JPH10332197A - ソーラー給湯機能付き給湯器 - Google Patents

ソーラー給湯機能付き給湯器

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JPH10332197A
JPH10332197A JP15575397A JP15575397A JPH10332197A JP H10332197 A JPH10332197 A JP H10332197A JP 15575397 A JP15575397 A JP 15575397A JP 15575397 A JP15575397 A JP 15575397A JP H10332197 A JPH10332197 A JP H10332197A
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康雄 中西
Yoshihiko Tanaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソーラー給湯器による温水を利用する場合、
そのソーラー給湯器からの温水の温度の如何によらず、
確実且つ安定して所定の設定給湯温度の温水に温度調節
して給湯することができるソーラー給湯機能付き給湯器
の提供を課題とする。 【解決手段】 ソーラー給湯器Bからの温水温度が設定
給湯温度TS 以上の温度として予め定められた基準温度
C 以上である場合には主給湯器A側のバーナ11を燃焼
停止状態とさせると共にソーラー混水器61によりソーラ
ー給湯器Bからの温水を設定給湯温度TS になるように
混水調節させ、ソーラー給湯器Bからの温水温度が基準
温度TC 未満の場合には主給湯器A側のバーナ11を燃焼
状態とさせると共にソーラー混水器61によりソーラー給
湯器Bからの温水を、バーナ11燃焼による設定給湯温度
S への温度調節が安定して行える温度として予め定め
た基底温度TB になるように混水調節させるコントロー
ラ30、60を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソーラー給湯器によ
る温水を利用することができるようにしたソーラー給湯
機能付き給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】主たる給湯器にソーラー給湯器を接続し
て、ソーラー給湯器からの温水を必要に応じて利用する
ことができるようにしたソーラー給湯機能付き給湯器
が、従来より提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した従来
のソーラー給湯機能付き給湯器においては、ソーラー給
湯器からの温水温度が設定給湯温度を越える場合には、
途中で適当に混水調節できる手段が備えられていないた
め、そのまま温度調節されることなく高温の温水が給湯
されてしまう問題があった。また、ソーラー給湯器から
の温水温度が設定給湯温度よりも低い場合においても、
その温度差が少ない場合には、その温水をさらに主給湯
器のバーナ等によって加熱すると、出湯温度が高温にな
りすぎたり、或いはバーナのオンオフによって大きく温
度が変化する等、所定の設定給湯温度に温度調節するの
が必ずしも容易ではなかった。
【0004】そこで本発明は、上記従来のソーラー給湯
機能付き給湯器における問題を解消し、ソーラー給湯器
による温水を利用する場合において、そのソーラー給湯
器からの温水の温度の如何によらず、その温水を確実且
つ安定して所定の設定給湯温度の温水に温度調節して給
湯することができるソーラー給湯機能付き給湯器の提供
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明のソーラー給湯機能付き給湯器は、少なくと
もバーナを備えた熱交換缶体と該熱交換缶体に接続され
る入水路と出湯路とを有する主給湯器と、太陽熱を利用
したソーラー給湯器と、該ソーラー給湯器からのソーラ
ー給湯路を前記主給湯器側へ接続すると共に必要に応じ
て混水を行うためのソーラー混水器を備えたソーラー給
湯接続部とを有し、且つソーラー給湯器からの温水温度
が設定給湯温度以上の定温度として予め定められた基準
温度以上である場合には主給湯器側のバーナを燃焼停止
状態とさせると共に前記ソーラー混水器によりソーラー
給湯器からの温水を設定給湯温度になるように混水調節
させ、前記ソーラー給湯器からの温水温度が前記基準温
度未満の場合には主給湯器側のバーナを燃焼状態とさせ
ると共に前記ソーラー混水器により前記ソーラー給湯器
からの温水を、前記バーナ燃焼による設定給湯温度への
温度調節が安定して行える温度として予め定めた基底温
度になるように混水調節させるコントローラを設けたこ
とを第1の特徴としている。また本発明のソーラー給湯
機能付き給湯器は、上記第1の特徴に加えて、給湯開始
時にソーラー給湯器からの温水温度が基準温度以上であ
る場合でも、前回の給湯におけるバーナ燃焼停止から一
定の基準休止時間を経過しない短い時間内での再給湯で
ある場合には、主給湯器側のバーナを燃焼状態とさせる
