JPH11230616A - 補助給湯器接続ユニット - Google Patents

補助給湯器接続ユニット

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JPH11230616A
JPH11230616A JP5432498A JP5432498A JPH11230616A JP H11230616 A JPH11230616 A JP H11230616A JP 5432498 A JP5432498 A JP 5432498A JP 5432498 A JP5432498 A JP 5432498A JP H11230616 A JPH11230616 A JP H11230616A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最低号数が高い主給湯器においても、設定温
度通りの安定した給湯動作を実現できる補助給湯器接続
ユニットを提供することを目的とする。 【解決手段】 ソーラー給湯接続ユニットCが、ソーラ
ー給湯器から供給される温水と水源から供給される水と
を混合調節して主給湯器Aに送出する混合調節弁61
と、この混合調節弁61での混合動作を制御する補助給
湯器接続コントローラ60とを備える。そして、ソーラ
ー給湯器Bからの温水温度が主給湯器Aでの設定温度よ
り低い場合、上記混合調節弁61で温水温度を一旦設定
温度より低い所定温度まで下げて主給湯器Aに供給す
る。主給湯器Aではこの所定温度で供給される温水を設
定温度まで加熱して給湯を行なう。その際、主給湯器A
での出湯温度が設定温度を越える場合には、ソーラー給
湯接続コントローラ60が上記所定温度の設定を更に低
く設定し直して主給湯器Aに温水を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソーラー給湯器な
どの補助給湯器で得られた温水を適宜加熱して給湯を行
う主給湯器に、補助給湯器で得られた温水の温度を調節
して供給する補助給湯器接続ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、主たる給湯器(主給湯器)に
ソーラー給湯器(補助給湯器)を接続することにより、
ソーラー給湯器から主給湯器にソーラー温水(温水)を
供給し得るように構成し、主給湯器側では上記ソーラー
給湯器から供給される温水を必要に応じて加熱して浴槽
などへの給湯を行い得るようにしたソーラー給湯機能付
給湯装置が提供されている。
【0003】ところで、この種のソーラー給湯機能付給
湯装置では、通常、ソーラー給湯器から供給されるソー
ラー温水の温度が主給湯器側で設定された設定温度より
高温となることがあるため、ソーラー給湯器と主たる給
湯器との間に、ソーラー温水温度の調節を行うソーラー
給湯接続ユニット(補助給湯器接続ユニット)が介装さ
れている。ソーラー給湯接続ユニットは、その内部に一
方が上水道などの水源に連結された混合弁を備えるもの
で、この混合弁によって上記ソーラー給湯器から供給さ
れるソーラー温水に上記水源からの水を混合して通水量
や温水温度を調節した後、主給湯器にソーラー温水の供
給を行っている。そして、主給湯器側では、このソーラ
ー給湯接続ユニットから供給される温水を必要に応じて
適宜加熱し、浴槽などへの給湯を行うように構成されて
いる。
【0004】ここで、上記ソーラー給湯接続ユニットに
おけるソーラー温水温度の温度調節動作と主給湯器にお
ける加熱動作の組み合わせの一例を表1に示す。
【0005】
【表1】
【0006】つまり、表1の例によれば、まず、ソーラ
ー温水温度と主給湯器の設定温度とが比較され、ソーラ
ー温水温度が高い場合(ソーラー温水温度≧設定温度の
場合)には、ソーラー温水がソーラー給湯接続ユニット
内で設定温度まで下げられた後、主給湯器に供給され
る。したがってこの場合、主給湯器側では加熱動作は行
われずに、ソーラー給湯接続ユニットから供給される温
水(設定温度の温水)がそのまま浴槽等に供給される。
【0007】一方、ソーラー温水温度が設定温度より低
い場合(ソーラー温水温度<設定温度)には、設定温度
の高低に応じて(上記例では60℃を境界として)、ソ
ーラー温水温度を一旦所定温度まで下げて主給湯器に供
給される(上記例では設定温度が60℃以上であれば4
5℃まで下げ、また、設定温度が60℃未満の場合には
30℃まで下げて供給される)。したがってこの場合、
主給湯器側では燃焼運転を行い、上記所定温度まで下げ
られた状態でソーラー給湯接続ユニットから供給される
温水を設定温度まで加熱して浴槽等への給湯が行われ
る。
【0008】なおここで、ソーラー温水温度が設定温度
より低い場合においてもソーラー給湯接続ユニットでソ
ーラー温水温度を一旦下げるように構成したのは、ソー
ラー温水をそのまま主給湯器に供給して加熱したので
は、たとえばソーラー温水温度が設定温度より僅かに低
いような場合に、主給湯器の最低燃焼号数(号数とは、
1リットルの水を1分間で25℃上昇させる熱量)によ
