JPH1045459A - 水性石膏混合物の製造方法 - Google Patents
水性石膏混合物の製造方法Info
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- JPH1045459A JPH1045459A JP9066405A JP6640597A JPH1045459A JP H1045459 A JPH1045459 A JP H1045459A JP 9066405 A JP9066405 A JP 9066405A JP 6640597 A JP6640597 A JP 6640597A JP H1045459 A JPH1045459 A JP H1045459A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実質的に均一に分散した疎水性添加剤を有す
る水性性石膏混合物を提供する。 【解決手段】 水、石膏、一般式(RO)3 SiR’又
は一般式(RO)2 SiRR’からなるシラン、及び乳
化されていない下記一般式のポリシロキサンを添加混合
する。 【化1】
る水性性石膏混合物を提供する。 【解決手段】 水、石膏、一般式(RO)3 SiR’又
は一般式(RO)2 SiRR’からなるシラン、及び乳
化されていない下記一般式のポリシロキサンを添加混合
する。 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石膏を疎水性にす
る方法に関するものであり、より詳細には、疎水性添加
剤として、オルガノシリコン化合物を使用して、石膏を
疎水性化する方法に関するものである。
る方法に関するものであり、より詳細には、疎水性添加
剤として、オルガノシリコン化合物を使用して、石膏を
疎水性化する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】耐水性は、石膏ボード、石膏ブロック又
は成形体等の、或る石膏製品の製造において、重要な因
子となり得る。水の吸着により、着色したり、カビが生
えたり、膨張したり、また石膏製品の一般的な性能悪化
/劣化を引き起こし得る。従って、石膏製品をより疎水
性にするための様々な技術が提案されている。例えばそ
の様な剤をそれの上に、例えばスプレー塗り、はけ塗り
又はロール塗りすることによって、又は、その剤を含有
する溶液に、石膏製品を浸漬することによって、疎水性
剤を用いて表面処理することによる方法や、例えばブロ
ックを成形する前又はボードを形成する前等の、石膏製
品の形成前に、石膏粉と共に疎水性剤を混合することに
よる方法が挙げられる。
は成形体等の、或る石膏製品の製造において、重要な因
子となり得る。水の吸着により、着色したり、カビが生
えたり、膨張したり、また石膏製品の一般的な性能悪化
/劣化を引き起こし得る。従って、石膏製品をより疎水
性にするための様々な技術が提案されている。例えばそ
の様な剤をそれの上に、例えばスプレー塗り、はけ塗り
又はロール塗りすることによって、又は、その剤を含有
する溶液に、石膏製品を浸漬することによって、疎水性
剤を用いて表面処理することによる方法や、例えばブロ
ックを成形する前又はボードを形成する前等の、石膏製
品の形成前に、石膏粉と共に疎水性剤を混合することに
よる方法が挙げられる。
【0003】それらの表面処理によって基材のはっ水性
を改良するために、オルガノシリコン化合物を使用する
ことは、当該技術分野において公知である。米国特許第
3579540号明細書には、アルキルポリシロキサン
及び鉱酸を含有する混合物の使用が開示されている。米
国特許第4835014号明細書には、処理される表面
へ、水、引き続いてオルガノシリコン化合物及び水非混
合性の溶剤を含有する溶液を塗工することが開示されて
いる。米国特許第5051129号明細書には、アルキ
ルトリアルコキシシラン及びシランカップリング剤から
なる水溶液を含有する、石工水はっ水性組成物が開示さ
れている(それから分割されている米国特許第5073
195号明細書及び同第5209775号明細書も参
照)。米国特許第5205860号明細書には、水、ア
ルキルトリアルコキシシラン、水可溶性シランカップリ
ング剤、及び、有機スズ塩を含有する水性シリコーン系
エマルジョンを含有する表面処理組成物が開示されてい
る。米国特許第5300327号明細書(米国特許第5
