JPH0418160Y2 - - Google Patents

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JPH0418160Y2
JPH0418160Y2 JP1986001425U JP142586U JPH0418160Y2 JP H0418160 Y2 JPH0418160 Y2 JP H0418160Y2 JP 1986001425 U JP1986001425 U JP 1986001425U JP 142586 U JP142586 U JP 142586U JP H0418160 Y2 JPH0418160 Y2 JP H0418160Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は機器の底面カバー取付構造に関する。
従来の技術 フロツピーデイスク装置には、デイスクが載置
されるターンテーブルが上端に固定されたターン
テーブル軸が設けてある。このターンテーブル軸
は、一般に下端をサポートに設けられた軸受部に
軸承されて、支持されている。
このフロツピーデイスク装置には底面カバーが
取り付けてあるが、底面カバーは上記軸受部より
離間して配されているのが一般的であり、底面カ
バーの取り付けに特別の工夫はされていなかつ
た。このため、底面カバーを含めた上記装置の厚
さが大となり、底面カバーは装置の内方へ押圧さ
れたときにも簡単には凹まないように板厚の大な
る板材を使用していた。
本考案は上記問題点を解決した機器の底面カバ
ー取付構造を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、サポート40をシヤーシ2の基板部
2aの下面に取り付けると共に、機器に取り付け
られる底面カバー54にターンテーブル軸15を
支承するサポート上の軸受部45より大なる開口
54bを形成し、底面カバー54を、該サポート
の下面に近接し、且つ上記開口54bが上記軸受
部45を囲繞した状態で取り付けた構成としたも
のである。
作 用 サポートをシヤーシに取り付けた構成及び底面
カバーの開口が軸受部を囲繞する構成は、底面カ
バーがターンテーブル軸の支持及び軸承に一切関
与しないように作用する。
底面カバーがサポートの下面に近接した構成
は、サポートの下面が底面カバーが凹むことを抑
えるよう作用する。
底面カバーの開口が軸受部を囲繞する構成は、
機器を薄くするように作用する。
実施例 次に本考案になる機器の底面カバー取付構造の
一実施例について説明する。
まず本考案が適用してあるデイスク装置につい
て概略的に説明するに、第1図A乃至Fは夫々デ
イスク装置1の平面図、正面図、右側面図、左側
面図、一部切截底面図及び背面図であり、第2図
はカートリツジハウジングを一部切截して示すデ
イスクカートリツジ装着状態の平面図であり、第
3図はデイスクカートリツジが装着された状態の
右側面図である。
デイスク装置1は、大略、シヤーシ2と、フロ
ントパネル3と、単一のモータ4と、カートリツ
ジハウジング5とを有する。このデイスク装置1
には、第4図Aに示すデイスクカートリツジ6が
装着される。デイスクカートリツジ6は、一対の
カートリツジハーフ7を組み合わせてなるカート
リツジ本体8内に、2.8インチの可撓性の磁気デ
イスク9が回転自在に収容してある。
デイスクカートリツジ6はヘツド窓10を前側
に向けて、フロントパネル3の開口11を通して
カートリツジハウジング5内に矢印X1方向に挿
入される。カートリツジ6がハウジング5の奥部
まで挿入されると、イジエクト部材12がロツク
を解除されてばね13により矢印X2方向に摺動
し、ハウジング5がカートリツジ6と共に第3図
に示すように矢印Z1方向に下降し、カートリツジ
6は所定位置に装着される。磁気デイスク9は、
中心孔14が駆動軸15に嵌合し、ハブ16がタ
ーンテーブル17上に載置され、モータ4により
矢印A方向に回転を開始し、423RPMで回転す
る。また磁気デイスク9の下面が磁気ヘツド18
と添接し、パツド19が磁気デイスク9の上面に
添接する。なお、カートリツジ6は、第5図に示
すように、シヤーシ2より上方に切り起こして形
成された切り起こし片120a〜120dによ
り、四隅部近傍の下面を係止されて高さ位置を規
