JPH1041939A - データ端末アダプタ装置及びその遠隔保守機能の実行方法 - Google Patents

データ端末アダプタ装置及びその遠隔保守機能の実行方法

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JPH1041939A
JPH1041939A JP8213310A JP21331096A JPH1041939A JP H1041939 A JPH1041939 A JP H1041939A JP 8213310 A JP8213310 A JP 8213310A JP 21331096 A JP21331096 A JP 21331096A JP H1041939 A JPH1041939 A JP H1041939A
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JP
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communication
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JP8213310A
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Hidetoshi Yamamichi
秀俊 山道
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの回線を使用して回線の使用効率を高く維
持したまま遠隔保守機能を実現することができるデータ
端末アダプタ装置を提供すること。 【解決手段】HSD回線1を介して外部クロックにより
データ端末5と通信するデータ端末アダプタ装置であっ
て、遠隔保守用通信でない場合、Bチャンネルフレーム
を全てデータ端末用データとして外部クロックによりデ
ータ端末と通信し、遠隔保守用通信の場合、Bチャンネ
ルフレームをデータ端末用データと遠隔保守用制御デー
タとに切り離す手段3と、遠隔保守用通信の場合、Bチ
ャンネルフレームから切り離されたデータ端末用データ
に対し新たに通信速度を割り当て、遠隔保守用通信でな
い場合、直ちに外部クロックに戻すよう制御する制御手
段6、7と、遠隔機能を実行するCPU7とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN網及び高
速ディジタル専用線網(HSD網)等のようなディジタ
ル通信網を介して遠隔保守を実行するターミナルアダプ
タ(TA)或いは時分割多重化装置等のようなデータ端
末アダプタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル通信網を介して遠隔保
守を実行するターミナルアダプタ(TA)或いは時分割
多重化装置等のようなデータ端末アダプタ装置としては
図4及び図5に示すようなものがあった。図4は従来の
遠隔保守機能を実現するデータ端末アダプタ装置の構成
を示すブロック図、図5は図4に示すデータ端末アダプ
タ装置で使用するデータ端末用のデータを収容するデー
タ部と遠隔保守用の制御データを収容する制御部とから
なるデータフレームのフレームフォーマットを示す図で
ある。以下、図4を参照して、従来の遠隔保守機能を実
現するデータ端末アダプタ装置の構成について説明す
る。
【0003】図4において、1はディジタル通信網に接
続されるインターフェースディジタル回線、2はインタ
ーフェースディジタル回線1用のデータフォーマットと
データ端末5用のデータフォーマットとを相互に変換す
るインターフェースデータ送受信部、3はインターフェ
ースデータ送受信部2から受信したディジタル回線1上
のBチャンネルデータをデータ端末5用のデータと遠隔
保守用の制御データとに切り分け、それぞれフレーム生
成部3で生成された制御データとともに端末インターフ
ェースデータ送受信部4とCPU入出力インターフェー
ス部8とに引き渡し、または逆に併合するフレーム生成
部である。尚、保守はメンテナンスともいう。
【0004】また、4はデータ端末5に対するデータと
フレーム生成部3で生成された制御データをデータ端末
5に引き渡し、データ端末5からのデータをフレーム生
成部3に引き渡す端末インターフェースデータ送受信
部、8はCPU7で処理するべくフレーム生成部3から
受けた遠隔保守用の制御データとフレーム生成部3で生
成された制御データの引き渡しを行うCPU入出力イン
ターフェース部、7はCPU入出力インターフェース部
8からの遠隔保守用の制御データ及び制御データを処理
するCPUである。
【0005】次に、図4及び図5を参照して、従来の遠
隔保守機能を実現するデータ端末アダプタ装置の動作に
ついて説明する。まず、インターフェースディジタル回
線1から着信したBチャンネルデータは、図5に示すよ
うに、1つのデータフレーム内を、予め、データ端末5
用のデータを収容するデータ部と遠隔保守用の制御デー
タを収容する制御部とに分けて使用するようにしてい
る。従って、インターフェースディジタル回線1から受
信したBチャンネルデータは、インターフェースデータ
送受信部2を介してフレーム生成部3に入力される。フ
レーム生成部3はこのデータフレームをデータ端末5用
のデータと遠隔保守用の制御データとに切り離し、デー
タ端末5用のデータを端末インターフェースデータ送受
信部4へ引き渡し、遠隔保守用の制御データをCPU入
出力インターフェース部8へ引き渡す。
【0006】CPU7は、CPU入出力インターフェー
ス部8から受信した遠隔保守用の制御データを遠隔地か
らの保守機能の実行要求と見なして処理する。遠隔地か
らの保守機能の実行要求としては、例えば、装置の設定
情報の読み出し、設定情報の登録、自己診断機能の実
行、装置が記録している管理情報の読み出し等を含む。
CPU7はこれら保守機能の実行要求を検出すると、そ
れぞれ保守機能の実行要求に応じた処理を実行する。
【0007】そして、CPU7は保守機能の実行結果を
遠隔保守用の制御データとして生成し、保守機能の実行
要求の受信とは逆方向のCPU入出力インターフェース
部8に向けて送出する。そこからフレーム生成部3へ引
き渡された遠隔保守用の制御データは、端末インターフ
ェースデータ送受信部4から受信したデータ端末用のデ
ータと共に、図5に示すような、予め決められたフレー
ムフォーマットにフォーマッティングされてインターフ
ェースデータ送受信部2に送信される。インターフェー
スデータ送受信部2はこれをBチャンネルデータに変換
して保守機能の実行を要求した遠隔地に対し、インター
フェースディジタル回線1を介して送信する。このよう
に、上記従来のデータ端末アダプタ装置でも遠隔保守を
