JP4095009B2 - シート材切断装置 - Google Patents

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本発明は、紙、フィルムなどのシート材、特に印画紙などのコーティングしたシート材の切断において、被切断成品シート材に切断部の変色やコーティング層の膨れ、はがれ等が生じない切断を可能にし、かつ組み立てが容易なシート材切断装置に関するものである。特に厚紙や複数枚の紙などの切断に適するシート材切断装置に関するものである。
複写機、プリンタ、などに搭載され、紙、フィルム、などのシート材を切断するシート材切断装置としては、可動刃を回転させて切断するロータリ式切断装置や2枚の丸刃を紙幅方向に移動させて切断するローラ式切断装置、あるいは可動刃と固定刃とを剪断角をもたせて圧接摺動させて切断するスライド式切断装置が使用される。
しかし、これら従来のロータリ式、ローラ式、スライド式のいずれのシート材切断装置でも、可動刃と固定刃の交差接触を確実にするために固定刃、可動刃ともに何らかの形で両者共に可動に支持されているので、切断線を決める刃先同士の噛み合い位置にがたが生じて切断線がずれやすく、前記のように印画紙などの厚紙を切断する場合には切断線にずれが生じたり、切断面がけばだったり、切断線が着色したりするという問題点があった。 そこで、発明者らは上記問題点を解決した回避したシート材切断装置として特許文献1のシート材切断装置を開発した。
特開平10−315188号公報
しかしながら、厚い紙や2枚以上の紙を切断する場合には剪断角を大きくしなければならないために、可動刃の駆動側のストロークが非常に大きくなる。上記特許文献1のシート材切断装置は、一般のシート材の切断には適するが、上記の剪断角を大きく、刃物のストロークを大きく取るためには、揺動アームの長さを大きくせねばならず、そのために装置の厚さが厚くなるという問題点があった。一方、シート材切断装置を組み込む複写機、プリンタ、などでは装置のコンパクト化のため装置の厚さを薄くすることが要求されている。
そこで本発明は、剪断角を大きく、刃物のストロークを大きくしながら、装置の厚さが薄く、印画紙などの厚紙の切断において確実な切断を可能にすると共に、組み立てが容易なシート材切断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のシート材切断装置は、直線状刃先を有する可動刃と固定刃の刃先を交差圧接して摺動させ、両刃先の間に挿入されたシート材を切断するシート材切断装置において、前記可動刃を駆動する駆動手段と、前記固定刃の両端を支持するフレームと、前記可動刃先を前記固定刃先に圧接するように付勢する付勢手段とを備え、前記駆動手段は、回転駆動手段と、該回転駆動手段に連結するクランクと、該クランクに連結し前記フレームに揺動可能に軸支される揺動アームと、該揺動アームに一方の支点で連結するリンクと、前記フレームに前記シート材の切断方向に縦長のガイドを有して設けられるガイド部材と、前記リンクの他方の支点と同軸に設けられ前記ガイド部材に係合するとともに前記可動刃を両端部から軸支する可動刃支持部とを有し、前記クランクにより前記回転駆動手段の回転運動を前記揺動アームの揺動運動に変換した後に、前記リンクと前記ガイド部材により前記揺動アームの揺動運動を前記可動刃支持部の前記シート材の切断方向への直線運動に変換し、前記可動刃先を前記シート材の切断方向に直線運動させ前記固定刃先に交差圧接して摺動させてシート材を切断することを特徴とするものである。
