JPH03107976A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03107976A
JPH03107976A JP24705389A JP24705389A JPH03107976A JP H03107976 A JPH03107976 A JP H03107976A JP 24705389 A JP24705389 A JP 24705389A JP 24705389 A JP24705389 A JP 24705389A JP H03107976 A JPH03107976 A JP H03107976A
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toner
drum
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JP24705389A
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Masahiro Inoue
雅博 井上
Koji Amamiya
幸司 雨宮
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 LLLL扛里豆1 本発明は、電子写真式或は静電記録式にて像担持体に潜
像を形成し、該潜像を現像手段番ごて可視画像とし、該
可視画像を転写装置にて転写材をこ転写することにより
画像を得る画像形成装置に関するものであり、特に、複
数の現像器を有し、像担持体上に形成した潜像を現像し
、そのトナー像を転写装置により順次転写材に重ね転写
して画像を得る多色画像形成装置に好適に具現化し得る
ものである。
微速」口支I 従来、種々の多色画像形成装置が提案され、又市販され
ているが、第4図には代表的なカラー電子写真複写機の
一例が図示される。
第4図において、カラー電子写真複写機は、詳しくは後
述するが、本例では電子写真感光ドラムとされる像担持
体3に潜像を形成し、該潜像を複数の、例えばマゼンタ
、シアン、イエロー ブラックの4種類の樹脂を基材と
した平均粒径12μmのトナーを含む4個の現像器IM
IC1IY、IBKを備えた回転現像装置1にて色トナ
ー像となし、これらトナー像を、感光ドラム3表面に近
接配置したドラム形状の転写装置9に取着した紙などの
シート状転写材に重畳転写してカラー画像を得る構成と
されている。
このようなカラー電子写真複写機に使用される転写装置
9としては、第3図に略示するように、一対の環状部材
、本例では円筒状の部材9a、9bを同心的に配して両
者を連結部材9cによって一体的に結合し、更に、全周
にわたって誘電体材料で形成される転写材支持体、即ち
、誘電体シート93で被覆して円筒状に形成した転写ド
ラムが使用されている。
更に、転写ドラム9の連結部材9Cの外表面にはグリッ
パ91を配し、感光ドラム3上のトナー像とタイミング
を合わせて供給される転写材Pを把持してこれを搬送し
、転写帯電器10が配置された転写位置にて感光ドラム
3に近接する毎に各色のトナー像を転写材に転写してカ
ラー画像を形成したのち、グリッパ91を解放して分離
手段15により転写材を転写ドラムから分離する。
分離された転写材は搬送手段16にて定着手段17へと
送給される。
又、従来、転写ドラム9において、誘電体シート93を
均一にならすことと、転写ニップをかせぎ転写効率を上
げ鮮明な転写像を得るために、転写帯電器10の近傍に
おいて転写ドラム9の内側から感光ドラム3の方向へと
誘電体シート93を押し上げるために、第1図に図示す
るように、バックアップ部材18が設けられている。こ
のバックアップ部材18はマイラーなどの弾性体で形成
され、適当な圧力を誘電体シート93に与えている。
更に、近年、カラー電子写真複写機などの画像形成装置
が広く普及するに従い、その用途も多種多用に広がり、
その画像品質への要求も激しくなってきている。一般の
写真、カタログ、地図の如き画像の複写では、微細な部
分に至るまで、つぶれたり、とぎれたりすることなく、
極めて微細且つ忠実に再現することが求められている。
又、最近、デジタルな画像信号を使用しているカラー電
子写真複写機のような画像形成装置では、潜像は一定電
位のドツトが集まって形成されており、ベタ部、ハーフ
トーン部及びライト部はドツト密度を変えることによっ
て表現されている。
ところが、このような画像形成装置では、ドツトに忠実
にトナー粒子がのらず、ドツトからトナー粒子がはみ出
した状態では、デジタル潜像の黒部と白部のドツト密度