り設定温度を越えてしまうのを回避するためである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソーラ
ー給湯接続ユニットでの温度調節動作を上記のように構
成した場合、以下のような問題がある。
【0010】すなわち、上記ソーラー給湯接続ユニット
に設定される上記所定温度(45℃または30℃)は、
あらかじめ主給湯器の最低号数に基づいて決定される
が、主給湯器の最低号数は機器固有のバラツキなどによ
り機器毎に相違するものである。また、主給湯器での加
熱よる温水の温度上昇の程度も、主給湯器への入水圧、
つまり、主給湯器への入水量によって相違するものであ
り、入水圧の如何によっては上記所定温度の設定も最適
な設定とならない場合が生じる。
【0011】具体的には、上記表1の例によれば、たと
えば主給湯器の設定温度が60℃未満で、ソーラー温水
温度が上記設定温度を下回った場合、ソーラー温水温度
は30℃になるようにソーラー給湯接続ユニット内で調
節されるが、その際、主給湯器側の最低号数が機器のバ
ラツキなどの理由により4号程度となり、また、主給湯
器への給水圧が低下して7リットル/分となると、主給
湯器側では44℃以下の温水を給湯できなくなる。つま
りこのような場合、上記設定温度が44℃以下に設定さ
れていると、設定温度通りの給湯を行うことができない
事態が生じる。
【0012】また、このような事態の発生は、特に浴槽
への注湯動作が自動化された近時の給湯装置において
は、上記のようなソーラー給湯機能付給湯装置を用いて
浴槽への自動注湯が行えないということになるため、そ
の解決が強く望まれている。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みて提案された
もので、設定温度通りの給湯動作が実現できる補助給湯
器接続ユニットの提供を主たる目的とし、殊に最低号数
が高い主給湯器においても設定温度通りの安定した給湯
動作が実現できるものを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る補助給湯器接続ユニットは、主給湯器
と補助給湯器との間に介在して、上記補助給湯器からの
温水を主給湯器に供給する補助給湯器接続ユニットであ
って、上記補助給湯器接続ユニットは、上記補助給湯器
から補助給湯路を介して供給される温水と水源から給水
路を介して供給される水とを混合調節して主給湯器の入
水路に送出する混合調節弁と、上記混合調節弁での温水
と水との混合動作を制御する補助給湯器接続コントロー
ラとを備え、上記補助給湯器接続コントローラは、上記
補助給湯器からの温水温度が上記主給湯器での設定温度
より低い場合に、上記混合調節弁において温水温度を上
記設定温度より低い所定温度まで下げるように調節して
上記主給湯器に温水を供給させ、上記設定温度までの温
度上昇は上記主給湯器側で行なわせるものにおいて、上
記主給湯器での出湯温度が上記設定温度と一致しない場
合に、上記補助給湯器接続コントローラにおける上記所
定温度の設定を更新することを特徴とする。
【0015】すなわち、この発明の補助給湯器接続ユニ
ットが用いられる補助給湯器付きの給湯システムでは、
補助給湯器から供給される温水温度が主給湯器で設定さ
れた設定温度より低い場合には、上記補助給湯器接続コ
ントローラの指令により、補助給湯器から供給される温
水は、その温度が一旦所定温度まで下げられた後に主給
湯器に供給される。そして、主給湯器側では、この所定
温度で供給される温水を上記設定温度まで加熱すること
により設定温度での給湯動作が行う。具体的には、主給
湯器側での加熱運転は、設定温度での給湯を実現するた
めに、上記所定温度と設定温度との温度差ならびに主給
湯器側の通水量に応じて、主給湯器に設けられるコント
ローラが適正な燃焼号数を選択してバーナ等の加熱手段
に対して必要な燃焼運転の指令を行なうことにより実現
される。そして、本発明においては、このようにして主
給湯器側が燃焼運転を行ったにもかかわらず、主給湯器
の出湯温度(給湯温度)が上記設定温度と一致しない場
合に、上記補助給湯器接続コントローラ側で設定される
上記所定温度の設定を、設定温度での給湯が実現できる
ように更新することにより、主給湯器側の出湯温度を上
記設定温度と一致させるものである。
【0016】そして、具体的には請求項2に示すよう
に、上記主給湯器での出湯温度が上記設定温度を越える
場合には(出湯温度≧設定温度)、上記所定温度を下げ
るように設定の更新が行なわれる。つまり、このような
場合、通常、主給湯器側では最低号数での燃焼運転が行
われているが、そのような場合においても出湯温度が設
定温度を越えているので、請求項2の発明では、主給湯
器に供給する温水の温度、つまり上記所定温度を下降修
正することにより、主給湯器側の出湯温度の値を適正な
値となるように修正を行なう。具体的には、この所定温
度の下降修正にあたっては、主給湯器の出湯温度と上記
設定温度との温度差に応じて上記所定温度を下げるよう
に構成することが好ましく、そうすることによって、主
給湯器側で無駄な燃焼運転をすることなく、最低号数の
