JPH1040546A - 光ディスクのディフェクト検出方法及びその装置 - Google Patents

光ディスクのディフェクト検出方法及びその装置

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JPH1040546A
JPH1040546A JP19234196A JP19234196A JPH1040546A JP H1040546 A JPH1040546 A JP H1040546A JP 19234196 A JP19234196 A JP 19234196A JP 19234196 A JP19234196 A JP 19234196A JP H1040546 A JPH1040546 A JP H1040546A
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JP
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signal
detection level
envelope
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JP19234196A
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Masahiko Hirano
昌彦 平野
Takeshi Nakayama
健 中山
Ryuichi Sunakawa
隆一 砂川
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing

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  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディフェクトを的確に検出できる光ディスク
のディフェクト検出方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 RF信号のエンベロープを信号EVとし
て検出し、エンベロープ信号EVの直流成分EDCを抽
出した後、エンベロープ直流成分EDCのレベルよりも
所定量低レベルの暗ディフェクト検出レベルVaを生成
し、この検出レベルVaとエンベロープ信号EVのレベ
ルとを比較し、検出レベルVaよりもエンベロープ信号
EVのレベルが小さいときに暗ディフェクト検出信号D
1を出力し、エンベロープ信号EVのレベルよりも所定
量低レベルの明ディフェクト検出レベルVbを生成し、
この検出レベルVbとエンベロープ信号EVの直流成分
EDCのレベルとを比較し、この直流成分EDCのレベ
ルよりも明ディフェクト検出レベルVbが大きいときに
明ディフェクト検出信号D2を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの表面
に付着した傷や汚れ等のディフェクトを検出する光ディ
スクのディフェクト検出方法及びその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の書き込みが可能な光ディス
クが普及し、広く使用されるようになってきている。例
えば、この一例である追記型光ディスク1は、図2に示
すように、トラッキング用グル−ブが形成された基板1
A上にシアニン色素によって記録層1Bが形成され、さ
らにこの記録層1Bの上に金の反射層1C及び紫外線硬
化樹脂による保護層1Dが形成されている。
【0003】この追記型光ディスクに情報を記録すると
きは、基板側からレーザ光2が照射されて記録層1Bに
ピットが形成され、情報記録が行われる。
【0004】また、図3に示すように、光ディスク1の
基板表面に傷や汚れ等のディフェクト1Eを生じたとき
には、このディフェクト1Eによって記録層1Bに照射
されるレーザ光の強度が低下されると共に、光ディスク
装置(図示せず)への反射光強度が変化され、適切なピ
ットを形成することができなくなると共に、フォーカス
/トラッキングサーボが乱される。例えば、光ディスク
1の基板表面に傷が付くと記録層に照射される光量が減
少すると共に光ディスクからの反射光強度も低減し、基
板表面にインク等が付着すると記録層に照射される光量
が減少すると共に光ディスクからの反射光強度は増加す
る。
【0005】このため、従来の光ディスク装置において
は、光ディスク表面のディフェクトを検出し、正常の情
報記録を行えるように工夫している。ここで、ディフェ
クトを検出する場合、光ディスクからの反射光量に対応
したレベルを有するRF信号のエンベロープ信号を使用
している。即ち、このエンベロープ信号が第1の検出基
準レベル以下となったときに暗ディフェクトとして検出
し、第2の検出基準レベル以上となったときに明ディフ
ェクトとして検出している。ここで、前記第1及び第2
の検出基準レベルは所定の値に固定して設定されてい
る。
【0006】この検出結果に基づいて、光ディスク装置
