JPH1045999A - 水分散性粉体混合物及びそれに用いる樹脂粉体並びに樹脂粉体の製造方法 - Google Patents

水分散性粉体混合物及びそれに用いる樹脂粉体並びに樹脂粉体の製造方法

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JPH1045999A
JPH1045999A JP21810396A JP21810396A JPH1045999A JP H1045999 A JPH1045999 A JP H1045999A JP 21810396 A JP21810396 A JP 21810396A JP 21810396 A JP21810396 A JP 21810396A JP H1045999 A JPH1045999 A JP H1045999A
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JP
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polymer
weight
core
resin powder
shell
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JP21810396A
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English (en)
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Yukihiro Ikegami
幸弘 池上
Toshihiro Kasai
俊宏 笠井
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にアルカリ性の水への分散性に優れ、造膜
性が良好で、かつ耐水性が良好な塗膜を得ることができ
る水分散性粉体混合物及びその粉体混合物に用いる耐ブ
ロッキング性が良好な樹脂粉体を提供する。 【解決手段】 コアシェル型重合体(A)からなる樹脂
粉体と2個以上のヒドラジン基を有する有機ヒドラジン
誘導体(B)とからなる水分散性粉体混合物であって、
樹脂粉体のコアシェル型重合体(A)は、コア重合体が
アルキル(メタ)アクリレート70〜100重量%、カ
ルボニル基含有ビニル単量体20〜0重量%及び他の共
重合可能なビニル単量体10〜0重量%からなり、また
シェル重合体がアルキル(メタ)アクリレート40〜9
5重量%、カルボキシル基含有(メタ)アクリレート3
0〜4.5重量%、カルボニル基含有ビニル単量体20
〜0.5重量%及び他の共重合可能なビニル単量体10
〜0重量%からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ性の水へ
の分散性に優れ、造膜性に優れてセメント添加剤、水性
被覆材として有用な水分散性粉体混合物、及びその粉体
混合物に用いる耐ブロッキング性が良好な樹脂粉体並び
にその樹脂粉体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の対策面からも、コーテ
ィング材料やセメント改質剤等の各種添加剤に用いられ
る合成樹脂は、その使用に際し合成樹脂を溶解或いは分
散する媒体として有機溶剤を用いる溶剤系樹脂から溶剤
を用いない水性媒体に溶解或いは分散した水系樹脂へと
移行してきている。また水性樹脂組成物は、被覆形成成
分とならない水を多量に含むため、その輸送コストがか
かること、その貯蔵場所が低温に曝されると凍結すると
いう不都合も起こり、一度凍結した水性樹脂組成物は、
水と樹脂とが相分離し、水性樹脂組成物本来の特性を発
揮できないものへと変質していまう等の不都合も有して
おり、このような不都合を起こし難い水性樹脂組成物を
作り得るとともに、包装が簡単で、貯蔵安定性の良好な
被膜形成性樹脂の粉体化の検討も進められてきている。
【0003】特にセメント改質剤として用いる樹脂は、
エマルション型から樹脂粉体型への転換が強く望まれて
おり、この樹脂粉体は、予めその所定量をセメント粉体
と混合したものを袋詰めして施工現場に送り、現場でこ
のセメント混合物に所定量の水を加えてセメントミルク
として施工される方式が採られるようになってきてお
