JPH1047180A - 気化器付き内燃機関の吸気管 - Google Patents
気化器付き内燃機関の吸気管Info
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- JPH1047180A JPH1047180A JP8206236A JP20623696A JPH1047180A JP H1047180 A JPH1047180 A JP H1047180A JP 8206236 A JP8206236 A JP 8206236A JP 20623696 A JP20623696 A JP 20623696A JP H1047180 A JPH1047180 A JP H1047180A
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Abstract
を伝達しないようにした吸気管を提供することにある。 【解決手段】 吸気管20は、気化器27の出口部28に接続
されるアルミニューム製吸気管本体21と、頭上弁式前後
V型2気筒内燃機関1の各前後にシリンダヘッド9にお
ける吸気ポート15の吸気入口にそれぞれ当接されるアル
ミニューム製吸気管取付けフランジ22と、該アルミニュ
ーム製吸気管本体21の外周面を覆って、該アルミニュー
ム製吸気管本体21とアルミニューム製吸気管取付けフラ
ンジ22とを気密にかつ一体に結合するゴム製被覆材23と
よりなり、アルミニューム製吸気管本体21と2個のアル
ミニューム製吸気管取付けフランジ22とはそれぞれ別体
に構成されている。
Description
関の振動を吸収して気化器にその振動を伝達しないよう
にした吸気管に関するものである。
通常、吸気ポートが設けられている金属製シリンダヘッ
ドと同材質の吸気管が用いられており、この吸気管の上
流端に気化器が接続されるとともに、該吸気管の下流端
にシリンダヘッドの吸気ポートが接続されているため、
内燃機関で発生した振動が高剛性の吸気管を介して気化
器に伝達され易い。
内燃機関においては、各気筒のシリンダヘッドが各個独
立して振動することがあり、1個の気化器に上流端が接
続された吸気管の下流部が複数に分岐された分岐吸気管
が用いられた場合には、一方の気筒のシリンダヘッドの
振動と他方の気筒のシリンダヘッドの振動とは、剛性の
高い吸気管でもって伝達されるとともに相互に干渉され
易い。
ために、吸気管をゴムの如き弾性に富んだ材料で構成し
た内燃機関もあったが、このような内燃機関では、振動
は吸収されるものの、剛性が不足するため、気化器の自
重や吸気負圧を確固と負担することができず、所要の形
状を維持できなくなって、新気が円滑に流れることがで
きなくなるとともに、各気筒に均等に分散して供給され
ることができなくなることがあった。
のような難点を克服した気化器付き内燃機関の吸気管の
改良に係り、気化器の吸気出口と内燃機関の吸気ポート
の吸気入口とを接続する吸気管において、前記気化器の
吸気出口に接続される金属製吸気管本体と、前記内燃機
関の吸気ポートの吸気入口に当接される金属製吸気管取
付けフランジとは、別体に構成され、前記金属製吸気管
本体の外周面を覆う弾性部材でもって、該金属製吸気管
本体と前記金属製吸気管取付けフランジとが、気密にか
つ一体に結合されたことを特徴とするものである。
で、前記吸気管は異種材料よりなっていても気密構造と
なって、混合気の大気中排出や、所要の空燃比に設定さ
れた混合気への大気中空気の混入が阻止される。
性の高い金属製であるため、内燃機関の振動や吸気負圧
を吸気管が受けても、所要の吸気通路形状が確保され、
吸気が乱れを起こさずに円滑に吸気通路内を流れること
ができ、内燃機関の出力、効率を高水準に維持すること
に寄与することができる。
る金属製吸気管本体と、内燃機関に一体に結合される金
