JPH1045962A - 床 材 - Google Patents
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- JPH1045962A JPH1045962A JP21927996A JP21927996A JPH1045962A JP H1045962 A JPH1045962 A JP H1045962A JP 21927996 A JP21927996 A JP 21927996A JP 21927996 A JP21927996 A JP 21927996A JP H1045962 A JPH1045962 A JP H1045962A
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Abstract
性、ワックスとの密着性などの諸物性を総合的に改善
し、ポリッシャーによるメンテナンス性を大幅に向上さ
せた床材を提供する。 【解決手段】 30〜70重量部のポリエチレンに、酢
酸ビニル含有率が71〜90重量%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を70〜30重量部、無機質充填材を50
〜300重量部の割合で配合して床材1を構成するか、
或は、30〜70重量部のポリエチレンに、酢酸ビニル
含有率が71〜90重量%のエチレン−酢酸ビニル共重
合体を35〜15重量部、酢酸ビニル含有率が15〜7
0重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を35〜15
重量部、無機質充填材を50〜300重量部の割合で配
合して床材1を構成する。好ましくはロジンを1〜15
重量部配合し、特定組成の裏面層2を積層する。
Description
れ性、ワックスとの密着性等が良好なメンテナンス性に
優れた床材に関する。
ングには、塩化ビニル樹脂製の床材が多用されている。
しかし、塩化ビニル樹脂製の床材は、火災時に有害な塩
化水素ガスを含んだ煙を多量に発生するため、人体に悪
影響を及ぼし、避難行動や消火活動を妨げるという問題
がある。また、可塑剤や安定剤を多量に含むため、臭気
が強いという問題もある。
ポリプロピレンに注目し、ポリプロピレンにエチレン−
酢酸ビニル共重合体と炭酸カルシウム等を配合して成る
床材を提案した(特願平5−296154号)。
酢酸ビニル共重合体を配合しているため、それまでのポ
リプロピレン製の床材に見られたような脆さがなく、耐
汚れ性や耐傷性もある程度は改善されるという利点を有
するものであった。
床材は、ポリッシャー(バフマシン)で磨いても表面光
沢が大幅に向上せず、また、耐汚れ性や耐傷性の改善も
充分とは言えないため、表面が汚れやすく傷が入りやす
いという問題があり、傷によって表面光沢が低下する
と、ポリッシャーで磨いても表面光沢の回復が充分でな
いという問題があった。しかも、ワックスとの密着性に
劣るため、床材表面にワックス等を塗布してもすぐに剥
がれるという問題があり、ポリッシャーによるメンテナ
ンス性が良いとは言い難いものであった。
シャーによるメンテナンス性に優れた床材を提供するこ
とを目的としている。
め、本発明の請求項1に係る床材は、30〜70重量部
のポリエチレンに、酢酸ビニル含有率が71〜90重量
%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を70〜30重量
部、無機質充填材を50〜300重量部の割合で配合し
て成ることを特徴とするものである。
部のポリエチレンに、酢酸ビニル含有率が71〜90重
量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を35〜15重量
部、酢酸ビニル含有率が15〜70重量%のエチレン−
酢酸ビニル共重合体を35〜15重量部、無機質充填材
を50〜300重量部の割合で配合して成ることを特徴
とするものである。
が高密度ポリエチレンであることを特徴とし、請求項4
の床材は、ロジンを1〜15重量部の割合で更に配合し
たことを特徴とし、請求項5の床材は、裏面に寒冷紗等
の繊維層を積層したことを特徴とするものである。
部のポリオレフィンに、エチレン−酢酸ビニル共重合体
を70〜30重量部、無機質充填材を50〜300重量
部の割合で配合した裏面層を、裏面に積層したことを特
徴とし、請求項7の床材は、裏面層にロジンを1〜15
重量部の割合で更に配合したことを特徴とし、請求項8
