JPH1044091A - シート材切断装置 - Google Patents
シート材切断装置Info
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- JPH1044091A JPH1044091A JP21810496A JP21810496A JPH1044091A JP H1044091 A JPH1044091 A JP H1044091A JP 21810496 A JP21810496 A JP 21810496A JP 21810496 A JP21810496 A JP 21810496A JP H1044091 A JPH1044091 A JP H1044091A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 とくにコーティング紙などのシート材の切断
において、使用部の被切断シート材にコーティング剥離
などが残らないように切断するシート材切断装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 可動刃の刃先を固定刃の刃先に交叉圧接
して摺動させ両刃先の間に挿入されたシート材を切断す
るスライド式シート材切断装置において、表裏両面に第
1可動刃先(1a)と第2可動刃先(1b)を設けた可
動刃(1)と、該可動刃(1)の表裏両面側に配設され
その固定刃先がそれぞれ前記各可動刃先(1a,1b)
に摺接する、第1固定刃(71)と第2固定刃(72)
とを備える。
において、使用部の被切断シート材にコーティング剥離
などが残らないように切断するシート材切断装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 可動刃の刃先を固定刃の刃先に交叉圧接
して摺動させ両刃先の間に挿入されたシート材を切断す
るスライド式シート材切断装置において、表裏両面に第
1可動刃先(1a)と第2可動刃先(1b)を設けた可
動刃(1)と、該可動刃(1)の表裏両面側に配設され
その固定刃先がそれぞれ前記各可動刃先(1a,1b)
に摺接する、第1固定刃(71)と第2固定刃(72)
とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、フィルムなど
のシート材、特に印画紙などのコーティングしたシート
材の切断において、被切断成品シート材にコーティング
層の膨れやはがれが残らない切断を可能にするシート材
切断装置に関するものである。
のシート材、特に印画紙などのコーティングしたシート
材の切断において、被切断成品シート材にコーティング
層の膨れやはがれが残らない切断を可能にするシート材
切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、画像ラボ機などに搭
載され、紙、フィルム、印画紙などのシート材を切断す
るシート材切断装置としては、可動刃を回転させて切断
するロータリ式切断装置や丸刃を紙幅方向に移動させて
切断するローラ式切断装置も使用されるが、可動刃と固
定刃を圧接摺動させて切断するスライド式切断装置が多
く使用されている。かかるスライド式切断装置として
は、実公昭58−37594号公報に記載の切断幅に対
応する長さの直線刃先を有する可動刃を固定刃に圧接摺
動させて切断する切断装置や、特開平01−28969
7号公報記載の刃先線が逆V字形に窪んだ薄板状の可動
刃と直線刃先の固定刃を圧接摺動させて切断する切断装
置などがある。
載され、紙、フィルム、印画紙などのシート材を切断す
るシート材切断装置としては、可動刃を回転させて切断
するロータリ式切断装置や丸刃を紙幅方向に移動させて
切断するローラ式切断装置も使用されるが、可動刃と固
定刃を圧接摺動させて切断するスライド式切断装置が多
く使用されている。かかるスライド式切断装置として
は、実公昭58−37594号公報に記載の切断幅に対
応する長さの直線刃先を有する可動刃を固定刃に圧接摺
動させて切断する切断装置や、特開平01−28969
7号公報記載の刃先線が逆V字形に窪んだ薄板状の可動
刃と直線刃先の固定刃を圧接摺動させて切断する切断装
置などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスライド式シート材切断装置では、切断の際に切断
面が可動刃と固定刃により押し裂かれる状態になるた
め、通常切断後のシート材の切断面には図7に示すよう
に固定刃82に当たる側のシート材83aの上面にだれ
が生じ下面にバリが生じる。一方、可動刃81に当たる
側のシート材83b切断面の上面にはバリが生じ、下面
にダレが生ずる。
来のスライド式シート材切断装置では、切断の際に切断
面が可動刃と固定刃により押し裂かれる状態になるた
め、通常切断後のシート材の切断面には図7に示すよう
に固定刃82に当たる側のシート材83aの上面にだれ
が生じ下面にバリが生じる。一方、可動刃81に当たる
側のシート材83b切断面の上面にはバリが生じ、下面
にダレが生ずる。
【0004】このため、紙面にコーティングなどが施さ
れているシート材の切断の際に、例えば画像ラボ機用の