実現することができた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ端末アダプタ装置における遠隔保守機能の実
現方式においては、Bチャンネルの64Kビット/秒
(Kbit/s)の帯域の一部を遠隔保守用の制御デー
タとして使用するため、その全てをデータ端末用のデー
タとして使用できず、回線の使用効率に限界があり、回
線の使用効率が悪いという問題があった。そのため、従
来のデータ端末アダプタ装置においては、回線の使用効
率を上げるため、別のBチャンネルを遠隔保守用に割り
当てる等の回避策を採らざるをえなかった。しかし、こ
の場合、HSD回線を64Kbit/sのサービスで契
約した場合、この回避策を使用することはできないとい
う問題があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、1つの64kbit/sのBチャン
ネル帯域を使用して、回線の使用効率を高く維持したま
ま遠隔保守機能を実現することができるデータ端末アダ
プタ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ端末
アダプタ装置は、HSD回線を介して外部クロックによ
りデータ端末と通信するデータ端末アダプタ装置であっ
て、遠隔保守用の通信を行わない場合は、Bチャンネル
のフレームを全てデータ端末用のデータとして外部クロ
ックによりデータ端末と通信し、遠隔保守用の通信を行
う場合は、Bチャンネルのフレームをデータ端末用のデ
ータと遠隔保守用の制御データとに分けて出力し、また
は逆に併合してBチャンネルのフレームを生成する手段
と、遠隔保守用の通信を行う場合は、Bチャンネルのフ
レームから分けられたデータ端末用のデータに対し新た
に通信速度を割り当て、遠隔保守用の通信を行わない場
合は、外部クロックに戻すよう制御する制御手段とを含
み、遠隔保守用の通信を行う場合と行わない場合とによ
りフレーム生成方式を切り替え、遠隔保守要求側の任意
なタイミングにおいてのみ、データ端末のデータと同一
のBチャンネルに遠隔保守用の帯域を付加し、保守側で
実行するようにしたものである。
【0011】本発明によるデータ端末アダプタ装置は、
HSD回線を介し、送信されるデータに付された同期ビ
ットにより同期をとる調歩同期方式(外部クロックに対
しては非同期)によりデータ端末と通信するデータ端末
アダプタ装置であって、遠隔保守用の通信を行わない場
合は、Bチャンネルのフレームを全てデータ端末用のデ
ータとして直接データ端末と通信し、遠隔保守用の通信
を行う場合は、Bチャンネルのフレームをデータ端末用
のデータと遠隔保守用の制御データとに分けて出力し、
または逆に併合してBチャンネルのフレームを生成する
手段と、遠隔保守用の通信を行う場合は、Bチャンネル
のフレームから分けられたデータ端末用のデータを一時
保持しデータ端末の速度に合わせてそれをデータ端末に
送信し、データ端末のデータからBチャンネルのフレー
ムを生成するときもそのデータを一時保持する手段とを
含み、遠隔保守用の通信を行う場合と行わない場合とに
よりフレーム生成方式を切り替え、遠隔保守要求側の任
意なタイミングにおいてのみ、データ端末のデータと同
一のBチャンネルに遠隔保守用の帯域を付加し、保守側
で実行するようにしたものである。
【0012】本発明によるデータ端末アダプタ装置は、
HSD回線を介し、時分割多重化(TDM)通信方式で
送信されるデータに付された多重化フレーム同期ビット
列に、保守機能の開始を通信相手の装置に要求する意味
を持つものと、保守機能の開始を要求した装置に対する
応答の意味を持つものとを使用してデータ端末と通信す
るデータ端末アダプタ装置であって、遠隔保守要求側の
任意なタイミングにおいてBチャンネルを介し遠隔保守
を実行する指示のデータフレームを遠隔保守を実行する
側に送り、遠隔保守を実行する側は遠隔保守を実行する
指示の受信に対する応答を自動的に返信し、遠隔保守要
求側はこの応答を受信すると2回目の遠隔保守を実行す
る指示を送信し、それから一定の時間後に遠隔保守の開
始を指示し、遠隔保守を実行する側は2回目の遠隔保守
を実行する指示を受信してからBチャンネルのデータを
データ端末用の帯域と遠隔保守の制御データ用の帯域と
に分けて使用するよう遠隔保守を開始する制御手段から
なるようにしたものである。
【0013】本発明によるデータ端末アダプタ装置は、
ISDN回線を介して送信されるDチャンネルのユーザ
データとして、保守機能の開始を通信相手の装置に要求
する意味を持つものと、保守機能の開始を要求した装置
に対する応答の意味を持つものとを使用してデータ端末
と通信するデータ端末アダプタ装置であって、遠隔保守
要求側の任意なタイミングにおいてDチャンネルを介し
遠隔保守を実行する指示のデータフレームを遠隔保守を
実行する側に送り、遠隔保守を実行する側は遠隔保守を
実行する指示の受信に対する応答を自動的に返信し、遠
隔保守要求側はこの応答を受信すると2回目の遠隔保守
を実行する指示を送信し、それから一定の時間後に遠隔
保守の開始を指示し、遠隔保守を実行する側は2回目の
遠隔保守を実行する指示を受信してからBチャンネルの
データをデータ端末用の帯域と遠隔保守の制御データ用
の帯域とに分けて使用するよう遠隔保守を開始する制御
手段からなるようにしたものである。
【0014】本発明によれば、遠隔保守を行わない場合
はBチャンネルをデータ端末のデータのみに使用し、遠
隔保守機能を実行するときはBチャンネル上のデータを
データ端末用の帯域と遠隔保守用の制御データ用の帯域
とに分けて使用し、遠隔保守用の制御データをCPUに
取り込み実行するようにしたことにより、遠隔保守を実
行するときのみ、遠隔保守用の制御データ用の帯域をB
チャンネル上に生成し、実行しない場合はすべてデータ
端末のデータ通信用にBチャンネルを使用することがで
きる。1つのインターフェースディジタル回線のBチャ
ンネルのみでデータ通信と遠隔保守通信とを同時に実現
させて回線の使用効率を高く維持することができるデー
タ端末アダプタ装置が得られる。
【0015】本発明によれば、TDM回線を介して通信
する場合、遠隔保守を行わない場合はBチャンネルをデ
ータ通信のみに使用し、遠隔保守を行う場合は同期ビッ
ト列を使用して遠隔保守を指示するようにしたことによ
り、1つのBチャンネル上でデータ通信と遠隔保守通信
とを同時に動作させて回線の使用効率を高く維持するこ
とができるデータ端末アダプタ装置が得られる。
【0016】本発明によれば、ISDN回線を介して通
信する場合には、遠隔保守を行わない場合はBチャンネ
ルのみをデータ通信に使用し、遠隔保守を行う場合はD
チャンネルを使用して遠隔保守の実行を指示するように
したことにより、1つのBチャンネル上でデータ通信と
