JPH10502084A - アルファ−(シクロアルキル,アリール及びアラルキル)置換ポリヨード化アロイルオキシ化合物 - Google Patents

アルファ−(シクロアルキル,アリール及びアラルキル)置換ポリヨード化アロイルオキシ化合物

Info

Publication number
JPH10502084A
JPH10502084A JP8503207A JP50320796A JPH10502084A JP H10502084 A JPH10502084 A JP H10502084A JP 8503207 A JP8503207 A JP 8503207A JP 50320796 A JP50320796 A JP 50320796A JP H10502084 A JPH10502084 A JP H10502084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acetylamino
acid
oxo
ethoxy
compound according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8503207A
Other languages
English (en)
Inventor
アール ベーコン,エドワード
アール イリグ,カール
ケイ オシフォ,イレネグベ
ペン,シン
エル トーナー,ジョン
Original Assignee
ナノシステムズ エル エル シー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナノシステムズ エル エル シー filed Critical ナノシステムズ エル エル シー
Publication of JPH10502084A publication Critical patent/JPH10502084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C237/00Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups
    • C07C237/28Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a non-condensed six-membered aromatic ring of the carbon skeleton
    • C07C237/46Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a non-condensed six-membered aromatic ring of the carbon skeleton having carbon atoms of carboxamide groups, amino groups and at least three atoms of bromine or iodine, bound to carbon atoms of the same non-condensed six-membered aromatic ring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K49/00Preparations for testing in vivo
    • A61K49/04X-ray contrast preparations
    • A61K49/0433X-ray contrast preparations containing an organic halogenated X-ray contrast-enhancing agent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C233/00Carboxylic acid amides
    • C07C233/01Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
    • C07C233/45Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms having the nitrogen atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a hydrocarbon radical substituted by carboxyl groups
    • C07C233/53Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms having the nitrogen atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a hydrocarbon radical substituted by carboxyl groups with the substituted hydrocarbon radical bound to the nitrogen atom of the carboxamide group by a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C233/54Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms having the nitrogen atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a hydrocarbon radical substituted by carboxyl groups with the substituted hydrocarbon radical bound to the nitrogen atom of the carboxamide group by a carbon atom of a six-membered aromatic ring having the carbon atom of the carboxamide group bound to a hydrogen atom or to a carbon atom of a saturated carbon skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C233/00Carboxylic acid amides
