JPH1047752A - ソーラー給湯機能付給湯装置 - Google Patents

ソーラー給湯機能付給湯装置

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JPH1047752A
JPH1047752A JP21665496A JP21665496A JPH1047752A JP H1047752 A JPH1047752 A JP H1047752A JP 21665496 A JP21665496 A JP 21665496A JP 21665496 A JP21665496 A JP 21665496A JP H1047752 A JPH1047752 A JP H1047752A
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敏明 長谷川
Yoji Hatake
洋二 畠
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良秀 中嶋
Yoshio Tokioka
義雄 時岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソーラー給湯器からの温水の利用を行う場合
における、主たる給湯器側とソーラー給湯器側とでのき
めの細かい連携した制御を可能として、ソーラー給湯器
から効果的な温水利用を図ることができるソーラー給湯
機能付給湯装置の提供を課題とする。 【解決手段】 少なくとも熱交換缶体10と入水路21と出
湯路22とを有する主給湯器Aと、太陽熱を利用したソー
ラー給湯器Bと、該ソーラー給湯器Bからのソーラー給
湯路70を主給湯器A側へ接続するソーラー給湯接続ユニ
ットCとを有するソーラー給湯機能付給湯装置であっ
て、主給湯器Aの運転制御を行う主コントローラ30及び
該主コントローラ30を遠隔制御するリモコン50の他に、
ソーラー給湯接続ユニットCに、該ソーラー給湯接続ユ
ニットCを制御すると共に主コントローラ30との間で制
御情報やその他の情報を共有させるための通信機能を保
持させたソーラー給湯接続コントローラ60を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソーラー給湯器によ
る温水を利用するようにしたソーラー給湯機能付給湯装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】主たる給湯器にソーラー給湯器を接続し
て、ソーラー給湯器からの温水を必要に応じて利用する
ことができるようにしたソーラー給湯機能付給湯装置が
従来より提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来における
ソーラー給湯機能付給湯装置では、ソーラー給湯器から
供給される温水を主たる給湯器に接続して取り入れる場
合に、可変バルブや混合弁等を介してある固定的な温度
での温水でしか主たる給湯器に取り込むことができず、
よって主たる給湯器において更にこれを設定された温水
にする場合において、その温度制御がうまくできない場
合が多かった。また従来の装置においては、ソーラー給
湯器からの給湯路を主たる給湯器に接続するソーラー給
湯接続ユニットには、専用のコントローラ等が設けられ
ておらず、ソーラー給湯器側と主たる給湯器側とでの連
携したきめの細かい制御ができない問題があった。
【0004】そこで本発明は、上記従来における装置の
問題を解消し、ソーラー給湯器からの温水の利用を行う
場合における、主たる給湯器側とソーラー給湯器側とで
のきめの細かい連携した制御を可能として、ソーラー給
湯器から効果的な温水利用を図ることができるソーラー
給湯機能付給湯装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明のソーラー給湯機能付給湯装置は、少なくと
も熱交換缶体と該熱交換缶体に接続される入水路と出湯
路とを有する主給湯器と、太陽熱を利用したソーラー給
湯器と、該ソーラー給湯器からのソーラー給湯路を前記
主給湯器側へ接続するソーラー給湯接続ユニットとを有
するソーラー給湯機能付給湯装置であって、前記主給湯
器の運転制御を行う主コントローラ及び該主コントロー
ラを遠隔制御するリモコンの他に、前記ソーラー給湯接
続ユニットに、該ソーラー給湯接続ユニットを制御する
と共に前記主コントローラとの間で制御情報やその他の
