JP2010285236A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙カセットに収容される記録紙のサイズの誤検知を防止することができる画像記録装置を提供する。
【解決手段】
記録紙に画像を記録するプリンタ部を収納した装置本体に装着及び引出可能に設けられた給紙カセット11と、装置本体に配設され給紙カセット11の装着の有無を検知するためのフィーラ21及び給紙カセット11に収容される記録紙のサイズを検出するためのフィーラ23を有するセンサ12と、給紙カセット11に配設され検知面42によるフィーラ21の押圧に先立ちセンサ12から突出しているフィーラ23を押圧しセンサ12内に挿入する検知面44が設けられたダイヤルとを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像記録装置に関し、給紙カセットに収容されている記録紙のサイズの誤検知を防止することができる画像記録装置に関する。
記録紙に画像を記録するプリンタ部を収納した装置本体と、記録紙を収容し装置本体に対して装着及び引き出し可能に設けられた給紙カセットを備える画像記録装置においては、給紙カセットに収容されている記録紙のサイズを検知する必要がある。検知方法として、装置本体の給紙カセット挿入口に隣接して、複数のフィーラを備えるセンサを配設し、当該フィーラの押圧状況に基づき検知するものがある。この方式においては、押圧されるフィーラの組み合わせ毎に、検知する記録紙のサイズが定められている。
ここで、本方式の画像記録装置においては、上記のように給紙カセットに収容されている記録紙のサイズに応じてフィーラを押圧する必要があるが、これは給紙カセットに配設されるダイヤルが有する検知面により行われる。ダイヤルには、収容される記録紙のサイズに応じてフィーラを選択的に押圧できる検知面が複数備えられている。使用者は、給紙カセットに収容した記録紙のサイズに応じてダイヤルを回転させ、当該記録紙のサイズに対応した検知面をセンサに対向させる。その上で、給紙カセットを装着する。以上により、記録紙のサイズの検知が行われる。
また、当該画像記録装置においては、所定のフィーラが押圧されることによる給紙カセットの装着の検知も合わせて行われる。これは、給紙カセットを装着する際に、ダイヤルに設けられた検知面により上記所定のフィーラが押圧されることにより行われる。(例えば、特許文献1)。
特開平9−240845号公報
しかしながら、特許文献1に開示される画像記録装置(画像形成装置の記録紙サイズ検出装置)においては、記録紙のサイズの誤検知が発生する可能性がある。その理由は、給紙カセットには、そりが、樹脂からなる給紙カセットの製造時に、或いは給紙カセットの装置本体への装着時に無理に装着しようした際等に発生している場合がある。給紙カセットにそりが発生した場合には、給紙カセットの装着を検知した時点で、給紙カセットに収容されている記録紙のサイズに対応した検知面によるフィーラの押圧が完全になされていないことがある。
ここで、当該画像記録装置においては、給紙カセットが装置本体へ装着されたことを検知した時点でのフィーラの押圧状況に基づき、給紙カセットに収容されている記録紙のサイズを検知することが一般的である。そのため、記録紙のサイズの誤検知が発生しうる。
給紙カセットに収容されている記録紙のサイズが誤検知された場合には、紙詰まり、記録不良等のトラブルが発生することが考えられるため問題である。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、給紙カセット装着の際に、記録紙のサイズが誤検知されることを防止することができる画像記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像記録装置は、記録紙に画像を記録するプリンタ部を収納した装置本体と、記録紙を収容し、前記装置本体に対して装着及び引き出し可能に設けられた給紙カセットと、前記装置本体に配設され、給紙カセットの装着の有無を検知するための第1フィーラ及び前記給紙カセットに収容される記録紙のサイズを検出するための第2フィーラが、夫々出没可能に設けられたセンサと、前記給紙カセットに配設され、該給紙カセットを前記装置本体に対して装着する際、前記センサから突出している前記第1フィーラを押圧し前記センサ内に挿入する第1検知面、及び前記第1検知面による前記第1フィーラの押圧に先立ち前記センサから突出している前記第2フィーラを押圧し前記センサ内に挿入する第2検知面が設けられたダイヤルと、を備えることを特徴とするものである。
また、前記第1フィーラと前記第2フィーラとの前記センサからの突出長は同一であると共に、前記第2検知面は前記第1検知面より前記装置本体に近接して配設されることを特徴とするものである。