燃焼運転で設定温度の給湯を実現可能となる。
【0017】また、本発明では請求項3に示すように、
主給湯器での出湯温度が上記設定温度未満の場合には、
上記補助給湯器接続コントローラにおいて上記所定温度
を上げるように設定のし直しが行われることが好まし
い。つまり、この場合、上記請求項2の場合とは逆に、
主給湯器側では、通常、最低号数ではなく最大号数また
は予め主給湯側に設定された燃焼号数での燃焼運転が行
われている。そのような場合においても出湯温度が設定
温度に満たない場合には、主給湯器側が最大号数または
上記予め設定された燃焼号数で燃焼運転を行っても設定
温度の出湯が得られるように主給湯器に供給する温水の
温度、つまり上記所定温度を上昇させる修正が行なわれ
る。なお、この所定温度の上方修正にあたっては、主給
湯器の燃焼号数に応じて上記所定温度を上げることが好
ましく、またそうすることによって、主給湯器側に必要
以上の強い燃焼運転を強いることなく、最大号数または
設定された号数の燃焼運転で設定温度の給湯を実現する
ことができる。
【0018】さらに、本発明では請求項4に示すよう
に、上記主給湯器において燃焼運転に必要な最低作動水
量が検出されなくなった場合に、上記更新後の所定温度
を初期設定値に復帰させるように構成するか、あるいは
請求項5に示すように、上記補助給湯器接続コントロー
ラが上記所定温度を記憶する記憶手段を備え、上記主給
湯器において燃焼運転に必要な最低作動水量が検出され
なくなった後においても上記更新後の所定温度を上記記
憶手段に記憶保持させ、以後の動作において上記記憶手
段に記憶保持された更新後の所定温度に基づいて上記混
合調節弁の動作を制御するように構成することが可能で
ある。
【0019】すなわち、上述したような主給湯器の出湯
温度と設定温度の不一致を生じさせる原因としては、た
とえば主給湯器側への入水量の一時的な変動による場合
などのように一過性のものや、あるいは機器固有のバラ
ツキなどのようにある程度継続性を伴うものなど種々の
原因が考えられる。したがって、本発明では、そのよう
な多様な原因に対応して、請求項4または請求項5の構
成を選択することにより、一過性の原因から継続性のあ
る原因に応じて適宜所定温度の復帰ないしは記憶保持を
行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る補助給湯器接
続ユニットの一実施形態を図面に基づいて具体的に説明
する。
【0021】図1は、本発明に係る補助給湯器接続ユニ
ットを備えたソーラー給湯機能付給湯装置の構成を示し
ており、このソーラー給湯機能付給湯装置は図示される
ように、主給湯器Aと、ソーラー給湯器(補助給湯器)
Bと、ソーラー給湯接続ユニット(補助給湯器接続ユニ
ット)Cとを主要部として備えてなる。
【0022】主給湯器Aは、主としてソーラー給湯接続
ユニットCから供給される温水を必要に応じて適宜給湯
設定温度(設定温度)まで加熱して給湯カラン22bや
浴槽44等に供給するもので、熱交換缶体10と該熱交
換缶体10に接続される入水路21と出湯路22とを有
するとともに、主給湯器Aを制御する主コントローラ3
0を主要部として備えてなる。上記主給湯器Aの熱交換
缶体10は瞬間式熱交換缶体とされ、ガスバーナ11を
備えるとともに、熱交換缶体10内に上記入水路21と
出湯路22が接続されるフィン付きの熱交換コイル23
が設けられ、これらの入水路21と出湯路22と熱交換
コイル23とで給湯回路20が構成されている。
【0023】上記給湯回路20の入水路21には、ポン
プ21a、水流スイッチ21b、水量センサ21c、入
水温度センサ21dが設けられている。また上記給湯回
路20の出湯路22には、出湯温度センサ22aが設け
られ、この出湯路22の末端には給湯カラン22bが設
けられている。また、上記入水路21から出湯路22へ
は、調節弁24a付きのバイパス路24が設けられてお
り、上記給湯カラン22bから出る温水温度の微調整が
行われている。
【0024】そして、上記出湯路22には、浴槽44へ
温水を供給するための風呂落とし込み路25が設けられ
ており、該風呂落とし込み路25には落とし込み開閉弁
25aが設けられている他、上記熱交換缶体10には浴
槽44内の湯水(浴槽水)を追い焚きするための風呂追
い焚き循環路40が接続されている。この風呂追い焚き
循環路40は、熱交換缶体10から加熱された浴槽水を
浴槽44に搬送する往路41と、浴槽44から浴槽水を
熱交換缶体10に戻す復路42と、上記熱交換缶体10
内で浴槽水の熱交換加熱を行なう熱交換コイル43とか
ら構成され、上記往路41には上記風呂落とし込み路2
5から落とし込まれる温水を受けるホッパー受け部41
aと三方切り替え弁41bが設けられている。さらに、
上記復路42には、循環ポンプ42aと風呂温度センサ
42bと水流スイッチ42cが設けられている。
【0025】また、上記主コントローラ30は、主給湯
器Aの各センサ類からの情報ならびにリモコン50から
の指令を入力して主給湯器Aの運転制御を行なうもの