属製吸気管取付けフランジとは弾性部材でもって結合さ
れているため、内燃機関の振動が気化器に伝達されるこ
とが防止され、気化器の正常な動作が確保されるととも
に、その耐久性が向上する。
ることにより、複数の気筒の各振動の相互伝達が阻止さ
れ、振動の相互干渉による気化器および各気筒への悪影
響が回避される。
することにより、クランクケースにそれぞれ別個に取付
けられる気筒間の振動の相互伝達が確実に阻止される。
構成することにより、内燃機関の始動時または低温運転
中において、温水を前記金属製吸気管本体に導入して、
該金属製吸気管本体を加熱することができ、混合気中の
燃料の気化を促進し、安定した燃焼状態を維持して低温
性能を向上させることができる。
することにより、吸気系の気密性をより一層向上させる
ことができる。
した図1ないし図10の図示の一実施形態について説明
する。本発明の吸気管を備えた4ストロークの頭上弁式
前後V型2気筒内燃機関1は、自動二輪車のメインフレ
ーム2の前後部から垂下したダウンチューブ3およびセ
ンターフレーム4にブラケット5、6を介して装架さ
れ、該頭上弁式前後V型2気筒内燃機関1では、クラン
クケース7の上方にシリンダ挟角が約52°をなしてシ
リンダ8およびシリンダヘッド9(クランクケース7、
シリンダ8およびシリンダヘッド9はアルミニューム製
またはアルミニューム合金製で、シリンダ8のシリンダ
孔11の外周部は鋳鉄製である)が順次重ねられて相互に
一体に結合され、該シリンダヘッド9の上部はヘッドカ
バー10で覆われている。
にピストン12が上下に摺動自在に嵌装され、該ピストン
12と車巾方向へ指向したクランクシャフト14とはコネク
ティングロッド13によって相互に連結されており、ピス
トン12の昇降に伴なってクランクシャフト14が回転駆動
されるようになっている。
してシリンダヘッド9に、下流部が左右に2叉状に分岐
した吸気ポート15が形成されるとともに、その反対側に
位置してシリンダヘッド9に、排気ポート16が形成さ
れ、吸気ポート15の上流開口に、2叉に分岐された吸気
管20のアルミニューム製吸気管取付けフランジ22が図示
されないボルトでもって一体に装着され、排気ポート16
の下流開口に、図示されない排気管の取付けフランジが
一体に装着されている。
うに、前記吸気ポート15、排気ポート16のシリンダ孔11
側にそれぞれ吸気弁18および排気弁19が設けられ、該吸
気弁18および排気弁19をそれぞれ開閉させる動弁装置30
は、クランクシャフト14と平行にカムシャフトホルダ31
により回転自在に枢支されたカムシャフト32と、該カム
シャフト32と平行なロッカアームシャフト33に枢支され
たロッカアーム34と、吸気弁18および排気弁19を常時閉
方向に付勢するバルブスプリング35と、カムシャフトホ
ルダ31に一体に装着されたドリブンスプロケット36と、
クランクシャフト14と一体のドライブスプロケットおよ
びドリブンスプロケット36に架設された無端チェン37と
よりなっており、カムシャフト32はクランクシャフト14
の半分の回転速度で回転駆動され、吸気弁18および排気
弁19はクランクシャフト14が2回転する毎に1回の所要
のタイミングで開閉駆動されるようになっている。
それぞれ配設されている。
ように、気化器27の出口部28に接続されるアルミニュー
ム製吸気管本体21と、頭上弁式前後V型2気筒内燃機関
1の各前後のシリンダヘッド9f、9rにおける吸気ポ
ート15の吸気入口にそれぞれ当接されるアルミニューム
製吸気管取付けフランジ22と、該アルミニューム製吸気
管本体21の外周面を覆って、該アルミニューム製吸気管
本体21とアルミニューム製吸気管取付けフランジ22とを
気密にかつ一体に結合するゴム製被覆材23とよりなり、
アルミニューム製吸気管本体21と2個のアルミニューム
製吸気管取付けフランジ22とはそれぞれ別体に構成さ