すなわち、本発明のシート材切断装置は、切断線を決める固定刃はフレームに固定しておき、可動刃の方を直線運動させて固定刃に圧接させるので、印画紙などの厚紙を切断しても切断線のずれることがない。また、フレームに揺動可能に軸支した揺動アームにリンクの一方の支点を連結し、このリンクの他方の支点と同軸で可動刃支持部を軸支する。そして、揺動アームの揺動によりリンクの他方の支点を直線運動させ、リンクの他方の支点と同軸で軸支した可動刃支持部を直線運動させることにより、可動刃の刃先を付勢手段により固定刃に圧接しながら往復運動をしてシート材を切断する。この際に、特許文献1のように可動刃がアームの軸を中心として揺動するのでなく、可動刃は固定刃に対して直線運動する。このように可動刃は直線運動するので、刃のストロークを大きく取っても装置の切断部の厚さは大幅に薄くできる。
前記フレームは、前記固定刃を梁として該固定刃の両端部に駆動側フレームと従動側フレームを固定して構成されることが望ましい。即ち、従来の切断装置においては、左右フレームを連結する梁フレームを設けてこの梁フレームに固定刃を装着したが、本発明の方式によれば固定刃が梁フレームを兼ねるので梁フレームを別に設ける必要がなく小型にかつコストの低減ができる。
前記揺動アームは、前記駆動側及び従動側フレームにそれぞれ揺動可能に軸支された駆動側揺動アームと従動側揺動アームとからなり、両アームは揺動トルクを伝達するトルク伝達部材により連結され、前記駆動側揺動アームと従動側揺動アームの腕部に前記リンクの駆動側リンクと従動側リンクとが回転可能に連結されることにより、簡易に可動刃の往復駆動が可能である。
前記駆動側フレーム及び前記従動側フレームにそれぞれ前記ガイド部材が設けられ、前記リンクの他方の支点に前記ガイド部材に係合して前記可動刃支持部を直線運動させる案内部が設けられることが望ましい。こうすれば、案内部が、前記駆動側フレーム及び前記従動側フレームのガイド部材に係合して直線的に移動するので、前記リンクの他方の支点と同軸で軸支された前記可動刃支持部は直線的に移動し、前記可動刃支持部に軸支された可動刃は直線的に移動して可動刃先が固定刃に摺動する
前記リンクに設けられた案内部と、前記リンクの他方の支点とが同軸に設けられることが望ましい。このリンク案内部と前記リンクの他方の支点とを別個に設けることも可能であるが、同軸に設ける方が機構が簡素化される。
前記付勢手段は、前記リンクと前記可動刃とにそれぞれ係止部を設け、該両係止部の間に弾性体を張架して、該弾性体の張力により前記可動刃先を前記固定刃先に圧接するように付勢するように構成されることが望ましい。これにより簡易な構造で確実に可動刃先を固定刃先に圧接できる。
前記可動刃は、可動刃支持部材に固着され、前記可動刃軸支する前記可動刃支持部と前記可動刃に前記付勢手段を係止するばね係止部とが該可動刃支持部材に設けられことが望ましい。可動刃に直接、支軸や係止部を設けることも可能であるが、このように可動刃と可動刃支持部材を分けることにより可動刃の材質選択や刃物加工が容易になる。
なお、本切断装置の駆動手段は切断刃の切り終わり側に配設することが望ましい。これは以下の理由によるものである。即ち、この種のカッタは、切断負荷によって刃物の支軸回りに刃先同士の圧接力が高まる向きのモーメントが生じるように設計してある。このため、可動刃が用紙に食い付く瞬間の衝撃が刃先同士の圧接方向にも作用し、圧接方向の衝撃が繰り返し加わることによって、この部分に偏摩耗が発生する。これにより、用紙の幅や挿入位置が変わって偏摩耗部分と重なった時に切断不具合が発生することがある。これに対し、切り終わり側に駆動部を配置すると、駆動部から遠い位置で切断が開始されるため、可動刃が用紙に食い付く瞬間の衝撃がトルク伝達部材の弾性変形により吸収されて和らげられ、上記の偏摩耗が比較的浅く広い形状になり、用紙の幅や挿入位置が変わっても、切断不具合が起こり難くなる。さらに、切り終わり側に駆動部を配置すると、駆動部に近い位置で切断が終了するため、トルク伝達部材の弾性変形による刃先同士のオーバーラップ不足が生ずることがなく用紙の切り残しの発生が防止できる。また、切断終了の瞬間、切断刃が切断負荷から一気に解放されてトルク伝達部材に蓄積された弾牲変形により弾かれることにより発生する音や振動も少なくなる。
