JPH1048964A - 像転写装置と像転写デバイス - Google Patents

像転写装置と像転写デバイス

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JPH1048964A
JPH1048964A JP9115379A JP11537997A JPH1048964A JP H1048964 A JPH1048964 A JP H1048964A JP 9115379 A JP9115379 A JP 9115379A JP 11537997 A JP11537997 A JP 11537997A JP H1048964 A JPH1048964 A JP H1048964A
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belt
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toner
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Christopher Snelling
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    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
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    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゼログラフィ印刷装置において、複写した色
の忠実度が高く、高電圧をかけずに低費用で実現可能な
中間転写要素を用いる作像装置が必要である。 【解決手段】 フッ化ポリビニリデン(PVDF)等の
圧電特性をもつ材料を用いてゼログラフィ転写に適した
表面電位を発生させる。転写中間ベルト7の形成にはP
VDFのウェブが用いられる。ベルト7の周りに発生す
る電界の規模および方向は、電界中和装置の適切な配置
と、ベルト7にかける圧力の方向、位置、および規模と
によって制御可能である。トナー像はまずベルト7上
へ、続いてコピー用紙14へ転写される。このとき高電
圧をかける必要はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作像方法および装置
に関する。より特定的には、本発明は作像部材上に静電
潜像を形成し、その静電潜像をトナー粒子によって目に
見える状態にし、そのトナー像を中間転写部材へ転写
し、さらに永久基板へ非常に効率よく転写する方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の作像方法では、現像された像はま
ず中間転写手段へ、次にそこから基板へ転写される。例
えば米国特許第3,862,848号(発明者マーリ
ー)は、印刷物を複写するための静電方法を開示してい
る。この方法では、静電潜像は検電マーキング粒子を該
潜像に引きつけることによって現像される。現像された
像はコンタクトと一極性の指向性静電界とを同時に加え
てマーキング粒子を受容体表面へ導くことにより、第一
の受容体表面へ転写される。同様に、コンタクトと先ほ
どと逆極性の静電界とを同時に加えることにより、像は
第一の受容体表面から第二の受容体表面へ転写される。
【0003】また、米国特許第3,957,367号
(発明者ゴエル)は、互いに異なる色の粉末からできた
各像が適切に重なり合った状態(印刷でいう見当合わせ
(レジストレーション)ができた状態)で中間媒体へ転
写されるカラー電送写真印刷機を開示している。得られ
る多層粉末像は中間媒体上で溶着された後、そこから支
持材シートへ転写され、原稿の複製となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知の方法や材
料はそれぞれの意図する目的に適したものだが、中間転
写要素を用いて最終基板へ効率よく像を転写する作像装
置および方法がなお必要とされている。特に高電圧をか
けなくてもよく、かつ費用の安い転写システムが必要で
ある。また、複写した色の忠実度が高いフルカラー像を
作成可能な中間転写要素を用いる作像装置および方法も
必要とされている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、中間体から平
