JPH1042089A - ファクシミリシステム - Google Patents

ファクシミリシステム

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JPH1042089A
JPH1042089A JP8213277A JP21327796A JPH1042089A JP H1042089 A JPH1042089 A JP H1042089A JP 8213277 A JP8213277 A JP 8213277A JP 21327796 A JP21327796 A JP 21327796A JP H1042089 A JPH1042089 A JP H1042089A
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JP
Japan
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recording paper
paper cassette
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JP8213277A
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Inventor
Hiroshi Yokoyama
宏 横山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホスト装置のユーザが記録紙カセットの指定間
違いをする場合があった。そこで、記録紙カセットの情
報を基に選択をするようにする。 【解決手段】ホスト装置200の記録紙カセット情報問
合せ手段206はファクシミリ装置100に対して複写
モード等を指定する際に記録紙カセット109に関する
情報を問合せる。ファクシミリ装置100の記録紙カセ
ット情報送出手段121はホスト装置200からの要求
により記録紙カセットに関する情報を通知する。ホスト
装置200はファクシミリ装置100から受けた情報を
記録紙カセット選択画面に表示し、ユーザが記録紙カセ
ット選択画面から選択した記録紙カセット109をファ
クシミリ装置100に対して指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はホスト装置とホス
ト装置に接続したファクシミリ装置を有するファクシミ
リシステム、特にファクシミリ装置が備える記録紙カセ
ットの選択操作の手間の軽減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホスト装置とホスト装置に接続したファ
クシミリ装置を有するファクシミリシステムにおいて、
ホスト装置からファクシミリ装置に対して複写モード又
は印刷モードを指定する際に、ユーザがホスト装置を介
して選択した記録紙カセットをファクシミリ装置に対し
て指定し、ファクシミリ装置ではホスト装置から指定さ
れた記録紙カセットを用いて複写処理及び印刷処理を行
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
が選択した記録紙カセットがない場合及びユーザが選択
した記録紙カセットに格納された記録紙のサイズと複写
又は印刷しようとする画像のサイズとが合わない場合、
ファクシミリ装置は処理を開始した後にエラーメッセー
ジをホスト装置に送り、ユーザはこのエラーメッセージ
を見てから再度記録紙カセットに選択を行なっていた。
このため、ホスト装置からの複写処理指示及び印刷処理
指示に手間がかかっていた。
【0004】また、ユーザがホスト装置を介して複写モ
ードを指定した後、ファクシミリ装置で複写処理を開始
する前に他のユーザが原稿を取り去った場合は、ファク
シミリ装置は複写処理を開始した後に原稿がセットされ
ていないことを検出し、エラーメッセージをホスト装置
に送っていた。また、ファクシミリ装置で複写処理を開
始する前に他のユーザが、原稿を交換した場合にはその
原稿を読み取り、希望する画像が読み取られない場合が
あった。このように、ホスト装置のユーザがエラーの発
生を知るまでに時間がかかる場合があり、複写処理及び
印刷処理に手間がかかっていた。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、ホスト装置のユーザによる複写処理
