JPH1046944A - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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JPH1046944A
JPH1046944A JP11843097A JP11843097A JPH1046944A JP H1046944 A JPH1046944 A JP H1046944A JP 11843097 A JP11843097 A JP 11843097A JP 11843097 A JP11843097 A JP 11843097A JP H1046944 A JPH1046944 A JP H1046944A
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
chain
driving sprocket
guide
panels
Prior art date
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Pending
Application number
JP11843097A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kondo
浩一 近藤
Nobuaki Nozawa
伸明 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LUMITTER IND CORP Ltd
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
LUMITTER IND CORP Ltd
Bunka Shutter Co Ltd
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Publication date
Application filed by LUMITTER IND CORP Ltd, Bunka Shutter Co Ltd filed Critical LUMITTER IND CORP Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパネルを連繋してパネル駆動用スプロ
ケットに噛合したパネル連繋チェーンをパネル駆動用ス
プロケットに対する適正な噛合方向および噛合解除方向
へスムーズに誘導できなかった。 【解決手段】 パネル駆動用スプロケットの近傍で支持
レール側に配置され、パネル駆動用スプロケットの歯先
円内方に位置する内方部材、歯先円外方でかつ収納ボッ
クス内を出入りするパネル連繋チェーンの移動経路内に
位置する外方部材とを有し、パネル連繋チェーンに接触
し、パネル連繋チェーンを噛合方向、噛合解除方向およ
びガイドレール方向に接触誘導可能に形成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チェーンで連繋
されたシャッター用パネルの収納時に該パネルを巻込む
ことなく折重状態に収納できるパネル式のシャッター装
置に係り、特にパネル昇降動作時にパネル連繋チェーン
をパネル駆動用スプロケットに対して円滑に噛合または
噛合解除することができるパネル式のシャッター装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、シャッター開閉用開口の両側に配
置されている左右一対の縦のガイドレール間に、チェー
ンで連繋された上下複数段のパネルを同一垂直面状に展
開させ、かつそれらのパネルを上記ガイドレール上部の
収納ボックス内に移行収納させた状態では、上記各パネ
ルがそれぞれ平行隣接した折重状態に吊持されるパネル
式シャッター装置が提供されている。このような従来の
パネル式シャッター装置は、パネル移動時の発生騒音が
少なく、かつパネル幅を広くでき外観上でも優れている
など多くの利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のパネ
ル式シャッター装置では、両ガイドレール間から収納ボ
ックス内へのパネルの折重収納動作および収納ボックス
内からガイドレール間へのパネル引出動作を常時円滑に