り、常に均質なコンクリート製品が作れること、現場施
工作業性に優れる等の点で、この方式は有望なるものと
業界では注目されている。
【0004】通常、前述したような用途に使用される樹
脂粉体を得る方法として、エマルション樹脂を、噴霧乾
燥する方法、凍結乾燥する方法等が挙げられるが、一般
に樹脂粉体の生産性等の点から噴霧乾燥法、即ちエマル
ション樹脂を熱風中に噴霧放出させ形成した水性樹脂粒
子を急速に乾燥して微粒子状の樹脂粉体を得る方法が用
いられている。
【0005】しかしながら、従来開発されてきた最低造
膜温度(以下、MFTという)の低いエマルション樹脂
を噴霧乾燥法にて樹脂粉体を得ようとすると、噴霧乾燥
装置の内壁に樹脂粉体が付着、堆積してエマルションの
噴霧乾燥が困難になったり、得られた樹脂粉体同士の熱
融着が起こり強固にブロッキングした塊状物を生じる等
の問題がある。一方、コーティング材料等に用いられる
水性樹脂組成物のMFTは、20℃以下という低いMF
Tを有することが要求されることから、従来開発されて
きた低いMFTを有するエマルションを噴霧乾燥法を用
いて樹脂粉体を効率よく得ることは極めて困難であっ
た。
【0006】かかる噴霧乾燥法におけるMFTの低い樹
脂粉体を得る際の問題を解決するために、MFTの低い
エマルション樹脂に保護コロイドとしてポリビニルアル
コールを多量に添加したものを噴霧乾燥することによっ
て、得られる樹脂粉体同士のブロッキングを防止する方
法が、特公昭46−12907号公報にて提案されてい
る。しかしこの方法で得られる樹脂粉体に加水して再分
散させたものは相分離が生じているものと考えられ、こ
の水性分散液の被膜形成性が低下するとともにこの形成
した塗膜はその耐水性、耐候性が不十分である等の問題
がある。
【0007】一方、アルカリ可溶性のシェル重合体とア
ルカリ不溶性のコア重合体を有するコアシェル型重合体
微粒子の製造方法が米国特許第4916171号明細書
にて提案されている。この方法は、乳化重合法により先
ず低分子量重合体のコアを生成した後、分子量5000
〜50000でそのガラス転移温度が100℃以上の重
合体よりなるシェルを形成したエマルションにアルカリ
を加えて安定化したものを噴霧乾燥してコアシェル型樹
脂粉体を得るものであるが、エマルションの噴霧乾燥時
の樹脂粉体の耐ブロッキング性は不足するとともに、得
られた樹脂粉体を水に再分散させた水性組成物より形成
した塗膜の耐水性や耐薬品性は実用化には不十分であ
り、このコアシェル型樹脂粉体をコーティング材料とし
て用いるのは不適である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
アルカリ性の水への分散性に優れ、かつ造膜性に優れ、
耐水性が良好な塗膜を得ることができる水分散性粉体混
合物を提供し、またその粉体混合物に用いる貯蔵時の耐
ブロッキング性が良好な樹脂粉体を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、コアシェル型
重合体(A)からなる樹脂粉体と2個以上のヒドラジン
基を有する有機ヒドラジン誘導体(B)とからなる混合
物であって、コアシェル型重合体(A)のコア重合体が
下記の単量体群(Mc)の重合体からなり、またシェル
重合体が下記の単量体群(Ms)の重合体からなること
を特徴とする水分散性粉体混合物、 Mc:アルキル(メタ)アクリレート70〜100重量
%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜0重量%及び
他の共重合可能なビニル単量体10〜0重量% Ms:アルキル(メタ)アクリレート40〜95重量
%、カルボキシル基含有(メタ)アクリレート30〜
4.5重量%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜
0.5重量%及び他の共重合可能なビニル単量体10〜
0重量%
【0010】及び、コア重合体が下記の単量体群(M
c)の重合体からなり、またシェル重合体が下記の単量
体群(Ms)の重合体からなるコアシェル型重合体
(A)からなり、コア重合体のガラス転移温度が−40
〜30℃であり、シェル重合体のガラス転移温度が40