及び印刷処理の手間の軽減を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリシステムは、ホスト装置とホスト装置に接続したフ
ァクシミリ装置とを有し、ファクシミリ装置はホスト装
置からの指定により複写処理を行なう複写モードとホス
ト装置からの指定により印刷データの印刷処理を行なう
印刷モードとを備え、ホスト装置はファクシミリ装置に
対して複写モードを指定する際及び印刷モードを指定す
る際に、ファクシミリ装置に対してファクシミリ装置が
備える記録紙カセットに関する情報を問合せ、ファクシ
ミリ装置はホスト装置から記録紙カセットに関する情報
の要求を受けると、ファクシミリ装置が備える記録紙カ
セット及びその記録紙カセットが供給する記録紙に関す
る情報等の記録紙カセットに関する情報をホスト装置に
通知し、ホスト装置はファクシミリ装置から受けた記録
紙カセットに関する情報を記録紙カセット選択画面に表
示し、ユーザが記録紙カセット選択画面から選択した記
録紙カセットをファクシミリ装置に対して指定して、ホ
スト装置のユーザが記録紙カセットの選択間違いをする
ことを防止する。
【0007】さらに、ホスト装置はユーザが記録紙カセ
ットの変更を入力すると、新たに選択された記録紙カセ
ットをファクシミリ装置に対して指定し、ファクシミリ
装置は記録紙カセットの指定を受けるたびにその記録紙
カセットから記録紙を供給するように設定して、ユーザ
がファクシミリ装置に装備されている記録紙カセットの
情報を確認して記録紙カセットの指定を自由に変更でき
るようにする。
【0008】また、ファクシミリ装置はホスト装置から
記録紙カセット情報の要求を受けた後複写処理を開始す
る前に原稿が取り除かれた場合に、警告を出力するとと
もにその旨をホスト装置に対して通知して、間違った複
写処理を行なうことを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のファクシミリシステム
は、ホスト装置とホスト装置に接続したファクシミリ装
置とを有するファクシミリシステムにおいて、ホスト装
置からファクシミリ装置に対して複写モード又は印刷モ
ードを指定してファクシミリ装置から画像などを印刷出
力する際のユーザによるファクシミリ装置の記録紙カセ
ット設定作業を軽減するものである。
【0010】ファクシミリシステムは、ファクシミリ装
置とファクシミリ装置を接続したホスト装置を有する。
ファクシミリ装置は、ホストインターフェイス(以後
「ホストI/F」という。)、記録紙カセット、手差し
トレー、スキャナ、プロッタ、操作表示部、モデム、ネ
ットワークコントロールユニット(以後「NCU」とい
う。)及び主制御部を有する。ホストI/Fはホスト装
置とのデータ送受信を行なう。主制御部は、例えば記録
紙カセット情報送出手段、モード設定手段及びエラー検
出手段を備える。記録紙カセット情報送出手段はホスト
装置から記録紙カセットに関する情報(以後「記録紙カ
セット情報」という。)の要求を受けると、ファクシミ
リ装置で備える記録紙カセットの記録紙カセット情報を
作成し、ホスト装置に対して送出する。ここで、記録紙
カセット情報には、例えばファクシミリ装置が備える記
録紙カセット、手差しトレー、各記録紙カセット及び手
差しトレーが記録紙を供給可能か否か、各記録紙カセッ
トが格納する記録紙のサイズなどの情報がある。
【0011】モード設定手段は、例えばホスト装置から
複写モード又は印刷モードに指定を受けると、指定にし
たがって複写モード又は印刷モードを設定する。エラー
検出手段はホスト装置から記録紙カセット情報の要求を
受けた後複写処理を開始する前に原稿が取り除かれた場
合に、例えば操作表示部から警告を出力するとともに、
ホストI/Fを介してその旨をホスト装置に対して通知
する。このように、記録紙カセット情報の要求を受けた
後複写処理を開始する前に原稿が取り除かれた場合に、
警告を出力するとともに、ホストI/Fを介してその旨
をホスト装置に対して通知するので、原稿を取り除いた
ユーザに対して警告を発生することができ、また、ホス
ト装置のユーザに対してもその旨を通知でき、間違った
画像を複写することを防止できる。さらに、記録紙カセ
ットの指定を変更できるので、記録紙カセットの指定間
違いを容易に修正でき、指定間違い修正の手間を減らす
ことができる。
【0012】ホスト装置は、例えばファクシミリインタ
ーフェイス(以後「ファクシミリI/F」という。)、