情報を共有させるための通信機能を保持させたソーラー
給湯接続コントローラを設けたことを第1の特徴として
いる。また本発明のソーラー給湯機能付給湯装置は、上
記第1の特徴に加えて、ソーラー給湯接続ユニットに
は、ソーラー給湯器からソーラー給湯路を通ってくる温
水と上水道等の水源から給水路を通ってくる水とを混合
調節して主給湯器の入水路に送り出す混合調節弁を有
し、ソーラー給湯接続コントローラはその制御構成とし
て、前記ソーラー給湯路に設けられた前記ソーラー温水
温度センサからのソーラー温水温度情報と前記給水路に
設けられた給水温度センサからの給水温度情報と主コン
トローラからの給湯設定温度情報とを入力し、前記混合
調節弁による混合比率の演算をして混合調節弁に対する
動作指令を出力すると共に主給湯器における燃焼運転の
要否を返信する制御構成としていることを第2の特徴と
している。また本発明のソーラー給湯機能付給湯装置
は、上記第2の特徴に加えて、ソーラー給湯接続コント
ローラの制御構成として、主給湯器において生じた非加
熱水供給要求の情報が主コントローラからソーラー給湯
接続コントローラに入力されたきた場合には、混合調節
弁に対して水側を全開とする動作指令を出力する制御構
成としていることを第3の特徴としている。また本発明
のソーラー給湯機能付給湯装置は、上記第2又は第3の
特徴に加えて、ソーラー給湯接続コントローラの制御構
成として、ソーラー給湯接続ユニット側の温度センサが
故障した場合には、混合調節弁に対して水側を全開とす
る動作指令を出力すると共に、ソーラー給湯接続ユニッ
ト側の異常をリモコンに表示するための異常表示要求信
号を主コントローラに対して送信する制御構成としてい
ることを第4の特徴としている。
【0006】上記本発明の第1の特徴によれば、ソーラ
ー給湯接続ユニットに専用のソーラー給湯接続コントロ
ーラを設けて、このコントローラでソーラー給湯接続ユ
ニットを直接的に制御するようにすると共に、ソーラー
給湯接続コントローラと主給湯器の主コントローラとの
間で情報を共有するように通信機能を保持させているの
で、リモコンやセンサ類等から主コントローラに入った
制御情報や温度情報は直ぐさまソーラー給湯接続コント
ローラに通信され、よってソーラー給湯接続コントロー
ラは通信されてきた制御情報やその他の情報に基づい
て、速やかにソーラー給湯接続ユニットを適切な状態に
制御することができる。また一方、ソーラー給湯接続ユ
ニットがどの様な状態にあるか等の情報もソーラー給湯
接続コントローラから主コントローラへ通信せられて共
有されるので、主コントローラにより主給湯器の制御を
する場合にソーラー給湯接続ユニット側の状態を踏まえ
た適切な制御をすることができる。また上記本発明の第
2の特徴によれば、上記第1の特徴による作用効果に加
えて、主給湯器を介して給湯が行われる場合に、給湯設
定温度がリモコンから主コントローラに指令されると、
その給湯設定温度情報は主コントローラからソーラー給
湯接続コントローラに直ちに通信される。ソーラー給湯
接続コントローラは、通信せられてきた給湯設定温度
と、ソーラー温水温度センサからのソーラー温水温度
と、給水温度センサからの給水温度とから、混合調節弁
による混合比率を演算して、該混合比率になるように混
合調節弁を動作せしめる。と同時に、混合調節弁によっ
て所定の給湯設定温度の温水が得られる場合には、主コ
ントローラに対して主給湯器での燃焼運転が不要である
旨の返信を行う。またソーラー給湯器からの温水では給
湯設定温度にすることができない場合には、主コントロ
ーラに対して主給湯器での燃焼運転の要を返信する。主
コントローラは、ソーラー給湯接続コントローラから返
信された燃焼の要否に応じて、主給湯器の燃焼を指令し
或いは燃焼指令を行わないままとする。以上のように第
2の特徴によれば、ソーラー給湯接続コントローラが主
コントローラから給湯設定温度情報の通信を受けること
で、運転当初から直接混合調節弁を制御して必要な給湯
設定温度での温水を主給湯器側へ供給することができる
メリットがある。またソーラー給湯器からの温水によっ
て給湯設定温度の温水を得ることができる場合には、主
給湯器の燃焼が一旦開始された後フィードバック制御に
より停止されるといったことなく、最初から燃焼運転を
せずに済ませることができる。また上記本発明の第3の
特徴によれば、上記第2の特徴による作用効果に加え