051129号明細書の一部継続出願)には、アルキル
トリアルコキシシラン、アミノ−又は第4級アンモニウ
ム有機官能性トリアルコキシシランカップリング剤、及
び、石油と合成炭化水素系ワックスの混合物からなる、
表面処理組成物が開示されている。さらに米国特許第5
421866号明細書には、アルコキシシラン、アミノ
−又は第4級アンモニウム有機官能性シランカップリン
グ剤、及び、イソブチレンポリマー又はオリゴマーから
なる、表面処理組成物が開示されている。
を改良するために、オルガノシリコン化合物を使用する
ことは、当該技術分野において公知である。米国特許第
3579540号明細書には、アルキルポリシロキサン
及び鉱酸を含有する混合物の使用が開示されている。米
国特許第4835014号明細書には、処理される表面
へ、水、引き続いてオルガノシリコン化合物及び水非混
合性の溶剤を含有する溶液を塗工することが開示されて
いる。米国特許第5051129号明細書には、アルキ
ルトリアルコキシシラン及びシランカップリング剤から
なる水溶液を含有する、石工水はっ水性組成物が開示さ
れている(それから分割されている米国特許第5073
195号明細書及び同第5209775号明細書も参
照)。米国特許第5205860号明細書には、水、ア
ルキルトリアルコキシシラン、水可溶性シランカップリ
ング剤、及び、有機スズ塩を含有する水性シリコーン系
エマルジョンを含有する表面処理組成物が開示されてい
る。米国特許第5300327号明細書(米国特許第5
051129号明細書の一部継続出願)には、アルキル
トリアルコキシシラン、アミノ−又は第4級アンモニウ
ム有機官能性トリアルコキシシランカップリング剤、及
び、石油と合成炭化水素系ワックスの混合物からなる、
表面処理組成物が開示されている。さらに米国特許第5
421866号明細書には、アルコキシシラン、アミノ
−又は第4級アンモニウム有機官能性シランカップリン
グ剤、及び、イソブチレンポリマー又はオリゴマーから
なる、表面処理組成物が開示されている。
【0004】疎水性剤を用いる表面処理は、前もって成
形された石膏ブロック又は石膏ボード等の、前もって形
成された基材のはっ水性の、便利な増加方法である。;
しかしながら、この様な処理後に、疎水性剤は基材の表
面層中にのみ分散され、大部分の基材物質は主に未処理
のまま残される。
形された石膏ブロック又は石膏ボード等の、前もって形
成された基材のはっ水性の、便利な増加方法である。;
しかしながら、この様な処理後に、疎水性剤は基材の表
面層中にのみ分散され、大部分の基材物質は主に未処理
のまま残される。
【0005】基材にはっ水性を付与する代わりの方法
は、基材を形成する前に、例えばブロックを成形する前
又はボードを形成する前に、石膏粉等の基材物質と疎水
性剤を混合する方法である。様々なこの様な方法が当該
技術分野において知られており、前述の表面処理方法に
関する限りでは、オルガノシリコン化合物が、その中で
疎水性剤として広く使用されている。
は、基材を形成する前に、例えばブロックを成形する前
又はボードを形成する前に、石膏粉等の基材物質と疎水
性剤を混合する方法である。様々なこの様な方法が当該
技術分野において知られており、前述の表面処理方法に
関する限りでは、オルガノシリコン化合物が、その中で
疎水性剤として広く使用されている。
【0006】英国特許公開第2062607号明細書に
は、疎水性のジオルガノポリシロキサンでコーティング
された粉末状の添加剤を有する、石膏及びスラグからな
る混合された物質から、石膏で硬化させられた物体の製
造方法が開示されている。米国特許第4643771号
明細書には、水、界面活性剤及びポリアルキルハイドロ
ジェンシロキサンからなる泡を形成し、その泡を石膏粉
の水ペーストに添加して、その混合物を放置させること
によって、はっ水性石膏成形体を製造する方法が開示さ
れている。米国特許第4851047号明細書には、疎
水性剤を含有する石膏粉からはっ水性物品を調製する方
法が開示されており、その中で疎水性剤は、水、オルガ
ノポリシロキサン及び水可溶性フィルムを形成するポリ
マーを含有する混合物をスプレー乾燥させることによっ
て調製されている。さらに、米国特許第5336715
号明細書には、コンクリート、石膏及び塗料等の物質の
ために、疎水性剤として使用するための、希釈可能なオ
ルガノポリシロキサン組成物が開示されており、それ