遠隔保守通信とを同時に動作させて回線の使用効率を高
く維持することができるデータ端末アダプタ装置が得ら
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、HSD回線を介して外部クロックによりデータ端末
と通信するデータ端末アダプタ装置であって、遠隔保守
用の通信を行わない場合は、Bチャンネルのフレームを
全てデータ端末用のデータとして外部クロックによりデ
ータ端末と通信し、遠隔保守用の通信を行う場合は、B
チャンネルのフレームをデータ端末用のデータと遠隔保
守用の制御データとに分けて出力し、または逆に併合し
てBチャンネルのフレームを生成する手段と、遠隔保守
用の通信を行う場合は、Bチャンネルのフレームから分
けられたデータ端末用のデータに対し新たに通信速度を
割り当て、遠隔保守用の通信を行わない場合は、外部ク
ロックに戻すよう制御する制御手段とを含み、遠隔保守
用の通信を行う場合と行わない場合とによりフレーム生
成方式を切り替え、遠隔保守要求側の任意なタイミング
においてのみ、データ端末のデータと同一のBチャンネ
ルに遠隔保守用の帯域を付加し、保守側で実行するよう
にしたものであり、データ通信と遠隔保守用通信とは、
同一Bチャンネル内で互いに影響し合うことなく行わ
れ、この通信が終了すると直ちに元のデータ速度に戻さ
れるため、HSD回線を64Kbit/sの外部同期方
式でサービスを契約する場合であっても、データ端末の
通信を途切れさせることなく、Bチャンネルの使用効率
を高く維持したまま、データ通信と遠隔保守とを同時に
実行することができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項2に記載の発明は、HSD
回線を介し、送信されるデータに付された同期ビットに
より同期をとる調歩同期方式(外部クロックに対しては
非同期)によりデータ端末と通信するデータ端末アダプ
タ装置であって、遠隔保守用の通信を行わない場合は、
Bチャンネルのフレームを全てデータ端末用のデータと
して直接データ端末と通信し、遠隔保守用の通信を行う
場合は、Bチャンネルのフレームをデータ端末用のデー
タと遠隔保守用の制御データとに分けて出力し、または
逆に併合してBチャンネルのフレームを生成する手段
と、遠隔保守用の通信を行う場合は、Bチャンネルのフ
レームから分けられたデータ端末用のデータを一時保持
しデータ端末の速度に合わせてそれをデータ端末に送信
し、データ端末のデータからBチャンネルのフレームを
生成するときもそのデータを一時保持する手段とを含
み、遠隔保守用の通信を行う場合と行わない場合とによ
りフレーム生成方式を切り替え、遠隔保守要求側の任意
なタイミングにおいてのみ、データ端末のデータと同一
のBチャンネルに遠隔保守用の帯域を付加し、保守側で
実行するようにしたものであり、データ通信と遠隔保守
用通信とは、同一Bチャンネル内で互いに影響し合うこ
となく行われ、この通信が終了すると直ちに元のデータ
通信の状態に戻されるため、HSD回線を64Kbit
/sの非同期(調歩同期)方式でサービスを契約する場
合であっても、データ端末の通信を途切れさせることな
く、Bチャンネルの使用効率を高く維持したまま、デー
タ通信と遠隔保守とを同時に実行することができるとい
う作用を有する。
【0019】本発明の請求項3に記載の発明は、HSD
回線を介し、時分割多重化(TDM)通信方式で送信さ
れるデータに付された多重化フレーム同期ビット列に、
保守機能の開始を通信相手の装置に要求する意味を持つ
ものと、保守機能の開始を要求した装置に対する応答の
意味を持つものとを使用してデータ端末と通信するデー
タ端末アダプタ装置であって、遠隔保守要求側の任意な
タイミングにおいてBチャンネルを介し遠隔保守を実行
する指示のデータフレームを遠隔保守を実行する側に送
り、遠隔保守を実行する側は遠隔保守を実行する指示の
受信に対する応答を自動的に返信し、遠隔保守要求側は
この応答を受信すると2回目の遠隔保守を実行する指示
を送信し、それから一定の時間後に遠隔保守の開始を指
示し、遠隔保守を実行する側は2回目の遠隔保守を実行
する指示を受信してからBチャンネルのデータをデータ
端末用の帯域と遠隔保守の制御データ用の帯域とに分け
て使用するよう遠隔保守を開始する制御手段からなるよ
うにしたものであり、同期多重化方式においても、1つ
のインターフェースディジタル回線1のBチャンネルの
みでデータ通信と遠隔保守通信とを同時に実現させるこ
とができるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項4に記載の発明は、ISD
N回線を介して送信されるDチャンネルのユーザデータ
として、保守機能の開始を通信相手の装置に要求する意
味を持つものと、保守機能の開始を要求した装置に対す
る応答の意味を持つものとを使用してデータ端末と通信
するデータ端末アダプタ装置であって、遠隔保守要求側
の任意なタイミングにおいてDチャンネルを介し遠隔保
守を実行する指示のデータフレームを遠隔保守を実行す
る側に送り、遠隔保守を実行する側は遠隔保守を実行す
る指示の受信に対する応答を自動的に返信し、遠隔保守
要求側はこの応答を受信すると2回目の遠隔保守を実行
する指示を送信し、それから一定の時間後に遠隔保守の
開始を指示し、遠隔保守を実行する側は2回目の遠隔保
守を実行する指示を受信してからBチャンネルのデータ
をデータ端末用の帯域と遠隔保守の制御データ用の帯域
とに分けて使用するようにしたものであり、ISDN回
線を使用する場合であっても、1つのインターフェース
ディジタル回線のBチャンネルのみでデータ通信と遠隔
保守通信とを同時に実現させることができるという作用
を有する。
【0021】本発明の請求項5に記載の発明は、HSD
回線を介して行われるデータ端末とデータ端末アダプタ
装置との間の通信において、時分割多重化(TDM)通
信方式で送信されるデータに付された多重化フレーム同
期ビット列に、保守機能の開始を通信相手の装置に要求
する意味を持つものと、保守機能の開始を要求した装置
に対する応答の意味を持つものとを使用し、遠隔保守要
求側の任意なタイミングにおいてBチャンネルを介し遠
隔保守を実行する指示のデータフレームを遠隔保守を実
行する側に送り、遠隔保守を実行する側は遠隔保守を実
行する指示の受信に対する応答を自動的に返信し、遠隔
保守要求側はこの応答を受信した後2回目の遠隔保守を
実行する指示を送信し、それから一定の時間後に遠隔保
守の開始を指示し、遠隔保守を実行する側は2回目の遠
隔保守を実行する指示を受信してから遠隔保守の開始を
指示することにより、Bチャンネルのデータをデータ端
末用の帯域と遠隔保守の制御データ用の帯域とに分けて
使用する各工程からなるようにしたものであり、同期多