の床材は、裏面層の底面に寒冷紗等の繊維層を積層した
ことを特徴とするものである。
チレンに、酢酸ビニル含有率が71〜90重量%のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体[以下、EVA(VA:71
〜90%)と記す]を70〜30重量部の割合で配合し
たものを基材樹脂とする請求項1の床材や、30〜70
重量部のポリエチレンに、EVA(VA:71〜90
%)を35〜15重量部、酢酸ビニル含有率が15〜7
0重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体[以下、EV
A(VA:15〜70%)と記す]を35〜15重量部
の割合で配合したものを基材樹脂とする請求項2の床材
は、後述する実験データから判るように、ポリプロピレ
ンにエチレン−酢酸ビニル共重合体を配合したものを基
材樹脂とする先に提案した床材(以下、先の床材とい
う)と、ほぼ同様の初期の表面光沢を有する。
面を磨くと、後述する実験データから判るように、先の
床材は表面光沢があまり向上しないのに対し、請求項1
及び請求項2の床材は表面光沢が顕著に向上する。ま
た、表面に傷を付けて表面光沢を低下させてからポリッ
シャーで表面を磨くと、先の床材も請求項1及び請求項
2の床材も表面光沢は回復するが、先の床材は回復後の
表面光沢があまり良くないのに対し、請求項1及び請求
項2の床材は回復後の表面光沢が極めて良好である。し
かも、請求項1及び請求項2の床材は、後述の実験デー
タから判るように、先の床材に比べると、表面層の耐汚
れ性、耐傷性、ワックスとの密着性が極めて良好であ
る。従って、本発明の請求項1及び請求項2の床材は、
先の床材に比べてポリッシャーによるメンテナンス性が
大幅に向上する。
面の諸物性が顕著に改善され、メンテナンス性が大幅に
向上するのは、第一の成分樹脂として、側鎖(−CH
3 )を有するポリプロピレンに代えて側鎖が少ない直鎖
状分子構造のポリエチレンを使用していること、第二
の成分樹脂として配合されるEVA(VA:71〜90
%)がポリエチレンとの相溶性に優れ、極性基が多く、
結晶性で比較的大きい硬度を有するため、上記の諸物性
の改善に有効に作用すること、請求項2の床材におい
て第三の成分樹脂として配合されるEVA(VA:15
〜70%)は極性や硬度があまり大きくないが、第二の
成分樹脂であるEVA(VA:71〜90%)と良く調
和して上記の諸物性の改善に相乗的に作用すること、等
の理由によるものと考えられる。
子の枝分かれが少ない高密度ポリエチレンが好適であ
り、このような高密度ポリエチレンを用いた請求項3の
床タイルは、低密度ポリエチレンを用いたものよりも上
記諸物性の改善効果が顕著である。
30重量部より少なくなり、EVA(VA:71〜90
%)が70重量部より多くなると、ワックスとの密着性
は顕著に向上するけれども、表面光沢が大幅に低下し、
耐汚れ性や耐傷性も低下する。また、請求項2の床材に
おいて、ポリエチレンが30重量部より少なくなり、E
VA(VA:71〜90%)とEVA(VA:15〜7
0%)との合計量が70重量部より多くなった場合も、
同様である。
レンが70重量部より多くなり、EVA(VA:71〜
90%)が30重量部より少なくなると、表面光沢は向
上するけれども、耐傷性がやや悪くなり、ワックスとの
密着性は大幅に低下する。また、請求項2の床材におい
て、表面層のポリエチレンが70重量部より少なくな
り、EVA(VA:71〜90%)とEVA(VA:1
5〜70%)との合計量が30重量部より多くなった場
合も、同様である。
酢酸ビニル共重合体は、上記のように酢酸ビニル含有率
が71〜90重量%のものを使用する必要があり、酢酸
ビニル含有率が70重量%以下の共重合体は、ワックス
との密着性や耐汚れ性を顕著に向上させることができな
いので、第二の成分樹脂としては不適当である。また、
酢酸ビニル含有率が90重量%より高い共重合体を使用
すると、必要以上に表面層が硬質化するので、これも第
二の成分樹脂としては不適当である。
樹脂として配合するエチレン−酢酸ビニル共重合体は、
酢酸ビニル含有率が15重量%以上のものを使用する必
要があり、これよりも酢酸ビニル含有率が低い共重合体
を第二の成分樹脂のEVA(71〜90%)と共に配合
すると、EVA(71〜90%)による耐汚れ性の改善
効果やワックス密着性の改善効果を阻害する作用の方が