遂行させることが困難であり、かかるパネルの円滑な動
作を得るためには極めて複雑なパネル駆動装置を必要と
するなどの問題点があった。
【0004】特に、両ガイドレール間に引出展開された
シャッター閉止状態のパネルを上部の収納ボックス内に
巻上げ収納する際、パネル駆動用スプロケットに噛合し
たチェーンで連繋されかつ両ガイドレールに両端側が昇
降自在に係合し、該ガイドレールに沿って上昇する上下
複数段のパネル相互がその上昇過程で折重なったり、詰
まったりしてパネルが動かなくなる虞れがあり、この場
合そのまま放置すると、パネル連繋チェーンが噛合して
いるパネル駆動用スプロケットは稼動しているので、該
パネル駆動用スプロケットやパネル連繋チェーンおよび
パネル等が破壊するなど大事故を引き起こすという問題
点があった。
【0005】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、ガイドレールに沿ってパネルが昇降動作
している過程で、そのパネル連繋チェーンをパネル駆動
用スプロケットに対して円滑に噛合または噛合解除させ
ることができ、それらのパネル連繋チェーンとパネル駆
動用スプロケットの不規則で、弊害のある噛合を未然に
かつ確実に防止し、パネル昇降動作を常時スムーズに効
率よく遂行させることができる信頼性の高いパネル式の
シャッター装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のシャッター装
置は、パネル駆動用スプロケットの近傍で支持レール側
に配置され、パネル駆動用スプロケットの歯先円内方に
位置する内方部材、歯先円外方でかつ収納ボックス内を
出入りするパネル連繋チェーンの移動経路内に位置する
外方部材とを有し、パネル連繋チェーンに接触し、パネ
ル連繋チェーンを噛合方向、噛合解除方向およびガイド
レール方向に接触誘導可能に形成されたパネル収納側チ
ェーン誘導部材を有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。この発明に係るシャッター装置は、左右一対
のガイドレール1と、これらのガイドレール1に両側が
昇降自在に係合された上下複数段のパネル2と、これら
のパネル2相互をそれぞれの上部両端側で回動かつスラ
スト方向移動可能に連繋し、上記両ガイドレール1に沿
って昇降動作する左右一対のパネル連繋チェーン3とを
有している。
【0008】上記ガイドレール1は、建物の出入口や窓
等の所謂シャッター開閉用開口の両側に配置された左右
一対の縦ガイドレールからなり、その上部には収納ボッ
クス5が配置され、この収納ボックス5内には上記パネ
ル連繋チェーン3の一部を係留して上記各パネル2の相
互を平行隣接折重状態に吊持するための支持レール4が
配置されている。この支持レール4は、上記収納ボック
ス5内におけるパネル出入口の上方に配置して上記パネ
ル連繋チェーン3を噛合させたパネル駆動用スプロケッ
ト8の近傍からパネル収納方向に向かって漸次ゆるやか
に下降傾斜している。
【0009】かかる支持レール4の近傍上方には、該平
行するチェーン先端誘導棒6が配置されている。このチ
ェーン先端誘導棒6は、図1に示すように、上記パネル
連繋チェーン3の先端を移動可能に遊嵌しているので、
最初のパネル2の収納動作時には該パネル2と共に上記
パネル連繋チェーン3が移動し、最初のパネル2の該パ
ネル連繋チェーン3は垂れ下って絡みつくようなことは
ない。
【0010】また、上記収納ボックス5内における上記
ガイドレール1の上端側には、上記パネル駆動用スプロ
ケット8の近傍に位置して上記パネル連繋チェーン3の
異常屈折(弛み)を電気的に感知するチェーン弛み感知
装置7が設けられている。さらに、上記収納ボックス5
内における上記パネル駆動用スプロケット8の近傍に
は、該スプロケットに噛合した上記パネル連繋チェーン
3の昇降動作時に、該パネル連繋チェーン3と接触して
該パネル連繋チェーン3を上記パネル駆動用スプロケッ
ト8から所定の移動方向へ確実に引き離したり、あるい
は上記パネル連繋チェーン3を上記パネル駆動用スプロ
ケット8に対する所定の噛合方向へ接触誘導するチェー
ン誘導部材9,10が配置されている。