また、前記第1フィーラは前記第2フィーラより前記センサからの突出長が短いと共に、前記第1検知面及び前記第2検知面は互いに前記装置本体までの間隔が同一になるように配設されることを特徴とするものである。
本発明に係る画像記録装置によれば、給紙カセットが装置本体へ装着されたことを検知した時点では、給紙カセットに収容された記録紙のサイズに対応する第2フィーラの押圧が完全に行われている。従って、給紙カセットにそり等が発生していても、記録紙の誤検知は発生しない。
また、本発明に係る画像記録装置によれば、第1フィーラ及び第2フィーラのセンサからの突出長が同じであり、かつ第2検知面は第1検知面より装置本体に近接している。そのため、必然的に第2検知面による第2フィーラの押圧が、第1検知面による第1フィーラの押圧に先立ち行われる。よって、上記同様の効果を発揮する。
また、本発明に係る画像記録装置によれば、第1フィーラの第2フィーラのセンサからの突出長が短く、かつ第1検知面及び第2検知面の装置本体までの間隔は同一である。そのため、必然的に第2検知面による第2フィーラの押圧が、第1検知面による第1フィーラの押圧に先立ち行われる。よって、上記同様の効果を発揮する。
本発明の実施形態の形態1に係る画像記録装置1の斜視図である。 図1における31方向から見たセンサ12付近の平面図である。 図2における33方向から見たセンサ12付近の平面図である。 図1における32方向から見たダイヤル41付近の平面図である。 図4における35−36面におけるダイヤル41の構造を示す断面図である。 図4における37−38面におけるダイヤル41の構造を示す断面図である。 検知面42、44によるフィーラ21、23の押圧について説明する図であり、検知面44によるフィーラ23の押圧が開始される時点を示す図である。 検知面42、44によるフィーラ21、23の押圧について説明する図であり、検知面42によるフィーラ21の押圧が開始される時点を示す図である。 検知面42、44によるフィーラ21、23の押圧について説明する図であり、装置本体2への給紙カセット11の装着が完了した時点を示す図である。 本発明の実施形態の形態2に係る画像記録装置101の斜視図である。 図2における33方向に相当する方向から見たセンサ111付近の平面図である。 図10における131方向から見たダイヤル141付近の平面図である。 図12における132−133面におけるダイヤル141の構造を示す断面図である。 図12における134−135面におけるダイヤル141の構造を示す断面図である。 検知面142、44によるフィーラ121、23の押圧について説明する図であり、検知面44によるフィーラ23の押圧が開始される時点を示す図である。 検知面142、44によるフィーラ121、23の押圧について説明する図であり、検知面142によるフィーラ121の押圧が開始される時点を示す図である。 検知面142、44によるフィーラ121、23の押圧について説明する図であり、装置本体2への給紙カセット11の装着が完了した時点を示す図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る画像記録装置1について図面に基づき説明する。図1に示す画像記録装置1は、コピー・ファクシミリ複合機であり、原稿の複写機能、ファクシミリ機能等を備える。なお、画像記録装置1は、コピー・ファクシミリ複合機として構成するに限られず、原稿の複写機能のみを備えるコピー機等として構成することも可能である。
画像記録装置1は、装置本体2内部に記録紙に画像を記録するプリンタ部(不図示)を有している。装置本体2には操作ボタン3、液晶ディスプレイ4、原稿押圧板5、自動原稿搬送機構6、給紙カセット挿入口7、排出トレイ8等も備えられる。操作ボタン3は、使用者がコピーを行う枚数等を設定する時等、画像記録装置1を操作する際に使用される。液晶ディスプレイ4には、使用者が確認するための情報等が表示される。原稿押圧板5は、開閉可能に構成され、読み取る原稿を押圧するために使用される。自動原稿搬送機構6は原稿押圧板5の上面に設けられ、読み取る原稿を自動的に搬送するものである。給紙カセット挿入口7には、記録紙を収容する給紙カセット11が装置本体2に装着するために挿入される。排出トレイ8には、画像が記録された記録紙が排出される。
給紙カセット11は、給紙カセット挿入口7に挿入し装置本体2に装着することができる。また、記録紙を収容する等のために装置本体2から引き出すことも可能である。ここで、給紙カセット11には、多様なサイズの記録紙を収容することができる。例えば、給紙カセット11には、A4、A5、B4、B5等のサイズの記録紙を収容することができる。従って、画像記録装置1の使用者は、必要に応じて給紙カセット11に収容する記録紙のサイズを変更することが可能である。