記録紙カセット問合せ手段、モード設定手段及び記録紙
カセット指定手段を備える。ファクシミリI/Fはファ
クシミリ装置とのデータの送受信を行なう。記録紙カセ
ット問合せ手段はホスト装置のユーザがファクシミリ装
置を用いて複写処理又は印刷処理を行なうアプリケーシ
ョンを使用すると、ファクシミリ装置に対して記録紙カ
セット情報の要求を行なう。モード設定手段はファクシ
ミリ装置に対して複写モード及び印刷モードの開始を指
示する。記録紙カセット指定手段はファクシミリ装置か
ら受信した記録紙カセット情報を基にファクシミリ装置
が備える記録紙カセット及びその記録紙カセットが供給
する記録紙サイズの情報を記録紙カセット選択画面に表
示し、ユーザが記録紙カセット選択画面を基に選択した
記録紙カセットをファクシミリ装置に対して指定する。
ここで、ユーザが記録紙カセットの選択をせずに処理の
開始を指示すると、記録紙カセット選択画面上に表示さ
れている記録紙カセットを指定するので、ユーザは必ず
しも記録紙カセットを選択する必要がない。
【0013】このように、ファクシミリ装置が備える記
録紙カセット及び各記録紙カセットが記録紙を供給可能
か否かをホスト装置に対して通知するので、ユーザがフ
ァクシミリ装置が備えていない記録紙カセットを指定し
たり、記録紙を供給可能でない記録紙カセットを指定し
たりすることを防止できる。これにより、複写処理又は
印刷処理を開始した後に記録紙カセットの指定にエラー
があることが分かりユーザが再度記録紙カセットの指定
をするといった手間をなくすことができる。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のファクシミリシ
ステムの構成図である。図に示すように、ファクシミリ
システムはファクシミリ装置100とファクシミリ装置
100を接続したホスト装置200を有する。
【0015】ファクシミリ装置100は、ホストインタ
ーフェイス(以後「ホストI/F」という。)101、
ROM102、RAM103、圧縮伸張部104、操作
表示部105、スキャナ106、プロッタ107、記録
紙搬送部108、記録紙カセット109a〜109m、
手差しトレイ109n、モデム110、NCU111及
び主制御部120を備える。ホストI/F101は、ホ
スト装置200とデータ及びコマンドなどの送受信を行
なう。ROM102はファクシミリ装置100の制御プ
ログラムなどを記憶する。RAM103は画像データな
どを記憶する。圧縮伸張部104はファクシミリ送信画
像を圧縮したり、ファクシミリ受信画像を伸張したりす
る。操作表示部105はファクシミリ送信操作、複写操
作を入力したり、それらの処理の結果を表示したりす
る。記録紙搬送部108は、複写処理、ホスト装置20
0からの印刷データの印刷処理及び受信ファクシミリ画
像の印刷処理などで印刷を行なう際に記録紙カセット1
09a〜109m及び手差しトレイ109nから記録紙
を搬送する。以後、記録紙カセット109a〜109m
及び手差しトレイ109nを「記録紙カセット等109
a〜109n」という。記録紙カセット109aは標準
の記録紙カセットであり、記録紙カセット109b〜1
09mはオプションの記録紙カセットである。モデム1
10及びNCU111は他のファクシミリ装置とファク
シミリ通信を行なう。
【0016】主制御部120はファクシミリ装置100
全体の制御を行なう部分である。また、主制御部120
は、記録紙カセット情報送出手段121、モード設定手
段122及びエラー検出手段123を備える。記録紙カ
セット情報送出手段121はホスト装置200から記録
紙カセット情報の要求を受けると、ファクシミリ装置1
00で備える記録紙カセット等109a〜109nの情
報である記録紙カセット情報を作成し、ホスト装置20
0に対して送出する。ここで、記録紙カセット情報は、
例えば図2に示すようにパラメータ1からパラメータ5
までを備える。パラメータ1は、例えば記録紙カセット
の有無などの情報であり、ビット0が標準の記録紙カセ
ット109aの有無を示す(標準の記録紙カセット10
9aは通常インストールされているので、ファクシミリ
装置100から外されている場合以外は常に「1」とな
り、インストールされていることを示す。)。ビット1
はオプションの記録紙カセット109b〜109mの有
無を示し、「0」がオプションの記録紙カセット109
b〜109mがインストールされていないことを、
「1」がオプションの記録紙カセット109b〜109