と共にソーラー混水器によりソーラー給湯器からの温水
を基底温度になるように混水調節させるコントローラを
設けたことを第2の特徴としている。また本発明のソー
ラー給湯機能付き給湯器は、上記第1の特徴に加えて、
主給湯器とソーラー給湯器の他に同じ熱交換缶体に接続
される風呂追い焚き循環路を有しており、且つ給湯開始
時にソーラー給湯器からの温水温度が基準温度以上であ
る場合でも、前回の風呂追い焚き運転の停止から一定の
基準休止時間を経過しない短い時間内での再給湯である
場合には、主給湯器側のバーナを燃焼状態とさせると共
にソーラー混水器によりソーラー給湯器からの温水を基
底温度になるように混水調節させるコントローラを設け
たことを第3の特徴としている。また本発明のソーラー
給湯機能付き給湯器は、上記第1の特徴に加えて、ソー
ラー給湯器からの温水温度が基準温度以上となる場合で
も、その基準温度以上に達するまでの時間が給湯開始か
ら一定の基準運転時間を越える場合は、引き続き主給湯
器側のバーナを燃焼状態とさせると共にソーラー混水器
によりソーラー給湯器からの温水を基底温度になるよう
に混水調節させるコントローラを設けたことを第4の特
徴としている。
【0006】上記本発明の第1の特徴によれば、ソーラ
ー給湯器からの温水の温度が基準温度以上である場合に
は、主給湯器側のバーナは燃焼停止状態に維持される。
そしてソーラー給湯接続部のソーラー混水器が前記ソー
ラー給湯器からの温水に対して水を混水し、所定の設定
給湯温度に温度調節する。温度調節されたソーラー給湯
器からの温水は、主給湯器を通って給湯される。一方、
ソーラー給湯器からの温水の温度が基準温度未満である
場合には、主給湯器側のバーナが燃焼状態とされる。そ
してソーラー給湯接続部のソーラー混水器が前記ソーラ
ー給湯器からの温水に対して水を混水し、温度を基底温
度に調節する。基底温度とされた温水は主給湯器に送ら
れ、バーナ燃焼による熱によって熱交換加熱され、所定
の設定給湯温度に調節されて給湯される。前記におい
て、基準温度は設定給湯温度以上の温度として予め定め
られる。即ち、設定給湯温度に対して0〜数度だけ高い
温度を基準温度とする。前記0〜数度については、例え
ば実験によって1℃とする等、予め一定の温度を定めて
おく。前記基準温度は理論的には設定給湯温度とするこ
とができるが、給湯管内を流れる間における温度低下等
も考慮して、設定給湯温度よりも若干高い温度とするの
が好ましい。また基底温度は、給湯運転において通常設
定される給湯温度(例えば35℃〜48℃)よりも十分に低
い温度、例えば30℃等、を予め実験によって定めて、基
底温度とすることができる。また設定給湯温度に対して
一定温度(例えば5℃以上の一定温度を予め定めてお
く)だけ低い温度となるように定めることができる。本
発明の上記第1の特徴によれば、ソーラー給湯器からの
温水温度が設定給湯温度以上の温度として予め定められ
た基準温度を越える場合においても、そのソーラー給湯
器からの温水に混水することで、所定の設定給湯温度の
温水を供給することができる。また、基準温度未満の場
合においては、ソーラー給湯器からの温水を混水によっ
て一旦、基底温度の温水まで低下させるようにしている
ので、主給湯器のバーナの燃焼によって、設定給湯温度
に安定して温度調節することができる。
【0007】上記本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴による作用に加えて、給湯開始時にソーラー給
湯器からの温水温度が基準温度以上である場合でも、前
回の給湯における燃焼停止から一定の基準休止時間を経
過していない再給湯の場合には、ソーラー給湯器からの
温水の温度が基準温度未満である場合と同様の運転がな
される。即ち、前記ソーラー給湯器からの温水はソーラ
ー混水器によって基底温度に調節され、主給湯器に送ら
れる。そして主給湯器側のバーナの燃焼によって熱交換
加熱され、所定の設定給湯温度に調節されて給湯され
る。前回の給湯における燃焼停止から一定の基準休止時
間を経過していない再給湯の場合には、例え給湯開始時
にソーラー給湯器からの温水温度が基準温度以上である
場合でも、バーナの燃焼を停止し且つソーラー給湯器か
らの温水をソーラー混水器によって設定給湯温度に混水
調節するという動作を行わせない理由は、もし、ソーラ
ー給湯器からの温水をソーラー混水器によって設定給湯
温度に調節して主給湯器に送るならば、その設定給湯温
度とされた温水は、前回の燃焼によって高温に熱せられ
た主給湯器内の管路を通る間に、更に大きく加熱され、
オーバーシュートされることになるからである。第2の
特徴によれば、前回のバーナ燃焼による影響によって主
給湯器の管路が加熱されている場合においても、ソーラ
ー給湯器からの温水が設定温度以上の温度となってオー
バーシュートされるのを確実に防止することができる。
前記において一定の基準休止時間は、主給湯器の熱交換
缶体内の熱交換コイルが高温に過熱された状態から冷め
るのに必要な時間、即ちソーラー給湯器からの温水が前
記熱交換コイルを通過しても、更に加熱されることがな
いようになるまでの時間として、予め実験によって定め