印画紙などでは画像面に膨れが発生したり、コーティン
グ紙やフィルムなどではコーティング層の剥離が生じた
りすることがある。即ち、図7に示すように、紙面85
の上にコーティング84を施したシート材83をコーテ
ィング面84を上にして切断すると、固定刃82に当た
る側のシート材の切断面の上面にはだれが生ずるだけな
のでコーティング層84aに剥離などは生じないが、可
動刃81により切り落とされる側の紙83bには切断面
の上面にバリが生じて、コーティング面84bと紙面8
5bが図のように剥離などする場合がある。また、剥離
まで生じなくても、印画紙などではこれが膨れになって
残る場合がある。画像ラボ機などで印画紙を切断後に現
像処理を行う場合には、上記のような膨れが残ると現像
処理後の画像に不具合が発生する。そこで、従来は少な
くとも切断面から数ミリを画像のない白枠として残すよ
うにして切断するという対策がとられている。
れているシート材の切断の際に、例えば画像ラボ機用の
印画紙などでは画像面に膨れが発生したり、コーティン
グ紙やフィルムなどではコーティング層の剥離が生じた
りすることがある。即ち、図7に示すように、紙面85
の上にコーティング84を施したシート材83をコーテ
ィング面84を上にして切断すると、固定刃82に当た
る側のシート材の切断面の上面にはだれが生ずるだけな
のでコーティング層84aに剥離などは生じないが、可
動刃81により切り落とされる側の紙83bには切断面
の上面にバリが生じて、コーティング面84bと紙面8
5bが図のように剥離などする場合がある。また、剥離
まで生じなくても、印画紙などではこれが膨れになって
残る場合がある。画像ラボ機などで印画紙を切断後に現
像処理を行う場合には、上記のような膨れが残ると現像
処理後の画像に不具合が発生する。そこで、従来は少な
くとも切断面から数ミリを画像のない白枠として残すよ
うにして切断するという対策がとられている。
【0005】そこで本発明は、使用する印画紙にはコー
ティング面にバリが残らないような切断をして、前記の
白枠を残さなくても画像処理において不具合が発生しな
い切断ができるシート材切断装置を提供することを目的
とするものである。
ティング面にバリが残らないような切断をして、前記の
白枠を残さなくても画像処理において不具合が発生しな
い切断ができるシート材切断装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシート材切断装置は、可動刃の刃先を固定
刃の刃先に交叉圧接して摺動させ両刃先の間に挿入され
たシート材を切断するスライド式シート材切断装置にお
いて、表裏両面に第1可動刃先と第2可動刃先を設けた
可動刃と、該可動刃の表裏両面側に配設され前記第1及
び第2可動刃先にそれぞれ摺接する固定刃先を設けた第
1固定刃と第2固定刃とを備えたことを特徴とするもの
である。
に、本発明のシート材切断装置は、可動刃の刃先を固定
刃の刃先に交叉圧接して摺動させ両刃先の間に挿入され
たシート材を切断するスライド式シート材切断装置にお
いて、表裏両面に第1可動刃先と第2可動刃先を設けた
可動刃と、該可動刃の表裏両面側に配設され前記第1及
び第2可動刃先にそれぞれ摺接する固定刃先を設けた第
1固定刃と第2固定刃とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0007】即ち、本発明のシート材切断装置は、表裏
両面に刃先を備えた可動刃の表裏両面側に第1と第2の
一対の固定刃を配設し、この固定刃の刃先をそれぞれ可
動刃の両面の刃先に摺接させて切断するので被切断シー
ト材は可動刃の表裏の第1、第2可動刃先で2か所同時
に切断される。これにより、可動刃の両側のシート材の
切断面はどちらもだれ面が上面になり、切り落とされる
刃厚さの切り屑部分の切断面はバリ面が上面になる。し
たがって、印画紙などの切断において、コーティング面
を上面にして切断すると、前記のバリが上面になってコ
ーティングの剥離などが生ずる切断面を有する部分は切
り屑として排除され、可動刃の両側のシート材の切断面
はだれ面が上面になるのでコーティングの剥離などの部
分はシート材には残らない。したがって、切断後にコー
ティングの膨れなどのない健全なシート材を得ることが
できる。
両面に刃先を備えた可動刃の表裏両面側に第1と第2の
一対の固定刃を配設し、この固定刃の刃先をそれぞれ可
動刃の両面の刃先に摺接させて切断するので被切断シー
ト材は可動刃の表裏の第1、第2可動刃先で2か所同時
に切断される。これにより、可動刃の両側のシート材の
切断面はどちらもだれ面が上面になり、切り落とされる
刃厚さの切り屑部分の切断面はバリ面が上面になる。し
たがって、印画紙などの切断において、コーティング面
を上面にして切断すると、前記のバリが上面になってコ
ーティングの剥離などが生ずる切断面を有する部分は切
り屑として排除され、可動刃の両側のシート材の切断面
はだれ面が上面になるのでコーティングの剥離などの部
分はシート材には残らない。したがって、切断後にコー
ティングの膨れなどのない健全なシート材を得ることが
できる。
【0008】前記第1固定刃と第2固定刃のうち、少な