れ、アルミニューム製吸気管本体21およびアルミニュー
ム製吸気管取付けフランジ22を嵌装した金型の空隙部に
生ゴムを充填した後、加熱加圧による加硫で吸気管20が
生産されるようになっている。
冷却水通路24が形成され、その下端閉口に冷却水入口継
手25が装着されるとともに、気化器27側のアルミニュー
ム製吸気管本体21の端部開口に冷却水出口継手26が装着
され、各アルミニューム製吸気管取付けフランジ22のシ
リンダヘッド9への当接面に、その開口全周に亘り環状
溝が形成され、この環状溝にパッキン39が嵌装されてい
る。
ケース7の車体左側下部に、クランクシャフト14により
回転駆動される冷却水ポンプ41が配設され、該冷却水ポ
ンプ41の吐出口に接続される冷却水供給管42の上端は、
前方のシリンダ8fの前方下部にてその冷却水通路43f
に接続されている。
通路43fと前方シリンダヘッド9fの前方冷却水通路44
fとは相互に連通されるとともに、後方シリンダ8rの
後方冷却水通路43rと後方シリンダヘッド9rの後方冷
却水通路44rとも相互に連通され、図10に図示される
ように、前方シリンダ8fと後方シリンダ8rとの対向
部位に、それぞれ前後に一直線上に位置して水路管45f
と水路管45rとが突設され、該水路管45f、45r内にゴ
ム製の接続管46が挿入され、前記水路管45f、45rの先
端に位置して該接続管46の外周凹部に、リング状クリッ
プ47f、47rが嵌合されるとともに、その基部寄りにO
リング48が嵌合されており、水路管45f、水路管45rは
相互に水密に接続されている。
ダヘッド9f、9rの各頂部には、その冷却水通路44
f、44rにそれぞれ連通する冷却水管49f、49rが嵌着
され、該冷却水管49fとサーモスタット50とはゴム製ホ
ース51で接続されるとともに、該冷却水管49rとサーモ
スタット50とはゴム製ホース52で接続され、かつダウン
チューブ3に沿って配設されたラジエータ53の上部タン
ク54とサーモスタット50とはゴム製ホース56で接続さ
れ、ラジエータ53の下部タンク55と冷却水ポンプ41の吸
入部とはゴム製ホース57で接続されている。水温が所定
温度以下の場合には、前記サーモスタット50のバルブが
閉塞され、ゴム製ホース56を介するラジエータ53の上部
タンク54への冷却水排出が停止されるようになってい
る。
ヘッドカバー10には、クランクケース7内のクランク室
58にブリーザ通路59を介して連通されるブリーザ下部凹
部60と、シリンダヘッド9の排気ポート16に図示されな
い2次空気通路を介して連通される2次エア下部凹部61
とが形成され、該ブリーザ下部凹部60および2次エア下
部凹部61にそれぞれ対向したブリーザ上部凹部62および
2次エア上部凹部63が蓋部材64に形成され、該蓋部材64
がボルト65でもってヘッドカバー10に一体に装着され、
これらブリーザ下部凹部60およびブリーザ上部凹部62と
2次エア下部凹部61および2次エア上部凹部63とでそれ
ぞれ、ブリーザ室と2次エアー室とが形成され、ブリー
ザ上部凹部62および2次エア上部凹部63の各継手66、67
は、図示されないゴム製ホースを介してエアークリーナ
(気化器27の上流側に接続されているが図示されずに)
接続されている。なお、2次エア下部凹部61と2次エア
上部凹部63との合せ部には、2次エア上部凹部63から2
次エア下部凹部61へのみ2次エアを通過させることがで
きるリードバルブ68が介装されている。
たように構成されているので、頭上弁式前後V型2気筒
内燃機関1の運転状態では、図示されないエアクリーナ
で吸入空気が濾過されてから、気化器27にて燃料が供給
されて、所要の空燃比にて混合された後、吸気管20の通
過してシリンダヘッド9の吸気ポート15に流入し、吸気
行程にて吸気弁18が開放された際に、シリンダ孔11の上