ておくことができる。この基準休止時間は例えば1分
等、数十秒〜数分の時間を予め実験によって定めておく
ことができる。
【0008】また上記本発明の第3の特徴によれば、上
記第1の特徴による作用に加えて、主給湯器の他に同じ
熱交換缶体に接続される風呂追い焚き循環路を有してい
る場合に、風呂追い焚き運転の停止から一定の基準休止
時間を経過しない場合には、例え給湯開始時にソーラー
給湯器からの温水温度が基準温度以上である場合でも、
ソーラー給湯器からの温水の温度が基準温度未満である
場合と同様の運転がなされる。即ち、前記ソーラー給湯
器からの温水はソーラー混水器によって基底温度に調節
され、主給湯器に送られる。そして主給湯器側のバーナ
の燃焼によって熱交換加熱され、所定の設定給湯温度に
調節されて給湯される。これによって、風呂追い焚き運
転によって主給湯器内の管路が高温に熱せられた状態で
あっても、そこを通る温水が設定給湯温度を越えてオー
バーシュートされることが確実に防止される。前記にお
いて一定の基準休止時間は、前記第2の特徴における一
定の基準休止時間と同じであっても、異なってもよい。
バーナの燃焼力が給湯運転の場合と風呂追い焚き運転の
場合で異なる場合には、前記基準休止時間を異ならしめ
ることもある。基準休止時間は、例えば1分等、数十秒
〜数分の時間を予め実験によって定めておくことができ
る。
【0009】また上記本発明の第4の特徴によれば、上
記第1の特徴による作用に加えて、給湯運転を開始して
から一定の基準運転時間を経過してからソーラー給湯器
からの温水温度が基準温度以上となる場合には、それま
では主給湯器のバーナを燃焼運転して、給湯を行ってい
るので、そのままの状態を継続させる。これによって給
湯運転の仕方を変更することで生じるオーバーシュート
を防止することができる。即ち、もし前記温水温度が基
準温度以上となった時点で、これまで継続していたバー
ナ燃焼を停止し、ソーラー給湯器からの温水をソーラー
混水器で設定給湯温度に調節して主給湯器に送るように
制御方法を変更した場合には、設定給湯温度に調節され
て主給湯器に送られた温水が、加熱されている主給湯器
の管路を通る際に更に加熱され、設定給湯温度を越える
高温になって、オーバーシュートされる。前記基準運転
時間は、例えば5秒とすることができるが、予め実験に
よって、バーナの燃焼開始からどれぐらいの時間が経過
すると、バーナの燃焼を停止しても主給湯器内の管路が
高温に過熱された状態となり、供給された設定給湯温度
付近の温水が後沸き状態に加熱されてオーバーシュート
されるかを測定して、その時間を基準運転時間とするこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
ソーラー給湯機能付き給湯器の全体構成図である。図2
はコントローラによる制御の第1の実施の形態を示すフ
ローチャート、図3はコントローラによる制御の第2の
実施の形態を示すフローチャート、図4はコントローラ
による制御の第3の実施の形態を示すフローチャート、
図5はコントローラによる制御の第4の実施の形態を示
すフローチャートである。
【0011】主給湯器Aと、ソーラー給湯器Bと、ソー
ラー給湯接続部Cとを有する。主給湯器Aは、熱交換缶
体10に接続される入水路21と出湯路22とを有し、また主
給湯器Aを制御する主コントローラ30を有する。前記主
給湯器Aの熱交換缶体10は瞬間式熱交換缶体とされてお
り、熱交換缶体10内に前記入水路21と出湯路22が接続す
るフィン付きの熱交換コイル23が設けられる。入水路21
と出湯路22と熱交換コイル23は給湯回路20を構成する。
前記熱交換缶体10にはバーナ11が設けられている。前記
給湯回路20の入水路21には、水量センサ21a 、入水温度
センサ21b が設けられている。また前記給湯回路20の出
湯路22には、出湯温度センサ22a が設けられ、末端には
給湯カラン22b が設けられている。また前記入水路21か
ら出湯路22へは、調節弁24a 付きのバイパス路24が設け
られている。前記バイパス路24の下流の出湯路22には給
湯温度センサ22c が設けられている。また前記出湯路22
からは、風呂落とし込み路25が分岐して設けられてお
り、該風呂落とし込み路25には落とし込み開閉弁25a が
設けられている。
【0012】前記熱交換缶体10には、風呂追い焚き循環
路40が接続されている。風呂追い焚き循環路40は、熱交
換缶体10から加熱された浴槽水を浴槽44に搬送する往路
41と、浴槽44から浴槽水を熱交換缶体10に戻す復路42
と、前記熱交換缶体10内で浴槽水の熱交換加熱を行う熱
交換コイル43とからなる。前記復路42には、循環ポンプ
42a と風呂温度センサ42b と水流スイッチ42c が設けら
れている。
【0013】前記主コントローラ30は主給湯器Aの各セ
ンサ類からの情報を入力し、またリモコン50からの指令
を入力し、主給湯器Aの運転の制御を行う。またリモコ
ン50との間及び後述するソーラー給湯接続部Cのソーラ
ー給湯接続コントローラ60との間で通信し、情報のやり