て、主給湯器側において非加熱水が要求された場合に
は、その水要求が主コントローラからソーラー給湯接続
コントローラに通信せられ、ソーラー給湯接続コントロ
ーラは混合調節弁を水側全開にする。よって、ソーラー
給湯器が接続されている場合においても、水だけを主給
湯器側に供給することができる。また上記本発明の第4
の特徴によれば、上記第2又は第3の特徴による作用効
果に加えて、ソーラー給湯接続ユニット側のソーラー温
水温度センサや給水温度センサ等の温度センサが故障し
ている場合には、ソーラー給湯接続コントローラは混合
調節弁を水側全開とする。これによってソーラー給湯接
続ユニット側から主給湯器に送られる温水は水となる
が、その温度は安定した温度であるので、主給湯器側で
はこの水を加熱して所定の給湯設定温度に確実に制御す
ることができる。また温度センサの故障に基づいてソー
ラー給湯接続ユニットにおいて給湯設定温度以上の温度
の温水を主給湯器へ送り出すといった不都合の発生も防
止することができる。またソーラー給湯接続ユニット側
の異常はソーラー給湯接続コントローラから主コントロ
ーラを介してリモコンに表示されるので、使用者におい
て装置の故障を直ぐに知ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態例に係
るソーラー給湯機能付給湯装置の全体構成図である。
【0008】主給湯器Aと、ソーラー給湯器Bと、ソー
ラー給湯接続ユニットCとを有する。主給湯器Aは、熱
交換缶体10と該熱交換缶体10に接続される入水路21と出
湯路22とを有し、また主給湯器Aを制御する主コントロ
ーラ30を有する。前記主給湯器Aの熱交換缶体10は瞬間
式熱交換缶体とされており、熱交換缶体10内に前記入水
路21と出湯路22が接続するフィン付きの熱交換コイル23
が設けられる。入水路21と出湯路22と熱交換コイル23は
給湯回路20を構成する。前記熱交換缶体10にはバーナ11
が設けられている。前記給湯回路20の入水路21には、ポ
ンプ21a 、水流スイッチ21b 、水量センサ21c 、入水温
度センサ21d が設けられている。また前記給湯回路20の
出湯路22には、出湯温度センサ22a が設けられ、末端に
は給湯カラン22b が設けられている。また前記入水路21
から出湯路22へは、調節弁24a 付きのパイバス路24が設
けられている。また前記出湯路22からは、風呂落とし込
み路25が設けられており、該風呂落とし込み路25には落
とし込み開閉弁25a が設けられている。
【0009】前記熱交換缶体10には、風呂追い焚き循環
路40が接続されている。風呂追い焚き循環路40は、熱交
換缶体10から加熱された浴槽水を浴槽44に搬送する往路
41と、浴槽44から浴槽水を熱交換缶体10に戻す復路42
と、前記熱交換缶体10内で浴槽水の熱交換加熱を行う熱
交換コイル43とからなる。前記往路41には前記風呂落と
し込み路25から落とし込まれる温水を受けるホッパー受
け部41a と三方切り替え弁41b が設けられている。前記
復路42には、循環ポンプ42a と風呂温度センサ42b と水
流スイッチ42c が設けられている。
【0010】前記主コントローラ30は主給湯器Aの各セ
ンサ類からの情報を入力し、またリモコン50からの指令
を入力し、主給湯器Aの運転の制御を行う。またリモコ
ン50との間及び後述するソーラー給湯接続ユニットCの
ソーラー給湯接続コントローラ60との間で通信し、情報
のやりとりを行う。ソーラー給湯接続ユニットCは、前
記ソーラー給湯接続コントローラ60の他に、混合調節弁
61を有する。該混合調節弁61へはソーラー給湯器Bから
のソーラー給湯路70と上水道等の水源からの給水路80が
接続され、混合調節弁61からは前記入水路21が出てい
る。ソーラー給湯接続ユニットCのソーラー給湯路70に
は電磁開閉弁等の開閉弁62、ソーラー温水温度センサ63
が設けられ、ソーラー給湯接続ユニットCの給水路80に
は給水温度センサ64が設けられ、ソーラー給湯接続ユニ
ットCの入水路21にはソーラー混水温度センサ65が設け
られている。各温度センサ63、64、65による検出温度情
報はソーラー給湯接続コントローラ60に入力され、ソー
ラー給湯接続コントローラ60は前記検出温度情報や主コ
ントローラ30から受けた制御情報等の情報に基づいて、
前記混合調節弁61の混合比率を調節し、また開閉弁62を
開閉する。
