JPH1039822A - マルチ画像表示装置 - Google Patents

マルチ画像表示装置

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Publication number
JPH1039822A
JPH1039822A JP8190321A JP19032196A JPH1039822A JP H1039822 A JPH1039822 A JP H1039822A JP 8190321 A JP8190321 A JP 8190321A JP 19032196 A JP19032196 A JP 19032196A JP H1039822 A JPH1039822 A JP H1039822A
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JP
Japan
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luminance
panel
value
display device
accumulated
Prior art date
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Pending
Application number
JP8190321A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiju Ota
英寿 太田
Nobuhiko Wakayama
信彦 若山
Satoru Kondo
悟 近藤
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各表示パネル間の輝度ムラを低減する。 【解決手段】 RGBの各値を用いて平均輝度を算出す
る平均輝度算出部1と、前記平均輝度算出部1が算出し
た平均輝度を各画素に付いて累算し、累算結果を定数で
除算することによりビット数を低減する桁数低減部2
と、自表示パネル部分の輝度累算値を検出する自パネル
輝度部3と、最大の累算輝度値を検出する最大値検出部
4と、前記最大の累算輝度値と、前記自パネル累算値と
を組み合わせてアドレスを生成するとともに、孤立点除
去を行うようにしたアドレス生成部5と、アドレスを所
要フィールド期間積分する積分処理部6と、減衰係数
を、例えば、参照表形式等で記憶する、ROM(Read O
nly Memory)で構成した記憶部7と、自表示パネル部分
に相応した映像信号に、前記減衰係数を乗算演算する演
算部8とでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のPDP(プラ
ズマディスプレイパネル)等を用いて画像を表示するマ
ルチ画像表示装置に係わり、詳しくは、パネル間の輝度
ムラを低減するものに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示したように、複数の、例えば、
4枚の表示パネル(A)、(B)、(C)、(D)を組
み合わせて、例えば、イロハニの絵柄の画像を拡大表示
等するマルチ画像表示装置では、各表示パネル毎に、供
給された映像信号のレベルに応じて輝度を自動的に制御
し、表示パネル(A)、(B)、(C)、(D)間で輝
度ムラを生じないようにするため、例えば、全表示パネ
ルの輝度の平均値、あるいは最も輝度の高い表示パネル
のデータに基づいて各表示パネルを制御する等の手段を
設けている。
【0003】ところで、表示パネルにPDPを使用する
場合、PDPは点灯のためのプラズマ放電により温度が
上昇し、高輝度で点灯される画素数が多いときにこの温
度上昇でPDPが劣化するという問題があり、これを防
止するためPDPに供給される電流を計測し、同電流が
所要値以上にならないように輝度を制御するAPC(au
tomatic power control )回路を設けているものがあ
る。
【0004】所が、このAPC回路はPDPに付設され
るPDP駆動回路に設けられており、上記輝度の制御と
は別の回路である。そのため、APC回路の制御によっ
て生ずる輝度レベルの差に対しては上記輝度の制御では
対応出来ない。従って、輝度ムラを充分に解消できない
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、各表示パネル毎に自表示パネル部
分の映像信号の平均輝度データと、各表示パネルの内の
最大平均輝度データとに基づき、予め用意した減衰デー
タを取り出して相応の映像信号を補正するようにしたマ
ルチ画像表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、複数の表示パネルを組み合わせて表示するマルチ画
像表示装置において、映像信号から画素毎の輝度を算出
する輝度算出部と、パネル部分毎に算出された輝度を累
算する累算部と、前記累算輝度を自表示パネル部分につ
いて検出する自パネル輝度部と、表示パネル毎の累算輝
度値を比較し最大の累算輝度値を検出する最大値検出部
と、前記最大の累算輝度値と前記自パネル輝度値とから
アドレスを生成するアドレス生成部と、減衰係数を参照
表にして記憶した記憶部と、前記減衰係数を自表示パネ
ル部分の映像信号に対し演算する演算部とを表示パネル
毎に設けた。
【0007】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、検出