で、マイクロコンピュータで構成される。そして、この
主コントローラ30は、リモコン50との間および後述
するソーラー給湯接続ユニットCのソーラー給湯接続コ
ントローラ(補助給湯器接続コントローラ)60との間
で通信可能なようにモデム等の公知の通信手段を備え、
これらの間で相互に情報のやりとりを行なう。なお、主
コントローラ30、リモコン50および後述するソーラ
ー給湯接続ユニットCのソーラー給湯接続コントローラ
60との間は通信用の伝送線101,102で有線接続
されており、それぞれ双方向に通信可能とされている。
【0026】ソーラー給湯接続ユニットCは、ソーラー
給湯器Bからのソーラー給湯路(補助給湯路)70を上
記主給湯器A側に接続するためのユニットで、上記ソー
ラー給湯接続コントローラ60の他に、混合調節弁61
を有する。該混合調節弁61にはソーラー給湯器Bから
のソーラー給湯路70と、上水道等の水源からの給水路
80とが接続されるとともに、混合調節弁61から主給
湯器Aに対して上記入水路21が延設されている。より
具体的には、ソーラー給湯接続ユニットCには、該ユニ
ットCに対して上記ソーラー給湯路70、給水路80お
よび主給湯器Aの入水路21の配管をそれぞれ接続する
ための接続口(ソーラー温水入水口91,給水口92,
出湯口93)が設けられており、装置施工時にこれらの
接続口に対して上記ソーラー給湯路70などを構成する
各配管が管継手などの接続手段(図示せず)によって接
続される。
【0027】そして、このソーラー給湯接続ユニットC
のソーラー給湯路70には、電磁開閉弁等で構成された
開閉弁62が配設され、この開閉弁62を全閉動作させ
ることにより上記ソーラー給湯器Bからのソーラー温水
を遮断可能とされている。
【0028】また、このソーラー給湯路70には、上記
ソーラー給湯器Bらか供給される温水の温度を検知する
ソーラー温水温度センサ63が設けられるとともに、ソ
ーラー給湯接続ユニットCの給水路80には水源から供
給される水温を検知する給水温度センサ64が設けら
れ、さらに、ソーラー給湯接続ユニットCの入水路21
側には上記混合調節弁61から流出する温水の温度を検
知する温水温度センサ65が設けられている。そして、
これらの各温度センサ63、64、65による検出温度
情報はソーラー給湯接続コントローラ60に入力されて
いる。
【0029】また、上記ソーラー給湯接続コントローラ
60は、ソーラー給湯接続ユニットCの動作を制御する
もので、マイクロコンピュータで構成されるとともに、
上記主コントローラ30等との間で通信可能なようにモ
デム等の公知の通信手段を備えている。そして、上記検
出温度情報や主コントローラ30から受けた制御情報に
基づいて、上記混合調節弁61の混合比率を調節し、ま
た開閉弁62の開閉動作を制御可能とされている。
【0030】一方、上記ソーラー給湯器Bは、太陽熱を
利用して温水を供給するための装置であって公知の構成
を備えている。すなわち、上記ソーラー給湯路70の
他、ソーラー熱交換器71と、貯湯タンク72等を有
し、上記給水路80の一部が分岐されて貯湯タンク72
に接続されるとともに、貯湯タンク72からソーラー給
湯路70が延設されている。そして、ソーラー熱交換器
71で加熱された媒体が貯湯タンク72内へ導かれて該
貯湯タンク72内の水を熱交換加熱してソーラー温水と
し、この貯湯タンク72内のソーラー温水がソーラー給
湯路70を経て上記ソーラー給湯接続ユニットCに供給
されている。
【0031】しかして、このように構成されてなるソー
ラー給湯機能付給湯装置においては、ソーラー給湯接続
ユニットCのソーラー接続コントローラ60が、主給湯
器Aにおける設定温度およびソーラー給湯器Bからのソ
ーラー温水温度とを入力して、上記表1と同様の動作で
主給湯器Aに対して温水の供給を行なっている。すなわ
ち、ソーラー温水温度が上記設定温度を越えている場合
には、上記混合調節弁61においてソーラー温水と水と
を混合してソーラー温水の温度を上記設定温度まで下降
させて主給湯器A側に供給が行なわれる。そして、この
場合、主給湯器A側では設定温度の温水が供給されるの
で、上記ガスバーナ11は燃焼運転を行なわないで、そ
のまま出湯管22を介して給湯カラン22bまたは浴槽
44に給湯が行なわれる。
【0032】一方、ソーラー温水温度が設定温度に満た
ない場合には、ソーラー温水温度を予め設定された所定
温度まで下降させて主給湯器A側に給湯が行なわれる。
この所定温度の設定にあたっては、表1の場合には、主
給湯器A側での設定温度の高低、つまり表1の場合では
60℃を境として、設定温度が60℃以上であれば45
℃を所定温度として、また、60℃未満であれば30℃
を所定温度として、それぞれ水との混合が行なわれる。
このように、ソーラー温水温度が設定温度に満たない場
合においてもソーラー温水の温度を所定温度まで下降さ
せるのは、ソーラー温水温度と設定温度との温度差が僅
かである場合に、ソーラー温水をそのまま主給湯器A側
に供給したのでは、主給湯器Aの燃焼運転により設定温
度を越えてしまうのを防止するためである。また、設定