強くなるので不適当である。尚、この第三の成分樹脂と
して配合する共重合体の酢酸ビニル含有率の上限値(7
0重量%)は、第二の成分樹脂として配合するEVA
(71〜90%)との境界を示す意味しかもたないもの
である。
面層の無機質充填材の配合量は上記のように50〜30
0重量部の範囲内とする必要があり、これより多く配合
すると床材が脆弱化し、少なく配合すると床材の難燃性
が低下するといった不都合を生じる。
1〜15重量部の割合で更に配合すると、ワックスとの
密着性が一層向上し、メンテナンス性が更に良くなる。
そして、請求項5の床材のように、寒冷紗等の繊維層を
裏面に積層すると、接着性が向上する。
項6の床材のように裏面層を積層して複層構造としても
よい。この裏面層は、表面光沢、耐汚れ性、耐傷性、ワ
ックスと密着性等を改善する必要がないので、第一の成
分樹脂としてポリエチレンに限ることなくポリオレフィ
ンが使用され、エチレン−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビ
ニル含有率も特に限定されない。しかし、裏面層の組成
は、ポリオレフィン30〜70重量部に対してエチレン
−酢酸ビニル共重合体を70〜30重量部、無機質充填
材を50〜300重量部の割合とすることが必要で、ポ
リオレフィンが70重量部より多くなり、エチレン−酢
酸ビニル共重合体が30重量部より少なくなり、無機質
充填材が300重量部より多くなると、裏面層が硬くて
脆いものになり、接着性も低下するといった不都合を生
じる。また、これとは逆に、ポリオレフィンが30重量
部より少なくなり、エチレン−酢酸ビニル共重合体が7
0重量部より多くなり、無機質充填材が50重量部より
少なくなると、裏面層の難燃性の低下や残留凹みが大き
くなるといった不都合を生じる。
裏面層にロジンを1〜15重量部の割合で配合すると、
床地面に対する接着性が向上し、更に、請求項8の床材
のように、裏面層の底面に寒冷紗等の繊維層を積層する
と接着性が更に向上する。
の具体的な実施形態を詳述する。
視図、図2はその断面図である。
程度の正方形のタイル状に形成されたもの(床タイル)
で、床材本体1の裏面には裏面層2が積層一体化されて
おり、更に裏面層2の底面には寒冷紗等の繊維層3が半
ば埋入状態で積層されている。
チレンに、EVA(VA:71〜90%)を70〜30
重量部、無機質充填材を50〜300重量部の割合で配
合したものであり、その好ましい厚みは1〜5mm程度
であるが、特に限定されるものではない。
される分子の枝分れが少ない高密度ポリエチレン(比
重:0.94〜0.96程度)が好適に使用されるが、
高圧法で製造される低密度ポリエチレン(比重:0.9
2程度)も勿論使用することができる。
種々の充填材を使用できるが、その中でも10μm以下
の平均粒径を有する炭酸カルシウムの粉末や、この炭酸
カルシウム粉末と水酸化アルミニウム粉末との混合粉末
が好適に使用される。炭酸カルシウム粉末を配合するだ
けでも床材本体1に難燃性を付与することはできるが、
炭酸カルシウム粉末と水酸化アルミニウム粉末との混合
粉末を配合すると、水酸化アルミニウムが熱分解時に水
を放出するため、難燃性の高い床材を得ることができ
る。
%)、無機質充填材をそれぞれ上記の配合割合とする理
由、及び、エチレン−酢酸ビニル共重合体としてEVA
(VA:71〜90%)を選択使用する理由について
は、既に詳述したので、ここでは説明を省略する。
部の割合で更に配合することが望ましく、このようにロ
ジンを配合すると、ワックスとの密着性が一層顕著に向
上する。ロジンの配合量が15重量部より多くなると、
床材本体1の色相が不安定化する恐れがあり、1重量部
より少なくなると、ワックスとの密着性を顕著に高める
ことが難しくなる。
顔料、過酸化系の架橋剤、カップリング剤、ビスアマイ
ド等の滑剤、フェノール系の酸化防止剤、ヒンダードア
ミン系の光安定剤など、各種の添加剤を少量含有させて
もよい。
リオレフィンに、エチレン−酢酸ビニル共重合体を70
〜30重量部、無機質充填材を50〜300重量部の割
合で配合したものであり、その厚みは0.5〜5mm程
度であるが、特に限定されるものではない。
エチレンやポリプロピレン等が使用され、無機質充填材
としては前記と同様のものが使用される。また、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体としては、酢酸ビニルの含有率