くとも一方の固定刃にその固定刃先と前記可動刃先との
摺接を解除する解除手段を備えれば、両方の固定刃を可
動刃に接して切断するときは2か所同時切断ができ、一
方の固定刃の圧接を解除して切断すれば従来の切断装置
と同様に1か所のみの切断ができ、1か所切断、2か所
同時切断が自由に選択できる。
くとも一方の固定刃にその固定刃先と前記可動刃先との
摺接を解除する解除手段を備えれば、両方の固定刃を可
動刃に接して切断するときは2か所同時切断ができ、一
方の固定刃の圧接を解除して切断すれば従来の切断装置
と同様に1か所のみの切断ができ、1か所切断、2か所
同時切断が自由に選択できる。
【0009】固定刃の刃先が可動刃の刃先に圧接するよ
うに両端が回動可能に支持された前記第1及び第2固定
刃と、前記各固定刃を回動可能に支持するフレームと、
前記各固定刃先を前記各可動刃先に圧接するように前記
各固定刃を回動付勢する付勢手段と、前記可動刃を切断
方向の直線運動に案内する前記フレームに設けられたガ
イドとを備えることにより、可動刃と固定刃の確実な接
触と可動刃の円滑な運動が確保できて安定した切断がで
きる。
うに両端が回動可能に支持された前記第1及び第2固定
刃と、前記各固定刃を回動可能に支持するフレームと、
前記各固定刃先を前記各可動刃先に圧接するように前記
各固定刃を回動付勢する付勢手段と、前記可動刃を切断
方向の直線運動に案内する前記フレームに設けられたガ
イドとを備えることにより、可動刃と固定刃の確実な接
触と可動刃の円滑な運動が確保できて安定した切断がで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の1実施形態
により具体的に説明する。図1は第1の実施形態の本発
明のシート材切断装置の構造を示す断面図、図2はその
正面図、図3はその側面図、図4は可動刃と固定刃の交
叉角を説明するための図2のA−A断面矢視図である。
により具体的に説明する。図1は第1の実施形態の本発
明のシート材切断装置の構造を示す断面図、図2はその
正面図、図3はその側面図、図4は可動刃と固定刃の交
叉角を説明するための図2のA−A断面矢視図である。
【0011】図において、可動刃1は表裏両面にほぼ直
線状の刃先線の第1可動刃先1aおよび第2可動刃先1
bと、両端部に突起した刃先案内部1cとを有する薄板
状をなし、この刃先案内部1cの両面が固定刃71、7
2の刃先71a,71bの左右両端部に摺接して可動刃
1の刃先を案内するようになっている。可動刃1は両端
部にヒンジ2aを設けた板状の可動刃保持台2にファス
ナ15により固着されている。可動刃保持台2のヒンジ
2aとリンク3は、リンク3の一端軸孔3aに挿通され
たピン16により回転可能に連結されている。リンク3
の他端軸孔3bには駆動軸5の偏心軸4が回転可能に挿
通されて連結され、駆動軸5が回転すると偏心軸4によ
りリンク3を介して可動刃保持台2が上下直線運動する
ようになっている。駆動軸5は両側のフレーム10に回
転可能に軸支され、図示しないモータなどの駆動源によ
り回転駆動されるようになっている。両側のフレーム1
0に植設された軸6aに上下2対のガイドローラ6が回
転自在に軸支され、下部一対のガイドローラ6は可動刃
1の下部両面を、上部一対のガイドローラ6は可動刃1
の上部両面を挟んで可動刃1の切断方向の垂直運動を案
内するようになっている。
線状の刃先線の第1可動刃先1aおよび第2可動刃先1
bと、両端部に突起した刃先案内部1cとを有する薄板
状をなし、この刃先案内部1cの両面が固定刃71、7
2の刃先71a,71bの左右両端部に摺接して可動刃
1の刃先を案内するようになっている。可動刃1は両端
部にヒンジ2aを設けた板状の可動刃保持台2にファス
ナ15により固着されている。可動刃保持台2のヒンジ
2aとリンク3は、リンク3の一端軸孔3aに挿通され
たピン16により回転可能に連結されている。リンク3
の他端軸孔3bには駆動軸5の偏心軸4が回転可能に挿
通されて連結され、駆動軸5が回転すると偏心軸4によ
りリンク3を介して可動刃保持台2が上下直線運動する
ようになっている。駆動軸5は両側のフレーム10に回
転可能に軸支され、図示しないモータなどの駆動源によ
り回転駆動されるようになっている。両側のフレーム1
0に植設された軸6aに上下2対のガイドローラ6が回
転自在に軸支され、下部一対のガイドローラ6は可動刃
1の下部両面を、上部一対のガイドローラ6は可動刃1
の上部両面を挟んで可動刃1の切断方向の垂直運動を案
内するようになっている。
【0012】ほぼ直線刃先を有する一対の第1固定刃7
1と第2固定刃72は可動刃1の表裏面に対称に配設さ
れ、第1、第2固定刃先71a,72aがそれぞれ可動
刃1の第1、第2可動刃先1a、1bに摺接している。
第1、第2可動刃先1a,1bと第1、第2固定刃先7
1a,72aの刃先線は、それぞれ、図2に示す剪断角
αを持って傾け、図4に示すように交叉角βを持つよう
に設けることが、切断進行時に可動刃と固定刃の両刃先
の接点が常に点で接し、刃物が摩耗しても小さい力で綺
麗に切断ができるので望ましい。
1と第2固定刃72は可動刃1の表裏面に対称に配設さ