制されている。この切り起こし片27a〜27d
は従来のピンの代わりをなすものであり、部品点
数の削減及び組立工数の削減が図られている。
またカム板20が第2図,第6図中時計方向に
約330°回動し、ガイドローラ21を押し、磁気ヘ
ツドキヤリツジ22がガイドロツド23a,23
b,24により案内されつゝ矢印X2方向に移動
する。磁気ヘツド18は、第6図中位置P1から
磁気デイスク9の径方向に位置P2へ約8秒で移
動し、磁気デイスク9上には一点鎖線で示す渦巻
状のトラツク25が0.4mm程度のピツチで形成さ
れ、こゝに情報信号が書き込まれる。読み取り時
には上記トラツクより情報が読み取られる。情報
信号の書き込み及び読み取り時間は約8秒と短
い。
なお、磁気ヘツド18の上記位置P1,P2への
到達は、第2図及び第7図に示すように、磁気ヘ
ツドキヤリツジ22の一部がスケルトンスイツチ
121,122を押してこれらが動作することに
より検出される。スケルトンスイツチ121,1
22はプリント回路基板65上に直接半田付けさ
れて取り付けてある。第1図E中、123,12
4は夫々スケルトンスイツチ121,122を取
り付ける半田である。リードスイツチを検出スイ
ツチとして使用した場合には、ヘツドキヤリツジ
にリードスイツチを動作させる磁石片を固着する
必要があるが、上記スケルトンスイツチ121,
122を用いた場合には磁石片は不要である。
イジエクト釦26を押圧操作すると、イジエク
ト部材12が矢印X1方向に摺動して、ハウジン
グ5を矢印Z2方向に押し上げる。カートリツジ6
は、ハウジング5と共に上昇し、駆動軸15より
外れ、矢印X2方向に押されて開口11より一部
突出してイジエクトされる。
上記磁気ヘツドキヤリツジ22には、コスト低
減のため、SPC材が使用されている。カム板20
には錆の発生を防止するためにステンレス材を使
用しており、ステンレス材のうちでも、熱膨張係
数がSPC材に極力近いSUS430を使用しており、
温度変化に起因するトラツクずれの発生が防止さ
れている。
次に上記デイスク装置1の各部の構成について
説明する。
まず、ハウジング5について説明する。ハウジ
ング5は、第1図A乃至C、第2図、第3図に示
すように、第1図A中一の対角線の両端の個所
に形成してある孔30,31を、シヤーシ2の対
応する個所に植設してある案内ポール32,33
に嵌合させて、案内ポール32,33により案内
されて矢印Z1,Z2方向に移動可能に設けられてい
る。寸法誤差を吸収すると共にハウジング5の上
下動がスムーズに行なわれるように、一の孔31
は長孔としてある。この孔31は、案内ポール3
2,33を通る、ハウジング5の対角線の方向
が長手方向となるように形成してある。これによ
り、ハウジング5は案内ポール32を中心とする
回動平面内での回動ガタが生じにくゝなり、長孔
を例えば矢印X1に形成した場合に比べて、ハウ
ジング5はスムーズに上下動しうる。またハウジ
ング5は左右側面には夫々二つの突起5a〜5d
が設けてあり、突起5a,5bが、第1図Dに示
すようにイジエクト部材12の斜面部12a,1
2bに当接しており、別の突起5c,5dが第1
図Cに示すようにイジエクト部材12の斜面部1
2c,12dに当接している。
イジエクト部材12が矢印X1方向に移動して
いる最初の状態では、ハウジング5は上昇位置に
位置している。イジエクト部材12が矢印X2
向に移動すると、各突起5a〜5dは対応する斜
面部12a〜12dを滑り落ち、ハウジング5
は、ばね34,35,36により引かれて、案内
ポール32,33に沿つて矢印Z1方向に下降す
る。イジエクト部材12が矢印1方向に移動する
と、斜面部12a〜12dが夫々対応する突起5
a〜5dを押し上げ、ハウジング5は案内ポール
32,33に沿つて矢印Z2方向に上昇する。
このように、ハウジング5の昇降動作に案内す
る手段は案内ポール32,33であり、ハウジン
グに取り付けたローラを側板のガイド溝に嵌合さ
せてなる従来の案内手段に比べて、部品点数が少
なく安価な構成である。
また、第8図に取り出して示すように、斜面部
12aは、外側に折り曲げた細長の板部により構
成されている。従つて斜面部12aはプレスで打
ち抜いた開口の側壁を利用する場合に比べて、幅
広で且つ平坦となる。これにより、斜面部12a