では、ディフェクトが存在する箇所において各サーボの
乱れを軽減する処理等を施している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにディフェクト検出にエンベロープ信号のレベルを
そのまま用い、検出基準レベルが固定されているので、
指紋や汚れ等のエンベロープ信号のレベル変動が小さい
ディフェクトについては検出が非常に難しく、これらの
ディフェクトを検出できないことも多々あった。
【0008】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、ディ
フェクトを的確に検出できる光ディスクのディフェクト
検出方法及びその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、レーザ光を用いて記録層に
情報を記録可能な光ディスクの表面に付着した汚れや傷
等のディフェクトを検出する光ディスクのディフェクト
検出方法であって、前記光ディスクに対して情報の記録
或いは再生を行う前にディフェクトを検出する際には、
前記光ディスクの記録面からの反射光より得られたRF
信号のエンベロープを信号として検出すると共に、該エ
ンベロープ信号の直流成分を抽出した後、該エンベロー
プ直流成分のレベルよりも所定量低レベルの第1の暗デ
ィフェクト検出レベルを生成すると共に、前記第1の暗
ディフェクト検出レベルと前記エンベロープ信号のレベ
ルとを比較し、前記第1の暗ディフェクト検出レベルよ
りも前記エンベロープレベルが小さいときに暗ディフェ
クト検出となし、前記エンベロープ信号のレベルよりも
所定量低レベルの第1の明ディフェクト検出レベルを生
成すると共に、前記第1の明ディフェクト検出レベルと
前記エンベロープ信号の直流成分レベルとを比較し、前
記直流成分レベルよりも前記第1の明ディフェクト検出
レベルが大きいときに明ディフェクト検出となし、前記
光ディスクに対して情報の記録或いは再生を行うときに
ディフェクトを検出する際には、前記光ディスクの記録
面からの反射光より得られたRF信号のエンベロープを
信号として検出すると共に、該エンベロープ信号の直流
成分を抽出した後、該エンベロープ直流成分のレベルよ
りも所定量低レベルであり、且つ前記第1の暗ディフェ
クト検出レベルよりも所定量低レベルの第2の暗ディフ
ェクト検出レベルを生成すると共に、前記第2の暗ディ
フェクト検出レベルと前記エンベロープ信号のレベルと
を比較し、前記第2の暗ディフェクト検出レベルよりも
前記エンベロープレベルが小さいときに暗ディフェクト
検出となし、前記エンベロープ信号のレベルよりも所定
量低レベルであり、且つ前記第1の明ディフェクト検出
レベルよりも所定量低レベルの第2の明ディフェクト検
出レベルを生成すると共に、前記第2の明ディフェクト
検出レベルと前記エンベロープ信号の直流成分レベルと
を比較し、前記直流成分レベルよりも前記第2の明ディ
フェクト検出レベルが大きいときに明ディフェクト検出
となす光ディスクのディフェクト検出方法を提案する。
【0010】該光ディスクのディフェクト検出方法によ
れば、光ディスクに対して情報の記録或いは再生を行う
前にディフェクトを検出する際には、光ディスクの記録
面からの反射光より得られたRF信号のエンベロープが
信号として検出され、該エンベロープ信号の直流成分が
抽出される。この後、該エンベロープ直流成分のレベル
よりも所定量低レベルの第1の暗ディフェクト検出レベ
ルが生成され、前記第1の暗ディフェクト検出レベルと
前記エンベロープ信号のレベルとが比較される。この比
較の結果、前記第1の暗ディフェクト検出レベルよりも
前記エンベロープレベルが小さいときに暗ディフェクト
検出となされる。また、前記エンベロープ信号のレベル
よりも所定量低レベルの第1の明ディフェクト検出レベ
ルが生成され、該第1の明ディフェクト検出レベルと前
記エンベロープ信号の直流成分レベルとが比較される。
この比較の結果、前記直流成分レベルよりも前記第1の
明ディフェクト検出レベルが大きいときに明ディフェク
ト検出となされる。
【0011】また、光ディスクに対して情報の記録或い
は再生を行うときにディフェクトを検出する際には、光
ディスクの記録面からの反射光より得られたRF信号の
エンベロープが信号として検出され、該エンベロープ信
号の直流成分が抽出される。この後、前記第1の暗ディ
フェクト検出レベルよりも所定量低レベルの第2の暗デ
ィフェクト検出レベルが生成され、前記第2の暗ディフ
ェクト検出レベルと前記エンベロープ信号のレベルとが
比較される。この比較の結果、前記第2の暗ディフェク
ト検出レベルよりも前記エンベロープレベルが小さいと
きに暗ディフェクト検出となされる。また、前記第1の
明ディフェクト検出レベルよりも所定量低レベルの第2
の明ディフェクト検出レベルが生成され、該第2の明デ
ィフェクト検出レベルと前記エンベロープ信号の直流成
分レベルとが比較される。この比較の結果、前記直流成
分レベルよりも前記第2の明ディフェクト検出レベルが
