JPS6237666Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6237666Y2
JPS6237666Y2 JP2499084U JP2499084U JPS6237666Y2 JP S6237666 Y2 JPS6237666 Y2 JP S6237666Y2 JP 2499084 U JP2499084 U JP 2499084U JP 2499084 U JP2499084 U JP 2499084U JP S6237666 Y2 JPS6237666 Y2 JP S6237666Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
lower straight
straight blade
cut
upper blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2499084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60138692U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2499084U priority Critical patent/JPS60138692U/ja
Publication of JPS60138692U publication Critical patent/JPS60138692U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6237666Y2 publication Critical patent/JPS6237666Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は切断機の改良に関するもので、特に、
複数枚重ねの長尺シート状の被切断物を順次所定
寸法に切断するに適した切断機の改良に関するも
のである。
従来、この種の切断機としては、被切断物70
に、予め、ミシン目72(第1図参照)を配して
おき、該被切断物70を、図示しない上下一対の
送りローラを複数組並置した送り装置で送る際、
隣合う該送りローラの周速に差を付けて該被切断
物70をミシン目72部位より引き裂く等の、バ
ーステング(BUSTING)と称する方式が最も広
く利用されている。しかし、このバーステング方
式は、切り口がきれいな面にならず細ない凹凸状
になるため、切断された物の突き揃えがしにく
く、かつ、切断時に音が発生するという欠点が有
つた。
また、従来、固定した下直刃と上下動する上直
刃を使用する、所謂ギロチン式切断機の使用も
種々試みられてきたが、このギロチン式の切断機
は、切断時に大きな力を必要とし、かつ、刃の製
造および取付け調整が難しく、刃の寿命も短いと
いう欠点が有ることが知られており、特にこの欠
点は被切断物を数枚重ねた状態では顕著に現われ
る。
そこで本考案は、上記に鑑みなされたもので、
下直刃の上方に、該下直刃に沿つて回転しながら
移動する回転上刃を保持する上刃保持体を配し、
該回転上刃の一部が下直刃に接して移動しなやら
被切断物を切断する回転刃方式を利用して、上記
欠点を解決した切断機を製造したものである。
以下、本考案を添付図面に示す。被切断物70
としてコンピユータのプリンターから送り出され
る複数枚重ねの長尺連続伝票を、マージナルホー
ル71の内側ミシン目73部位と該マージナルホ
ール71と直交するミシン目72,72,72…
…部位とを、該ミシン目72,73による引き裂
きによらずして、切断刃を使用して個別の伝票7
4,74,74……に切断する実施例にもとずい
て詳細に説明する。
図中、1は機台、2,2は被切断物70の送り
装置、3,3は該被切断物70の両端耳部を切り
取るスリツターである。
上記送り装置2,2は、第4図に最も明らかに
示されるごとく、機台1に橋架した平行な送り装
置駆動軸6とガイド軸19に、プーリー20,2
0を配し、相対する該プーリー20,20には被
切断物70のマージナルホール71,71,71
……と同一間隔の送りピン22,22,22……
を有した送りベルト21を掛てある。このプーリ
ー20,20は、ガイド軸19を案内に摺動可能
に配された台23の溝孔24内に位置し、該台2
3の摺動とともに送り装置駆動軸6とガイド軸1
9とを夫々案内に摺動するようになつている。ま
た、該台23の一端にはヒンジ機構25により蓋
26が連結され、この蓋26を台23に重ねるよ
うに閉じると、該蓋26に設けた溝27内に送り
ピン22,22,22……の先端部が位置するよ
うになつている。そして、該送りベルト21は、
一方のプーリー20、送り装置駆動軸6、プーリ
ー7、ベルト29を介してモータ5で回転せしめ
られ、台23と蓋26間に位置せしめられた被切
断物70をそのマージナルホール71を送りピン
22,22,22……で引掛て送るようになつて
いる。なお、この台23は、図示しない固定螺子