℃以上であることを特徴とする樹脂粉体、 Mc:アルキル(メタ)アクリレート70〜100重量
%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜0重量%及び
その他の共重合可能なビニル単量体10〜0重量% Ms:アルキル(メタ)アクリレート40〜95重量
%、カルボキシル基含有(メタ)アクリレート30〜
4.5重量%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜
0.5重量%及びその他の共重合可能なビニル単量体1
0〜0重量%
【0011】並びに、2段階の乳化重合により前記の単
量体群(Mc)にてコア重合体を生成した後前記の単量
体群(Ms)にてシェル重合体を順次生成して、得られ
る1次粒子の平均粒子径が300nm以上であるコアシ
ェル型型重合体(A)を含むエマルションを噴霧乾燥
し、粉体化することを特徴とする樹脂粉体の製造方法、
にある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の水分散性粉体混合物は、
コアシェル型重合体(A)からなる樹脂粉体と2個以上
のヒドラジン基を有する有機ヒドラジン誘導体(B)の
粉体とからなる。
【0013】樹脂粉体を構成するコアシェル型重合体
(A)は、コア重合体とシェル重合体とからなり、コア
重合体は、下記の単量体群(Mc)の重合体からなる。 Mc:アルキル(メタ)アクリレート70〜100重量
%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜0重量%及び
他の共重合可能なビニル単量体10〜0重量% また、シェル重合体は、下記の単量体群(Ms)の重合
体からなる。 Ms:アルキル(メタ)アクリレート40〜95重量
%、カルボキシル基含有(メタ)アクリレート30〜
4.5重量%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜
0.5重量%及び他の共重合可能なビニル単量体10〜
0重量%
【0014】単量体群(Mc)及び単量体群(Ms)に
おけるアルキル(メタ)アクリレートとしては、例えば
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メ
タ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、
t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。
【0015】単量体群(Mc)及び単量体群(Ms)に
おけるカルボニル基含有ビニル単量体としては、例えば
メチルビニルケトン、ビニルアセト酢酸、ジアセトンア
クリルアミド、ホルミルスチロール、(メタ)アクリロ
キシアルキルプロペナール、アクロレイン、メタクロレ
イン、クロトンアルデヒド、桂皮アルデヒド等が挙げら
れるが、アルキル(メタ)アクリレートとの共重合性の
点からジアセトンアクリルアミド、ジアセトン(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルアセチルアセテ
ート、ブタンジオール−1,4−アセチルアセテート等
のカルボニル基含有(メタ)アクリレートであることが
好ましい。
【0016】単量体群(Ms)におけるカルボキシル基
含有(メタ)アクリレートとしては、例えばアクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸等が挙げら
れる。
【0017】単量体群(Mc)及び単量体群(Ms)に
おけるその他の共重合可能なビニル単量体としては、例
えばアクリル酸エステル、塩化ビニル、酢酸ビニル、ス
チレン、ポリビニルアルコール、エチレン、プロピレン
等が挙げられる。
【0018】コアシェル型重合体(A)からなる樹脂粉
体とともに本発明の水分散性粉体混合物を構成する有機
ヒドラジン誘導体(B)は、分子内に2個以上のヒドラ
ジン基(−NHNH2)を有する化合物であり、常態で
は粉体である。この有機ヒドラジン誘導体(B)は、本
発明の水分散性粉体混合物を水に分散させ、分散液を塗
布して塗膜を形成させる際に、樹脂粉体のコアシェル型
重合体(A)のカルボニル基含有単量体ユニットとの脱
