JPH1040630A - ディスク駆動装置のディスク誤挿入防止機構 - Google Patents

ディスク駆動装置のディスク誤挿入防止機構

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Publication number
JPH1040630A
JPH1040630A JP8197748A JP19774896A JPH1040630A JP H1040630 A JPH1040630 A JP H1040630A JP 8197748 A JP8197748 A JP 8197748A JP 19774896 A JP19774896 A JP 19774896A JP H1040630 A JPH1040630 A JP H1040630A
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JP
Japan
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case
holder
lever
detection lever
disk
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JP8197748A
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Inventor
Yuji Nakajima
裕治 中島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホルダやディスク状記録媒体を収納するケー
スの寸法誤差や変形の影響により検出レバーの動作が不
確実になることを防止する。 【解決手段】 検出レバー50に対する当接時にケース2
の下面レベルh1が主レバー部51の上面レベルh3より下
方にあり、ケース2と主レバー部51との間に適正なオー
バーラップが生じている場合には、ケース2の被検出面
6が主レバー部51の主当接面51aに当接し検出レバー50
を押すことにより、検出レバー50が阻止位置から許容位
置に回動する。一方、挿入途中においてケース2の下面
レベルh1が主レバー部51の上面レベルh3より上方にあ
り、ケース2と主レバー部51との間にはオーバーラップ
が生じていない場合には、ケース2の被検出面6が副レ
バー部52の副当接面52aに当接し検出レバー50を押すこ
とにより、検出レバー50が阻止位置から許容位置に揺動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD-ROM(Compact D
isk-Read Only Memory)等のディスク状記録媒体に対し
て情報を記録し又は再生するディスク駆動装置に適用さ
れ、ディスク状記録媒体を収納するケースが誤った方向
でディスク駆動装置内に挿入されることを防止するため
のディスク誤挿入防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】CD-ROM等のディスク状記録媒体(以下、
単にディスクという)に対して情報を記録/再生するデ
ィスク駆動装置には、ディスク状記録媒体の種類に応じ
てキャディ,カートリッジケース等と呼称される専用の
ケース内に収納されたディスクがケースと共に装着さ
れ、このケース内のディスクに対して情報を記録/再生
するものがある。このようなディスクを収納するケース
には、ディスクの記録領域に対向する開口部及びこの開
口部を開閉するシャッタが設けられており、予め定めら
れた正しい方向に向けた状態でケースをディスク駆動装
置に挿入しなければ、装置のシャッタ開閉機構によりケ
ースの挿入動作に連動してシャッタを開放させることが
できず、また無理にケースを所定の装着位置に挿入する
と装置が破損するおそれがある。
【0003】上記のような問題を解決するものとして
は、例えば、特開平5-242647号公報には、記録媒体で
ある光ディスクが収納されるケースの装置への挿入方向
前端側のコーナの厚さ方向における一方の端部側に、他
方の端部側とは形状が異なる被検出面を形成し、この光
ディスクが装着される装置への挿入時に該装置内のケー
スの被検出面と当接する位置に配置され、前記ケースの
挿入を阻止する位置に付勢された検出レバーが前記被検
出面と当接したときにのみ、検出レバーが前記ケースの
挿入を可能とする位置に揺動し、光ディスクを収納した
ケースが装置の所定の位置に装着され得るようにした光
ディスクの収納ケース及びその誤挿入防止構造が記載さ
れている。
【0004】図9は、特開平5-242647号公報に記載さ
れたものと同様の構成を有する光ディスクの収納ケース
の平面図、図10は、図9に示す光ディスクの収納ケース
における挿入方向前端側のコーナ部分の拡大斜視図であ
り、光ディスク1を収納するケース2には、その下面に
は開口部3が形成され、この開口部3を開閉可能に覆う
ようにシャッタ4が取り付けられており、その上面には
光ディスク1をケース2に対して挿入/排出するための
リッド(図示省略)が開閉可能に設けられている。また、