    • C07C233/88Carboxylic acid amides having nitrogen atoms of carboxamide groups bound to an acyclic carbon atom and to a carbon atom of a six-membered aromatic ring wherein at least one ortho-hydrogen atom has been replaced
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/06Systems containing only non-condensed rings with a five-membered ring
    • C07C2601/08Systems containing only non-condensed rings with a five-membered ring the ring being saturated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 mは1,2,3又は4であり;Z-(-COO-)-mはヨード化された芳香族のモノ−又はポリアシッド残基であり;R1は、水素、アルキル、フルオロアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、アルコキシアルキル又ははアセトアミドアルキルであり;nは0から20の整数であり;R2はシクロアルキル又はアリールであり;R3,R4及びR5は独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロゲン、水酸基、アシルアミノ、アセトアミドアルキル、シアノ、スルホニル、カルボキシアミド又はスルホンアミドである下記構造(I)を有する化合物は、医療診断用のX線画像形成のための合成物及び方法として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 アルファー(シクロアルキル,アリール及びアラルキル)置換ポリヨード化アロ イルオキシ化合物 発明の分野 本発明は、特に医療診断用の画像形成のためのX線造影剤として特異な有用性 を見出すポリヨード化されたアロイルオキシエステルに関する。 本発明の背景 X線画像形成は良く知られており、人体における様々な疾病状態の早期検出と 診断にとって極めて有用なツールである。医療用X線の画像形成処理において画 像の強調のために造影剤を使用することが広く行なわれている。医療用の画像形 成のためのその他のヨード化された造影剤に関する優れた背景が、D.P.Sw ansonらによる、Pharmaceuticals in Medical Imaging ,1990,MacMillan Publishing C ompanyによって明らかにされている。 アメリカ特許第3097228号は以下の構造を有する2,4,6−トリヨー ドベンゾイルオキシアルカノイック酸の誘導体を開示している。 ここでR1は水素若しくは低級アルキル;R2は水素若しくは低級アルカノイル; R3は水素若しくは低級アルカノイルアミノ;R4は低級アルキルである。この試 薬は、フリーな酸の状態若しくは無毒な塩の状態での経口投与をされた時、また は水に可溶な無毒な塩の状態で静脈中に投与された時、胆嚢の可視化(胆嚢造影 法)の為のX線造影剤として有効である。 1992年12月16日に出願されたアメリカ特許出願第07/990987 号において、Bacon他は、X線画像を形成する合成物と方法において造影剤 として有用なヨード置換されたアロイルオキシエステルを記載している。しかし ながら、Bacon他によって記載された全ての化合物は、ヨード化された芳香 環上の別のエステル基にC2若しくはより高級アルキレン基を介して結合された エステル基を有することを特徴とする。 欧州特許第498482号は、医療画像において極めて有用であることが立証 された微粒子状のX線造影用合成物を記載している。該合成物は有機X線造影剤 の粒子とその表面上で吸収された表面改質剤とからなり、400nm以下の有効 な平均粒子サイズを有している。その薬剤は例えば、血溜、肝臓、脾臓、腎臓若 しくはリンパ節などの特異な組織や液体部位に送り届けられる。欧州特許第49 8482号は、ジアトリゾエート、イオタラメート、メトリゾイック及びイオジ プアミドの誘導体を記載しているが、本発明のα−シクロアルキル置換、α−ア リール置換、又はα−アラルキル置換されたポリヨード化アロイルオキシエステ ルの記載は無い。 さらに、欧州特許第498482号において記載された誘導体のうちいくつか は、例えば様々な溶媒から再結晶されたときに、多面結晶形、つまり同質異像体 を示すことが見出されている。この挙動の原因については完全には理解はされて いない、しかし、何れにしても、多面結晶形は様々な理由から望ましくない。例 えば、多面結晶形の存在は、例えば化学的製造および製粉工程において含まれて いる、得られる結果の再現性の欠如によって、スケールアップを困難なものとす る。さらに、粒子状の造影剤は生体内使用において、ある場合に、例えば血漿や 血液中において、完全に満足な溶解特性や酵素的な安定性を発揮することができ ない。 従って、変化をせず再現性のある結晶の形態と構造、そして、改善された溶解 特性と酵素安定性を有する溶解しにくいX線造影剤の提供が強く望まれている。 本発明の概要 我々は、改善された溶解特性と酵素的安定性を発揮する、α炭素原子がシクロ アルキル、アリール若しくはアラルキル基で置換された、あるポリヨード化アロ イルオキシエステルを見出し、合成した。 特に、本発明によれば、下記構造Iを有する新規なヨード化化合物が提供され る。 