本発明のシート材切断装置は、切断線のずれがなく厚紙などの切断においても安定した切断が可能である。また、厚紙や複数枚の紙の切断の場合に、刃物の剪断角、ストロークが大きくても装置の厚さを薄くできるので、複写機、プリンタ、などに装着が容易である。
以下、本発明を図示の1実施形態により具体的に説明する。図1は本発明実施形態のシート材切断装置の分解斜視図、図2は図1の組み立て状態に置けるP−P断面図、図3は装置の正面図である。
図において、固定刃7は直線状の刃先線7aを有する長形厚板状をなし、その両端に従動側フレーム(右フレーム)11と駆動側フレーム(左フレーム)21をそれぞれ2本づつのビス13、13で固定している。これによって、固定刃7が梁を形成して従動側、駆動側フレーム(右左フレーム)11、21を連結するので、従来の切断装置のような左右フレームを連結する梁フレームが不要になり、部品点数が減少できる。
可動刃1は直線状の刃先線1aを有する長形厚板状をなし、図1の刃先右端下部に突起した刃先案内部1cが設けられている。この刃先案内部1cの刃面側が固定刃7の刃先7aに摺接して可動刃1の刃先を案内するようになっている。
可動刃1は、可動刃支持部材15に3本のビス16により固定されている(図1では中央のビスは省略してある)。可動刃支持部材15は薄板材の棹状をなし、その両端15b,15cが曲げられたコ字形をなしている。そして、平面部15aに可動刃1を固定し、曲げられた両端の足部15b,15cにそれぞれ可動刃支持ピン2が植設されている。また従動側の足部15cが上方に延長されて先端にばね係止部15dが設けられている。
駆動側揺動アーム3は、一辺に駆動部31と他辺に連結部32を備えた板金加工のL字型部材からなり、駆動部31の一端側に設けられた軸孔と駆動側フレーム11に設けられた軸孔に挿通されたピン3aにより揺動可能に支持されている。駆動部31の他端側に設けられた軸孔にピン3bが挿通されて、ピン3bにより駆動側リンク17が揺動可能に連結される。駆動部31のほぼ中央にスライド溝3cが設けられ、スライド溝3cにモータ8に軸着されたクランク9のクランクピン9aが係合して、モータ8の回転により駆動側揺動アーム3をピン3aを中心として揺動させるようになっている。
従動側揺動アーム4も駆動側揺動アーム3と同形状のL字型部材で、対称にして使用され、同様に駆動部41と連結部42を備える。そして駆動側揺動アーム3と同様に一端側に設けられた軸孔と駆動側フレーム11に設けられた軸孔に挿通されたピン4aを中心として揺動し、そしてピン4aの反対側のピン4bに従動側リンク18が連結される。駆動側揺動アーム3と従動側揺動アーム4は、それぞれの連結部32と42がビス33、43によりトルク伝達部材5に固定される。これにより、駆動側揺動アーム3がモータ8により揺動駆動されると、トルク伝達部材5により回転トルクが伝達されて、同期して従動側揺動アーム4も揺動する。
駆動側リンク13と従動側リンク23は長形の棹体をなし、それぞれの一端が駆動側揺動アーム3と従動側揺動アーム4のピン3b,4bに回転可能に連結される。そして、それぞれの他端に設けられたピン孔13a,23aに可動刃支持部材15の両端の可動刃支持ピン2が挿通され、可動刃支持部材15に固定された可動刃1を揺動可能に支持するようになっている。駆動側揺動アーム3と従動側揺動アーム4のピン孔13a,23aに挿通された可動刃支持ピン2の先端側には、駆動側リンク13と従動側リンク23を挟んでローラ6が嵌装されて案内部を構成し、ローラ6が後述する駆動側フレーム11と従動側フレーム21に設けられたガイド溝12、22に挿入されて、駆動側と従動側のリンク13、23の運動により可動刃1がガイド溝12、22に案内されて上下動されるようになっている。なお、従動側リンク23のピン孔23a側が延長されてその先端にばね係止部4dが設けられている。