大きいときに明ディフェクト検出となされる。
【0012】これにより、ディフェクト検出レベルはR
F信号のレベルに従って変動するので、情報が記録され
た部分或いは情報が未記録の部分等の違いによりRF信
号のレベル変動が生じても、適切な暗ディフェクト検出
レベル及び明ディフェクト検出レベルが生成されると共
に、第1の暗ディフェクト検出レベル及び第1の明ディ
フェクト検出レベルを用いて、極微細なものから大きな
のもに至るまで情報記録に影響を及ぼす全てのディフェ
クトが検出されると共に、第2の暗ディフェクト検出レ
ベル及び第2の明ディフェクト検出レベルを用いて、ト
ラッキングサーボに影響を及ぼす比較的大きなディフェ
クトが検出される。
【0013】また、請求項2では、レーザ光を用いて記
録層に情報を記録可能な光ディスクの表面に付着した汚
れや傷等のディフェクトを検出する光ディスクのディフ
ェクト検出装置であって、前記光ディスクの記録面から
の反射光より得られたRF信号のエンベロープを信号と
して検出するエンベロープ検出手段と、該エンベロープ
検出手段によって検出されたエンベロープ信号の直流成
分を抽出する直流成分抽出手段と、該エンベロープ直流
成分のレベルよりも所定量低レベルの第1の暗ディフェ
クト検出レベルと、該第1の暗ディフェクト検出レベル
よりも所定量低レベルの第2の暗ディフェクト検出レベ
ルとを生成する暗ディフェクト検出レベル生成手段と、
前記エンベロープ信号のレベルよりも所定量低レベルの
第1の明ディフェクト検出レベルと、該第1の明ディフ
ェクト検出レベルよりも所定量低レベルの第2の明ディ
フェクト検出レベルとを生成する明ディフェクト検出レ
ベル生成手段と、前記第1の暗ディフェクト検出レベル
または第2の暗ディフェクト検出レベルの何れか一方を
選択する第1の選択手段と、前記第1の明ディフェクト
検出レベルまたは第2の明ディフェクト検出レベルの何
れか一方を選択する第2の選択手段と、前記第1の選択
手段によって選択された暗ディフェクト検出レベルと前
記エンベロープ信号のレベルとを比較し、前記暗ディフ
ェクト検出レベルよりも前記エンベロープレベルが小さ
いときに暗ディフェクト検出信号を出力する第1の比較
手段と、前記第2の選択手段によって選択された明ディ
フェクト検出レベルと前記エンベロープ信号の直流成分
レベルとを比較し、前記直流成分レベルよりも明ディフ
ェクト検出レベルが大きいときに明ディフェクト検出信
号を出力する第2の比較手段とを備えた光ディスクのデ
ィフェクト検出装置を提案する。
【0014】該光ディスクのディフェクト検出装置によ
れば、エンベロープ検出手段によって光ディスクの記録
面からの反射光より得られたRF信号のエンベロープが
信号として検出され、該エンベロープ信号の直流成分が
直流成分抽出手段によって抽出される。この後、暗ディ
フェクト検出レベル生成手段によって、前記エンベロー
プ直流成分のレベルよりも所定量低レベルの第1の暗デ
ィフェクト検出レベル及び該第1の暗ディフェクト検出
レベルよりも所定量低レベルの第2の暗ディフェクト検
出レベルが生成されると共に、明ディフェクト検出レベ
ル生成手段によって前記エンベロープ信号のレベルより
も所定量低レベルの第1の明ディフェクト検出レベル及
び該第1の明ディフェクト検出レベルよりも所定量低レ
ベルの第2の明ディフェクト検出レベルが生成される。
これにより、前記エンベロープ信号の直流成分レベル及
びディフェクト検出レベルはRF信号のレベルに従って
変動するので、情報が記録された部分或いは情報が未記
録の部分等の違いによりRF信号のレベル変動が生じて
も、適切な暗ディフェクト検出レベル及び明ディフェク
ト検出レベルが生成されると共に、第1及び第2の暗デ
ィフェクト検出レベル及び第1及び第2の明ディフェク
ト検出レベルのそれぞれは、第1及び第2の選択手段に
よって選択され、例えば、情報の記録再生時にサーボ系
のゲインダウン或いはミュート機能をイネーブルとする
際には検出範囲の小さい第2の暗及び明ディフェクト検
出レベルが用いられ、情報の記録再生動作を行う前に光
ディスクの表面状態を確認する際には、検出範囲の大き
い第1の暗及び明ディフェクト検出レベル用いられる。
【0015】さらに、第1の比較手段によって前記第1
の選択手段によって選択された第1或いは第2の暗ディ
フェクト検出レベルと前記エンベロープ信号のレベルと
が比較され、前記暗ディフェクト検出レベルよりも前記
エンベロープレベルが小さいときに暗ディフェクト検出
信号が出力され、また第2の比較手段によって前記第2
の選択手段によって選択された第1或いは第2の明ディ
フェクト検出レベルと前記エンベロープ信号の直流成分
レベルとが比較され、前記直流成分レベルよりも前記明
ディフェクト検出レベルが大きいときに明ディフェクト
検出信号が出力される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
における光ディスクのディフェクト検出装置を示す構成
