JP2000346211A - 仕切弁の弁体ガイド構造 - Google Patents

仕切弁の弁体ガイド構造

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JP2000346211A
JP2000346211A JP16315199A JP16315199A JP2000346211A JP 2000346211 A JP2000346211 A JP 2000346211A JP 16315199 A JP16315199 A JP 16315199A JP 16315199 A JP16315199 A JP 16315199A JP 2000346211 A JP2000346211 A JP 2000346211A
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JP
Japan
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valve
guide
valve body
valve element
guide rail
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Pending
Application number
JP16315199A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Takehara
順治 竹原
Kiyonori Kitagawa
精規 北川
Takayuki Miyazaki
隆行 宮崎
Yoshihito Ei
義仁 永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Kubota Corp
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd, Kubota Corp filed Critical Kurimoto Ltd
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Publication of JP2000346211A publication Critical patent/JP2000346211A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体の円滑な昇降動作と全閉時おける安定姿
勢の確保を同時に具現する。 【解決手段】 弁箱12の内部に弁体31を配置し、弁
体31を弁箱12の流路35を全閉する位置と全開する
位置とにわたって案内する一対のガイドレール36を弁
箱12の内側面に相対向して配設し、弁体31の両側部
のそれぞれにガイドレール36に係合する案内溝38を
設け、ガイドレール36の案内面36aと案内溝38の
底面38aの間に所定間隙αを形成し、ガイドレール3
6の終端位置に案内溝38の底面38aに摺接する姿勢
矯正部39を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上水、下水、工業
用水、農業用水等の配管用バルブとして使用する仕切弁
に係り、仕切弁の弁体ガイド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の仕切弁には、例えば図4に示す
ようなソフトシール弁がある。図4において、ソフトシ
ール弁11は、弁箱12の内部に弁箱内流路13を横切
る方向に出退する弁体14を配置しており、弁体14は
弁箱内流路13と弁体収納空間15との間で出退自在に
設けている。弁体収納空間15は弁箱12の弁体収納部
16と蓋部17とで形成しており、蓋部17の頂部にパ
ッキン箱18を設けている。弁棒19は、雄ネジ部にお
いて弁体14に装着した雌ネジコマ20に螺合し、頭部
にキャップ21を装着している。
【0003】弁体14は、弁棒19の雄ネジ部を収納す
る中空状の基板部の全面にゴムライニング22を施して
あり、弁体14の縁部のゴムライニング22によって弁
体シート23を形成している。弁体シート23は上流面
側と下流面側にそれぞれ形成しており、全閉位置におい
て弁箱12の弁箱シート24に圧接する。弁箱12は内
側面に弁体14の昇降を案内する左右一対のガイドレー
ル25を上下方向に配設しており、弁体14は両側の部
にガイドレール25に係合する案内溝を形成したガイド
部26を設けている。
【0004】この構成により、弁体14の開閉操作は、
キャップ21および弁棒19を回転駆動して行う。弁棒
19の回転に伴って雌ネジコマ20および弁体14は、
ガイド部26に設けた案内溝でガイドレール25に案内
されながら弁棒19の軸心方向に移動し、弁体シート2
3が、弁箱シート24に当接して弁箱12の内部の流路
を全閉する位置と、弁体収納部16に待避して弁箱12
の内部の流路を全開する位置とにわたって出退する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成におい
て、ガイドレール25の頂部の案内面とガイド部26の
案内溝の底面との間には所定の間隙が存在し、この間隙
によって弁体14の円滑な昇降動作を確保している。し
かし、この間隙の存在によって弁体14が弁棒19の軸
心に対して傾くことがあり、全閉状態において弁体14
が傾斜した状態となると、弁体シート23がそのシール
面の全面にわたって圧接せず、シール性が損なわれる問
題があった。
【0006】本発明は、上記した課題を解決するもので
あり、弁体の円滑な昇降動作と全閉時おける安定姿勢の
確保を同時に具現する仕切弁の弁体ガイド構造を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の仕切弁の弁体ガイド構造は、弁箱内に
弁棒の軸心方向に移動する弁体を配置し、弁体を弁箱内
の流路を全閉する位置と全開する位置とにわたって案内
する一対のガイドレールを弁箱の内側面に相対向して配
設し、弁体の両側部のそれぞれにガイドレールに係合す
る案内溝を設けた仕切弁において、ガイドレールは、頂
部の案内面において弁体の案内溝の底面に所定間隙をあ
けて対向し、弁体の全閉位置に対応する終端位置に溝底
