JPH1039928A - 無人搬送車の自律走行制御方法 - Google Patents

無人搬送車の自律走行制御方法

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JPH1039928A
JPH1039928A JP8227318A JP22731896A JPH1039928A JP H1039928 A JPH1039928 A JP H1039928A JP 8227318 A JP8227318 A JP 8227318A JP 22731896 A JP22731896 A JP 22731896A JP H1039928 A JPH1039928 A JP H1039928A
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JP
Japan
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derivative
traveling
guide body
autonomous
guided vehicle
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Pending
Application number
JP8227318A
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English (en)
Inventor
Shizuhiro Kondo
静弘 近藤
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行路に誘導体を設置して誘導走行を行う無
人搬送車の走行路において、誘導体の設置が困難な場所
で自律走行を安定に行うことが必要である。従来の技術
においては、設置困難な箇所を回避して走行路を設置し
たり、曲線部分等では予めパターン化したデータを設定
しなければならない等の問題があり、任意の部分の走行
路を安定に自律走行できる方法が望まれた。 【解決手段】 無人搬送車6の走行路中で誘導体1を設
置できない箇所に仮設誘導体2を設置しておく。無人搬
送車6をその仮設誘導体2上を誘導走行させてその教示
走行中の制御履歴を記憶格納する。走行路から仮設誘導
体2を撤去した後は、無人搬送車6を記憶されている制
御履歴に基づき、安定に自律走行させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行路に設けた誘
導体に沿って走行する無人搬送車の自律走行制御方法に
関する。
【従来の技術】一般に無人搬送車の走行制御方式として
は、走行路に誘導体を設置しこの誘導体を無人搬送車に
備えられた検出装置により検出して、その検出信号のよ
り走行用モータを制御することにより定められた走行路
を走行する方式が採用されている。しかしながら、走行
路に誘導体を設置することが困難な箇所では、この箇所
を回避して誘導体を設置したり、誘導体の設置された走
行路において無人搬送車以外の往来等の原因により誘導
体が損傷してしまう場所では、一部で誘導体を不連続と
したりしていた。他の方式としては、曲線部分の走行路
を誘導体なしで自律走行制御するために予めパターン化
された曲線の曲線半径及び距離等をデータとして設定し
て自律走行制御を行っている。
【発明が解決しようとする課題】上述にもかかわらず、
回避のために所望の走行路を構成できなかったり、一部
誘導体を不連続とする場合には短い直線部分の走行路し
か対応できなかった。また、パターン化された曲線の前
後の走行路も限定されるため精密に誘導体を設置して運
用を開始した後にある部分の走行路を誘導体の損傷等の
理由により自律走行制御可能な走行路に変更することが
行えなかった。本発明は、上記のような問題点を解決し
構成された走行路の任意の部分の走行路を自律走行でき
る制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は走行路に設けられた誘導体をセンサによ
り検出し、この検出信号によって走行制御することによ
り前記誘導体に沿って走行する無人搬送車の自律走行制
御方法において、走行路に設けられた第1誘導体と第2
誘導体間に、これらと連接する仮設誘導体を設け、無人
搬送車が前記第1誘導体の終端から所定距離手前に設け
られた自律走行開始点を検出してから、前記仮設誘導体
を誘導走行し前記第2誘導体の先端から所定距離離間し
た地点に設けられた自律走行終了点を検出するまでの誘
導走行による走行制御履歴を記憶し、前記仮設誘導体を
撤去した後においてこの撤去区間の無人搬送車の自律走
行を前記走行制御履歴に基づいて制御する無人搬送車の
自律走行制御方法を提供する。
【発明の実施の形態】無人搬送車を第1誘導体と第2誘
導体との間の誘導体不存在箇所を自律走行させようとす