図である。図において、10は1ビームプッシュプル法
を用いた光ピックアップ、21はRF信号検出回路、2
2はエンベロープ検出回路、23はDC成分抽出回路、
24は暗ディフェクト検出レベル生成回路、25は明デ
ィフェクト検出レベル生成回路、26は第1の比較回
路、27は第2の比較回路、28はディフェクト検出信
号出力回路である。
【0017】光ピックアップ10は、周知の4分割のフ
ォトディテクタ11を備え、光ディスクにおけるトラッ
クの左側に位置するディテクタ11a、11dの合計受
光量及び右側に位置するディテクタ11b,11cの合
計受光量を用いてトラッキング補正を、また対角線上に
位置するディテクタ11a、11cの合計受光量及びデ
ィテクタ11b,11dの合計受光量を用いて非点収差
法等によりフォーカス補正を行えるものである。
【0018】RF信号検出回路21は、抵抗器21a〜
21f及び差動増幅器21gから構成され、差動増幅器
21gの非反転入力端子には抵抗器21a〜21dのそ
れぞれを介してフォトディテクタ11のディテクタ11
a〜11dに接続されている。また、差動増幅器21g
の反転入力端子は抵抗器21eを介してその出力端子に
接続されると共に抵抗器21fを介して接地されてい
る。これにより、差動増幅器21gからはディテクタ1
1a〜11dの出力信号を合成したRF信号が出力され
る。
【0019】エンベロープ検出回路22は、差動増幅器
22a,22b、ダイオード22c,22d、コンデン
サ22e,22f、及び抵抗器22g〜22jから構成
されている。差動増幅器22aの非反転入力端子にはR
F信号検出回路21から出力されるRF信号が入力さ
れ、反転入力端子はコンデンサ22eを介してその出力
端子及び抵抗器22gの一端に接続されると共に、ダイ
オード22cを介して抵抗器22gの他端及びダイオー
ド22dのアノードに接続されている。ここで、差動増
幅器22aの反転入力端子側がダイオード22cのアノ
ードとなる。
【0020】また、差動増幅器22bの非反転入力端子
はダイオード22dのカソードに接続されると共に、直
列接続されたコンデンサ22f及び抵抗器22hと抵抗
器22iとの並列回路にを介して接地されている。さら
に、差動増幅器22bの出力端子はその反転入力端子に
接続されると共に抵抗器22jを介して差動増幅器22
aの反転入力端子に接続されている。
【0021】これにより、エンベロープ検出回路22か
らはRF信号の包絡線成分、即ちエンベロープが検出さ
れ、エンベロープ信号EVが出力される。
【0022】DC成分抽出回路23は、抵抗器23aと
コンデンサ23bから構成され、抵抗器23aの一端に
はエンベロープ信号EVが入力され、他端はコンデンサ
23bを介して接地されている。これにより、抵抗器2
3aの他端からエンベロープ信号EVの直流成分EDC
が出力される。
【0023】暗ディフェクト検出レベル生成回路24
は、差動増幅器24a、抵抗器24b〜24e及び電子
スイッチSW1から構成されている。差動増幅器24a
の非反転入力端子にはエンベロープ信号の直流成分ED
Cが入力されている。
【0024】また、差動増幅器24aの出力端子はその
反転入力端子に接続されると共に、抵抗器24b,24
cからなる第1の分圧回路と抵抗器24d,24eから
なる第2の分圧回路に接続されている。
【0025】さらに、前記第1の分圧回路によって生成
された第1の暗ディフェクト検出レベル電圧V11、及
び前記第2の分圧回路によって生成された第2の暗ディ
フェクト検出レベル電圧V12のそれぞれは、電子スイ
ッチSW1の2つの接点SW1a,SW1bに入力さ
れ、切り替え制御信号Vcom によって電子スイッチSW
1が切り替えられて、第1或いは第2の暗ディフェクト
検出レベル電圧V11,V12の何れか一方が暗ディフ
ェクト検出レベル電圧Vaとして電子スイッチSW1の
接片SW1cから出力される。
【0026】ここで、第1の暗ディフェクト検出レベル
電圧V11は、直流成分EDCよりも所定量低い電圧と
なるように、また第2の暗ディフェクト検出レベル電圧
V12は第1の暗ディフェクト検出レベル電圧V11よ
りも所定量低い電圧となるように抵抗器24b〜24e
の抵抗値が設定されている。
【0027】また、切り替え制御信号Vcom はロー・ハ
イレベルの2値信号であり、手動入力であっても良い
し、CPUから入力されるものであっても良い。
【0028】明ディフェクト検出レベル生成回路25
は、差動増幅器25a、抵抗器25b〜25e及び電子
スイッチSW2から構成されている。差動増幅器25a
の非反転入力端子にはエンベロープ信号EVが入力され
ている。
【0029】また、差動増幅器25aの出力端子はその
反転入力端子に接続されると共に、抵抗器25b,25
cからなる第1の分圧回路と抵抗器25d,25eから
なる第2の分圧回路に接続されている。
【0030】さらに、前記第1の分圧回路によって生成
された第1の明ディフェクト検出レベル電圧V21、及
び前記第2の分圧回路によって生成された第2の明ディ