に関係なく、市販の全てのものを使用することができ
る。このようにポリエチレンに限らず他のポリオレフィ
ンも使用でき、且つ、エチレン−酢酸ビニル共重合体の
酢酸ビニル含有率も問題とならないのは、裏面層2の場
合、表面光沢、耐汚れ性、耐傷性、ワックスとの密着性
等を向上させる必要がないからである。但し、比較的軟
質でクッション性のある裏面層2を形成する場合は、酢
酸ビニル含有率が30〜70重量%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を使用することが望ましい。
ル共重合体、無機質充填材をそれぞれ上記の配合割合と
する理由については、既に詳述したので、ここでは説明
を省略する。
部の割合で更に配合することが望ましく、このようにロ
ジンを配合すると、床地面に対する接着性が向上する。
これは、ロジンがエチレン−酢酸ビニル共重合体との相
溶性に富み、無機質充填材との密着性にも優れているた
め、無機質充填材を裏面層2にしっかり保持して裏面層
2の脆弱化を抑制し、床地面との接着強度(耐剥離強
度)を向上させる働きをするからである。従って、裏面
層2にロジンを配合した床材は、市販の床用接着剤を用
いて床地面に強固に接着することができる。ロジンの配
合量が15重量部より多くなると、裏面層2の抗張力の
低下を招く恐れがあり、また、1重量部より少なくなる
と、接着性を顕著に向上させることが難しくなるので、
好ましくない。
繊維層3が半ば埋入状態で積層されており、この繊維層
3の一種のアンカー作用によって裏面層2の床地面に対
する接着性が一層高められている。繊維層3としては、
寒冷紗の他、不織布、織布、ガラス繊維、紙など、種々
のものが使用される。
に応じて少量配合してもよいことは言うまでもない。
3とからなる床タイルは、例えば次の方法によって製造
することができる。
と、70〜30重量部のEVA(VA:71〜90%)
と、50〜300重量部の無機質充填材と、必要に応じ
て1〜15重量部のロジンと少量の添加剤とを混合し、
押出機で造粒して粉粒体を造る。
と、70〜30重量部のエチレン−酢酸ビニル共重合体
と、50〜300重量部の無機質充填材と、必要に応じ
て1〜15重量部のロジンと少量の添加剤とを混合し、
押出機でシーティングして、裏面層となるシートを造
る。
シート上面に前記の粉粒体を積層して加熱し、加圧ロー
ル等で加圧して一体化した後、所定の寸法に切断してタ
イル状の床材を製造する。なお、繊維層は後で裏面層2
の底面に熱圧着するようにしてもよい。
ンに代えてポリエチレンを使用すると共に、エチレン−
酢酸ビニル共重合体としてEVA(VA:71〜90
%)を選択使用し、ポリエチレンとEVA(VA:71
〜90%)と無機質充填材を既述した特定の割合で配合
して床材本体1を形成してあるため、床材本体1の表面
をポリッシャー(バフマシン)で磨くと、後述する実験
データに示すように表面光沢が顕著に向上する。しか
も、床材本体1の耐汚れ性、耐傷性、ワックスとの密着
性が大幅に改善され、表面に傷が入って表面光沢が低下
しても、ポリッシャーで表面を磨くと表面光沢が顕著に
回復する。従って、この床材はポリッシャーによるメン
テナンス性が極めて良好である。
レン−酢酸ビニルと無機質充填材を既述した特定の割合
で配合して形成してあるため、硬さや脆さが改善され、
特に酢酸ビニル含有率が30〜70重量%のエチレン−
酢酸ビニル共重合体を配合したものは、比較的柔軟でク
ッション性を有するため、床材本体1をバックアップし
て良好な踏圧感を付与することができる。そして、ロジ
ンを配合したものは、床地面に対する接着性が向上し、
更に繊維層3を裏面層2の底面に積層した床材は、接着
性が顕著に向上する。
成分として、ポリエチレンとEVA(VA:71〜90
%)を配合しているが、第三の成分樹脂としてEVA
(VA:15〜70%)を配合することもできる。その
場合は、30〜70重量部のポリエチレンに、EVA
(VA:71〜90%)を35〜15重量部、EVA
(VA:15〜70%)を35〜15重量部、無機質充
填材を50〜300重量部の割合で配合して床材本体1
を形成する必要がある。
%)、EVA(VA:15〜70%)、無機質充填材を
それぞれ上記の配合割合とする理由、及び、第三の成分
樹脂としてEVA(VA:15〜70%)を選択使用す
る理由については、既に詳述したので、ここでは説明を
省略する。
1〜15重量部配合してワックスとの密着性を高めた