【0011】さらに詳しく述べると、パネル収納側チェ
ーン誘導部材9はパネル駆動用スプロケット8の近傍で
支持レール4側に配置され、パネル駆動用スプロケット
8の歯先円内方に位置する内方部材9cと、歯先円外方
でかつ収納ボックス5内を出入りするパネル連繋チェー
ン3の移動経路内に位置する外方部材9dとを有し、パ
ネル連繋チェーン3に接触し、パネル連繋チェーン3を
噛合方向、噛合解除方向およびガイドレール1方向に接
触誘導可能に形成されている。次に、パネル出入口側チ
ェーン誘導部材10は、ガイドレール1の上端側近傍で
ガイドレール1側に配置され、パネル駆動用スプロケッ
ト8の歯先円内方に位置する内方部材10aと、該歯先
円の外方でかつパネル連繋チェーン3の移動経路内に位
置する外方部材10bとを有し、パネル連繋チェーン3
に接触し、パネル連繋チェーン3を噛合方向、噛合解除
方向およびガイドレール1方向に接触誘導可能に形成さ
れている。また、上記収納ボックス5のパネル出入口近
傍には、上記各パネル2の下端をスムーズに誘導するパ
ネルガイド11が設けられている。
【0012】上記パネル連繋チェーン3は、図1および
図3(二点鎖線部分は実際は図示位置とはパネル軸に関
して対称位置に存在するが、図面の便宜上反対位置に図
示している)に示すように、上記パネルガイド11に沿
って配置されている。そして、上記パネル連繋チェーン
3の先端は上記チェーン先端誘導棒6に遊嵌されてい
る。
【0013】また、上記収納ボックス5内には、パネル
駆動手段(開閉機)13と、このパネル駆動手段13に
連動チェーン15と連動用スプロケット14を介して連
動され、上記収納ボックス5の両側壁に軸受部材を介し
て回転自在に支承された主動側回転軸16と、この主動
側回転軸16の両端部に連結された第1伝動スプロケッ
ト17と、上記パネル駆動用スプロケット8と第2伝動
スプロケット18を同軸上に連結する従動側回転軸20
と、上記第1伝動スプロケット17と上記第2伝動スプ
ロケット18に巻回噛合された無端状の伝動チェーン1
9とがそれぞれ配置されている。
【0014】一方、上記各パネル2は、図4および図5
に示すように、長方形フレーム2aにガラス板等の適用
なパネル面板2bを取付けた構成となっている。そし
て、上記長方形フレーム2aの上部両端側には、上記パ
ネル連繋チェーン3に回動自在でかつスラスト方向へ移
動可能に挿入係合されたピン21が突設され、また上記
長方形フレーム2aの下部両側にはシャフト23が突設
され、該シャフト23の先端には上記パネルガイド11
に当接して移動するパネルローラ22が回転自在に取付
けられている。
【0015】上記パネル連繋チェーン3とピン21との
係合は、図3および図6に示すように、パネル連繋チェ
ーン3の所定間隔毎に設けられたアタッチメント24内
に回動可能でかつスラスト方向移動可能に挿入係合する
ことにより行われ、この結果、上記パネル2はパネル連
繋チェーン3と一体になって昇降する。なお、上記アタ
ッチメント24には、吊下げ用ローラ25が設けられ、
上記パネル2の収納時に上記支持レール4と係合し、該
支持レール4は上記パネル2を折重状態に吊下げ支持す
る。
【0016】次に動作について説明する。パネル2の昇
降動作は、パネル駆動手段13を起動させれば、その回
転駆動力が連動チェーン15、連動用スプロケット1
4、主動側回転軸16、第2伝動スプロケット18、伝
動チェーン19、第1伝動スプロケット17、従動側回
転軸20のそれぞれを介してパネル駆動用スプロケット
8に伝達されることによって行われる。
【0017】即ち、上記のような動力伝達によって、パ
ネル駆動用スプロケット8が図1および図2の矢印方向
に回転駆動されると、これに噛合したパネル連繋チェー
ン3がガイドレール1に沿って上昇し、そのパネル連繋
チェーン3の上昇に伴って、該チェーンで連繋された上
下複数段の各パネル2が順次引き上げられる。これによ
って、パネル2の上端がパネル駆動用スプロケット8に
到達すると、そのパネル2の上端部は上記パネル連繋チ
ェーン3と共にパネル駆動用スプロケット8のピッチ円
周に沿って円運動し、支持レール4の方向に誘導移動さ
れる。またこの際、上記パネル2の下端部に取付けられ
たパネルローラ22はパネルガイド11によって斜め上