フェクト検出レベル電圧V22のそれぞれは、電子スイ
ッチSW2の2つの接点SW2a,SW2bに入力さ
れ、切り替え制御信号Vcom によって電子スイッチSW
2が切り替えられて、第1或いは第2の明ディフェクト
検出レベル電圧V21,V22の何れか一方が明ディフ
ェクト検出レベル電圧Vbとして電子スイッチSW2の
接片SW2cから出力される。
【0031】ここで、第1の明ディフェクト検出レベル
電圧V21は、エンベロープ信号EVよりも所定量低い
電圧となるように、また第2の明ディフェクト検出レベ
ル電圧V22は第1の明ディフェクト検出レベル電圧V
21よりも所定量低い電圧となるように抵抗器25b〜
25eの抵抗値が設定されている。
【0032】第1の比較回路26は、コンパレータ26
a及び抵抗器26bから構成され、コンパレータ26a
の非反転入力端子には暗ディフェクト検出レベル生成回
路24から出力される暗ディフェクト検出レベル電圧V
aが入力され、反転入力端子にはエンベロープ信号EV
が入力されている。さらに、コンパレータ26aの出力
端子は抵抗器26bを介してハイレベル電圧にプルアッ
プされている。
【0033】これにより、コンパレータ26aの出力端
子から出力される暗ディフェクト検出信号D1は、電圧
Vaのレベルがエンベロープ信号EVの電圧レベルより
も大きいときはハイレベルとなり、また電圧Vaのレベ
ルがエンベロープ信号EVの電圧レベル以下のときはロ
ーレベルとなる。暗ディフェクト検出信号D1がハイレ
ベルのとき暗ディフェクトを検出したものとされる。
【0034】第2の比較回路27は、コンパレータ27
a及び抵抗器27bから構成され、コンパレータ27a
の非反転入力端子には明ディフェクト検出レベル生成回
路25から出力される明ディフェクト検出レベル電圧V
bが入力され、反転入力端子は暗ディフェクト検出レベ
ル生成回路24の差動増幅器24aの出力端子に接続さ
れている。これにより、コンパレータ27aの反転入力
端子にはエンベロープ信号の直流成分EDCと同等の信
号が入力される。さらに、コンパレータ27aの出力端
子は抵抗器27bを介してハイレベル電圧にプルアップ
されている。
【0035】これにより、コンパレータ27aの出力端
子から出力される明ディフェクト検出信号D2は、電圧
Vbのレベルがエンベロープ信号の直流成分EDCの電
圧レベルよりも大きいときはハイレベルとなり、また電
圧Vbのレベルが直流成分EDCの電圧レベル以下のと
きはローレベルとなる。明ディフェクト検出信号D2が
ハイレベルのとき明ディフェクトを検出したものとされ
る。
【0036】ディフェクト検出信号出力回路28は、2
入力のOR回路28aと抵抗器28bから構成され、O
R回路28aには暗ディフェクト検出信号D1及び明デ
ィフェクト検出信号D2が入力され、これらの何れか一
方或いは両方がハイレベルとなったときにOR回路28
aの出力信号はハイレベルとなる。OR回路28aの出
力信号は抵抗器28bを介してディフェクト検出信号D
3として出力される。
【0037】次に、前述の構成よりなる本実施形態の動
作を図4に示す信号波形図に基づいて説明する。光ディ
スクの表面に付くディフェクトの種類によって反射光強
度、即ちRF信号レベルが変化する。例えば、光ディス
ク1の基板表面に傷が付くと記録層に照射される光量が
減少すると共に光ディスクからの反射光強度も低減し、
基板表面にインク等が付着すると記録層に照射される光
量が減少すると共に光ディスクからの反射光強度も低減
する。
【0038】このようにディフェクトによってレベルが
変化した反射光からRF信号検出回路21によりRF信
号が検出され、さらにエンベロープ検出回路22によっ
てRF信号のエンベロープが信号として検出される。
【0039】また、エンベロープ信号EVの直流成分が
DC成分抽出回路23によって抽出される。
【0040】この後、暗ディフェクト検出レベル生成回
路24において、エンベロープ信号EVの直流成分レベ
ルEDCが所定の分圧比によって分圧され、前記直流成
分レベルよりも所定量低レベルの暗ディフェクト検出レ
ベルVaが生成される。
【0041】また、明ディフェクト検出レベル生成回路
25において、エンベロープ信号EVが所定の分圧比に
よって分圧され、エンベロープ信号EVのレベルよりも
所定量低レベルの明ディフェクト検出レベルVbが生成
される。
【0042】暗ディフェクト検出レベルVaは、第1の
比較回路26においてエンベロープ信号EVのレベルと
比較される。これにより、エンベロープ信号EVにおい
てそのレベルが特に落ち込んだ部分、即ち暗ディフェク
トの部分が検出され、このとき第1の比較回路26から
ハイレベルのパルス状の暗ディフェクト検出信号D1が
出力される。
【0043】また、明ディフェクト検出レベルVbは、
第2の比較回路27においてエンベロープ信号EVの直
流成分EDCのレベルと比較される。これにより、エン
ベロープ信号EVのレベルを所定量下げた明ディフェク
ト検出レベルにおいてそのレベルが特に高い部分、即ち