温度の高低により所定温度の設定を切り替えているの
は、設定温度が高い場合にまで一律に低い所定温度まで
ソーラー温水温度を下げたのでは、その後の主給湯器A
側での加熱に必要な燃焼号数が高くなるので、無駄なエ
ネルギー消費を少なくするためである。
【0033】したがって、表1に示す設定温度の境界温
度(60℃)や、この設定温度の高低により設定される
所定温度(45℃,30℃)は、主給湯器Aの燃焼性能
やソーラー給湯機能付給湯装置の設置環境等に応じて適
宜設定変更可能であることは勿論であり、また、場合に
よっては、表1のように設定温度の高低による所定温度
の切り替えを行なわずに一律に一定の所定温度までソー
ラー温水温度を下降させる構成を採用することも可能で
ある。
【0034】ところで、このようにしてソーラー給湯器
Bからの温水を利用するソーラー給湯機能付給湯装置に
おいては、ソーラー温水温度が設定温度より低い場合に
主給湯器A側の出湯温度が設定温度と一致しなくなる場
合がある。すなわち、上記ソーラー接続コントローラ6
0に設定される上記所定温度は、主給湯器Aの燃焼号数
に基づいてあらかじめ設定されるが、主給湯器Aの燃焼
号数は機器毎のバラツキにより一様ではなく、また、燃
焼号数が予定通りに得られている場合でも、主給湯器A
への入水量の大小によってソーラー温水の温度上昇の程
度にも差が出るため、ソーラー給湯接続ユニットCが正
常に動作したとしても出湯温度と設定温度が一致しない
場合が起こり得る。
【0035】そのため、本発明に係るソーラー給湯接続
ユニットCでは、かかる事態の発生を抑制するために、
以下のような動作が行なわれる。
【0036】実施形態1 まず、第1の実施形態として、図2に設定温度が60℃
未満の場合の制御動作をフローチャートで示す(なお、
この場合の設定温度が60℃未満であるので所定温度は
当初30℃に設定されている)。
【0037】(1) まず、主給湯器Aならびにソーラー給
湯器Bの電源をオンとした後、ソーラー給湯接続ユニッ
トCの図示しない電源をオンとしてソーラー給湯接続ユ
ニットCを運転可能な状態とするとともに、たとえばリ
モコン50の風呂自動運転スイッチをオンとする(図2
ステップS1)。これにより、リモコン50の指示に基
づいて、給湯運転スイッチのオン情報ならびに設定温度
情報が主コントローラ30からソーラー給湯接続コント
ローラ60に通信される。
【0038】(2) そしてこれと並行して、主給湯器A側
の落とし込み開閉弁25aが開放され、主給湯器Aの水
流スイッチ21bが主給湯器Aの最低作動水量以上の通
水を検出すると、主給湯器A側の最低作動水量検出信号
(MOQ信号)がオンとなる(図2ステップS2)。こ
のMOQ信号は、主給湯器Aを動作させるために必要な
最低作動水量を検出した際に送出される信号である。な
お、このMOQ信号の発生回路は、一般的な給湯装置で
あれば通常備える公知の回路であるので、ここでは説明
を省略する。また、MOQ信号がオフの場合には、再び
図2ステップS2に戻ってMOQ信号がオンとなるのを
待つ。
【0039】(3) そして、主給湯器AのMOQ信号がオ
ンとなると、主コントローラ30からソーラー給湯接続
コントローラ60にその旨が通信により伝達される。ソ
ーラー給湯接続コントローラ60では、このMOQ信号
オンを受信すると、続いて設定温度(Qts)が60℃
未満か否かの判定を行なう(図2ステップS3)。
【0040】(4) そして、設定温度(Qts)が60℃
未満であれば、続く図2ステップS4において、今度は
設定温度(Qts)とソーラー温水温度(Sth)とが
比較される。具体的には、図2ステップS4では、ソー
ラー温水温度(Sth)と設定温度(Qts)にあた
り、設定温度側を(Qts+1)として判定を行なって
いる。これは上記表1に示すように、設定温度(Qt
s)とソーラー温水温度(Sth)が一致する場合に
は、ソーラー温水がそのまま主給湯器A側に供給される
ことになるので、ソーラー温水温度のバラツキを考慮し
たものであり、実質的には設定温度(Qts)とソーラ
ー温水温度(Sth)との比較を行なっているものであ
る。なお、図2ステップS3およびステップS4の双方
とも判定が否定的であれば図2ステップS3に戻る。
【0041】(5) そして、上記図2ステップS4での判
定によりソーラー温水温度(Sth)が設定温度(Qt
s+1)未満であると判定されると、ソーラー給湯接続
コントローラ60では、所定温度(Sts)を30℃に
設定して、上記混合調節弁61に対して混合後のソーラ
ー温水の温度が30℃となるように混合比率の指令が行
なわれる(図2ステップS5)。
【0042】ここで、混合調節弁61の制御は、ソーラ
ー給湯接続コントローラ60が受信した設定温度情報
と、上記ソーラー温水温度センサ63からのソーラー温
水温度情報および給水温度センサ64からの給水温度情
報とに基づいて行われる。すなわち、上記ソーラー給湯
接続コントローラ60は、これらの情報に基づいて、主
給湯器Aに送出するソーラー温水の温度を上記所定温度
(30℃)にするために混合調節弁61の混合比率を演