【0011】前記ソーラー給湯器Bは、前記ソーラー給
湯路70の他、ソーラー熱交換器71と、貯湯タンク72等を
有し、前記給水路80の一部が分岐して貯湯タンク72に接
続されると共に、貯湯タンク72からソーラー給湯路70が
延設されている。ソーラー熱交換器71で加熱された媒体
は貯湯タンク72内へ導かれて、該貯湯タンク72内の水を
熱交換加熱して温水とする。貯湯タンク72内の温水はソ
ーラー給湯路70を経て供給される。
【0012】次にソーラー給湯器Bからのソーラー温水
を利用した給湯を行う場合の動作を説明する。まずソー
ラー給湯接続ユニットCの図示しない電源をオンするこ
とで、ソーラー給湯接続ユニットCの運転が可能とな
る。今、主給湯器Aの電源がオンしている状態で、リモ
コン50により給湯運転スイッチをオンすると、給湯運転
スイッチのオン情報が主コントローラ30からソーラー給
湯接続コントローラ60に通信され、これによってソーラ
ー給湯接続コントローラ60は混合調節弁61を或る適当な
混合比率とした基本状態から水側全開状態にする。次に
主給湯器A側において、給湯カラン22b 若しくは風呂自
動給湯のための落とし込み開閉弁25a が開放されること
で、入水路21の水流スイッチ21b が最低作動水量以上を
検出してオンすると、その水流スイッチ21b オンの情報
と、リモコン50で設定された給湯設定温度の情報が主コ
ントローラ30からソーラー給湯接続コントローラ60に通
信される。ソーラー給湯接続コントローラ60は、受信し
た前記水流スイッチ21b オンの情報によって開閉弁62を
開放すると共に、同じく受信した給湯設定温度と前記ソ
ーラー温水温度センサ63によるソーラー温水温度と前記
給水温度センサ64による給水温度とから、給湯設定温度
にするための混合比率を演算し、混合調節弁61が演算さ
れた混合比率になるよう動作指令する。更にソーラー給
湯接続コントローラ60は、前記混合比率の演算におい
て、ソーラー温水を用いて給湯設定温度に調整できる場
合には、主コントローラ30に対して主給湯器Aの燃焼運
転が不要である旨の信号を返す。これによって主給湯器
A側において、最初から燃焼運転を行うことなく給湯を
行うことができる。勿論、運転途中で給湯設定温度が変
更された場合には、その変更された給湯設定温度情報が
主コントローラ30からソーラー給湯接続コントローラ60
に通信され、情報が共有される。ソーラー給湯接続コン
トローラ60は新たな給湯設定温度に基づいて制御を行
う。従来は一旦燃焼運転を開始した後に、フィードバッ
ク制御に基づいて燃焼を停止していた。前記ソーラー給
湯接続コントローラ60からの燃焼運転不要の返信がない
場合或いは燃焼運転要の信号があった場合には、主コン
トローラ30は熱交換缶体10のバーナ11の燃焼運転を開始
させる。
【0013】次に、リモコン50によって、非加熱水供給
要求、即ち水が要求された場合について説明する。水が
要求される場合としては、例えば、風呂ぬるめ運転がな
される場合がある。風呂のぬるめ運転は浴槽温度を設定
温度よりも若干低くするという運転である。水要求信号
がリモコンから出されると、主コントローラ30はその水
要求信号をソーラー給湯接続コントローラ60に通信す
る。水要求信号を受信したソーラー給湯接続コントロー
ラ60は、混合調節弁61を水側全開状態になるよう動作制
御する。これによってソーラー給湯器Bが主給湯器Aに
接続されている場合にも、水を供給することが可能とな
る。
【0014】次に、ソーラー給湯接続ユニットCにソー
ラー給湯接続コントローラ60を設け、主給湯器A側の主
コントローラ30との相互通信による情報の共有をするよ
うに構成した本装置において、ソーラー給湯接続ユニッ
トC側の温度センサに故障があった場合でも、主給湯器
A側も含めた全体のシステムにおいて必要な給湯設定温
度の給湯が引き続き可能となるようにした機構を説明す
る。即ち、本装置では、ソーラー給湯接続ユニットC側
のソーラー温水温度センサ63、給水温度センサ64、ソー
ラー混水温度センサ65の何れかの温度センサが故障した
場合、即ちソーラー給湯接続コントローラ60がそれらの
温度センサの故障を判断した場合には、ソーラー給湯接
続コントローラ60は混合調節弁61に対して水側を全開と
する動作指令を出力すると共に、ソーラー給湯接続ユニ
ットC側の異常をリモコン50に表示するための異常表示
要求信号を主コントローラ30に対して送信する構成とし