とりを行う。ソーラー給湯接続部Cは、前記ソーラー給
湯接続コントローラ60の他に、ソーラー混水器61を有す
る。該ソーラー混水器61へはソーラー給湯器Bからのソ
ーラー給湯路70と上水道等の水源からの給水路80が接続
され、ソーラー混水器60からは前記入水路21が出てい
る。ソーラー給湯接続部Cのソーラー給湯路70には電磁
開閉弁等の開閉弁62、ソーラー温水温度センサ63が設け
られ、ソーラー給湯接続部Cの給水路80には給水温度セ
ンサ64が設けられ、ソーラー給湯接続部Cの入水路21に
はソーラー混水温度センサ65が設けられている。各温度
センサ63、64、65による検出温度情報はソーラー給湯接
続コントローラ60に入力され、ソーラー給湯接続コント
ローラ60は、前記検出温度情報や主コントローラ30から
受けた制御情報等の情報に基づいて、前記ソーラー混水
器61の混合比率を調節し、また開閉弁62を開閉する。
【0014】前記ソーラー給湯器Bは、前記ソーラー給
湯路70の他、ソーラー熱交換器71と、貯湯タンク72等を
有し、前記給水路80の一部が分岐して貯湯タンク72に接
続されると共に、貯湯タンク72からソーラー給湯路70が
延設されている。ソーラー熱交換器71で加熱された媒体
は貯湯タンク72内へ導かれて、該貯湯タンク72内の水を
熱交換加熱して温水とする。貯湯タンク72内の温水はソ
ーラー給湯路70を経て供給される。
【0015】次に上記ソーラー給湯器Bからの温水を利
用した給湯を行う場合の前記コントローラ30、60による
制御の第1の実施の形態を、図2に沿って説明する。
今、リモコン50によって主給湯器A及びソーラー給湯器
Bの運転スイッチがオンとされた状態において、即ち、
ソーラー給湯器Bを利用した給湯を行う準備ができてい
る場合において、給湯カラン22b が開放されると、ソー
ラー給湯器Bからの温水の給湯が開閉弁62、ソーラー混
水器61を介して開始される。そして、水量センサ21a に
よって最低作動水量(MOQ)以上の水量が検出される
と(ステップS1でイエス)、主コントローラ30、ソー
ラー給湯接続コントローラ60を介して、ソーラー温水温
度センサ63によって検出されるソーラー温水温度Tと、
予め設定される基準温度TC とが比較される(ステップ
S2)。そして、ソーラー温水温度Tが基準温度Tc
上(ステップS2でイエス)の場合には、ソーラー給湯
接続コントローラ60はソーラー混水器61によりソーラー
給湯器Bからの温水に給水路80からの水を混水させて、
設定給湯温度TS になるように制御すると共に前記ソー
ラー温水温度Tが基準温度Tc 以上である旨を主コント
ローラ30に通信する。これによって主コントローラ30は
バーナ11を燃焼停止状態にさせる(ステップS3)。
【0016】前記ステップS2において、ソーラー温水
温度Tが基準温度TC 未満(ステップS2でノー)の場
合には、ソーラー給湯接続コントローラ60はソーラー混
水器61によりソーラー給湯器Bからの温水に給水路80か
らの水を混水させて、基底温度TB になるように制御す
ると共に前記ソーラー温水温度Tが基準温度TC 未満で
ある旨を主コントローラ30に通信する。これによって主
コントローラ30はバーナ11を燃焼させ、入水路21を通っ
て入ってきた基底温度TB の温水を加熱して、給湯温度
センサ22c の検出する温水温度が設定給湯温度TS にな
るように燃焼調節する(ステップS4)。
【0017】前記において、設定給湯温度TS はリモコ
ン50において使用者が予め設定する給湯温度である。ま
た基準温度TC については、既述したが、設定給湯温度
S 以上の温度として予め定められる。即ち、設定給湯
温度に対して予め定めた0〜数度だけ高い温度を基準温
度とする。本実施の形態では基準温度TC を設定給湯温
度TS +1℃としている。また基底温度TB について
も、既述したが、給湯運転において通常設定される給湯
温度(例えば35℃〜48℃)よりも十分に低い温度を予め
定めておくことができる。本実施形態では基底温度TB
を30℃としている。
【0018】上記第1の実施の形態によれば、ソーラー
給湯器Bからの温水の温度が基準温度TC 以上の場合に
は、バーナを燃焼することなく、混水によって所定の設
定温度に温度調節して給湯を行うことができる。また基
準温度TC 未満の場合には、ソーラー給湯器Bからの温
水を、バーナ11の燃焼による温度調節であっても温度が
ふらついたりすることなく確実且つ安定して設定温度に
調節することができる程度の温度である基底温度TB
で、一旦、温度低下させるように混水調節しているの
で、主給湯器Aのバーナ11の燃焼の調節によって十分に
安定した設定給湯温度の温水に調節して給湯を行うこと
ができる。よって本第1の実施の形態によれば、ソーラ
ー給湯器Bからの温水温度の如何にかかわらず、設定給
湯温度TSの温水を安定して給湯することができる。
【0019】次に上記ソーラー給湯器Bからの温水を利
用した給湯を行う場合の前記コントローラ30、60による
制御の第2の実施の形態を、図3に沿って説明する。
【0020】今、リモコン50によって主給湯器A及びソ