駆動側フレーム11と従動側フレーム21には、それぞれ可動刃の移動方向に、ガイド部材を構成する縦長のガイド溝12、22が設けられている。そして前述のように、このガイド溝12、22に可動刃支持部材15の両端の可動刃支持ピン2に嵌装されたローラ6が挿入され、可動刃1がガイド溝12、22に案内されて上下動するようになっている。
駆動側フレーム11の下側にはモータ8がビス18により固定され、モータ8に軸着されたクランク9が駆動側フレーム11に繰り抜かれた丸孔11aから駆動側揺動アーム3側に覗くようにされている。そして、クランクピン9aが駆動側揺動アーム3のスライド溝3cに挿通される。これにより、モータ8が回転すると、クランクピン9aとスライド溝3cを介して駆動側揺動アーム3と、これとトルク伝達部材5により連結された従動側揺動アーム4が揺動し、駆動側と従動側のリンク13、23を介して可動刃支持部材15に固定された可動刃1が、フレームのガイド溝12、22に案内されて上下動する。
このとき、可動刃支持部材15に設けられたばね係止部15dと従動側リンク23に設けられたばね係止部4dとの間にコイルばね14(付勢手段)が張設されているので、可動刃1の刃先1aが固定刃先7aに圧接されるように付勢されて摺動する。
なお、本発明のシート材切断装置の可動刃先1aが固定刃先7aに対してなす剪断角αと交差角βは、被切断シート材により変えることができるが、厚紙や複数の紙などの切断の場合、通常剪断角αは1.0〜10.0度に、交差角βは0.05〜0.3度とすることが望ましい。
以下、上記構成の本発明の切断装置の動作について説明する。まず、待機位置では、駆動側揺動アーム3のスライド溝3に挿入されているクランクピン9aは上死点にあり、可動刃1は最上部にある。可動刃1と固定刃7の間に図示しない被切断シート材を挿入してモータ8を回転駆動すると、クランク9のピン9aとスライド溝3cの係合により駆動側揺動アーム3がピン3aを中心として揺動し、トルク伝達部材5を介して従動側揺動アーム4も同期して揺動する。すると、これに連結されているそれぞれの駆動側リンク13と従動側リンク23が下方に移動駆動され、それぞれの他端のピン孔13a,23aに挿入されている両端の可動刃支持ピン2を介して可動刃1が下降する。このとき、可動刃支持ピン2はローラ6を介して駆動側フレーム11と従動側フレーム21のガイド溝12と22により案内され、直線運動して移動する。また、可動刃1はコイルばね14により可動刃先1aと固定刃先7aとが圧接するように付勢されているので、その刃先1aを固定刃先7aに圧接しながら下降し、両刃先間に挿入されたシート材を切断する。そして、クランクピン9aが下死点に達して切断が終了し、切断が終了するとクランク9はさらに回転して上死点に達して待機位置で停止する。
以上述べたように、本発明の実施形態のシート材切断装置は、切断線を決める固定刃はフレームに固定しておき、可動刃の方を直線運動させて固定刃に圧接させるので、切断線のずれがなく厚紙などの切断においても安定した切断が可能である。
また、特許文献1のように可動刃がアームの軸を中心として揺動するのでなく、揺動アームに連結したリンクを直線運動させて、可動刃を直線的に移動してシート材を切断するので、厚紙や複数枚の紙の切断の場合に、刃物の剪断角、ストロークが大きくても装置の厚さを小さくできる。これにより複写機、プリンタ、などへの装着が容易になる。
また、本発明の実施形態のシート材切断装置は、固定刃を梁として、その両端に駆動側と従動側のフレームを固定して構成されるので、フレームを連結する梁を別に設ける必要がなく装置を安価かつ小形にできる。