等でガイド軸19または送り装置駆動軸6の適宜
位置に固定できるようになつており、また、該送
り装置駆動軸6は断面が非円形で、プーリー20
は該送り装置駆動軸6の軸方向には摺動可能であ
るが該送り装置駆動軸6が回転するとともに回転
するようになつていることは無論である。また、
第4図中、86は被切断物70の有無確認用の検
出器でリミツトスイツチのスイツチ作動片を台2
3に設けた溝孔28より上方に突出し、被切断物
がこのスイツチ作動片を押し下げることで該リミ
ツトスイツチがONとなるようになつてい。
また、上記スリツター3,3は、第2図に最も
明らかに示されるごとく、従来公知な回転上刃3
1と回転下刃32とからなるものが使用される。
図示例においては、スリツター刃回転軸8に回転
下刃32が取り付けられ、この回転下刃32に一
部を接して回転する回転上刃31はカバー35に
枢着されている。そして、このスリツター刃回転
軸8は、その端部に固定されたプーリー9に前記
ベルト29が掛られ、モータ5により送り装置2
と連動して回転するよになつている。なお、図示
はしていないが、該回転上刃31はスプリングに
より回転下刃32に圧接するよう付勢せしめてあ
る。そして、このスリツター3,3は、回転下刃
32がスリツター刃回転軸8に、カバー35がガ
イド軸34に夫々摺動可能に配され、図示しない
固定螺子でカバー35をガイド軸34に固定する
ことで、固定位置を変更できるようになしてい
る。
上記スリツター3,3より被切断物70の進行
側には、下直刃47と該下直刃47に沿つて回転
しながら移動する回転上刃39とが配され、被切
断物70をその進行方向と直交方向に切断するよ
うになつている。
上記回転上刃39は、上刃保持体4に保持さ
れ、該上刃保持体4が下直刃47と平行方向に移
動することで、該回転上刃39の一部を下直刃4
7に接しながら回転しつつ移動するのは従来と同
じである。すなわち、上刃保持体4は、下直刃4
7と平行に機台1に橋架されたガイド軸14に案
内され移動可能に配され、第3図に最も明らかに
示すごとく、モータ55で往復動せしめられる。
該モータ55には、電磁クラツチ57,58と歯
車60,61,62を介して、両端にワイヤーロ
ープ13の巻取りドラム11を有した軸59が連
結され、この巻取りドラム11,11に一端を固
定したワイヤーロープ13の他端を夫々滑車12
を介して上刃保持体4に連結ている。そして、上
記回転上刃39は、該上刃保持体4に軸40で回
転可能に枢支され、この軸40は、歯車41,1
8および軸17と歯車16を介して一方のガイド
軸14に配したラツク15にかみ合せ、該上刃保
持体4の移動で回転上刃39が軸40を回転軸と
して回転するようになつている。
なお、この回転上刃39の移動機構および回転
機構は、該回転上刃39が下直刃47に沿つて回
転しながら移動するものであればよく、移動機構
としては、第6図に示すごとく、正逆転可能なモ
ータ55aを使用して、該モータ55aに取付け
た巻取りドラム11aにワイヤーロープ13aを
螺状に巻付け、その両端を滑車12,12を介し
て上刃保持体4に連結してもよい。また、回転機
構としては、該回転上刃39を軸40に配され機
台1上を転動するコロ体(図示せず)で回転せし
めるか、第6図に示すごとく、軸40に配したワ
イヤー巻付けドラム91に螺状に巻付けたワイヤ
ーロープ90の両端を機台1の相対する位置にた
るまないようにして固定する等、従来公知な他の
機構にかえてもよい。
上記下直刃47には、平行下直刃46をその刃
先が下直刃47の刃先とともに回転上刃39の刃
先に接するように対設している。図示例におい
て、この下直刃47と平行下直刃46とはその両
刃先で回転上刃39の一部を挟圧するようになし
ており、該平行下直刃46は機台1に固定螺子4
8で固定する際、弾性体49を介在させて弾止
し、回転上刃39の一部は該平行下直刃46と下
直刃47とで適宜挟圧力が得られ、複雑な刃合わ
せも要することなく、該回転上刃39が常に下直
刃47に最良の状態で圧接するようになつてい
る。なお、平行下直刃46と下直刃47とは、断
面平行四辺形となし、裏返すことで刃先を二箇所
使用できるるようになつている。
上記下直刃47または平行下直刃46と上刃保
持体4との間、或いは該下直刃47または平行下
直刃46が固定される機台1の平面上との間に
は、常時は被切断物70の通過できる間隙を保つ
とともに、上記保持体4の移動と連動して下方に
押し下げられる押え板50を配してなる。
該押え板50は、第3図に最も明らかに示すご
とく、両端に突設した枢支軸51で機台1に枢支
され、先端部を下直刃47上に位置せしめてい
る。そして、該押え板50は、枢支軸51にアー
ム52を連結し、このアーム52に該押え板50
の先端側を下直刃47の上方に向けて付勢せしめ
るスプリング53を掛て、常時は該押え板50と
下直刃47との間に被切断物70の通過できる間
隙を保つようになつている。そして、この押え板
50の上面には、その両端部位を残して凸条54
