JP2000240822A - 仕切弁のシート構造 - Google Patents

仕切弁のシート構造

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JP2000240822A
JP2000240822A JP11042441A JP4244199A JP2000240822A JP 2000240822 A JP2000240822 A JP 2000240822A JP 11042441 A JP11042441 A JP 11042441A JP 4244199 A JP4244199 A JP 4244199A JP 2000240822 A JP2000240822 A JP 2000240822A
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JP
Japan
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valve
valve body
sheet
box
valve element
Prior art date
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Pending
Application number
JP11042441A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Mizuguchi
雅幸 水口
Yoshihito Ei
義仁 永
Junji Takehara
順治 竹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Kubota Corp
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd, Kubota Corp filed Critical Kurimoto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体シートのシール面を2面にすることによ
り、シール性能を向上する。 【解決手段】 それぞれ独立して形成する一対の弁体シ
ート23を、弁体14の上流面側と下流面側の位置に並
設し、各弁体シート23を、弁体上部の縁部に形成する
上部弁体シート23aと、弁体下部の周縁部に形成する
下部弁体シート23bとで構成し、弁箱シート24を、
上部弁体シート23aに当接する上部弁箱シート24a
と、下部弁体シート23bに当接する下部弁箱シート2
4bとで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上水、下水、工業
用水、農業用水等の配管用バルブとして使用する仕切弁
に係り、仕切弁のシート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の仕切弁としては、例えば図13〜
図15に示すようなものがある。図13〜図15におい
て、弁箱1の内部には弁棒2の下端に接続して弁体3を
配設しており、弁棒2は弁体3の上部に配置した雌ネジ
コマ4に螺合している。弁体3は、弁棒2の回転駆動に
より、弁箱1の上部に形成した収納部5と、弁箱1の内
部に形成した弁箱シート部6に対応する位置とにわたっ
て昇降する。
【0003】弁体3は全面にゴムライニングを施したも
のであり、その弁体シート部7は、上流側および下流側
に対向する上部の両側部に形成した2面の上部シート部
7aと、下部の外周面に形成した1面の下部シート部7
bからなり、双方の上部シート部7aと下部シート部7
bは、その端部において連続するシール面を形成してい
る。
【0004】弁箱シート部6は、上部シート部7aと下
部シート部7bに対向する部位に、エポキシ樹脂の粉体
塗装によってシール面を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成におい
て、下部シート部7bが1面であるために、異物が噛み
込むなどして損傷を受けた場合に、その損傷が漏れる原
因となり、弁体3を交換する必要が生じる。本発明は、
下部シート部7bを2面にすることにより、信頼性の高
い仕切弁のシート構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の仕切弁のシート構造は、弁箱内に配置
する弁体を、弁箱内の流路を全閉する位置と全開する位
置とにわたって弁棒の軸心方向に移動可能に設け、弁体
にゴムライニングを施し、ゴムライニングによって弁体
に形成する弁体シートを、弁箱に形成する弁箱シートに
押圧して弁箱と弁体の間をシールする仕切弁において、
それぞれ独立して形成する一対の弁体シートを、弁体の
上流面側と下流面側の位置に並設し、各弁体シートを、
弁体上部の縁部に形成する上部弁体シートと、弁体下部