る場合、自律走行させたい軌跡の部分に仮設誘導体を第
1並びに第2誘導体間に連接して設置する。その後、無
人搬送車を第1誘導体から仮設誘導体を経由して第2誘
導体まで誘導走行させ、この誘導走行の制御履歴を記憶
させる。この制御履歴の記憶のための走行を行った後
に、仮設誘導体を撤去して制御履歴の記憶データの再生
により自律走行を行うことが可能となる。
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の概要を示すもので、図1(a)には
走行路に第1誘導体1aと第2誘導体1bが離間して設
置されており、第1誘導体1aの終端A1から第2誘導
体1bの先端A2の間には誘導体が設置されていない。
このA1からA2の点線で示してある経路を図示しない
無人搬送車が自律走行を行う場合、図1(b)に示すよ
うに、A1とA2間に仮設誘導体2を設置する。この仮
設誘導体2は第1誘導体1a並びに第2誘導体1bと連
接して設置する。なお、上述では予め誘導体不存在の箇
所に仮設誘導体2を設置したが、当初から仮設誘導体2
に相当する部分を含めて誘導体を設置しておいてもよ
い。無人搬送車は、第1誘導体1aの終端A1から所定
距離手前に設けた自律走行開始点3を検出してから、仮
設誘導体2上を誘導走行して第2誘導体1bの先端A2
から所定距離離間した位置に設けられた自律走行終了点
4を検出するまで走行させて、この走行の制御履歴を記
憶させる。この制御履歴記憶のための走行を行った後
に、仮設誘導体2を撤去して図1(a)の点線で示した
経路を記憶された走行制御履歴データに基づき自律走行
することが可能となった。図2には本発明の実施例にお
ける無人搬送車の構成を示してある。矢印5の方向に走
行する無人搬送車6の先端底部には、走行路に設けられ
た誘導体を検出する第1センサ7が設けられ、無人搬送
車6の後端底部には第2センサ8が設けられている。無
人搬送車6の中央底部には図1(b)に示した自律走行
開始点3並びに自律走行終了点4を検出するための検出
装置9が設けられている。この検出装置9と第1センサ
7並びに第2センサ8との距離Bは等間隔になるように
設定されている。無人搬送車6には一対の走行用駆動モ
ータ10、操作ボックス11並びに制御装置12が備え
られている。制御装置12は、無人搬送車6の走行距離
を検出する機能、自律走行制御を行う機能、走行用駆動
モータを制御する機能を有している。次に本発明の動作
を図3並びに図4を用いて説明する。図3(a)に示す
ように屈曲した誘導体1のC1とC2間の誘導体を撤去
する場合、自律走行の制御履歴を記憶させるための教示
走行を行う必要がある。図3(b)に示すように誘導体
を撤去したい部分の走行路の両端に自律走行の開始を認
識するための自律走行開始点3並びに自律走行の終了を
認識するための自律走行終了点4を設置する。これらの
自律走行開始点3並びに自律走行終了点4は、図2に示
した無人搬送車6の中央底部に設置された検出装置9に
感応するもので形成される。また、自律走行開始点3と
C1との距離D1並びに自律走行終了点4とC2との距
離D2は、いずれも図2に示した検出装置9と第1セン
サ7、第2センサ8との距離Bより大なるように設定す
る。即ち、無人搬送車6の検出装置9が自律走行開始点
3を検出するまでは第1センサ7並びに第2センサ8に
より第1誘導体1aを検出して走行する誘導走行制御を
行なわなければならないことによる。同様に無人搬送車
6の検出装置9が自律走行終了点4を検出した時点では
第1センサ7並びに第2センサ8が第2誘導体1bを検
出して走行する誘導走行制御を行わなければならないこ
とによる。また、誘導体のC1−C2間は撤去されるこ
とになるが、本発明において仮設誘導体2として機能す
る。無人搬送車6が誘導体1aに沿って走行する場合、
無人搬送車6の検出装置9が自律走行開始点3を検出す
ると、検出装置9が自律走行終了点4を検出するまで、
第1センサ7並びに第2センサ8は第1誘導体1a、仮
設誘導体2、第2誘導体1b上を誘導走行し、走行距
離、センサ検出信号等が記憶される。なお、このとき無
人搬送車6の操作ボックス11により自律走行制御の教
示走行であることを設定しておく。仮設誘導体2上の教
示走行による記憶を開始してから、検出装置9が自律走
行終了点4を検出すると、記憶を終了し制御履歴情報を
記憶格納する。図4に制御履歴情報の一例を示す。図に
おいて横軸は無人搬送車の走行距離で、縦軸は誘導体を
検出するセンサからの検出信号である。図4のm点が自
律走行制御の開始点であり、n点が自律走行制御の終了
点である。m点とn点間の走行距離に対する誘導体を検
出するセンサの検出信号が制御履歴として記憶格納され
る。次に図3に示すC1−C2間の誘導体即ち仮設誘導
体2を撤去し、図1(a)の状態として自律走行制御を
実施する。なお、このときは図2に示す操作ボックス1
1により自律走行制御のための教示走行の設定を解除し