I. ここで、mは1,2,3又は4であり; はヨード化された芳香族のモノ−又はポリアシッド残基であり; R1は、水素、アルキル、フルオロアルキル、シクロアルキル、アリール、ア ラルキル、アルコキシアルキル又はアセトアミドアルキルであり; nは0から20の整数であり; R2はシクロアルキル又はアリールであり; R3,R4及びR5はそれぞれ独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、シ クロアルキル、アリール、アラルキル、ハロゲン、水酸基、アシルアミノ、アセ トアミドアルキル、シアノ、スルホニル、カルボキシアミド又はスルホンアミド である。 本発明の有用な特徴は、粒状のX線造影用合成物として特異な利用性を見出す 新規なポリヨード化されたアロイルオキシエステルが提供されることである。 本発明の有用な特徴は、変化しない結晶の形態と構造を示す新規なポリヨード 化されたアロイルオキシエステルが提供されることである。 本発明のさらに別の有用な特徴は、改善された溶解特性と酵素的な安定性を有 す新規なポリヨード化されたアロイルオキシエステルが提供されることである。 好ましい実施例の説明 上記構造Iにおいて、 はポリヨード化された芳香族カルボン酸残基である。mは1,2,3又は4とす ることが可能である。好ましい実施例においては、mは1又は2である。ポリヨ ード化された芳香族カルボン酸は一分子に対し二つ又は三つ又はそれ以上のヨウ 素を含みうる。好ましい種類は一分子に対し少なくとも3つのヨウ素原子を含有 する。 所望の芳香族カルボン酸の例は、 ジアトリゾイック酸、 メトリゾイック酸、 ウロコニック酸、 5−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタル酸、 イオタラミック酸、 トリヨードトリメシック酸、 イオキサグリック酸(ヘキサブリックス)、 イオキシタラミック酸 テトラヨードテトラフタル酸 イオカルミック酸、イオジプアミド等を含む。好ましい実施例においては、 はアシル、カルバミル、及びトリヨード安息香酸又はアシル、カルバミル、若し くはトリヨード安息香酸で置換されたアシルアミノなとのトリヨード化された安 息香酸残基である。より好ましい実施例においては、 はジアトリゾイック酸、メトリゾイック酸、ウロコニック酸若しくは5−アセチ ルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタル酸等の ポリヨード化された芳香族モノ−又はジアシッド残基である。 上記構造Iにおいて、nは0から20の整数を表す。好ましい実施例において は、nは0,1,2,3又は4である。R1は水素;好ましくは1から20個の 、さらに好ましくは1から14個の、そして最も好ましくは1から8個の炭素原 子を含むメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ ル等の直鎖若しくは分技構造のアルキル;トリフルオロメチルのような、そのア ルキル部分が上記のような定義をされたものであり、1から(2m+1)個のフ ッ素原子を含む(ここで、m=アルキル基中の炭素原子数)フルオロアルキル; シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルのような 3から8個の炭素原子を含むシクロアルキル;フェニル及びナフチルのような6 から10個の炭素原子を含むアリール;ベンジルのような好ましくは7から12 個の炭素原子を含むアラルキル;上記のアルキルに対し定義されたように、その アルキル部分が好ましくは1から20個の炭素原子を含むアルコキシアルキル; 又はalkylが上記のように定義をされた、 アセトアミドアルキルである。 R2は、好ましくは3から12個の炭素原子、より好ましくはシクロプロピル 、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオ クチル、シクロノニル等の3乃至10個の炭素原子を含むシクロアルキル、又は 、好ましくはフェニル、ナフチル、アントラセニル等の6乃至14個の炭素原子 を含むアリールである。 R3,R4及びR5はそれぞれ独立に、水素;好ましくは1から20個の、さら に好ましくは1から8個の炭素原子を含むメチル、 エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル等の直鎖若しく は分技構造のアルキル;フロオロアルキルであって、トリフルオロメチル等、そ のアルキル部分が上記のように定義されたものであり、1から(2m+1)個の フッ素原子を含むもの(ここで、m=アルキル基中の炭素原子数);好ましくは シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシル等の3乃至 8個の炭素原子を含む環状アルキル;好ましくはフェニル及びナフチル等の6乃 至10個の炭素原子を含むアリール;望ましくはベンジルのような好ましくは7 乃至12個の炭素原子を含むアラルキル;フッ素、塩素、臭素若又はヨウ素等の ハロゲン;水酸基;アシルアミノ、即ち うに定義をされる、 アノ;スルホニル;カルボキシアミド;スルホンアミド等である。しかしながら 、ハロゲン、水酸基、及びアシルアミノのような反応活性な置換基がエステル基 に最も近い炭素原子上にあることは好ましくない。このとき、特に望ましい実施 例において、R5は、水素、アルキル、フルオロアルキル、アセトアミドアルキ ル、シアノ、スルホニル、カルボキシアミド又はスルホンアミドである。この理 由は、R5がハロゲン、水酸基又はアシルアミノであるとき、化合物はより反応 活性になって微粒子X線造影剤としての有効性が低下する傾向にあることである 。 R6及びR7はそれぞれ単独に上記のR3に対して定義されたよ うな置換基か、またはR6とR7は、それらが結合する窒素原子とともに用いられ 、ピペリジル、ピペリジニル、ピロリジニル等のような、4から7員環である飽 和若しくは不飽和の窒素を含有する環を表す。 以下は本発明の好ましいとされる化合物の特定の例である。 (1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3,5−ビ ス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエート;及び (1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロペンチルエタン−2−イル)−3, 5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエート;及び (1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルエタン−2−イル)−3, 5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエート;及び (1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルプロパン−2−イル)−3 ,5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエート;及び (1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3−アセチ ルアミノ−5−N−メチルアセチルアミノ−2,4,6−トリヨードベンゾエー ト;及び (1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3−アセチ ルアミノ−2,4,6−トリヨードベンゾエート;及び ビス(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルエタン−2−イル)− 5−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタレート;及び ビス(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロペンチルエタン−2−イル)− 5−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタレート。 本発明の好ましい化合物は、R3及びR4が水素であるなら、以下の表中に示さ れるように、上記の構造Iに従う。 本発明の化合物は、5−置換アミノ−2,4,6−トリヨード−イソフタル酸 のカルボン酸エステルを、構造 ここで、Xは脱離基で、nとR1乃至R5は上記の定義がなされたものである、 を有する官能化されたエステルと適当な溶媒中で接触させることにより調製され る。適当な脱離基は、臭素、ヨウ素及び塩素のようなハロゲン、及びメタンスル ホニルオキシとトルエンスルホニルオキシのようなスルホニルオキシを含む。ヨ ード化された芳香族酸のカルボン酸エステルと本発明の化合物の調製において出 発物質として有用な官能化されたエステルは既知の化合物であるか、若しくは従 来技術として知られた方法によって調製されうる。例えば、所望のエステルは以 下に例示されるような市販されているブロモエステル及びクロロエステルを含ん でいる。或いは、必要なブロモエステルはJ. Am. Chem. Soc. 70, 3626 (1948)に記載された方法で合成されうる。所望のブ ロモエステルの合成法の概要は以下に示すとおりである。 一般反応式は以下のとおりである。 前記の反応は−78°Cから100°Cの間の、好ましくは、−40°Cから 50°Cの間の様々な温度範囲内で起きることが可能である。該反応は大気圧中 で起きうることは都合が良いが、より高い及びより低い気圧も考えられる。 前記の反応は所望の溶媒中で起こりうる。適切な溶媒の中には、N,N−ジメ チルホルムアミド(DMF)及びジメチルスルホキサイド(DMS〇)が含まれ る。 前記のイオン化された化合物は前記化合物の造影能力に悪影響を与えない置換 基を含むことが可能である。例えば、上記の構造Iにおけるアルキル基、シクロ アルキル基、アリール基、アラルキル基そしてアルコキシ基は、置換がなされな いか、又はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、アルコキシ、ヒ ドロキシ、アシロキシ、塩素、臭素およびヨウ素などのハロゲン、アシルアミノ 、カルボアルコキシ、カルバミル等のような、X線造影剤としての化合物の安定 性又は効能に不利な影響を与えない様々な置換基で置換されてもよい。 X線造影剤として用いるとき、本発明の化合物は、好ましくは少なくとも35 重量%、より好ましくは少なくとも40重量%のヨウ素を含有している。 好ましい実施例において、本発明の化合物は、粒子状のX線造影用合成物中に 、好ましくは、欧州特許第498482号中に記載されているように微粒子状の X線造影用合成物中に調製されうる。好ましい化合物は150°Cより高い温度 の融点を示す。そのような 微粒子状の合成物は、本発明の化合物を液状の分散用媒体に分散し、それから微 粒子を形成するために強固な粉砕媒体と表面改質剤の存在下で該化合物を湿らせ た状態で粉砕することにより調製されることが可能である。或いは、表面改質剤 は磨滅の後に該化合物と接触することも可能である。好ましい表面改質剤として は非イオン性の界面活性剤を含む。 好ましい実施例において、本発明の化合物は、粒子状のX線造影用合成物中に 、好ましくは、欧州特許第498482号中に記載されているように微粒子状の X線造影用合成物中に調製されうる。好ましい化合物は150°Cより高い温度 の融点を示す。そのような微粒子状の合成物は、本発明の化合物を液状の分散用 媒体に分散し、それから微粒子を形成するために強固な粉砕媒体と表面改質剤の 存在下で該化合物を湿らせた状態で粉砕することにより調製されることが可能で ある。或いは、表面改質剤は磨滅の後に該化合物と接触することも可能である。 好ましい表面改質剤としては非イオン性の界面活性剤を含む。 好ましい実施例においては、表面改質剤は高分子量の非イオン性界面活性剤で ある。そのような界面活性剤としては、エチレンオキサイドとプロピレンオキサ イドのブロック共重合体であるPluronic F68及びF108のような ポルオキサマー、エチレンジアミンへのプロピレンオキサイドとエチレンオキサ イドの規則的な付加から生成される4官能ブロック共重合体であるTetron ic 908(Poloxamine 908としても知られている)のような ポルオキサミン、ジオクチルスルホスクシン酸ナトリウム(DOSS)のような スクシン酸ナトリウムのジアルキルエステルを含んでいる。