JPH1044499A - 画像記録装置および画像記録装置の色ずれ判定処理方法 - Google Patents

画像記録装置および画像記録装置の色ずれ判定処理方法

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JPH1044499A
JPH1044499A JP8202337A JP20233796A JPH1044499A JP H1044499 A JPH1044499 A JP H1044499A JP 8202337 A JP8202337 A JP 8202337A JP 20233796 A JP20233796 A JP 20233796A JP H1044499 A JPH1044499 A JP H1044499A
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signal
color
image
circuit
recording apparatus
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JP8202337A
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Tatsuo Okano
達夫 岡野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重畳される各色画像の色ずれ状態を精度よく
診断することである。 【解決手段】 TOP制御回路5がTOPセンサ4から
出力される/TOPI信号と主走査同期回路2から出力
される/BDI信号との同期合わせを行い/TOPO信
号を生成して出力すると、各計測回路6〜9が前記位置
信号が出力されてから/TOPO信号が出力されるまで
の経過時間を色別に計測し、該計測された各色別の経過
時間との差分値を時間差演算回路10が演算し、該演算
された各差分値と許容値とを比較して色ずれ量判定回路
11が色ずれを色別に判定する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体が転写さ
れる転写体と像担持体とが同期して回転駆動し、各色別
の画像を重畳してカラー画像記録可能な画像記録装置お
よび画像記録装置の色ずれ判定処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、感光ドラム系の駆動タイミングと
スキャナ系の駆動タイミングとは非同期タイミングとな
るので、両系の同期を取るために感光ドラム系の駆動タ
イミングで検出される画像先端センサの出力をスキャナ
装置に設けられるBDセンサから出力されるBD信号を
サンプリングして同期合わせ処理が実行されている。
【0003】さらに、画像先端センサの取り付け位置誤
差を補正するため、BD信号周期の整数倍を遅延した上
で、コントローラに対する色画像同期信号を送出してい
る。しかも、複数の色について同様な手順を経て色画像
同期信号を送出することが行われている。
【0004】従って、上記BD信号によるサンプリング
誤差が色間で異なるため、色ずれが生じるがこの色ずれ
の度合いを把握する場合に、色間での同一画像のずれが
許容できる範囲を規定した色ずれ規格を定めて、判別で
きる画像パターンをプリントした後に、画像の良否を判
定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、色ずれの画像規格を判別するのに、個々の装
置について判別できる画像パターン、例えば全色ともそ
の画像サンプルを拡大鏡を使用して目視で判別してい
た。
【0006】このようにその画像サンプルを拡大鏡を使
用していたため、色ずれの度合いを知る上で精度が悪く
なるとともに、量産性の面から作業効率が悪いという問
題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第5の発明
の目的は、転写体の所定位置を検出して得られるタイミ
ングと画像書き込みタイミングとのずれを調整して画像
書き込み信号を色別に送出する際に、調整された色別の
補正期間の差分値を許容値と相対比較することにより、
重畳される各色画像の色ずれ状態を精度よく診断するこ
とができる画像記録装置および画像記録装置の色ずれ判