の周縁部に形成する下部弁体シートとで構成し、弁箱シ
ートを、上部弁体シートに当接する上部弁箱シートと、
下部弁体シートに当接する下部弁箱シートとで構成する
ものである。
【0007】上記した構成において、弁体は弁棒による
操作力によって軸心方向に移動して開閉動作し、弁体の
全閉状態において、弁棒の操作力が推力として弁体に作
用し、弁体シートと弁箱シートのシール面が相互に圧接
してシール性を発揮する。このとき、弁体シートは、弁
体の上流面側と下流面側の位置にそれぞれ独立して存在
し、流体の流れ方向においてシール面が二重に存在する
ので、一方のシール面におけるシール性が損なわれて
も、他方のシール面においてバックアップすることがで
き、信頼性が高くなる。特に、弁体が流体の流れ方向に
傾動した場合にあって、従来においては下部弁体シート
が連続する1面のシール面を有するために、傾動による
シール面の変形はシール面の全幅にわたって連続して生
起するが、本発明においては、流体の流れ方向において
下部弁体シートのシール面が二重に独立して存在し、双
方の下部弁体シートのシール面間に不連続部が存在する
ので、一方の下部弁体シートの変形が不連続部で途切
れ、他方の下部弁体シートに影響することなく、双方の
下部弁体シートはそれぞれに独立して独自に変形するこ
とができるので、シール性能が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図6において、仕切弁をな
すソフトシール弁11は、弁箱12の内部に弁箱内流路
13を横切る方向に出退する弁体14を配置しており、
弁体14は弁箱内流路13と弁体収納空間15との間で
出退自在に設けている。弁体収納空間15は弁箱12の
弁体収納部16と蓋部17とで形成しており、蓋部17
の頂部にパッキン箱18を設けている。
【0009】弁棒19は、雄ネジ部19aが弁体14に
装着した雌ネジコマ20に螺合し、頭部19bにキャッ
プ21を装着している。弁体14は、弁棒19の雄ネジ
部19aを収納する貫通穴14aを有した中空状の基板
部14bの全面にゴムライニング22を施してあり、弁
体14の縁部のゴムライニング22によって一対の弁体
シート23を形成している。
【0010】それぞれ独立して形成する一対の弁体シー
ト23は、弁体14の上流面側と下流面側の位置に並設
しており、各弁体シート23は、弁体上部の縁部に形成
する上部弁体シート23aと、弁体下部の周縁部に形成
する下部弁体シート23bとで構成し、上部弁体シート
23aと下部弁体シート23bは双方の端部において連
続している。弁箱12には、その内部に上部弁体シート
23aに当接する上部弁箱シート24aと、下部弁体シ
ート23bに当接する下部弁箱シート24bからなる弁
箱シート24を設けている。
【0011】以下、上記した構成における作用を説明す
る。弁体14の開閉操作は、キャップ21および弁棒1
9を回転駆動して行う。弁棒19の回転により雌ネジコ
マ20および弁体14は弁棒19の軸心方向に移動し、
弁体シート23が、弁箱シート24に当接して弁箱12
の内部の流路を全閉する位置と、弁体収納部16に待避
して弁箱12の内部の流路を全開する位置とにわたって
出退する。
【0012】弁体14の全閉状態において、弁体14は
ゴムライニング22を介して弁箱12の内面に当接し、
ゴムライニング22の上部弁体シート23aおよび下部
弁体シート23bがそれぞれ上部弁箱シート24aおよ
び下部弁箱シート24bに圧接し、弁箱内面に対する接
触面を十分な幅をもって形成し、そのシール性を発揮す
る。
【0013】この弁体14の全閉操作時において、弁棒
19の操作力が、雌ネジコマ20を介して弁体14に作
用する。しかも、弁体シート23は、弁体14の上流面
側と下流面側の位置にそれぞれ独立して存在し、流体の
流れ方向においてシール面が二重に存在する。このた
め、一方のシール面におけるシール性が損なわれても、
他方のシール面においてバックアップすることができ、
信頼性が高くなる。
【0014】特に、弁体14が流体の流れ方向に傾動し
た場合に、従来では下部弁体シートが連続する1面のシ
ール面を有するために、傾動によるシール面の変形はシ
ール面の全幅にわたって連続して生起するが、本実施の
形態においては、流体の流れ方向において下部弁体シー
ト23bのシール面が二重に独立して存在し、双方の下
部弁体シート23bのシール面間に不連続部が存在す
る。このため、一方の下部弁体シート23bの変形が不
連続部で途切れ、他方の下部弁体シート23bに影響す
ることなく、双方の下部弁体シート23bはそれぞれに
独立して独自に変形することができるので、シール性能
が向上する。
【0015】図7〜図12は本発明の他の実施例を示す
ものであり、先の実施例と同様の作用を行なう部材につ
いては同一番号を付して説明を省略する。弁体31は、
全面にゴムライニングを施したものであり、上流面およ