の比に対応するトナー画像の階調性が得られないという
問題がある。
更に、画質を向上させるために、ドツトサイズを小さく
して解像度を向上させる場合には、微少なドツトから形
成される潜像の再現性がさらに困難になり、解像度、及
び、特にハイライト部の階調性の悪い、シャープネスさ
に欠けた画像となる傾向がある。
これまでに、画質をよくするという目的のために、いく
つかの現像剤が提供されている。トナーの小径化も、そ
の−環であり、例えば、特開昭62−157051号公
報には、体積平均粒径が1〜9μmのカラートナーを使
用することを提案している。
しかしながら、トナーの体積平均粒径を小さくするとフ
ァンデルワールス力などによる付着力が大きくなり、像
担持体である感光ドラムへの付着性が増す。
この傾向は、像保持体として表面に電荷移動層を有する
有機重合体を含有するような表面自由エネルギーの大き
い像担持体を使用した場合に、より増長されてしまうの
で、この付着性を十分考慮して画像形成、特に転写工程
を行なわなくてはならな(なってきている。
が  しよ と  る このようなカラー電子写真複写機においては、原稿画像
をマゼンタ像、シアン像、イエロー像、ブラック像と4
色に色分解して1色毎に感光ドラム上に潜像形成を行な
い、現像工程を経て転写材に転写されるため転写ドラム
は最低4回回転を行なう必要がある。
しかしながら、転写ドラム上に保持される転写材の大き
さによっては、転写ドラムが1回転することによって1
色分転写した後次の回転時に、例えば現像器の移動が終
了できなかったり、原稿読取光学手段がそのスタート位
置に戻ることができない等の理由で、次色の画像形成工
程のための準備が終了しておらず、この場合には、転写
ドラムは更に1回転して次色の画像形成のための準備工
程が終了するのを待つ必要がある。このような次色の画
像形成のための準備工程が終了するのを待機するための
転写ドラムの回転、所謂、「空回報時」には既に転写材
に転写されたトナー像が再び感光ドラムと接触すること
番こなる。
このときトナー及び感光ドラムの持つ付着力のために転
写材上のトナー像から逆に感光ドラム表面にトナーがオ
フセットしたり、或は転写材上にてトナーが移動させら
れて画像が流れたりして、転写画像が乱れるという問題
が発生した。
更に、バックアップ部材は常に転写材支持体を付勢して
いるため、特に、転写ドラムの連結部材が通過するとき
は、過度の力が加わるために、永久歪が生じ易く、良好
な転写性を得るための適当な圧力を長期間、維持できな
いという問題も発生していた。
これらの問題を解決するため、本発明者らは、転写ドラ
ムの回転と同期して連結部が通過する毎にバックアップ
部材の転写材支持体への付勢を解除する方法や、転写ド
ラムの空回報時には転写ドラムを感光ドラムに当接、或
は、近接した「転写作動位置」から感光ドラムより離間
した「非転写作動位置」へと移動可能に構成して転写ド
ラムを感光ドラムより離間するといった方法を提案した
しかしながら、最初の方法では、転写ドラムと同期して
、バックアップ部材が解除されるだけなので永久歪を軽
減する効果は得られるが、転写画像の乱れを防止するこ
とはできず、又、2番目の方法では、転写ドラムを感光
ドラムに接離させる際の衝撃が画像に悪影響を与えない
ために、転写ドラムの空回転の間ずっと、転写ドラムを
感光ドラムより離間させてお(ことは事実上不可能であ
り、従って、転写画像の乱れを完全に防止し、又、バッ
クアップ部材の永久歪を軽減して耐久性を上げることは
不可能であった。
本発明の目的は、一連の転写工程中に、転写材支持体に
転写材を保持し搬送する状態で、転写を行わない回動時
には、該転写材支持体を押圧するバックアップ部材を転
写装置の回動とは非同期にて動作する駆動手段により、
該転写材支持体より離間させることにより、転写材上の
トナーが像担持体の方へとオフセットしたり、転写材上
のトナーが移動させられて画像が流れたりすることがな
く・常に高品質の画像を得ることのできる画像形成装置
を提供することである。
8    ゛ るな の 上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。
要約すれば本発明は、トナー像が形成される像担持体と
、転写材を保持し搬送する転写材支持体を備え、該転写
材支持体を前記像担持体の方へとバックアップ部材にて
付勢することにより前記像担持体上のトナー像を該転写
材支持体に支持した転写材に対して転写する転写装置と
を備え、該転写装置は、一連の転写工程中、転写材を転
写材支持体上に保持した状態で像担持体よりトナー像を