定処理方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、記録媒体が転写される転写体と像担持体とが同期し
て回転駆動して各色別の画像を重畳してカラー画像記録
可能な画像記録装置において、前記像担持体上に走査さ
れる光ビームを検知する検知手段と、前記検知手段が検
知した前記光ビームに基づいて第1の同期信号を生成す
る第1の信号生成手段と、前記転写体の所定位置を検出
して位置信号を出力する検出手段と、前記検出手段から
出力される前記位置信号と前記第1の同期信号との同期
合わせを行い第2の同期信号を生成して出力する第2の
信号生成手段と、前記位置信号が出力されてから前記第
2の同期信号が出力されるまでの経過時間を色別に計測
する計測手段と、前記計測手段に計測された各色別の経
過時間との差分値を演算する演算手段と、前記演算手段
により演算された各差分値と許容値とを比較して色ずれ
を色別に判定する判定手段とを有するものである。
【0009】本発明に係る第2の発明は、前記判定手段
の判定結果を通知する通知手段を設けたものである。
【0010】本発明に係る第3の発明は、前記通知手段
は、画像記録装置本体の操作部に判定結果を通知するも
のである。
【0011】本発明に係る第4の発明は、前記通知手段
は、外部のホストコンピュータに通知するものである。
【0012】本発明に係る第5の発明は、記録媒体が転
写される転写体と像担持体とが同期して回転駆動して各
色別の画像を重畳してカラー画像記録可能な画像記録装
置の色ずれ判定処理方法において、前記像担持体上に走
査される光ビームを検知する検知工程と、該検知した前
記光ビームに基づいて第1の同期信号を生成する第1の
信号生成工程と、前記転写体の所定位置を検出して位置
信号を出力する検出工程と、前記位置信号と前記第1の
同期信号との同期合わせを行い第2の同期信号を生成し
て出力する第2の信号生成工程と、前記位置信号が出力
されてから前記第2の同期信号が出力されるまでの経過
時間を色別に計測する計測工程と、該計測された各色別
の経過時間との差分値を演算する演算工程と、該演算さ
れた各差分値と許容値とを比較して色ずれを色別に判定
する判定工程とを有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
す画像記録装置の制御構成を説明するブロック図であ
り、例えば画像先端センサのオン信号によって、コント
ローラに対する色画像同期信号を生成し出力するための
エンジン制御部に対応する。
【0014】図1において、1はスキャナ装置で、プリ
ント動作に際し、感光ドラム面を走査すると共に、主走
査同期信号を得る。2は主走査同期回路で、スキャナ装
置1から出力される主走査同期信号としてのBD信号
(図中では、アクティブローを「/」で示す/BD信
号)に基づいて他の制御回路に必要な主走査同期パルス
BDI(/BDI信号)に変換するとともに、プリンタ
エンジンのコントローラ13に対する画像データの送出
に際し、必要な主走査同期信号パルスLSYNC(/L
SYNC信号)を作成する。
【0015】4はフォトインタラプタで構成されるTO
Pセンサで、静電潜像が描かれた感光ドラムと転写ドラ
ム面に巻かれた用紙に転写を実施する場合の、感光ドラ
ム面の画像スタート位置と用紙の先端位置を合わせるた
め基準位置を検出して/TOPI信号を送出する。5は
TOP制御回路で、TOPセンサ4から送出される/T
OPI信号に基づいて画像の書き出し位置を検出すると
とに、TOPセンサ4の取り付け位置誤差を補正した上
で、コントローラ13に対する色画像の同期信号(/T
OPO信号)を生成する。
【0016】6はM色−TOP時間計測回路で、プリン
ト色としてマゼンダ色(M色)をプリントする場合TO
Pセンサ4からのTOPI信号のオン時からTOP制御
回路5から出力される/TOPO信号のオン時までの所
要時間を計測する。7はC色−TOP時間計測回路で、
プリント色としてシアン色(C色)をプリントする場合
TOPセンサ4からの/TOPI信号のオン時から、T
OP制御回路5からの/TOPO信号のオン時までの所
要時間を計測する。
【0017】8はY色−TOP時間計測回路で、イエロ
ー色をプリントする場合にTOPセンサ4からの/TO
PI信号のオン時からTOP制御回路5からの/TOP
O信号のオン時までの所要時間を計測する。9はBK色
−TOP時間計測回路で、ブラック色をプリントする場