水縮合反応による架橋結合を塗膜中に生成させ、塗膜に
極めて良好な耐水性を与える。この架橋反応は、高温で
の加熱を必須とするものではなく室温でも進行する。
【0019】有機ヒドラジン誘導体(B)としては、例
えばシュウ酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、
セバシン酸ジヒドラジド等の直鎖状ヒドラジド化合
物、、テレフタル酸ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒド
ラジド等の芳香環ヒドラジド化合物、ポリアクリル酸ヒ
ドラジド等のポリマータイプのヒドラジド化合物等が挙
げられる。
【0020】本発明の水分散性粉体混合物は、コアシェ
ル型重合体(A)の樹脂粉体100重量部に対し有機ヒ
ドラジン誘導体(B)を好ましくは0.01〜20重量
部を含んでなる粉体混合物であり、有機ヒドラジン誘導
体(B)が0.01重量部未満の粉体混合物の場合は、
この粉体混合物を水に分散させた水性液より塗膜を形成
する際のコアシェル型重合体(A)と有機ヒドラジン誘
導体(B)との架橋結合が十分でなく、塗膜の耐水性の
向上があまり認められず、有機ヒドラジン誘導体(B)
が20重量部を超えると、粉体混合物を水に分散させた
際に、未反応の有機ヒドラジン誘導体(B)が多くな
り、このために成膜不良が生じ、また得られる塗膜の耐
水性が低下する傾向にある。
【0021】コアシェル型重合体(A)からなる樹脂粉
体と有機ヒドラジン誘導体(B)との混合は、樹脂粉体
生成後その使用に至るまでの任意の段階で行なうことが
できる。また、この混合方法は、特に限定はないが、コ
アシェル型重合体(A)の樹脂粉体と有機ヒドラジン誘
導体(B)の粉体を混合するか、コアシェル型重合体
(A)の樹脂粉体を水に分散させた後の分散液に有機ヒ
ドラジン誘導体(B)の粉体を添加する等の方法が用い
られる。
【0022】本発明の水分散性粉体混合物は、水に分散
させる際に、コアシェル型重合体(A)のシェル重合体
がその構成単量体のカルボキシル基含有(メタ)アクリ
レートユニットに基づき高酸価であることから、コアシ
ェル型重合体(A)の樹脂粉体が水に速やかに分散する
と同時にシェル重合体が溶解し、低Tgのコア重合体が
露出し、低温での造膜性に優れた分散液を与える。特に
シェル重合体の溶解性の点から、分散させる水は、アル
カリ性の水であることが好ましく、pHが10以上、よ
り好ましくはpHが12以上のアルカリ性の水であるこ
とが望ましい。
【0023】本発明の水分散性粉体混合物は、水、特に
アルカリ性の水への良好な分散性を示すことから水系コ
ーティング材料やセメント改質剤等に好適に用いられる
が、その用途は、これら用途に限定されるものではな
い。
【0024】本発明の水分散性粉体混合物に用いられる
コアシェル型重合体(A)の樹脂粉体は、コア重合体が
前記の単量体群(Mc)の重合体からなり、またシェル
重合体が前記の単量体群(Ms)の重合体からなるコア
シェル型重合体(A)からなるものであり、コア重合体
のガラス転移温度(以下、Tgという)が−40〜30
℃であり、シェル重合体のTgが40℃以上である。
【0025】コアシェル型重合体(A)を構成するコア
重合体は、造膜性の点からTgができるだけ低いことが
望ましいが、低すぎるとコアシェル型重合体(A)を含
むエマルションより構樹脂粉体を得る際の噴霧乾燥が不
可能になったり、得られた樹脂粉体がブロッキングする
等の弊害が生ずるため、コア重合体のTgは、−20〜
10℃の範囲であることが好ましい。また、コアシェル
型重合体(A)を構成するシェル重合体は、コアシェル
型重合体(A)を含むエマルションの噴霧乾燥時の熱か
らコア重合体を保護し、かつ樹脂粉体の耐ブロッキング
性を維持する上で、Tgができるだけ高いことが望まし
い。しかしながら、シェル重合体のTgが高い樹脂粉体
を用いて形成した塗膜はその可撓性や柔軟性を損なうた
め、シェル重合体のTgは、50〜80℃の範囲である
ことが好ましい。
【0026】コアシェル型重合体(A)を構成するコア
重合体とシェル重合体の割合は、コア重合体の単量体群
(Mc)とシェル重合体の単量体群(Ms)との組成比
Mc/Ms(重量比)で70/30〜40/60とする
