JPH1045260A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH1045260A
JPH1045260A JP20034096A JP20034096A JPH1045260A JP H1045260 A JPH1045260 A JP H1045260A JP 20034096 A JP20034096 A JP 20034096A JP 20034096 A JP20034096 A JP 20034096A JP H1045260 A JPH1045260 A JP H1045260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
main body
switches
image forming
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP20034096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Tsukada
塚田雅晴
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP20034096A priority Critical patent/JPH1045260A/ja
Publication of JPH1045260A publication Critical patent/JPH1045260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットに積載された用紙の識別を、カセッ
トの突起部と装置本体側の複数のスイッチにより行う場
合、該スイッチの取付位置のばらつきや、カセットの装
置本体に対する不完全挿入による誤検知を防止するこ
と。 【解決手段】 用紙を積載したカセット1に突起部を設
け、該突起部により装置本体側の複数のスイッチを作動
することにより用紙を識別するようにし、前記スイッチ
は複数のスイッチの各スイッチの一方の端子が共通の接
続を持つ構成とし、該共通の接続が装置本体のグランド
に電気的に接続されるようにし、導通接点とスイッチ等
の距離L1及びL2を所定の関係に設定し、前記カセッ
トの装置本体への挿入時、前記スイッチが前記突起部を
検知した後に、前記導通接点が接続されるようにして、
用紙の誤検知を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
ビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置におい
て、カセットのサイズ検知に関する手段の改良に特徴を
有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を、図6乃至図11によって説明
する。図6は、従来の画像形成装置の1例であり、装置
本体(以後本体と称す)22とカセット20の概念を示
す図である。カセット20には印字される記録紙21が
積載されており、ピックアップローラ及び搬送ローラ等
の給紙動作によって、記録紙は一枚毎に本体側に給紙さ
れ、本体でのプロセスカートリッジ等の像担持体に形成
された潜像をトナーにより現像した後該現像像を記録紙
に転写し、定着装置で定着した後排紙ローラにより排紙
部に排出される。図6におけるCNは、エンジン本体F
GとカセットFGとの接合部を示す。前記FG(Frame
Ground)は、本体アース又は大地アースを意味してお
り、エンジン本体、カセット等の中で使用されている板
金即ち金属はある電位を持つ可能性がありため、全ての
板金は接触或はビス締め等により短絡され、FGに落さ
れる構成とされ、このFGは回路内のグランド(GN
D)と短絡され同電位とされる。プリンターでは、本体
に設けられているFG端子を家庭用電源部のFG端子に
接続され、カセットのFGは本体に挿入される時、エン
ジン本体に接触する構成とされる。
【0003】ここで使用される紙は種種の大きさのもの
がある。従って、カセットに積載されている紙のサイズ
を検知するために、カセットに紙サイズが検知できるよ
うな機構を設けている。このカセットサイズ検知機構C
Cは、一般的に図7に示すような構成をとっている。本
体側30にマイクロスイッチ35、36、37を設け、
カセット31側では前記マイクロスイッチを押すカセッ
トサイズ検知コマ又は突起部32、33、34を置き、
このカセットサイズ検知コマが前記マイクロスイッチを
押すことによりカセットのサイズを検知している。つま
り、上記従来例では3個のカセットサイズ検知コマ(3
2、33、34)設置箇所のいずれかあるいは全てにカ
セットサイズ検知コマを設置し、このカセットサイズ検
知コマの設置位置によってカセットサイズを認識する構
成となっている。
【0004】図8は、カセットサイズ検知用マイクロス
イッチ41とカセットサイズ検知コマ40の構成概要を
示したものであり、矢印方向にカセットが挿入され、カ
セットサイズ検知コマ40がカセットサイズ検知用マイ
クロスイッチ41のアクチュエータを押すことによって
検知される。
【0005】図9はカセットの前部にあるカセットのF
Gと本体のFGとの接触部を示しており、詳細な構成は
記載していない。42はカセットであり、カセット内部
で使用されている板金類は紙の摩擦帯電等により発生し
た静電気を除去するため全てを接触させ、カセットFG
シャフト44に繋げる。カセットFGシャフトは矢印の
様にカセット挿入時にカセットに積載されている紙の動
きにより上下する。カセットが完全に挿入されるとカセ
ットFGシャフトが最下位になり、この位置で本体側の
本体FG板金に接触し本体側のFGに接触させることに
よって静電気に依る誤動作を防止している。
【0006】図11においては、6、7、8、がカセッ
トサイズ検知用マイクロスイッチであり、一方の端子は
共通に接続されており(マイクロスイッチコモン信
号)、他方の端子はそれぞれCPU5に出力される。C
PU5は画像形成装置のシーケンスを管理しており、前
記マイクロスイッチからの信号によってカセットサイズ
も認識している。各信号ラインは線材によってコネクタ
9でCPU5の実装されている基板に接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図10は、カセットサ