算し、この演算された混合比率を動作指令として混合調
節弁61に伝達する。
【0043】(6) このようにして上記混合調節弁61で
の混合動作が行なわれると、主給湯器A側では、所定温
度(30℃)で供給されるソーラー温水を設定温度まで
上昇させるように燃焼運転が行なわれる。その際、主給
湯器Aにおける出湯温度(Qth)は出湯温度センサ2
2aで検出され、出湯温度情報として主コントローラ3
0を介してソーラー接続コントローラ60に伝達され
る。
【0044】(7) そして、ソーラー給湯接続コントロー
ラ60では、この出湯温度センサ22aからの出湯温度
(Qth)と上記設定温度(Qts)との比較を行い、
出湯温度(Qth)が設定温度(Qts)以上の状態が
連続するか否かの判定を行ない(図2ステップS6)、
出湯温度(Qth)が設定温度(Qts)を越える状態
が継続していると判断した場合は、続く図2ステップS
7において上記ソーラー給湯接続コントローラ60で設
定されている所定温度(30℃)を一定温度分(α)だ
け下げる指令を実行する(図2ステップS7)。
【0045】すなわち、このように出湯温度(Qth)
が設定温度(Qts)を越える状態が継続する場合とし
ては、上述したようにたとえば主給湯器A側が最低号数
で燃焼している場合が考えられるが、本実施形態におい
ては、このような場合にソーラー給湯接続コントローラ
60に設定されている所定温度を下げることにより、主
給湯器A側での過剰加熱状態を回避するものである。し
たがって、ここでの一定温度分(α)は、主給湯器Aの
燃焼能力等に応じて適宜設定される。また、上記図2ス
テップS6で(Qth≧Qts)の状態が継続したこと
をもって所定温度(Sts)を下げるよにう構成してい
るのは、各温度センサのノイズ等による単発的な温度変
化で所定温度(Sts)を下げることがないようにした
ものであり、上記継続時間等の設定も適宜設定される。
【0046】しかして、本実施形態では、このように出
湯温度(Qth)が設定温度(Qts)を越える状態が
継続して検出された際に所定温度(Sts)を下げるよ
うに構成したので、主給湯器A側では、常に設定温度
(Qts)通りの給湯が行なえることとなり、安定した
給湯動作を実現できる。
【0047】なお、この更新後の所定温度(Sts−
α)は、たとえばソーラー給湯接続コントローラ60に
図示しない記憶手段を設けておき、この記憶手段に記憶
保持させることにより、以後の運転時においてこの更新
後の所定温度(Sts−α)を用いることが可能である
他、たとえば上記MOQ信号がオフとなった場合、つま
り、給湯動作が停止した場合には所定温度(Sts−
α)を初期の所定温度(Sts)に復帰させるように構
成することも可能である。
【0048】実施形態2 次に、図3に第2の実施形態のフローチャートを示す。
第3図でも上記第2図同様に設定温度が60℃未満の場
合の制御動作をフローチャートで示す。したがってこの
図3の場合においても上記図2と同様に、設定温度は6
0℃未満であるので所定温度は当初30℃に設定されて
いる。また、図3ステップS1〜図3ステップS5まで
は上記図2のステップS1〜図2ステップS5までと同
じであるので説明を省略する。
【0049】(1) そして、この第2の実施形態では、図
3ステップS6において、ソーラー給湯接続コントロー
ラ60において出湯温度(Qth)と上記設定温度(Q
ts)との比較が行なわれる。そして、この実施形態で
は、出湯温度(Qth)が設定温度(Qts)の比較に
おいて、出湯温度(Qth)が設定温度(Qts)以上
の場合には続く図3ステップS7に移行し、また出湯温
度(Qth)が設定温度(Qts)未満の場合には図3
ステップS8に移行する。
【0050】(2) そして、出湯温度(Qth)が設定温
度(Qts)以上の場合には、上記実施形態1と同様に
所定温度(Sts)を下げるのであるが、この実施形態
では、その下げ幅は、出湯温度(Qth)と設定温度
(Qts)の温度差(Qth−Qts)に応じて決定さ
れる(図3ステップS7参照)。なお、この図3ステッ
プS7では、上記所定温度(Sts)の下降幅の演算に
あたり、上記温度差(Qth−Qts)の他に定数
(α)が考慮されているが、これは上記下降幅の補正用
の定数であり、その値は適宜設定可能である。したがっ
て、実質的には、出湯温度(Qth)と設定温度(Qt
s)の温度差(Qth−Qts)に応じて所定温度(S
ts)の下降幅が決定される。
【0051】このように、この第2の実施形態では、設
定温度を越えた分に応じて主給湯器Aに供給される温水
の温度を低下させるので、たとえば、主給湯器Aへの入
水量が低下している場合などにおいても安定した給湯動
作が行なえる他、ソーラー温水の温度を必要以上に下げ
ることがないため、ソーラー温水を効率良く利用するこ
とができる。
【0052】(3) 一方、上記図3ステップS6におい
て、出湯温度(Qth)が設定温度(Qts)に満たな
いと判断された場合には、図3ステップS8において、
主給湯器Aの現在の燃焼号数(Go)が、主給湯器Aの