このケース2には、その挿入方向前端側のコーナ部分に
段部5が形成されるとともに、この段部5の終端が被検
出面6として構成されている。
【0005】一方、図11及び図12は、それぞれ図9に示
すケースが装着されるディスク駆動装置におけるホルダ
及び検出レバーの平面図であり、ホルダ11上には、左右
一対の挿入用ガイド12が設けられ、一方の挿入用ガイド
12に切欠き13が形成されるとともに、この切欠き13に臨
んで検出レバー14が配置されている。この検出レバー14
は、ピン15によって回動可能に支持され、かつ捩じりコ
イルバネ16によって反時計方向に付勢されている。
【0006】以上のような構成において、光ディスク1
を収納したケース2を正しい方向にしてホルダ11上の挿
入用ガイド12間に挿入すると、図12(a)に示すように、
ケース2の被検出面6が検出レバー14の先端部に当接す
る。そして、この被検出面6が検出レバー14を押すため
に、検出レバー14は、図12(a)において2点鎖線により
示す位置まで回動する。この場合には、検出レバー14が
ケース2の挿入を妨げることなくケース2が所定の位置
に正しく挿入される。
【0007】これに対してケース2が正しくない方向、
例えば表裏をひっくり返して挿入された場合には、図12
(b)に示すように、検出レバー14に当接する位置に被検
出面6が存在しないことになる。従って、この場合に
は、ケース2の先端の平面が直接検出レバー14によって
検出されるようになる。そして、ケース2の先端の平面
は、検出レバー14に反時計方向に回動させるような力を
与えることになる。その際、検出レバー14は、挿入用ガ
イド12の側壁によって反時計方向の回動が規制され、こ
のため検出レバー14がケース2の挿入を阻止するストッ
パとしての機能を果たすことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなディスク駆動装置では、装置内でケースを保持す
るホルダの寸法誤差や変形、又はディスクを収納するケ
ースの摩耗等によりケースの誤挿入を検出する検出レバ
ーが作動不能になることがある。次に、この問題を図面
に基づいて説明する。
【0009】図13及び図14は、それぞれ従来のディスク
駆動装置におけるディスク誤挿入防止機構が配置された
ホルダの断面図、図15は従来のディスク駆動装置におけ
るホルダの正面図であり、図9乃至図12に基づいて説明
した部材に対応する部材については同一符号を付して説
明を省略する。21はディスク駆動装置内に配置されて外
部から挿入されたケース2を保持するホルダであり、こ
のホルダ21の上面には、ホルダ21内に突出したガイド凸
部22が形成され、またホルダ21の両側面の下端には、内
側に折り曲げられた折曲部23が形成されている。ホルダ
21内に挿入されるケース2は、その厚さ方向においてガ
イド凸部22により上限位置が規定され、また折曲部23に
より下限位置が規定される。
【0010】ホルダ21は、ホルダ21内におけるケース2
の上限位置及び下限位置の精度を確保するために、ガイ
ド凸部22の下面から折曲部23の上面までの寸法Lが所定
の許容誤差の範囲内に収まるように製造される。この寸
法Lが許容誤差範囲内であり、かつホルダ21又はケース
2に変形が発生していない状態では、厚さ方向において
ケース2下面のレベルh1と検出レバー14上面のレベル
2との間には、図13に示すように必ずオーバーラップ
Dが生じ、従って、ケース2がホルダ21に挿入された
際には、被検出面6が確実に検出レバー14の先端部で滑
らか曲面を形成した当接面14aに当接し、ケース2の挿
入を阻止する位置(以下、この位置を阻止位置という)に
付勢された検出レバー14をケース2の挿入が可能となる
位置(以下、この位置を許容位置という)に揺動させる。
【0011】しかし、ケース2からの力を受けやすいホ
ルダ21の折曲部23が経時的に下方に変形した場合には、
折曲部23の変形とともに検出レバー14が下方に移動する
ことになり、このことにより、厚さ方向におけるケース
2と検出レバー14とのオーバーラップHDは減少する。
さらに、寸法Lが許容誤差範囲の上限値付近となるよう
にホルダ21が製造されている場合には、図14に示すよう
にオーバーラップHDがほとんど消失してしまうことが
ある。このようにケース2と検出レバー14との間の必要
なオーバーラップHDを確保することができなくなる
と、ケース2がホルダ21に挿入された際に、被検出面6
により検出レバー14の当接面14aが押圧されることな
く、ケース2が阻止位置にある検出レバー14上に乗り上
げてしまう。特に、ケース2のディスク駆動装置に対す
る挿入回数が多くなり、図14に示すように被検出面6の
下端エッジ部Eが曲面状に摩耗しているときや、またケ
ース2がガイド凸部22に押し付けられた状態でホルダ21
に挿入されるときには、ケース2が阻止位置にある検出
レバー14上に乗り上げやすくなる。
【0012】このようにケース2が容易に検出レバー14
に乗り上げる状況になると、ケース2を誤った方向に向
けたままディスク駆動装置に挿入しても、ケース2が装
着位置にまで挿入されてしまったり、あるいはケース2