明ディフェクトの部分が検出され、このとき第2の比較
回路27からハイレベルのパルス状の明ディフェクト検
出信号D2が出力される。
【0044】さらに、これらの暗ディフェクト検出信号
D1及び明ディフェクト検出信号D2はOR回路28a
によって論理和されて、ディフェクト検出信号D3とし
て出力される。
【0045】一方、光ディスクに対して情報の記録或い
は再生を行う前にディフェクトを検出する際には、電子
スイッチSW1,SW2によって第1の暗ディフェクト
検出レベル電圧V11と第1の明ディフェクト検出レベ
ル電圧V21が選択され、ディフェクトの検出範囲が大
きく設定され、光ディスクに対して情報の記録或いは再
生を行うときにディフェクトを検出する際には、電子ス
イッチSW1,SW2によって第2の暗ディフェクト検
出レベル電圧V12と第2の明ディフェクト検出レベル
電圧V22が選択され、ディフェクトの検出範囲が小さ
く設定される。
【0046】従って、本実施形態によれば、ディフェク
ト検出に用いる信号、即ちエンベロープ信号EV、エン
ベロープ信号の直流成分EDC、暗ディフェクト検出レ
ベルVa及び明ディフェクト検出レベルVbのそれぞれ
は、RF信号のレベルに従って変動するので、情報が記
録された部分或いは情報が未記録の部分等の違いにより
RF信号のレベル変動が生じても、適切な暗ディフェク
ト検出レベル及び明ディフェクト検出レベルが生成さ
れ、暗ディフェクト及び明ディフェクトを的確に検出す
ることができる。
【0047】さらに、第1及び第2の暗ディフェクト検
出レベル電圧V11,V12並びに第1及び第2の明デ
ィフェクト検出レベル電圧V21,V22は、それぞれ
の検出レベル生成回路24,25において、エンベロー
プ信号EV或いはその直流成分EDCから抵抗分圧によ
って生成されるため、微小なレベルの違いを抵抗器の精
度を持って生成できるので、指紋や汚れ等の検出レベル
が浅いディフェクトも容易に検出することができる。
【0048】また、暗ディフェクト検出レベルVa及び
明ディフェクト検出レベルVbを2種類から目的に応じ
て選択できるようにし、例えば、情報の記録再生時にサ
ーボ系のゲインダウン或いはミュート機能をイネーブル
とする際には検出範囲の小さい第2の暗及び明ディフェ
クト検出レベル電圧V12,V22を用い、情報の記録
再生動作を行う前に光ディスクの表面状態を確認する際
には、検出範囲の大きい第1の暗及び明ディフェクト検
出レベル電圧V11,V21を用いているので、情報記
録再生動作前の詳細なディフェクト検出、及び情報記録
再生時のトラッキングサーボ系に影響を与えるディフェ
クトのみの検出を選択的に行うことができる。
【0049】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。図5は、第2の実施形態における光ディスクのディ
フェクト検出装置を示す構成図である。図において、前
述した第1の実施形態と同一構成部分は同一符号をもっ
て表しその説明を省略する。また、第1の実施形態と第
2の実施形態との相違点は、第1の実施形態における暗
ディフェクト検出レベル生成回路24及び明ディフェク
ト検出レベル生成回路25に代えて、アナログ/ディジ
タル(A/D)変換器31,32、ディジタル/アナロ
グ(D/A)変換器33,34及びCPU35を設けた
ことにある。
【0050】即ち、A/D変換器31は、DC成分抽出
回路から出力される直流成分EDCを入力し、この電圧
値をディジタル値Dedc に変換してCPU35に出力す
る。
【0051】A/D変換器32は、エンベロープ検出回
路22から出力されるエンベロープ信号EVを入力し、
この電圧値をディジタル値Devに変換してCPU35に
出力する。
【0052】D/A変換器33は、CPU35から出力
される暗ディフェクト検出レベル値Da に対応する電圧
Vaを第1の比較回路26に出力する。
【0053】D/A変換器34は、CPU35から出力
される明ディフェクト検出レベル値Db に対応する電圧
Vbを第2の比較回路27に出力する。
【0054】CPU35は、切替え制御信号Vcom を入
力し、この切替え制御信号Vcom がローレベルであるか
ハイレベルであるかによって暗ディフェクト検出レベル
値Da 及び明ディフェクト検出レベル値Db を変化させ
て出力する。
【0055】即ち、図6のフローチャートに示すよう
に、CPU35は予め設定されたプログラムに従って動
作し、動作を開始すると、切替え制御信号Vcom のレベ
ルがTTLレベルのハイレベルであるかローレベルであ
るかを判定する(SA1)。ここでは、光ディスクに対
して情報の記録或いは再生を行う前にディフェクトを検
出する場合には切替え制御信号Vcom はハイレベルに設
定され、光ディスクに対して情報の記録或いは再生を行
うときに(行いながら)ディフェクトを検出する場合に
は切替え制御信号Vcom はローレベルに設定されるもの
とする。
【0056】前記SA1の判定の結果、切替え制御信号