面用紙へ広いトナー質量範囲(0〜3mg/cm2 )に
わたってトナー像を効率よく転写可能なタンデム型カラ
ー印刷装置および方法を開示する。偏向ロール転写(B
RT)等の公知のトナー像転写方法は、トナー質量の大
きなトナー像を中間体から用紙へ転写するのには有効だ
が、トナー質量の小さなトナー像の転写は非常に効率が
悪く、その上、費用が高く小型化が困難である。
【0006】中間体を備えたタンデム型エンジンを用い
るゼログラフィ式カラー複写機または印刷機は、通常の
処理速度ではスループットが高く非常に有利である。ま
た用紙操作が簡単になるという利点も得られる。ただし
複数の転写工程が必要なことが大きな欠点である。この
うち最後の転写工程は特に重要で、カラーシフトのない
ように非常に広いトナー質量範囲(0〜3mg/c
2 )にわたって均一な転写効率を維持しなければなら
ない。カラーシフトとは不完全なトナーの転写によって
発生する色の劣化をさす。
【0007】別個の作像構造体から一つの中間体へ複数
の像を転写する際には、間違った符号(サイン)のトナ
ーがつくられる比率が高く、特にトナー質量が少ない場
合にその比率が高い。これは中間体を各作像構造体から
引き剥がすときに生じる空気の絶縁破壊によるものであ
る。つまり中間体が引き剥がされるたびに、一層多量の
トナーが間違った符号に変換される。そうしたトナーの
割合が大きいと、低トナー質量のトナー像を中間体から
最終基板つまり平面用紙へ転写する効率が下がるという
問題が発生する。
【0008】本発明では、高トナー質量のトナー像の転
写効率を下げずに、低トナー質量のトナー像の転写効率
を上げることが可能である。これは、トナーを平面用紙
へ転写するステップを含むゼログラフィ型作像方法に適
した静電界を発生する圧電ポリマー装置を中間部材とし
て用いることによる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下の説明で便宜上使用する特定
の用語は、本発明の構造のうち図示用に選択した特定の
構造だけに関するものであり、本発明の範囲を規定また
は限定するものではない。図1は本発明を適用可能な一
般的なカラー印刷装置を示す。
【0010】乾式電子写真印刷機では、中間ローラの使
用によって多色コピーを作成できる。この種類の装置で
は、トナー粉末像は互いに適切に重なり合った状態で次
々に光電導性ドラムから中間ローラへ転写される。この
ようなシステムについての記載は米国特許第3,95
7,367号(1976年、発明者ゴエル)にみられ
る。ここではそのシステムの技術を利用してもよい。そ
のシステムでは、トナー粉末像は互いに適切に重なり合
った状態で光電導性表面から中間ローラへ次々に転写さ
れ、こうして得られる多色像はコピー用紙に転写され
る。
【0011】図1に示す本発明のカラー電子写真装置で
は、4つの作像器1a,1b,1c,および1dが用い
られる。各作像器は受像部材である感光ドラムつまり受
光体2a,2b,2c,または2dを含み、これら受光
体の周りには作像構造体の作像部品が配置される。受像
部材は図中の矢印方向に回転するよう支持される。作像
器はさらに、露光構造体3a,3b,3c,および3
d、現像構造体4a,4b,4c,および4d、ソフト
ロール5a,5b,5c,および5d、クリーニング構
造体6a,6b,6c,および6d、ならびに帯電構造
体8a,8b,8c,および8dを含む。エンドレスベ
ルト等の中間受像器7はエンドレス経路中でローラ20
および21によって移動するように支持され、そのイン
クリメント箇所、すなわち像がつみ重なっていく箇所が
作像器1a〜1dを通過して、像を各受像部材2a〜2
dから転写する。各作像器1a〜1dは中間ベルト7に
隣接して配置され、色の異なるトナー像群を互いに適切
に重なり合うレジストレーション状態で中間ベルト7へ
転写させる。ベルト7は好適には圧電ポリマー材料、例
えばPennwalt KTM社製造のフッ化ポリビニ
リデン(PVDF)などから作製される。
【0012】露光構造体3a〜3dはどの型のラスタ入
出力走査装置(RIS/ROS)でもよく、またはRI
S/ROS装置を任意に組み合わせたものでもよい。好
適な実施形態ではレーザを組み入れる二段階ROS装置
を用いる。ROSは受光体2a〜2dを二段階の強度の