表面改質剤の濃度は 造影剤と表面改質剤とが合わされた全体の重量を基礎として約0.1から75重 量%、好ましくは1から60重量%、より好ましくは10から30重量%まで変 化しうる。 好ましい実施例においては、表面が改質された微粒子の形状を有するX線造影 用合成物は,蒸気加熱オートクレーブビング中、安定性をさらに向上するために 曇点改良剤を含むことができ、曇点改良剤は熱消毒の間に粒子集合体を分散する ことができる。好ましい曇点改良剤は、PEG 400のようなポリエチレング リコール、プロピレングリコール、エタノール、ヒドロキシプロピルシクロデキ ストリン及びグリセロールのような非イオン性の曇点改良剤や;アメリカ特許第 5298262号にされているような、スルホスクシン酸ナトリウムのジオクチ ルエステル(DOSS)のようなスクシン酸ナトリウムのジアルキルエステルを 含むイオン性の曇点改良剤;ジアシルホスファチジルグリセロール及びジミリス トイルホスファチジルグリセロールのような荷電リン脂質を含んでいる。曇点改 良剤は、X線造影用合成物全体の重量を基礎として0.005から50重量%、 好ましくは0.01から30重量%そしてより好ましくは0.05から20重量 %の量で存在しうる。 本発明のX線造影用合成物は、好ましくは粒子形状を有する上記に記載の化合 物及びそれのために生理学的に摂取可能なキャリヤーから成っている。例えば、 粒子は、X線造影剤用のキャリヤーとして働く水性の液体の中に分散されること が可能である。他の適当なキャリヤーとしては、アルコール等の水性溶媒と非水 性の溶媒との混合溶媒のような液体キャリヤーや;ジェルや;空気などの気体や ;そして粉体を含む。 X線造影用合成物は、約1から99.9重量%、好ましくは2から45重量% そしてさらに好ましくは10から25重量%の上記の粒子からなり、その合成物 に対する残りはキャリヤーと、添加物等である。合成物が凍結乾燥された状態に あるときは、粒子に対し約100重量%に達する合成物が考えられる。 投与される造影剤の一回の使用量は、十分な造影効果が得られるよう当業者に 知られている技術に従って選択されうる。典型的な一 回の使用量は、多くの画像形成の適用を受ける被験者の体重1キログラム当たり ヨウ素が20から350mgの範囲をとりうる。幾つかの適用、例えばリンパ管 造影の用途には、より少ない一回の使用量、例えば、0.5から20mgヨウ素 /kgで効果的にすることができる。血液プールの映像用途には、一回の使用量 は、体重1kgに対して50から350mgのヨウ素の量、そして好ましくは体 重1kgに対して100から250mgのヨウ素の量の範囲をとりうる。 X線造影用合成物は、X線造影剤の特性を制御及び/又は高める一以上の従来 の添加剤含むことが可能である。例えば、デキストラン又は人血清アルブミンの ような濃厚剤、緩衝剤、粘度調整剤、浮遊剤、コロイド化剤、凝固防止剤、混合 化薬剤、そして他の薬剤等を添加することが可能である。ある特定の添加物のリ ストの一部には、ゴム、デキストリンのような砂糖、人血清アルブミン、ゼラチ ン、アルギン酸ナトリウム、寒天、デキストリン、ペクチン及びナトリウムカル ボキシメチルセルロースを含んでいる。このような添加物、界面活性剤、防腐剤 等はは、本発明の組成に組み込むことが可能である。 本発明に従う医療的処方における利用のための診断用画像形成方法は、X線を 必要とする被験者の体への、上記したX線造影用合成物の効果的な造影作用を生 み出す量の投与から成る。人間の患者に加えて、被験者としては、ウサギ、犬、 猫、サル、羊、豚、馬、ウシ属の動物等のような哺乳動物種を含みうる。その後 、投与された造影剤を含んでいる体の少なくとも一部が、造影剤の存在に対応し て現れるX線映像パターンを作るためにX線にさらされる。映像パターンはその 後に可視化される。例えば、いくつかのX線の可視化技術、好ましくは、コンピ ューター化された断層撮影法のような高いコントラストの技術が、従来の方法に 適用されうる。或いは、映像パターンは、X線感光性の蛍光体スクリーン−ハロ ゲン化銀写真 フィルムの組合せの上で直接観測することができる。 本発明の合成物は、処方のタイプ及び試験される組織の解剖学的な方位に応じ て、様々なルートにより投与されうる。適当な投与のルートとしては、カテーテ ルによる脈管内(動脈の若しくは静脈の)投与、静脈内注入、直腸投与、皮下投 与、筋肉内投与、病変体内投与、髄腔内投与、槽内投与、経口投与、吸入法によ る投与、例えば、関節造影法等の体内腔への直接投与等を含む。 好ましい応用に加えて、つまり血液プールやリンパ節の映像のために、本発明 のX線造影用合成物は幾つかの器官や体内腔に対し造影剤として有効であると期 待される。例えば、本発明の合成物は血管造影用媒質、尿路造影用媒質、脊髄造 影用媒質、胃腸の造影用媒質、胆嚢及び胆管造影用媒質、関節造影用媒質、子宮 卵管造影用媒質、口内の造影用媒質及び気管支造影用媒質として有効であると期 待される。 以下に記載する例は本発明を更に例示するものである。例1(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロペンチルエタン−2−イル)− 3,5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエートの調製 ジアゾトリゾエートナトリウム(60g,94.3mモル)を400mlの乾 燥DMFに溶かしてなる攪拌溶液に2−ブロモシクロペンチル酢酸エチル(24 .4g,95.4mモル)が加えられた。室温で2時間攪拌後、固形物が沈殿し 始め、その後、その混合物は単一相を形成するように一晩じゅう80°Cで加熱 された。その溶液は冷却しながら6Lの水にゆっくり注がれ、生じた沈殿物は濾 過により集められ、それから5酸化リン上60°Cで真空下乾燥され、57.9 g(80%)の生成物を生成した。粗生成物はDMF/水の混合溶液から再結晶 されて、融点245−246°Cの分析的に純粋な物質となった。1H−NMR (300MHz)とマススペク トル(CI−MS)のデータは所望の物質と一致した。 