Vcom がハイレベルであるときは、暗補正値Ca として
第1の暗補正値Ca1を選択する(Ca =Ca1)(SA
2)と共に、明補正値Cb として第1の明補正値Cb1を
選択する(Cb =Cb1)(SA3)。
【0057】また、前記SA1の判定の結果、切替え制
御信号Vcom がローレベルであるときは、暗補正値Ca
として第2の暗補正値Ca2を選択する(Ca =Ca2)
(SA4)と共に、明補正値Cb として第2の明補正値
Cb2を選択する(Cb =Cb2)(SA5)。
【0058】ここで、第2の暗補正値Ca2は第1の暗補
正値Ca1よりも大きな所定値に設定されていると共に、
第2の明補正値Cb2は第1の明補正値Cb1よりも大きな
所定値に設定されいている。
【0059】この後、CPU35は、直流成分EDCの
ディジタル値Dedc から暗補正値Ca を減算した値を暗
ディフェクト検出レベル値Da とする(SA6)と共
に、エンベロープ信号EVのディジタル値Devから明補
正値Cb を減算した値を明ディフェクト検出レベル値D
b とする(SA7)。
【0060】次いで、CPU35は、これらの暗ディフ
ェクト検出レベル値Da 及び明ディフェクト検出レベル
値Db をD/A変換器33,34に出力する(SA8,
SA9)。この後、前記SA1の処理に移行し、前述し
た処理を繰り返し実行する。
【0061】前述した第2の実施形態においても、第1
の実施形態と同様の効果が得られると共に、暗ディフェ
クト検出レベル及び明ディフェクト検出レベルをプログ
ラムによって任意に変更することができる。
【0062】尚、前述した実施形態は、一例であり本願
発明がこれに限定されないことは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の光ディスクのディフェクト検出方法によれば、情報
が記録された部分或いは情報が未記録の部分等の違いに
よりRF信号のレベル変動が生じても、適切な暗ディフ
ェクト検出レベル及び明ディフェクト検出レベルが生成
されると共に、第1及び第2の暗ディフェクト検出レベ
ル及び第1及び第2の明ディフェクト検出レベルのそれ
ぞれが、目的に応じて用いられ、例えば、情報の記録再
生時にサーボ系のゲインダウン或いはミュート機能をイ
ネーブルとする際には検出範囲の小さい第2の暗及び明
ディフェクト検出レベルが用いられ、情報の記録再生動
作を行う前に光ディスクの表面状態を確認する際には、
検出範囲の大きい第1の暗及び明ディフェクト検出レベ
ル用いられるので、情報記録再生動作前の詳細なディフ
ェクト検出、及び情報記録再生時のトラッキングサーボ
系に影響を与えるディフェクトのみの検出を選択的に行
うことができる。
【0064】また、請求項2記載の光ディスクのディフ
ェクト検出装置によれば、情報が記録された部分或いは
情報が未記録の部分等の違いによりRF信号のレベル変
動が生じても、適切な暗ディフェクト検出レベル及び明
ディフェクト検出レベルが生成されると共に、第1及び
第2の暗ディフェクト検出レベル及び第1及び第2の明
ディフェクト検出レベルのそれぞれが、目的に応じて第
1及び第2の選択手段によって選択され、例えば、情報
の記録再生時にサーボ系のゲインダウン或いはミュート
機能をイネーブルとする際には検出範囲の小さい第2の
暗及び明ディフェクト検出レベルが用いられ、情報の記
録再生動作を行う前に光ディスクの表面状態を確認する
際には、検出範囲の大きい第1の暗及び明ディフェクト
検出レベル用いられるので、情報記録再生動作前の詳細
なディフェクト検出、及び情報記録再生時のトラッキン
グサーボ系に影響を与えるディフェクトのみの検出を選
択的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のディフェクト検出装
置を示す構成図
【図2】追記型光ディスクの一例を示す構成図
【図3】ディフェクトの影響を説明する図
【図4】本発明の第1の実施形態における信号波形図
【図5】本発明の第2の実施形態のディフェクト検出装
置を示す構成図
【図6】本発明の第2の実施形態におけるCPUの処理
動作を説明するフローチャート
【符号の説明】
1…光ディスク、1A…基板、1B…記録層、1C…反
射層、1D…保護層、1E…ディフェクト、10…光ピ
ックアップ、11…フォトディテクタ、11a〜11d
…ディテクタ、21…RF信号検出回路、21a〜21
f…抵抗器、21g…差動増幅器、22…エンベロープ
検出回路、22a,22b…差動増幅器、22c,22
d…ダイオード、22e,22f…コンデンサ、22g
〜22j…抵抗器、23…DC成分抽出回路、23a…
抵抗器、23b…コンデンサ、24…暗ディフェクト検
出レベル生成回路、24a…差動増幅器、24b〜24
e…抵抗器、SW1…電子スイッチ、25…明ディフェ
クト検出レベル生成回路、25a…差動増幅器、25b
〜25e…抵抗器、SW2…電子スイッチ、26…第1
の比較回路、26a…コンパレータ、26b…抵抗器、
27…第2の比較回路、27a…コンパレータ、27b