は、水可溶性有機又は無機酸の塩、塩基性の窒素を含有
する少なくとも1つのSiC結合された有機基を有する
オルガノポリシロキサン、及び、アルコキシ化されたア
ルコールからなる。
は、疎水性のジオルガノポリシロキサンでコーティング
された粉末状の添加剤を有する、石膏及びスラグからな
る混合された物質から、石膏で硬化させられた物体の製
造方法が開示されている。米国特許第4643771号
明細書には、水、界面活性剤及びポリアルキルハイドロ
ジェンシロキサンからなる泡を形成し、その泡を石膏粉
の水ペーストに添加して、その混合物を放置させること
によって、はっ水性石膏成形体を製造する方法が開示さ
れている。米国特許第4851047号明細書には、疎
水性剤を含有する石膏粉からはっ水性物品を調製する方
法が開示されており、その中で疎水性剤は、水、オルガ
ノポリシロキサン及び水可溶性フィルムを形成するポリ
マーを含有する混合物をスプレー乾燥させることによっ
て調製されている。さらに、米国特許第5336715
号明細書には、コンクリート、石膏及び塗料等の物質の
ために、疎水性剤として使用するための、希釈可能なオ
ルガノポリシロキサン組成物が開示されており、それ
は、水可溶性有機又は無機酸の塩、塩基性の窒素を含有
する少なくとも1つのSiC結合された有機基を有する
オルガノポリシロキサン、及び、アルコキシ化されたア
ルコールからなる。
【0007】疎水性添加剤を基材物質と予備混合するこ
とによって、疎水性添加剤が混合物中に、ひいては、そ
の後形成された基材からなる本体中に、実質的に均一に
分散される。
とによって、疎水性添加剤が混合物中に、ひいては、そ
の後形成された基材からなる本体中に、実質的に均一に
分散される。
【0008】米国特許第5110684号明細書には、
(i)水可溶性シランカップリング剤、例えばN−(2
−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、並びに、(ii)水、少なくとも1種類の界面活性
剤、及び、例えば直鎖状メチルハイドロジェンシロキサ
ンポリマー、メチルハイドロジェンメチルアルキルシロ
キサンポリマー及びそれらの共重合体等の、シロキサン
流体を含有するエマルジョンからなる混合物である添加
剤を、物質に混合することによって、はっ水性の、石膏
等の石工建築建物物品を提供する方法が開示されてい
る。
(i)水可溶性シランカップリング剤、例えばN−(2
−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、並びに、(ii)水、少なくとも1種類の界面活性
剤、及び、例えば直鎖状メチルハイドロジェンシロキサ
ンポリマー、メチルハイドロジェンメチルアルキルシロ
キサンポリマー及びそれらの共重合体等の、シロキサン
流体を含有するエマルジョンからなる混合物である添加
剤を、物質に混合することによって、はっ水性の、石膏
等の石工建築建物物品を提供する方法が開示されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この文献では、疎水性
にする方法での問題が述べられており、実際に当該技術
分野において従来使用されている多くのこの様な方法
は、エマルジョン(例えば文献中の成分(ii))又は乳
化剤が使用され、それが本来親水性であるので、疎水性
添加剤によって物質に与えられる疎水性特性を低下させ
る。
にする方法での問題が述べられており、実際に当該技術
分野において従来使用されている多くのこの様な方法
は、エマルジョン(例えば文献中の成分(ii))又は乳
化剤が使用され、それが本来親水性であるので、疎水性
添加剤によって物質に与えられる疎水性特性を低下させ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】我々は、乳化されていな
い疎水性添加剤の使用によって、前述の疎水性特性の低
下という問題を解決できることを見出した。本発明によ
ると、実質的に均一に分散した疎水性添加剤を有する水
性石膏混合物の調製方法において、水に、石膏、一般式
(RO)3 SiR’又は一般式(RO)2 SiRR’か
らなるシラン、及び、下記一般式からなる乳化されてい
ないポリシロキサンを混合することからなる方法が提供
される。
い疎水性添加剤の使用によって、前述の疎水性特性の低
下という問題を解決できることを見出した。本発明によ
