JPH1043334A - ゴルフクラブ用シャフト - Google Patents
ゴルフクラブ用シャフトInfo
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- JPH1043334A JPH1043334A JP8221805A JP22180596A JPH1043334A JP H1043334 A JPH1043334 A JP H1043334A JP 8221805 A JP8221805 A JP 8221805A JP 22180596 A JP22180596 A JP 22180596A JP H1043334 A JPH1043334 A JP H1043334A
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Abstract
ントを低減させることができるとともに、シャフトのね
じり方向の振動減衰特性が向上し、スイング時における
ねじり方向の振動が減衰しやすい繊維強化樹脂製のゴル
フクラブ用シャフトを提供する。 【解決手段】 シャフトの管壁20を、実質的に繊維強
化熱硬化性樹脂のみからなる管状のFRP単独層26
と、金属箔層2と繊維強化熱硬化性樹脂層4とが積層さ
れてなる複合テープ6を螺旋状に巻くことにより形成さ
れ、FRP単独層26の層間、内周面上又は外周面上に
設けられた管状の金属箔含有FRP層22,24とによ
って形成する。
Description
等の中空先細り状の繊維強化樹脂(FRP)製ゴルフク
ラブ用シャフトに関し、さらに詳述すると、シャフトの
管壁に金属箔含有FRP層を設けたゴルフクラブ用シャ
フトに関する。
は、スチールから繊維強化樹脂へと変化している。繊維
強化樹脂製シャフトの代表例は、いわゆるカーボンシャ
フトと呼ばれる炭素繊維を熱硬化性樹脂で固めたもの
(CFRP)である。カーボンシャフトを成形する場
合、樹脂含浸シートであるプリプレグを最初に準備す
る。プリプレグは、例えば、直径4〜10μm程度の炭
素繊維を1000本束ねて1つの単位とし、その6〜1
2単位を一緒に束ねたものを平行に並べてシート状に
し、その上に熱硬化性樹脂の薄いシートを重ねた後、こ
れを熱ローラ間に通して繊維シート上及び繊維相互間に
樹脂を含浸させることにより作製することができる。
(長軸円錐台状)のマンドレルの周囲に、マンドレルの
軸線に対し所定の繊維角度を与えてプリプレグを巻き付
け、通常4〜10層の積層体を形成する。この場合、マ
ンドレルがややテーパ状をなした先細り円柱形であるた
め、1枚のプリプレグを例えば10回巻き付けて積層体
を形成しようとすると、積層が進むにつれて繊維の配列
角度が変化してしまうので、台形状に裁断した幅狭のプ
リプレグ裁断片を必要な枚数準備し、これらの裁断片を
順次巻き付けて張り合わせていく。
周囲全体にラッピングテープを巻き付けて固定し、加熱
炉内で加熱硬化させる。加熱硬化終了後にラッピングテ
ープ及びマンドレルを外すと、素管が得られる。さら
に、素管に表面仕上げ、塗装を施すことにより、ゴルフ
クラブ用シャフトが完成する。
た中空先細り状のゴルフクラブ用シャフトを用いてゴル
フクラブを作製する際には、シャフトの先端部にクラブ
ヘッド、基端部にグリップを装着する。この場合、クラ
ブヘッドの手前側、すなわちクラブヘッドの重心から離
れた位置にシャフトの先端部を固定するので、シャフト
の細い先端部に重量物であるクラブヘッドが偏心して配
された状態になる。したがって、ゴルフクラブの使用
時、すなわちスイング時には、クラブヘッドによってシ
ャフトに著しく大きいねじりモーメントが加わる。その
結果、ゴルフクラブを繰り返し使用しているうちに、シ
ャフトのねじり破壊を招く可能性もある。
じりモーメントが作用することを防止するための対策と
しては、シャフトの管壁を構成する繊維強化樹脂層の層
数を増やしたり、シャフトの径を大きくしたりすること
が考えられるが、このような強化構造では曲げ剛性及び
ねじり剛性が大きくなりすぎ、ゴルフクラブ用シャフト
として基本的に必要な適度の曲げ剛性及びねじり剛性が
なくなり、シャフトがしなやかさを失ってしまう。
フクラブ用シャフトは、ねじり方向の振動減衰特性がス
チール製シャフトに比べて劣り、スイング時におけるね
じり方向の振動が減衰しにくいという問題があり、この
点で打感が悪くなるという欠点があった。
で、スイング時にシャフトに加わる過剰なねじり変形を