れ、第1、第2固定刃先71a,72aがそれぞれ可動
刃1の第1、第2可動刃先1a、1bに摺接している。
第1、第2可動刃先1a,1bと第1、第2固定刃先7
1a,72aの刃先線は、それぞれ、図2に示す剪断角
αを持って傾け、図4に示すように交叉角βを持つよう
に設けることが、切断進行時に可動刃と固定刃の両刃先
の接点が常に点で接し、刃物が摩耗しても小さい力で綺
麗に切断ができるので望ましい。
【0013】第1固定刃71は、その両端の下部側に植
設されたピン71bにより両側のフレーム10に回動自
在に軸支されている。また、その両端の上部側に植設さ
れたピン71cがフレーム10に設けられた長孔を貫通
してフレーム10の外側まで延長され、このピン71c
の延長部に一端がフレーム10に係止されたコイルばね
8(付勢手段)の他端に係止されて、コイルばね8の付
勢力により第1固定刃71が回動し第1固定刃先71a
を第1可動刃先1aに圧接するようになっている。
設されたピン71bにより両側のフレーム10に回動自
在に軸支されている。また、その両端の上部側に植設さ
れたピン71cがフレーム10に設けられた長孔を貫通
してフレーム10の外側まで延長され、このピン71c
の延長部に一端がフレーム10に係止されたコイルばね
8(付勢手段)の他端に係止されて、コイルばね8の付
勢力により第1固定刃71が回動し第1固定刃先71a
を第1可動刃先1aに圧接するようになっている。
【0014】第2固定刃72はアーム9の棹部9bに固
着されている。アーム9は、両側の腕部9cの一端が両
側のフレーム10まで伸びた棹部9bにより連結され、
腕部9cの他端に設けられた軸13により両側のフレー
ム10に回動自在に軸支されている。アーム9の腕部9
cの中央部近くに両側まで貫通したピン9aが植設さ
れ、ピン9aの外側端はフレーム10に設けられた長孔
を貫通してフレーム10の外側まで延長され、その延長
部に一端をフレーム10に係止されたコイルばね11
(付勢手段)の他端に係止されている。これにより、棹
部9bに固着された第2固定刃72は軸13を中心とし
て回動し、コイルばね11の付勢力により第2固定刃先
72aを第2可動刃先1bに圧接するようになってい
る。
着されている。アーム9は、両側の腕部9cの一端が両
側のフレーム10まで伸びた棹部9bにより連結され、
腕部9cの他端に設けられた軸13により両側のフレー
ム10に回動自在に軸支されている。アーム9の腕部9
cの中央部近くに両側まで貫通したピン9aが植設さ
れ、ピン9aの外側端はフレーム10に設けられた長孔
を貫通してフレーム10の外側まで延長され、その延長
部に一端をフレーム10に係止されたコイルばね11
(付勢手段)の他端に係止されている。これにより、棹
部9bに固着された第2固定刃72は軸13を中心とし
て回動し、コイルばね11の付勢力により第2固定刃先
72aを第2可動刃先1bに圧接するようになってい
る。
【0015】前記ピン9aの内側端はリンク17の一端
の長孔17aに滑動自在に挿入されて連結され、リンク
17の他端の孔17bにはモータ12により駆動される
クランク18のクランクピン18aが回転自在に挿入さ
れて連結されている。これにより、モータ12によりク
ランク18が回転されると、リンク17の長孔17aに
よりピン9aが引っ張られ、アーム9が軸13を支点と
してX方向に回動し、第2固定刃先72aが第2可動刃
刃先1bから離されるようになっている。また、両刃先
が離れた位置でモータ12が逆転され、クランク18が
逆転するとリンク17の長孔17aはピン9aを解除す
るので、アーム9はコイルばね11の付勢力により軸1
3を支点として反X方向に回動し、第2固定刃先72a
が第2可動刃先1bに圧接されるようになっている。こ
のアーム9の回動運動の位置決めは、軸13のフレーム
10を貫通した延長部13aに固着されたアーム19と
フレーム10の外側に設けられた切断待機位置センサ1
4aと切断解除位置センサ14bとによりなされる。即
ち、軸13が前記それぞれの位置に回動したとき、アー
ム19の先端19aがこの切断待機位置センサ14aま
たは切断解除位置センサ14bに接触して、モータ12
の回転を停止・駆動の制御をするようになっている。こ
の様な構成により本発明の解除手段は構成されてる。
の長孔17aに滑動自在に挿入されて連結され、リンク
17の他端の孔17bにはモータ12により駆動される
クランク18のクランクピン18aが回転自在に挿入さ
れて連結されている。これにより、モータ12によりク
ランク18が回転されると、リンク17の長孔17aに
よりピン9aが引っ張られ、アーム9が軸13を支点と
してX方向に回動し、第2固定刃先72aが第2可動刃
刃先1bから離されるようになっている。また、両刃先
が離れた位置でモータ12が逆転され、クランク18が
逆転するとリンク17の長孔17aはピン9aを解除す
るので、アーム9はコイルばね11の付勢力により軸1
3を支点として反X方向に回動し、第2固定刃先72a
が第2可動刃先1bに圧接されるようになっている。こ
のアーム9の回動運動の位置決めは、軸13のフレーム
10を貫通した延長部13aに固着されたアーム19と