り、前述した各種の添加剤を少量配合してもよい。尚、
床材本体1の組成を上記のように変更しても、裏面層は
前記実施形態の裏面層2と同じ組成とすればよい。
材も、後述の実験データに示すように、表面光沢、耐汚
れ性、耐傷性、ワックスとの密着性に優れており、メン
テナンス性が極めて良好である。
て床材本体1のみの単層構造としてもよく、このような
単層構造の床材とする場合は、床材本体1の裏面に前記
の繊維層3を半ば埋入状態で積層して接着性を高めるこ
とが望ましい。
較例を説明する。
レン(東ソー(株)製のHDPE2300、MFR:
7、密度:0.951)に、酢酸ビニル含有率が80重
量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体[MFR:15、
以下、EVA(VA:80%)と記す]を50重量部、
平均粒径が3μmの炭酸カルシウム粉末を200重量部
の割合で均一に混練し、これを粉砕して1.9mm以下
の粒径を有する粉粒体を得た。
部に、酢酸ビニル含有率が45重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体[MFR:2.5、以下、EVA(V
A:45%)と記す]を50重量部、上記の炭酸カルシ
ウム粉末を200重量部の割合で混練し、押出機でシー
ティングして裏面層となるシート(厚さ1mm)を形成
した。
を積層して200℃に加熱し、10kg/cm2 でプレ
スして、厚さ2.5mmの床材本体1を一体に形成した
二層構造の床材のサンプルを作製した。
ャーによる表面光沢の向上の程度、表面に傷を入れた
後のポリッシャーによる表面光沢の回復の程度、耐汚
れ性(変色度)、耐傷性、ワックスとの密着性を、
次の要領で調べた。
度 上記のサンプルをプラスチック基板上に紙製のハードボ
ードを介して貼付け、光沢計(スガ試験機(株)製のH
G−246)を使用してJIS K 7105の試験方
法に基づき、このサンプルの表面層の初期の表面光沢度
を測定した。その結果は、下記の表1に示すように14
%であった。
製作所製の床用電動ポリッシャーMPS−70・12)
を使用し、ナイロン製の軟らかいパッド(住友スリーエ
ム(株)製の黄パッド)を250rpmの回転速度で2
0sec/m2 回転させてサンプルの表面をバフ(ドラ
イバフ)した。そして、光沢計を用いて上記と同様の方
法でバフ後のサンプルの表面光沢度を測定したところ、
下記の表1に示すように26%まで上昇した。同様にし
て第2回目のドライバフ操作と表面光沢度の測定、第3
回目のドライバフ操作と表面光沢度の測定を繰り返し行
ったところ、下記の表1に示すように、第2回目のドラ
イバフ後の表面光沢度は29%、第3回目のドライバフ
後の表面光沢度は35%であり、表面光沢が顕著に向上
した。
上記と同様にサンプルの表面をバフ(ウエットバフ)し
た後、その表面光沢度を測定した。その結果、表面光沢
度は更に向上し、下記の表1に示すように49%であっ
た。
る表面光沢の回復の程度 上記の軟らかいパッドに代えて、硬いパッド(住友スリ
ーエム(株)製の緑パッド)をポリッシャーに装着し、
該パッドを250rpmで20sec/m2 回転させて
サンプルの表面に傷を入れ、その表面光沢度を測定し
た。その結果、表面光沢度は下記の表1に示すように8
%まで低下した。
に再び交換し、前記のドライバフ操作と表面光沢度の測
定を3回繰り返して、サンプルの表面光沢の回復の程度
を調べた。その結果、下記の表1に示すように、第1回
目のバフ後の表面光沢度は19%、第2回目のバフ後の
表面光沢度は26%、第3回目のバフ後の表面光沢度は
32%であり、表面光沢は表面に傷を入れる前の状態に
近いところまで回復することが判った。
ってサンプルの表面光沢度を測定した。その結果、表面
光沢度は下記の表1に示すように49%であり、ウエッ
トバフの場合も表面に傷を入れる前の表面光沢度まで回
復することが判った。
れない場合の耐汚れ性と、表面層を摩耗して傷を入れた
場合の耐汚れ性を、次の要領で調べた。
性]サンプルの表面に、JIS L 1023に準じる
標準汚染物質を落としながら、JIS A 1453の
方法に準じて、研磨紙を巻き付けないゴム輪でサンプル
の表面を80回研磨し、更に、汚染物質を落とすのをや
めて上記ゴム輪で20回研磨した。そして、JIS K
7105の色差測定法によって、上記の汚れたサンプ
ルと汚れのない元のサンプルとの色差(ΔE)を求め
た。その結果、色差は下記の表2に示すように僅か2.