方へ回動誘導され、横振れ防止状態で収納ボックス5内
に進行する。
【0018】このようにして、上記収納ボックス5内の
収納方向に移動した上記パネル2は後続のパネル2の移
動経路からスムーズに離脱するので、後続のパネル2の
上昇が妨げられることはない。そして、上記パネル駆動
用スプロケット8を収納方向に通過したパネル2の吊下
げ用ローラ25が支持レール4上に移行し、該支持レー
ル4上をその傾斜によって上記吊下げ用ローラ25が転
動することにより、上記パネル2は吊下げ状態で上記支
持レール4に沿ってその下降傾斜により自動的に上記収
納ボックス5内に移動する。この際、パネル駆動用スプ
ロケット8が、パネル連繋チェーン3と最初に噛合うパ
ネル出入口側には、噛合方向誘導可能に伸びたパネル出
入口側チェーン誘導部材10が配置されているので、パ
ネル連繋チェーン3はガイドレール1の上端側近傍でガ
イドレール1に配置され、パネル駆動用スプロケット8
の歯先円内方に位置する内方部材10aと、該歯先円の
外方でかつパネル連繋チェーン3の移動経路内に位置す
る外方部材10bとによって、パネル駆動用スプロケッ
ト8の所定位置に確実に誘導される。
【0019】また、何らかの不測の作用によって、万
一、パネル連繋チェーン3とパネル駆動用スプロケット
8とが異常に噛合っていたとしても、上記噛合が終了す
るパネル収納側にパネル収納側チェーン誘導部材9が配
置されているので、パネル連繋チェーン3はパネル駆動
用スプロケット8の近傍で支持レール4側に配置され、
パネル駆動用スプロケット8の歯先円内方でかつパネル
駆動用スプロケット8の軸芯を通る水平線上方に位置す
る内方部材9cと、歯先円外方でかつ収納ボックス5内
を出入りするパネル連繋チェーン3の移動経路内で、し
かもパネル駆動用スプロケット8の軸芯を通る水平線上
方に位置する外方部材9dがパネル連繋チェーン3に接
触し、パネル連繋チェーン3を噛合方向、噛合解除方向
およびガイドレール1方向に接触誘導可能に形成されて
いるために、パネル連繋チェーン3は上記パネル駆動用
スプロケット8から確実に離脱し、上述のごときパネル
2の収納動作は円滑に遂行される。
【0020】さらに、内方部材9cと外方部材9dの機
能、効果を詳しく述べる。パネル連繋チェーン3は、パ
ネル駆動用スプロケット8の歯先円内方に位置する内方
部材9cと、歯先円の外方に位置する外方部材9dとの
2つの部分で接触することとなるので、この接触面積は
極めて拡大され、噛合解除は極めて確実かつ効率的に行
われると共に、パネル連繋チェーン3およびパネル収納
側チェーン誘導部材10には噛合解除時に生じる無理な
力が1箇所に集中することがないので、無用な損傷が生
じにくく、その寿命は極めて長い。特に両者の接触は、
上記逆起動時には常に生ずることなので、かかる効果は
極めて重要である。
【0021】また、内方部材9cは、パネル駆動用スプ
ロケット8に噛合っているパネル連繋チェーン3の噛合
位置の歯元部から接触して噛合解除を行うので、その噛
合解除効果は極めて顕著である。さらに、内方部材9c
および外方部材9dは、双方共パネル駆動用スプロケッ
ト8の軸芯を通る水平線上方に位置しているので、パネ
ル連繋チェーン3のパネル駆動用スプロケット8からの
噛合解除は極めて効率的かつ効果的に行える。しかも内
方部材9cおよび外方部材9dは、図1に示すように側
面から見て支持レール4の始端部近傍に位置するので、
パネル連繋チェーン3の噛合解除としては極めて効果的
タイミングで行うことができる。
【0022】ここで、上記パネル収納の際、パネル連繋
チェーン3はチェーン先端誘導棒6によって絡みつくこ
となく最初のパネル2と共に収納ボックス5内に移動
し、パネル2の折重収納状態では図1に二点鎖線(a)
で示すごとく、各パネル2はそれら相互の側面が蛇行状
に規則正しく隣接した収納状態となる。そして、後続の
各パネル2を上昇移動から支持レール4への水平移動に
方向転換させて収納する際、先行のパネル2と後続のパ
ネル2とを連結しているパネル連繋チェーン3に垂れ下
り部分が生ずることがあるが、パネル収納側チェーン誘
導部材9の側縁9aが下方に伸びているので、該垂れ下
り部分がパネル駆動用スプロケット8に噛合してしまう