転写材に転写しない工程を有している画像形成装置にお
いて、前記バックアップ部材の付勢動作は、前記転写材
支持体の移動と非同期にて動作する駆動手段にて行われ
ることを特徴とする画像形成装置である。
1立■ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。尚、本実施例では、−例としてカールソンプロセ
スを応用したフルカラー電子写真複写機について説明す
るが、マルチカラー記録装置、コンピュータ出力部のカ
ラー記録装置などの画像形成装置にも適用できることは
勿論であり、プロセスとしても、静電潜像プロセス、例
えばNPプロセスなども利用できることは勿論である。
本発明は、前に第2図に関連して説明したフルカラー電
子写真複写機に好適に具現化されるものであり、その構
成及び作用を簡単に説明する。
本実施例にて、像担持体としての感光ドラム3は、矢印
X方向(反時計方向)に回転自在に担持されており、感
光ドラム3の略直上の位置に1次帯電器4が、又、左側
に回転ドラム式の現像装置1が、略直下の位置に転写装
置である転写ドラム9が矢印Y方向(時計方向)に回転
駆動される状態で配置されている。更に、右側にクリー
ニング装置12が配置される。
上記1次帯電器4及び現像装置1との間には、露光部が
設けられていて、上方に配置した、ポリゴンミラーユニ
ット8及びレーザ反射ミラー7から、光信号が感光ドラ
ム3に照射され、感光ドラム3上に潜像が形成される。
又、フルカラー電子写真複写機はその右側に定着装置1
7及び給紙装置23が配置されており、更に、転写ドラ
ム9と、定着装置17及び給紙装置23との間にはそれ
ぞれ転写紙搬送系16.20などが配設されている。
このような構成において、−広帯電器4、光学系7.8
、現像装置l、転写装置9、クリーニング装置12など
により、感光ドラム3上で色分解された色毎に帯電、露
光、現像を行い、転写材Pへ転写し、その後感光ドラム
3のクリー二9ングを行う。
現像装置lは、回転支持体に対して、その回転角方向に
90度の間隔で4つの現像器IM(マゼンタ現像)、I
C(シアン現像)IY(イエロー現像)及びIBK(ブ
ラック現像)をそれぞれ着脱自在に装着しており、感光
ドラム3の周面に形成された各色毎の潜像を対応する現
像器を使って顕像化する。このため、制御手順に従って
、回転支持体は90度づつ回動される。
尚、第1図の状態は、感光ドラム3に対して現像器IM
が対応している状態を示す。
本実施例にて、4つの現像器には、それぞれトナーとキ
ャリアの混合剤を有する現像剤が収容されたが、トナー
は以下の方法で調製された。
プロポキシ化ビスフェノールとフマル酸を結合して得ら
れたポリエステル樹脂と、ジ−ターシャリ−ブチルサリ
チル酸のクロム錯酸と、各色に応じた染顔料とを適当部
ずつヘンシェルミキサーにより十分予備混合を行なった
後、3本ロールミルで少なくとも2回以上溶融混練し、
冷却後ハンマーミルを用いて粒径約1〜2mm程度に粗
粉砕した。次いで、エアージェット方式による微粉砕機
で粉砕した。更に、得られた微粉砕物を多分割分給装置
で分給して体積平均粒径が略8μmである樹脂粒子を製
造した。
このようにして得た着色剤含有樹脂粒子100部に、B
ET法による比表面積が100rrf/gであり帯電量
−3μc/gのアルミナ微粉体0.3部と、BET法に
よる比表面積が250イ/gであり、ヘキサメチルジシ
ラザンで疎水化処理した帯電量−80uc/gのシリカ
微粉体0゜5部とを合わせて外添して各色トナーを得た
又、前記キャリア粒子としては、スチレン−メタクリル
酸メチル−アクリル酸エステルヘキシル共重合体で表面
被覆したCu−Zn−Fe系フェライト粒子を用いた。
一方、像担持体である感光ドラム3は、表面に電荷移動
層を有する有機重合体を含有したOPC感光ドラムを用
いた。
上記転写装置9は、本実施例では、前に第3図に関連し
て説明したと同様の構成とされ、一対の環状部材、本実
施例では、円筒状の部材9a、9bを同心的に配して両
者を連結部材9Cによって一体的に結合し、更に、全周
にわたって、例えばポリフッカビニリデン樹脂(PVd
F)のような誘電体材料で形成される転写材支持体、即
ち、誘電体シート93を、その端部を円筒状の部材9a
、9b及び連結部材9C上に粘着剤等を用いて貼り付け
て構成された、円筒状の転写ドラム9とされた。
又、転写ドラム9の連結部材9Cの外表面に転写材を把
持するためのグリッパ91を設け、転写ドラム9の内側
には、転写位置に対応して誘電体シート93の感光体ド
ラム3とは反対側に転写帯電器10が設けられる。更に
、転写材、誘電体シートの除電用帯電器11.13、及