7%であった。
IS A 1453の方法に基づいて、研磨紙を巻き付
けたゴム輪でサンプルの表面を150回摩耗した。そし
て、この摩耗して傷を入れたサンプルの表面に上記の汚
染物質を落としながら、上記と同様に研磨紙を除去した
ゴム輪で床材サンプルの表面を80回研磨し、更に、汚
染物質を落とすのをやめて20回研磨してから、上記と
同様に色差(ΔE)を測定した。その結果、色差は下記
の表2に示すように4.3%と少なかった。
き付けたゴム輪でサンプルの表面を150回研磨し、表
面の傷の深さをレーザー表面形状測定顕微鏡((株)キ
ーエンス製のVF−7500)で測定した。その結果、
表面の傷の深さは下記の表2に示すように7.1μmと
小さかった。
リントプロ)を3回塗布し、このワックス層に1mm四
方の碁盤目状の切り込みを入れた。そして、その上に粘
着テープ(ニチバン(株)製のセロテープ)を貼付けて
から該テープを剥がし、サンプル表面のワックス残存率
(碁盤目状に切り込みを入れたワックスの全目数に対す
る残存目数の百分率)を調べた。その結果、ワックス残
存率は下記の表2に示すように70%以上であり、剥離
したものは僅かであった。
度ポリエチレン50重量部に、実施例1で使用したEV
A(VA:80%)を25重量部、実施例1で使用した
EVA(VA:45%)を25重量部、実施例1で使用
した炭酸カルシウム粉末を200重量部の割合で均一に
混練し、これを粉砕して得られた粉粒体(粒径:1.9
mm以下)を使用した以外は実施例1と同様にして、実
施例2の床材のサンプルを作製した。
レンの配合量を50重量部から60重量部に変更し、且
つ実施例1で使用したEVA(VA:80%)の配合量
を50重量部から40重量部に変更した以外は実施例1
と同様にして、実施例3の床材のサンプルを作製した。
レン50重量部に、実施例1で使用したEVA(VA:
80%)を25重量部、酢酸ビニル含有率が28重量%
のエチレン−酢酸ビニル共重合体[MFR:15、以
下、EVA(VA:28%)と記す]を25重量部、実
施例1で使用した炭酸カルシウム粉末を200重量部の
割合で均一に混練し、これを粉砕して得られた粉粒体
(粒径:1.9mm以下)を使用した以外は実施例1と
同様にして、実施例4の床材のサンプルを作製した。
ついて、実施例1と同様にしてポリッシャーによる表
面光沢の向上の程度、表面に傷を入れた後のポリッシ
ャーによる表面光沢の回復の程度、耐汚れ性(変色
度)、耐傷性、ワックスとの密着性を調べた。その
結果を下記の表1及び表2に示す。
レン(徳山曹達(株)製のFM801)に、実施例4で
使用したEVA(VA:28%)を50重量部、実施例
1で使用した炭酸カルシウム粉末を200重量部の割合
で均一に混練し、これを粉砕して粉粒体(粒径:1.9
mm以下)を得た。そして、実施例1と同様にして、裏
面層となるシート(厚さ1mm)を造り、このシートの
上に上記の粉粒体を積層して200℃で加熱し、50k
g/cm2 でプレスして厚さ2.5mmの床材本体を一
体に形成した比較例1の床材のサンプルを作製した。
80%)に変えて、EVA(VA:45%)を50重量
部配合して粉粒体を形成した以外は実施例1と同様にし
て、比較例2の床材のサンプルを作製した。
50重量部から20重量部に変更し、実施例1のEVA
(VA:80%)の配合量を50重量部から80重量部
に変更して粉粒体を形成した以外は実施例1と同様にし
て、比較例3の床材のサンプルを作製した。
50重量部から80重量部に変更し、実施例1のEVA
(VA:80%)の配合量を50重量部から20重量部
に変更して粉粒体を形成した以外は実施例1と同様にし
て、比較例4の床材のサンプルを作製した。
プルについて、実施例1と同様にしてポリッシャーに
よる表面光沢の向上の程度、表面に傷を入れた後のポ
リッシャーによる表面光沢の回復の程度、耐汚れ性
(変色度)、耐傷性、ワックスとの密着性を調べ
た。その結果を下記の表1及び表2に示す。
(VA:80%)を床材本体の成分樹脂とする実施例
1,3の床材サンプル、及び、ポリエチレンとEVA
(VA:80%)とEVA(VA:45%)を床材本体
の成分樹脂とする実施例2の床材サンプル、及び、ポリ
エチレンとEVA(VA:80%)とEVA(VA:2
8%)を床材本体の成分樹脂とする実施例2の床材サン
プルは、いずれも初期の表面光沢度が14〜16%の範
囲にあり、ポリプロピレンとEVA(VA:28%)を