合にTOPセンサ4からの/TOPI信号のオン時から
TOP制御回路5からの/TOPO信号のオン時までの
所要時間を計測する。
【0018】10は時間差演算回路で、M色−TOP時
間計測回路6,C色−TOP時間計測回路7,Y色−T
OP時間計測回路8ならびにBK色−TOP時間計測回
路9のそれぞれが出力する時間計測結果から各色間の時
間差を演算する。11は色ずれ量判定回路で、時間差演
算回路10から出力される各色間の時間差から色ずれ規
格としてのライン数から時間に換算して、色ずれ量が規
格内かどうかを判定する。12は例えばCPU,RA
M,ROMを含むCPU回路で、プリンタエンジン全体
の制御を実施する。13は例えばCPU,RAM,RO
Mを含むコントローラで、プリンタエンジンを総括的に
制御する。
【0019】以下、本実施形態と第1〜第4の発明の各
手段との対応及びその作用について図1を参照して説明
する。
【0020】第1の発明は、記録媒体が転写される転写
体と像担持体とが同期して回転駆動して各色別の画像を
重畳してカラー画像記録可能な画像記録装置において、
前記像担持体上に走査される光ビームを検知する検知手
段(後述する図2に示すBDセンサ回路17)と、前記
検知手段が検知した前記光ビームに基づいて第1の同期
信号(/BDI信号)を生成する第1の信号生成手段
(主走査同期回路2)と、前記転写体の所定位置を検出
して位置信号(/TOPI信号)を出力する検出手段
(TOPセンサ4)と、前記検出手段から出力される前
記位置信号と前記第1の同期信号との同期合わせを行い
第2の同期信号(/TOPO信号)を生成して出力する
第2の信号生成手段(TOP制御回路5)と、/TOP
I信号が出力されてから/TOPO信号が出力されるま
での経過時間を色別に計測する計測手段(計測回路6〜
9)と、前記計測手段に計測された各色別の経過時間と
の差分値を演算する演算手段(時間差演算回路10)
と、前記演算手段により演算された各差分値と許容値と
を比較して色ずれを色別に判定する判定手段(色ずれ量
判定回路11)とを有し、TOP制御回路5がTOPセ
ンサ4から出力される/TOPI信号と主走査同期回路
2から出力される/BDI信号との同期合わせを行い/
TOPO信号を生成して出力すると、各計測回路6〜9
が前記位置信号が出力されてから/TOPO信号が出力
されるまでの経過時間を色別に計測し、該計測された各
色別の経過時間との差分値を時間差演算回路10が演算
し、該演算された各差分値と許容値とを比較して色ずれ
量判定回路11が色ずれを色別に判定するので、各色別
の相対的色ずれを容易に診断することができ、画質の品
質が許容レベルに維持されているかを容易に認識するこ
とができる。
【0021】第2の発明は、通知手段(CPU回路1
2)が色ずれ量判定回路11の判定結果を通知するの
で、色ずれの度合いをユーザが容易に認知することがで
きる。
【0022】第3の発明は、CPU回路12は、画像記
録装置本体の操作部に判定結果を通知するので、画像記
録装置本体側のユーザに色ずれの度合いを明示できる。
【0023】第4の発明は、CPU回路12は、外部の
ホストコンピュータに通知するので、画像記録装置本体
側にデータを供給するホストコンピュータ側のユーザに
色ずれの度合いを明示できる。
【0024】図2は、本発明を適用可能な画像記録装置
のエンジン部とその制御構成を説明する図であり、感光
ドラム上に静電潜像を形成し、紙面に転写を実行するプ
ロセス実行状態に対応する。なお、図1と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0025】図2において、14は例えば8面体のポリ
ゴンミラーで、レーザユニット15から照射されるレー
ザ光を偏向して感光ドラム18面上に照射する。16は
BDミラーで、感光ドラム18の走査線上に配置され、
ポリゴンミラー14で偏向されるレーザ光を折り返して
BDセンサ回路17へ走査する。BDセンサ回路17は
BDミラー16からの光学的BD信号を波形整形処理し
て主走査方向の同期信号となる/BD信号に変換する。
【0026】19は転写ドラムで、感光ドラム18上に
形成された静電潜像を紙面に転写する。21は先端位置
の検出用突起部で、転写ドラム19の側面側に設置され
たTOPセンサ(フォトインタラプラ)4により上記両