フレーム10の外側に設けられた切断待機位置センサ1
4aと切断解除位置センサ14bとによりなされる。即
ち、軸13が前記それぞれの位置に回動したとき、アー
ム19の先端19aがこの切断待機位置センサ14aま
たは切断解除位置センサ14bに接触して、モータ12
の回転を停止・駆動の制御をするようになっている。こ
の様な構成により本発明の解除手段は構成されてる。
【0016】上記本発明の構成の切断装置で、第1固定
刃先71a、第2固定刃先72aを共に第1可動刃先1
a、第2可動刃先1bに圧接する位置に置いて切断する
と、シート材は可動刃1の表裏両面の2か所で同時切断
することができる。この状態でモータ12を駆動する
と、第2固定刃72はコイルばね11の付勢力に抗して
軸13を支点として回動し、第2固定刃先72aが第2
可動刃先1bから離れるので可動刃1と第1固定刃のみ
で切断でき、従来の切断装置と同様に1か所切断を行う
ことができる。
刃先71a、第2固定刃先72aを共に第1可動刃先1
a、第2可動刃先1bに圧接する位置に置いて切断する
と、シート材は可動刃1の表裏両面の2か所で同時切断
することができる。この状態でモータ12を駆動する
と、第2固定刃72はコイルばね11の付勢力に抗して
軸13を支点として回動し、第2固定刃先72aが第2
可動刃先1bから離れるので可動刃1と第1固定刃のみ
で切断でき、従来の切断装置と同様に1か所切断を行う
ことができる。
【0017】図5は上記構成の切断装置により、コーテ
ィングしたシート材を2か所同時切断した場合の切断状
況を示す断面図である。図に示すように、本構成の切断
装置により紙面63の上にコーティング62を施したシ
ート材61をコーティング62面を上にして切断する
と、可動刃1の厚さの部分のシート材は切り屑61cと
して切り落とされる。このとき、切り屑61cの切断面
は両側共に上側のコーティング面がバリ側になる。一
方、可動刃1の表裏両側の被切断シート材61a,61
bの切断面は共に上側のコーティング面がだれ面になる
のでコーティングの剥離、膨れなどが生ずることがな
い。したがって、切断面にコーティングの剥離、膨れな
どが生ずるおそれのある被切断シート材は切り屑61c
として廃却部になり、コーティングの剥離、膨れが生ず
るおそれのない可動刃の両側のシート材61a,61b
が成品シート材となる。
ィングしたシート材を2か所同時切断した場合の切断状
況を示す断面図である。図に示すように、本構成の切断
装置により紙面63の上にコーティング62を施したシ
ート材61をコーティング62面を上にして切断する
と、可動刃1の厚さの部分のシート材は切り屑61cと
して切り落とされる。このとき、切り屑61cの切断面
は両側共に上側のコーティング面がバリ側になる。一
方、可動刃1の表裏両側の被切断シート材61a,61
bの切断面は共に上側のコーティング面がだれ面になる
のでコーティングの剥離、膨れなどが生ずることがな
い。したがって、切断面にコーティングの剥離、膨れな
どが生ずるおそれのある被切断シート材は切り屑61c
として廃却部になり、コーティングの剥離、膨れが生ず
るおそれのない可動刃の両側のシート材61a,61b
が成品シート材となる。
【0018】なお、前記の第2固定刃72を可動刃1か
ら離して1か所のみ切断する場合の状態は従来の切断装
置による切断と同様であるので説明を省略する。
ら離して1か所のみ切断する場合の状態は従来の切断装
置による切断と同様であるので説明を省略する。
【0019】図6は第2実施形態のシート材切断装置の
構造を示す分解斜視図である。第2実施形態も、構成と
しては前記第1実施形態と同様であるが、本実施形態で
は可動刃1の刃先が直線でなく逆V字型刃先を有する点
で異なる。本第2実施形態のシート材切断装置によれ
ば、刃先線がV字型に窪んでおり被切断シート材は両端
から中央部に向かって切断されるので、可動刃と固定刃
の噛み合わせを変えることによりパーシャルカットもフ
ルカットも可能であるという利点がある。
構造を示す分解斜視図である。第2実施形態も、構成と
しては前記第1実施形態と同様であるが、本実施形態で
は可動刃1の刃先が直線でなく逆V字型刃先を有する点
で異なる。本第2実施形態のシート材切断装置によれ
ば、刃先線がV字型に窪んでおり被切断シート材は両端
から中央部に向かって切断されるので、可動刃と固定刃
の噛み合わせを変えることによりパーシャルカットもフ
ルカットも可能であるという利点がある。
【0020】図について説明すると、フレーム30はコ
字型断面を形成し、その平面部が可動刃20の上下摺動
する接触面をなしており、その下方に切断するシートが
通過すると共に第1固定刃41と第2固定刃42が可動
刃20の表裏面に接するための通過窓31が設けられて
いる。通過窓31の上方中央に縦長のガイド孔32が設
けられ、このガイド孔32にスペーサ24が嵌入して可
動刃20の上下摺動を案内するようになっている。
字型断面を形成し、その平面部が可動刃20の上下摺動
する接触面をなしており、その下方に切断するシートが
通過すると共に第1固定刃41と第2固定刃42が可動
刃20の表裏面に接するための通過窓31が設けられて