の方向が正しいにもかかわらず、ディスク駆動装置に挿
入されるケース2が装着位置の手前で動かなくなるなど
の問題が発生する。
【0013】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
め、ホルダやディスク状記録媒体を収納するケースの寸
法誤差や変形の影響により動作が不確実になることを防
止できるディスク駆動装置のディスク誤挿入防止機構を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のディスク誤挿入防止機構は、ディス
ク駆動装置への挿入方向前端側の一対のコーナ部のうち
少なくとも一方のコーナ部の下端側に上端側とは異なる
形状の被検出面が形成され、ディスク状記録媒体を収納
するケースと、装置外部からディスク駆動装置内の装着
位置に挿入されたケースを保持するホルダと、このホル
ダにより揺動可能に支持されるとともに、前記ケースの
前記装着位置への挿入時に前記被検出面に当接する検出
レバーと、この検出レバーを、ケースが装着位置に挿入
することを阻止する阻止位置の方向に付勢する弾性部材
とを備え、前記ケースの前記装着位置への挿入時に前記
検出レバーが前記被検出面に当接したときにのみ、検出
レバーが、被検出面に沿って前記阻止位置からケースの
装着位置への挿入を可能とする許容位置に揺動するよう
にしたディスク駆動装置のディスク誤挿入防止機構にお
いて、前記検出レバーに、前記ケースがその厚さ方向で
前記ホルダにより規定された基準高さの範囲内にある状
態で前記装着位置に挿入される場合に、前記被検出面に
当接する主レバー部と、この主レバー部の上面から突出
し、前記ケースがその厚さ方向で前記基準高さの範囲か
ら上方に偏倚した状態で前記装着位置に挿入される場合
に、前記被検出面に当接する副レバー部とを設けたこと
を特徴とする。
【0015】また、請求項2記載のディスク誤挿入防止
機構は、ディスク駆動装置への挿入方向前端側の一対の
コーナ部のうち少なくとも一方のコーナ部の下端側に上
端側とは異なる形状の被検出面が形成され、ディスク状
記録媒体を収納するケースと、装置外部からディスク駆
動装置内の装着位置に挿入されたケースを保持するホル
ダと、このホルダにより揺動可能に支持されるととも
に、前記ケースの前記装着位置への挿入時に前記被検出
面に当接する検出レバーと、この検出レバーを、ケース
が装着位置に挿入することを阻止する阻止位置の方向に
付勢する弾性部材とを備え、前記ケースの前記装着位置
への挿入時に前記検出レバーが前記被検出面に当接した
ときにのみ、検出レバーが、被検出面に沿って前記阻止
位置からケースの装着位置への挿入を可能とする許容位
置に揺動するようにしたディスク駆動装置のディスク誤
挿入防止機構において、前記検出レバーに、前記ケース
がその厚さ方向で前記ホルダにより規定された基準の高
さの範囲内にある状態で前記装着位置に挿入される場合
に、前記被検出面に当接する主レバー部と、この主レバ
ー部から上方に突出し、前記ケースがその厚さ方向で前
記基準高さの範囲から上方に偏倚した状態で前記装着位
置に挿入される場合に、挿入途中のケースに当接してケ
ースを前記基準の高さの範囲内に移動させるガイド部と
を設けたことを特徴とする。
【0016】また、請求項3記載のディスク誤挿入防止
機構は、前記検出レバーの上下面に、それぞれ前記ホル
ダに設けられた軸受穴に嵌挿して検出レバーを揺動可能
にホルダと連結する凸状の揺動軸を形成し、かつ前記検
出レバーに、前記揺動軸を中心とする半径方向で外方向
に突出するとともに、ホルダに弾接して検出レバーを前
記阻止位置の方向に付勢する板バネ状の弾性部材を一体
的に設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明によるディスク誤挿
入防止機構が適用されるディスク駆動装置の分解斜視図
であり、31は亜鉛メッキ鋼板等の金属板を素材として形
成されたフレームであり、EMI(Electro-Magnetic In
terference)を抑制するために、前後面及び両側面が連
続するようにロの字形に形成されている。また、フレー
ム31の両側面には、それぞれ内側に折れ込んだ切曲部31
aが形成されており、この切曲部31aには防振ゴム32が保
持される。33はフレーム31の前面に取り付けられるフェ
ース、34は防振ゴム32を介してフレーム31に搭載される
ローディングベースであり、その上面にはホルダ21によ
り保持されたケース2を所定の記録再生位置に位置決め
するための基準ピン35が複数本植設されている。36はロ
ーディングベース34の後端部に配置されるローディング
モータユニット、37はローディングモータユニット36に
より前後方向に駆動されるキャリアであり、このキャリ
ア37には、ホルダ21をスライド可能に保持するカム部材
38が4つのコーナ部付近にそれぞれ固定されている。キ
ャリア37は、その前後動に連動してカム部材38によりホ
ルダ21を上下方向で移動させて記録再生位置又は挿入排
出位置に保持する。
【0018】39はローディングベース34の前端部に配置