mがインストールされていることを示す。ビット2は手
差しトレイ109nが使用可能か否かを示し、「0」が
使用可能でないことを、「1」が使用可能であることを
示す。ここで、手差しトレイ109nが使用可能でない
とは手差しトレイ109nに記録紙がセットされていな
い状態であることをいい、使用可能であるとは手差しト
レイ109nに記録紙がセットされており、記録紙を供
給可能な状態をいう。パラメータ2は、例えば標準の記
録紙カセット109aに格納した記録紙のサイズを示
し、「0」が手紙サイズ、「1」がA4サイズを示す。
パラメータ3は、例えばオプションの記録紙カセット1
09b〜109mの幅センサの状態を示し、「0」が19
2mm未満、「1」が192mm以上を検出する幅センサで
あることを示す。パラメータ4は、例えばオプション記
録紙カセット109b〜109mに格納した記録紙のサ
イズを示し、「0」が手紙サイズ、「1」がA4サイ
ズ、「4」がA5サイズ、「7」が210×330mm、
「8」が手紙サイズの半分を示す。ここで、パラメータ
4はパラメータ1のビット2が「0」であり、かつ、パ
ラメータ3が「1」のときにのみ有効である。また、パ
ラメータ5は手差しトレイ109nの記録紙サイズを示
す。
【0017】モード設定手段122は、例えばホスト装
置20から複写モード又は印刷モードに指定を受ける
と、指定にしたがって複写モード又は印刷モードを設定
する。エラー検出手段123は、例えばホスト装置20
0から記録紙カセット情報の要求を受けた後複写処理を
開始する前に原稿が取り除かれた場合に、例えば操作表
示部105から警告を出力するとともに、ホストI/F
101を介してその旨をホスト装置200に対して通知
する。
【0018】ホスト装置200は、例えばファクシミリ
インターフェイス(以後「ファクシミリI/F」とい
う。)201、ハードディスク装置202、表示部20
3、操作部204及び演算部205を備える。ファクシ
ミリI/F201はファクシミリ装置100とデータ及
びコマンドの送受信を行なう。ハードディスク装置20
2は、例えばファクシミリ装置100で印刷するデータ
である印刷データを記憶する。表示部203は、ユーザ
が選択したアプリケーションに応じて種々な画面の表示
する。演算部205はホスト装置200の動作制御及び
演算処理を行なう部分である。また、演算部205は記
録紙カセット情報問合せ手段206、モード指定手段2
07及び記録紙カセット指定手段208を備える。記録
紙カセット情報問合せ手段206はホスト装置200の
ユーザがファクシミリ装置100を用いて複写処理又は
印刷処理を行なうアプリケーションを使用すると、ファ
クシミリ装置100に対して記録紙カセット情報の要求
を行なう。モード指定手段207はファクシミリ装置1
00に対して複写モード及び印刷モードの開始を指示す
る。
【0019】記録紙カセット指定手段208はファクシ
ミリ装置100から受信した記録紙カセット情報を基に
各記録紙カセット等109a〜109nの情報を、例え
ば図3に示すような記録紙カセット選択画面に表示し、
ユーザが記録紙カセット選択画面を基に選択した記録紙
カセット等109a〜109nをファクシミリ装置に対
して指定する。ここで、記録紙カセット選択画面は、図
3に示すように例えば記録紙カセット、記録紙サイズな
どを表示し、この画面を確認した柄ユーザは複写枚数、
濃度などを変更できる。ホスト装置200のユーザは複
写又は印刷しようとする画像と表示されている記録紙カ
セット等109a〜109nが備える記録紙の記録紙サ
イズなどが一致しいているか否かを調べ、一致していな
い場合は操作部204から次ぎの記録紙カセットを表示
するように指示する。ホスト装置の記録紙カセット指定
手段208は次ぎの記録紙カセット等109a〜109
nを表示するよう指示を受けると、例えば図4に示すよ
うに次ぎの記録紙カセット等109a〜109nを表示
する。ここで、図では手差しトレイ109nについての
情報を表示している。ホスト装置200のユーザは複写
又は印刷しようとする画像と表示されている記録紙サイ
ズなどが一致している場合は操作部204から複写処理
又は印刷処理の開始を指示する。記録紙カセット選択画
面上の「開始」を、例えば1度選択することにより、記
録紙カセット等109a〜109nの選択を入力するこ
とができ、「開始」を2度短い間隔で続けて選択するこ