ーラー給湯器Bの運転スイッチがオンとされた状態にお
いて、即ち、ソーラー給湯器Bを利用した給湯を行う準
備ができている場合において、給湯カラン22b が開放さ
れると、ソーラー給湯器Bからの温水の給湯が開閉弁6
2、ソーラー混水器61を介して開始される。そして、水
量センサ21a によって最低作動水量(MOQ)以上の水
量が検出されると(ステップS11でイエス)、主コント
ローラ30は内蔵するマイクロコンピュータにおいてXフ
ラグがオン状態となっているか否かを判断し(ステップ
S12)、Xフラグがオンの状態の場合(ステップS12で
イエス)の場合には、ソーラー給湯器Bからの温水温度
Tが基準温度TC 以上であるか否かにかかわらず、さら
に言えば、ソーラー給湯器Bからの温水温度Tが基準温
度TC 以上であっても、ステップS13に進み、ソーラー
給湯接続コントローラ60を介してソーラー混水器61によ
りソーラー給湯器Bからの温水温度を基底温度TB に混
水調節させ、また主コントローラ30自らはバーナ11を燃
焼させて、前記基底温度TB で入水される温水を設定給
湯温度TS になるように燃焼量を調節する。そしてXフ
ラグをオン状態とする。前記Xフラグはバーナ11の燃焼
が行われるとオン状態とされる。
【0021】一方、ステップS11でイエスで且つステッ
プS12でノーの場合には、ステップS14に進み、ソーラ
ー給湯接続コントローラ60によって、ソーラー温水温度
センサ63によって検出されるソーラー温水温度Tと、予
め設定される基準温度TC とが比較される(ステップS
14)。そして、ソーラー温水温度Tが基準温度TC 以上
(ステップS14でイエス)の場合には、ソーラー給湯接
続コントローラ60はソーラー混水器61によりソーラー給
湯器Bからの温水に給水路80からの水を混水させて、設
定給湯温度TS になるように制御すると共に前記ソーラ
ー温水温度Tが基準温度TC 以上である旨を主コントロ
ーラ30に通信する。これによって主コントローラ30はバ
ーナ11を燃焼停止状態にさせる(ステップS15)。ソー
ラー温水温度Tが基準温度TC 未満(ステップS14でノ
ー)の場合には、ステップS13に進む。
【0022】主コントローラ30は、前記ステップS11
で、水量センサ21a が最低作動水量(MOQ)未満(ス
テップS11でノー)の場合、即ち給湯運転が行われてい
ない場合に、前回最低作動水量未満になって(前回の給
湯運転が終了して)から基準休止時間HOFF が経過して
いるか否かを監視し(ステップS16)、基準休止時間H
OFF が経過する(ステップS16でイエス)と、Xフラグ
をオフとする(ステップS17)。前記において一定の基
準休止時間HOFF は、主給湯器Aの熱交換缶体10内の熱
交換コイル23が高温に過熱された状態から冷めるのに必
要な時間、即ちソーラー給湯器からの温水が前記熱交換
コイル23を通過しても、更に加熱されることがないよう
になるまでの時間として、予め実験によって定めておく
ことができる。この基準休止時間は例えば1分等、数十
秒〜数分の時間を予め実験によって定めておくことがで
きる。また基準休止時間HOFF は、本実施の形態では前
回の給湯運転が終了してから(前回、最低作動水量未満
となってから)の時間としているが、厳密には前回の給
湯運転において、バーナ11の燃焼が停止されてからの時
間とする方が好ましい。本第2の実施の形態によれば、
前回の給湯運転において、最低作動水量未満となって
(前回の給湯運転が終了して)から或いはバーナ11の燃
焼が停止してから、基準休止時間HOFF を経過していな
い再給湯の場合には、例え、ソーラー給湯器Bからの温
水温度が基準温度TC 以上であっても、そのソーラー給
湯器Bからの温水を、設定給湯温度TS にするのではな
く、基底温度TB まで下げるようにしているので、過熱
状態の残った熱交換缶体10によって、温水が設定給湯温
度TS 以上にオーバーシュートせられることを防止でき
る。
【0023】次に上記ソーラー給湯器Bからの温水を利
用した給湯を行う場合の前記コントローラ30、60による
制御の第3の実施の形態を、図4に沿って説明する。
【0024】今、リモコン50によって主給湯器A及びソ
ーラー給湯器Bの運転スイッチがオンとされた状態にお
いて、即ち、ソーラー給湯器Bを利用した給湯を行う準
備ができており、また風呂追い焚き運転ができる場合に
おいて、給湯カラン22b が開放されると、ソーラー給湯
器Bからの温水の給湯が開閉弁62、ソーラー混水器61を
介して開始される。そして、水量センサ21a によって最
低作動水量(MOQ)以上の水量が検出されると(ステ
ップS21でイエス)、主コントローラ30は内蔵するマイ
クロコンピュータにおいてYフラグがオン状態となって
いるか否かを判断し(ステップS22)、Yフラグがオン
の状態の場合(ステップS22でイエス)の場合には、ソ
ーラー給湯器Bからの温水温度Tが基準温度TC 以上で
あるか否かにかかわらず、さらに言えば、ソーラー給湯
器Bからの温水温度Tが基準温度TC 以上であっても、
ステップS23に進み、ソーラー給湯接続コントローラ60