ドラム面への画像書き出し位置を示す基準位置となる。
【0027】以下、図1の動作説明に入る前に、図2の
各部動作について詳述する。
【0028】まず、プリント動作が開始されるとポリゴ
ンミラー14は回転をスタートし、所定の回転数(解像
度等により決定される)に達した時点でスタンバイ状態
となる。この状態ではプリント可能となり、感光ドラム
18面上への静電潜像の形成のため、レーザユニット1
5からレーザ光の全灯照射が開始される。
【0029】これにより、回転中のポリゴンミラー14
に照射されたレーザ光は反射し感光ドラム18の走査線
上を図中のA−B点を含めたC点を通過してレーザ光の
全灯照射が実施される。この時C点におけるレーザ光は
BDミラー16により反射されてBDセンサ回路17に
到達する。BDセンサ回路17はこのレーザ光を電気信
号に変換し、/BD信号として出力する。以上のような
準備動作がプリント動作に入る前に繰り返されて、一定
周期の/BD信号が生成される。
【0030】また、感光ドラム18および転写ドラム1
9がそれぞれ同期しながら回転していて上記の走査線が
逐次移動していくことは言うまでもない。図2に示すD
点およびD′点がプリント動作が実施される画像スター
ト位置である。
【0031】従って、転写ドラム19側面の突起部21
がTOPセンサ4を横断した場合に、TOPセンサ4か
らオン信号(/TOPI信号)が出力され、画像書き出
し位置に達したことが認識される。このオン信号につい
て、タイミング補正が実施された後、コントローラ13
に対して、色同期信号としての/TOPO信号が出力さ
れる。
【0032】この/TOPO信号をコントローラ13が
受けて、上記に示す/BD信号に同期した主走査同期信
号に基づき画像データをエンジン側に送出する。そし
て、送出された画像データはレーザユニット15をドラ
イブし、これによってポリゴンミラー14に対してレー
ザ照射が実施される。
【0033】このレーザ光はポリゴンミラー14で反射
し感光ドラム18面上の画像領域A−B点に対しては画
像として、C点に対しては次走査線のBD信号の検出と
して照射される。以上の動作を1ページ分の色画像デー
タについて繰り返される。また、色画像データを変えて
のプリント動作についても、上記TOPセンサ4による
画像先端位置を検出してからの動作が上記と同様に色画
像データ分、すなわちM色,C色,Y色並びにBK色に
ついて実行される。
【0034】図3は、図1,図2に示した/TOPI信
号と/TOPO信号との関係を説明するタイミングチャ
ートである。以下、TOPセンサ14の/TOPI信号
が出力されてからの動作について詳述する。
【0035】図1,図2において、レーザユニット15
からポリゴンミラー14,C点のBDミラー16を介し
て走査されるレーザ光は、BDセンサ回路17で電気的
BD信号に変換され、スキャナ装置1から/BD信号が
主走査同期回路2並びに不図示のBD監視回路に送出さ
れる。
【0036】主走査同期回路2ではこの/BD信号を受
けて、TOP制御回路5に対しては、主走査同期パルス
/BDI信号を作成し、TOP制御回路5に送出する。
また、コントローラ13に対しても、画像データの送出
タイミングとして/LSYNC信号を送出する。
【0037】TOP制御回路5では上記/BDI信号を
TOPセンサ4からの/TOPI信号をサンプリング等
のタイミングとして使用する。従って、TOP制御回路
5はこの/BDI信号によってサンプリングを実行して
/TOPI信号のオン待ち状態となる。
【0038】一方、コントローラ13は、上記/LSY
NC信号を受けてエンジンからの/TOPO信号待ち状
態となる。
【0039】なお、スキャナ装置1においては、順次/
BD信号が検出される毎に上記信号送出処理が繰り返さ
れる。
【0040】次に、TOPセンサ4から出力される/T
OPI信号について図4を参照して説明する。
【0041】図4は、図2に示した各信号の送出タイミ
ングを説明するタイミングチャートであり、図1と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0042】TOPセンサ4からの/TOPI信号の出
力はプリント動作がスタートする以前からオフ信号とし
てTOP制御回路5,M色−TOP時間計測回路6,C
色−TOP時間計測回路7,Y色−TOP時間計測回路
8ならびにBK色−TOP時間計測回路9にそれぞれ送