び、転写材を転写ドラムより分離させる際に作動させる
分離帯電器14も又設けられる。
一方、転写材Pは給紙装置23の転写材カセットより、
転写材搬送系6を経由して、転写装置9へと給紙され、
グリッパ91により転写材Pの先端を把持して転写材支
持体に巻き付け、転写位置にて、各色のトナー画像が転
写される。その後、転写材Pは、排出部位において、除
電用帯電器11.13及び分離帯電器14による除電を
受けながら分離爪15にて転写ドラム9から外され・転
写材搬送系16によって定着装置17へと送られ、画像
を定着した後、トレーへと放出される。
次に、第1図を参照して、転写装置におけるバックアッ
プ部材18、及びバックアップ部材18を接離動作させ
るための駆動手段について、具体的に説明する。
本発明によると、感光ドラム3と転写ドラム9とが接近
する転写位置において転写帯電器10の放電幅内に、転
写材支持体であるポリフッ化ビニリデン樹脂(PVdF
)等よりなる誘電体シート93の導入側から、その移動
方向下流側に向けて伸びる弾性を有したバックアップ部
材18が設けられる。このバックアップ部材18は、例
λばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポ
リエチレンテレフタレート等の合成樹脂フィルムで構成
した押圧シートとされ、転写部の全域に渡って配設する
。これら樹脂フィルムの体積抵抗率は10′4Ω・cm
以上である。
本実施例においては、ポリエチレンテレフタレート樹脂
を用いた。
又、前記押圧シート18は、それ自身の持つ弾性力によ
り誘電体シート93を押圧し、その誘電体シート側の先
端部は転写材Pが感光ドラムに接触し終えた位置、若し
くは接触を開始する位置、又は極力このような位置に近
接した位置に位置決めされる。
誘電体シート93を単に押圧するだけならば、上記誘電
体シート93の導入側とは反対側から移動方向上流側に
向けて、バックアップ部材18を設けてもよいが、この
ような構成では感光体ドラムと転写材が接触する前に転
写が開始されることにより生ずる画像飛び散りを抑制す
る効果が得られないため、バックアップ部材18は、本
実施例で示すように、誘電体シート93の導入側から、
その移動方向下流側に向けて設けることが好ましい。
本発明に従えば、更に、前記バックアップ部材18を接
離動作させるための駆動手段が設けられる。
駆動手段は、バックアップ部材18を支持する3つのリ
ンク部材181.182.183と、リンク部材183
を軸183aの回りに移動させるカム185と、カム1
85を回転駆動するモータ186と、ブラケット24と
リンク部材181の間に張設されバックアップ部材18
を転写材支持体93から離反する方向に弾性力を働かせ
る弾持手段である引張スプリング184とにより構成さ
れる。モータ186は、本体コントローラ部(図示せず
)からの信号により、転写ドラム9の回転とは非同期に
て駆動される。
このような構成において、画像形成を行なう際の上記転
写ドラム9の回転を基準とした1次帯電、露光、現像、
転写帯電及びモータ186の駆動によるバックアップ部
材の接離動作について、第2図を参照しながら説明する
第2図は、転写ドラム9上の転写材Pのサイズが、回転
方向に長い場合、例えば、A3サイズの紙の場合で、転
写ドラム1回転の周期内で次色の画像形成のための準備
ができない場合についてのタイミングチャートの一例で
ある。従って、本実施例では、転写ドラム9は、転写工
程を行っている時の他に、更に1回の空回転を行なうよ
うに構成されている。
1色目のマゼンタ(M)像を形成するために、1次帯電
器4により紙サイズに応じた時間、コロナ放電を行ない
、感光ドラム3表面を一様に帯電する。そして画像情報
に応じて、レーザ光が照射され、M像の潜像が感光ドラ
ム3上に形成される。
現像位置には、前もって移動が完了したマゼンタ現像器
IMが待機しており、現像駆動を開始し、M像を顕像化
する。現像駆動は、現像器内の現像剤を感光ドラムの方
へと担持し搬送する現像剤担持体、即ち、現像スリーブ
が一定回転数に立上る時間tを見込んで、現像位置にお
ける画像先端よりも時間tだけ早く、駆動を開始してい
る。
転写位置では、転写ドラム9上に保持された転写材の移
動タイミング及び転写ドラム9の連結部材9cの移動に
あわせて転写帯電器10が作動し、転写帯電を行なう。
一方、この転写帯電に先立って、或は、はぼ同時にバッ
クアップ部材18が、誘電体シート93に対して圧接す
る。この状態で、転写ドラムが、略1回転して、M像が
転写材に転写される。この転写材の後端部分が転写位置