ことが好ましい。組成比Mc/MsのMsが30未満の
コアシェル型重合体は、シェル重合体が少なすぎるため
シェル重合体のTgが高くてもコア重合体を保護するこ
とが困難になり、生産性よく球状の樹脂粉体が得られな
い。また組成比Mc/MsのMsが60を超えるコアシ
ェル型重合体は、高酸価のシェル重合体の割合が多くな
りすぎるため、この樹脂粉体を水に分散させた際に分散
液の粘度が上昇してしまい、そのためこの樹脂粉体を含
む粉体混合物をセメント改質剤やコーティング材料とし
て用いた場合、作業性や塗工性が不良となる。
【0027】本発明におけるコアシェル型重合体(A)
からなる樹脂粉体は、1段目の乳化重合により前記の単
量体群(Mc)にて低Tgのコア重合体を生成し、引き
続き2段目の乳化重合により前記の単量体群(Ms)に
て高Tgでかつ高酸価のシェル重合体を生成して、コア
シェル型重合体(A)を含むエマルションを製造し、得
られたエマルションを噴霧乾燥することにより得られ
る。
【0028】コアシェル型重合体(A)を含むエマルシ
ョンは、樹脂粉体に良好な耐ブロッキング性を与える上
から、1次粒子の平均粒子径が300nm以上であるコ
アシェル型重合体を含むエマルションとすることが好ま
しい。この平均粒子径が300nm以上のコアシェル型
重合体は、しっかりしたコアシェル型の構造が形成され
ており、このコアシェル型重合体を含むエマルションを
噴霧乾燥する際にブロッキングを生ずることがなく、ま
た噴霧乾燥自体を良好に行うことができる。かかる平均
粒子径300nm以上のコアシェル型重合体(A)は、
乳化剤の種類、量を適宜選択して乳化重合法或いは比較
的大きな粒子径のエマルションを得易いソープフリー乳
化重合法等を用いれば容易に得られる。
【0029】コアシェル型重合体(A)を含むエマルシ
ョンを噴霧乾燥する方法は、特に限定はなく、通常用い
られる噴霧乾燥装置を用いて行われるが、乾燥温度条件
として噴霧乾燥塔のエマルション噴霧口と粉体出口の温
度差を大きくすることが、樹脂粉体の乾燥効率を良好と
する上で好ましい。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、実施例中、部とあるのは重量部の意味であ
り、また、実施例中の用語及び評価方法は、以下のとお
りである。
【0031】〈酸価〉樹脂1gを中和するのに必要なK
OHのmg数(mgKOH/g)。 〈噴霧状態〉噴霧乾燥装置内のアトマイザー出口の噴霧
状態を目視判定。 ◎:噴霧状態が均一で、ポリマーの付着が全くない ○:噴霧状態が均一で、ポリマーの付着が殆どない △:噴霧状態が均一だが、ポリマーの付着が認められる ×:噴霧状態が不均一で、連続生産ができない
【0032】〈耐ブロッキング性〉樹脂粉体の状態を目
視及び触感判定。 ◎:凝集塊がなく、粉体が流動性に富む ○:凝集塊がない △:凝集塊があるが、手で容易に崩せる ×:凝集塊があり、手で崩せない 〈分散性〉樹脂粉体10gをホモディスパーで攪拌した
pH12のアンモニア水溶液90g中に添加し、5分間
攪拌後の分散状態を目視判定。 ◎:乳白色に分散し、長期にわたり凝集・沈澱物が生成
しない ○:乳白色に分散する △:部分的に凝集・沈澱物が認められる ×:分散せず沈降する
【0033】〈耐水性、耐酸性、耐アルカリ性〉塗膜
を、純水、1規定塩酸水溶液、1規定水酸化ナトリウム
水溶液のそれぞれに20℃にて1週間浸漬した後、取り
出し、乾燥し、浸漬前の乾燥重量に対する浸漬後の乾燥
重量の割合で判定。 ◎:99.5%< ○:98〜99.5% △:90〜98% ×:90%>
【0034】(実施例1) コアシェル型重合体(A)を含むエマルションの製造:
2リットルの四つ口フラスコに、純水925部、ポリカ
ルボン酸型界面活性剤(花王(株)製、ポイズ530)
5部を投入し、窒素ガス置換後、窒素ガス気流下150
rpmで攪拌しつつ70℃に昇温した。昇温の完了した
時点で過硫酸カリウム2.25部をこのフラスコ中に投
入した。次にメチルメタクリレート115部、n−ブチ
ルアクリレート125部、ジアセトンアクリルアミド1
0部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(花王
(株)製、ペレックスOTP)5部の混合物を前記フラ