部の燃焼室38内に吸入されるようになっている。
火栓40により燃焼室38内の混合気が着火され、膨張行程
の後の排気行程にて排気弁19が開放され、図示されない
排気管、消音器を介して燃焼ガスが排出される。
ットルバルブが絞られて、吸気負圧が大きくなっても、
吸気管20におけるアルミニューム製吸気管本体21ならび
にアルミニューム製吸気管取付けフランジ22の外周およ
び両者の接合部の外周に、ゴム製被覆材23が被覆されて
いるため、大気圧と吸気負圧との圧力差でもって、ゴム
製被覆材23がアルミニューム製吸気管本体21およびアル
ミニューム製吸気管取付けフランジ22に強く押付けられ
るとともに、アルミニューム製吸気管本体21およびアル
ミニューム製吸気管取付けフランジ22の接合部の外周に
ゴム製被覆材23が存在しているため、確固と気密が保持
され、大気中の空気が吸気管20内に浸入して混入するこ
とが阻止される。
ニューム製吸気管本体21とアルミニューム製吸気管取付
けフランジ22とで構成されているため、前記したような
大気圧と吸気負圧との差圧力が吸気管20に作用しても、
吸気管20内の吸気通路形状は変化せずに当初の形状を保
持でき、その結果、混合気は乱れを起さず、かつ前後の
燃焼室38f、38rに均等に供給され、前後の、シリンダ
8f、8rにて、均等な運転状態が得られる。
れ別個にクランクケース7に取付けられた結果、各シリ
ンダ8f、8rがそれぞれ独自に振動し、該シリンダ8
f、8rの吸気ポート15f、15rの開口端相互間の距離
が変化しても、これらの距離変動は吸気管20のゴム製被
覆材23で吸収されるとともに、シリンダ8f、8rの振
動も抑制される。
ム製吸気管本体21は、両アルミニューム製吸気管取付け
フランジ22の対してアルミニューム製吸気管取付けフラ
ンジ22が介在された状態となっているので、頭上弁式前
後V型2気筒内燃機関1のシリンダ8f、8rの振動も
該アルミニューム製吸気管取付けフランジ22に吸収され
て、シリンダ8f、8rから気化器27への振動伝達が抑
制され、気化器27は振動の悪影響を受けず、正常に動作
しうるとともに、、耐久性が向上しうる。
ト50のバルブが開放した状態では、冷却水ポンプ41から
吐出した冷却水は、冷却水供給管42を介して前方シリン
ダ8fの冷却水通路43fに供給され、前方冷却水通路43
f内を流れる冷却水の一部は、前方シリンダヘッド9f
の前方冷却水通路44f内を通過して前方冷却水管49fお
よびゴム製ホース51を介しサーモスタット50に達し、前
方冷却水通路43f内を流れる冷却水の残部は前方の水路
管45f、接続管46および後方の水路管45rを介して後方
シリンダ8rの冷却水通路43r内に流入し、後方シリン
ダヘッド9rの冷却水通路44r内を通過して後方冷却水
管49rおよびゴム製ホース52を介しサーモスタット50に
達し、両方の冷却水はサーモスタット50内で合流した
後、ゴム製ホース56を介してラジエータ53の上部タンク
54内に流入し、ラジエータ53の図示されないチューブを
介して下部タンク55に流下し、その際に冷却風によって
冷却され、下部タンク55からゴム製ホース57を介し冷却
水ポンプ41の吸入口に還流される。
内のブローバイガスは、ブリーザ通路59を介して、ブリ
ーザ下部凹部60およびブリーザ上部凹部62で形成される
ブリーザ室内に流入し、継手66および図示されないゴム
製ホースを介してエアクリーナに導かれる。
されないゴム製ホースおよび継手67を介して2次エア上
部凹部63に流入し、リードバルブ68を介して2次エア下
部凹部61に導かれ、図示されない2次空気通路を介し
て、排気ポート16に2次エアーとして供給される。
部凹部62はヘッドカバー10に形成され、2次エア下部凹
部61および2次エア上部凹部63は蓋部材64に形成され、
該蓋部材64をボルト65でもってヘッドカバー10に一体に