C2023326に対する計算値:C 31.27, H 3.02, I 49.56, N 3.64; 実測値: C 30.99, H 2.85, I 49.28, N 3.5 7例2(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルエタン−2−イル)− 3,5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエートの調製 上記の例1において記載した生成方法と同様の方法によって、融点267から 268°Cの分析的に純粋な化合物が72%の収率で調製された。質量分析(M S)と1H−NMR(300MHz)のスペクトルデータは所望の物質と一致し た。 C2125326に対する計算値:C 32.25, H 3.22, I 48.67, N 3.58; 実測値: C 32.49, H 3.09, I 48.35, N 3.5 7例3(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルプロパン−2−イル) −3,5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエートの調 上記の例1において記載した生成方法と同様の方法によって、融点247から 246°Cの分析的に純粋な化合物が71%の収率で得られた。質量分析と1H −NMR(300MHz)のスペクトルデータは所望の物質と一致した。 C2227326の対する計算値:C 33.19, H 3.42, I 47.82, N 3.52; 実測値: C 33.21, H 3.39, I 47.68, N 3.4 8例4(1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3,5 −ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエートの調製 上記の例1において記載した生成方法と同様の方法によって、融点が180° C以上であって分析的に純粋な化合物が調製された。質量分析と1H−NMR( 300MHz)のスペクトルデータは所望の物質と一致した。 C21193NO4に対する計算値:C 32.50, H 2.47, N 3 .61, I 49.05; 実測値: C 32.41, H 3.49, N 3.49, I 48.8 6例5(1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3−ア セチルアミノ−5−N−メチルアセチルアミノ−2,4,6−トリヨードベンゾ エートの調製 上記の例1において記載した生成方法と同様の方法によって、融点が249° C(分解)の分析的に純粋な化合物が調製された。精製用の溶媒はエタノールで あった。質量分析と1H−NMR(300MHz)のスペクトルデータは所望の 物質と一致した。 C2221326に対する計算値:C 33.44, H 268, N 3 .55, I 48.18; 実測値: C 33.41, H 2.59, N 3.48, I 48.3 9例6(1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3−ア セチルアミノ−2,4,6−トリヨードベンゾエートの調製 上記の例1において記載した生成方法と同様の方法によって、融点が175か ら176°Cの分析的に純粋な化合物が得られた。質 量分析と1H−NMR(300MHz)のスペクトルデータは所望の物質と一致 した。 C19163NO5に対する計算値:C 31.74, H 2.24, N 1 .95, I 52.95; 実測値: C 31.52, H 2.15, N 1.89, I 53.0 9例7ビス(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルエタン−2−イル )−3−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタレートの調製 上記の例1において記載した生成方法と同様の方法によって、融点が205か ら207°Cの分析的に純粋な化合物が得られた。質量分析と1H−NMR(3 00MHz)のスペクトルデータは所望の物質と一致した。 C28383NO9に対する計算値:C 38.44, H 4.08, N 1 .49, I 40.61; 実測値: C 38.60, H 4.01, N 1.38, I 40.4 8例8ビス(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロペンチルエタン−2−イル )−3−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタレートの調製 上記の例1において記載した生成方法と同様の方法によって、融点が198か ら200°Cの分析的に純粋な化合物が得られた。質量分析と1H−NMR(3 00MHz)のスペクトルデータは所望の物質と一致した。 C31343NO9に対する計算値:C 36.98, H 3.77, N 1 .54, I 41.86; 実測値: C 36.53, H 3.74, N 1.74, I 41.72 R1=Hである、上記したエステルの対応する酸は、当該技術において知られ ている従来の技術によって合成されうる。そのような酸及びそれの塩は、湿潤剤 若しくは表面改質剤として、又は湿潤剤及び表面改質剤としてX線造影用合成物 、特に微粒子のX線造影用合成物において特に有用である。 