出されている。
【0043】TOP制御回路5は上記/BDI信号に基
づき、この/TOPI信号をサンプリング動作を実行し
ているが、オフ信号であるのでコントローラ13に対し
ては/TOPO信号のオフ信号として送出している。
【0044】さらに、M色−TOP時間計測回路6,C
色−TOP時間計測回路7,Y色−TOP時間計測回路
8ならびにBK色−TOP時間計測回路9についても、
オフ信号を送出している。
【0045】一方、M色−TOP時間計測回路6,C色
−TOP時間計測回路7,Y色−TOP時間計測回路8
ならびにBK色−TOP時間計測回路9は、上記の/T
OPI信号ならびに/TOPO信号をそれぞれ入力して
いるが、それと同時にCPU回路12から4つの回路に
ついて個別のイネーブル信号EA〜EDがそれぞれ入力
されている。
【0046】ここで、フルカラープリント動作における
第1色であるM色をプリントするので、M色−TOP時
間計測回路6がセレクトされる。したがって、CPU回
路12からのイネーブルEA信号がオンされる。
【0047】しかしながら、M色−TOP時間計測回路
6はTOPセンサ4から/TOPI信号のオン待ち状態
であるため、4つのTOP時間計測回路はオフ信号を時
間差演算回路10に送出している。従って、時間差演算
回路10は何ら処理を実行しない。
【0048】次に、図2に示す転写ドラム19面の側面
に設置された、画像先端位置を示す突起部21がTOP
センサ4を横断した場合に、感光ドラム18および転写
ドラム19がそれぞれ画像書き出し位置に来たことを示
し/TOPI信号がオンする。この/TOPI信号はT
OP制御回路5,M色−TOP時間計測回路6,C色−
TOP時間計測回路7,Y色−TOP時間計測回路8,
BK色−TOP時間計測回路9にそれぞれ通知される。
【0049】しかしながら、/TOPI信号の待ち状態
であった、M色−TOP時間計測回路6のみが、この/
TOPI信号のオン信号によって、動作開始されタイマ
起動される。
【0050】また、TOP制御回路5においては、上記
/TOPI信号のオン信号を受けて、上記/BDI信号
によりサンプリングを実行した後、TOPセンサ4の取
り付け位置誤差の補正のため、この/BDI信号をカウ
ントタイミングとした、所定の主走査線カウント処理を
実施する。
【0051】所定の主走査線カウント処理について、最
終カウント値になった時点で、1/2走査線だけ遅延す
るタイミングで/TOPO信号のオン信号を出力する。
この時、/TOPO信号をオンする区間は、コントロー
ラ13側が認識するに十分なある一定の時間幅を持つ。
【0052】また、ここで1/2走査線だけ遅延するの
は、エンジンとコントローラ13とのタイミング時間幅
を少なくするためである。
【0053】一方、コントローラ13はそれまで受け取
っていた主走査同期回路2からの、主走査同期信号/L
SYNC信号に基づき、上記TOP制御回路5から出力
される、/TOPO信号のオン信号を、サンプリング
し、プリント用紙の先端余白部分のデータを考慮した画
像データがエンジン側に送出される。コントローラ13
から出力される画像データの一例を図5に示す。
【0054】図6は、図5に示した先端余白領域と画像
領域との画像信号出力状態を示すタイミングチャートで
ある。
【0055】エンジン側に送出された画像データは図2
で示したように、レーザユニット15をドライブするこ
とで、感光ドラム18上に静電潜像を描く画像形成が実
施されて、プリント動作が行われることはすでに説明し
たとおりである。
【0056】さて、TOP制御回路5から/TOPO信
号のオン信号が出力されるとコントローラ13の他、M
色−TOP時間計測回路6,C色−TOP時間計測回路
7,Y色−TOP時間計測回路8,BK色−時間計測回
路9にそれぞれ通知されるが、上記に示したとおり、M
色−TOP時間計測回路6のみが時間計測を実行してい
るため、この/TOPO信号のオン信号の入力により、
それまで動作していた/TOPI信号のオン信号からの
タイマ動作が停止される。さらに、計測された時間値は
時間差演算回路10に通知される。
【0057】以上が第1色目のM色をプリント動作した
場合におけるTOPセンサ4からの/TOPI信号とコ
ントローラ13への色画像同期信号としての/TOPO
信号とがそれぞれオンした区間の時間計測処理である