結合するだけで、ブリーザ室と2次エア室とが構成され
るので、部品点数が少なく、かつ組立工数が節減され
て、コストダウンが可能となる。
は、1枚の蓋部材64にブリーザ上部凹部62および2次エ
ア上部凹部63を形成したが、蓋部材を2枚に分割し、該
分割蓋部材にブリーザ上部凹部62および2次エア上部凹
部63を形成してもよい。
吸気管20は、1個のアルミニューム製吸気管本体21と、
2個のアルミニューム製吸気管取付けフランジ22と、こ
れらを覆うゴム製被覆材23とで構成されたが、請求項2
記載の発明を、図11に図示されるような実施形態にて
構成してもよい。
吸気出口に接続されるアルミニューム製吸気管本体71
と、前方のシリンダヘッド9fの吸気ポート15fの吸気
入口に当接されるアルミニューム製吸気管取付けフラン
ジ72とは一体に構成され、後方のシリンダヘッド9rの
吸気ポート15rの吸気入口に当接される、アルミニュー
ム製吸気管取付けフランジ73は前記アルミニューム製吸
気管本体71およびアルミニューム製吸気管取付けフラン
ジ72とは別体に構成され、アルミニューム製吸気管本体
71の外周面を覆うゴム製被覆材74でもって、アルミニュ
ーム製吸気管本体71、アルミニューム製吸気管取付けフ
ランジ72およびアルミニューム製吸気管取付けフランジ
73が気密にかつ一体に結合されている。なおアルミニュ
ーム製吸気管取付けフランジ72、73の当接端面にはパッ
キン75が嵌装されている。
ミニューム製吸気管取付けフランジ72、73はゴム製被覆
材74を介して結合されているので、前後のシリンダ8f
およびシリンダヘッド9fとシリンダ8rおよびシリン
ダヘッド9rとの振動相互伝達による干渉がなく、ひい
ては、気化器27に対して過大な振動を与えることが阻止
され、該気化器27の機能および耐久性が損なわれること
が避けられる。
ルミニューム製吸気管取付けフランジ72とが一体化され
たため、部品点数が削減され、コストダウンが可能とな
る。
たが、直列多気筒内燃機関または単気筒内燃機関にも勿
論適用可能である。
燃機関の側面図である。
る。
し、吸気管を載断した状態の平面図である。
気間構造の正面図である。
る。
である。
図である。
平面図で、本発明の他の実施形態の縦断面図である。
ーム、3…ダウンチューブ、4…センターフレーム、5
…ブラケット、6…ブラケット、7…クランクケース、
8…シリンダ、9…シリンダヘッド、10…ヘッドカバ
ー、11…シリンダ孔、12…ピストン、13…コネクティン
グロッド、14…クランクシャフト、15…吸気ポート、16
…排気ポート、17…排気管、18…吸気弁、19…排気弁、
20…吸気管、、21…アルミニューム製吸気管本体、22…
アルミニューム製吸気管取付けフランジ、23…ゴム製被
覆材、24…冷却水通路、25…冷却水入口継手、26…冷却
水出口継手、27…気化器、28…出口部、29…ゴム製連結
管、30…動弁装置、31…カムシャフトホルダ、32…カム
シャフト、33…ロッカアームシャフト、34…ロッカアー
ム、35…バルブスプリング、36…ドリブンスプロケッ
ト、37…無端チェン、38…燃焼室、39…パッキン、40…
点火栓、41…冷却水ポンプ、42…冷却水供給管、43…冷
却水通路、44…冷却水通路、45…水路管、46…接続管、
47…リング状クリップ、48…Oリング、49…冷却水管、
50…サーモスタット、51…ゴム製ホース、52…ゴム製ホ
ース、53…ラジエータ、54…上部タンク、55…下部タン
ク、56…ゴム製ホース、57…ゴム製ホース、58…クラン
ク室、59…ブリーザ通路、60…ブリーザ下部凹部、61…
2次エア下部凹部、62…ブリーザ上部凹部、63…2次エ
ア上部凹部、64…蓋部材、65…ボルト、66…継手、67…
継手、68…リードバルブ、70…吸気管、71…アルミニュ