いる。通過窓31の上方中央に縦長のガイド孔32が設
けられ、このガイド孔32にスペーサ24が嵌入して可
動刃20の上下摺動を案内するようになっている。
【0021】薄板状の可動刃20の刃先線は逆V字型に
窪んだ形状をなし、その表裏両面に第1可動刃先21a
及び第2可動刃先21bが設けられ、両耳部には固定刃
との噛み合いの案内になる突出部20aが設けられてい
る。そして、可動刃20は、その上部中央に設けられた
貫通孔20bとガイド孔32に遊嵌されたスペーサ24
の中心孔とにビス23を挿通しナット25により緊締し
てフレーム30に上下(剪断方向)摺動するように取り
付けられている。そして、可動刃20は図示しない駆動
手段により上下駆動されるようになっている。
窪んだ形状をなし、その表裏両面に第1可動刃先21a
及び第2可動刃先21bが設けられ、両耳部には固定刃
との噛み合いの案内になる突出部20aが設けられてい
る。そして、可動刃20は、その上部中央に設けられた
貫通孔20bとガイド孔32に遊嵌されたスペーサ24
の中心孔とにビス23を挿通しナット25により緊締し
てフレーム30に上下(剪断方向)摺動するように取り
付けられている。そして、可動刃20は図示しない駆動
手段により上下駆動されるようになっている。
【0022】一対の第1固定刃41と第2固定刃42
は、それぞれの第1、第2固定刃先41a,42aが可
動刃20の表裏両面の第1、第2可動刃先21a,21
bに摺接するようにして可動刃20の表裏面に対称に配
設されている。第1、第2固定刃先41a,42aは、
それぞれ可動刃20の方向に中央部が凸型に反りを有し
前記第1実施形態の直線刃の場合の交叉角を形成し、そ
れぞれの両端に設けられた支軸43及び44により前記
フレーム30のコ字型断面の袖部に設けられた貫通孔3
0a,30bに回動自在に軸支されている。そして、第
1、第2固定刃41,42のそれぞれ端部上部に設けら
れた貫通孔45、46に他端がフレーム30の一点30
cに係止されたバネ34a,34bの一端に係止され
て、それぞれ第1、第2固定刃先41a、42aが第
1、第2可動刃先21a,21bに圧接するように回動
付勢されている。
は、それぞれの第1、第2固定刃先41a,42aが可
動刃20の表裏両面の第1、第2可動刃先21a,21
bに摺接するようにして可動刃20の表裏面に対称に配
設されている。第1、第2固定刃先41a,42aは、
それぞれ可動刃20の方向に中央部が凸型に反りを有し
前記第1実施形態の直線刃の場合の交叉角を形成し、そ
れぞれの両端に設けられた支軸43及び44により前記
フレーム30のコ字型断面の袖部に設けられた貫通孔3
0a,30bに回動自在に軸支されている。そして、第
1、第2固定刃41,42のそれぞれ端部上部に設けら
れた貫通孔45、46に他端がフレーム30の一点30
cに係止されたバネ34a,34bの一端に係止され
て、それぞれ第1、第2固定刃先41a、42aが第
1、第2可動刃先21a,21bに圧接するように回動
付勢されている。
【0023】フレーム30のコ字型断面の袖部に設けら
れた貫通孔30aに挿通された第1固定刃41の支軸4
3は、その袖部の外側まで延長され、その延長部にアー
ム47が孔47aにより嵌着固定されている。アーム4
7の他端には長孔47bが設けられ、この長孔47bに
モータ52によりピニオン51を介して駆動されるギヤ
50のクランクピン50aが滑動自在に挿入されてい
る。これによりモータ52が駆動されてギヤ50が回転
すると、アーム47が揺動して第1固定刃41を可動刃
20に圧接したり解除したりできるようになっている。
なお、図示は省略したが、第1実施形態と同様に第1固
定刃先41aを第1可動刃先21aに圧接したり解除し
たりする位置にリミットスイッチが設けられ、モータ5
2の駆動・停止の制御を行うことは第1実施形態と同様
である。これにより、第1実施形態と同様に第1固定刃
41および第2固定刃42を可動刃20と噛み合わせて
シート材を2か所で同時切断したり、第1固定刃41を
可動刃20から離して第2固定刃42だけで切断して1
か所切断するなどの選択ができる。
れた貫通孔30aに挿通された第1固定刃41の支軸4
3は、その袖部の外側まで延長され、その延長部にアー
ム47が孔47aにより嵌着固定されている。アーム4
7の他端には長孔47bが設けられ、この長孔47bに
モータ52によりピニオン51を介して駆動されるギヤ
50のクランクピン50aが滑動自在に挿入されてい
る。これによりモータ52が駆動されてギヤ50が回転
すると、アーム47が揺動して第1固定刃41を可動刃
20に圧接したり解除したりできるようになっている。
なお、図示は省略したが、第1実施形態と同様に第1固
定刃先41aを第1可動刃先21aに圧接したり解除し
たりする位置にリミットスイッチが設けられ、モータ5
2の駆動・停止の制御を行うことは第1実施形態と同様
である。これにより、第1実施形態と同様に第1固定刃
41および第2固定刃42を可動刃20と噛み合わせて
シート材を2か所で同時切断したり、第1固定刃41を
可動刃20から離して第2固定刃42だけで切断して1
か所切断するなどの選択ができる。