低減させることができるとともに、シャフトのねじり方
向の振動減衰特性を向上させることができる繊維強化樹
脂製のゴルフクラブ用シャフトを提供することを目的と
する。
成するため、中空先細り状の繊維強化樹脂製ゴルフクラ
ブ用シャフトにおいて、前記シャフトの管壁が、実質的
に繊維強化熱硬化性樹脂のみからなる管状のFRP単独
層と、金属箔層と繊維強化熱硬化性樹脂層とが積層され
てなる複合テープを螺旋状に巻くことにより形成され、
前記FRP単独層の層間又は周面上に設けられた管状の
金属箔含有FRP層とを有することを特徴とするゴルフ
クラブ用シャフトを提供する。
ャフトの管壁に前述した管状の金属箔含有FRP層を設
けたので、該金属箔含有FRP層の金属箔層の作用によ
りシャフトのねじり剛性が適度に大きくなり、そのため
スイング時にシャフトに加わるねじり変形が適宜低減さ
れるとともに、スイング時におけるねじり方向の振動が
減衰しやすくなるものである。
合テープ及び金属箔含有FRP層について詳しく説明す
る。FRP単独層 FRP単独層は、実質的に繊維強化熱硬化性樹脂のみか
らなる管状のものである。FRP単独層は、例えば、マ
ンドレル又はマンドレルの周囲に形成した金属箔含有F
RP層にプリプレグを複数層に巻くことにより形成する
ことができる。プリプレグとしては、例えば、平行に引
き揃えたロービングやクロス、マットといった強化繊維
に熱硬化性樹脂を含浸させて作製したシート状のものを
用いることができる。この場合、強化繊維としてはカー
ボン繊維、ガラス繊維、金属繊維、アラミド繊維、炭化
けい素繊維、アルミナ繊維、ボロン繊維等の1種以上、
熱硬化性樹脂としてはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂等の1種以上、副資材としては
硬化剤、硬化促進剤、充填材、離型剤、顔料などを用い
ることができる。特に好ましいプリプレグは、強化繊維
としてカーボン繊維、ボロン繊維、樹脂としてエポキシ
樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂を用い
たものである。
程度の強化繊維を1000本束ねて1つの単位とし、そ
の6〜12単位を束ねたものを平行に並べてシート状に
し、その上に熱硬化性樹脂の薄いシートを重ねた後、こ
れを熱ローラ間に通して繊維シート上及び繊維相互間に
樹脂を含浸させることにより作製することができる。プ
リプレグの樹脂含量は、27〜37重量%程度とするこ
とが適当である。なお、プリプレグの樹脂含量とはプリ
プレグの全重量に対する樹脂重量の割合であり、この樹
脂重量には硬化剤、充填材、離型剤等の副資材の重量も
含まれる。この点は、後述する複合テープの繊維強化熱
硬化性樹脂層の樹脂含量も同じである。また、プリプレ
グの厚みは、通常、約0.1〜約0.5mm程度とす
る。
箔層2と繊維強化熱硬化性樹脂層4とを積層したもので
ある。複合テープとしては、通常は金属箔層の片面のみ
に繊維強化熱硬化性樹脂層を積層したものを使用する
が、目的を損なわない限り、金属箔層の両面に繊維強化
熱硬化性樹脂層を積層したものを用いることができる。
硬化性樹脂層との積層は、繊維強化熱硬化性樹脂層の粘
着力を利用して行ってもよく、別途粘着剤等を使用して
行ってもよい。また、金属箔層の繊維強化熱硬化性樹脂
層と接する面には、リン酸塩処理、クロメート処理等の
化成処理や、ブラスト処理といった表面処理を施すこと
ができ、これにより金属箔層と繊維強化熱硬化性樹脂層
との固着を強固にすることができる。さらに、金属箔層
とFRP単独層とが接する場合、金属箔層のFRP単独
層と接する面にも上記と同様の表面処理を施すことがで
き、これにより金属箔層とFRP単独層との固着を強固
にすることができる。
ルミニウム、銅、マグネシウム、ステンレススチール等
からなる金属箔テープを用いることができ、特にチタン
からなる金属箔テープを用いることが、低比重で、かつ
振動減衰性に優れる点で好ましい。また、繊維強化熱硬
化性樹脂層4としては、例えば、平行に引き揃えたロー
ビングやクロス、マットといった強化繊維に熱硬化性樹
脂を含浸させて作製したテープ状のものを用いることが
できる。この場合、繊維強化熱硬化性樹脂層の強化繊
維、熱硬化性樹脂、副資材等としては、FRP単独層に
ついて述べたのと同様のものを使用できる。ただし、F
RP単独層の強化繊維及び熱硬化性樹脂と、複合テープ