を介してソーラー混水器61によりソーラー給湯器Bから
の温水温度を基底温度TBに混水調節させ、また主コン
トローラ30自らはバーナ11を燃焼させて、前記基底温度
B で入水される温水を設定給湯温度TS になるように
燃焼量を調節する。そしてXフラグをオン状態、Yフラ
グをオフ状態とする(ステップS24)。前記Yフラグは
バーナ11の燃焼が行われるとオン状態とされる。
【0025】前記ステップS22においてYフラグがオフ
の場合(ステップS22でノー)には、さらにXフラグが
オン状態にあるか否かを判断し(ステップS25)、Xフ
ラグがオン状態にある場合(ステップS25でイエス)の
場合も、前記ステップS23、ステップS24に進む。さら
に前記ステップS25においてXフラグがオフの場合(ス
テップS25でノー)には、ステップS26に進み、ソーラ
ー給湯接続コントローラ60によって、ソーラー温水温度
センサ63によって検出されるソーラー温水温度Tと、予
め設定された基準温度TC とが比較される(ステップS
26)。そして、ソーラー温水温度Tが基準温度TC 以上
(ステップS26でイエス)の場合には、ソーラー給湯接
続コントローラ60はソーラー混水器61によりソーラー給
湯器Bからの温水に給水路80からの水を混水させて、設
定給湯温度TS になるように制御すると共に前記ソーラ
ー温水温度Tが基準温度TC 以上である旨を主コントロ
ーラ30に通信する。これによって主コントローラ30はバ
ーナ11を燃焼停止状態にさせる(ステップS27)。ソー
ラー温水温度Tが基準温度TC 未満(ステップS26でノ
ー)の場合には、ステップS23、ステップS24に進む。
【0026】主コントローラ30は、前記ステップS21
で、水量センサ21a が最低作動水量(MOQ)未満(ス
テップS21でノー)の場合、即ち給湯運転が行われてい
ない場合には、先ず風呂追い焚き運転が行われているか
否かを判定し(ステップS28)、行われておれば(ステ
ップS28でイエス)、Yフラグをオンする(ステップS
29)。またステップS28で風呂追い焚き運転が行われて
いない場合には(ステップS28でノー)、さらにXフラ
グがオン状態であるか否かを判定し(ステップS30)、
イエスの場合にはさらに基準休止時間HOFF が経過して
いるか否かを判定し(ステップS31)、イエスの場合は
Xフラグをオフ状態とする(ステップS32)。
【0027】尚、本実施の形態においては、Yフラグに
ついても、風呂追い焚き運転が終了してから(風呂追い
焚きのためのバーナ11の燃焼が終了してから)、一定の
基準休止時間HOFF が経過することで、Yフラグをオフ
としてもよい。その場合の基準休止時間HOFF は前記X
フラグに関する基準休止時間HOFF と同じ時間としても
よいし、別に一定の時間を予め決めておいてもよい。こ
の場合の基準休止時間HOFF は、主給湯器Aの熱交換缶
体10内の熱交換コイル23が風呂追い焚きによって高温に
過熱された状態から冷めるのに必要な時間、即ちソーラ
ー給湯器からの温水が前記熱交換コイル23を通過して
も、更に加熱されることがないようになるまでの時間と
して、予め実験によって定めておくことができる。この
基準休止時間は例えば1分等、数十秒〜数分の時間を予
め実験によって定めておくことができる。
【0028】本第3の実施の形態によれば、風呂追い焚
き運転があったことを示すYフラグがオン状態の場合に
は、例え、ソーラー給湯器Bからの温水温度が基準温度
C以上であっても、そのソーラー給湯器Bからの温水
を、設定給湯温度TS にするのではなく、基底温度TB
まで下げるようにしているので、風呂追い焚き運転の影
響で過熱状態の残った熱交換缶体10によって、温水が設
定給湯温度以上にオーバーシュートせられることが防止
できる。
【0029】次に上記ソーラー給湯器Bからの温水を利
用した給湯を行う場合の前記コントローラ30、60による
制御の第4の実施の形態を、図5に沿って説明する。
今、リモコン50によって主給湯器A及びソーラー給湯器
Bの運転スイッチがオンとされた状態において、即ち、
ソーラー給湯器Bを利用した給湯を行う準備ができてい
る場合において、給湯カラン22b が開放されると、ソー
ラー給湯器Bからの温水の給湯が開閉弁62、ソーラー混
水器61を介して開始される。そして、水量センサ21a に
よって最低作動水量(MOQ)以上の水量が検出される
と(ステップS41でイエス)、主コントローラ30、ソー
ラー給湯接続コントローラ60を介して、ソーラー温水温
度センサ63によって検出されるソーラー温水温度Tと、
予め設定される基準温度TC とが比較される(ステップ
S42)。そして、ソーラー温水温度Tが基準温度TC
上(ステップS42でイエス)の場合には、更にその基準
温度TC 以上となった時点が、給湯運転開始から基準運
転時間HON以内であるか否かを判断する(ステップS4
3)。そして以内であれば(ステップS43でイエス)、
ソーラー給湯接続コントローラ60はソーラー混水器61に
よりソーラー給湯器Bからの温水に給水路80からの水を
混水させて、設定給湯温度TS になるように制御すると