重化方式においても、1つのインターフェースディジタ
ル回線1のBチャンネルのみでデータ通信と遠隔保守通
信とを同時に実現させることができるという作用を有す
る。
【0022】本発明の請求項6に記載の発明は、ISD
N回線を介して行われるデータ端末とデータ端末アダプ
タ装置との間の通信において、Dチャンネルのユーザデ
ータとして、保守機能の開始を通信相手に要求する意味
を持つものと、保守機能の開始を要求した装置に対する
応答の意味を持つものとを使用し、遠隔保守要求側の任
意なタイミングにおいてDチャンネルを介し遠隔保守を
実行する指示のデータフレームを遠隔保守を実行する側
に送り、遠隔保守を実行する側は遠隔保守を実行する指
示の受信に対する応答を自動的に返信し、遠隔保守要求
側はこの応答を受信すると2回目の遠隔保守を実行する
指示を送信し、それから一定の時間後に遠隔保守の開始
を指示し、遠隔保守を実行する側は2回目の遠隔保守を
実行する指示を受信してから遠隔保守の開始を指示する
ことにより、Bチャンネルのデータをデータ端末用の帯
域と遠隔保守の制御データ用の帯域とに分けて使用する
各工程からなるようにしたものであり、ISDN回線を
使用する場合であっても、1つのインターフェースディ
ジタル回線のBチャンネルのみでデータ通信と遠隔保守
通信とを同時に実現させることができるという作用を有
する。
【0023】以下、添付図面、図1乃至図3に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における遠隔保守機能を実現するデー
タ端末アダプタ装置の構成を示すブロック図、図2は本
発明の第2の実施の形態における遠隔保守機能を実現す
るデータ端末アダプタ装置の構成を示すブロック図、図
3は本発明の第3及び第4の実施の形態におけるTDM
方式による場合及びISDN回線を使用する場合に遠隔
保守機能を要求するデータ端末アダプタ装置とそれを実
行するデータ端末アダプタ装置との間で遠隔保守機能を
起動させる動作シーケンスを示す図である。
【0024】まず、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における遠隔保守機能を実現するデータ端末ア
ダプタ装置の構成を説明する。図1において、1はHS
Dディジタル通信網に接続されるインターフェースディ
ジタル回線、2はインターフェースディジタル回線1用
のデータフォーマットとデータ端末5用のデータフォー
マットとを相互に変換するインターフェースデータ送受
信部、3はインターフェースデータ送受信部2から受信
したディジタル回線1上のBチャンネルデータをデータ
端末5用のデータと遠隔保守用の制御データとに切り分
け、それぞれフレーム生成部3で生成された制御データ
とともに端末インターフェースデータ送受信部4とCP
U入出力インターフェース部8とに引き渡し、または逆
に併合するフレーム生成部(フレームを生成する手段)
である。
【0025】また、4はデータ端末5に対するデータと
フレーム生成部3で生成された制御データをデータ端末
5に引き渡し、データ端末5からのデータをフレーム生
成部3に引き渡す端末インターフェースデータ送受信
部、8はCPU7で処理するべくフレーム生成部3から
受けた遠隔保守用の制御データとフレーム生成部3で生
成された制御データとをCPU7に対して引き渡すCP
U入出力インターフェース部、7はCPU入出力インタ
ーフェース部8からの遠隔保守用の制御データ及び制御
データを処理するCPUである。
【0026】6は端末インターフェースデータ送受信部
4からデータ端末5に対して送信するデータ送受信速度
を制御するタイミングクロックを制御するクロック制御
部である。尚、クロック制御部6及びCPU7により、
データ端末用のデータに対し新たに通信速度を割り当て
または外部クロックに戻すよう制御する制御手段を構成
する。また、本実施の形態におけるデータ端末アダプタ
装置に接続されるデータ端末5は、インターフェースデ
ィジタル回線1から受信したタイミングクロックを元に
データ送受信速度を決定する、いわゆる、外部同期方式
による通信を行うものとする。
【0027】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における遠隔保守機能を実現するデータ端末ア
ダプタ装置の動作について説明する。まず、遠隔装置か
ら遠隔保守を要求しない場合に受信したBチャンネルデ
ータの処理について説明する。インターフェースディジ
タル回線1から着信したBチャンネルデータは遠隔保守
用の制御データが含まれていない。そして、インターフ
ェースディジタル回線1から受信したBチャンネルデー
タは、インターフェースデータ送受信部2を介してフレ
ーム生成部3に渡される。
【0028】フレーム生成部3は受信したデータをその
ままデータ端末5用のデータとして端末インターフェー
スデータ送受信部4へ送信する。この際、クロック制御
部6は端末インターフェース送受信部4に対しデータ端
末5用のデータをディジタル回線の速度、例えば、64
Kbit/sのクロックで送信するように指示する。端
末インターフェースデータ送受信部4は、このクロック
に基づきデータ端末5に対してデータを送信する。デー
タ端末5もこのクロックに従い64Kbit/sの通信
を行う。尚、遠隔装置から遠隔保守を要求しない場合は
受信したBチャンネルデータに遠隔保守用の制御データ
が含まれていないので、フレーム生成部3において、そ
の制御データの切り離しはない。
【0029】また、逆に、データ端末5はこのクロック
速度に基づく通信速度により端末インターフェース送受
信部4に対してデータを送信する。端末インターフェー
ス送受信部4はデータ端末5から受信したデータをフレ
ーム生成部3に渡し、フレーム生成部3はこれをインタ
ーフェースデータ送受信部2を介しインターフェースデ
ィジタル回線1を通して相手データ端末に送信する。
【0030】次に、遠隔装置から遠隔保守を要求するB
チャンネルデータを受信した場合の処理について説明す
る。遠隔保守を要求する場合は、Bチャンネルデータの
64Kbit/s帯域のフレームを、データ端末5のデ
ータ送受信用のデータ部と遠隔保守用の制御データ用の
制御部とに分けて使用する。CPU7は、遠隔保守機能
の開始のときに、フレーム生成部3とクロック制御部6
に対してその旨を通知する。
【0031】フレーム生成部3はCPU7の指示に従
い、インターフェースデータ送受信部2から受信したB
チャンネルデータのデータフレームをデータ端末5用の
データと遠隔保守用の制御データとに切り離し、データ
端末5用のデータを端末インターフェースデータ送受信
部4へ引き渡し、遠隔保守用の制御データを遠隔保守の
実行要求としてCPU入出力インターフェース部8へ引