本発明は、それの好ましい実施例を明らかにするために特定の参照例を用いて 詳細に説明してきたが、本発明の意図と目的の内において、多様性と改良がもた らされうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AM,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV ,MD,MG,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SG,SI,SK,TJ,T T,UA,US,UZ,VN (72)発明者 イリグ,カール アール アメリカ合衆国,ペンシルベニア州 19460,フェニックスビル,ジョナサン・ ドライヴ 25番 (72)発明者 オシフォ,イレネグベ ケイ アメリカ合衆国,ペンシルベニア州 19382,ウエスト・チェスター,クイー ン・レーン 1184番,アパートメント 3 (72)発明者 ペン,シン アメリカ合衆国,ペンシルベニア州 19468,ロイヤーズフォード,パトリッ ク・ウエイ 335番 (72)発明者 トーナー,ジョン エル アメリカ合衆国,ペンシルベニア州 19335,ダウニングタウン,ブルックホロ ー・ドライヴ 109番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 構造 を有し、 ここで、mは1,2,3若しくは4であり; はポリヨード化された芳香族のモノアシッドの又はポリアシッドの残基であり; R1は、水素、アルキル、フルオロアルキル、シクロアルキル、アリール、ア ラルキル、アルコキシアルキル又はアセトアミドアルキルであり、 nは0から20の整数; R2はシクロアルキル若しくはアリール; R3,R4及びR5はそれぞれ独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、シ クロアルキル、アリール、アラルキル、ハロゲン、水酸基、アシルアミノ、アセ トアミドアルキル、シアノ、スルホニル、カルボキシアミド又はスルホンアミド である、 化合物。 2. ジアトリゾイック酸、 メトリゾイック酸、 ウロコニック酸、 5−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタル酸、 イオタラミック酸、 トリヨードトリメシック酸、 イオキサガリック酸、 イオキシタラミック酸 テトラヨードテトラフタル酸、イオカルミック酸及びイオジプアミド から選択されるポリヨード化された芳香族酸残基である請求項1記載の化合物。 3. ジアトリゾイック酸残基である請求項1記載の化合物。 4. メトリゾイック酸残基である請求項1記載の化合物。 5. ウロコニック酸残基である請求項1記載の化合物。 6. 5−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタリック酸残基である請求 項1記載の化合物。 7. R2はシクロアルキルである請求項1記載の化合物。 8. R2はフェニルである請求項1記載の化合物。 9. nは0又は1である請求項1記載の化合物。 10. R1はアルキルである請求項1記載の化合物。 11. (1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3, 5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエート; (1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロペンチルエタン−2−イル)−3, 5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエート; (1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルエタン−2−イル)−3, 5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリヨードベンゾエート; (1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルプロパン−2−イル)−3 ,5−ビス(アセチルアミノ)−2,4,6−トリ ヨードベンゾエート; (1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3−アセチ ルアミノ−5−N−メチルアセチルアミノ−2,4,6−トリヨードベンゾエー ト; (1−エトキシ−1−オキソ−2−フェニルエタン−2−イル)−3−アセチ ルアミノ−2,4,6−トリヨードベンゾエート; ビス(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロヘキシルエタン−2−イル)− 5−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタレート;及び ビス(1−エトキシ−1−オキソ−2−シクロペンチルエタン−2−イル)− 5−アセチルアミノ−2,4,6−トリヨードイソフタレートよりなるグループ から選択される請求項1記載の化合物。 12. 請求項1記載の化合物からなるX線造影用合成物。 13. 生理学的に摂取可能なキャリヤーを更に含む請求項12記載のX線造影 用合成物。 14. 造影作用を向上するに十分な請求項11記載のX線造影用合成物の量を 哺乳類の体に投与することよりなる医療用X線診断の映像方法。
JP8503207A 1994-06-24 1995-06-09 アルファ−(シクロアルキル,アリール及びアラルキル)置換ポリヨード化アロイルオキシ化合物 Pending JPH10502084A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26560394A 1994-06-24 1994-06-24
US08/265,603 1994-06-24
PCT/US1995/007421 WO1996000211A1 (en) 1994-06-24 1995-06-09 Alpha-(cycloalkyl, aryl and aralkyl)substituted polyiodinated aroyloxy compounds

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10502084A true JPH10502084A (ja) 1998-02-24

Family

ID=23011132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8503207A Pending JPH10502084A (ja) 1994-06-24 1995-06-09 アルファ−(シクロアルキル,アリール及びアラルキル)置換ポリヨード化アロイルオキシ化合物