が、第2色目のC色をプリント動作した場合について
も、図7に示すようにCPU回路12から送出されるイ
ネーブル信号として、EA信号からEB信号に切り替わ
り、C色−TOP時間計測回路7におけるタイマ動作が
実施されて時間差演算回路10に時間計測結果が通知さ
れる点の他、同様な動作となる。
【0058】さらに、他のY色およびBK色についても
その色に相当する、TOP時間計測回路がイネーブルさ
れて、結果として時間差演算回路10に通知されること
も同様な動作となる。
【0059】このようにして全色について時間計測が完
了した時点で、これら4色についての時間計測結果から
それぞれの時間差を求める演算処理が実行される。
【0060】以上の動作説明について、M色,C色,Y
色ならびにBK色における上記/TOPI信号と/TO
PO信号とのタイミングは図7に示す通りである。
【0061】図8は、図1に示した時間差演算回路10
による各色間との差分値の組合せを説明する図である。
【0062】時間差演算回路10において、図8に示す
組合せに基づいて演算処理された時間差値は、後段の色
ずれ量判定回路11に通知される。そして、色ずれ量判
定回路11では図8に示す組合せに基づいて演算した時
間差値が各色間の組合せについて許容される色ずれの最
大許容規格値内であるかどうかを判定する。
【0063】図9は、図1に示した色ずれ量判定回路1
1による判定結果データの一例を示す図であり、該判定
結果データのうち異常と判定された結果データがCPU
回路12に対しエラー通知される。
【0064】なお、エラー詳細として色間の時間差等を
知る場合には、CPU回路12から色ずれ量判定回路1
1に対し結果が格納されたレジスタをリードすることで
知ることができる。
【0065】これ以降の動作としては、プリント動作の
後処理、すなわち、ドラム回転の停止等を実行した後、
プリント動作を終了する。
【0066】以下、図10に示すフローチャートを参照
して本発明に係る画像記録装置における色ずれ判定処理
動作について説明する。
【0067】図10は、本発明に係る画像記録装置にお
ける色ずれ判定処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(15)は各ステップを示す。
【0068】先ず、コントローラ13はスキャナユニッ
トのスキャナモータが回転始動して一定の速度に到達、
すなわち、レディ状態となったら(1)、ドラム系の回
転を始動する(2)。次いで、TOPセンサ4の/TO
PI信号がオン状態となるのを待機し(3)、TOPセ
ンサ4の/TOPI信号がオン状態となったら、TOP
時間計測回路のタイマを起動し(4)、/BD信号によ
るサンプリングを実施した後(5)、TOPセンサ4の
取り付け位置誤差の補正のため、/BDI信号をカウン
トタイミングとして所定の主走査線カウント処理(遅延
処理)を実行する(6)。
【0069】次いで、最終カウント値になった時点で、
1/2走査線だけ遅延し(7)、/TOPO信号を送出
する(8)。次いで、TOP時間計測回路のタイマを停
止し(9)、タイマ値を時間差演算回路10のメモリに
保持させる(10)。
【0070】次いで、全ての色のTOP時間計測処理が
完了したかどうかを判定し(11)、NOならばステッ
プ(3)へ戻り、YESならば次段の時間差演算回路1
0にてメモリに保持された各色間の時間差演算を図8に
示した組合せ分実行する(12)。次いで、各組合せ毎
の各色間の時間差値が規格外、すなわち、色ずれの最大
規格値に換算される時間差外かどうかを色ずれ量判定回
路11がそれぞれ判定し(13)、NOならば所定の後
処理を実行して(14)、処理を終了する。
【0071】一方、ステップ(13)で、色ずれの最大
規格値に換算される時間差外(例えば/BD信号の周期
が400μsecの時に、計測された時間差値が200
μsec)であると判定された場合には、色ずれ量判定
回路11がCPU回路12に対して色ずれエラーを通知
するエラー処理を行い(15)、ステップ(14)へ進
む。
【0072】これにより、各色間の色ずれを自動的に判
定して、許容外の色ずれがあれば、色間の組合せ毎の色
ずれ有無をCPU回路12が認知して、その旨を図示し
ない操作部やテストプリントモードで印字出力する等に
よりユーザにその色ずれ量を診断結果として明示するこ
とができる。