き渡す。CPU7は、こうして受信したデータに基づき
遠隔保守の機能を実行する。この間、インターフェース
ディジタル回線1から受信してデータ端末5に引き渡す
データに対する影響は全く無い。
【0032】また、クロック制御部6は、CPU7の指
示に従い、端末インターフェースデータ送受信部4に対
し、64Kbit/sから遠隔保守用の制御データ受信
のためのクロックが割かれた、新しくデータ端末のデー
タ送受信に使用可能な通信速度のクロック(例えば、5
6Kbit/s)を通知する。端末インターフェースデ
ータ送受信部4は、その指示に従いそのクロックにより
データをデータ端末5に送出する。
【0033】また、逆に、端末インターフェースデータ
送受信部4がデータ端末5から受信するデータも、この
クロックを使用して受信され、フレーム生成部3へ引き
渡される。フレーム生成部3はデータ端末5から受信し
たデータを遠隔保守の実行要求に対する応答としてCP
U入出力インターフェース部8から受信した遠隔保守用
の制御データと併せ、Bチャンネルデータとして、イン
ターフェースデータ送受信部2に送出する。インターフ
ェースデータ送受信部2は、これを受けて、インターフ
ェースディジタル回線1を通して相手データ端末に送信
する。
【0034】本実施の形態におけるデータ端末アダプタ
装置によると、遠隔保守を行う必要がない場合はBチャ
ンネルのデータフレームを全てデータ端末用のデータと
し、64Kbit/sの速度を、そのままデータ端末用
の通信に使用し、遠隔保守を行う場合にのみ、Bチャン
ネルから遠隔保守用の制御データを切り出して使用し、
データ端末用のデータは別のクロック速度(帯域)を使
用してデータ端末との通信を行うようにする。この際、
データ通信と遠隔保守用通信とは、同一Bチャンネル内
で互いに影響し合うことなく行われ、この通信が終了す
ると直ちに元のデータ速度に戻されるため、HSD回線
を64Kbit/sの外部同期方式でサービスを契約す
る場合であっても、データ端末の通信を途切れさせるこ
となく、Bチャンネルの使用効率を高く維持したまま、
データ通信と遠隔保守とを同時に実行することができ
る。
【0035】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における遠隔保守機能を実現するデータ端末ア
ダプタ装置の構成を説明する。図2において、1はHS
Dディジタル通信網に接続されるインターフェースディ
ジタル回線、2はインターフェースディジタル回線1用
のデータフォーマットとデータ端末5用のデータフォー
マットとを相互に変換するインターフェースデータ送受
信部、3はインターフェースデータ送受信部2から受信
したディジタル回線1上のBチャンネルデータをデータ
端末5用のデータと遠隔保守用の制御データとに切り分
け、それぞれフレーム生成部3で生成された制御データ
とともに端末インターフェースデータ送受信部4とCP
U入出力インターフェース部8とに引き渡し、または逆
に結合するフレーム生成部(フレームを生成する手段)
である。
【0036】また、4はデータ端末5に対するデータと
フレーム生成部3で生成された制御データをデータ端末
5に引き渡し、データ端末5からのデータをフレーム生
成部3に引き渡す端末インターフェースデータ送受信
部、8はCPU7で処理するべくフレーム生成部3から
受けた遠隔保守用の制御データとフレーム生成部3で生
成された制御データとをCPU7に対して引き渡すCP
U入出力インターフェース部、7はCPU入出力インタ
ーフェース部8からの遠隔保守用の制御データ及び制御
データを処理するCPUである。
【0037】また、9は、端末インターフェースデータ
送受信部4とフレーム生成部3間で送受信データの同期
を合わせるため、一時的にデータを保持しておく送受信
データFIFO(バッファ)である。尚、CPU7及び
送受信データFIFO9により、データ端末用のデータ
を一時保持してデータ端末に送信しデータ端末からのデ
ータを一時保持する手段を構成する。本実施の形態にお
けるデータ端末アダプタ装置に接続されるデータ端末5
は、外部クロック等の条件に依存せず(非同期方式)、
自データ端末から送信するデータにスタートビットとス
トップビットを付加することによって、データをキャラ
クタ単位で取り扱う、いわゆる調歩同期方式による通信
を行うものとする。
【0038】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における遠隔保守機能を実現するデータ端末ア
ダプタ装置の動作について説明する。まず、遠隔装置か
ら遠隔保守を要求しない場合に受信したBチャンネルデ
ータの処理について説明する。インターフェースディジ
タル回線1から着信したBチャンネルデータは遠隔保守
用の制御データが含まれていない。そして、インターフ
ェースディジタル回線1から受信したBチャンネルデー
タは、インターフェースデータ送受信部2を介してフレ
ーム生成部3に渡される。
【0039】フレーム生成部3は受信したデータをその
ままデータ端末5用のデータとして端末インターフェー
スデータ送受信部4へ送信する。端末インターフェース
データ送受信部4は、受信したデータ端末5用のデータ
をデータ端末5へ送信する。この際、データ端末5は6
4Kbit/sの通信が可能である。尚、遠隔装置から
遠隔保守を要求しない場合は受信したBチャンネルデー
タに遠隔保守用の制御データが含まれていないので、フ
レーム生成部3において、その制御データの切り離しは
行わない。
【0040】また、逆に、データ端末5から相手データ
端末に送信する場合、データ端末5は端末インターフェ
ース送受信部4に対し通常の64Kbit/sによる通
信速度でデータを送信する。端末インターフェース送受
信部4はデータ端末5から受信したデータをフレーム生
成部3に渡し、フレーム生成部3はこれをインターフェ
ースデータ送受信部2を介しインターフェースディジタ
ル回線1を通して相手データ端末に送信する。
【0041】次に、遠隔装置から遠隔保守を要求するB
チャンネルデータを受信した場合の処理について説明す
る。遠隔保守を要求する場合は、Bチャンネルデータの
64Kbit/s帯域のフレームを、データ端末5のデ
ータ送受信用のデータ部と遠隔保守用の制御データ用の
データ部とに分けて使用する。CPU7は、遠隔保守機
能の開始のときに、フレーム生成部3に対してその旨を
通知する。フレーム生成部3はその指示に従い、まず、
インターフェースデータ送受信部2から受信したBチャ
ンネルデータの中からデータ端末用のデータを送受信デ
ータFIFO9へ、遠隔保守用の制御データを遠隔保守
の実行要求としてCPU入出力インターフェース部8へ
引き渡す。
【0042】送受信データFIFO9は受信したデータ