また、画像記録装置1においては、給紙カセット11が装置本体2に装着されていることを検知するため、及び給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズを検知するための構成が設けられている。具体的には、センサ12が装置本体2(給紙カセット挿入口7に隣接するセンサ取付面13)に、後述するダイヤル41が給紙カセット11に、夫々備えられている。
図2に示すように、センサ12には、フィーラ21、22、23が出没可能に備えられる(フィーラ21は本発明の第1フィーラであり、フィーラ22、23は本発明の第2フィーラである)。装置本体2に給紙カセット11が未装着の場合には、フィーラ21、22、23が、夫々センサ12(センサ取付面13)より突出している(図3参照)。この状態において、センサ12は、フィーラ21、22、23毎にOFFを検知する。また、フィーラ21、22、23は、夫々押圧されることによりセンサ12内に挿入される。この状態において、センサ12は、フィーラ21、22、23毎にONを検知する。すなわち、センサ12は、フィーラ21、22、23毎に独立して、ON、OFFを検知することができる。
また、図3に示すように、フィーラ21、22、23のセンサ12(センサ取付面13)からの突出長は全て同じである。
ここで、フィーラ21は、給紙カセット11が装置本体2に装着されたことを検知するために使用される。センサ12がフィーラ21のONを検知することにより、給紙カセット11が装置本体2に装着されたことが検知される。また、センサ12がフィーラ21のOFFを検知することにより、給紙カセット11が装置本体2に装着されていないことが検知される。
また、フィーラ22、23は、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズを検知するために使用される。例えば、センサ12がフィーラ22のみのONを検知することにより、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズがB4であると検知される。センサ12がフィーラ23のみのONを検知することにより、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズがA4であると検知される。センサ12がフィーラ22、23のONを検知することにより、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズがA5であると検知される。センサ12がフィーラ22、23のOFFを検知することにより、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズがB5であると検知される。なお、以上の記録紙の判断はあくまで一例であり、これに限定されるものではない。
図4に示すように、ダイヤル41には、検知面42、43、44、45及び底面46が設けられる(検知面42は本発明の第1検知面であり、検知面43、44、45は本発明の第2検知面である)。
検知面42は、給紙カセット11が装置本体2に装着された際に、図2及び3に示すフィーラ21を押圧するために設けられる。検知面43は、給紙カセット11が装置本体2に装着された際に、フィーラ22を押圧するために設けられる。同様に、検知面44は示すフィーラ23を、検知面45はフィーラ22、23を押圧するために設けられる。なお、底面46は、何れのフィーラも押圧しない。
ここで、図5及び6に示すように、検知面42は、底面46に対し図面上方向に突出している。検知面43、44、45は、底面46に対し図面上方向に突出しており、さらに検知面42に対しても図面上方向に突出している。また、本実施の形態においては、検知面43、44、45の底面46に対する図面上方向への突出長は、互いに同一としている。ただし、これに限定されず、検知面42に対して図面上方向に突出していることを条件に、検知面43、44、45の底面46に対する図面上方向への突出長は、互いに同一である必要はない。
検知面42、43、44、45及び底面46は何れも図1に示す装置本体2(センサ12)に対向して給紙カセット11に配設されるため、上記図5及び6の図面上方向は、装置本体2(センサ12)方向を意味する。従って、検知面42、43、44、45は、底面46と比較して、装置本体2(センサ12)に近接して配設されている。また、検知面43、44、45は、検知面42と比較しても、装置本体2(センサ12)に近接して配置される。
ここで、ダイヤル41は、図4に示す中心軸47を中心に回転可能である。また、ダイヤル41は、給紙カセット11の凸部48がダイヤル41に設けられる凹部である固定溝491、492、493、494の何れかにはめ込まれることにより固定される。