に案内されて移動する被案内部材の単位面積当り
の面圧が減り、潤滑剤を多く塗布しうることとも
相俟つて、摩擦力が減り、摩耗もしにくゝなる。
このことによりして、被案内部材としてローラの
代わりに、突起5aが支承なく採用されている。
他の斜面部12b,12c,12dも、上記斜面
部12aと同様な構成である。
なお、第2図中、125はポリワツシヤであ
る。ポリワツシヤ125はそれ自体潤滑性を有す
るため、金属製のワツシヤを用いた場合に比べ
て、イジエクト部材12はスムーズに移動しう
る。またポリワツシヤ125は金属製のワツシヤ
に比べて組立性もよい。
次に、駆動軸15とカム板20とを回転させる
機構について、特に第9図乃至第12図を参照し
て説明する。
各図中、40は、ダイキヤスト製のサポートで
あり、略三角形状の平板部40aと、この各頂部
の支柱部40b,40c,40dとを一体的に有
する。このサポート40は、第9図,第10図に
示すように、各支柱部40b〜40dの先端をシ
ヤーシ2の基板部2aに形成された凹部41a〜
41cに嵌合した状態でねじ42a〜42cによ
りねじ止めしてある。
特に第10図Aに示すように、43は樹脂製の
プーリ・ギヤ体であり、プーリ43aと小径のギ
ヤ43bとを一体に有する。44はフライホイー
ルでありプーリ部43aに重ねで固定してある。
フライホイール44が固定されたプーリ・ギヤ体
43は、駆動軸15に圧入して固定してある。駆
動軸15は、下端部を平板部40aに圧入されて
いる軸受45により軸承され、上端近傍を基板部
2aに固定されている軸受46により軸承されて
いる。こゝで軸受45,46は、第12図に示す
ように、軸受部45a,46aが固定部45a,
46aに対して軸線方向上にずれて配された構成
である。このため、軸受45は固定部45aをか
しめられて固定され、軸受46は固定部46bを
圧入されて固定されているが、軸受部45a,4
6aにはかしめ、圧入の影響は及ばず、駆動軸1
5を良好に軸承する。また、軸受45,46は同
一部品である。
カム板20と樹脂製のギヤ47とは一体構成で
あり、ギヤ43bと基板部2aとの間の位置で駆
動軸15に回動可能に軸承されている。
ギヤ体48は大径ギヤ48aと小径ギヤ48b
とを一体に有し、平板部40aのボス40eに圧
入固定された軸49に軸承されており、大径ギヤ
48aはギヤ43と噛合し、小径ギヤ48bはギ
ヤ47と噛合している。ギヤ体48のボス部には
含油軸受は設けられていず、ギヤ体48は軸49
と直接軸承されている。またギヤ体48は、軸4
9の頂部のフランジ49aにより抜け止めされて
いる。
モータ4のプーリ50とプーリ43aとの間に
平ベルト51が掛け渡してある。
駆動軸15は、モータ4により平ベルト51を
介して回転される。カム板20は、駆動軸15よ
り取り出した回転をギヤ体48,ギヤ47を介し
て減速されて回転される。
上記の構成において、軸は、駆動軸15の他に
は軸49だけであり、軸の数が少なくこれに伴つ
てギヤの数も少なく、温度変化に起因するギヤの
寸法変化による悪影響は小さい。またギヤ数が少
ないため、構成が簡単となると共に安価となる。
上記フライホイール44は、軸受45と46と
の間に配されて理想的な状態で支持されており、
駆動軸15は安定に回転しうる。
上記のプーリ・ギヤ体43及びフライホイール
44が固定され、カム板20が支承された駆動軸
15、及びギヤ体48が固定された軸49はサポ
ート40に取り付けられてサブユニツト化されて
おり、デイスク装置1のうちカム板駆動部の組立
ては容易に行なわれる。またサポート40が支持
する軸は駆動軸15と軸49との二つであり、サ
ブユニツトは小型となつている。更にはプーリ・
ギヤ体43及びフライホイール44はサポート4
0の上側に配してあり、サポート40の下面側に
は回転体は存在しないため、後述するように底面
カバー54をサポート40の下面に近接させて配
することが可能となつている。
また第1図E、第10図Aに示すように、プー
リ43aには、回転検出に利用される小なる開口
52が形成してある。開口52は、第1図E中5
3で示す軌跡を描き、一時的に平板部40aに対
向しない部分を通過する。箱状のシヤーシ2の底
面を覆うように取り付けてある底面カバー54に
は、平板部40aに対向しない部分で且つ上記軌