ている。もし、故障した温度センサからの温度情報をそ
のまま取り入れて混合調節弁61の混合比率を制御した場
合には、混合調節弁61から出る混水温度が頻繁に変わっ
たり、主給湯器A側が要求する給湯設定温度を越える温
度の温水が主給湯器A側に供給されたりして、全体の給
湯システムが故障状態となる。本装置のように、ソーラ
ー給湯器Bに接続されている場合であっても、混合調節
便61を水側全開として水を流すようにすることで、水で
はあるが安定した温度の水を主給湯器A側に流すことが
でき、よって主給湯器A側では確実に給湯設定温度の温
水に調節して、安定した給湯を引き続き提供することが
可能となる。またソーラー給湯接続コントローラ60か
ら、ソーラー給湯接続ユニットC側の異常を表示するた
めの異常表示要求信号が主コントローラ30に送信される
ので、主コントローラ30はこれをリモコン50に送信し、
リモコン50においてソーラー給湯接続ユニットCにおい
て異常がある旨の表示がなされる。これによって使用者
は、いち早くソーラー給湯接続ユニットCの異常を知る
ことができ、修理に取りかかることができる。
【0015】以上において、主給湯器Aの熱交換缶体10
には、必ずしも風呂追い焚き循環路40等の風呂加熱設備
が接続されている必要はない。一方、主給湯器Aには、
他の暖房循環路やその他の回路が付加されていてもよ
い。熱交換缶体10は、本実施の形態においては、瞬間加
熱式を用いているが、所謂セミ貯湯式の熱交換缶体とし
てもよい。この場合に給湯回路20の熱交換コイル23の代
わりに、比較的小さな貯湯槽、即ちセミ貯湯槽が配置さ
れ、その貯湯槽内の水が加熱されて給湯に用いられる。
他の風呂追い焚き循環路40の熱交換コイル43等は前記セ
ミ貯湯槽内の湯によって熱交換加熱される。前記バーナ
11は石油バーナであってもガスバーナであってもよい。
またバーナの形式は特に問題とならない。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載のソーラー給湯機能付給湯装置によれば、主給湯
器の運転制御を行う主コントローラ及び該主コントロー
ラを遠隔制御するリモコンの他に、ソーラー給湯接続ユ
ニットに、該ソーラー給湯接続ユニットを制御すると共
に前記主コントローラとの間で制御情報やその他の情報
を共有させるための通信機能を保持させたソーラー給湯
接続コントローラを設けたので、リモコンやセンサ類等
から主コントローラに入った制御情報や温度情報及びソ
ーラー給湯接続ユニット側で生じた情報を、主コントロ
ーラとソーラー給湯接続コントローラとの間での相互通
信により共有することが可能となり、よって主コントロ
ーラにより主給湯器の制御をする場合にソーラー給湯接
続ユニット側の状態を踏まえた適切な制御を速やかに行
うことができる。同様にソーラー給湯接続コントローラ
によりソーラー給湯接続ユニットの制御をする場合に
も、主給湯器側の状況を踏まえた制御を適切且つ速やか
に行うことができる。また請求項2に記載のソーラー給
湯機能付給湯装置によれば、上記請求項1に記載の構成
による効果に加えて、ソーラー給湯接続コントローラが
主コントローラから給湯設定温度情報の通信を受けるこ
とで、運転当初から直接混合調節弁を制御して必要な給
湯設定温度での温水を主給湯器側へ供給することが可能
となる。またソーラー給湯器からの温水だけで給湯設定
温度の温水を得ることができる場合には、主給湯器の燃
焼を、一旦開始するといったことなく、最初から燃焼運
転をせずに済ませることができる。また請求項3に記載
のソーラー給湯機能付給湯装置によれば、上記請求項2
に記載の構成による効果に加えて、ソーラー給湯接続コ
ントローラの制御構成として、主給湯器において生じた
非加熱水供給要求の情報が主コントローラからソーラー
給湯接続コントローラに入力されてきた場合には、混合
調節弁に対して水側を全開とする動作指令を出力する制
御構成としているので、ソーラー給湯器が接続されてい
る場合においても、主給湯器側において水が要求された
場合には、直ちにソーラー給湯接続ユニット側から水だ
けを主給湯器側に供給することができる。また請求項4
に記載のソーラー給湯機能付給湯装置によれば、上記請
求項2又は3に記載の構成による効果に加えて、ソーラ
ー給湯接続コントローラの制御構成として、ソーラー給
湯接続ユニット側の温度センサが故障した場合には、混
合調節弁に対して水側を全開とする動作指令を出力する