端末用のデータを一時保持(バッファリング)し、デー
タ端末5の速度に合わせて端末インターフェースデータ
送受信部4に送出するようにして、データ端末5との間
で調歩同期方式(キャラクタ同期方式)による通信を実
行する。他方、CPU7はフレーム生成部3から受信し
た遠隔保守用の制御データに基づき遠隔保守の機能を実
行する。この遠隔保守機能を実行する間、インターフェ
ースディジタル1回線から受信し、データ端末5に引き
渡されたデータに対する影響は全くない。
【0043】また、逆に、データ端末5から相手データ
端末に送信する場合、データ端末5から受信した調歩同
期方式のデータも、送受信データFIFO9に一旦バッ
ファリングされ、これをインターフェースディジタル回
線1のBチャンネルデータフレームに対するデータ端末
5のデータ速度に合わせてフレーム生成部3へ引き渡
す。そうすることにより、フレーム生成部3はそのデー
タ端末5からのデータを遠隔保守の要求に対する応答と
してCPU入出力インターフェース部8から受信した遠
隔保守用の制御データと併合して、インターフェースデ
ータ送受信部2に対しBチャンネルデータとして送信す
る。インターフェースデータ送受信部2は、これを受け
てインターフェースディジタル回線1を通し、相手デー
タ端末に送信する。
【0044】本実施の形態におけるデータ端末アダプタ
装置によると、遠隔保守を行う必要がない場合はBチャ
ンネルのデータフレームを全てデータ端末用のデータと
し、64Kbit/sの速度を、そのままデータ端末用
の通信に使用してデータ端末と通信する。そして、遠隔
保守を行う場合にのみ、Bチャンネルから遠隔保守用の
制御データを切り出して使用し、データ端末用のデータ
は一旦バッファリングして調歩同期をとり、データ端末
との通信を行うようにする。
【0045】この際、データ通信と遠隔保守用通信と
は、同一Bチャンネル内で互いに影響し合うことなく行
われ、この通信が終了すると直ちに元のデータ通信の状
態に戻されるため、HSD回線を64Kbit/sの非
同期(調歩同期)方式でサービスを契約する場合であっ
ても、データ端末の通信を途切れさせることなく、Bチ
ャンネルの使用効率を高く維持したまま、データ通信と
遠隔保守とを同時に実行することができる。
【0046】次に、図2及び図3を参照して、本発明の
第3の実施の形態における遠隔保守機能を実現するデー
タ端末アダプタ装置の構成を説明する。図2に示すデー
タ端末アダプタ装置の構成は本発明の第2の実施の形態
におけるデータ端末アダプタ装置の説明において既に説
明したので、それ以上の説明は省略する。しかし、フレ
ーム生成部3及びCPU7により、遠隔保守を実行する
指示遠隔保守を実行する側に送り、遠隔保守を実行する
指示の受信に対する応答を自動的に返信し、この応答の
受信により2回目の指示を送信し、それから一定の時間
後に遠隔保守の開始を指示し、遠隔保守を実行する側は
2回目の指示を受信してからBチャンネルをデータ端末
用の帯域と遠隔保守の帯域とに分けて使用するよう遠隔
保守を開始する制御手段を構成する。
【0047】また、本実施の形態においては、Bチャン
ネルはTDM方式で送信されるため、データ端末用のデ
ータフレームと遠隔保守用のデータフレームとが別々の
データフレームで送信される場合はフレーム生成部3に
おいてはそれを振り分けるのみで切り離す必要がなく、
また、データ端末用のデータを送受信データFIFO9
に一時保持する必要もない。
【0048】但し、本実施の形態においては、HSD回
線を通る1つのBチャンネル内に複数のデータ端末5の
データを時分割多重化(TDM)方式により多重化する
ため、本実施の形態におけるフレーム生成部3は、Bチ
ャンネルデータを多重化フレームとして取り扱い、この
フレームの同期を特定のビット列を使用して行うように
する。この多重化フレーム同期ビット列としては、保守
機能の開始を通信相手の装置に要求する意味を持つもの
と、このビット列を受信した時に保守機能の開始を要求
した装置への応答の意味を持つものとを使用する。この
ような同期ビット列の送受信により、それを監視して、
保守機能の実行要求とその応答とを送信し、識別するよ
うにする。
【0049】従って、フレーム生成部3は、保守機能開
始の同期ビット列を検出すると、CPU7に対し遠隔保
守の実行要求または指示があったことを知らせる。この
遠隔保守の実行要求は、遠隔地の通信相手であるTDM
の使用者の任意のタイミングで送信させることができ
る。CPU7はこの遠隔保守の実行要求を受信すると、
フレーム生成部3に対し、遠隔保守の実行要求に対する
応答を示す多重化フレーム同期ビット列を送信するよう
指示する。
【0050】そのような遠隔保守の実行要求及び応答シ
ーケンスは図3に示す通りである。遠隔保守を要求した
データ端末は、その要求の送信から応答の受信までにか
かった時間(t1)から、おおよそのインターフェース
ディジタル回線間の遅延時間を算出することができる。
遠隔保守の要求側は、応答を受けた後、再度、遠隔保守
の実行要求を指示するための同期ビット列を送信する。
【0051】そして、この指示ビット列が相手の遠隔保
守実行側に届くであろう時間(t1/2)経過後に、遠
隔保守を要求した側のCPUはそのフレーム生成部3に
対して遠隔保守の実行開始を指示し、フレーム生成部3
は、以後、Bチャンネルのデータをデータ端末用のデー
タ帯域と遠隔保守用の制御データ用の帯域とに分けて使
用する。すなわち、遠隔保守を要求した側のCPUは遠
隔保守実行の指示が相手側に届くであろう時間は最初の
遠隔保守実行の指示から応答までの時間により判明して
いるので、その時間を待つ必要はない。
【0052】遠隔保守の実行の指示を受けた側のフレー
ム生成部3は、2回目の遠隔保守の実行開始の指示を受
信すると遠隔保守の実行を起動し、以降、Bチャンネル
のデータをデータ端末用のデータ帯域と遠隔保守用の制
御データ用のデータ帯域とに分けて使用する。これによ
って、同期多重化方式においても、1つのインターフェ
ースディジタル回線1のBチャンネルのみでデータ通信
と遠隔保守通信とを同時に実現させることができる。
【0053】次に、図2及び図3を参照して、本発明の
第4の実施の形態における遠隔保守機能を実現するデー
タ端末アダプタ装置の構成を説明する。図2に示すデー
タ端末アダプタ装置の構成は本発明の第2の実施の形態
におけるデータ端末アダプタ装置の説明において既に説
明したので、それ以上の説明は省略する。但し、本実施
の形態においては、ここで使用するインターフェースデ
ィジタル回線1はHSD回線の代わりにISDN回線に
接続して使用されるため、データ端末間の制御通信はI
SDN回線のDチャンネルを使用して行うことができ
る。
【0054】更に、本実施の形態においては、Bチャン