【0073】以下、本実施形態と第5の発明の各工程と
の対応及びその作用について図10等を参照して説明す
る。
【0074】第5の発明は、記録媒体が転写される転写
体と像担持体とが同期して回転駆動して各色別の画像を
重畳してカラー画像記録可能な画像記録装置の色ずれ判
定処理方法において、前記像担持体上に走査される光ビ
ームを検知する検知工程(図10のステップ(5))
と、該検知した前記光ビームに基づいて第1の同期信号
を生成する第1の信号生成工程(図10のステップ
(5))と、前記転写体の所定位置を検出して位置信号
を出力する検出工程(図10のステップ(3))と、前
記位置信号と前記第1の同期信号との同期合わせを行い
第2の同期信号を生成して出力する第2の信号生成工程
(図10のステップ(6)〜(8))と、前記位置信号
が出力されてから前記第2の同期信号が出力されるまで
の経過時間を色別に計測する計測工程(図10のステッ
プ(4),(9))と、該計測された各色別の経過時間
との差分値を演算する演算工程(図10のステップ(1
2))と、該演算された各差分値と許容値とを比較して
色ずれを色別に判定する判定工程(図10のステップ
(13))とをCPU回路12が図示しないROMまた
は他のメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行し
て、各色別の相対的色ずれを容易に診断することがで
き、画質の品質が許容レベルに維持されているかを容易
に認識することができる。
【0075】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0076】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、第2の信号生成手段が検出手段から出
力される前記位置信号と前記第1の同期信号との同期合
わせを行い第2の同期信号を生成して出力すると、計測
手段が前記位置信号が出力されてから前記第2の同期信
号が出力されるまでの経過時間を色別に計測し、該計測
された各色別の経過時間との差分値を演算手段が演算
し、該演算された各差分値と許容値とを比較して判定手
段が色ずれを色別に判定するので、各色別の相対的色ず
れを容易に診断することができ、画質の品質が許容レベ
ルに維持されているかを容易に認識することができる。
【0078】第2の発明は、通知手段が前記判定手段の
判定結果を通知するので、色ずれの度合いをユーザが容
易に認知することができる。
【0079】第3の発明は、前記通知手段は、画像記録
装置本体の操作部に判定結果を通知するので、画像記録
装置本体側のユーザに色ずれの度合いを明示できる。
【0080】第4の発明は、前記通知手段は、外部のホ
ストコンピュータに通知するので、画像記録装置本体側
にデータを供給するホストコンピュータ側のユーザに色
ずれの度合いを明示できる。
【0081】第5の発明は、前記像担持体上に走査され
る光ビームを検知し、該検知した前記光ビームに基づい
て第1の同期信号を生成し、前記転写体の所定位置を検
出して位置信号を出力し、前記位置信号と前記第1の同
期信号との同期合わせを行い第2の同期信号を生成して
出力し、前記位置信号が出力されてから前記第2の同期
信号が出力されるまでの経過時間を色別に計測し、該計
測された各色別の経過時間との差分値を演算し、該演算
された各差分値と許容値とを比較して色ずれを色別に判
定するので、各色別の相対的色ずれを容易に診断するこ
とができ、画質の品質が許容レベルに維持されているか
を容易に認識することができる。
【0082】従って、従来の色ずれ診断に比べて、格段
に精度よく色ずれ状態を診断することができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像記録装置の制御
構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明を適用可能な画像記録装置のエンジン部
とその制御構成を説明する図である。
【図3】図1,図2に示した/TOPI信号と/TOP
O信号との関係を説明するタイミングチャートである。
【図4】図2に示した各信号の送出タイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図5】図1に示したコントローラから出力される画像
データの一例を示す図である。