自律走行制御を実施する状態に設定する。無人搬送車が
図3(b)に示す第1誘導体1a上を走行し、無人搬送
車6の検出装置9が自律走行開始点3を検出すると誘導
体を検出するセンサの検出出力により誘導走行用の駆動
モータ制御状態から教示走行により記憶された制御履歴
情報の再生出力による制御状態に切り替わる。この制御
履歴情報の再生出力により駆動モータを制御することに
よって、走行路に誘導体がなくとも図1(a)に点線で
示す軌跡を自律走行することが可能となる。この制御履
歴情報の再生出力による自律走行制御中に検出装置9が
自律走行終了点4を検出すると、教示走行により記憶し
た制御履歴情報の再生出力により制御する状態から、誘
導体を検出するセンサの検出信号により誘導走行用の駆
動モータ制御に切り替わり、通常の誘導走行制御状態と
なる。このように無人搬送車の走行路の誘導体の一部を
撤去して自律走行制御を行うことが可能となる。また、
図5に示すような無人搬送車の走行路の例において、自
律走行制御を点線で示した複数箇所a、b、c、dで実
施したい場合は、無人搬送車の走行路の記憶データの位
置情報とそれぞれの自律走行制御箇所の制御履歴の記憶
を一致させておくことにより可能となる。
【発明の効果】本発明は、無人搬送車の導入時のみなら
ず運用後であっても走行路を変更することなく、簡単に
任意の箇所を自律走行制御による走行路に変更すること
が可能である。また、パターン化されたデータでなく実
際に走行路に誘導体を仮に設置して教示走行を行うこと
により制御履歴を記憶させているので、安定した自律走
行制御が可能である。更に、無人搬送車の導入後に自律
走行制御を含む走行路を変更しても、その変更には特に
制約がなく、変更後に再度教示走行を実施することによ
り自律走行制御が可能である。教示走行を行うことを前
提としているので、自律走行制御による走行路の前後の
走行路も精密に施工する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概要を説明するための図。
【図2】本発明の実施例に用いる無人搬送車の構成を示
す図。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するための図。
【図4】本発明の実施例の動作を説明するための特性
図。
【図5】本発明の応用例を説明するための図。
【符号の説明】
1・・・誘導体 1a・・・第1誘導体 1b・・・第2誘導体 2・・・仮設誘導体 3・・・自律走行開始点 4・・・自律走行終了点 5・・・矢印 6・・・無人搬送車 7・・・第1センサ 8・・・第2センサ 9・・・検出装置 10・・・走行用駆動モータ 11・・・操作ボックス 12・・・制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行路に設けられた誘導体をセンサにより
    検出し、この検出信号によって走行制御することにより
    前記誘導体に沿って走行する無人搬送車の自律走行制御
    方法において、走行路に設けられた第1誘導体と第2誘
    導体間に、これらと連接する仮設誘導体を設け、無人搬
    送車が前記第1誘導体の終端から所定距離手前に設けら
    れた自律走行開始点を検出してから、前記仮設誘導体を
    誘導走行し前記第2誘導体の先端から所定距離離間した
    地点に設けられた自律走行終了点を検出するまでの誘導
    走行による走行制御履歴を記憶し、前記仮設誘導体を撤
    去した後においてこの撤去区間の無人搬送車の自律走行
    を前記走行制御履歴に基づいて制御することを特徴とす
    る無人搬送車の自律走行制御方法。
JP8227318A 1996-07-25 1996-07-25 無人搬送車の自律走行制御方法 Pending JPH1039928A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211511A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Yaskawa Electric Corp 移動体及び移動体の制御方法並びに移動体システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211511A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Yaskawa Electric Corp 移動体及び移動体の制御方法並びに移動体システム

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Effective date: 20060117

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Effective date: 20060523