されるフロントカバーであり、このフロントカバー39に
は開閉可能な防塵シャッタ40が配置されており、防塵シ
ャッタ40は、ホルダ21に対するケース2の挿入/排出動
作に連動して開閉するように構成されている。41はロー
ディングベース34の上面を覆うダストカバーである。ま
た、42はローディングベース34の中央部に設けられた開
口を覆うように下方からローディングベース34に取り付
けられる本体モジュールであり、この本体モジュール42
には、光ディスク1にレーザ光を照射し、光ディスク1
から反射光を検出するための光ヘッド、記録再生位置に
ある光ディスク1にチャッキングして光ディスク1を回
転駆動するスピンドルモータ等が搭載されている。43は
本体モジュール42の下面に取り付けられる防塵キャップ
である。44はPCB(PrintedCircuit Board)45及び絶縁
シート46を挾んだ状態でフレーム31の下面を塞ぐように
フレーム31に固定されるアンダーカバーである。
【0019】以上のような構成部材からなるディスク駆
動装置では、記録再生時に光ディスク1が収納される空
間及び電子部品や光学部品等の塵埃の付着が問題となる
部品を収納した空間が外部に対して密閉されるようなシ
ェル構造を有している。
【0020】図2は本発明の第1の実施形態によるディ
スク誤挿入防止機構が配置されたホルダの側面断面図、
図3は図2に示すディスク誤挿入防止機構における検出
レバーの斜視図であり、図9乃至図15に基づいて説明し
た部材に対応する部材については同一符号を付して説明
を省略する。50は、ホルダ21内においてピン15により阻
止位置から許容位置までの範囲で揺動可能に支持される
とともに、捩じりコイルバネ16により常に阻止位置の方
向に付勢された検出レバーである。検出レバー50は、従
来の検出レバー14においてケース2の被検出面6に当接
する当接面14aが形成された部分に相当する主レバー部5
1と、この主レバー部51の上面から突出した副レバー部5
2とを備えている。
【0021】ホルダ21に挿入されたケース2は、その厚
さ方向でガイド凸部22により上方への移動が規制され、
かつ折曲部23により下方への移動が規制されることによ
り、ホルダ21により検出レバー50に対して予め設定され
た基準高さの範囲内に保持されることになる。ケース2
がホルダ21によって検出レバー50に対して予め設定され
た基準高さの範囲内にある場合には、ケース2の下面レ
ベルh1が主レバー部51の上面レベルh3より下方にあ
り、ケース2と主レバー部51との間にはオーバーラップ
が生じる。一方、ガイド凸部22から折曲部23までの寸法
Lが許容誤差範囲の上限値付近となるようにホルダ21が
製造されている場合において、ケース2等が経時的に変
形することなどが原因になり、ケース2がホルダ21内で
予め設定された基準高さの範囲より上方にある場合に
は、ケース2の下面レベルh1が主レバー部51の上面レ
ベルh3より上方又は同じ高さにあり、ケース2と主レ
バー部51との間にはオーバーラップが生じないことにな
る。
【0022】次に、上記構成の検出レバー50が配置され
たホルダ21にケース2を挿入する際の動作を説明する。
検出レバー50に対する当接時にケース2の下面レベルh
1が主レバー部51の上面レベルh3より下方にあり、ケー
ス2と主レバー部51との間には適正なオーバーラップが
生じている場合には、ケース2の被検出面6が主レバー
部51の主当接面51aに当接し検出レバー50を押すことに
より、検出レバー50が阻止位置から許容位置に回動す
る。この場合には、検出レバー50がケース2の挿入を妨
げることがなく、ケース2が装着位置に正しく挿入され
る。一方、挿入途中においてケース2の下面レベルh1
が主レバー部51の上面レベルh3より上方にあり、ケー
ス2と主レバー部51との間にはオーバーラップが生じて
いない場合には、ケース2の被検出面6が副レバー部52
の副当接面52aに当接し検出レバー50を押すことによ
り、検出レバー50が阻止位置から許容位置に揺動する。
【0023】本実施形態のディスク誤挿入防止機構で
は、検出レバー50が、主レバー部51の上面から突出した
副レバー部52を備え、ケース2がその厚さ方向でホルダ
21により規定された基準高さの範囲より上方にある状態
でホルダ21に挿入されている場合でも、副レバー部52が
副当接面52aを被検出面6に当接させることにより、ケ
ース2がホルダ21に挿入された際にケース2が阻止位置
にある検出レバー50に乗り上げてしまうことを防止で
き、またケース2がホルダ21に挿入される際にケース2
が正しい方向に向けられていれば、被検出面6が副当接
面52aに当接して検出レバー50を阻止位置から許容位置
に揺動させるので、ケース2を正常にディスク駆動装置
に装着することができ、かつケース2が誤った方向に向
けられていれば、ケース2の先端面が主レバー部51又は
副レバー部52に当接して挿入が阻止されるので、誤った
方向に向けられたケース2がディスク駆動装置に装着さ
れることを確実に防止できる。
【0024】図4は本発明の第2の実施形態によるディ
スク誤挿入防止機構が配置されたホルダの側面断面図、