ると、実質的に均一に分散した疎水性添加剤を有する水
性石膏混合物の調製方法において、水に、石膏、一般式
(RO)3 SiR’又は一般式(RO)2 SiRR’か
らなるシラン、及び、下記一般式からなる乳化されてい
ないポリシロキサンを混合することからなる方法が提供
される。
【0011】
【化2】
【0012】(式中、それぞれのRは、同じであっても
異なっていてもよく、1〜8の炭素原子を有する炭化水
素基を表し、R’は、アミノ基、アミノ−低級アルキル
−アミノ基又はジアルキレントリアミン基によって任意
に置換されている、低級アルキル基を表し、aは20〜
200の平均値を有する。)
異なっていてもよく、1〜8の炭素原子を有する炭化水
素基を表し、R’は、アミノ基、アミノ−低級アルキル
−アミノ基又はジアルキレントリアミン基によって任意
に置換されている、低級アルキル基を表し、aは20〜
200の平均値を有する。)
【0013】
【発明の実施の形態】上記一般式のポリシロキサンは、
主としてメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる
べきであるが、疎水性挙動が影響を受けない場合は、他
のシロキサン単位種、例えばジメチルシロキサン単位等
を含有していてもよい。好ましくは、全シロキサン単位
の少なくとも75%、より好ましくは少なくとも90%
(例えば95%)は、メチルハイドロジェン単位であ
る。
主としてメチルハイドロジェンシロキサン単位からなる
べきであるが、疎水性挙動が影響を受けない場合は、他
のシロキサン単位種、例えばジメチルシロキサン単位等
を含有していてもよい。好ましくは、全シロキサン単位
の少なくとも75%、より好ましくは少なくとも90%
(例えば95%)は、メチルハイドロジェン単位であ
る。
【0014】本発明の方法において、乳化されていない
成分の使用により、乳化されている成分を使用する場合
に起こる、石膏混合物中の疎水性特性の低下という不利
益をなくすことが出来る。
成分の使用により、乳化されている成分を使用する場合
に起こる、石膏混合物中の疎水性特性の低下という不利
益をなくすことが出来る。
【0015】用語「1〜8の炭素原子を有する炭化水素
基」としては、低級アルキル基及びフェニル基等が挙げ
られる。用語「低級アルキル基」は、1〜8の炭素原子
を有するアルキル基をさし、例えば、メチル、エチル、
プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル及びそれらの構造異性体が挙げられる。用語「ジ
アルキレントリアミン」は、アミノ−アルキレン−アミ
ノ−アルキレン−アミノ基をさし、その中の、アルキレ
ン基は、1〜3の炭素原子、例えば、メチレン、エチレ
ン及びプロピレンを有するのが好ましい。
基」としては、低級アルキル基及びフェニル基等が挙げ
られる。用語「低級アルキル基」は、1〜8の炭素原子
を有するアルキル基をさし、例えば、メチル、エチル、
プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル及びそれらの構造異性体が挙げられる。用語「ジ
アルキレントリアミン」は、アミノ−アルキレン−アミ
ノ−アルキレン−アミノ基をさし、その中の、アルキレ
ン基は、1〜3の炭素原子、例えば、メチレン、エチレ
ン及びプロピレンを有するのが好ましい。
【0016】シラン基において、Rはメチル又はエチル
が好ましく、R’は、アミノ基、アミノ−低級アルキル
−アミノ基(例えば、2−アミノエチルアミノ)、又
は、ジアルキレントリアミン基(例えば、ジエチレント
リアミン)によって置換されている、プロピル基が好ま
しい。
が好ましく、R’は、アミノ基、アミノ−低級アルキル
−アミノ基(例えば、2−アミノエチルアミノ)、又
は、ジアルキレントリアミン基(例えば、ジエチレント
リアミン)によって置換されている、プロピル基が好ま
しい。
【0017】本発明で使用するためのシランの好ましい
例は、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノ−2−メチルプロピ
ルジメトキシメチルシラン、3−アミノプロピルジエト
キシメチルシラン、及び、トリメトキシシリル−プロピ
ルジエチレントリアミンであり、最も好ましいのは、N
−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメト
キシシランである。より取扱性を容易にするために、そ
のまま又は水溶液で、石膏混合物にシランを添加しても
よく、石膏の0.025〜0.3重量%の量で存在するの
が好ましい。
例は、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノ−2−メチルプロピ
ルジメトキシメチルシラン、3−アミノプロピルジエト
キシメチルシラン、及び、トリメトキシシリル−プロピ
ルジエチレントリアミンであり、最も好ましいのは、N
−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメト
キシシランである。より取扱性を容易にするために、そ
のまま又は水溶液で、石膏混合物にシランを添加しても
よく、石膏の0.025〜0.3重量%の量で存在するの
が好ましい。
【0018】ポリシロキサン中のR基は、メチルが好ま
しく、即ち本発明において使用される乳化されていない
ポリシロキサンは、上記で定義されるaが好ましくは4
0〜80の平均値を有する、トリメチル基で末端をブロ
ックされた直鎖状のメチルハイドロジェンポリシロキサ
ンからなるのが好ましい。乳化されていないポリシロキ
サンは、石膏の0.1〜1.0重量%の量で、石膏混合物
中に存在するのが好ましい。
しく、即ち本発明において使用される乳化されていない
ポリシロキサンは、上記で定義されるaが好ましくは4
0〜80の平均値を有する、トリメチル基で末端をブロ
ックされた直鎖状のメチルハイドロジェンポリシロキサ
ンからなるのが好ましい。乳化されていないポリシロキ
サンは、石膏の0.1〜1.0重量%の量で、石膏混合物
中に存在するのが好ましい。
【0019】本発明によって調製される石膏混合物はま
た、可溶性の界面活性剤、即ち石鹸を含有していてもよ
い。石鹸等の界面活性剤により、石膏混合物の空気との
接触を容易にし、従って石膏混合物の密度を調節及び変
更させるのに使用され得る。しかしながら、この様な界
面活性剤の添加により、疎水性添加剤によって与えられ
る疎水性特性が低下し得る。使用する場合は、この様な
界面活性剤は、石膏の約0.1重量%の量で存在するの
が典型的である。
た、可溶性の界面活性剤、即ち石鹸を含有していてもよ
い。石鹸等の界面活性剤により、石膏混合物の空気との
接触を容易にし、従って石膏混合物の密度を調節及び変
更させるのに使用され得る。しかしながら、この様な界
面活性剤の添加により、疎水性添加剤によって与えられ
る疎水性特性が低下し得る。使用する場合は、この様な
界面活性剤は、石膏の約0.1重量%の量で存在するの
が典型的である。
【0020】本発明の方法によって調製された石膏混合
物は更に、物理的特性を改質するために、混合物中に有
機物(例えば、セルロース又は紙)、又は、無機質/ガ
ラス繊維を含有していてもよい。
物は更に、物理的特性を改質するために、混合物中に有
機物(例えば、セルロース又は紙)、又は、無機質/ガ
ラス繊維を含有していてもよい。
【0021】本発明の方法によって、石膏、シラン、乳
化されていないポリシロキサン及び任意の界面活性剤
は、水に添加され、混合される。これらの成分の水への
添加順序は、重要ではないので、従来の製造方法への実
質的な修正は必要ない。しかしながら、シラン及び乳化
されていないポリシロキサンは、安全性の理由から、石
膏に添加する前に、混合しながら、別々に添加されるべ
きである。
化されていないポリシロキサン及び任意の界面活性剤
は、水に添加され、混合される。これらの成分の水への
添加順序は、重要ではないので、従来の製造方法への実
質的な修正は必要ない。しかしながら、シラン及び乳化
されていないポリシロキサンは、安全性の理由から、石
膏に添加する前に、混合しながら、別々に添加されるべ
きである。
【0022】石膏製品の形成のために、混合した後に、
石膏を所望の製品形状を与えるための、適当な鋳型、型
等の中で固化し、乾燥機又は加熱炉中で乾燥させる。ボ
ード製品の場合は、石膏混合物は、コンベヤーベルト上
に注がれ、固化され、所定の長さに切り取られ、乾燥さ
せられるのが典型的である。コンベヤーベルトは、紙で
コーティングされたボードを与えるために、紙で覆われ
ていてもよい。乾燥時間は、乾燥させる石膏混合物の体
積によって変わる。例えば、ブロック等の成形された石