ネルは制御用のDチャンネルとはチャンネルが異なるた
め、データ端末用のデータと遠隔保守用の制御データと
が別々に送信されるので、フレーム生成部3においては
それを振り分けるのみで切り離す必要がなく、また、デ
ータ端末用のデータを送受信データFIFO9に一時保
持する必要もない。尚、フレーム生成部3及びCPU7
により、遠隔保守を実行する指示遠隔保守を実行する側
に送り、遠隔保守を実行する指示の受信に対する応答を
自動的に返信し、この応答の受信により2回目の指示を
送信し、それから一定の時間後に遠隔保守の開始を指示
し、遠隔保守を実行する側は2回目の指示を受信してか
らBチャンネルをデータ端末用の帯域と遠隔保守の帯域
とに分けて使用するよう遠隔保守を開始する制御手段を
構成する。
【0055】そこで、本実施の形態では、Dチャンネル
のユーザデータを遠隔保守機能の実行開始の実行要求ま
たは指示とその応答に対する同期のために使用する。す
なわち、このユーザデータとしては、遠隔保守機能の実
行開始を通信相手の受信側装置に要求する意味を持つユ
ーザデータと、このユーザデータを受信した時に、遠隔
保守機能の実行開始を要求した装置に対する応答の意味
を持つユーザデータとがある。受信側のインターフェー
スデータ送受信部2はこのユーザデータを受信すると、
それをフレーム生成部3を介してCPU7へ通知して処
理を行う。
【0056】ユーザデータによる遠隔保守機能の実行開
始の要求は、遠隔地の通信相手である遠隔保守機能の実
行開始を指示するデータ端末またはTAの使用者の任意
のタイミングで送信させることができる。CPU7はこ
の遠隔保守機能の実行開始の指示を受信すると、インタ
ーフェースデータ送受信部2に対して、遠隔保守機能の
実行開始の指示に対する応答を示すユーザデータを送信
するように指示する。遠隔保守を要求した側は、要求か
ら応答までにかかった時間から、おおよその回線内の遅
延時間(図3の時間t1)を算出することが出来る。遠
隔保守の要求側は、その応答を受けた後、再度、遠隔保
守の受信側に対して遠隔保守の実行を指示するためのユ
ーザデータを送信する。
【0057】そして、この遠隔保守の実行指示ユーザデ
ータが相手へ届くであろう時間(t1/2)経過後に、
遠隔保守を要求した側のCPUはそのフレーム生成部3
に対して遠隔保守の実行開始を指示し、フレーム生成部
3は、以後、Bチャンネルのデータをデータ端末用のデ
ータ帯域と遠隔保守用の制御データ用の帯域とに分けて
使用する。すなわち、遠隔保守を要求した側のCPUは
遠隔保守実行の指示が相手側に届くであろう時間は最初
の遠隔保守実行の指示から応答までの時間により判明し
ているので、その時間を待つ必要はない。
【0058】また、遠隔保守の実行の指示を受けた側の
フレーム生成部3は、2回目の指示を受信したことによ
り遠隔保守の実行開始を起動し、以降、Bチャンネルの
データをデータ端末用のデータ帯域と遠隔保守用の制御
データ用の帯域とに分けて使用する。これによって、I
SDN回線を使用する場合であっても、1つのインター
フェースディジタル回線のBチャンネルのみでデータ通
信と遠隔保守通信とを同時に実現させることができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によるデータ端末アダプタ装置
は、遠隔保守を行わない場合はBチャンネルをデータ端
末用のデータのみに使用し、遠隔保守機能を実行する場
合はBチャンネル上のデータをデータ端末のデータ用の
帯域と遠隔保守用の制御データ用の帯域とに分けて使用
し、遠隔保守用の制御データをCPUで取り込み遠隔保
守を実行するようにしたことにより、同期及び非同期の
どちらの方式においても、データ通信と同時に遠隔保守
機能を実行させることができ、Bチャンネルの使用効率
を高くすることができる。
【0060】本発明によるデータ端末アダプタ装置は、
TDM回線を介して通信する場合、遠隔保守を行わない
場合はBチャンネルをデータ通信のみに使用し、遠隔保
守を行う場合は同期ビット列を使用して遠隔保守を指示
するようにしたことにより、1つのBチャンネル上でデ
ータ通信と遠隔保守通信とを同時に動作させることがで
き、Bチャンネルの使用効率を高くすることができる。
【0061】本発明によるデータ端末アダプタ装置は、
ISDN回線を介して通信する場合、遠隔保守を行わな
い場合はBチャンネルのみをデータ通信に使用し、遠隔
保守を行う場合はDチャンネルを使用して遠隔保守の実
行を指示するようにしたことにより、1つのBチャンネ
ル上でデータ通信と遠隔保守通信とを同時に動作させる
ことができ、Bチャンネルの使用効率を高くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における遠隔保守機
能を実現するデータ端末アダプタ装置の構成を示すブロ
ック図
【図2】本発明の第2の実施の形態における遠隔保守機
能を実現するデータ端末アダプタ装置の構成を示すブロ
ック図
【図3】本発明の第3及び第4の実施の形態におけるT
DM方式による場合及びISDN回線を使用する場合に
遠隔保守機能を要求するデータ端末アダプタ装置とそれ
を実行するデータ端末アダプタ装置との間で遠隔保守機
能を起動させる動作シーケンスを示す図
【図4】従来の遠隔保守機能を実現するデータ端末アダ
プタ装置の構成を示すブロック図
【図5】図4に示すデータ端末アダプタ装置で使用する
データ端末用のデータを収容するデータ部と遠隔保守用
の制御データを収容する制御部とからなるデータフレー
ムのフレームフォーマットを示す図
【符号の説明】
1 インターフェースディジタル回線 2 インターフェースデータ送受信部4 3 フレーム生成部 4 端末インターフェースデータ送受信部 5 データ端末 6 クロック制御部 7 CPU 8 CPU入出力インターフェース部 9 送受信データFIFO

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】HSD回線を介して外部クロックによりデ
    ータ端末と通信するデータ端末アダプタ装置であって、
    遠隔保守用の通信を行わない場合は、Bチャンネルのフ
    レームを全てデータ端末用のデータとして外部クロック
    によりデータ端末と通信し、遠隔保守用の通信を行う場
    合は、Bチャンネルのフレームをデータ端末用のデータ
    と遠隔保守用の制御データとに分けて出力し、または逆
    に併合してBチャンネルのフレームを生成する手段と、
    遠隔保守用の通信を行う場合は、Bチャンネルのフレー
    ムから分けられたデータ端末用のデータに対し新たに通
    信速度を割り当て、遠隔保守用の通信を行わない場合
    は、外部クロックに戻すよう制御する制御手段とを含