が配され、該凸条54の上方には、前述軸40に
固定された押えコロ44を配している。該押えコ
ロ44には、押え板50を弾圧する目的と消音の
目的で弾性リング45が掛られ、上刃保持体4が
その往復動両端部位より移動すると、該弾性リン
グ45が凸条54上に進み、押え板50の先端部
をスプリング53の付勢力に抗して押し下げて、
該押え板50と下直刃47との間に進行した被切
断物70を下直刃47とで挟持固定する。なお、
この押え板50は、その先端部が回転上刃39の
移動路にできるだけ近接することが望ましいが、
下直刃47上方でなく平行下直刃46側に配して
もよく、さらには、該平行下直刃46または下直
刃47を極く薄いものとなしたときはそれを固定
する機台1の上方に配してもよいことは無論であ
る。また、該押え板50を前述のごとく上下動せ
しめる機構は従来公知な機構が種々利用でき、押
え板50の端部に該押え板50を上下動せしめる
ソレノイドを連結して、後述リミツトスイツチ8
3,83のON・OFFで該ソレノイドを作動せし
めてもよい。
なお、図中33はスリツター3で切り取つた耳
部を下直刃47の下方に導く耳ガイド、42は回
転上刃39の固定盤、43は該固定盤42の固定
螺子、36は機台1のカバーである。また、図
中、80は制御盤、81は運転スイツチ、82は
寸法選定装置、83は上刃保持体4の移動終端位
置を検出するリミツトスイツチ、84は始動時に
被切断物70の先端を検出する光電変換素子を利
用した検出器、85は機台1のカバー36の開閉
を検出するカバー開閉検出器を示すものである。
次に、本実施例の作用を、主に、第5図を参照
にして説明する。
先ず、運転スイツチ81により本案切断機に通
電し、被切断物70は、最先端のマージナルホー
ル71,71列の間隔に適合せしめて位置調整し
た送り装置2,2の送りピン22,22,22…
…のいずれかに引掛て、蓋26を閉じて、本案切
断機にセツトされる。
次に、スリツター3,3の位置を調整するとと
もに、寸法選定装置82により切断間隔量を制御
盤80の記憶回路に入力せしめる。この切断間隔
量は、モータ5の回転量を決定するもので、一
つ、あるいは順次繰り返される異なる複数の価と
して入力される。
そして、運転スイツチ81のモータ5を始動す
るスイツチを入れる。すると、モータ5が回転し
被切断物70が送り装置2,2により送られる。
このモータ5は、被切断物70が検出器84の下
方を通過した瞬間より一定量(制御盤80の前記
とは別の記憶回路に記憶せしめた量)回転して、
被切断物70の先端を回転上刃39の移動路に一
致せしめ、次いで、寸法選定装置82で設定した
量だけ回転して停止するよう制御盤80で制御さ
れる。
モータ5の回転が停止すると、制御盤80より
モータ55に通電され、上刃保持体4が移動し、
被切断物70をその先端より所定間隔で切断す
る。
上刃保持体4が一端まで移動すると、リミツト
スイツチ83,83の一方が作動し、制御盤80
は、モータ55への通電を停止し、再びモータ5
へ通電する。そして、このモータ5への通電は、
被切断物70を寸法選定装置82で選定した量だ
け送ると再度停止し、さらにモータ55に通電す
ることになるが、この際、制御盤80は電磁クラ
ツチ58,58を作動せしめ、上刃保持体4を前
回とは逆方向に移動せしめる。なお、第6図例で
は、モータ55aへの通電方向を変え該モータ5
5aを逆転する。そして、この上刃保持体4の逆
方向の移動に際しても被切断物70の切断が行わ
れ、該上刃保持体4がリミツトスイツチ83,8
3の他方を作動して、該上刃保持体4が最初に移
動する前の状態に戻り、この作動が繰り返され、
被切断物70は順次切断される。
なお、検出器86で被切断物70の通過完了が
検出されたり、カバー開閉検出器85がカバー3
6の開放を検出したり、さらに運転スイツチ81
の停止スイツチを作動せしめると制御盤80はモ
ータ5,55への通電を停止する。
本考案は、上記のごとき構成、作用であり、回
転上刃39を使用するため、従来知られている回
転刃の利点としての、小さな動力できれいな切断
ができ、切断時の騒音も少なく、刃の耐久性にす
ぐれ、刃の調整が容易であるという効果を有す
る。
特に、本案は、下直刃47に、平行下直刃46
をその刃先が下直刃47の刃先とともに回転上刃
39の刃先に接するように対設してあるため、被
切断物70厚手であつたり複数枚重ねであつても
回転上刃39が下直刃47および平行下直刃46
より離れる恐れがなく、常に良好な切断が行われ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案切断機の一実施例を示す平面
図、第2図はA−A線拡大断面図、第3図は要部
斜視図、第4図は送り装置部の斜視図、第5図は
本案切断機の電気回路図、第6図は他の実施例を
示す正面図、第7図は第6図例の巻取りドラム部
平面図である。 1……機台、2……送り装置、3……スリツタ
ー、4……上刃保持体、5……モータ、13……
ワイヤーロープ、14……ガイド軸、39……回