【0024】なお、前記第1、第2実施形態では一方の
固定刃のみに可動刃との圧接を解除する手段を設けた
が、第1固定刃及び第2固定刃の両者に共に解除手段を
設けることも可能である。また、いずれの固定刃にも解
除手段を設けないこともとより可能である。また、本実
施形態では薄板状の可動刃を使用したが厚板状の可動刃
にも適用できる。
固定刃のみに可動刃との圧接を解除する手段を設けた
が、第1固定刃及び第2固定刃の両者に共に解除手段を
設けることも可能である。また、いずれの固定刃にも解
除手段を設けないこともとより可能である。また、本実
施形態では薄板状の可動刃を使用したが厚板状の可動刃
にも適用できる。
【0025】以上説明したように、本発明の実施形態の
シート材切断装置では、可動刃の表裏両面に設けた第
1、第2可動刃先に一対の第1、第2固定刃の刃先を摺
接させて切断するので、被切断シート材が可動刃の表裏
両面の2か所で同時に切断される。これにより、可動刃
の両側の被切断シート材の切断面はどちらも上面がダレ
面になり、切り落とされる刃厚さの切り屑部分の両側切
断面の上面がバリ面になる。したがって、印画紙などの
切断において、画面やコーティング面を上面にして切断
すると、前記のバリが生じて画面やコーティング面に膨
れや剥離の生ずる部分は切り屑として排除され、可動刃
の両側の被切断材に膨れや剥離のない健全な被切断シー
ト材が得られる。
シート材切断装置では、可動刃の表裏両面に設けた第
1、第2可動刃先に一対の第1、第2固定刃の刃先を摺
接させて切断するので、被切断シート材が可動刃の表裏
両面の2か所で同時に切断される。これにより、可動刃
の両側の被切断シート材の切断面はどちらも上面がダレ
面になり、切り落とされる刃厚さの切り屑部分の両側切
断面の上面がバリ面になる。したがって、印画紙などの
切断において、画面やコーティング面を上面にして切断
すると、前記のバリが生じて画面やコーティング面に膨
れや剥離の生ずる部分は切り屑として排除され、可動刃
の両側の被切断材に膨れや剥離のない健全な被切断シー
ト材が得られる。
【0026】また、固定刃に固定刃先と可動刃先とを圧
接したり解除したりできる解除手段を備えているので、
必要に応じ2か所同時切断でも、通常の1か所切断でも
自由に選択できる。また、可動刃はフレームに設けられ
たガイドにより案内されて切断方向に直線運動し、固定
刃は回動付勢されて可動刃先に圧接するので安定した切
断ができる。
接したり解除したりできる解除手段を備えているので、
必要に応じ2か所同時切断でも、通常の1か所切断でも
自由に選択できる。また、可動刃はフレームに設けられ
たガイドにより案内されて切断方向に直線運動し、固定
刃は回動付勢されて可動刃先に圧接するので安定した切
断ができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスライド
式シート材切断装置においては、薄板状の可動刃の表裏
両面の第1可動刃先と第2可動刃先にそれぞれ第1固定
刃と第2固定刃の刃先を摺接して切断するので、印画紙
などの切断においてコーティング面を上面にして切断す
ると、画面の膨れやコーティングの剥離などが生ずる切
断面を有する部分は切り屑として排除され、その様な欠
陥のない健全な切断面を有する被切断シート材を得るこ
とができる。これにより、画像ラボなどで従来周囲に白
枠を残して切断していた印画紙の切断においても、かか
る白枠を必要としない。
式シート材切断装置においては、薄板状の可動刃の表裏
両面の第1可動刃先と第2可動刃先にそれぞれ第1固定
刃と第2固定刃の刃先を摺接して切断するので、印画紙
などの切断においてコーティング面を上面にして切断す
ると、画面の膨れやコーティングの剥離などが生ずる切
断面を有する部分は切り屑として排除され、その様な欠
陥のない健全な切断面を有する被切断シート材を得るこ
とができる。これにより、画像ラボなどで従来周囲に白
枠を残して切断していた印画紙の切断においても、かか
る白枠を必要としない。
【0028】また、第1固定刃と第2固定刃のうち、少
なくとも一方の固定刃にその固定刃先と前記可動刃先と
の摺接を解除する解除手段を備えるので、必要により本
発明の効果を生ずる2か所同時切断でも従来の切断装置
と同様の1か所切断でも自由に選択できる。
なくとも一方の固定刃にその固定刃先と前記可動刃先と
の摺接を解除する解除手段を備えるので、必要により本
発明の効果を生ずる2か所同時切断でも従来の切断装置
と同様の1か所切断でも自由に選択できる。
【図1】本発明の第1実施形態のシート材切断装置の構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のシート材切断装置の正
面図である。
面図である。
【図3】本発明の第1実施形態のシート材切断装置の側
面図である。
面図である。
【図4】本発明のシート材切断装置の刃先線の交叉角を
説明する図2のA−A矢視断面図である。
説明する図2のA−A矢視断面図である。
【図5】本発明のシート材切断装置によるシート材切断
の切断状態を説明する断面図である。