と共に、ソーラー給湯接続ユニット側の異常をリモコン
に表示するための異常表示要求信号を主コントローラに
対して送信する制御構成としているので、ソーラー給湯
接続ユニット側のソーラー温水温度センサや給水温度セ
ンサ等の温度センサが故障している場合には、水ではあ
るが安定した温度の水を主給湯器側に流すことができ、
よって主給湯器側では確実に給湯設定温度の温水に調節
して、安定した給湯を引き続き提供することが可能とな
る。加えて、ソーラー給湯接続ユニット側の故障をリモ
コンにおいて表示することができ、これによって使用者
は、いち早くソーラー給湯接続ユニットの異常を知るこ
とができ、修理に取りかかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例に係るソーラー給湯機能
付給湯装置の全体構成図である。
【符号の説明】
A 主給湯器 B ソーラー給湯器 C ソーラー給湯接続ユニット 10 熱交換缶体 20 給湯回路 21 入水路 22 出水路 30 主コントローラ 40 風呂追い焚き循環路 50 リモコン 60 ソーラー給湯接続コントローラ 61 混合調節弁 63 ソーラー温水温度センサ 64 給湯温度センサ 65 ソーラー混水温度センサ 70 ソーラー給湯路 80 給水路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時岡 義雄 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも熱交換缶体と該熱交換缶体に
    接続される入水路と出湯路とを有する主給湯器と、太陽
    熱を利用したソーラー給湯器と、該ソーラー給湯器から
    のソーラー給湯路を前記主給湯器側へ接続するソーラー
    給湯接続ユニットとを有するソーラー給湯機能付給湯装
    置であって、前記主給湯器の運転制御を行う主コントロ
    ーラ及び該主コントローラを遠隔制御するリモコンの他
    に、前記ソーラー給湯接続ユニットに、該ソーラー給湯
    接続ユニットを制御すると共に前記主コントローラとの
    間で制御情報やその他の情報を共有させるための通信機
    能を保持させたソーラー給湯接続コントローラを設けた
    ことを特徴とするソーラー給湯機能付給湯装置。
  2. 【請求項2】 ソーラー給湯接続ユニットには、ソーラ
    ー給湯器からソーラー給湯路を通ってくる温水と上水道
    等の水源から給水路を通ってくる水とを混合調節して主
    給湯器の入水路に送り出す混合調節弁を有し、ソーラー
    給湯接続コントローラはその制御構成として、前記ソー
    ラー給湯路に設けられた前記ソーラー温水温度センサか
    らのソーラー温水温度情報と前記給水路に設けられた給
    水温度センサからの給水温度情報と主コントローラから
    の給湯設定温度情報とを入力し、前記混合調節弁による
    混合比率の演算をして混合調節弁に対する動作指令を出
    力すると共に主給湯器における燃焼運転の要否を返信す
    る制御構成としていることを特徴とする請求項1に記載
    のソーラー給湯機能付給湯装置。
  3. 【請求項3】 ソーラー給湯接続コントローラの制御構
    成として、主給湯器において生じた非加熱水供給要求の
    情報が主コントローラからソーラー給湯接続コントロー
    ラに入力されたきた場合には、混合調節弁に対して水側
    を全開とする動作指令を出力する制御構成としているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のソーラー給湯機能付給
    湯装置。
  4. 【請求項4】 ソーラー給湯接続コントローラの制御構
    成として、ソーラー給湯接続ユニット側の温度センサが
    故障した場合には、混合調節弁に対して水側を全開とす
    る動作指令を出力すると共に、ソーラー給湯接続ユニッ
    ト側の異常をリモコンに表示するための異常表示要求信
    号を主コントローラに対して送信する制御構成としてい
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載のソーラー給
    湯機能付給湯装置。
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