膏製品は、約48時間乾燥させられるのが典型的である
が、石膏ボードは、2時間のみ乾燥に必要とするのが典
型的であろう。
石膏を所望の製品形状を与えるための、適当な鋳型、型
等の中で固化し、乾燥機又は加熱炉中で乾燥させる。ボ
ード製品の場合は、石膏混合物は、コンベヤーベルト上
に注がれ、固化され、所定の長さに切り取られ、乾燥さ
せられるのが典型的である。コンベヤーベルトは、紙で
コーティングされたボードを与えるために、紙で覆われ
ていてもよい。乾燥時間は、乾燥させる石膏混合物の体
積によって変わる。例えば、ブロック等の成形された石
膏製品は、約48時間乾燥させられるのが典型的である
が、石膏ボードは、2時間のみ乾燥に必要とするのが典
型的であろう。
【0023】本発明は更に、石膏製品、例えば石膏ブロ
ック又は石膏ボードも提供し、それは本発明の方法によ
って調製された石膏混合物を含有する。本発明の実施態
様は、ここで詳細に実施例によって記載されるであろ
う。実施例において、全ての粘度は25℃で測定されて
いる。
ック又は石膏ボードも提供し、それは本発明の方法によ
って調製された石膏混合物を含有する。本発明の実施態
様は、ここで詳細に実施例によって記載されるであろ
う。実施例において、全ての粘度は25℃で測定されて
いる。
【0024】
(実施例1) 同じシラン及びポリシロキサンを、異なる量含有する石
膏製品試料の比較 1)石膏製品試料の調製 N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、及び、乳化されていない、トリメチル基
で末端をブロックされたメチルハイドロジェンポリシロ
キサン(粘度20〜40cst)を、それぞれの試験試
料毎に異なる量で(下記表1〜3参照)、水260ml
に添加し、かき回した。この溶液に、石膏400gを添
加し、この混合物を再度振った。5×5×2cmの型に
石膏混合物を注ぎ、25分間放置し、混合の時から3時
間、950℃で平衡させて、余分な水分を除去すること
によって、試料ブロックを調製した。平衡は、400℃
で一夜、試験試料を貯蔵することによって完了させた。
比較のブランク試料ブロックを、シラン及びポリシロキ
サン添加剤を添加せずに、上述の方法によって調製し
た。
膏製品試料の比較 1)石膏製品試料の調製 N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、及び、乳化されていない、トリメチル基
で末端をブロックされたメチルハイドロジェンポリシロ
キサン(粘度20〜40cst)を、それぞれの試験試
料毎に異なる量で(下記表1〜3参照)、水260ml
に添加し、かき回した。この溶液に、石膏400gを添
加し、この混合物を再度振った。5×5×2cmの型に
石膏混合物を注ぎ、25分間放置し、混合の時から3時
間、950℃で平衡させて、余分な水分を除去すること
によって、試料ブロックを調製した。平衡は、400℃
で一夜、試験試料を貯蔵することによって完了させた。
比較のブランク試料ブロックを、シラン及びポリシロキ
サン添加剤を添加せずに、上述の方法によって調製し
た。
【0025】2)試料の試験 平衡後にそれぞれの試料ブロックの質量を記録し、引き
続いてブロックを、一定の静水圧で水に2時間浸漬させ
た。次いで、それぞれの試料ブロックの重量を再度測定
し、水吸着のレベル(%)を測定した。 3)試験結果 上記2)に記載される試料の試験の結果を下記の表1〜
3に示す。
続いてブロックを、一定の静水圧で水に2時間浸漬させ
た。次いで、それぞれの試料ブロックの重量を再度測定
し、水吸着のレベル(%)を測定した。 3)試験結果 上記2)に記載される試料の試験の結果を下記の表1〜
3に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】注:シラン及びポリシロキサンの%は、石
膏に対する重量%である。 (実施例2) 異なるシランを同じ量、同じシロキサンを同じ量含有す
る石膏製品試料の比較 1)石膏製品試料の調製 下記のシランA〜Eを含有する石膏製品試料を、実施例
1の方法に従って調製した。 A:(MeO)3 Si(CH2 )3 NH(CH2 )2 N
H2(即ち、実施例1のとおり) B:(EtO)2 MeSi(CH2 )3 NH2 C:(EtO)3 Si(CH2 )3 NH2 D:(MeO)3 Si(CH2 )3 NH2 E:(MeO)2 MeSiCH2 CH(CH3 )CH2