転上刃、40……軸、44……押えコロ、46…
…平行下直刃、47……下直刃、48……固定螺
子、49……弾性体、50……押え板、51……
枢支軸、52……アーム、53……スプリング、
54……凸条、55……モータ、70……被切断
物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下直刃47の上方に、該下直刃47に沿つて回
    転しながら移動する回転上刃39を保持する上刃
    保持体4を配してなる切断機において、 上記下直刃47には、平行下直刃46をその刃
    先が該下直刃47の刃先とともに回転上刃39の
    刃先に接するように対設してなる切断機。
JP2499084U 1984-02-23 1984-02-23 切断機 Granted JPS60138692U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2499084U JPS60138692U (ja) 1984-02-23 1984-02-23 切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2499084U JPS60138692U (ja) 1984-02-23 1984-02-23 切断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138692U JPS60138692U (ja) 1985-09-13
JPS6237666Y2 true JPS6237666Y2 (ja) 1987-09-25

Family

ID=30519656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2499084U Granted JPS60138692U (ja) 1984-02-23 1984-02-23 切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60138692U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218141A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp 印画紙切断装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2726377B2 (ja) * 1993-10-07 1998-03-11 東北リコー株式会社 カッター装置
JP2726397B2 (ja) * 1995-01-13 1998-03-11 東北リコー株式会社 カッター装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218141A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp 印画紙切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60138692U (ja) 1985-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1770038B1 (en) Paper splicing apparatus
JPH09202499A (ja) 渦巻き状巻取りの方法と装置
US4058267A (en) Web spooling machine
JPS6237666Y2 (ja)
JP4433108B2 (ja) ラミネート装置における縦切断装置の制御装置
JP4590619B2 (ja) 壁紙自動糊付機
JP2749404B2 (ja) 長尺シートの自動巻つけ装置
JP3155773B2 (ja) ラミネート枚葉紙の断裁装置
KR100822964B1 (ko) 스닙 절단기에서의 스트립 걸림 방지장치
JPS6111716Y2 (ja)
CN220200923U (zh) 一种塑料膜分切机
JPH07100791A (ja) シート切断装置
JPH06255849A (ja) 用紙処理装置のトラクタに対する自動給紙装置
JPH0873105A (ja) シート処理装置
JPH0340556Y2 (ja)
JPH07304545A (ja) 巻取機のシート切断装置
JP2654136B2 (ja) 記録紙供給装置
JP2545067Y2 (ja) 紙葉類結束装置
JPH0570004A (ja) ワインダ通紙装置
JP2558489Y2 (ja) 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置
JPS60203499A (ja) ピンチロ−ラ型自動製図機における用紙切断制御方法
JPH09254086A (ja) カッター機構
JPH07186472A (ja) ミシン目カッタ付き記録ユニット
JPH0512196Y2 (ja)
JP2545068Y2 (ja) 紙葉類結束装置