の切断状態を説明する断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態のシート材切断装置の構
造を示す分解図である。
造を示す分解図である。
【図7】従来のシート材切断装置によるシート材切断の
切断状態を説明する断面図である。
切断状態を説明する断面図である。
【符号の説明】 1 可動刃 1a 第1可動刃先 1b 第2可動刃先 2 可動刃保持台 2a ヒンジ 3 リンク 3a 軸孔 3b 軸孔 4 偏心軸 5 駆動軸 6 ガイドローラ 6a 軸 8 コイルばね(付勢手段) 9 アーム 9a ピン 9b 棹部 9c 腕部 10 フレーム 11 コイルばね(付勢手段) 12 モータ 13 軸 14a リミットスイッチ 14b リミットスイッチ 15 ファスナ 16 ピン 17 ア−ム 17a 長孔 18 クランク 18a クランクピン 19 アーム 20 可動刃 21a 第1可動刃先 21b 第2可動刃先 23 ビス 24 スペーサ 25 ナット 30 フレーム 31 通過窓 32 ガイド孔 34a ばね 34b ばね 41 第1固定刃 41a 第1固定刃先 42 第2固定刃 42a 第2固定刃先 43 支軸 44 支軸 45 孔 46 孔 47 アーム 47a 孔 47b 長孔 50 ギヤ 50a クランクピン 51 ピニオン 52 モータ 61a,61b,61c 被切断シート材 62a,62b,62c コーティング面 63a,63b,63c 紙面 71 第1固定刃 71a 第1固定刃刃先 72 第2固定刃 72a 第2固定刃刃先 81 可動刃 82 固定刃 83a,83b,83c 被切断シート材 84a,84b,84c コーティング面 85a,85b,85c 紙面
Claims (3)
- 【請求項1】 可動刃の刃先を固定刃の刃先に交叉圧接
して摺動させ両刃先の間に挿入されたシート材を切断す
るスライド式シート材切断装置において、表裏両面に第
1可動刃先と第2可動刃先を設けた可動刃と、該可動刃
の表裏両面側に配設され前記第1及び第2可動刃先にそ
れぞれ摺接する固定刃先を設けた第1固定刃と第2固定
刃とを、備えたことを特徴とするスライド式シート材切
断装置。 - 【請求項2】 前記第1固定刃と第2固定刃のうち、少
なくとも一方の固定刃にその固定刃先と前記可動刃先と
の摺接を解除する解除手段を備えたことを特徴とする請
求項1に記載のスライド式シート材切断装置。 - 【請求項3】 固定刃の刃先が可動刃の刃先に圧接する
ように両端が回動可能に支持された前記第1及び第2固
定刃と、前記各固定刃を回動可能に支持するフレーム
と、前記各固定刃先を前記各可動刃先に圧接するように
前記各固定刃を回動付勢する付勢手段と、前記可動刃を
切断方向の直線運動に案内する前記フレームに設けられ
たガイドとを備えたことを特徴とする請求項1または2
に記載のスライド式シート材切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21810496A JPH1044091A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | シート材切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21810496A JPH1044091A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | シート材切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1044091A true JPH1044091A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16714704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21810496A Pending JPH1044091A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | シート材切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1044091A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007118166A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Sato Corp | カッタ及びプリンタ |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP21810496A patent/JPH1044091A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007118166A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Sato Corp | カッタ及びプリンタ |
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