固定溝491にてダイヤル41が固定された場合、フィーラ21、22、23に対し、検知面42、43、底面46が対向する。固定溝492にてダイヤル41が固定された場合、フィーラ21、22、23に対し、検知面42、底面46、検知面44が対向する。固定溝493にてダイヤル41が固定された場合、フィーラ21に対し検知面42が、フィーラ22、23に対し底面46が夫々対向するものである。固定溝494にてダイヤル41が固定された場合、フィーラ21に対し検知面42が、フィーラ22、23に対し検知面45が夫々対向する。
固定溝491、492、493、494は、図2及び3にて説明したように、押圧状況により記録紙のサイズを検知するフィーラ22、フィーラ23を選択的に押圧するために設けられる。例えば、フィーラ23のみが押圧されたときに記録紙のサイズがA4と判断される画像記録装置1において、給紙カセット11にA4の記録紙を収容した場合は、固定溝492にてダイヤルを固定する。これにより、フィーラ22、23のうちフィーラ23のみを押圧することができる。
なお、ダイヤル41の外周部に、固定溝491、492、493、494夫々が対応する記録紙のサイズを表示してもよい。使用者は、当該表示を目印に記録紙のサイズに対応する固定溝491、492、493、494の何れかにてダイヤル41を固定することができる。なお、当該表示が成される位置は、ダイヤル41の外周面に限定されず、例えば給紙カセット11の前面に窓を設け、当該窓から確認できるようにしてもよい。
以上のように構成される画像記録装置1において、装置本体2へ給紙カセット11を装着する場合について図7から9を用いて説明する。ここでは、給紙カセット11にそりが発生しており、ダイヤル41が装置本体2(センサ12)に対し傾いている場合を例に説明する。また、給紙カセット11には、A4サイズの記録紙が収容されている。従って、フィーラ22、23のうち、フィーラ23のみが押圧されたときに記録紙のサイズがA4と判断される画像記録装置1においては、ダイヤル41を固定溝492にて固定している。
なお、図7から9では、検知面42、44によるフィーラ21、23の押圧に着目して図示するために、ダイヤル41については図4における35−36面における断面を示している。また、給紙カセット11等は省略して示している。
図7は、ダイヤル41がセンサ12に接近し、検知面44によるフィーラ23の押圧が開始される状態を示す。この時点では、検知面42によるフィーラ21の押圧は開始されていない。すなわち、装置本体2への給紙カセット11の装着は感知されていない。また、底面46によるフィーラ22の押圧は成されていない。
図8は、さらに、ダイヤル41がセンサ12に接近し検知面42によるフィーラ21の押圧が開始される状態を示す。この時点では、検知面44によるフィーラ23の押圧は成されている。また、底面46によるフィーラ22の押圧は成されていない。
従って、検知面42のフィーラ21による押圧が始まり、給紙カセット11が装置本体2へ装着されたことが検知される時点において、フィーラ22、23については、検知面44によるフィーラ23の押圧のみが確実に行われていることになる。
また、図9に示すように、更にダイヤル41がセンサ12に接近させることにより、装置本体2への給紙カセット11の装着が完了する。
以上の説明の通り、ダイヤル41が傾いていても、検知面44が検知面42より突出しており、フィーラ21の押圧に先立って、フィーラ23の押圧が開始される。これにより、給紙カセット11が装置本体2へ装着されたことが検知される時点においては、フィーラ22、23は、フィーラ23のみが対向する検知面44により確実に押圧されている。従って、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズはA4であると正しく検知され、誤検知が発生しない。
また、固定溝491、493、494にてダイヤル41が固定された場合であっても、検知面43、45が検知面42より突出している。これにより、固定溝491にてダイヤル41が固定されている場合、フィーラ21の押圧に先立って、フィーラ22の押圧が開始される。固定溝494にてダイヤル41が固定されている場合、フィーラ21の押圧に先立って、フィーラ22、23の押圧が開始される。従って、給紙カセット11が装置本体2へ装着されたことが検知される時点で、上記同様にフィーラ22、23に対する所望の押圧がなされている。さらに、ダイヤル41自身にそりが生じていた場合にも同様である。
以上により、画像記録装置1は、給紙カセット11のそり等が発生していても、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズの誤検知は発生しない。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2に係る画像記録装置101について図面に基づき説明する。図10に示す画像記録装置101が画像記録装置1と比較して異なる点は、センサ12がセンサ111に、後に説明するダイヤル41がダイヤル141に変更されるのみである。従って、その他の構成要素は、同一の符号を付し、説明を省略する。
