ基、スルホニル基、カルボキシアミド 基、又はスルホンアミド基であり、 R6及びR7は、それぞれ独立して、アルキル基、シクロアルキル基、 アリール基、又はアラルキル基であり、 R8及ひR9は、それぞれ独立して、H、又は-COR6基である、 構造を有する化合物。 7.R1はC2H5であることを特徴とする特許請求の範囲6記載の化合物。 8.R2〜R5はそれぞれHであることを特徴とする特許請求の範囲6記載の化合物 。 9.nは5から14の整数であることを特徴とする特許請求の範囲6記載の化合 物。 10.R1はC2H5であり、R2〜R5はHであることを特徴とする特許請求の範囲6 記載の化合物。 11.特許請求の範囲6記載の化合物を含むことを特徴とするX線造影組成物。 12.薬学上許容できる担体を更に含むことを特徴とする特許請求の範囲11記 載のX線造影組成物。 13.造影増強効果量の特許請求の範囲11記載のX線造影組成物をほ乳類の体 に投与することを含む医療診断用X線写真方法。
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