以上説明したように、本発明のシート材切断装置は、刃物の剪断角、ストロークが大きくても装置の厚さを薄くできるので、厚紙などの切断に用途が広い。
本発明の1実施形態のシート材切断装置の分解斜視図である。 図2のP−P断面図である。 本発明の1実施形態のシート材切断装置の正面図である
符号の説明
1 可動刃、1a可動刃先、2 可動刃支持ピン、3 駆動側揺動アーム、3a,3b ピン、3c スライド溝、4 従動側揺動アーム、4a,4b ピン、5 トルク伝達部材、6 ローラ(案内部)、7 固定刃、7a 固定刃先、8 モータ(駆動手段)、9 クランク、9a クランクピン、11 駆動側フレーム、12 ガイド溝(ガイド部材)、13 駆動側リンク、14 コイルばね(付勢手段)、15 固定刃支持部材 16、17、18 ビス、21 従動側フレーム、22 ガイド溝、23 従動側リンク、31 駆動部、32 連結部、33 ビス

Claims (7)

  1. 直線状刃先を有する可動刃と固定刃の刃先を交差圧接して摺動させ、両刃先の間に挿入されたシート材を切断するシート材切断装置において、前記可動刃を駆動する駆動手段と、前記固定刃の両端を支持するフレームと、前記可動刃先を前記固定刃先に圧接するように付勢する付勢手段とを備え、前記駆動手段は、回転駆動手段と、該回転駆動手段に連結するクランクと、該クランクに連結し前記フレームに揺動可能に軸支される揺動アームと、該揺動アームに一方の支点で連結するリンクと、前記フレームに前記シート材の切断方向に縦長のガイドを有して設けられるガイド部材と、前記リンクの他方の支点と同軸に設けられ前記ガイド部材に係合するとともに前記可動刃を両端部から軸支する可動刃支持部とを有し、前記クランクにより前記回転駆動手段の回転運動を前記揺動アームの揺動運動に変換した後に、前記リンクと前記ガイド部材により前記揺動アームの揺動運動を前記可動刃支持部の前記シート材の切断方向への直線運動に変換し、前記可動刃先を前記シート材の切断方向に直線運動させ前記固定刃先に交差圧接して摺動させてシート材を切断することを特徴とするシート材切断装置。
  2. 前記フレームは、前記固定刃を梁として該固定刃の両端部に駆動側フレームと従動側フレームを固定して構成されることを特徴とする請求項1に記載のシート材切断装置。
  3. 前記揺動アームは、前記駆動側及び従動側フレームにそれぞれ揺動可能に軸支された駆動側揺動アームと従動側揺動アームとからなり、両アームは揺動トルクを伝達するトルク伝達部材により連結され、前記駆動側揺動アームと従動側揺動アームの腕部に前記リンクの駆動側リンクと従動側リンクとが回転可能に連結されることを特徴とする請求項2に記載のシート材切断装置。
  4. 前記駆動側フレーム及び前記従動側フレームにそれぞれ前記ガイド部材が設けられ、前記リンクの他方の支点に前記ガイド部材に係合して前記可動刃支持部を直線運動させる案内部が設けられたことを特徴とする請求項2に記載のシート材切断装置。
  5. 前記リンクに設けられた案内部と、前記リンクの他方の支点とが同軸に設けられたことを特徴とする請求項4に記載のシート材切断装置。
  6. 前記付勢手段は、前記リンクと前記可動刃とにそれぞれ係止部を設け、該両係止部の間に弾性体を張架して、該弾性体の張力により前記可動刃先を前記固定刃先に圧接するように付勢するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のシート材切断装置。
  7. 前記可動刃は、可動刃支持部材に固着され、前記可動刃軸支する前記可動刃支持部と前記可動刃に前記付勢手段を係止するばね係止部とが該可動刃支持部材に設けられたことを特徴とする請求項6に記載のシート材切断装置。
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