JPH1047497A - バタフライ弁 - Google Patents

バタフライ弁

Info

Publication number
JPH1047497A
JPH1047497A JP20088996A JP20088996A JPH1047497A JP H1047497 A JPH1047497 A JP H1047497A JP 20088996 A JP20088996 A JP 20088996A JP 20088996 A JP20088996 A JP 20088996A JP H1047497 A JPH1047497 A JP H1047497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
grooves
valve
inner peripheral
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20088996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouhei Mori
向平 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP20088996A priority Critical patent/JPH1047497A/ja
Publication of JPH1047497A publication Critical patent/JPH1047497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、シート面間にダストを挟まな
いようにすること。 【解決手段】 弁箱1内に弁体2が弁棒3を介して回転
可能に配設され、前記弁体2の外周部のシート面2aに
対向して前記弁箱1の内周面1aにステップシート4が
突設されたバタフライ弁において、前記ステップシート
4の内周面4bに周方向所定間隔をおいて多数の流体通
過溝6が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばダストを含
む高温ガスなどの流体を流通させる流路に介在されるバ
タフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバタフライ弁の一例とし
て図3に示すものがある。これは、弁箱1内に弁体2が
弁棒3を介して回転可能に配設され、前記弁箱1の内周
面1aに弁体2の外周部のシート面2aに対向してステ
ップシート4が突設されている。
【0003】上記構成において、弁体2を開放状態(図
3仮想線参照)から回動させることにより、該弁体2の
シート面2aをステップシート4のシート面4aに当接
させて、その弁体2を閉鎖状態(図3実線参照)にする
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
図4に示すように、弁箱1の内周面1aとステップシー
ト4のシート面4aとの間の隅部5に流体aに含まれる
ダストdが堆積しやすいため、弁体2を閉鎖状態(図3
実線参照)にした場合に、その堆積したダストdが弁体
2のシート面2aとステップシート4のシート面4aと
の間に挟まって、弁体2を全閉状態にすることができな
くなる虞れがある。
【0005】そこで、弁箱1に種々のダスト堆積防止装
置を設けることが考えられているが、いずれも構造が複
雑で製作費が高くつく。本発明は、上記問題点に鑑み、
簡単な構造で、シート面間にダストを挟まないようにし
たバタフライ弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、弁箱内に弁体が弁棒を介して回転可能に
配設され、前記弁体の外周部のシート面に対向して前記
弁箱の内周面にステップシートが突設されたバタフライ
弁において、前記ステップシートの内周面に周方向所定
間隔をおいて多数の流体通過溝が形成されていることを
特徴とする。
【0007】上記構成において、弁体を開放状態から閉
鎖方向に回動させることにより、弁体のシート面がステ
ップシートのシート面に当接され、これによって、弁体
のシート面により各流体通過溝が塞がれ、弁箱内の流路
を閉鎖することができる。
【0008】この場合、弁体の開放状態で、ステップシ
ートに形成した多数の流体通過溝を流体が通過すること
によりその各流体通過溝より上流側が負圧状態となるた
め、弁箱の内周面とステップシートのシート面との間の
隅部に堆積しようとするダストが各流体通過溝内に吸い
込まれ、その隅部にダストが堆積されるのを防止する。
従って、弁体のシート面とステップシートのシート面と
の間にダストを挟むことを防いでシール性を確実に維持
することができる。
【0009】しかも、ステップシートに流体通過溝を多
数形成するだけでよいから、構造が簡単で製作費を安く
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の実施の一
形態であるバタフライ弁を示すものであって、ステップ
シート4の内周面4bに周方向所定間隔をおいて多数の
流体通過溝6が形成されている。上記以外の構成は図3
に示す従来のバタフライ弁とほぼ同じであるから、同一
部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0011】前記各流体通過溝6の深さhは、両シート
面2a,4aの当接幅Hよりも小さく設定されており、
これによって、弁体2のシート面2aにより各流体通過
溝6を確実に塞ぐことができるようになっている。
【0012】上記構成において、弁体2を開放状態(図
1仮想線参照)から閉鎖方向に回動させることにより、
弁体2のシート面2aがステップシート4のシート面4
aに当接され、これによって、弁体2のシート面2aに
より各流体通過溝6が塞がれ、弁箱1内の流路を閉鎖す
ることができる。
【0013】図2に示すように、弁体2の開放状態で、
ステップシート4の各流体通過溝6を流体aが矢印方向
に通過することによりその各流体通過溝6より上流側が
負圧状態となるため、弁箱1の内周面1aとステップシ
ート4のシート面4aとの間の隅部5に堆積しようとす
るダストdが各流体通過溝6内に吸い込まれ、その隅部
5にダストdが堆積されるのを防止する。従って、弁体
2のシート面2aとステップシート4のシート面4aと
の間にダストdを挟むことを防いでシール性を確実に維
持することができる。
【0014】しかも、バタフライ弁のステップシート4
に流体通過溝6を多数形成するだけでよいから、構造が
簡単で製作費を安くすることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、弁体の開放状態で、ス
テップシートに形成した多数の流体通過溝を流体が通過
することによりその各流体通過溝より上流側が負圧状態
となるため、弁箱の内周面とステップシートのシート面
との間の隅部に堆積しようとするダストが各流体通過溝
内に吸い込まれ、その隅部にダストが堆積されるのを防
止する。従って、弁体のシート面とステップシートのシ
ート面との間にダストを挟むことを防いでシール性を確
実に維持することができる。
【0016】しかも、ステップシートに流体通過溝を多
数形成するだけでよいから、構造が簡単で製作費を安く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるバタフライ弁の水
平断面図である。
【図2】同要部の斜視図である。
【図3】従来例を示す水平断面図である。
【図4】同要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 弁箱 1a 弁箱の内周面 2 弁体 2a 弁体のシート面 3 弁棒 4 ステップシート 4a ステップシートのシート面 4b ステップシートの内周面 6 流体通過溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱内に弁体が弁棒を介して回転可能に
    配設され、前記弁体の外周部のシート面に対向して前記
    弁箱の内周面にステップシートが突設されたバタフライ
    弁において、前記ステップシートの内周面に周方向所定
    間隔をおいて多数の流体通過溝が形成されていることを
    特徴とするバタフライ弁。
JP20088996A 1996-07-31 1996-07-31 バタフライ弁 Pending JPH1047497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20088996A JPH1047497A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 バタフライ弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20088996A JPH1047497A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 バタフライ弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1047497A true JPH1047497A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16431942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20088996A Pending JPH1047497A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 バタフライ弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1047497A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100343559C (zh) * 2004-02-12 2007-10-17 株式会社巴技术研究所 蝶阀阀体
JP2013011417A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Fujitsu Ltd 吸着式ヒートポンプ及びこれを用いた情報処理システム
CN105927740A (zh) * 2016-06-29 2016-09-07 无锡洲翔成套焊接设备有限公司 用于除尘系统的控制阀