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0767779A1 (ja)
JP (1) JPH10502084A (ja)
AU (1) AU2703595A (ja)
CA (1) CA2191984A1 (ja)
FI (1) FI965096A (ja)
IL (1) IL114306A0 (ja)
NO (1) NO965302D0 (ja)
WO (1) WO1996000211A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178772A (ja) * 2001-11-07 2011-09-15 Imcor Pharmaceutical Co ナノ微粒子造影剤を用いた血管撮像の方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL239757A (ja) * 1958-06-03
US3144479A (en) * 1958-08-07 1964-08-11 Chemie Linz Ag New iodine-containing benzoic acid esters
US5322679A (en) * 1992-12-16 1994-06-21 Sterling Winthrop Inc. Iodinated aroyloxy esters

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178772A (ja) * 2001-11-07 2011-09-15 Imcor Pharmaceutical Co ナノ微粒子造影剤を用いた血管撮像の方法

Also Published As

Publication number Publication date
FI965096A0 (fi) 1996-12-18
FI965096A (fi) 1996-12-18
AU2703595A (en) 1996-01-19
EP0767779A1 (en) 1997-04-16
WO1996000211A1 (en) 1996-01-04
NO965302L (no) 1996-12-11
CA2191984A1 (en) 1996-01-04
IL114306A0 (en) 1995-10-31
NO965302D0 (no) 1996-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5472683A (en) Nanoparticulate diagnostic mixed carbamic anhydrides as X-ray contrast agents for blood pool and lymphatic system imaging
US5525328A (en) Nanoparticulate diagnostic diatrizoxy ester X-ray contrast agents for blood pool and lymphatic system imaging
US5643552A (en) Nanoparticulate diagnostic mixed carbonic anhydrides as x-ray contrast agents for blood pool and lymphatic system imaging
US5573749A (en) Nanoparticulate diagnostic mixed carboxylic anhydrides as X-ray contrast agents for blood pool and lymphatic system imaging
US5466433A (en) Polyiodinated aroyloxy esters
US5500204A (en) Nanoparticulate diagnostic dimers as x-ray contrast agents for blood pool and lymphatic system imaging
US5521218A (en) Nanoparticulate iodipamide derivatives for use as x-ray contrast agents
EP0618189B1 (en) Iodinated aromatic propanedioates and their use as X-ray contrast agents
US5573750A (en) Diagnostic imaging x-ray contrast agents
KR100300358B1 (ko) 아이오드화아로일옥시카복사미드
US5670136A (en) 2,4,6-triiodo-5-substituted-amino-isophthalate esters useful as x-ray contrast agents for medical diagnostics imaging
US5603916A (en) 3 5-bis alkanoyl amino-2 4 6-triiodobenzyl esters
SK133393A3 (en) Iodinated benzoyl acetals and ketals
US5668196A (en) 3-amido-triiodophenyl esters as x-ray contrast agents
US5488133A (en) Iodinated aroyloxy ketones
US5346688A (en) Iodinated wetting agents
JPH10502084A (ja) アルファ−(シクロアルキル,アリール及びアラルキル)置換ポリヨード化アロイルオキシ化合物
WO1996028414A1 (en) Nanoparticulate diagnostic triiodo benzoate derivatives as x-ray contrast agents for blood pool and lymphatic system imaging
WO2009005365A1 (en) Contrast agents