面に摺接する姿勢矯正部を有するものである。
【0008】上記した構成により、弁体は案内溝でガイ
ドレールに案内されながら全閉位置と全開位置とにわた
って移動する。このとき、ガイドレールの案内面と弁体
の案内溝の底面との間隙が弁体の円滑な移動を確保す
る。全閉位置においてガイドレールの姿勢矯正部が弁体
の案内溝の底面に摺接し、ガイドレールの案内面と弁体
の案内溝の底面との間隙が無くなり、姿勢矯正部が弁体
を基準姿勢に安定保持し、弁体シートが全面にわたって
均一な面圧でシール性を発揮する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施の形態に係る仕切弁は先に
図4において説明したものと基本構造において同様であ
るので、特徴的部位について説明し、他の部位について
は図4の符号を参照して説明する。図1〜図3におい
て、弁体31は、中空状の基板部の全面にゴムライニン
グ32を施したものであり、縁部のゴムライニング32
によって一対の弁体シート33を上流面と下流面にそれ
ぞれ独立して形成している。
【0010】各弁体シート33は、弁体上部の縁部に形
成する上部弁体シート33aと、弁体下部の周縁部に形
成する下部弁体シート33bとで構成し、上部弁体シー
ト33aと下部弁体シート33bは双方の端部において
連続している。弁箱12は、内部に上部弁体シート33
aに当接する上部弁箱シート(図示省略)と、下部弁体
シート33bに当接する下部弁箱シート34を設けてい
る。弁体収納部16の内側面には、流路35を全閉する
位置と全開する位置とにわたって弁体31を案内する一
対のガイドレール36を相対向して配設している。弁体
31は両側に設けたガイド部37にガイドレール36に
係合する案内溝38を設けている。
【0011】ガイドレール36は、頂部の案内面36a
において弁体31の案内溝38の底面38aに所定間隙
αをあけて対向し、弁体31の全閉位置に対応する終端
位置に幅の広い姿勢矯正部39を設けている。姿勢矯正
部39は案内溝38の底面38aに摺接して弁体31を
基準姿勢に保持するもので、基準姿勢において弁体31
はその中心が弁棒19の軸心上に位置決めされ、弁体シ
ート33の全面にわたって面圧を生起する。
【0012】以下、上記した構成における作用を説明す
る。弁体31の開閉操作に際し、弁体31はガイド部3
7の案内溝38でガイドレール36に案内されながら全
閉位置と全開位置とにわたって移動する。このとき、ガ
イドレール36の案内面36aと弁体31の案内溝38
の底面38aとの間隙αが弁体31の円滑な移動を確保
する。
【0013】全閉位置において、ガイドレール36の姿
勢矯正部39が弁体31の案内溝38の底面38aに摺
接し、ガイドレール36の案内面36aと弁体31の案
内溝38の底面38aとの間隙αが無くなり、姿勢矯正
部39が弁体31を基準姿勢に安定保持し、弁体シート
33が全面にわたって均一な面圧でシール性を発揮す
る。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ガ
イドレールの案内面と弁体の案内溝の底面との間に形成
する間隙によって弁体の円滑な移動を確保するととも
に、ガイドレールの終端位置に設けた姿勢矯正部が全閉
位置において弁体を基準姿勢に安定保持し、弁体シート
の全面にわたる均一な面圧でシール性を発揮し、安定し
た止水能を実現できる。このため、小さな弁棒の操作ト
ルクで確実な止水を行なうことができる。しかも、弁箱
に製作に際しては、高精度が必要な部位は姿勢矯正部の
みであるので、寸法精度管理が容易で製作し易いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における仕切弁の要部断面
図である。
【図2】同実施の形態における弁体の平面図である。
【図3】同弁体の側面図である。
【図4】従来の仕切弁の正面図である。
【符号の説明】
12 弁箱 15 弁体収納空間 16 弁体収納部 31 弁体 32 ゴムライニング 33 弁体シート 33a 上部弁体シート 33b 下部弁体シート 34 下部弁箱シート 35 流路 36 ガイドレール 36a 案内面 37 ガイド部 38 案内溝 38a 底面 39 姿勢矯正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 精規 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 宮崎 隆行 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会社栗本鐵工所内 (72)発明者 永 義仁 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 3H053 AA02 AA26 BC03 DA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱内に弁棒の軸心方向に移動する弁体
    を配置し、弁体を弁箱内の流路を全閉する位置と全開す
    る位置とにわたって案内する一対のガイドレールを弁箱
    の内側面に相対向して配設し、弁体の両側部のそれぞれ
    にガイドレールに係合する案内溝を設けた仕切弁におい
    て、ガイドレールは、頂部の案内面において弁体の案内
    溝の底面に所定間隙をあけて対向し、弁体の全閉位置に
    対応する終端位置に溝底面に摺接する姿勢矯正部を有す
    ることを特徴とする仕切弁の弁体ガイド構造。
JP16315199A 1999-06-10 1999-06-10 仕切弁の弁体ガイド構造 Pending JP2000346211A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108662183A (zh) * 2018-07-03 2018-10-16 浙江融乐环境科技有限公司 一种高压闸阀自紧式密封结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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