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100343559C (zh) * 2004-02-12 2007-10-17 株式会社巴技术研究所 蝶阀阀体
JP2013011417A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Fujitsu Ltd 吸着式ヒートポンプ及びこれを用いた情報処理システム
CN105927740A (zh) * 2016-06-29 2016-09-07 无锡洲翔成套焊接设备有限公司 用于除尘系统的控制阀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6126708A (en) Air plenum filter sealing system
US4396199A (en) Fluid pressure sealing member for a valve
CA1176225A (en) Fluid-pressure-loaded seal for butterfly valves
JPH1047497A (ja) バタフライ弁
JP2017201161A (ja) 排気還流弁
JPS58138867U (ja) 弁座
JP2000146051A (ja) 流体継手
JPS61252972A (ja) ゲ−ト弁
JP3709391B2 (ja) プラグバルブ
JPH02136116A (ja) 電気掃除機
JP4082630B2 (ja) 流体遮断弁
JP2000337518A (ja) 密封装置
JPS6127375A (ja) ボ−ルバルブ
JP2988494B2 (ja) スルーコンジットバルブ
JP3041183B2 (ja) ガス遮断弁
JPS5844568U (ja) ガスコツク
JPH0356694Y2 (ja)
JPH07217750A (ja) 仕切弁
JP3681510B2 (ja) スロットルボデー
US20230129336A1 (en) Extreme ultraviolet inner pod seal gap
JP2001214980A (ja) バタフライ弁のシートリング
JP2000346211A (ja) 仕切弁の弁体ガイド構造
JPH10184915A (ja) 精密部品輸送用密封容器とその使用方法
JPH09269071A (ja) ディスクシャッター式弁におけるシール構造
JPH0714272U (ja) 弁のシート構造