の繊維強化熱硬化性樹脂層の強化繊維及び熱硬化性樹脂
とは、それぞれ同種のものを用いることが、層間密着と
強度維持の点で好ましい。また、繊維強化熱硬化性樹脂
層の樹脂含量は、27〜37重量%程度とすることが適
当である。
属箔層の厚みは0.005〜0.1mm、特に0.01
〜0.03mm、金属箔層の幅は2〜8mm、特に3〜
5mm、繊維強化熱硬化性樹脂層の厚みは0.05〜
0.3mm、特に0.05〜0.07mm、繊維強化熱
硬化性樹脂層の幅は3〜9mm、特に4〜6mmが適当
である。
独層10の層間(図2a)、内周面上(図2b)及び外
周面上(図2c)の1箇所以上に形成するものである
が、層間及び内周面上の一方又は両方に設けることが、
シャフトに加わるねじりモーメントの低減及びシャフト
のねじり方向の振動減衰特性の向上を効果的に図る点で
有効である。また、金属箔含有FRP層は、シャフトの
軸方向の全長にわたって設けてもよく、一部のみに設け
てもよいが、軸方向の一部のみに設ける場合には、シャ
フトの先端部に設けることが上記と同じ理由で好まし
い。
に、複合テープ6を螺旋状に巻くことにより形成するも
のであり、このとき金属箔層2とシャフトの軸線12と
のなす角度xが35〜45度となるようにすることが、
複合テープ端の引き吊りを防止する点、複合テープ間の
隙間を補充し、余分な重なりを防止する点などで好まし
い。また、金属箔層及び繊維強化熱硬化性樹脂層の強化
繊維は、シャフトの軸線に対して実質的に同じ角度で傾
斜していることが、複合テープの引張強度を維持し、巻
き付けの作業性を高める点などで好ましい。したがっ
て、本発明で用いる複合テープとしては、金属箔層の長
手方向と繊維強化熱硬化性樹脂層の強化繊維の繊維方向
とを一致させたものが好ましい。
テープを1層に巻いてもよく、2層以上に巻いてもよ
い。複合テープを2層以上に巻く場合、隣接する各複合
テープ層の金属箔層がシャフトの軸線に対して互いに反
対の方向に傾斜するように巻くことが、シャフトに加わ
るねじりモーメントの低減及びシャフトのねじり方向の
振動減衰特性の向上を図る点で有効である。
合、複合テープ6として、図4に示すように、金属箔層
2の一面に金属箔層2より幅が広い繊維強化熱硬化性樹
脂層4が積層され、金属箔層2の両側方に繊維強化熱硬
化性樹脂層4が突出したものを用いることが好ましい。
そして、金属箔層2間に隙間12を形成するとともに、
繊維強化熱硬化性樹脂層4同士をほぼ接触させた状態で
複合テープ6を螺旋状に巻くことが適当である。このよ
うにした場合、複合テープ6の繊維強化熱硬化性樹脂層
4と、金属箔層2上に形成されたFRP単独層10とが
隙間12において固着一体化するため、強固な構造のシ
ャフトを得ることができる。
り円柱形のマンドレルの周囲に前述した各層からなる積
層体を形成した後、マンドレル周囲の積層体を加熱して
硬化させることにより得ることができる。
が、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
一実施例を示すもので、シャフトの長手方向の一部にお
ける軸線より上半分を断面図として示した図である。本
例のゴルフクラブ用シャフトにおいて、22はシャフト
の管壁20の最内層をなす管状の第1の金属箔含有FR
P層、24は第1の金属箔含有FRP層22の外周面上
に形成された管状の第2の金属箔含有FRP層、26は
第2の金属箔含有FRP層24の外周面上に形成され、
シャフトの管壁20の最外層をなす管状のFRP単独層
を示す(図中28はシャフトの中空部、30はシャフト
の軸線を示す)。本例において、各層22,24,26
は、いずれもシャフトの軸方向の全長にわたって形成さ
れている。本例のシャフトは、長軸円錐台状(例えば1
000分の5〜8で傾斜)をなしたいわゆる中空先細り
形状のものである。
金属箔含有FRP層24は、いずれも、チタン箔テープ
からなる金属箔層2に、カーボン繊維で強化したエポキ
シ樹脂からなるテープ状の繊維強化熱硬化性樹脂層4
(樹脂含量30重量%)を裏打ちしてなる複合テープ6
によって形成されている。すなわち、マンドレル上に複
合テープ6を繊維強化熱硬化性樹脂層4を内側にして螺
旋状に巻き付けることにより第1の金属箔含有FRP層
22が形成され、第1の金属箔含有FRP層22上に複
合テープ6を繊維強化熱硬化性樹脂層4を内側にして螺
旋状に巻くことにより第2の金属箔含有FRP層が形成