とにより、処理の開始指示を入力できる。記録紙カセッ
ト選択画面上の「開始」の選択には、操作部204のマ
ウスを用いても良いし、操作部204のキーボードを用
いても良い。また、操作部204としてタッチパネルを
用いても良い。
【0020】上記構成のファクシミリシステムで複写処
理する場合の動作について、図5のデータの流れを示す
フローチャート、図6のフローチャート及び図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0021】ホスト装置200のユーザがファクシミリ
装置100を用いて複写処理を行なうアプリケーション
を使用すると(ステップS11)、ホスト装置200の
記録紙カセット問合せ手段206はファクシミリI/F
201を介してファクシミリ装置100に対してファク
シミリ装置100が備える記録紙カセット等109a〜
109nの情報である記録紙カセット情報の問合せをす
る(ステップS1,S12)。ファクシミリ装置100
の記録紙カセット情報送出手段121はホスト装置20
0から記録紙カセット情報の要求を受けると(ステップ
S21)、RAM103内に記憶したコントロールワー
ドのコマンド受信ビットをオンにした後(ステップS2
2)、各記録紙カセット等109a〜109nの状況を
調べて記録紙カセット情報を作成して、ホストI/F1
01を介してホスト装置200に送信する(ステップS
2,S23)。ここで、フローチャートでは説明されて
いないが、RAM103内に記憶したコントロールワー
ドのコマンド受信ビットは原稿が取り除かれた際に警告
を発するか否かの判断に使用する。例えば、原稿が原稿
台から取り除かれた際に、コントロールワードのコマン
ド受信ビットがオンであれば複写モード中であるので警
告を発し、コントロールワードのコマンド受信ビットが
オフであれば複写モード中でないので警告を発しない。
【0022】ホスト装置200の記録紙カセット指定手
段208はファクシミリ装置100から記録紙カセット
情報を受けると(ステップS13)、表示部203に記
録紙カセット選択画面を表示する。ここで、ユーザが記
録紙カセット等109a〜109nの選択をせずに処理
の開始を指示すると、記録紙カセット選択画面上に表示
されている記録紙カセット等109a〜109nを指定
するので、ユーザは必ずしも記録紙カセット等109a
〜109nを選択する必要がない。
【0023】ユーザが記録紙カセット選択画面で記録紙
を確認しながら記録紙カセット等109a〜109nを
指定して、処理の開始を指示すると(ステップS1
4)、モード指定手段207は複写モード指定を、記録
紙カセット指定手段208は記録紙カセットの指定をフ
ァクシミリI/F201を介してファクシミリ装置10
0に対して送信する(ステップS3,S15)。このよ
うに、ファクシミリ装置100から受信した記録紙カセ
ット情報を基に使用する記録紙カセット等109a〜1
09nを選択するので、複写処理を開始した後に記録紙
カセット等109a〜109nの指定にエラーがあるこ
とが分かりユーザが再度記録紙カセット等109a〜1
09nの指定をするといった手間をなくすことができ
る。
【0024】ファクシミリ装置100のモード設定手段
122はホスト装置200から複写モードの指定を受け
ると、複写モードを設定する。ファクシミリ装置100
のエラー検出手段はホスト装置200から記録紙カセッ
ト等109a〜109nの指定を受信すると(ステップ
S24)、指定された記録紙カセット等109a〜10
9nが指定された記録紙を供給可能か否か等調べ、指定
された記録紙を供給できない等のエラーが発生した場合
は(ステップS25)、記録紙カセット指定エラーが発
生した旨をホスト装置に通知する(ステップS26)。
これにより、ユーザが操作間違いをして希望する記録紙
を供給できない記録紙カセット等109a〜109nを
選択しても誤動作を防止できる。ホスト装置200は記
録紙カセット指定エラーが発生した旨の通知を受けると
(ステップS16)、再び記録紙カセット選択画面を表
示して記録紙カセットの選択を入力し(ステップS1
7)、ユーザが選択した記録紙カセット等109a〜1
09nをファクシミリ装置100に対して指定する(ス
テップS14,S15)。ファクシミリ装置100のエ
ラー検出手段123は新たに記録紙カセット等109a
〜109nの指定を受けると(ステップS27)、再び
記録紙カセット指定エラーが発生の有無を調べる(ステ