ーム製吸気管本体、72…アルミニューム製吸気管取付け
フランジ、73…アルミニューム製吸気管取付けフラン
ジ、74…ゴム製被覆材、75…パッキン。
のような難点を克服した気化器付き多気筒内燃機関の吸
気管の改良に係り、気化器の吸気出口と多気筒内燃機関
の吸気ポートの吸気入口とを接続する吸気管において、
前記各吸気ポートの吸気入口にそれぞれ別個に当接され
て接続される複数個の金属製吸気管取付けフランジと、
前記気化器の吸気出口に上流部が接続されるとともに、
中流部が前記複数個の金属製吸気管取付けフランジに向
って分岐され、下流部が該金属製吸気管取付けフランジ
にそれぞれ接続される金属製吸気管本体と、該金属製吸
気管本体の外周面を覆うとともに、前記複数個の金属製
吸気管取付けフランジの上流部外周面を覆い、前記金属
製吸気管本体と前記金属製吸気管取付けフランジとが気
密にかつ弾性的に結合する弾性部材とで構成されたこと
を特徴とするものである。
気ポートの吸気入口に当接されて接続される金属製吸気
管取付けフランジは、それぞれ各吸気ポート毎にそれぞ
れ相互に分割されるとともに、気化器に接続される金属
製吸気管本体に対しても分離され、これら複数個の金属
製吸気管取付けフランジと金属製吸気管本体とは弾性的
に結合されているため、多気筒内燃機関における複数の
気筒の各振動の相互伝達が阻止されるとともに、これら
気筒から気化器への振動伝達も阻止され、気化器の正常
な動作が確保されるとともに、その耐久性が向上する。
することにより、クランクケースにそれぞれ別個にV状
に取付けられる気筒間の振動の相互伝達が確実に阻止さ
れる。
7の吸気出口に接続されるアルミニューム製吸気管本体
71と、前方のシリンダヘッド9fの吸気ポート15f
の吸気入口に当接されるアルミニューム製一体吸気管取
付けフランジ72とは一体に構成され、後方のシリンダ
ヘッド9rの吸気ポート15rの吸気入口に当接される
アルミニューム製別体吸気管取付けフランジ73は、前
記アルミニューム製吸気管本体71およびアルミニュー
ム製一体吸気管取付けフランジ72とは別体に構成さ
れ、アルミニューム製吸気管本体71の外周面を覆うゴ
ム製被覆材74でもって、アルミニューム製吸気管本体
71、アルミニューム製一体吸気管取付けフランジ72
およびアルミニューム製別体吸気管取付けフランジ73
が気密にかつ弾性的に結合されている。なおアルミニュ
ーム製吸気管取付けフランジ72、73の当接端面には
パッキン75が嵌装されている。
ルミニューム製吸気管取付けフランジ72、73は、ゴ
ム製被覆材74を介して結合されているので、前後のシ
リンダ8fおよびシリンダヘッド9fとシリンダ8rお
よびシリンダヘッド9rとの振動相互伝達による干渉が
なく、ひいては、気化器27に対して過大な振動を与え
ることが阻止され、該気化器27の機能および耐久性が
損なわれることが避けられる。
アルミニューム製一体吸気管取付けフランジ72とが一
体化されたため、部品点数が削減され、コストダウンが
可能となる。
たが、直列多気筒内燃機関にも勿論適用可能である。
ーム、3…ダウンチューブ、4…センターフレーム、5
…ブラケット、6…ブラケット、7…クランクケース、
8…シリンダ、9…シリンダヘッド、10…ヘッドカバ
ー、11…シリンダ孔、12…ピストン、13…コネク
ティングロッド、14…クランクシャフト、15…吸気
ポート、16…排気ポート、17…排気管、18…吸気
弁、19…排気弁、20…吸気管、、21…アルミニュ
ーム製吸気管本体、22…アルミニューム製吸気管取付
けフランジ、23…ゴム製被覆材、24…冷却水通路、
25…冷却水入口継手、26…冷却水出口継手、27…
気化器、28…出口部、29…ゴム製連結管、30…動
弁装置、31…カムシャフトホルダ、32…カムシャフ
ト、33…ロッカアームシャフト、34…ロッカアー