されている。ここで、金属箔層2とシャフトの軸線30
とのなす角度、及び、繊維強化熱硬化性樹脂層4の強化
繊維とシャフトの軸線30とのなす角度は、いずれも4
0度に形成されている。また、第1の金属箔含有FRP
層22の金属箔層2と、第2の金属箔含有FRP層24
の金属箔層2とは、シャフトの軸線30に対して互いに
反対の方向に傾斜している。
0.02mmの金属箔層2の裏面に、幅が約4mm、厚
みが約0.25mmの繊維強化熱硬化性樹脂層4が積層
され、金属箔層2の両側方に繊維強化熱硬化性樹脂層4
がそれぞれ約0.5mm突出したものであり、繊維強化
熱硬化性樹脂層4同士をほぼ接触させて螺旋状に巻くこ
とにより、金属箔層2間に幅が約1mmの隙間12が形
成されている。そして、上記隙間12において各金属箔
層2の上下の繊維強化樹脂が固着一体化している。
したエポキシ樹脂からなるプリプレグ(樹脂含量30重
量%)を第2の金属箔含有FRP層24の外周面上に3
枚巻き付けることにより厚みが約0.5mmに形成され
ている。本例において、これら3枚のプリプレグの強化
繊維の繊維方向は、いずれもシャフトの軸方向と実質的
に一致している。
他の実施例を示すもので、シャフトの長手方向の一部に
おける軸線より上半分を断面図として示した図である。
本例のゴルフクラブ用シャフトにおいて、42はシャフ
トの管壁20の最内層をなす管状の第1のFRP単独
層、44は第1のFRP単独層42の外周面上に形成さ
れた管状の金属箔含有FRP層、46は金属箔含有FR
P層44の外周面上に形成され、シャフトの管壁20の
最外層をなす管状の第2のFRP単独層を示す。本例に
おいて、各層42,44,46は、いずれもシャフトの
軸方向の全長にわたって形成されている。また、本例の
シャフトは、図5のシャフトと同様の形状のものであ
る。
で強化したエポキシ樹脂からなるプリプレグをマンドレ
ル上に6枚巻き付けることにより厚みが約0.9mmに
形成されている。本例において、これら6枚のプリプレ
グの強化繊維とシャフトの軸線30とのなす角度は、い
ずれも35〜45度の範囲内の所定角度に形成されてい
る。また、隣接するプリプレグの強化繊維は、シャフト
の軸線30に対して互いに反対の方向に傾斜している。
で用いたのと同様の複合テープ6を第1のFRP単独層
42上に螺旋状に巻くことにより形成されている。ここ
で、金属箔層2とシャフトの軸線30とのなす角度、及
び、繊維強化熱硬化性樹脂層4の強化繊維とシャフトの
軸線30とのなす角度は、いずれも40度に形成されて
いる。また、繊維強化熱硬化性樹脂層4の強化繊維とそ
の内側のプリプレグの強化繊維とは、シャフトの軸線3
0に対して互いに反対の方向に傾斜している。
で強化したエポキシ樹脂からなるプリプレグを金属箔含
有FRP層44の外周面上に適宜枚数巻き付けることに
より厚みが約0.5mmに形成されている。本例におい
て、第2のFRP単独層46を構成するプリプレグの強
化繊維の繊維方向は、いずれもシャフトの軸方向と実質
的に一致している。
度の曲げ剛性及びねじり剛性を保持しつつ、スイング時
にシャフトに加わるねじりモーメントを低減させたもの
であり、そのためゴルフクラブを繰り返し使用してもシ
ャフトのねじり破壊を招くようなことがないとともに、
シャフトのねじり方向の振動減衰特性が向上し、スイン
グ時におけるねじり方向の振動が減衰しやすいため、良
好な打感が得られるものである。
れてなる複合テープの一例を示す部分側面図である。
る金属箔含有FRP層の形成態様を示す断面図である。
である。
である。
すもので、シャフトの長手方向の一部における軸線より
上半分を断面図として示した図である。
示すもので、シャフトの長手方向の一部における軸線よ
り上半分を断面図として示した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 中空先細り状の繊維強化樹脂製ゴルフク
ラブ用シャフトにおいて、前記シャフトの管壁が、実質
的に繊維強化熱硬化性樹脂のみからなる管状のFRP単
独層と、金属箔層と繊維強化熱硬化性樹脂層とが積層さ
れてなる複合テープを螺旋状に巻くことにより形成さ
れ、前記FRP単独層の層間又は周面上に設けられた管
状の金属箔含有FRP層とを有することを特徴とするゴ
ルフクラブ用シャフト。 - 【請求項2】 FRP単独層の強化繊維及び熱硬化性樹
脂と、複合テープの繊維強化熱硬化性樹脂層の強化繊維