事態は確実に防止され、支持レール4の損傷やパネル2
の昇降が妨げられることがない。この一連の動作は後続
のパネル2が支持レール4近傍に到達する毎に繰り返さ
れる。
【0023】逆に、上記パネル2の繰出動作は、パネル
駆動手段13の逆起動によって行われる。即ち、パネル
駆動手段13を逆起動させると、パネル駆動用スプロケ
ット8が逆回転駆動されることにより、これに噛合した
パネル連繋チェーン3が繰り出され、これによって上記
各パネル2が順次引き出される。この際、上記パネル駆
動用スプロケット8近傍では、まずパネル収納側チェー
ン誘導部材9の側縁9a、上縁9bによって、パネル連
繋チェーン3はパネル駆動用スプロケット8の所定噛合
位置に確実に案内される。さらに、もう一方のパネル出
入口側チェーン誘導部材10によって上記パネル連繋チ
ェーン3は上記パネル駆動用スプロケット8からスムー
ズに離脱する。
【0024】即ち、パネル連繋チェーン3は、パネル駆
動用スプロケット8の歯先円内方に位置する内方部材1
0aと、歯先円の外方に位置する外方部材10bとの2
つの部分で接触することとなるので、この接触面積は極
めて拡大され、噛合解除は極めて確実かつ効率的に行わ
れると共に、パネル連繋チェーン3およびパネル出入口
側チェーン誘導部材10には噛合解除時に生じる無理な
力が1箇所に集中することがないので、無用な損傷が生
じにくく、その寿命は極めて長い。特に両者の接触は、
上記逆起動時には常に生ずることなので、かかる効果は
極めて重要である。また、内方部材10aは、パネル駆
動用スプロケット8に噛合っているパネル連繋チェーン
3の噛合位置の歯元部から接触して噛合解除を行うの
で、その噛合解除効果は極めて顕著である。
【0025】以上のようなパネル2の昇降動作過程にお
いて、万一、ガイドレール1内で各パネル2相互が折重
なったり、詰まったりすると、上記パネル2は動かなく
なる不詳事態となり、そのまま放置すると大事故発生の
要因となる。しかしこの場合、パネル連繋チェーン3に
は異常屈折が生じるので、その異常屈折をチェーン弛み
感知装置7が感知することにより、上記各パネル2相互
の折重なりや詰まり等に起因した大事故発生等の不詳事
態に即座に対応できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、パネ
ル式シャッター装置のパネル昇降動作過程において、パ
ネル駆動用スプロケットの近傍で支持レール側に配置さ
れ、パネル駆動用スプロケットの歯先円内方に位置する
内方部材および歯先円外方でかつ収納ボックス内を出入
りするパネル連繋チェーンの移動経路内に位置する外方
部材とによってパネル連繋チェーンに接触し、パネル連
繋チェーンを上記噛合方向、噛合解除方向およびガイド
レール方向に接触誘導可能に形成されたパネル収納側チ
ェーン誘導部材により、パネル駆動用スプロケットに対
する上記パネル連繋チェーンの不規則または弊害のある
噛合を未然にかつ確実に防止することができ、パネル昇
降動作を常時スムーズに効率よく遂行させることができ
て、パネル式シャッター装置の信頼性が向上するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態によるパネル式シャッ
ター装置の要部を示す縦断面図である。
【図2】この発明の実施の一形態によるパネル駆動系統
の概略的な分解斜視図である。
【図3】この発明の実施の一形態によるパネル駆動用ス
プロケットとパネル連繋チェーンとの噛合時の一部拡大
縦断面図である。
【図4】この発明の実施の一形態によるパネルの一部縦
断面図である。
【図5】図4のA−A線縦断面図である。
【図6】この発明の実施の一形態によるパネル連繋チェ
ーンとパネルとの結合状態を示す一部縦断平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 パネル 3 パネル連繋チェーン 4 支持レール 5 収納ボックス 8 パネル駆動用スプロケット 9,10 チェーン誘導部材(チェーン・スプロケット
誘導装置) 9c 内方部材 9d 外方部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッター開閉用開口の両側に配置さ