共に前記ソーラー温水温度Tが基準温度TC 以上である
旨を主コントローラ30に通信する。これによって主コン
トローラ30はバーナ11を燃焼停止状態にさせる(ステッ
プS44)。
【0030】一方、前記ステップS42でソーラー温水温
度Tが基準温度TC 未満の場合(ステップS42でノ
ー)、或いはステップS43で給湯運転開始から基準運転
時間HONを越える場合(ステップS43でノー)には、ソ
ーラー給湯接続コントローラ60はソーラー混水器61によ
りソーラー給湯器Bからの温水に給水路80からの水を混
水させて、基底温度TB になるように制御すると共に前
記ソーラー温水温度Tが基準温度TC 未満である旨を主
コントローラ30に通信する。これによって主コントロー
ラ30はバーナ11を燃焼させ、入水路21を通って入ってき
た基底温度TB の温水を加熱して、給湯温度センサ22c
の検出する温水温度が設定給湯温度TS になるように燃
焼調節する(ステップS45)。
【0031】前記基準運転時間HONは、既述したよう
に、例えば5秒とすることができるが、予め実験によっ
て、バーナの燃焼開始からどれぐらいの時間以内であれ
ば、バーナの燃焼を停止しても主給湯器内の加熱された
管路に供給された設定給湯温度の温水が設定給湯温度を
越えてオーバーシュートされるといったことが無いかの
データを得て、基準運転時間を決定することができる。
【0032】本第4の実施の形態によれば、給湯運転を
開始し、バーナ11の燃焼が開始された後になって、ソー
ラー給湯器Bからの温水が基準温度TC 以上となる場合
においても、運転の仕方が急に切り替わることによって
オーバーシュートがなされてしまうのを防止することが
できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載のソーラー給湯機能付き給湯器によれば、ソーラ
ー給湯器からの温水温度が設定給湯温度以上の温度とし
て予め定められた基準温度以上である場合には主給湯器
側のバーナを燃焼停止状態とさせると共に前記ソーラー
混水器によりソーラー給湯器からの温水を設定給湯温度
になるように混水調節させ、前記ソーラー給湯器からの
温水温度が前記基準温度未満の場合には主給湯器側のバ
ーナを燃焼状態とさせると共に前記ソーラー混水器によ
り前記ソーラー給湯器からの温水を、前記バーナ燃焼に
よる設定給湯温度への温度調節が安定して行える温度と
して予め定めた基底温度になるように混水調節させるコ
ントローラを設けたので、ソーラー給湯器からの温水温
度が設定給湯温度以上の温度として予め定められた基準
温度を越える場合においても、そのソーラー給湯器から
の温水に混水して、所定の設定給湯温度の温水を供給す
ることができる。また、基準温度未満の場合において
は、ソーラー給湯器からの温水を混水によって一旦、基
底温度の温水まで低下させるようにしているので、主給
湯器のバーナの燃焼によって、温度がふらつくことな
く、安定して設定給湯温度に温度調節することができ
る。よって、ソーラー給湯器からの温水が何れの温度で
あっても、安定した設定給湯温度の温水を給湯すること
ができる。また請求項2に記載のソーラー給湯機能付き
給湯器によれば、上記請求項1に記載の構成による効果
に加えて、給湯開始時にソーラー給湯器からの温水温度
が基準温度以上である場合でも、前回の給湯におけるバ
ーナ燃焼停止から一定の基準休止時間を経過しない短い
時間内での再給湯である場合には、主給湯器側のバーナ
を燃焼状態とさせると共にソーラー混水器によりソーラ
ー給湯器からの温水を基底温度になるように混水調節さ
せるコントローラを設けたので、前回のバーナの燃焼に
よる影響によって主給湯器の管路が過熱されている場合
においても、ソーラー給湯器からの温水が設定温度以上
の温度となってオーバーシュートされるのを確実に防止
することができる。また請求項3に記載のソーラー給湯
機能付き給湯器によれば、上記請求項1に記載の構成に
よる効果に加えて、主給湯器とソーラー給湯器の他に同
じ熱交換缶体に接続される風呂追い焚き循環路を有して
おり、且つ給湯開始時にソーラー給湯器からの温水温度
が基準温度以上である場合でも、前回の風呂追い焚き運
転の停止から一定の基準休止時間を経過しない短い時間
内での再給湯である場合には、主給湯器側のバーナを燃
焼状態とさせると共にソーラー混水器によりソーラー給
湯器からの温水を基底温度になるように混水調節させる
コントローラを設けたので、風呂追い焚き運転の影響に
よって主給湯器内の管路が高温に熱せられた状態であっ
ても、ソーラー給湯器からの温水が設定給湯温度を越え
てオーバーシュートされるのを確実に防止することがで
きる。また請求項4に記載のソーラー給湯機能付き給湯
器によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加
えて、ソーラー給湯器からの温水温度が基準温度以上と
なる場合でも、その基準温度以上に達するまでの時間が
給湯開始から一定の基準運転時間を越える場合は、引き
続き主給湯器側のバーナを燃焼状態とさせると共にソー