最低号数(Gmin)より高いか否かが判定される。す
なわち、この図3ステップS8では、出湯温度(Qt
h)が設定温度(Qts)に満たない場合に、主給湯器
Aが最低号数(Gmin)以上の号数で燃焼しているか
否かを判定し、最低号数(Gmin)以上で燃焼してい
るにもかかわらず、出湯温度(Qth)が設定温度(Q
ts)に満たない場合には、主給湯器Aに対して供給さ
れる温水の温度、すなわち、上記所定温度(Sts)を
上昇させる指令を実行する(図3ステップS9参照)。
なお、図3ステップS8では、主給湯器Aの燃焼号数
(Go)との比較が一定の号数(Gmin+β)で行な
われるが、この(β)は上記演算の補正用の定数であり
適宜設定される。つまり、この定数(β)を高くするか
低くするかによって、続く図3ステップS9への移行タ
イミングが適宜変更できるものとされる。
【0053】(4) そして、上記図3ステップS8で上記
一定号数(Gmin+β)以上の燃焼があると判定され
ると、続く図3ステップS9において、上記所定温度
(Sts)を上昇させる指令が、上記ソーラー給湯接続
コントローラ60において行なわれる。この所定温度
(Sts)の上昇幅として、本実施形態では、〔(Gs
−Gmin−β)×25/Qn〕の温度上昇が行なわれ
る(なおここで、Gsは主給湯器の設定号数、Qnは主
給湯器Aのトータル流量をそれぞれ示しており、これら
の情報は主コントローラ30を介して補助給湯接続コン
トローラ60に与えられる)。つまり、主給湯器Aの設
定号数(Gs)から上記一定号数(Gmin+β)を減
算することにより、出湯温度(Qth)を得るために主
給湯器A側で費やされた燃焼号数の上昇分(ただし、G
min+βからみての上昇分)が求められる。そして、
この号数上昇分(Gs−Gmin−β)に25/Qnを
乗じることにより、この号数上昇分により得られた主給
湯器A側での温度上昇分が算出されるので、この温度上
昇分を上記所定温度(Sts)に加算するものである。
【0054】すなわち、この図3ステップS9では、主
給湯器A側で費やされた号数上昇分に応じて主給湯器A
に供給するソーラー温水の温度を上昇させるため、主給
湯器A側ではその後の加熱に際して余裕をもって燃焼号
数の上昇を行なわせることが可能となる。したがって、
この第2の実施形態においては、出湯温度(Qth)が
設定温度(Qts)に満たない場合に、ソーラー給湯接
続ユニットCから出力される温水温度が上昇させられる
ため、主給湯器A側では燃焼号数を過度に高く設定しな
くとも設定温度(Qts)通りの給湯を行なうことが可
能となる。
【0055】なお、この第2の実施形態では、図3ステ
ップS7、ステップS9の終了後およびステップS8で
否定的な判定が出た場合には、図3ステップS6に戻る
ように構成される。また、この実施形態2の場合におい
ても、上記実施形態1の場合と同様に、更新後の所定温
度を記憶手段に記憶させ、あるいは、MOQ信号のオフ
おより初期の所定温度に復帰させるように構成すること
が可能である。
【0056】以上、上述した実施形態はあくまでも本発
明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれ
に限定されることなくその発明の範囲内で種々の設計変
更が可能である。
【0057】たとえば、上記実施形態においては、補助
給湯器としてソーラー給湯器を採用しているが、上記補
助給湯器として他の形態の給湯器を用いることも可能で
あり、また、バーナ11にはガスバーナを用いている
が、燃料の形態がガスに限定されるものではない。さら
に、主給湯器Aの熱交換缶体10には、必ずしも風呂追
い焚き循環路40等の風呂加熱設備が接続されている必
要はなく、一方、主給湯器Aには、他の暖房循環路やそ
の他の回路が付加されていてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
補助給湯器接続ユニットが、補助給湯器から補助給湯路
を介して供給される温水と水源から給水路を介して供給
される水とを混合調節して主給湯器の入水路に送出する
混合調節弁と、上記混合調節弁での温水と水との混合動
作を制御する補助給湯器接続コントローラとを備えると
ともに、上記補助給湯器からの温水温度が上記主給湯器
での設定温度より低い場合に、上記混合調節弁において
温水温度を上記設定温度より低い所定温度まで下げるよ
うに調節して上記主給湯器に温水を供給させ、上記設定
温度までの温度上昇は上記主給湯器側で行なわせるもの
であって、上記主給湯器での出湯温度が上記設定温度と
一致しない場合に、上記補助給湯器接続コントローラに
おける上記所定温度の設定を更新するものであるから、
上記設定の更新を適切に行なうことによって主給湯器側
では常に安定して設定温度通りの温水を給湯することが
できる。
【0059】そして、主給湯器での出湯温度が設定温度
を越えるような場合には、補助給湯器接続コントローラ
に設定される所定温度を下げるように設定し直すことか
ら、たとえば、主給湯器の最低燃焼号数が高いような場