センサ111は、センサ12におけるフィーラ21が、フィーラ121に変更される(図11参照。なおフィーラ121は本発明の第1フィーラである。)。フィーラ121は、センサ111に出没可能に備えられる。装置本体2に給紙カセット11が未装着の場合は、フィーラ121は、フィーラ22、23同様、センサ111(センサ取付面13)より突出している。この状態において、センサ111はOFFを検知する。また、フィーラ121は押圧されることによりセンサ111内に挿入され、これによりセンサ111はONを検知する。なお、図11にあらわれるように、フィーラ121は、フィーラ22、23と比較して、センサ111(センサ取付面13)に対する突出長が短く構成される。また、本実施の形態においては、フィーラ22、23のセンサ111(センサ取付面13)に対する突出長は同じとして構成している。ただし、これに限定されず、センサ111(センサ取付面13)に対する突出長がフィーラ121より長いことを条件に、フィーラ22、23のセンサ111(センサ取付面13)に対する突出長は同じである必要はない。
フィーラ121は、給紙カセット11が装置本体2に装着されたことを検知するために使用される。すなわち、センサ111がフィーラ121のONを検知することにより、給紙カセット11が装置本体2に装着されたことが検知される。また、センサ111がフィーラ121のOFFを検知することにより、給紙カセット11が装置本体2に装着されていないことが検知される。
ダイヤル141は、ダイヤル41における検知面42が、検知面142に変更される(図12、13、14参照。なお検知面142は本発明の第1検知面である。)。検知面142は、給紙カセット11が画像記録装置1に装着された際に図11に示すフィーラ121を押圧する。
検知面142は、図13及び14にあらわれるように底面46に対し図面上方向に突出している。また、検知面43、44、45と底面46に対する突出量は同じである。さらに、実施の形態1にて述べたように、検知面43、44、45及び底面46は、いずれも図1に示す装置本体2(センサ111)に対向して給紙カセット11に配設される。検知面142も同様であるため、図13及び14の図面上方向は装置本体2(センサ111)方向を意味する。従って、検知面43、44、45、142の画像記録装置101の装置本体2(センサ111)までの間隔は全て同じである。
ここでダイヤル141は、ダイヤル41と同様に中心軸47を中心に回転可能であり、凸部48及び凹部である固定溝491、492、493、494の何れかにはめ込まれることにより固定される。
固定溝491にてダイヤル141が固定された場合、フィーラ121、22、23に対し、検知面142、43、底面46が対向する。固定溝492にてダイヤル141が固定された場合、フィーラ121、22、23に対し、検知面142、底面46、検知面44が対向する。固定溝493にてダイヤル141が固定された場合、フィーラ121に対し検知面142が、フィーラ22、23に対し底面46が夫々対向するものである。固定溝494にてダイヤル141が固定された場合、フィーラ121に対し検知面142が、フィーラ22、23に対し検知面45が夫々対向する。
以上のように構成される画像記録装置101において、装置本体2へ給紙カセット11を装着する場合について図15から17を用いて説明する。ここでは、給紙カセット11にそりが発生しており、ダイヤル141が装置本体2(センサ111)に対し傾いている場合を例に説明する。また、給紙カセット11には、A4サイズの記録紙が収容されている。従って、フィーラ22、23のうち、フィーラ23のみが押圧されたときに記録紙のサイズがA4と判断される画像記録装置101においては、ダイヤル141を固定溝492にて固定している。
なお、図15から17では、検知面142、44によるフィーラ121、23の押圧に着目して図示するために、ダイヤル141については図12における132−133面における断面を示している。また、給紙カセット11等は省略して示している。
図15は、ダイヤル141がセンサ111に接近し、検知面44によるフィーラ23の押圧が開始される状態を示す。この時点では、検知面142によるフィーラ121の押圧は開始されていない。すなわち、装置本体2への給紙カセット11の装着は感知されていない。また、底面46によるフィーラ22の押圧は成されていない。
図16は、さらに、ダイヤル141がセンサ111に接近し検知面142によるフィーラ121の押圧が開始される状態を示す。この時点では、検知面44によるフィーラ23の押圧は成されている。また、底面46によるフィーラ22の押圧は成されていない。