光に露光させる移動式スポットシステムである。一般に
レーザは、小さなスポットへの集光に適したコリメート
された光ビームを発するための光源であるが、同時に帯
電構造体8a〜8dを用いてすでに均一に帯電されてい
る光導電体2a〜2dの効果的な放電に適したエネルギ
ーを持つ。帯電構造体8a〜8dは従来型のコロナ放電
装置を含んでもよい。複数の面を持つミラーを回転させ
るか、または検流計に取り付けられたミラーを往復運動
させることによって、通常はスポットが走査(スイー
プ)または移動する。この移動スポットは検流計や回転
ミラー等の機械的装置なしでも得られる。非機械的装置
の例には、内部偏向特性または反射特性が電気的に変化
する光偏向部材、例えば圧電結晶などがある。ROS機
構については米国特許第4,236,809号に記載が
ある。ここではその技術を利用してもよい。
【0013】ベルト7は図中の矢印で示すように時計回
りに進むため、各インクリメント箇所はまず作像器1a
を通過する。原稿の黄成分に対応する像の黄成分が受光
体ドラム2a上に形成される。これは帯電構造体8a、
露光構造体3a、および現像構造体4a等の従来の電子
写真構造体要素を用いて行う。現像器構造体は黄色のト
ナー像を光電導ドラム2a上に現像する。ドラムは反時
計回りに回転して、図示するようにベルト7に接触す
る。本発明に従うベルト7はPVDFフィルム等の圧電
ポリマーフィルムからなる外層を含む。好適なPVDF
フィルムはPennwalt KTM社製造のKyna
r(登録商標)である。圧電特性をもつPVDF材料は
フィルムを一方向または二軸方向に延伸し、それに広い
電界をかけてフィルムに直交する方向にフィルムを電気
的に偏向させることにより、極がもうけられる。図4で
はフィルムを引張する方向を参照番号1で示し、偏向方
向を参照番号3で示す。こうして極が設けられたPVD
Fシートを延伸する際、シートはシートの変形に比例し
た内部電界を発生する。発生した電界の大きさと方向は
機械的引張力および外部の中和ステップの位置決めによ
って決定される。
【0014】本発明は「ゼロモルフ(xeromorp
h)」と呼ばれるバイモルフまたはユニモルフ構造体の
どちらかを用いる。図2に示すバイモルフ・ゼロモルフ
は貼りあわせた2枚のPVDFシート40からなり、各
シートの偏向方向は逆で、底部のみに電極41を持つ。
図3に示すユニモルフ・ゼロモルフは分厚い基板71に
一枚のPVDFシート70を貼り付け、電極41をも
つ。基板となる材料は、曲げが可能だが圧電特性は持た
ない材料を含んでもよい。バイモルフ中間部材つまりベ
ルト7は、光電導体2a〜2dおよびハードロール20
のまわりで変形可能で、かつソフトロール10に窪みを
形成するのに十分な弾力性をもつ。光電導体群およびハ
ードロール20の周でベルト7が変形すると、ベルト7
の圧電拘束条件に引張力が加えられるため、ベルト7表
面に電位が発生する。こうして光電導体5aとベルト7
の接触領域に電界が生じ、光電導体上の黄色の像がベル
ト7へ転写させられる。ベルト7への転写に続いて、残
留している黄色トナーはクリーニング構造体6aを用い
て光電導体2aから取り除かれる。この転写中間システ
ムベルト7の独特の利点は、トナー転写工程で高電圧を
かけなくてもよく、かつコロナ放電器が必要ないことで
ある。さらに、転写電界が時間ではなく空間で決定され
るため、ベルトが一本の設計で広い速度範囲にわたって
動作できる。
【0015】次に帯電構造体8b、露光構造体3bおよ
び現像構造体4b等の従来の電子写真構造体要素を用い
て、原稿のマゼンタ成分に対応するマゼンタ像成分が同
様に感光ドラム2b上に形成される。現像器構造体はマ
ゼンタトナー像を感光ドラム2b上に現像する。ドラム
は図示するように反時計回りに回転してベルト7に接触
する。ベルト7とソフトロール10bとを含む転写構造
体5bは像のマゼンタ成分を感光部材2bとベルト7と
の間の接触領域で転写する。こうしてマゼンタ像をベル
ト7に転写した後、残留したマゼンタトナーはクリーニ
ング構造体によってドラム2bから除去される。
【0016】次に原稿のシアン成分および黒成分にそれ
ぞれ対応する像のシアン成分および黒成分が感光ドラム
2c、2d上にそれぞれ形成される。形成された像は重
ね合った状態で次々にベルト7に転写され、3色に黒を
加えた最終的なトナー像となる。像の転写には圧電転写
構造体5cおよび5dが用いられる。シアン成分と黒成