NH(CH2 )2 NH2シロキサンは実施例1で使用し
たものと同じであった。シランを、0.125%の量添
加し、シロキサンを0.375%の量添加した。なお、
両方とも石膏の重量を基準としている。試料ブロック
は、実施例1と同様に調製し、乾燥させた。
膏に対する重量%である。 (実施例2) 異なるシランを同じ量、同じシロキサンを同じ量含有す
る石膏製品試料の比較 1)石膏製品試料の調製 下記のシランA〜Eを含有する石膏製品試料を、実施例
1の方法に従って調製した。 A:(MeO)3 Si(CH2 )3 NH(CH2 )2 N
H2(即ち、実施例1のとおり) B:(EtO)2 MeSi(CH2 )3 NH2 C:(EtO)3 Si(CH2 )3 NH2 D:(MeO)3 Si(CH2 )3 NH2 E:(MeO)2 MeSiCH2 CH(CH3 )CH2
NH(CH2 )2 NH2シロキサンは実施例1で使用し
たものと同じであった。シランを、0.125%の量添
加し、シロキサンを0.375%の量添加した。なお、
両方とも石膏の重量を基準としている。試料ブロック
は、実施例1と同様に調製し、乾燥させた。
【0030】2)試料の試験 試料ブロックを実施例1と同様に試験した。 3)試験結果 上記2)に記載される試料の試験の結果を下記の表4に
示す。
示す。
【0031】
【表4】
【0032】(比較例1) 1)石膏製品試料の調製 シラン又はポリシロキサンの両方ではなく、どちらか一
方を使用して、実施例1の方法に従って、石膏製品試料
を調製し、乾燥した。それぞれの試料に添加されたシラ
ン又はポリシロキサンの量を下記の表5に示す。 2)試料の試験 試料ブロックを実施例1と同様に試験した。 3)試験結果 上記2)に記載される試料の試験の結果を下記の表5に
示す。
方を使用して、実施例1の方法に従って、石膏製品試料
を調製し、乾燥した。それぞれの試料に添加されたシラ
ン又はポリシロキサンの量を下記の表5に示す。 2)試料の試験 試料ブロックを実施例1と同様に試験した。 3)試験結果 上記2)に記載される試料の試験の結果を下記の表5に
示す。
【0033】
【表5】
【0034】シラン:N−(2−アミノエチル)−3−
アミノプロピルトリメトキシシランポリシロキサン:乳
化されていない、トリメチル基で末端をブロックされた
メチルハイドロジェンポリシロキサン(粘度20〜40
cst) シランの%及びシロキサンの%は、石膏に対する重量%
である。
アミノプロピルトリメトキシシランポリシロキサン:乳
化されていない、トリメチル基で末端をブロックされた
メチルハイドロジェンポリシロキサン(粘度20〜40
cst) シランの%及びシロキサンの%は、石膏に対する重量%
である。
【0035】(比較例2) エマルジョンを含有する石膏混合物、及びシランを含有
しない石膏混合物を用いた比較試験データ 1)石膏製品試料の調製 それぞれ1%、3%及び5%の乳化剤(残りは水)と共
に、それぞれ30%のトリメチル基で末端をブロックさ
れたメチルハイドロジェンポリシロキサン(粘度20〜
40cst)を含有する3種類のポリシロキサンエマル
ジョンを、高剪断ミキサーを使用して調製した。それぞ
れのエマルジョンを、石膏の1重量%の量で、石膏に添
加し、混合し、実施例1と同様に、石膏試料ブロックを
調製し、乾燥させた。さらに、同量のシロキサンを含有
するが、乳化剤は含有しない試料も調製した。
しない石膏混合物を用いた比較試験データ 1)石膏製品試料の調製 それぞれ1%、3%及び5%の乳化剤(残りは水)と共
に、それぞれ30%のトリメチル基で末端をブロックさ
れたメチルハイドロジェンポリシロキサン(粘度20〜
40cst)を含有する3種類のポリシロキサンエマル
ジョンを、高剪断ミキサーを使用して調製した。それぞ
れのエマルジョンを、石膏の1重量%の量で、石膏に添
加し、混合し、実施例1と同様に、石膏試料ブロックを
調製し、乾燥させた。さらに、同量のシロキサンを含有
するが、乳化剤は含有しない試料も調製した。
【0036】2)試料の試験 試料ブロックを実施例1と同様に試験した。 3)試験結果 上記2)に記載される試料の試験の結果を下記の表6に
示す。
示す。
【0037】
【表6】
【0038】
【発明の効果】上記の各実施例から判るように、本発明
の方法によれば、疎水性に優れた石膏を得ることができ
る。