従って、検知面142のフィーラ121による押圧が始まり、給紙カセット11が装置本体2へ装着されたことが検知される時点において、フィーラ22、23については、検知面44によるフィーラ23の押圧のみが確実に行われていることになる。
また、図17に示すように、更にダイヤル141がセンサ12に接近させることにより、装置本体2への給紙カセット11の装着が完了する。
以上の説明の通り、ダイヤル41が傾いていても、フィーラ23がフィーラ121より突出しており、フィーラ121の押圧に先立って、フィーラ23の押圧が開始される。これにより、給紙カセット11が装置本体2へ装着されたことが検知される時点において、フィーラ22、23は、フィーラ23のみが対向する検知面44により確実に押圧されている。従って、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズはA4であると正しく検知され、誤検知が発生しない。
また、固定溝491、493、494にてダイヤル141が固定された場合であっても、フィーラ22、23がフィーラ121より突出している。これにより、固定溝491にてダイヤル141が固定されている場合、フィーラ121の押圧に先立って、フィーラ22の押圧が開始される。固定溝494にてダイヤル141が固定されている場合、フィーラ121の押圧に先立って、フィーラ22、23の押圧が開始される。従って、給紙カセット11が装置本体2へ装着されたことが検知される時点では、上記同様にフィーラ22、23に対する所望の押圧がなされている。さらに、ダイヤル141自身にそりが生じていた場合にも同様である。
以上により、画像記録装置101は、画像記録装置1と同様に、給紙カセット11のそり等が発生していても、給紙カセット11に収容されている記録紙のサイズの誤検知は発生しない。
なお、画像記録装置1及び画像記録装置101の構成は、本発明に係る画像記録装置の一態様にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変形実施が可能である。例えば、センサ12、111に設けられるフィーラの個数は3つに限定されない。より多くのフィーラを設けてもよい。これにより、記録紙のサイズの検知に使用することができるフィーラが多くなり、そのON、OFFの組合せも多くなる。従って、それらに対応した検知面を有するダイヤル41、141も合わせて採用することで、検知できる記録紙のサイズを増やすことができる。
また、複数のフィーラのうち押圧されるフィーラの組み合わせ毎に、検知する記録紙のサイズだけでなく、検知する記録紙の質(例えば、再生紙、厚紙等)を定めてもよい。このようにすることで、給紙カセット11に収容される記録紙のサイズだけでなく、記録紙の質も検知することができる。
本発明に係る画像記録装置は、コピー・ファクシミリ複合機、コピー機等に適用することができる。
1、101 画像記録装置
6 給紙カセット挿入口
11 給紙カセット
12、111 センサ
13 センサ取り付け面
21、22、23、121 フィーラ
41、141 ダイヤル
42、43、44、45、46、142 検知面

Claims (3)

  1. 記録紙に画像を記録するプリンタ部を収納した装置本体と、
    記録紙を収容し、前記装置本体に対して装着及び引き出し可能に設けられた給紙カセットと、
    前記装置本体に配設され、給紙カセットの装着の有無を検知するための第1フィーラ及び前記給紙カセットに収容される記録紙のサイズを検出するための第2フィーラが、夫々出没可能に設けられたセンサと、
    前記給紙カセットに配設され、該給紙カセットを前記装置本体に対して装着する際、前記センサから突出している前記第1フィーラを押圧し前記センサ内に挿入する第1検知面、及び前記第1検知面による前記第1フィーラの押圧に先立ち前記センサから突出している前記第2フィーラを押圧し前記センサ内に挿入する第2検知面が設けられたダイヤルと、
    を備えることを特徴する画像記録装置。
  2. 前記第1フィーラと前記第2フィーラとの前記センサからの突出長は同一であると共に、前記第2検知面は前記第1検知面より前記装置本体に近接して配設されることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記第1フィーラは前記第2フィーラより前記センサからの突出長が短いと共に、前記第1検知面及び前記第2検知面は互いに前記装置本体までの間隔が同一になるように配設されることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
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