図5は図4に示すディスク誤挿入防止機構における検出
レバーの斜視図であり、図9乃至図15に基づいて説明し
た部材に対応する部材については同一符号を付して説明
を省略する。60は、ホルダ21内においてピン15により阻
止位置から許容位置までの範囲で揺動可能に支持される
とともに、捩じりコイルバネ16により常に阻止位置の方
向に付勢された検出レバーである。検出レバー60は、従
来の検出レバー14においてケース2の被検出面6に当接
する当接面14aが形成された部分に相当する主レバー
部61と、この主レバー部61の上面から突出した連結部
62により支持されたガイド部63とを備えている。
【0025】ガイド部63は、その先端部が主レバー部61
と略同一方向を向くとともに、その下面が主レバー部61
の上面と略平行となるように連結部62により支持されて
おり、ガイド部63下面の先端部には、先端に向かって上
向きに傾斜したガイド面63aが形成されている。また、
連結部62は、ガイド部63の下面から主レバー部61の上面
まで距離が所定の寸法Cとなるように主レバー部61とガ
イド部63とを連結しており、ここで、ガイド部63の下面
から主レバー部61の上面まで距離を寸法Cとすることに
より、ホルダ21内においてケース2の上面がガイド部63
の下面に密接した状態で、ケース2の被検出面6と主レ
バー部61の当接面61aとの間に適正なオーバーラップHD
が生じる。
【0026】ホルダ21に挿入されたケース2は、その厚
さ方向でガイド凸部22により上方への移動が規制され、
かつ折曲部23により下方への移動が規制されることによ
り、ホルダ21により予め設定された基準高さの範囲内に
保持されることになる。ケース2がホルダ21によって予
め設定された基準高さの範囲内にある場合には、ケース
2の下面レベルh1が主レバー部61の上面レベルh3より
下方にあり、ケース2と主レバー部61との間には適正な
オーバーラップHDが生じる。一方、ガイド凸部22から
折曲部23までの寸法Lが許容誤差範囲の上限値付近とな
るようにホルダ21が製造されている場合において、ケー
ス2等が経時的に変形することなどが原因になり、ケー
ス2がホルダ21によって予め設定された基準高さの範囲
より上方にある場合には、挿入途中におけるケース2の
下面レベルh1が主レバー部51の上面レベルh3より上方
又は同じ高さにあり、ケース2と主レバー部61との間に
はオーバーラップが生じないことになる。
【0027】次に、上記構成の検出レバー60が配置され
たホルダ21にケース2を挿入する際の動作を説明する。
検出レバー60に対する当接時にケース2の下面レベルh
1が主レバー部51の上面レベルh3より下方にあり、ケー
ス2と主レバー部61との間には適正なオーバーラップが
生じている場合には、ケース2の被検出面6が主レバー
部61の当接面61aに当接し検出レバー60を押すことによ
り、検出レバー60が阻止位置から許容位置に回動する。
この場合には、検出レバー60がケース2の挿入を妨げる
ことがなく、ケース2が装着位置に正しく挿入される。
一方、挿入途中においてケース2の下面レベルh1が主
レバー部61の上面レベルh3より上方にあり、ケース2
と主レバー部61との間にはオーバーラップが生じていな
い場合には、ケース2は、ホルダ21に対する装着位置の
手前の位置でその上面をガイド部63のガイド面63aに当
接させ、更にガイド面63aに沿ってガイド部63の下面に
密接する位置に挿入される。この結果、ホルダ21により
規定された基準高さの範囲よりも上方にあったケース2
が、ガイド部63により基準高さの範囲内に移動し、ケー
ス2の被検出面6と主レバー部61の当接面61aとの間に
適正なオーバーラップHDが生じるので、ケース2の被
検出面6が主レバー部61の当接面61aに当接し検出レバ
ー60を押すことにより、検出レバー60が阻止位置から許
容位置の方向に揺動する。
【0028】本実施形態のディスク誤挿入防止機構で
は、検出レバー60が、主レバー部61の上方で支持された
ガイド部63を備え、ケース2がその厚さ方向でホルダ21
により規定された基準高さの範囲より上方にある状態で
ホルダ21に挿入される場合でも、挿入途中にガイド部63
がケース2をホルダ21による基準高さの範囲内に移動さ
せることにより、ケース2がホルダ21に挿入された際に
ケース2が阻止位置にある検出レバー60に乗り上げてし
まうことを防止でき、またケース2がホルダ21に挿入さ
れる際にケース2が正しい方向に向けられていれば、被
検出面6が当接面61aに当接して検出レバー60を阻止位
置から許容位置に揺動させるので、ケース2を正常にデ
ィスク駆動装置に装着することができ、かつケース2が
誤った方向に向けられていれば、ケース2の先端面が主
レバー部61に当接して挿入が阻止されるので、誤った方
向に向けられたケース2がディスク駆動装置に装着され
ることを確実に防止できる。
【0029】図6及び図7は、それぞれ本発明の第2の
実施形態によるディスク誤挿入防止機構における検出レ
バーの他の例及びホルダを示す側面図及び分解斜視図で
あり、71及び72は、検出レバー60の上下面からそれぞれ