ラー混水器によりソーラー給湯器からの温水を基底温度
になるように混水調節させるコントローラを設けたの
で、給湯運転の開始に伴いバーナの燃焼が開始された後
になって、ソーラー給湯器からの温水が基準温度以上と
なる場合においても、運転の仕方が急に切り替わること
によって給湯温水がオーバーシュートされるのを確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るソーラー給湯機能付
き給湯器の全体構成図である。
【図2】コントローラによる制御の第1の実施の形態を
示すフローチャートである。
【図3】コントローラによる制御の第2の実施の形態を
示すフローチャートである。
【図4】コントローラによる制御の第3の実施の形態を
示すフローチャートである。
【図5】コントローラによる制御の第4の実施の形態を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 主給湯器 B ソーラー給湯器 C ソーラー給湯接続部 10 熱交換缶体 11 バーナ 21 入水路 21a 水量センサ 22 出湯路 22c 給湯温度センサ 30 主コントローラ 40 風呂追い焚き循環路 50 リモコン 60 ソーラー給湯接続コントローラ 61 ソーラー混水器 63 ソーラー温水温度センサ 65 ソーラー混水温度センサ 70 ソーラー給湯路 71 ソーラー熱交換器 72 貯湯タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 和則 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともバーナを備えた熱交換缶体と
    該熱交換缶体に接続される入水路と出湯路とを有する主
    給湯器と、太陽熱を利用したソーラー給湯器と、該ソー
    ラー給湯器からのソーラー給湯路を前記主給湯器側へ接
    続すると共に必要に応じて混水を行うためのソーラー混
    水器を備えたソーラー給湯接続部とを有し、且つソーラ
    ー給湯器からの温水温度が設定給湯温度以上の温度とし
    て予め定められた基準温度以上である場合には主給湯器
    側のバーナを燃焼停止状態とさせると共に前記ソーラー
    混水器によりソーラー給湯器からの温水を設定給湯温度
    になるように混水調節させ、前記ソーラー給湯器からの
    温水温度が前記基準温度未満の場合には主給湯器側のバ
    ーナを燃焼状態とさせると共に前記ソーラー混水器によ
    り前記ソーラー給湯器からの温水を、前記バーナ燃焼に
    よる設定給湯温度への温度調節が安定して行える温度と
    して予め定めた基底温度になるように混水調節させるコ
    ントローラを設けたことを特徴とするソーラー給湯機能
    付き給湯器。
  2. 【請求項2】 給湯開始時にソーラー給湯器からの温水
    温度が基準温度以上である場合でも、前回の給湯におけ
    るバーナ燃焼停止から一定の基準休止時間を経過しない
    短い時間内での再給湯である場合には、主給湯器側のバ
    ーナを燃焼状態とさせると共にソーラー混水器によりソ
    ーラー給湯器からの温水を基底温度になるように混水調
    節させるコントローラを設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のソーラー給湯機能付き給湯器。
  3. 【請求項3】 主給湯器とソーラー給湯器の他に同じ熱
    交換缶体に接続される風呂追い焚き循環路を有してお
    り、且つ給湯開始時にソーラー給湯器からの温水温度が
    基準温度以上である場合でも、前回の風呂追い焚き運転
    の停止から一定の基準休止時間を経過しない短い時間内
    での再給湯である場合には、主給湯器側のバーナを燃焼
    状態とさせると共にソーラー混水器によりソーラー給湯
    器からの温水を基底温度になるように混水調節させるコ
    ントローラを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    ソーラー給湯機能付き給湯器。
  4. 【請求項4】 ソーラー給湯器からの温水温度が基準温
    度以上となる場合でも、その基準温度以上に達するまで
    の時間が給湯開始から一定の基準運転時間を越える場合
    は、引き続き主給湯器側のバーナを燃焼状態とさせると
    共にソーラー混水器によりソーラー給湯器からの温水を
    基底温度になるように混水調節させるコントローラを設
    けたことを特徴とする請求項1に記載のソーラー給湯機
    能付き給湯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014095489A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Osaka Gas Co Ltd コージェネレーションシステム及び給湯設備

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