跡53に対向る個所に穴55が形成してある。ま
たフライホイール44は黒色であり、開口52の
奥部は光が反射しにくい黒色面となつている。プ
ーリ43aは白色である。
駆動軸15が回転しているときにライトスコー
プ等を上記穴55にあてがうと、ライトスコープ
はプー43aに下面よりの反射光を受光する。開
口52が通過するときには反射光が一時的に減
じ、受光量が減り、ライトスコープはこのときを
検出する。ライトスコープよりの出力信号により
駆動軸15の回転状態がチエツクされる。即ち、
ライトスコープを使用した駆動軸15の回転状態
のチエツクは、底面カバー54が取り付けられた
状態で可能となる。
また、カム板20の孔20aは、ターンテーブ
ル17をカム板20に対して位置決めして固定す
るために利用される。即ち、シヤーシ2の基板部
2aに、上記孔20aに対応する孔126(第2
図参照)が穿設してある。まず、ピンを二つの孔
126,20aに通してカム板20を第2図に示
す位置にロツクする。この状態でモータ4に通電
し、各ギヤのバツクラツシユを回転方向に寄せ、
この状態で、第2図に示すように、ターンテーブ
ル17をスピンドルピン127が駆動軸15を通
る矢印X1方向の線m上に一致する回動位置に合
わせ、止めねじ128を締めることにより、ター
ンテーブル17を固定する。
次に本考案の要部をなす底面カバー54につい
て、特に第1図E、第13図、第14図を参照し
て説明する。
第13図に示すように、金属板製の略矩形状の
底面カバー54の一のコーナ部には、上方への折
り曲げ部56が形成してあり、この折り曲げ部5
6に切り起こし部57が形成してある。
シヤーシ2は箱状であり、基板部2aと、前壁
部2bと、左右の側壁部2c,2dと、後壁部2
eとよりなる。側壁部2cには、上記切り起こし
部57が対向する個所に、切欠58が形成してあ
る。
底面カバー54は、一のコーナ部については、
第1図D、第14図に示すように、切り起こし部
57が切欠58に係合し、残りのコーナ部につい
ては、底面カバー54の孔54aを挿通したねじ
59,60,61が側壁部2c,2dより内側に
折曲形成してある舌部62,63,64のねじ孔
62a,63a,64aに螺合した状態で取り付
けてある。ねじは61→59→60の順番でねじ
止めされる。切り起こし部57は、矢印X1,X2
Y1,Y2方向に多少移動し得る状態で且つ矢印Z1
方向への移動は制限された状態で切欠58に係合
しており、底面カバー54はシヤーシ2を不要に
変形させない状態で取り付けられている。即ち、
底面カバー54の四隅を全てねじ止めする構成の
場合には、底面カバー54の孔と舌片のねじ孔と
のずれは、ねじを締め付けるときに、シヤーシ2
を変形させることにより吸収されることになる
が、上記構成では、底面カバー54の孔と舌片の
ねじ孔とのずれは、矢印X1,X2,Y1,Y2方向に
変位が自由な折り曲げ部56により吸収される。
従つて底面カバー54は、シヤーシ2を不要に変
形させずに取り付けられる。
なお、上記折り曲げ部54は、底面カバー54
が正しい向きで取り付けられることを保証してお
り、底面カバー54が誤つた向きで取り付けられ
ることが防止される。
また、上記の底面カバー54には、サポート4
0の平板部40a下面より突出して形成してある
軸受保持部40fより大径の開口54bが形成し
てある。底面カバー54は、第1図Eに示すよう
に及び第10図A,B中二点鎖線で示すように、
開口54bが軸受保持部40fを囲繞するように
嵌合し、且つ底面カバー54がサポート40の平
板部40aの下面に近接した状態で取り付けられ
ている。このため、底面カバー54が強く押し付
けられたような場合にも、サポート40により受
け止められてシヤーシ2の内方への反り変形は確
実に防止される。このため、底面カバー54とし
ては従来よりも薄い金属板を使用出来る。また底
面カバー54を強く押しても、この力は軸受45
には作用せず、駆動軸15の軸承状態には悪影響
は及ばない。また、軸受保持部40fは底面カバ
ー54の厚み内に含まれることになり、底面カバ
ー54を含めたデイスク装置1の高さ寸法を小さ
くし得る。
また底面カバー54は、プリント回路基板65
を覆つており、シールド板としての機能も有す
る。なお、プリント回路基板64は、側壁部2c
よりの舌片66,67、後壁2eよりの舌片6