イズ検知マイクロスイッチがカセットサイズ検知コマに
よって押されてON(短絡した状態)した状態をタイミ
ングチャートで示している。このチャートからわかるよ
うに各マイクロスイッチのONするタイミングは同時で
はなくバラツキを持っていることがわかる。バラツキ
は、カセットサイズ検知コマあるいはマイクロスイッチ
の位置精度に関わるものであり、完全に一致させること
は不可能である。さらに、マイクロスイッチからの信号
は、一般的にカセットが挿入されたとの認識もかねてい
る。
【0008】図10(a)、図10(b)にカセットを
挿入した時の各マイクロスイッチで検知される信号の様
子を示している。図10(a)は普通の挿入スピードで
カセットを挿入した時の各マイクロスイッチの検知信号
を表わしている。図11で示されているように、マイク
ロスイッチは他方がGNDに接続されているためカセッ
トのコマによって押されると信号は”L”レベルとな
る。図10(a)において全てのマイクロスイッチが押
されるようなコマの設定になっているカセットを挿入し
たとすると、各々のマイクロスイッチの検知信号は図で
示したようになる。つまり、カセットの挿入によってマ
イクロスイッチ2…>マイクロスイッチ1…>マイクロ
スイッチ3の順で次々に信号が検知される。各信号の検
知タイミングが一緒にならないのはマイクロスイッチの
位置、コマの位置ズレによるものである。次にCPU5
での前記信号の検知方法を説明する。先ず、マイクロス
イッチ2の状態変化(H…>L)を検知することによっ
てカセットが挿入されて来たことを認識する。その後、
マイクロスイッチのチャタリングによる誤検知を防止す
るため一定時間T後に各マイクロスイッチからの信号を
検知し、カセットの紙サイズを認識することになる。図
10(a)ではカセットサイズの検知タイミングでは全
てのマイクロスイッチが押されており、正常なカセット
サイズ検知が行われている。図10(b)は、カセット
をゆっくり挿入した時の各マイクロスイッチ動作を示し
ており、全てのマイクロスイッチが押されるまでの時間
が長くなっている。そのため、マイクロスイッチ2の検
知信号の状態変化によってカセットが挿入されたことを
検知した後、時間T後にカセットサイズを検知すると、
未だ全てのマイクロスイッチが押されていないためカセ
ットサイズを誤検知してしまう。その結果画像形成装置
の印字動作に於てジャム等の問題が発生することにな
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記問題点
に鑑みてなされたもので、用紙を積載したカセットを画
像形成手段を有する装置本体に対し着脱自在とし、カセ
ットに突起部を設け、該突起部を装置本体側のスイッチ
により検知して用紙を識別するようにした画像形成装置
において、前記スイッチは複数のスイッチからなり、各
スイッチの一方の端子は共通の接続を持つ構成とされ、
該共通の接続が装置本体のグランドに電気的に接続され
る導通接点を有し、前記カセットの装置本体への挿入
時、前記スイッチが前記突起部を検知した後に、前記導
通接点が接続される構成とされていることを特徴とし、
カセットサイズ検知コマがマイクロスイッチを確実に押
した状態でマイクロスイッチのコモン信号を短絡させ、
カセットサイズの誤検知を防止するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1乃至図3に第1の実施形態を示
す。本実施形態では、マイクロスイッチのコモン信号を
本体あるいはカセットの中で使用しているFG板金を使
用することで実施している。画像形成装置本体側は、前
述した図6等の従来例と同様でありその説明を省略し、
主としてカセット側について詳細に説明する。
【0011】図1はカセットの前部にあるカセットのF
Gと本体のFGとの接触部を示し、1はカセットであ
り、カセット内部で使用されている板金類は全て接触さ
せ、カセットFGシャフト2に接続されている。カセッ
トFGシャフト2は矢印の様にカセット挿入時にカセッ
トに積載されている紙の動きにより上下する。4は図2
で示されているFG接点部のマイクロスイッチ側の接点
部であり、FG板金であり、3は他方の接点部であり本
体のFG板金である。
【0012】図12(a)、(b)は、それぞれ、カセ
ットの要部平面及び要部側面を示しており、同図及び図
1において、カセット1を本体に挿入すると、カセット
FGシャフト2は、本体側カムCMによりカセットの切
欠1A内を最下位位置まで押し下げられ、本体FG板金
3、マイクロスイッチFG板金4、カセットFGシャフ
ト2が接触する。図2で示された電気回路上では、マイ
クロスイッチFG板金と本体FGが短絡することによっ
てマイクロスイッチコモン信号がGNDレベルとなり、
各マイクロスイッチのON/OFF状態がCPU5によ
って検知可能となる。
【0013】図3にカセットが挿入された時の位置関係
を示す。L1はマイクロスイッチと、本体FG板金とマ
イクロスイッチFG板金とカセットFGシャフトとの接
触位置との距離である。L2はカセットサイズ検知コマ
又は突起部と、本体FG板金とカセットFGシャフトと
マイクロスイッチFG板金との接触位置との距離であ
る。本体FG板金がカセットFGシャフトに接触した状
態ではカセットサイズ検知コマが確実にマイクロスイッ
チを押している状態になるように、つまりL1の長さが
L2の長さより短ければ確実にカセットサイズ検知が可
能になる。また、この例ではカセットの奥行の長さは、
紙サイズにより異なることがあるが、FG接点部を前面
にすることにより奥行方向の長さを考慮する必要がな
い。
【0014】(第2の実施形態)図4、図5は、第2の
実施形態を示した図である。図4では、カセット14の
後部にカセット内部で使用されている板金類を全て接触
させたFG板金13を設置している。12はマイクロス
イッチのコモンの信号ラインに接続されたFG板金であ
る。11は本体30側のFG板金である。従って、カセ
ットを完全に挿入された状態ではそれぞれのFG板金が
接触することになる。
【0015】図5は、カセットが挿入された状態での位
置関係を示したものである。L1、L2は第1の実施形
態で説明したものと同じである。この例では、L1の長