した最大の累算輝度値と、累算した自パネル累算値とを
組み合わせて生成したアドレスに基づき、予め記憶部に
記憶させている相応の減衰係数を取り出し、同減衰係数
で自パネルの映像信号の輝度を補正するようにした。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるマルチ画像表示装置につ
いて、図を用いて詳細に説明する。図1は本発明による
マルチ画像表示装置の実施例を示すブロック図である。
1は供給されたRGB形式の映像信号から画素毎に、前
記RGBの各値を用いて平均輝度を算出する平均輝度算
出部である。2は、前記平均輝度算出部1が算出した平
均輝度を各画素に付いて累算し、累算結果を定数で除算
することによりビット数を低減する桁数低減部である。
3は、前記桁数低減部2の輝度累算値から自表示パネル
部分の輝度累算値を検出する自パネル輝度部である。4
は、前記桁数低減部2の輝度累算値から最大の累算輝度
値を検出する最大値検出部である。5は、前記最大の累
算輝度値と、前記自パネル累算値とを組み合わせてアド
レスを生成するとともに、数フィールト期間のアドレス
から急峻なアドレス変化を取り除く、所謂、孤立点除去
を行うようにしたアドレス生成部である。6は、前記ア
ドレス生成部5が生成したアドレスを所要フィールド期
間積分する積分処理部である。7は減衰係数を、例え
ば、参照表形式等で記憶する、ROM(Read Only Memo
ry)で構成した記憶部である。8は自表示パネル部分に
相応した映像信号に、積分処理したアドレスでROMか
ら読み出した、前記減衰係数を乗算演算する演算部であ
る。
【0009】本発明によるマルチ画像表示装置の動作を
図1、図2及び図3に従い説明する。尚、図2は本発明
によるマルチ画像表示装置のアドレスの構成例(a)及
び、減衰係数を記憶するROMのメモリマップの例
(b)を示す図である。また、図3は本発明によるマル
チ画像表示装置の減衰係数特性を示す図である。図1を
参照して、平均輝度算出部1が算出したRGBの各値の
平均輝度を、桁数低減部2で表示する区域毎に累算し、
累算値を所要の定数で除算することにより、例えば、桁
数を4桁(ビット)等に変換する。
【0010】自パネル輝度検出部3は、前記桁数低減部
2の出力から、自表示パネル部分の累算輝度値を検出し
て自パネル輝度値を求める。一方、最大値検出部4は、
例えば、表示パネルに拡大表示する区域の2つをとり、
累算輝度値を比較し、大きい方を残すように順次比較を
行い、最大の区域の累算輝度値を検出する。図2(a)
に示したように、アドレス生成部5は、例えば、前記最
大の累算輝度値を上位ビット側に設定し、前記自パネル
輝度値を下位ビット側に設定しかつ、図2(b)に示し
たように、ROMのメモリマップの各バンクを指定する
ためのRGBバンク切替え値(2ビット構成)を最上位
に設定する等の方法で、メモリマップのアドレスを生成
する。また、前記メモリマップのアドレスは数フィール
ド期間について急峻な累算輝度値の変化をチェックし、
急峻な累算輝度値の変化があった場合は、その値を前後
の値に置き換える孤立点除去処理を行うものとする。更
に、積分処理部6は、前記アドレス生成部5が生成した
アドレスを所要フィールド期間積分することにより、フ
ィールド画像間の急激な輝度変化に基づくアドレスの大
きな変化を抑制する。
【0011】記憶部7は、図2(b)に示したような
R、G、Bの各バンクに所要の減衰係数特性のデータ
を、例えば、参照表形式等でROMに記憶させている。
【0012】演算部8は自表示パネル部分に相応した映
像信号に、積分処理したアドレスを用いて、前記ROM
から減衰係数を読み出し、同減衰係数を、例えば、乗算
演算する。
【0013】映像信号の輝度補正について述べる。本発
明によるマルチ画像表示装置の減衰係数特性は図3に示
すように、X軸を自パネル輝度値とし、Y軸を最大の累
算輝度値とし、Z軸を減衰量としたとき、最大の累算輝
度値と自パネル輝度値が等しい(Y=X)直線AOを境
にY>X側を有効領域としかつ三角形MOAを斜面とす
るような特性とする。従って、前記ROMに最大の累算
輝度値及び自パネル輝度値のアドレスを与えることによ
り、図3のハッチング部の相応の減衰データを取り出す
ようにすることができる。
【0014】自パネル輝度補正の方法は、前記最大の累
算輝度値及び自パネル輝度値等で決まるアドレスをRO
Mに与え、相応の減衰データを取り出して、同減衰デー
タを自パネルの映像信号に乗算することにより補正す
る。例えば、図3を参照して、アドレスが最大の累算輝
度値=B,自パネル輝度値=小の場合、図3のB点付近
であり、この時の減衰データは最大(MAX )及び最大に
近い値である。このことは、表示パネルの内の1つが最
大累算輝度値であり、APC(automatic power contro
l )回路の制御が、数フィールド期間後に動作すること
を示している。従って、自パネル輝度を大きく減衰する
ことにより、APC制御により最大の累算輝度の表示パ
ネルの輝度が下げられたときに、自パネルの白部分が前
記最大の累算輝度の表示パネルの白部分とほぼ同レベル
となるように補正する。また、例えば、アドレスが最大
の累算輝度値=小,自パネル輝度値=小の場合、図3の
O点付近であり、この時の減衰データは小の値である。
このことは、表示パネルの内の最大累算輝度値が小であ
り、APC制御は動作せずかつパネル間の平均的な輝度
の差が少ないことを示している。従って、自パネル輝度