8、サポート40の舌片69にねじ止めされて取
り付けられている。
次に、モータ4の取付部分の構成について、特
に第1図E,F、第13図を参照して説明する。
70はモータ取付台であり、側壁部2dのうち
上端側を折り曲げて形成してある。このモータ取
付台70の自由端側は、後壁2eの下端側を内側
に折り曲げられた補強片71とかしめられてお
り、補強されている。72はかしめ部分であり、
モータ取付台70の凸部が補強片71の孔と嵌合
した状態でかしめられた構造である。モータ4
は、プーリ50が下側を向いた姿勢で、モータ取
付台70上にねじ止めされている。
なお、補強片71を形成することにより後壁2
eには窓73が形成される。この窓73を通して
プーリ50を見ることが出来、窓73はベルト5
1のプーリ50への装架状態、ベルト51の走行
状態等をチエツクする窓として利用される。
次に、開口11を塞いでいるシヤツタ板につい
て、第15図、第16図A,B、第17図A乃至
Cを参照して説明する。
第15図、第17図Aに示すように、フロント
パネル13の裏側には、シヤツタ板80が開閉可
能に取り付けられている。細長形状のシヤツタ板
80は、第16図A,Bに示すように、両側にリ
ブ81,82、リブ81,82より内側に突出し
た軸部83,84及びリブ81,82より外側に
突出した軸部85,86を有する。軸部83,8
4と軸部85,86とは、第16図Bに示すよう
に、Z1方向上及びX1方向上共に食い違つている。
上記のシヤツタ板80は、第15図、第17図
Aに示すように、軸部83,84を夫々突片8
7,88により支持されて、且つ軸部85,86
を夫々板ばね89,90により押えられて矢印
X2方向に付勢されており、開口11を塞いでい
る。板ばね89,90は、下部をフロントパネル
3に取り付けられており、先端側はフロントパネ
ル3の天板部91の孔92,93内に嵌入してい
る。板ばね89,90の先端側を孔92,93に
嵌入させた理由は、板ばね89,90の先端側が
矢印Y1,Y2方向に変位するのを防止するため、
即ち、板ばね89,90が軸部85,86より外
れることを防止するためである。また軸部85,
86は、天板部91と突片87,88との間に収
まつている。
この構成は、シヤツタ板を両側の軸部を軸受部
に軸承させて取り付け、軸部に設けたトーシヨン
コイルばねにより閉蓋方向に回動付勢させた一般
的な構成に比べて、構成が簡単となり、組立もし
易い。
カートリツジ6を開口11を通して矢印X1
向に挿入すると、シヤツタ板80は、カートリツ
ジ6の先端により押されて、第17図Bに示すよ
うに開く。即ち、シヤツタ板80は、板ばね89
を撓ませつゝ軸部83を中心に時計方向に回動す
る。カートリツジ6が装着された状態では、シヤ
ツタ板80は第17図Cに示す状態となる。
カートリツジ排出動作時には、シヤツタ板80
は、カートリツジ6の上動に伴い時計方向に回動
し、カートリツジ6がデイスク装置1より排出さ
れると板ばね89,90により反時計方向に回動
して、第17図Aに示すように開口11を塞ぐ。
また、94、95は支持用突片であり、フロン
トパネル3の裏面に突設してある。この支持用突
片94,95は、シヤツタ板80が第13図Bに
示すように開いた状態においても軸部85,86
に対向しうる位置まで突出しており、例えばデイ
スク装置1を落下させたときの衝撃によりシヤツ
タ板80が外れることを防止する。
次に、装着されるデイスクカートリツジの種別
を確認する機構について、第4図A,B、第17
図C、第18図を参照して説明する。
第4図A,Bに示すように、デイスクカートリ
ツジ6の後端近傍には、A面側に、凹部100,
101、B面側には凹部102,103が形成し
てある。凹部100〜103は、デイスクカート
リツジ6を表裏反転しても下面側の凹部の個所が
変わらないような位置に配してある。
フロントパネル3の内側には、デイスク種別確
認部材104が設けられている。この部材104
には、上記凹部102,103(100,10
1)に対応する凸部105,106が形成してあ
る。
デイスクカートリツジ6をA面を上面とした向
きで装着した場合には、第15図,第17図に示
すように、凹部102,103が夫々凸部10
5,106に嵌合し、カートリツジ6は所定位置