を通過すると、速やかにバックアップ部材18は、誘電
体シート93より離れて、待機状態とされる。この待機
状態においては、バックアップ部材18は、誘電体シー
ト93に当接しないばかりでなく、転写ドラム9の連結
部材9Cにも当接しない位置に位置決めされる。
次に、回転現像装置1が回転し、シアン(C)像の現像
に備えてシアン現像器ICを現像位置に移動させる。こ
のとき転写ドラム9は、3回転目に入っている。転写材
上のトナー像が感光ドラムに電気的にオフセットしない
ように、画像露光は停止しているが、1次帯電器4によ
る帯電は引き続き行なわれている。この空回転が終了し
転写ドラムが4回転めに入ると、前記のプロセスを繰り
返し、C像を転写材に転写する。
以上の工程をイエロー像、ブラック像についても同様に
行うことによって4色の転写画像が得られる。これらの
3.5.7回転目の空回転中、次の転写工程が開始され
るまで、バックアップ部材18は、待機状態に保持され
ていて誘電体シート93及び誘電体シート上の転写材を
感光体ドラム3に押圧しないようにしているので、トナ
ーが転写材から感光ドラムの方にオフセットしたり、転
写材上のトナーが移動させられて、画像が流れたりして
、画像不良が発生することが防止される。
又、本発明によれば、バックアップ部材18は、転写動
作に必要なときのみ、誘電体シートに押圧される構成と
したので、バックアップ部材の永久歪を軽減し、その耐
久性向上にも寄与している。
本実施例において、転写ドラム9は、連結部材9c上に
グリッパ91を設けて、転写材を把持する構成のものと
したが、グリッパを設けず、例えば静電吸着等の方法に
より転写材を転写ドラム上に支持する構成の転写ドラム
とすることもでき、前述と同様の効果が得られる。
更に、本実施例においては、誘電体シート93の端部な
全て、転写ドラム9を構成する枠体に粘着剤等により固
定する構成としたが、誘電体シート93の先後端部のみ
を連結部材9Cに固定し、両端部をフリーにした構成と
することも可能であり、同様の、或は、より−贋の画像
不良防止効果を得ることができる。
第3図に本発明の他の実施例が図示される0本発明者ら
は、更に研究実験を続けた結果、第3図に示されるごと
く、転写ドラム9近傍に転写ドラム9上に支持されてい
る転写材の位置を検出する部材25を設け、この位置検
出部材25からの信号をもとにバックアップ部材18を
、誘電体シート93に対して接離する構成とすることに
より、より一層の効果が得られることが判明した。
以下に詳しく説明する。
第3図にて理解されるように、本実施例によると、円筒
状の部材9a、9bを同心的に配して両者を連結部材9
Cによって一体的に結合して構成した転写ドラム9の近
傍で、転写材搬送系の一部であるガイド板20と、転写
位置の間に転写材位置検出部材25が設けられる。
ガイド板20を通過して、転写ドラム9に供給された転
写材は、静電的手段(図示せず)により誘電体シート9
3に吸着される。吸着された転写材は、転写ドラム9の
移動に従い移動し、転写材の先端が転写位置検出部材2
5を通過したとき、転写材の先端位置が本体側の記憶装
置に取り込まれる。引き続き転写材は移動し、その後端
が転写材位置検出部材25を通過したとき、その後端位
値が再び本体側の記憶装置に取り込まれる。
これらの記憶装置に取り込まれた転写材の先後端位置と
、転写材位置検出部材25から転写位置までの距離等を
演算処理して、転写材の先端が転写位置に到達したとき
、バックアップ部材18を誘電体シート93に当接させ
、転写材の後端が転写位置を通過すると速かにバックア
ップ部材18は離間し、待機状態になるように構成され
る。
断る構成により、どのようなサイズの転写材に対しても
、又、転写材の位置が、転写材支持体上で多少ズしたと
しても、転写ドラムの空回転中にトナーのオフセット等
による画像不良の発生を防止することが可能とされる。
又、本実施例によれば、バックアップ部材18の耐久性
向上の点でもより一層の効果が得られた。
本実施例においては、転写ドラム9近傍に転写材位置検
出部材を設ける構成としたが、転写材カセットにより転
写材のサイズを予め検出するように構成して、バックア
ップ部材に同様の制御を行なうこともできる。
本発明は、上記各実施例にて示されるように好適な作用
効果を得ることができるが、本発明は、画質向上のため
にトナーの体積平均粒径を10μm以下として感光ドラ
ムへの付着力が増加したとき更に大きな効果を発揮した
。又、感光体として、表面に電荷移動層を有する有機重
合体を含有する感光体を用い、付着力が増加したとき、
上記より更に大きな効果が得られた。