    み、遠隔保守用の通信を行う場合と行わない場合とによ
    りフレーム生成方式を切り替え、遠隔保守要求側の任意
    なタイミングにおいてのみ、データ端末のデータと同一
    のBチャンネルに遠隔保守用の帯域を付加し、保守側で
    実行するようにしたことを特徴とするデータ端末アダプ
    タ装置。
  2. 【請求項2】HSD回線を介し、送信されるデータに付
    された同期ビットにより同期をとる調歩同期方式(外部
    クロックに対しては非同期)によりデータ端末と通信す
    るデータ端末アダプタ装置であって、遠隔保守用の通信
    を行わない場合は、Bチャンネルのフレームを全てデー
    タ端末用のデータとして直接データ端末と通信し、遠隔
    保守用の通信を行う場合は、Bチャンネルのフレームを
    データ端末用のデータと遠隔保守用の制御データとに分
    けて出力し、または逆に併合してBチャンネルのフレー
    ムを生成する手段と、遠隔保守用の通信を行う場合は、
    Bチャンネルのフレームから分けられたデータ端末用の
    データを一時保持しデータ端末の速度に合わせてそれを
    データ端末に送信し、データ端末のデータからBチャン
    ネルのフレームを生成するときもそのデータを一時保持
    する手段とを含み、遠隔保守用の通信を行う場合と行わ
    ない場合とによりフレーム生成方式を切り替え、遠隔保
    守要求側の任意なタイミングにおいてのみ、データ端末
    のデータと同一のBチャンネルに遠隔保守用の帯域を付
    加し、保守側で実行するようにしたことを特徴とするデ
    ータ端末アダプタ装置。
  3. 【請求項3】HSD回線を介し、時分割多重化(TD
    M)通信方式で送信されるデータに付された多重化フレ
    ーム同期ビット列に、保守機能の開始を通信相手の装置
    に要求する意味を持つものと、保守機能の開始を要求し
    た装置に対する応答の意味を持つものとを使用してデー
    タ端末と通信するデータ端末アダプタ装置であって、遠
    隔保守要求側の任意なタイミングにおいてBチャンネル
    を介し遠隔保守を実行する指示のデータフレームを遠隔
    保守を実行する側に送り、遠隔保守を実行する側は遠隔
    保守を実行する指示の受信に対する応答を自動的に返信
    し、遠隔保守要求側はこの応答を受信すると2回目の遠
    隔保守を実行する指示を送信し、それから一定の時間後
    に遠隔保守の開始を指示し、遠隔保守を実行する側は2
    回目の遠隔保守を実行する指示を受信してからBチャン
    ネルのデータをデータ端末用の帯域と遠隔保守の制御デ
    ータ用の帯域とに分けて使用するよう遠隔保守を開始す
    る制御手段からなるようにしたことを特徴とするデータ
    端末アダプタ装置。
  4. 【請求項4】ISDN回線を介して送信されるDチャン
    ネルのユーザデータとして、保守機能の開始を通信相手
    の装置に要求する意味を持つものと、保守機能の開始を
    要求した装置に対する応答の意味を持つものとを使用し
    てデータ端末と通信するデータ端末アダプタ装置であっ
    て、遠隔保守要求側の任意なタイミングにおいてDチャ
    ンネルを介し遠隔保守を実行する指示のデータフレーム
    を遠隔保守を実行する側に送り、遠隔保守を実行する側
    は遠隔保守を実行する指示の受信に対する応答を自動的
    に返信し、遠隔保守要求側はこの応答を受信すると2回
    目の遠隔保守を実行する指示を送信し、それから一定の
    時間後に遠隔保守の開始を指示し、遠隔保守を実行する
    側は2回目の遠隔保守を実行する指示を受信してからB
    チャンネルのデータをデータ端末用の帯域と遠隔保守の
    制御データ用の帯域とに分けて使用するよう遠隔保守を
    開始する制御手段からなるようにしたことを特徴とする
    データ端末アダプタ装置。
  5. 【請求項5】HSD回線を介して行われるデータ端末と
    データ端末アダプタ装置との間の通信において、時分割
    多重化(TDM)通信方式で送信されるデータに付され
    た多重化フレーム同期ビット列に、保守機能の開始を通
    信相手の装置に要求する意味を持つものと、保守機能の
    開始を要求した装置に対する応答の意味を持つものとを
    使用し、遠隔保守要求側の任意なタイミングにおいてB
    チャンネルを介し遠隔保守を実行する指示のデータフレ
    ームを遠隔保守を実行する側に送り、遠隔保守を実行す
    る側は遠隔保守を実行する指示の受信に対する応答を自
    動的に返信し、遠隔保守要求側はこの応答を受信した後
    2回目の遠隔保守を実行する指示を送信し、それから一
    定の時間後に遠隔保守の開始を指示し、遠隔保守を実行
    する側は2回目の遠隔保守を実行する指示を受信してか
    ら遠隔保守の開始を指示することにより、Bチャンネル
    のデータをデータ端末用の帯域と遠隔保守の制御データ
    用の帯域とに分けて使用する各工程からなるようにした
    ことを特徴とする遠隔保守機能の実行方法。
  6. 【請求項6】ISDN回線を介して行われるデータ端末
    とデータ端末アダプタ装置との間の通信において、Dチ
    ャンネルのユーザデータとして、保守機能の開始を通信
    相手に要求する意味を持つものと、保守機能の開始を要
    求した装置に対する応答の意味を持つものとを使用し、
    遠隔保守要求側の任意なタイミングにおいてDチャンネ
    ルを介し遠隔保守を実行する指示のデータフレームを遠
    隔保守を実行する側に送り、遠隔保守を実行する側は遠
    隔保守を実行する指示の受信に対する応答を自動的に返
    信し、遠隔保守要求側はこの応答を受信すると2回目の
    遠隔保守を実行する指示を送信し、それから一定の時間
    後に遠隔保守の開始を指示し、遠隔保守を実行する側は
    2回目の遠隔保守を実行する指示を受信してから遠隔保
    守の開始を指示することにより、Bチャンネルのデータ
    をデータ端末用の帯域と遠隔保守の制御データ用の帯域
    とに分けて使用する各工程からなるようにしたことを特
    徴とする遠隔保守機能の実行方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100598488B1 (ko) 2004-11-03 2006-07-11 주식회사 팬택 원격 함수 제어 기능을 가지는 개인 휴대 단말기 및 그 방법

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