まで下降して正常に装着される。カートリツジ6
を表裏反転してB面を上面とした向きで装着した
場合には、凹部100,101が夫々凸部10
5,106に嵌合して、カートリツジ6は上記の
場合と同様に正常に装着される。
上記凹部100〜103が形成されていないデ
イスクカートリツジ6Aを挿入した場合には、カ
ートリツジ6Aは第18図に示すように下面が凸
部106に当接した位置で下降を制限され、装着
位置には到らない。このため、このデイスクカー
トリツジ6Aを装着した場合にはデイスク装置1
は動作せず、カートリツジ6Aは使用出来ない。
また凹部が上記凹部100〜103と異なる個所
に形成されているデイスクカートリツジを挿入し
た場合も上記と同様となり、デイスク装置1は動
作しない。
次に発光ダイオードをフロントパネル3に取り
付ける構造について、主に、第1図B、第15
図、第19図、第20図を参照して説明する。
発光ダイオード110は、第19図に拡大して
示すような略角柱形状である。フロントパネル3
には発光ダイオード110の先端部に対応した形
状の取付孔111が形成してある。取付孔111
の下面には、発光ダイオード110の挿入方向に
延在する断面三角形状の二本の突条112,11
3が形成してある。発光ダイオード110は、突
条112,113を弾性的に押し潰しながら取付
孔111内に挿入されて取付孔111内に固定さ
れる。従つて、発光ダイオード110は、接着剤
を使用せずにフロントパネル3に固定される。
次にライトプロテクトスイツチ機構について第
21図を参照して説明する。
スケルトンスイツチ129は、プリント回路基
板65上に半田130により半田付け固定してあ
り、ライトプロテクトスイツチを構成する。レバ
ー131は、シヤーシ2の基板部2aより上方へ
の切り起し片132に、ピン133により垂直面
内で回動可能に支持されている。このレバー13
1は、スケルトンスイツチ129により押されて
反時計方向に回動して、側方のピン部131aが
上記切り起こし片132の鉤部132aに係止さ
れた回動位置に規制されており、上方に向いた腕
部131bのシヤーシ2の基板部2aよりの高さ
Hは精度良く定まつている。
デイスクカートリツジ6には、第4図Aに示す
ように、A面用のライトプロテクトラグ134と
B面用のライトプロテクトラグ135とが切除可
能に設けてある。デイスクカートリツジ6を第4
図Aに示すようにA面を上側とした向きで装着す
る場合に、ラグ134が付いたまゝであると、ラ
グ134が腕部131bを押しレバー131が時
計方向に回動してスイツチ129が動作する。こ
れによりデイスク装置1の記録系が動作可能状態
となる。ラグ134が切除されている場合には、
ラグ134の切除により形成された開口窓が腕部
131bと嵌合し、レバー131に回動せず、ス
イツチ129は動作しない。これによりデイスク
装置1は記録系が動作不可能状態のまゝとされ、
記録内容を誤つて消去してしまうことが防止され
る。
なお、ライトブロテクトスイツチをシヤーシ2
の基板部2a上にねじ止め固定した場合には、配
線及び取付スペース確保の問題があり、装置の小
型化を図ることが困難であつたが、上記機構によ
ればこれらの問題点は解決される。
次にワイヤの配線について第22図及び第23
図を併せ参照して説明する。
シヤーシ2の後壁部2eの中央には、内方に折
り曲げられて凹部140が形成してある。シヤー
シ2の上面に配線されたワイヤ群141は、凹部
140内を通つてプリント回路基板65に導か
れ、プリント回路基板65のうち凹部140に望
んでいる部分に千鳥足状に配されて半田付けされ
ている。こゝで千鳥足状に配した理由は、省スペ
ース化のためである。また凹部140は外側に開
口しているため、プリント回路基板65をねじ止
めする前の段階では、第23図中二点鎖線で示す
ように、ワイヤ群141を凹部140より抜け出
させることにより、ワイヤ群141を特別に傷め
ることなくプリント回路基板65を下方に大きく
回動させることが可能となる。これにより作業者
がプリント回路基板65の上面及びシヤーシ2の
下面に容易に近接可能となり、装置1の組立作業
がし易くなる。またプリント回路基板65が上記
のように回動可能であることは、回路基板65等
を修理する上でも作業がし易くなる。
考案の効果 上述の如く、本考案になる機器の底面カバー取