突出した円柱状の揺動軸であり、検出レバー60は、揺動
軸71,72をホルダ21の上板部及び下板部に穿設された軸
受穴21a,21bにそれぞれ嵌挿させることにより、ホルダ
21により揺動可能に支持される。73は揺動軸71,72の軸
芯を中心とする半径方向で外方向に突出した弾性部材で
ある板バネ部であり、ポリアセタール樹脂等の弾性材料
によって検出レバー60において主レバー部61,連結部62
及びガイド部63と共に一体成型されている。ホルダ21に
より揺動可能に支持された検出レバー60は、板バネ部73
の先端部をホルダ21の外側面に弾接させて板バネ部73を
撓ませた状態にすることより、板バネ部73により一方向
に付勢されており、この際、主レバー部61の先端部をホ
ルダ21の端面に弾接させる当接させることにより、阻止
位置に保持されるように構成されている。また、主レバ
ー部61がケース2の被検出面6により押圧された場合に
は、検出レバー60は、板バネ部73の撓み量を大きくさせ
るとともに許容位置の方向に揺動する。
【0030】上記構成のものに対して、従来のディスク
誤挿入防止機構では、図8に示すようにピン15をホルダ
21の下板部に穿設されたかしめ穴(図示省略)にかしめる
ことにより固定した後、検出レバー14の挿通穴14b,14c
間に形成された隙間に捩じりコイルバネ16を挿入し、こ
の検出レバー14及び捩じりコイルバネ16をピン15に嵌挿
することにより、ホルダ21によって検出レバー14を揺動
可能に支持させるとともに、一端部で検出レバー14を掛
支し他端部をホルダ21に弾接させた捩じりコイルバネ16
により検出レバー14を阻止位置の方向に付勢するように
し、さらにピン15の先端で周方向に形成されたワッシャ
溝15aにC形のカットワッシャ24を外嵌することによ
り、検出レバー14がピン15から脱落することを防止して
いた。このため、従来のディスク誤挿入防止機構では、
検出レバー14をホルダ21に取り付けるときの工程数が多
く、かつ検出レバー14をホルダ21に取り付けるためには
ピン15,捩じりコイルバネ16及びカットワッシャ24が必
要になる。
【0031】図6及び図7に基づいて説明した本実施形
態のディスク誤挿入防止機構では、検出レバー60の上下
面に、それぞれホルダ21に設けられた軸受穴21a,21bに
嵌挿して検出レバー60を揺動可能にホルダ21と連結する
揺動軸71,72を形成し、かつ検出レバー60に、揺動軸7
1,72の軸芯を中心とする半径方向で外方向に突出する
とともに、ホルダ21に弾接して検出レバー60を阻止位置
に付勢する板バネ部を一体的に設けたことにより、揺動
軸71,72をホルダ21の上板部及び下板部に穿設された軸
受穴21a,21bにそれぞれ嵌挿させるとともに、板バネ部
73をホルダ21に弾接させて板バネ部73を撓ませることよ
り、検出レバー60をホルダ21に揺動可能に、かつ阻止位
置の方向に付勢された状態で取り付けることができるの
で、検出レバー60をホルダ21に取り付けるときの工程数
を1工程にすることが可能になり、ディスク誤挿入防止
機構を組み付ける際の作業性を大幅に向上でき、かつ検
出レバー60をホルダ21に取り付けるために必要であった
ピン15,カットワッシャ24等の部品を不要にすることが
できるので、ディスク誤挿入防止機構のコストを低減す
ることが可能になる。
【0032】以上の説明では、本発明の第2の実施形態
における検出レバー60に揺動軸71,72及び板バネ部73を
それぞれ一体的に設けた場合を、図6及び図7に基づい
て説明したが、これと同様に、本発明の第1の実施形態
における検出レバー50に揺動軸71,72及び板バネ部73を
それぞれ一体的に設けることも可能であり、検出レバー
50の上下面から突出した揺動軸71,72をホルダ21の軸受
穴21a,21bに嵌挿するとともに、検出レバー50から半径
方向に突出した板バネ部73をホルダ21に弾接させること
により、検出レバー50をホルダ21に揺動可能に、かつ阻
止位置の方向に付勢された状態で取り付けることができ
るようになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
ディスク誤挿入防止機構によれば、検出レバーに、ケー
スがその厚さ方向でホルダにより規定された基準高さの
範囲内にある状態で装着位置に挿入される場合に、被検
出面に当接する主レバー部と、この主レバー部の上面か
ら突出し、ケースがその厚さ方向で基準高さの範囲から
上方に偏倚した状態で前記装着位置に挿入される場合
に、被検出面に当接する副レバー部とを設けたことによ
り、ケースがその厚さ方向でホルダにより検出レバーに
対して規定された基準高さの範囲より上方にある状態で
ホルダに挿入される場合でも、副レバー部が被検出面に
当接することにより、ケースがホルダに挿入された際
に、ケースが阻止位置にある検出レバーに乗り上げてし
まうことを防止でき、またケースがホルダに挿入される
際にケースが正しい方向に向けられていれば、被検出面
が副レバー部に当接して検出レバーを阻止位置から許容
位置に揺動させるので、ケースを正常にディスク駆動装
置に装着することができ、かつケースが誤った方向に向