及び熱硬化性樹脂とが、それぞれ同種のものである請求
項1に記載のゴルフクラブ用シャフト。 - 【請求項3】 金属箔含有FRP層において、金属箔層
及び繊維強化熱硬化性樹脂層の強化繊維が、シャフトの
軸線に対して実質的に同じ角度で傾斜している請求項1
又は2に記載のゴルフクラブ用シャフト。 - 【請求項4】 複合テープが、金属箔層の一面に金属箔
層より幅が広い繊維強化熱硬化性樹脂層が積層され、金
属箔層の両側方に繊維強化熱硬化性樹脂層が突出したも
のであり、金属箔層間に隙間を形成するとともに、繊維
強化熱硬化性樹脂層同士をほぼ接触させた状態で複合テ
ープを螺旋状に巻くことにより金属箔含有FRP層が形
成されている請求項1、2又は3に記載のゴルフクラブ
用シャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22180596A JP3913292B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ゴルフクラブ用シャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22180596A JP3913292B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ゴルフクラブ用シャフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1043334A true JPH1043334A (ja) | 1998-02-17 |
JP3913292B2 JP3913292B2 (ja) | 2007-05-09 |
Family
ID=16772481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22180596A Expired - Fee Related JP3913292B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ゴルフクラブ用シャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3913292B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6692377B2 (en) * | 2001-12-21 | 2004-02-17 | Callaway Golf Company | Graphite shaft with foil modified torsion |
US8246485B2 (en) | 2009-04-20 | 2012-08-21 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club shaft |
JP2016221865A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 三菱電機株式会社 | 複合材パイプ及び複合材パイプの製造方法 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP22180596A patent/JP3913292B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6692377B2 (en) * | 2001-12-21 | 2004-02-17 | Callaway Golf Company | Graphite shaft with foil modified torsion |
US8246485B2 (en) | 2009-04-20 | 2012-08-21 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club shaft |
JP2016221865A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 三菱電機株式会社 | 複合材パイプ及び複合材パイプの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3913292B2 (ja) | 2007-05-09 |
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