床材本体の成分樹脂とする比較例1の床材サンプルの初
期の表面光沢度16%と殆ど変わらない。
フを行うと、比較例1のサンプルでは表面光沢度が14
%と若干低下するのに対し、実施例1〜4のサンプルで
は表面光沢度が22〜27%まで上昇する。そして、比
較例1の床材サンプルは、2回目及び3回目のドライバ
フを行っても、表面光沢度が23%まで上昇するだけで
あるのに対し、実施例1〜4の床材サンプルは、2回目
及び3回目のドライバフを行うと、表面光沢度が33〜
37%まで大幅に上昇する。更に、ウエットバフを行う
と、比較例1の床材サンプルは表面光沢度が21%まで
低下するのに対し、実施例1〜4の床材サンプルは表面
光沢度が更に上昇して46〜54%となる。
リエチレンを使用すると共に、酢酸ビニル含有率が低い
EVA(VA:28%)に代えて酢酸ビニル含有率が8
0重量%と高いEVA(VA:80%)を使用した実施
例1,3のサンプル、及び、酢酸ビニル含有率が中程度
のEVA(VA:45%)や含有率の低いEVA(V
A:28%)をEVA(VA:80%)と併用した実施
例2,4のサンプルは、ポリッシャーでドライバフ又は
ウエットバフした場合の表面光沢の向上効果が顕著であ
ることが判る。
比較例1のサンプルでは表面光沢度が4%と大幅に低下
するのに対し、実施例1〜4のサンプルでは表面光沢度
が7〜9%まで低下するだけであり、このことから実施
例1〜4の床材サンプルは比較例1の床材サンプルより
も傷が入りにくいことが判る。
ッシャーでドライバフを3回繰り返すと、比較例1のサ
ンプルも実施例1〜4のサンプルも表面光沢度は回復す
るが、比較例1の床材サンプルでは回復した表面光沢度
が22%と低いのに対し、実施例1〜4の床材サンプル
では回復した表面光沢度が32〜35%と高くなる。更
にウエットバフを行うと、比較例1の床材サンプルでは
表面光沢度18%まで低下するのに対し、実施例1〜4
の床材サンプルでは表面光沢度が更に回復して43〜5
2%となる。
リエチレンを使用すると共に、酢酸ビニル含有率が高い
EVA(VA:80%)を使用した実施例1,3のサン
プル、及び、酢酸ビニル含有率が中程度のEVA(V
A:45%)や含有率が低いEVA(VA:28%)を
EVA(VA:80%)と併用した実施例2,4のサン
プルは、表面に傷が入ってもポリッシャーでドライバフ
又はウエットバフすれば表面光沢の回復効果が顕著であ
ることが判る。
の汚染液による変色度(色差)は、比較例1のサンプル
では11.9%であるのに対し、実施例1〜4のサンプ
ルでは2.1〜4.8%と小さくなっている。そして、
表面を摩耗した場合の汚染液による変色度も、比較例1
のサンプルでは17.3%と大きくなるのに対し、実施
例1〜4のサンプルでは3.9〜8.4%と小さくなっ
ている。このことから、ポリプロピレンに代えてポリエ
チレンを使用し、酢酸ビニル含有率が高いEVA(V
A:80%)又はこれとEVA(VA:45%)もしく
はEVA(VA:28%)を併用した実施例1〜4のサ
ンプルは、耐汚れ性も大幅に向上することが判る。
床材サンプルは傷の深さが6.8〜10.2μmと小さ
いのに対し、比較例1の床材サンプルは傷の深さが1
2.0μmと大きくなっており、このことから、実施例
1〜4のサンプルは、耐傷性も向上することが判る。
較例1のサンプルはワックス残存率が0%であるのに対
し、実施例1のサンプルは70%以上、実施例2〜4の
サンプルは50%以上である。このことから、ポリプロ
ピレンに代えてポリエチレンを使用し、且つ、酢酸ビニ
ル含有率が高いEVAを配合すると、ワックスとの密着
性が顕著に向上することが判る。
の層にロジンを10重量部配合したサンプルを作製して
ワックスとの密着性を調べたところ、いずれもワックス
残存率が70%以上と向上し、ロジン配合によってワッ
クスとの密着性を充分に高められることが確認できた。
(VA:45%)を単独でポリエチレンに配合した比較
例2のサンプルは、EVA(VA:45%)とEVA
(VA:80%)を併用した実施例2のサンプルや、E
VA(VA:80%)を単独で配合した実施例1,3の
サンプルに比べて、表面光沢の向上の程度や耐汚れ性、
耐傷性がやや劣っており、特にワックスとの密着性は大
幅に低下している。このことから、酢酸ビニル含有率が
中程度のEVA(VA:45%)を単独でポリエチレン
に配合しても、本発明と同等の効果が得られないことが
判る。