けられていれば、ケースの先端面が主レバー部又は副レ
バー部に当接して挿入が阻止されるので、誤った方向に
向けられたケースがディスク駆動装置に装着されること
を確実に防止できる。
【0034】また、請求項2に記載のディスク誤挿入防
止機構によれば、検出レバーに、ケースがその厚さ方向
でホルダにより規定された基準高さの範囲内にある状態
で装着位置に挿入される場合に、被検出面に当接する主
レバー部と、この主レバー部から上方に突出し、ケース
がその厚さ方向で基準高さの範囲から上方に偏倚した状
態で装着位置に挿入される場合に、挿入途中のケースに
当接してケースを基準高さの範囲内に移動させるガイド
部とを設けたことにより、ケースがその厚さ方向でホル
ダにより規定された基準高さの範囲より上方にある状態
でホルダに挿入される場合でも、挿入途中にガイド部が
ケースをホルダによる基準高さの範囲内に移動させるこ
とにより、ケースがホルダに挿入された際に、ケースが
阻止位置にある検出レバーに乗り上げてしまうことを防
止でき、またケースがホルダに挿入される際にケースが
正しい方向に向けられていれば、被検出面が主レバー部
に当接して検出レバーを阻止位置から許容位置に揺動さ
せるので、ケースを正常にディスク駆動装置に装着する
ことができ、かつケースが誤った方向に向けられていれ
ば、ケースの先端面が主レバー部に当接して挿入が阻止
されるので、誤った方向に向けられたケースがディスク
駆動装置に装着されることを確実に防止できる。
【0035】また、請求項3に記載のディスク誤挿入防
止機構によれば、検出レバーの上下面に、それぞれホル
ダに設けられた軸受穴に嵌挿して検出レバーを揺動可能
にホルダと連結する凸状の揺動軸を形成し、かつ検出レ
バーに、揺動軸を中心とする半径方向で外方向に突出す
るとともに、ホルダに弾接して検出レバーを阻止位置の
方向に付勢する板バネ状の弾性部材を一体的に設けたこ
とにより、一対の揺動軸をホルダの上板部及び下板部に
穿設された軸受穴にそれぞれ嵌挿させるとともに、板バ
ネ部をホルダに弾接させて板バネ部を撓ませることよ
り、検出レバーをホルダに揺動可能に、かつ阻止位置の
方向に付勢された状態で取り付けることができるので、
検出レバーをホルダに取り付けるときの工程数を1工程
にすることが可能になり、ディスク誤挿入防止機構を組
み付ける際の作業性を大幅に向上でき、かつ検出レバー
をホルダに取り付けるために必要であった各種の部品を
不要にすることができるので、ディスク誤挿入防止機構
のコストを低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク誤挿入防止機構が適用さ
れるディスク駆動装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるディスク誤挿入
防止機構が配置されたホルダの側面断面図である。
【図3】図2に示すディスク誤挿入防止機構における検
出レバーの斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態によるディスク誤挿入
防止機構が配置されたホルダの側面断面図である。
【図5】図4に示すディスク誤挿入防止機構における検
出レバーの斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態によるディスク誤挿入
防止機構における検出レバーの他の例及びホルダを示す
側面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態によるディスク誤挿入
防止機構における検出レバーの他の例及びホルダを示す
分解斜視図である。
【図8】従来のディスク誤挿入防止機構における検出レ
バーの分解斜視図である。
【図9】特開平5-242647号公報に記載されたものと同様
の構成を有する光ディスクの収納ケースの平面図であ
る。
【図10】図9に示す光ディスクの収納ケースにおける
挿入方向前端側のコーナ部分の拡大斜視図である。
【図11】図9に示すケースが装着されるディスク駆動
装置におけるホルダ及び検出レバーの平面図である。
【図12】図9に示すケースが装着されるディスク駆動
装置におけるホルダ及び検出レバーの平面図である。
【図13】従来のディスク駆動装置におけるディスク誤
挿入防止機構が配置されたホルダの断面図である。
【図14】従来のディスク駆動装置におけるディスク誤
挿入防止機構が配置されたホルダの断面図である。
【図15】従来のディスク駆動装置におけるホルダの正
面図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、 2…ケース、 6…被検出面、 15
…ピン、 16…捩じりコイルバネ、 21…ホルダ、 21
a,21b…軸受穴、 22…ガイド凸部、 23…折曲部、
50,60…検出レバー、 51,61…主レバー部、 51a…
主当接面、 52…副レバー部、 52a…副当接面、 61a
…当接面、 62…連結部、 63…ガイド部、63a…ガイ
ド面、 71,72…揺動軸、 73…板バネ部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク駆動装置への挿入方向前端側の