分との転写が終了すると、各受像部材からクリーニング
構造体6cおよび6dによって残留トナーが取り除かれ
る。
【0017】ベルト7は光電導体2dを通過した後、転
写ステーション12へ進む。ここで多色像は転写材料シ
ートつまりコピー用紙14へ転写される。コピー用紙1
4はこの転写ステーション12でトナー像と接触するよ
う移動させられる。コピー用紙14は従来の給紙装置
(図示せず)によって転写ステーション12へ送られ
る。好適には給紙装置は積み重ねられたコピー用紙群の
一番上の用紙に接触する給紙ロールを含む。給紙ローラ
は回転して用紙スタックの一番上の用紙を制御された時
間シーケンスで連続的に中間ベルト7と接触するように
送り、転写ステーション12でベルト上のトナー粉末像
と進行中のコピー用紙とが接触するようにする。本発明
に従えば、転写ステーション12ではハードロール20
はベルト7をソフトロール10の方へ曲げることによっ
て、転写時にコピー用紙14とトナー像とがうまく接触
できるようにする。このときバイモルフ・ゼロモルフ貼
合わせベルト7を凸状に曲げることにより、貼合わせの
外層に正の圧力をかけて像と逆の正の電圧を発生させ、
これにより像を反発させてコピー用紙14へ転写する。
【0018】トナー像が転写されたコピー用紙14は、
熱と圧力とがかけられるニップであるフューザ(溶解
器)22を通過する。フューザ22は加熱フューザロー
ラ24とバックアップローラ26とを含む。コピー用紙
14はトナー粉末像がフューザローラ24に接触した状
態でフューザローラ24とバックアップローラ26との
間を通過する。こうしてトナー粉末がコピー用紙に定着
される。トナー粉末溶着後、進行中のコピー用紙はシュ
ート(図示せず)によってキャッチトレー28へ案内さ
れ、その後、操作者によって印刷機から取り出される。
【0019】コピー用紙14がベルト7から分かれた
後、ベルト7表面に残留しているトナー粒子は除去され
る。粒子の除去は、磁気ブラシロール構造体を含むクリ
ーニング装置30によってクリーナーハウジング内のキ
ャリア粒子をベルト7に対してブラシと同じ向きに配向
させて行う。放電装置32も次の作像サイクルに入る前
にベルト7上の残留電荷を中和させる働きをする。この
方法の利点は、要求される用紙操作量が最小限ですみ、
用紙に対する転写中間表面の制御性および安定性が向上
し、かつ転写中間表面上では多色トナー像をより精度よ
く位置あわせ可能なことである。
【0020】図5は本発明の他の実施形態を示す。この
実施形態は、ドラム51を光電導体52が被覆している
単色作像装置50を含む。バイモルフ・ゼロモルフ圧電
ポリマー装置60は上記と同じくバイモルフであるゼロ
モルフ中間転写ベルト61を備える。ベルト61はロー
ラ62−64間に延び、凸状に曲がって光電導体52と
転写ニップ53で接触する。転写ニップ53では光電導
体52から転写中間ベルト61へ像が転写される。その
後、像は中間転写ベルト61からコピー用紙へ転写され
る。コピー用紙は図中の矢印69に沿ってローラ63と
ベルト61間に形成される凹型ニップへ進む。ベルト6
1は転写ニップ53へ到達する前にブラシ65でクリー
ニングおよび中和される。ブラシ65は参照番号66で
接地される。ローラ62は参照番号67で接地され、ニ
ップ53での光電導体52からベルト61への像転写を
促進する。ローラ62、63、および64、ならびにド
ラム51はそれぞれ図示する矢印方向に回転する。
【0021】動作時は、PVDF等から作製される圧電
ベルト61は、ニップ53に到達する前にクリーニング
ブラシ65によって中和およびクリーニングされる。ニ
ップ53に到達すると、PVDF材料61はローラ62
の周りで曲げられ、まず光電導体52からトナー像を転
写中間PVDF材料61へ引きつけるのに十分な電界を
発生する。その後、ローラ63によってPVDF材料の
カーブを反対方向にして転写用電界を逆にし、トナー像
を矢印69方向に進行するコピー用紙(図示せず)上に
反発させて転写する。こうして静電界オフセット行程が
終了する。図1と同じくこの方法の利点は、高電圧供給
が必要なく、かつ外部のコロトロン帯電器または偏向転
写部品が不必要なことである。また、この方法および図
1の方法は、転写用電界を最適に形成し、かつ処理速度
に関係なく行える。処理速度に左右されない理由は、ゼ
ロモルフ電界発生工程が時間的にではなく幾何学的(空