ム、35…バルブスプリング、36…ドリブンスプロケ
ット、37…無端チェン、38…燃焼室、39…パッキ
ン、40…点火栓、41…冷却水ポンプ、42…冷却水
供給管、43…冷却水通路、44…冷却水通路、45…
水路管、46…接続管、47…リング状クリップ、48
…Oリング、49…冷却水管、50…サーモスタット、
51…ゴム製ホース、52…ゴム製ホース、53…ラジ
エータ、54…上部タンク、55…下部タンク、56…
ゴム製ホース、57…ゴム製ホース、58…クランク
室、59…ブリーザ通路、60…ブリーザ下部凹部、6
1…2次エア下部凹部、62…ブリーザ上部凹部、63
…2次エア上部凹部、64…蓋部材、65…ボルト、6
6…継手、67…継手、68…リードバルブ、70…吸
気管、71…アルミニューム製吸気管本体、72…アル
ミニューム製一体吸気管取付けフランジ、73…アルミ
ニューム製別体吸気管取付けフランジ、74…ゴム製被
覆材、75…パッキン。
Claims (5)
- 【請求項1】 気化器の吸気出口と内燃機関の吸気ポー
トの吸気入口とを接続する吸気管において、前記気化器
の吸気出口に接続される金属製吸気管本体と、前記内燃
機関の吸気ポートの吸気入口に当接される金属製吸気管
取付けフランジとは、別体に構成され、前記金属製吸気
管本体の外周面を覆う弾性部材でもって、該金属製吸気
管本体と前記金属製吸気管取付けフランジとが、気密に
かつ一体に結合されたことを特徴とする気化器付き内燃
機関の吸気管 - 【請求項2】 気化器の吸気出口と内燃機関の吸気ポー
トの吸気入口とを接続する吸気管において、前記内燃機
関は多気筒内燃機関であって、前記気化器の吸気出口に
接続される金属製吸気管本体は、前記複数の気筒のいず
れか一つの気筒の吸気ポートの吸気入口に当接される一
体型金属製吸気管取付けフランジと一体に構成され、該
一体型金属製吸気管取付けフランジに接続される前記気
筒とは別の気筒の吸気ポートの吸気入口に当接される別
体型金属製吸気管取付けフランジは、前記金属製吸気管
本体と別体に構成され、該金属製吸気管本体の外周面を
覆う弾性部材でもって、該金属製吸気管本体と前記別体
型金属製吸気管取付けフランジとが、気密にかつ一体に
結合されたことを特徴とする気化器付き内燃機関の吸気
管。 - 【請求項3】 前記多気筒内燃機関はV型内燃機関であ
ることを特徴とする前記請求項2記載の気化器付き内燃
機関の吸気管。 - 【請求項4】 前記金属製吸気管本体内に温水通路が形
成されたことを特徴とする前記請求項1ないし請求項3
いずれか記載の気化器付き内燃機関の吸気管。 - 【請求項5】 前記金属製吸気管取付けフランジの内燃
機関への当接面に、封止部材が開口全周に亘り設けられ
たことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の気化
器付き内燃機関の吸気管。
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JP20623696A JP3680965B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 気化器付き内燃機関の吸気管 |
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-
1996
- 1996-08-05 JP JP20623696A patent/JP3680965B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-05 US US08/905,947 patent/US5809960A/en not_active Expired - Lifetime
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