    一対のコーナ部のうち少なくとも一方のコーナ部の下端
    側に上端側とは異なる形状の被検出面が形成され、ディ
    スク状記録媒体を収納するケースと、装置外部からディ
    スク駆動装置内の装着位置に挿入されたケースを保持す
    るホルダと、このホルダにより揺動可能に支持されると
    ともに、前記ケースの前記装着位置への挿入時に前記被
    検出面に当接する検出レバーと、この検出レバーを、ケ
    ースが装着位置に挿入することを阻止する阻止位置の方
    向に付勢する弾性部材とを備え、 前記ケースの前記装着位置への挿入時に前記検出レバー
    が前記被検出面に当接したときにのみ、検出レバーが、
    被検出面に沿って前記阻止位置からケースの装着位置へ
    の挿入を可能とする許容位置に揺動するようにしたディ
    スク駆動装置のディスク誤挿入防止機構において、 前記検出レバーに、前記ケースがその厚さ方向で前記ホ
    ルダにより規定された基準高さの範囲内にある状態で前
    記装着位置に挿入される場合に、前記被検出面に当接す
    る主レバー部と、この主レバー部の上面から突出し、前
    記ケースがその厚さ方向で前記基準高さの範囲から上方
    に偏倚した状態で前記装着位置に挿入される場合に、前
    記被検出面に当接する副レバー部とを設けたことを特徴
    とするディスク駆動装置のディスク誤挿入防止機構。
  2. 【請求項2】 ディスク駆動装置への挿入方向前端側の
    一対のコーナ部のうち少なくとも一方のコーナ部の下端
    側に上端側とは異なる形状の被検出面が形成され、ディ
    スク状記録媒体を収納するケースと、装置外部からディ
    スク駆動装置内の装着位置に挿入されたケースを保持す
    るホルダと、このホルダにより揺動可能に支持されると
    ともに、前記ケースの前記装着位置への挿入時に前記被
    検出面に当接する検出レバーと、この検出レバーを、ケ
    ースが装着位置に挿入することを阻止する阻止位置の方
    向に付勢する弾性部材とを備え、 前記ケースの前記装着位置への挿入時に前記検出レバー
    が前記被検出面に当接したときにのみ、検出レバーが、
    被検出面に沿って前記阻止位置からケースの装着位置へ
    の挿入を可能とする許容位置に揺動するようにしたディ
    スク駆動装置のディスク誤挿入防止機構において、 前記検出レバーに、前記ケースがその厚さ方向で前記ホ
    ルダにより規定された基準高さの範囲内にある状態で前
    記装着位置に挿入される場合に、前記被検出面に当接す
    る主レバー部と、この主レバー部から上方に突出し、前
    記ケースがその厚さ方向で前記基準高さの範囲から上方
    に偏倚した状態で前記装着位置に挿入される場合に、挿
    入途中のケースに当接してケースを前記基準高さの範囲
    内に移動させるガイド部とを設けたことを特徴とするデ
    ィスク駆動装置のディスク誤挿入防止機構。
  3. 【請求項3】 前記検出レバーの上下面に、それぞれ前
    記ホルダに設けられた軸受穴に嵌挿して検出レバーを揺
    動可能にホルダと連結する凸状の揺動軸を形成し、 かつ前記検出レバーに、前記揺動軸を中心とする半径方
    向で外方向に突出するとともに、ホルダに弾接して検出
    レバーを前記阻止位置の方向に付勢する板バネ状の弾性
    部材を一体的に設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のディスク駆動装置のディスク誤挿入防止機構。
JP8197748A 1996-07-26 1996-07-26 ディスク駆動装置のディスク誤挿入防止機構 Pending JPH1040630A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1471518A2 (en) * 2003-04-23 2004-10-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tray and recording / reproducing apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1471518A2 (en) * 2003-04-23 2004-10-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tray and recording / reproducing apparatus
EP1471518A3 (en) * 2003-04-23 2005-12-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tray and recording / reproducing apparatus

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