スコ中に3時間かけて滴下した後、70℃で1時間保持
した。さらにメチルメタクリレート128部、n−ブチ
ルアクリレート62部、メタクリル酸50部、ジアセト
ンアクリルアミド10部の混合物を前記フラスコ中に3
時間かけて滴下した。70℃で1時間保持した後、80
℃に昇温して1時間保持して乳化重合を終了し、乳白色
のエマルションを得た。得られたエマルションは、固形
分36.2%、重量平均分子量80万、体積平均粒子径
360nmのコアシェル型重合体(A)を含むエマルシ
ョンであった。
【0035】樹脂粉体の製造:このエマルションを噴霧
乾燥装置(大河原加工機(株)製、L−8型)を用い
て、チャンバー入口温度130℃、チャンバー出口温度
70℃、アトマイザー回転数30000rpmに設定
し、噴霧乾燥して樹脂粉体(A1)を得た。この時の噴
霧状態は良好で、チャンバー内壁等へのエマルションや
粉体の付着は認められなかった。得られた樹脂粉体(A
1)は、平均粒子径26μm、水分率1.1重量%であ
り、粉体同士のブロッキングは全く認められなかった。
また、この樹脂粉体(A1)を電子顕微鏡で観察したと
ころ、平均粒子径が1μm以下の1次粒子が2次凝集し
て平均粒子径26μmの粉体を形成していることが認め
られた。表1に、樹脂粉体の単量体組成、コア重合体の
Tg及び酸価、シェル重合体のTg及び酸価、コアシェ
ル型重合体(A)の粒子径をまとめて示した。
【0036】水性分散液及び塗膜の形成:樹脂粉体(A
1)10部をpH12のアンモニア水溶液90部に攪拌
しながら投入し分散液とした。この分散液は、分散状態
が良好であり、MFTが5℃以下であった。この分散液
にアジピン酸ジヒドラジド0.01部を攪拌しながら添
加した。アジピン酸ジヒドラジド添加の分散液を80m
m×90mmの枠型に流し込み、20℃で20日間乾燥
させて塗膜を形成させた。得られた塗膜の平均膜厚は1
00μmであった。塗膜の耐水性、耐酸性、耐アルカリ
性は、いずれも良好で、それらの各評価試験での浸漬前
の乾燥重量に対する浸漬後の乾燥重量の割合は、いずれ
も99.5%以上であった。表2に、アジピン酸ジヒド
ラジド添加量、樹脂粉体の状態、分散液の状態及び塗膜
評価をまとめて示した。なお、表2中、アジピン酸ジヒ
ドラジド添加量は、樹脂粉体100重量部に対する重量
部で示した。
【0037】(実施例2〜13、比較例1〜4)実施例
1と同様にして、表1に示す単量体組成でコアシェル型
重合体(A)を含むエマルションを製造し、噴霧乾燥し
て樹脂粉体(A2)〜(A13)を製造し、これら樹脂
粉体(A2)〜(A13)の分散液を作り、アジピン酸
ジヒドラジドを分散液に添加して、塗膜を形成させた。
表1に、樹脂粉体の単量体組成、コア重合体のTg及び
酸価、シェル重合体のTg及び酸価、コアシェル型重合
体(A)の粒子径をまとめて示し、また、表2に、アジ
ピン酸ジヒドラジド添加量、樹脂粉体の状態、分散液の
状態及び塗膜評価をまとめて示した。なお、樹脂粉体
(A3)、(A5)、(A10)、(A12)は、噴霧
乾燥時に一部樹脂粉体の融着物が生ずるが樹脂粉体を得
ることができた。また、樹脂粉体(A11)は、形成す
る塗膜の耐水性、耐酸、耐アルカリ性が他のものに比べ
悪かった。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】実施例2及び実施例6〜8は、コア重合体
及びシェル重合体のTgを変化させた場合である。コア
重合体のTgが−2℃の場合(実施例2)は、噴霧乾燥
が良好に行われるが、コア重合体のTgが−42℃の場
合(実施例6)は、噴霧乾燥時に得られる樹脂粉体に一
部熱融着が認められた。また、コア重合体のTgが35
℃の場合(実施例7)は、分散液のMFTが高くなり、
塗膜形成温度は25℃以上であることが必要であった。
シェル重合体のTgが35℃の場合(実施例8)は、耐
ブロッキング性、分散性等が少し劣るもののMFTは5
℃以下と低いものであった。
【0041】実施例3及び実施例9〜10は、アジピン
酸ジヒドラジド(以下、ADHという)の添加量を変化
させた場合である。ADHが樹脂粉体100部に対し
0.01部の場合(実施例3)は、形成される塗膜の耐
水性、耐酸性、耐アルカリ性が良好であるが、ADHが
0.005部の場合(実施例9)は、耐水性、耐アルカ