さがL2の長さに対して長く設定することで確実にカセ
ットサイズを検知することができる。また接点部がユー
ザの手の届かない位置にあるため、静電気(人体放電)
による障害を防止することができ、さらに各FG板金が
カセットの奥側に設けられるのでカセットの着脱の障害
になることが比較的少ない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カセットサイズ検知に突起及びマイクロスイッチ等の検
知手段を用い、一方の信号ラインが共通でありかつこの
共通ラインがグラウンドになっているような構成におい
て、前記共通ラインを、装置本体のFGラインとカセッ
トのFGラインの接触によって、カセットサイズの検知
信号を決定する構成とすることにより、比較的簡単にカ
セットサイズを誤検知を防止しつつ正確に検知できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の1実施形態のカセ
ットFG板金接触部の図
【図2】カセットサイズ検知回路を示す該略図
【図3】カセットサイズ検知、本体FG板金、カセット
FGシャフトの概略図
【図4】本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態を
示す図
【図5】本発明に係る第2の実施形態のカセットサイズ
検知、本体FG板金、カセットFGシャフトの概略説明
【図6】従来の画像形成装置の1例を示す本体構成図
【図7】従来の用紙検知に関わる構成図
【図8】従来のカセットサイズ検知部説明図
【図9】従来のカセットFG板金接触部の図
【図10】カセットサイズ検知タイミング図
【図11】カセットサイズ検知回路
【図12】カセットの角部上面及び側面の拡大図
【符号の説明】
1…カセット 2…カセットF
Gシャフト 3…本体FG板金 4…マイクロス
イッチFG板金 5…CPU 6,7,8…マ
イクロスイッチ 9…コネクタ 10…本体 11…本体FG板金 13…カセット
FG 20…カセット 21…積載紙 22…本体 30…本体 31…カセット 32、33、3
4…カセット検知コマ 35、36、37…マイクロスイッチ 40…‥カセッ
トサイズ検知コマ 41‥‥マイクロスイッチ 42…カセット 43…本体FG 44…カセット
FGシャフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を積載したカセットを画像形成手段
    を有する装置本体に対し着脱自在とし、該カセットに突
    起部を設け、該突起部を装置本体側のスイッチにより検
    知して用紙を識別するようにした画像形成装置におい
    て、前記スイッチは複数のスイッチからなり、各スイッ
    チの一方の端子は共通の接続を持つ構成とされ、該共通
    の接続が装置本体のグランドに電気的に接続される導通
    接点を有し、前記カセットの装置本体への挿入時、前記
    スイッチが前記突起部を検知した後に、前記導通接点が
    接続される構成とされていることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 カセットの前部に設けられた前記導通接
    点の接触位置と前記スイッチの間の距離は、前記接触位
    置と前記突起部の間の距離より小であることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 カセットの後部に設けられた前記導通接
    点の接触位置と前記スイッチの間の距離は、前記接触位
    置と前記突起部の間の距離より大であることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
JP20034096A 1996-07-30 1996-07-30 画像形成装置 Pending JPH1045260A (ja)

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JP20034096A JPH1045260A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 画像形成装置

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JP20034096A JPH1045260A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 画像形成装置

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JPH1045260A true JPH1045260A (ja) 1998-02-17

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ID=16422668

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JP20034096A Pending JPH1045260A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 画像形成装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH1045260A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6750941B2 (en) * 1999-09-27 2004-06-15 Nippon Mitsubishi Oil Corporation Complex diffraction device
JP2010285236A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Murata Machinery Ltd 画像記録装置
US9158257B2 (en) 2013-02-28 2015-10-13 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus

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