    れ、上部に収納ボックスを有する左右一対のガイドレー
    ルと、該ガイドレール間を昇降開閉する上下複数段のパ
    ネルと、該パネルのそれぞれに軸支された吊下げ用ロー
    ラと、前記パネル相互を一連に連繋しているパネル連繋
    チェーンと、これらのパネル連繋チェーンを前記収納ボ
    ックス内で個々に噛合させて回転駆動させるパネル駆動
    用スプロケットと、該パネル駆動用スプロケットをパネ
    ル収納方向側に通過したパネルの前記吊下げ用ローラを
    転動自在に支承する収納レールとを備え、前記パネル駆
    動用スプロケットの正逆回転による前記パネル連繋チェ
    ーンの送り作動によって、前記一連のパネルを、前記ガ
    イドレールに沿った直列姿勢の縦移動と、前記収納レー
    ルに沿った並列姿勢の横移動とに継送するシャッター装
    置。
  2. 【請求項2】 シャッター開閉用開口の両側に配置さ
    れ、上部に収納ボックスを有する左右一対のガイドレー
    ルと、これらのガイドレールに両側が昇降自在に係合さ
    れた上下複数段のパネルと、上記パネルの両側に係合し
    て該各パネル相互を連結し、上記両ガイドレールに沿っ
    て上部の収納ボックス内に移行可能な左右一対のパネル
    連繋チェーンと、これらのパネル連繋チェーンを上記収
    納ボックス内で個々に噛合させて回転駆動されるパネル
    駆動用スプロケットと、上記収納ボックス内に配置さ
    れ、上記パネル駆動用スプロケットをパネル収納方向に
    通過した上記各パネルを折重状態に吊持する支持レール
    と、上記パネル駆動用スプロケットの近傍で上記支持レ
    ール側に配置され、該パネル駆動用スプロケットの歯先
    円内方に位置する内方部材、該歯先円外方でかつ上記収
    納ボックス内を出入りする上記パネル連繋チェーンの移
    動経路内に位置する外方部材とを有し、該パネル連繋チ
    ェーンに接触し、該パネル連繋チェーンを上記噛合方
    向、噛合解除方向および該ガイドレール方向に接触誘導
    可能に形成されたパネル収納側チェーン誘導部材とを備
    えたシャッター装置。
  3. 【請求項3】 上記外方部材は、パネル駆動用スプロケ
    ットの軸芯を通る水平線上方に位置することを特徴とす
    る請求項2記載のシャッター装置。
  4. 【請求項4】 上記内方部材は、パネル駆動用スプロケ
    ットの軸芯を通る水平線上方に位置することを特徴とす
    る請求項2記載のシャッター装置。
  5. 【請求項5】 パネル収納側チェーン誘導部材の側縁
    は、パネル連繋チェーンの垂れ下り部分がパネル駆動用
    スプロケットに噛合するのを防止可能に、下方に伸設さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のシャッター装
    置。
JP11843097A 1997-05-08 1997-05-08 シャッター装置 Pending JPH1046944A (ja)

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JP11843097A JPH1046944A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 シャッター装置

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ID=14736460

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764144B1 (ko) * 2001-07-13 2007-10-05 주식회사 만도 스티어링 시스템의 조향위치 검출장치와 표시장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764144B1 (ko) * 2001-07-13 2007-10-05 주식회사 만도 스티어링 시스템의 조향위치 검출장치와 표시장치

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