【図6】図5に示した先端余白領域と画像領域との画像
信号出力状態を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明に係る画像記録装置における4色プリン
ト動作時の/TOPI信号と/TOPO信号との関係を
説明するタイミングチャートである。
【図8】図1に示した時間差演算回路による各色間との
差分値の組合せを説明する図である。
【図9】図1に示した色ずれ量判定回路による判定結果
データの一例を示す図である。
【図10】本発明に係る画像記録装置における色ずれ判
定処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ装置 2 主走査同期回路 4 TOPセンサ 5 TOP制御回路 6 M色−TOP時間計測回路 7 C色−TOP時間計測回路 8 Y色−TOP時間計測回路 9 BK色−TOP時間計測回路 10 時間差演算回路 11 色ずれ量判定回路 12 CPU回路 13 コントローラ 15 レーザユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/14 G03G 21/00 372 H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体が転写される転写体と像担持体
    とが同期して回転駆動して各色別の画像を重畳してカラ
    ー画像記録可能な画像記録装置において、前記像担持体
    上に走査される光ビームを検知する検知手段と、前記検
    知手段が検知した前記光ビームに基づいて第1の同期信
    号を生成する第1の信号生成手段と、前記転写体の所定
    位置を検出して位置信号を出力する検出手段と、前記検
    出手段から出力される前記位置信号と前記第1の同期信
    号との同期合わせを行い第2の同期信号を生成して出力
    する第2の信号生成手段と、前記位置信号が出力されて
    から前記第2の同期信号が出力されるまでの経過時間を
    色別に計測する計測手段と、前記計測手段に計測された
    各色別の経過時間との差分値を演算する演算手段と、前
    記演算手段により演算された各差分値と許容値とを比較
    して色ずれを色別に判定する判定手段とを具備したこと
    を特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段の判定結果を通知する通知
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、画像記録装置本体の操
    作部に判定結果を通知することを特徴とする請求項2記
    載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記通知手段は、外部のホストコンピュ
    ータに通知することを特徴とする請求項2記載の画像記
    録装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体が転写される転写体と像担持体
    とが同期して回転駆動して各色別の画像を重畳してカラ
    ー画像記録可能な画像記録装置の色ずれ判定処理方法に
    おいて、前記像担持体上に走査される光ビームを検知す
    る検知工程と、該検知した前記光ビームに基づいて第1
    の同期信号を生成する第1の信号生成工程と、前記転写
    体の所定位置を検出して位置信号を出力する検出工程
    と、前記位置信号と前記第1の同期信号との同期合わせ
    を行い第2の同期信号を生成して出力する第2の信号生
    成工程と、前記位置信号が出力されてから前記第2の同
    期信号が出力されるまでの経過時間を色別に計測する計
    測工程と、該計測された各色別の経過時間との差分値を
    演算する演算工程と、該演算された各差分値と許容値と
    を比較して色ずれを色別に判定する判定工程とを有する
    ことを特徴とする画像記録装置の色ずれ判定処理方法。
JP8202337A 1996-07-31 1996-07-31 画像記録装置および画像記録装置の色ずれ判定処理方法 Pending JPH1044499A (ja)

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