の方法によれば、疎水性に優れた石膏を得ることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08K 13/02 3:22 5:54) C04B 103:65 111:27
Claims (6)
- 【請求項1】 実質的に均一に分散した疎水性添加剤を
有する水性石膏混合物の製造方法において、水中で、石
膏、一般式(RO)3 SiR’又は一般式(RO)2 S
iRR’からなるシラン、及び下記一般式からなるポリ
シロキサンを混合することからなり、かつ、該ポリシロ
キサンが乳化されていないことを特徴とする、前記製造
方法: 【化1】 (式中、それぞれのRは、同じであっても異なっていて
もよく、1〜8の炭素原子を有する炭化水素基を表し、
R’は、アミノ基、アミノ−低級アルキル−アミノ基又
はジアルキレントリアミン基によって任意に置換されて
いる、低級アルキル基を表し、aは20〜200の平均
値を有する)。 - 【請求項2】 それぞれのシランR基が、メチル又はエ
チルを表し、かつ、R’が、アミノ基、アミノ−低級ア
ルキル−アミノ基又はジアルキレントリアミン基によっ
て置換されているプロピル基であることを特徴とする、
請求項1に記載の製造方法。 - 【請求項3】 シランが、N−(2−アミノエチル)−
3−アミノプロピルトリメトキシシランであることを特
徴とする、請求項1又は2に記載の製造方法。 - 【請求項4】 ポリシロキサンが、40〜80の平均値
を有する、トリメチル基で末端をブロックされた直鎖状
のメチルハイドロジェンポリシロキサンからなることを
特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の
製造方法。 - 【請求項5】 シランが、石膏の0.025〜0.3重量
%の量で存在することを特徴とする、請求項1ないし4
のいずれか一項に記載の製造方法。 - 【請求項6】 ポリシロキサンが、石膏の0.1〜1.0
重量%の量で存在することを特徴とする、請求項1ない
し5のいずれか一項に記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9605706.2 | 1996-03-19 | ||
GBGB9605706.2A GB9605706D0 (en) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | Method for hydrophobing gypsum |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1045459A true JPH1045459A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=10790617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9066405A Pending JPH1045459A (ja) | 1996-03-19 | 1997-03-19 | 水性石膏混合物の製造方法 |
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---|---|
US (1) | US5776245A (ja) |
EP (1) | EP0796826A1 (ja) |
JP (1) | JPH1045459A (ja) |
KR (1) | KR970065468A (ja) |
GB (1) | GB9605706D0 (ja) |
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JP2018522808A (ja) * | 2015-06-29 | 2018-08-16 | ケーシーシー コーポレーション | 防水用シリコーンエマルジョン、優れたクラック抵抗性を示す防水ボード及びその製造方法 |
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- 1997-03-19 KR KR1019970009249A patent/KR970065468A/ko not_active Application Discontinuation
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