ップS25)。
【0025】ファクシミリ装置100は記録紙カセット
指定エラーが発生しなかった場合は、指定された記録紙
カセット等109a〜109nを記録紙を供給する記録
紙カセット等109a〜109nとして設定する(ステ
ップS4,S28)。
【0026】ホスト装置200のユーザが記録紙カセッ
ト等109a〜109nの指定間違いがあることに気が
ついて、操作部204から記録紙カセット等109a〜
109nの指定変更を入力すると(ステップS18)、
記録紙カセット指定手段208は新たに選択された記録
紙カセットをファクシミリ装置100に対して指定し
(ステップS19)、ファクシミリ装置100は記録紙
カセット等109a〜109nの設定を変更する(ステ
ップS29,S30)。
【0027】その後、ホスト装置200のユーザが操作
部204から再度開始の指定を入力して(ステップS2
0)、ファクシミリ装置100が複写開始指定を受信す
ると(ステップS5,S31)、ファクシミリ装置10
0は複写処理を開始し(ステップS32)、スキャナ1
06は画像を読み取り(ステップS6)、記録紙搬送区
108は指定された記録紙カセット等109a〜109
nから記録紙を搬送し、プロッタ107は記録紙搬送部
108が搬送した記録紙に対してスキャナ106が読み
取った画像を印刷出力する(ステップS7)。
【0028】さらに、エラー検出手段123はホスト装
置200から記録紙カセット情報の要求を受けた後複写
処理を開始する前に原稿が取り除かれた場合に、例えば
操作表示部105から警告を出力するとともに、ホスト
I/F101を介してその旨をホスト装置200に対し
て通知する。このように、記録紙カセット情報の要求を
受けた後複写処理を開始する前に原稿が取り除かれた場
合に、警告を出力するとともに、ホストI/F101を
介してその旨をホスト装置200に対して通知するの
で、原稿を取り除いたユーザに対して警告を発生するこ
とができ、また、ホスト装置200のユーザに対しても
その旨を通知でき、間違った画像を複写することを防止
できる。ここで、エラー検出手段123は原稿がオート
フィーダ(不図示)上にある場合はオートフィーダ上か
ら原稿が取り除かれたか否かを調べる。
【0029】なお、上記実施例ではホスト装置200か
ら複写モードを指定する場合について説明したが、ホス
ト装置200からホスト装置の印刷データを印刷する印
刷モードを指定した場合も同様に動作する。
【0030】また、上記実施例においては、ホスト装置
200のユーザが記録紙カセット等109a〜109n
を指定せずに処理の開始を指定した場合については説明
していないが、記録紙カセット選択画面においては記録
紙を供給可能な記録紙カセット等109a〜109nが
表示されているので、ホスト装置200はその表示して
いる記録紙カセット等109a〜109nをファクシミ
リ装置100に対して指定することにより、既に説明し
たと同様の動作をする。これにより、ホスト装置200
のユーザはどの記録紙に印刷しても良い場合は、記録紙
カセット等109a〜109nを選択する必要がなく記
録紙カセット等109a〜109nを選択する操作を省
略することができる。
【0031】また、上記実施例ではファクシミリ装置1
00をホスト装置200に接続したが、ネットワークを
介して複数台のホスト装置200と1台のファクシミリ
装置100を接続するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ホスト
装置はファクシミリ装置に対して複写モードを指定する
際及び印刷モードを指定する際に、ファクシミリ装置に
対してファクシミリ装置が備える記録紙カセットに関す
る情報を問合せ、ファクシミリ装置から受けた記録紙カ
セットに関する情報を基にファクシミリ装置が備える記
録紙カセットを記録紙カセット選択画面に表示し、ユー
ザが選択した記録紙カセットをファクシミリ装置に対し
て指定するので、画像と合致しない記録紙カセットの指
定をすることにより複写処理又は印刷処理を開始した後
に再度記録紙カセットの指定をするという手間をなくす
ことができる。
【0033】さらに、ホスト装置はユーザが記録紙カセ
ットの指定の変更を入力すると、新たに選択された記録
紙カセットをファクシミリ装置に対して指定し、ファク
シミリ装置は記録紙カセットの指定を受けるたびに記録
紙カセットの設定を変更するので、ユーザがファクシミ
リ装置に装備されている記録紙カセットの情報を確認し