は殆ど減衰させないか、又は小減衰で輝度ムラが起こら
ないように補正する。尚、補正の程度は使用するPDP
パネル特性のバラツキ等によるので、ROMに記憶させ
た前記RGB毎の減衰係数特性を数種類用意することが
望ましく、PDPパネル毎に最適な減衰係数特性を選択
できるようにする。また、図3に例示した特性以外に斜
面MOAが滑らかに変化するような特性としても良い。
そして補正する映像信号はR、G、B毎に、各R、G、
B専用の減衰係数を用いるようにする。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は各表示パ
ネル毎に自表示パネル部分の映像信号の平均輝度データ
と、各表示パネルの内の最大平均輝度データとに基づ
き、予め用意した減衰データを取り出して相応の映像信
号を補正するようにしたマルチ画像表示装置を提供す
る。従って、図3に示したような減衰データを用い輝度
の最大値に基づくAPC回路の制御によって生ずる輝度
レベルの差に対して、輝度ムラを充分に抑制できるメリ
ットがある。また、PDPの特性に基づく輝度ムラ及
び、テレビ信号のガンマ補正に対する白バランス補正も
映像信号をR、G、B毎に補正するようにしたので、白
特性を良好に補正しつつ輝度ムラを低減できる。よっ
て、マルチ画像表示の際の高画質化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチ画像表示装置の実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明によるマルチ画像表示装置のアドレスの
構成例(a)及び、減衰係数を記憶するROMのメモリ
マップの例(b)を示す図である。
【図3】本発明によるマルチ画像表示装置の減衰係数特
性を示す図である。
【図4】複数の表示パネル毎に画像を拡大表示等するマ
ルチ画像表示装置の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 平均輝度算出部 2 桁数低減部 3 自パネル輝度部 4 最大値検出部 5 アドレス生成部 6 積分処理部 7 記憶部 8 演算部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示パネルを組み合わせて表示す
    るマルチ画像表示装置において、 映像信号から画素毎の輝度を算出する輝度算出部と、パ
    ネル部分毎に算出された輝度を累算する累算部と、前記
    累算輝度を自表示パネル部分について検出する自パネル
    輝度部と、表示パネル毎の累算輝度値を比較し最大の累
    算輝度値を検出する最大値検出部と、前記最大の累算輝
    度値と前記自パネル輝度値とからアドレスを生成するア
    ドレス生成部と、減衰係数を参照表にして記憶した記憶
    部と、前記減衰係数を自表示パネル部分の映像信号に対
    し演算する演算部とを表示パネル毎に設けたマルチ画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 上記累算部を累算輝度値を定数で除算す
    ることによりビット数を低減するようにした請求項1記
    載のマルチ画像表示装置。
  3. 【請求項3】 上記アドレス生成部が所要フィールド期
    間分のアドレスから孤立点を除去するようにした請求項
    1記載のマルチ画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記アドレス生成部が生成したアドレス
    を所要フィールド期間積分する積分処理部を設け、同積
    分処理部が積分したアドレスに基づき減衰係数を読み出
    すようにした請求項1記載のマルチ画像表示装置。
  5. 【請求項5】 上記輝度算出部を、入力したR、G、B
    信号から平均値を算出するようにした請求項1記載のマ
    ルチ画像表示装置。
  6. 【請求項6】 上記アドレス生成部を、最大の累算輝度
    値を上位ビット側に設定し、自パネル累算値を下位ビッ
    ト側に設定するようにした請求項1記載のマルチ画像表
    示装置。
  7. 【請求項7】 上記アドレス生成部が生成するアドレス
    にR、G、Bのバンク切替え値を設定したことを特徴と
    する請求項6記載のマルチ画像表示装置。
  8. 【請求項8】 上記演算部を減衰係数を乗算するための
    乗算器で構成した請求項1記載のマルチ画像表示装置。
JP8190321A 1996-07-19 1996-07-19 マルチ画像表示装置 Pending JPH1039822A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113284449A (zh) * 2021-05-17 2021-08-20 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 显示画面的功耗控制方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113284449A (zh) * 2021-05-17 2021-08-20 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 显示画面的功耗控制方法及装置
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