リ性が多少不良となり、ADHが25部の場合(実施例
10)のものから形成した塗膜はその耐水性、耐アルカ
リ性が多少低下する。
【0042】実施例4及び比較例1〜4は、コア重合体
及びシェル重合体でのジアセトンアクリルアミド(以
下、DAAmという)の共重合量を変化させた場合であ
る。シェル重合体のみにDAAmを4重量%共重合させ
た重合体(実施例4)の樹脂粉体を用いて形成される塗
膜は耐水性、耐酸性、耐アルカリ性が良好であるが、シ
ェル重合体にDAAmを共重合させない重合体(比較例
1)、コア重合体及びシェル重合体にDAAmを共重合
させない重合体(比較例2)の樹脂粉体を用いて形成さ
れる塗膜は耐水性、耐アルカリ性が十分ではなく、コア
重合体及びシェル重合体にDAAmをそれぞれ22重量
%共重合させた重合体(比較例3)の樹脂粉体を用いて
形成される塗膜は耐水性、耐アルカリ性がやや不十分で
ある。また、コア重合体及びシェル重合体にDAAmを
それぞれ22重量%共重合させ、ADHを0.5部とし
た場合(比較例4)でも、耐水性、耐酸性、耐アルカリ
性が低下する。
【0043】実施例11〜12は、コア重合体及びシェ
ル重合体の単量体群の組成比Mc/Msを変化させた場
合である。Mc/Msが80/20である重合体(実施
例11)の樹脂粉体を用いて形成される塗膜はコアシェ
ル型重合体の耐熱性が不足し噴霧乾燥が多少不良とな
り、Mc/Msが30/70の重合体(実施例12)
は、低Tgのコア重合体が少ないため、得られる樹脂粉
体を用いて形成される塗膜は多少その性能が低いもので
あった。
【0044】実施例5及び実施例13は、樹脂粉体を得
るに際に用いるコアシェル型重合体(A)の粒子径を変
化させた場合である。粒子径が450nmの重合体(実
施例5)は、噴霧乾燥が良好であるが、粒子径が250
nmの重合体(実施例13)は、その重合体を含むエマ
ルションを噴霧乾燥した際、得られる樹脂粉体に多少熱
融着が生じた。
【0045】
【発明の効果】本発明の水分散性粉体混合物は、水、特
にアルカリ性の水への良好な分散性を示し、造膜性に優
れ、耐水性が良好な塗膜を得ることができるものであ
り、得られる塗膜の特に耐水性が良好なることから塗料
等の水系コーティング材料やセメント混和剤等に好適に
用いられる。また、その粉体混合物に用いる本発明の樹
脂粉体は、耐ブロッキング性が良好なるものであり、ま
た本発明によれば樹脂粉体を生産性よく得ることができ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】一方、アルカリ可溶性のシェル重合体とア
ルカリ不溶性のコア重合体を有するコアシェル型重合体
微粒子の製造方法が米国特許第4916171号明細書
にて提案されている。この方法は、乳化重合法により先
コア重合体を生成した後、分予量5000〜5000
0でそのガラス転移温度が100℃以上の重合体よりな
るシェルを形成したエマルションにアルカリを加えて安
定化したものを噴霧乾燥してコアシェル型樹脂粉体を得
るものであるが、エマルションの噴霧乾燥時の樹脂粉体
の耐ブロッキング性は不足するとともに、得られた樹脂
粉体を水に再分散させた水性組成物より形成した塗膜の
耐水性や耐薬品性は実用化には不十分であり、このコア
シェル型樹脂粉体をコーティング材料として用いるのは
不適である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】単量体群(Mc)及び単量体群(Ms)に
おけるカルボニル基含有ビニル単量体としては、例えば
メチルビニルケトン、ビニルアセト酢酸、ジアセトンア
クリルアミド、ホルミルスチロール、(メタ)アクリロ
キシアルキルプロペナール、アクロレイン、メタクロレ
イン、クロトンアルデヒド、桂皮アルデヒド等が挙げら
れるが、アルキル(メタ)アクリレートとの共重合性の
点からジアセトンアクリルアミド、ジアセトン(メタ)
アクリレート、2−ビドロキシプロピル(メタ)アクリ
レートアセチルアセテート1,4−ブタンジオール
(メタ)アクリレートアセチルアセテート等のカルボニ
ル基含有(メタ)アクリレートであることが好ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】コアシェル型重合体(A)を構成するコア