上記各実施例で転写装置は、転写ドラムであるとして説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えばベルト状の転写材支持体を備えた転写装置とするこ
ともでき同様の効果を得ることができる。
及1Jと舛釆 以上説明したように、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、一連の転写工程中、転写材を転写材支持体に保持し
た状態で、転写を行なわない回転、即ち空回報時に、該
転写材支持体を押圧するバックアップ部材を、転写ドラ
ムの回転とは非同期にて動作する駆動手段により転写材
支持体より離間させる構成とされるので、トナーが転写
材から像担持体の方にオフセットしたり、転写材上のト
ナーが移動させられて画像が流れたりすることを防止し
、常に高品質の画像を得ることができる。
第1図は、本発明に従って構成される転写装置の要部を
示す側面図である。
第2図は、本発明に係る画像形成装置の作動シーケンス
の一例を示す図である。
第3図は、本発明に係る画像形成装置の他の実施例の側
面図である。
第4図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略
構成図である。
第5図は、転写装置の斜視図である。
3:像担持体 9:転写装置 18:バックアップ部材 25:転写材位置検出部材 93:転写材支持体 181〜186:バックアップ部材駆動手段
【図面の簡単な説明】
第 1 図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)トナー像が形成される像担持体と、転写材を保持し
    搬送する転写材支持体を備え、該転写材支持体を前記像
    担持体の方へとバックアップ部材にて付勢することによ
    り前記像担持体上のトナー像を該転写材支持体に支持し
    た転写材に対して転写する転写装置とを備え、該転写装
    置は、一連の転写工程中、転写材を転写材支持体上に保
    持した状態で像担持体よりトナー像を転写材に転写しな
    い工程を有している画像形成装置において、前記バック
    アップ部材の付勢動作は、前記転写材支持体の移動と非
    同期にて動作する駆動手段にて行われることを特徴とす
    る画像形成装置。 2)更に、前記転写材支持体上に保持される転写材の大
    きさ又は位置を検出する検出手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。 3)前記像担持体に形成されるトナー像は平均粒径10
    μm以下のトナー粒子を有することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の画像形成装置。 4)前記像担持体が、表面に電荷移動層を有する有機重
    合体を含有することを特徴とする請求項1から3のいず
    れかの項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0584928A2 (en) * 1992-08-24 1994-03-02 Xerox Corporation Developed image transfer assist apparatus having a cam mechanism
US5719684A (en) * 1995-05-24 1998-02-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having an endless conveying and transferring belt with an interrupt control
US5805957A (en) * 1996-01-10 1998-09-08 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus

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US5719684A (en) * 1995-05-24 1998-02-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having an endless conveying and transferring belt with an interrupt control
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