付構造によれば、以下の挙げる特長を有する。
底面カバーを押し付けた場合に、ターンテー
ブル軸の軸受部に対して悪影響が全く及ばない
状態とし得、且つ機器内方へ凹まない状態とし
得る。これに伴つて、底面カバーを板厚が薄い
ものとし得る。
底面カバーとして板厚の薄いものを使用し
得、更には開口が軸受部を囲繞している分底面
カバーをサポートの下面に近接し得、これによ
つて機器の薄型化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図A乃至Fは夫々本考案が適用されたデイ
スク装置の平面図、正面図、左側面図、右側面
図、底面カバーを一部切截して示す底面図、背面
図、第2図はカートリツジハウジングを一部切截
して示す平面図、第3図はデイスクカートリツジ
が装着された状態におけるデイスク装置の右側面
図、第4図Aはデイスク装置に装着されるデイス
クカートリツジの斜視図、第4図Bは同図A中
B−B線に沿う断面図、第5図はデイスクカー
トリツジの装着状態を示す第2図中−線に沿
う断面矢視図、第6図はカム板とこのカム板の回
動によりデイスク上に形成されるトラツクとを示
す図、第7図は磁気ヘツドキヤリツジの移動位置
を検出する機構を示す図、第8図はイジエクト部
材の一の斜面部の形状を示す斜視図、第9図は駆
動軸とカム板とが組み付けられたユニツトの平面
図、第10図A,Bは夫々第9図中XA−XA線
及びXB−XB線に沿う断面矢視図、第11図は
第9図のユニツトの分解斜視図、第12図は駆動
軸の軸受を拡大して示す断面図、第13図はシヤ
ーシを表裏反転させて、一部切截した底面カバー
を併せて示す本考案の要部の分解斜視図、第14
図は第1図D中X−X線に沿う断面図、第1
5図はフロントパネルの背面図、第16図A,B
は夫々シヤツタ板の背面図、側面図、第17図A
は第15図中XA―XA線に沿う断面矢視
図、第17図B,Cは夫々デイスクカートリツジ
の挿入途中及び装着完了時のシヤツタ板の状態を
示す図、第18図は異種のデイスクカートリツジ
を挿入したときの状態を示す図、第19図は発光
ダイオードとこれが取り付けられる取付孔とを併
せて示す一部切截斜視図、第20図は取付孔をフ
ロントパネル背面側よりみて拡大して示す図、第
21図はライトプロテクトスイツチ機構を示す
図、第22図はワイヤ群の配線処理状態を示す斜
視図、第23図は第22図中XX−XX線に
沿う断面矢視図である。 1……デイスク装置、2……シヤーシ、2c…
…側壁部、6……デイスクカートリツジ、18…
…磁気ヘツド、40……サポート、40a……平
板部、40f……軸受保持部、54……底面カバ
ー、54b……開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上端にデイスクが載置されるターンテーブルを
    有するターンテーブル軸が軸承された機器におい
    て、 上記ターンテーブル軸が軸承される軸受部が設
    けられたサポートを、上記機器のシヤーシの基板
    部の下面に取り付けて設けると共に、 上記軸受部より大なる開口を有する底面カバー
    を、該サポートの下面に近接し、且つ上記開口が
    該サポートの軸受部を囲繞した状態で、前記シヤ
    ーシに取り付けてなる構成の機器の底面カバー取
    付構造。
JP1986001425U 1986-01-09 1986-01-09 Expired JPH0418160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986001425U JPH0418160Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09

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JPS62113489U JPS62113489U (ja) 1987-07-18
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JPS61105990U (ja) * 1984-12-18 1986-07-05

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