…抵抗器、28…ディフェクト検出信号出力回路、28
a…OR回路、28b…抵抗器、31,32…A/D変
換器、33,34…D/A変換器、35…CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を用いて記録層に情報を記録可
    能な光ディスクの表面に付着した汚れや傷等のディフェ
    クトを検出する光ディスクのディフェクト検出方法であ
    って、 前記光ディスクに対して情報の記録或いは再生を行う前
    にディフェクトを検出する際には、 前記光ディスクの記録面からの反射光より得られたRF
    信号のエンベロープを信号として検出すると共に、 該エンベロープ信号の直流成分を抽出した後、 該エンベロープ直流成分のレベルよりも所定量低レベル
    の第1の暗ディフェクト検出レベルを生成すると共に、 前記第1の暗ディフェクト検出レベルと前記エンベロー
    プ信号のレベルとを比較し、前記第1の暗ディフェクト
    検出レベルよりも前記エンベロープレベルが小さいとき
    に暗ディフェクト検出となし、 前記エンベロープ信号のレベルよりも所定量低レベルの
    第1の明ディフェクト検出レベルを生成すると共に、 前記第1の明ディフェクト検出レベルと前記エンベロー
    プ信号の直流成分レベルとを比較し、前記直流成分レベ
    ルよりも前記第1の明ディフェクト検出レベルが大きい
    ときに明ディフェクト検出となし、 前記光ディスクに対して情報の記録或いは再生を行うと
    きにディフェクトを検出する際には、 前記光ディスクの記録面からの反射光より得られたRF
    信号のエンベロープを信号として検出すると共に、 該エンベロープ信号の直流成分を抽出した後、 該エンベロープ直流成分のレベルよりも所定量低レベル
    であり、且つ前記第1の暗ディフェクト検出レベルより
    も所定量低レベルの第2の暗ディフェクト検出レベルを
    生成すると共に、 前記第2の暗ディフェクト検出レベルと前記エンベロー
    プ信号のレベルとを比較し、前記第2の暗ディフェクト
    検出レベルよりも前記エンベロープレベルが小さいとき
    に暗ディフェクト検出となし、 前記エンベロープ信号のレベルよりも所定量低レベルで
    あり、且つ前記第1の明ディフェクト検出レベルよりも
    所定量低レベルの第2の明ディフェクト検出レベルを生
    成すると共に、 前記第2の明ディフェクト検出レベルと前記エンベロー
    プ信号の直流成分レベルとを比較し、前記直流成分レベ
    ルよりも前記第2の明ディフェクト検出レベルが大きい
    ときに明ディフェクト検出となすことを特徴とする光デ
    ィスクのディフェクト検出方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光を用いて記録層に情報を記録可
    能な光ディスクの表面に付着した汚れや傷等のディフェ
    クトを検出する光ディスクのディフェクト検出装置であ
    って、 前記光ディスクの記録面からの反射光より得られたRF
    信号のエンベロープを信号として検出するエンベロープ
    検出手段と、 該エンベロープ検出手段によって検出されたエンベロー
    プ信号の直流成分を抽出する直流成分抽出手段と、 該エンベロープ直流成分のレベルよりも所定量低レベル
    の第1の暗ディフェクト検出レベル、及び該第1の暗デ
    ィフェクト検出レベルよりも所定量低レベルの第2の暗
    ディフェクト検出レベルを生成する暗ディフェクト検出
    レベル生成手段と、 前記エンベロープ信号のレベルよりも所定量低レベルの
    第1の明ディフェクト検出レベル、及び該第1の明ディ
    フェクト検出レベルよりも所定量低レベルの第2の明デ
    ィフェクト検出レベルを生成する明ディフェクト検出レ
    ベル生成手段と、 前記第1の暗ディフェクト検出レベルまたは第2の暗デ
    ィフェクト検出レベルの何れか一方を選択する第1の選
    択手段と、 前記第1の明ディフェクト検出レベルまたは第2の明デ
    ィフェクト検出レベルの何れか一方を選択する第2の選
    択手段と、 前記第1の選択手段によって選択された暗ディフェクト
    検出レベルと前記エンベロープ信号のレベルとを比較
    し、前記暗ディフェクト検出レベルよりも前記エンベロ
    ープレベルが小さいときに暗ディフェクト検出信号を出
    力する第1の比較手段と、 前記第2の選択手段によって選択された明ディフェクト
    検出レベルと前記エンベロープ信号の直流成分レベルと
    を比較し、前記直流成分レベルよりも明ディフェクト検
    出レベルが大きいときに明ディフェクト検出信号を出力
    する第2の比較手段とを備えたことを特徴とする光ディ
    スクのディフェクト検出装置。
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