び下流面に、それぞれ独立して弁体シート32を形成し
ている。各弁体シート32は、弁体31の上部に形成し
た上部シート32aと、下部の外周面に形成した下部シ
ート32bからなり、上部シート32aと下部シート3
2bは、その端部において連続するシール面を形成して
いる。弁箱シート33は、上部シート32aと下部シー
ト32bに対向する部位に、エポキシ樹脂の粉体塗装に
よってシール面を形成しており、全閉時には弁体シート
32を弁箱シート33に弁棒19の軸心方向において押
圧し、双方のシール面が圧着することにより、シール性
を確保する。
【0016】このとき、弁体31の上流面および下流面
に設けた弁体シート32が、それぞれ独立してシール性
を発揮するのでシール性能が向上する。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、そ
れぞれ独立した一対の弁体シートを弁体に設けること
で、流体の流れ方向においてシール面を二重に形成する
ので、一方のシール面におけるシール性が損なわれて
も、他方のシール面においてバックアップすることがで
き、信頼性が高くなる。弁体が傾斜した場合にも、流体
の流れ方向において、双方の下部弁体シートのシール面
間に不連続部が存在するので、一方の下部弁体シートの
変形が不連続部で途切れ、双方の下部弁体シートが独自
に変形することができるので、シール性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるソフトシール弁を
示す組立正面図である。
【図2】同実施の形態におけるソフトシール弁を示す組
立側面図である。
【図3】同ソフトシール弁の弁体の側面図である。
【図4】同ソフトシール弁の弁体の正面図である。
【図5】同ソフトシール弁の弁体の底面図である。
【図6】同ソフトシール弁の弁体の断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態におけるソフトシール
弁を示す組立正面図である。
【図8】同ソフトシール弁の弁体の正面図である。
【図9】同ソフトシール弁の弁体の底面図である。
【図10】同ソフトシール弁の弁体の側面図である。
【図11】同ソフトシール弁の弁体の断面図である。
【図12】図8のA−A矢視断面図である。
【図13】従来のソフトシール弁を示す断面図である。
【図14】同ソフトシール弁の弁体の側面図である。
【図15】同ソフトシール弁の弁体の断面図である。
【符号の説明】
11 ソフトシール弁 12 弁箱 13 弁箱内流路 14 弁体 14b 基板部 19 弁棒 20 雌ネジコマ 22 ゴムライニング 23 弁体シート 23a 上部弁体シート 23b 下部弁体シート 24 弁箱シート 24a 上部弁箱シート 24b 下部弁箱シート
フロントページの続き (72)発明者 永 義仁 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会社栗本鐵工所内 (72)発明者 竹原 順治 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 Fターム(参考) 3H053 AA02 AA32 BA22 BA34 BA39 DA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱内に配置する弁体を、弁箱内の流路
    を全閉する位置と全開する位置とにわたって弁棒の軸心
    方向に移動可能に設け、弁体にゴムライニングを施し、
    ゴムライニングによって弁体に形成する弁体シートを、
    弁箱に形成する弁箱シートに押圧して弁箱と弁体の間を
    シールする仕切弁において、 それぞれ独立して形成する一対の弁体シートを、弁体の
    上流面側と下流面側の位置に並設し、各弁体シートを、
    弁体上部の縁部に形成する上部弁体シートと、弁体下部
    の周縁部に形成する下部弁体シートとで構成し、弁箱シ
    ートを、上部弁体シートに当接する上部弁箱シートと、
    下部弁体シートに当接する下部弁箱シートとで構成した
    ことを特徴とする仕切弁のシート構造。
JP11042441A 1999-02-22 1999-02-22 仕切弁のシート構造 Pending JP2000240822A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010169195A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Kubota Corp
JP2012092880A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Maezawa Ind Inc 仕切弁

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