合や、あるいは主給湯器側の通水量が低いような場合に
おいても、設定温度通りの給湯を実現できる。また、そ
の際の所定温度の更新にあたり、上記主給湯器の出湯温
度と上記設定温度との温度差に応じて上記所定温度を下
げることにより、補助給湯器で得られた温水の温度を必
要以上に下げることなく、効率よく補助給湯器の温水を
利用できる。
【0060】一方、所定温度の更新にあたり、主給湯器
での出湯温度が設定温度に満たない場合には、上記補助
給湯器接続コントローラにおいて上記所定温度を上げる
ように設定し直すことから、たとえば、主給湯器側の燃
焼能力を越えたような場合などにおいても、補助給湯器
側からの温水温度を上げることで設定温度通りの給湯を
実現できる。しかも、その際の所定温度の更新にあた
り、主給湯器の燃焼号数に応じて上記所定温度を上げる
ことにより、所定温度を上げすぎることなく適格に設定
温度通りの給湯を実現できる。
【0061】また、上記のようにして更新された所定温
度を記憶保持させたり、あるいは最低作動水量が検出さ
れなくなった場合に所定温度を初期設定値に復帰させる
ことにより、使用環境等に応じて最適な装置構成を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る補助給湯器接続ユ
ニットを用いたソーラー給湯機能付給湯装置の構成図で
ある。
【図2】同補助給湯器接続ユニットの第1の実施形態の
動作概要を示すフローチャートである。
【図3】同補助給湯器接続ユニットの第2の実施形態の
動作概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 主給湯器 B ソーラー給湯器(補助給湯器) C ソーラー給湯接続ユニット(補助給
湯器接続ユニット) 10 熱交換缶体 20 給湯回路 21 入水路 22 出水路 30 主コントローラ 40 風呂追い焚き循環路 50 リモコン 60 ソーラー給湯接続コントローラ 61 混合調節弁 62 開閉弁 63,65 ソーラー温水温度センサ 64 給水温度センサ 70 ソーラー給湯路(補助給湯路) 80 給水路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主給湯器と補助給湯器との間に介在し
    て、前記補助給湯器からの温水を主給湯器に供給する補
    助給湯器接続ユニットであって、 前記補助給湯器接続ユニットは、前記補助給湯器から補
    助給湯路を介して供給される温水と水源から給水路を介
    して供給される水とを混合調節して主給湯器の入水路に
    送出する混合調節弁と、前記混合調節弁での温水と水と
    の混合動作を制御する補助給湯器接続コントローラとを
    備え、 前記補助給湯器接続コントローラは、前記補助給湯器か
    らの温水温度が前記主給湯器での設定温度より低い場合
    に、前記混合調節弁において温水温度を前記設定温度よ
    り低い所定温度まで下げるように調節して前記主給湯器
    に温水を供給させ、前記設定温度までの温度上昇は前記
    主給湯器側で行なわせるものにおいて、 前記主給湯器での出湯温度が前記設定温度と一致しない
    場合に、前記補助給湯器接続コントローラにおける前記
    所定温度の設定を更新することを特徴とする補助給湯器
    接続ユニット。
  2. 【請求項2】 前記所定温度の更新にあたり、前記主給
    湯器での出湯温度が前記設定温度以上である場合には、
    前記主給湯器の出湯温度と前記設定温度との温度差に応
    じて前記所定温度を下げるように設定し直すことを特徴
    とする請求項1に記載の補助給湯器接続ユニット。
  3. 【請求項3】 前記所定温度の更新にあたり、前記主給
    湯器での出湯温度が前記設定温度未満の場合に、主給湯
    器の燃焼号数に応じて前記所定温度を上げるように設定
    し直すことを特徴とする請求項1に記載の補助給湯器接
    続ユニット。
  4. 【請求項4】 前記主給湯器において燃焼運転に必要な
    最低作動水量が検出されなくなった場合に、前記更新後
    の所定温度を初期設定値に復帰させることを特徴とする
    請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の補助給湯
    器接続ユニット。
  5. 【請求項5】 前記補助給湯器接続コントローラが前記
    所定温度を記憶する記憶手段を備え、前記主給湯器にお
    いて燃焼運転に必要な最低作動水量が検出されなくなっ
    た後においても前記更新後の所定温度を前記記憶手段に
    記憶保持させ、以後の動作において前記記憶手段に記憶
    保持された更新後の所定温度に基づいて前記混合調節弁
    の動作を制御することを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれか一つに記載の補助給湯器接続ユニット。
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