間的)に決定されるためである。
【0022】ゼロモルフ圧電ポリマー装置を用いる静電
オフセット転写を実証するために、次の実験を行った。
A)2枚の結合された逆極性を持つ厚さ110μのPV
DFフィルムからなるバイモルフ・ゼロモルフ素子を、
ゼロモルフ導電ベース電極に接続した導電性(マウス)
ブラシによって中和した。B)その後、ゼロモルフの電
極のあるほうの面がロールに相対する状態で、ゼロモル
フを直径16mmのロール上にかぶせた。ゼロモルフ表
面の露出した(つまり電極のない)ほうの表面電位を静
電電圧計で測定すると、この(凹状に)曲がった状態で
は約−700ボルトであった。C)曲げられたゼログラ
フを、ステンシル帯電した厚さ1milのアルミニウム
をかぶせたMylar(登録商標)上に支持される現像
した(トナー電荷が+の)像の上に転がすと、トナーの
大半は負極のゼロモルフ表面に接着した。D)ゼロモル
フはローラからはずされた後、ローラとゼロモルフとの
間に置かれる用紙にトナーの付着した側が再度巻き付け
られる。この時点ではゼロモルフは凸状である。ゼロモ
ルフを取り外すと、トナーの大半は用紙上に残されて
(つまり転写して)いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の特徴を組み入れるカラー印刷装置の
概略図である。
【図2】 本発明の中間転写部材のバイモルフ構造体を
示す断面図である。
【図3】 本発明の中間転写部材のユニモルフ構造体を
示す断面図である。
【図4】 本発明の中間転写部材の圧電特性を示す概略
図である。
【図5】 本発明の特徴を組み入れる単色印刷装置の部
分概略図である。
【符号の説明】
1a〜1d 作像器、2a〜2d 受光体、3a〜3d
露光構造体、4a〜4d 現像構造体、5a〜5d
転写構造体、6a〜6d クリーニング構造体、7 転
写ベルト、8a〜8d 帯電構造体、10a〜10d
ソフトロール、12 転写ステーション、14 コピー
用紙、20,21 ハードロール、22フューザ、30
クリーニング装置、32 放電器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受像部材上にトナー像を形成し、そのト
    ナー像を受像部材からコピー用紙へ転写する装置であっ
    て、 受像部材を含む少なくとも1つの像形成体と、 圧電特性をもつ転写中間部材を備え、受像部材から転写
    中間部材へ像を転写し、続いて転写中間部材からコピー
    用紙へ像を転写する転写装置と、 を含むことを特徴とする像転写装置。
  2. 【請求項2】 転写中間部材を備え、像が形成されたソ
    ースからコピー用紙への像を転写する像転写デバイスで
    あって、 転写中間部材として圧電特性をもつものを採用し、像が
    形成されたソースから転写中間部材へ像が転写され、続
    いて転写中間部材からコピー用紙へ像が転写されること
    を特徴とする像転写デバイス。
JP9115379A 1996-06-24 1997-05-06 像転写装置と像転写デバイス Withdrawn JPH1048964A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/670,831 1996-06-24
US08/670,831 US5671472A (en) 1996-06-24 1996-06-24 Xerographic systems using piezoelectric intermediate belt transfer

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JPH1048964A true JPH1048964A (ja) 1998-02-20

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ID=24692067

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US (1) US5671472A (ja)
EP (1) EP0816941B1 (ja)
JP (1) JPH1048964A (ja)
DE (1) DE69717917T2 (ja)

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