より少なくEVA(VA:80%)の配合量が70重量
部より多い比較例3の床材サンプルは、ワックスとの密
着性に優れているが、表面光沢の向上、表面光沢の回復
が実施例1,3,4のサンプルよりも悪く、また、耐汚
れ性も実施例1〜4のサンプルより悪い。これに対し、
ポリエチレンの配合量が70重量部より多くEVA(V
A:80%)の配合量が30重量部より少ない比較例4
のサンプルは、表面光沢の向上、表面光沢の回復、耐汚
れ性、耐傷性等が良好であるが、ワックスとの密着性が
極めて悪い。従って、これら比較例3,4のサンプルは
実施例1〜4のサンプルに比べると、床材としての総合
的な性能が劣るものであることが判る。
の床材は、ポリッシャーによる表面光沢の向上、表面光
沢の回復、耐汚れ性、耐傷性、ワックスとの密着性など
の諸物性を総合的に改善することができ、ポリッシャー
によるメンテナンス性を大幅に向上させることができる
といった顕著な効果を奏する。
スとの密着性を更に向上させることができ、また、裏面
層を積層して該裏面層にロジン配合したものは、床地面
に対する接着性を向上させることができ、その底面に寒
冷紗などの繊維層を積層したものは、接着性を一層向上
させることができるといった効果を奏する。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】30〜70重量部のポリエチレンに、酢酸
ビニル含有率が71〜90重量%のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を70〜30重量部、無機質充填材を50〜
300重量部の割合で配合して成る床材。 - 【請求項2】30〜70重量部のポリエチレンに、酢酸
ビニル含有率が71〜90重量%のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を35〜15重量部、酢酸ビニル含有率が1
5〜70重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を35
〜15重量部、無機質充填材を50〜300重量部の割
合で配合して成る床材。 - 【請求項3】ポリエチレンが高密度ポリエチレンである
請求項1又は請求項2に記載の床材。 - 【請求項4】ロジンを1〜15重量部の割合で更に配合
した請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の床材。 - 【請求項5】裏面に寒冷紗等の繊維層を積層した請求項
1ないし請求項4のいずれかに記載の床材。 - 【請求項6】30〜70重量部のポリオレフィンに、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体を70〜30重量部、無機
質充填材を50〜300重量部の割合で配合した裏面層
を、裏面に積層した請求項1ないし請求項4のいずれか
に記載の床材。 - 【請求項7】裏面層にロジンを1〜15重量部の割合で
更に配合した請求項6に記載の床材。 - 【請求項8】裏面層の底面に寒冷紗等の繊維層を積層し
た請求項6又は請求項7に記載の床材。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000023518A1 (fr) * | 1998-10-16 | 2000-04-27 | Nitto Boseki Co., Ltd. | Article d'interieur en resine |
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CN110206265A (zh) * | 2019-06-10 | 2019-09-06 | 重庆市久三建材有限公司 | 一种户外防虫,耐老化木塑地板及加工方法 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP21927996A patent/JP3470848B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR100598213B1 (ko) * | 1998-10-16 | 2006-07-07 | 니토 보세키 가부시기가이샤 | 수지계 내장재, 바닥재와 타일바닥재 및 스커트 |
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