て記録紙カセットの指定を自由に変更でき、指定間違い
を事前に修正することができる。
【0034】また、ファクシミリ装置はホスト装置から
記録紙カセット情報の要求を受けた後複写処理を開始す
る前に原稿が取り除かれた場合に、警告を出力するとと
もにその旨をホスト装置に対して通知するので、原稿を
取り除いたユーザに対して警告を発することができると
ともに、ホスト装置のユーザが間違った複写処理を行な
うことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】記録紙カセット情報の構成図である。
【図3】標準記録紙カセットを表示した記録紙カセット
選択画面の構成図である。
【図4】手差しトレイを表示した記録紙カセット選択画
面の構成図である。
【図5】データ及び指示の流れを示すフローチャートで
ある。
【図6】ホスト装置の複写指示動作を示すフローチャー
トである。
【図7】ファクシミリ装置の複写処理動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置 109 記録紙カセット 121 記録紙カセット情報送出手段 122 モード設定手段 123 エラー検出手段 200 ホスト装置 203 表示部 206 記録紙カセット情報問合せ手段 207 モード指定手段 208 記録紙カセット指定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置とホスト装置に接続したファ
    クシミリ装置とを有するファクシミリシステムにおい
    て、ファクシミリ装置はホスト装置からの指定により複
    写処理を行なう複写モードとホスト装置からの指定によ
    り印刷データの印刷処理を行なう印刷モードとを備え、
    ホスト装置はファクシミリ装置に対して複写モードを指
    定する際及び印刷モードを指定する際に、ファクシミリ
    装置に対してファクシミリ装置が備える記録紙カセット
    に関する情報を問合せ、ファクシミリ装置はホスト装置
    から記録紙カセットに関する情報の要求を受けると、フ
    ァクシミリ装置が備える記録紙カセット及びその記録紙
    カセットが供給する記録紙に関する情報等の記録紙カセ
    ットに関する情報をホスト装置に通知し、ホスト装置は
    ファクシミリ装置から受けた記録紙カセットに関する情
    報を記録紙カセット選択画面に表示し、ユーザが記録紙
    カセット選択画面から選択した記録紙カセットをファク
    シミリ装置に指定することを特徴とするファクシミリシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 ホスト装置はユーザが記録紙カセットの
    変更を入力すると、新たに選択された記録紙カセットを
    ファクシミリ装置に対して指定し、ファクシミリ装置は
    記録紙カセットの指定を受けるたびにその記録紙カセッ
    トから記録紙を供給するように設定する請求項1記載の
    ファクシミリシステム。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ装置はホスト装置から記録
    紙カセットに関する情報の要求を受けた後複写処理を開
    始する前に原稿が取り除かれた場合に、警告を出力する
    とともにその旨をホスト装置に通知する請求項1記載の
    ファクシミリシステム。
JP8213277A 1996-07-25 1996-07-25 ファクシミリシステム Pending JPH1042089A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003616A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、制御方法及び制御プログラム
JP2009089180A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Brother Ind Ltd 画像読取装置及び画像読取システム
JP2014007646A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、およびそのプログラム

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