重合体とシェル重合体の割合は、コア重合体の単量体群
(Mc)とシェル重合体の単量体群(Ms)との組成比
Mc/Ms(重量比)で70/30〜40/60とする
ことが好ましい。組成比Mc/MsのMsが30未満の
コアシェル型重合体は、シェル重合体が少なすぎるため
シェル重合体のTgが高くてもコア重合体を保護するこ
とが困難になり、樹脂粉体の耐ブロッキング性が不足す
る等の弊害を生ずる。また組成比Mc/MsのMsが6
0を超えるコアシェル型重合体は、高酸価のシェル重合
体の割合が多くなりすぎるため、この樹脂粉体を水に分
散させた際に分散液の粘度が上昇してしまい、そのため
この樹脂粉体を含む粉体混合物をセメント改質剤やコー
ティング材料として用いた場合、作業性や塗工性が不良
となる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアシェル型重合体(A)からなる樹脂
    粉体と2個以上のヒドラジン基を有する有機ヒドラジン
    誘導体(B)とからなる混合物であって、コアシェル型
    重合体(A)のコア重合体が下記の単量体群(Mc)の
    重合体からなり、またシェル重合体が下記の単量体群
    (Ms)の重合体からなることを特徴とする水分散性粉
    体混合物。 Mc:アルキル(メタ)アクリレート70〜100重量
    %、カルボニル基含有ビニル単量体20〜0重量%及び
    その他の共重合可能なビニル単量体10〜0重量% Ms:アルキル(メタ)アクリレート40〜95重量
    %、カルボキシル基含有(メタ)アクリレート30〜
    4.5重量%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜
    0.5重量%及びその他の共重合可能なビニル単量体1
    0〜0重量%
  2. 【請求項2】 コアシェル型重合体(A)からなる樹脂
    粉体100重量部に対し有機ヒドラジン誘導体の粉体
    0.01〜20重量部が含まれる請求項1記載の水分散
    性粉体混合物。
  3. 【請求項3】 コア重合体が下記の単量体群(Mc)の
    重合体からなり、またシェル重合体が下記の単量体群
    (Ms)の重合体からなるコアシェル型重合体(A)か
    らなり、コア重合体のガラス転移温度が−40〜30℃
    であり、シェル重合体のガラス転移温度が40℃以上で
    あることを特徴とする樹脂粉体。 Mc:アルキル(メタ)アクリレート70〜100重量
    %、カルボニル基含有ビニル単量体20〜0重量%及び
    その他の共重合可能なビニル単量体10〜0重量% Ms:アルキル(メタ)アクリレート40〜95重量
    %、カルボキシル基含有(メタ)アクリレート30〜
    4.5重量%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜
    0.5重量%及びその他の共重合可能なビニル単量体1
    0〜0重量%
  4. 【請求項4】 コアシェル型重合体(A)の単量体群
    (Mc)と単量体群(Ms)との組成比Mc/Ms(重
    量比)が70/30〜40/60である請求項3記載の
    樹脂粉体。
  5. 【請求項5】 2段階の乳化重合により下記の単量体群
    (Mc)にてコア重合体を生成した後下記の単量体群
    (Ms)にてシェル重合体を順次生成して、得られる1
    次粒子の平均粒子径が300nm以上であるコアシェル
    型型重合体(A)を含むエマルションを噴霧乾燥し、粉
    体化することを特徴とする樹脂粉体の製造方法。 Mc:アルキル(メタ)アクリレート70〜100重量
    %、カルボニル基含有ビニル単量体20〜0重量%及び
    その他の共重合可能なビニル単量体10〜0重量% Ms:アルキル(メタ)アクリレート40〜95重量
    %、カルボキシル基含有(メタ)アクリレート30〜
    4.5重量%、カルボニル基含有ビニル単量体20〜
    0.5重量部及びその他の共重合可能なビニル単量体1
    0〜0重量%
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