JPH1039655A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

Info

Publication number
JPH1039655A
JPH1039655A JP8214369A JP21436996A JPH1039655A JP H1039655 A JPH1039655 A JP H1039655A JP 8214369 A JP8214369 A JP 8214369A JP 21436996 A JP21436996 A JP 21436996A JP H1039655 A JPH1039655 A JP H1039655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
image forming
intermediate transfer
image
transfer belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8214369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3621981B2 (ja
Inventor
Tatsuo Hirono
龍夫 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP21436996A priority Critical patent/JP3621981B2/ja
Publication of JPH1039655A publication Critical patent/JPH1039655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3621981B2 publication Critical patent/JP3621981B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写ベルト表面のフィルミング防止の為
に行うコーティング剤のブラシング方法の改良に関し、
ブラシングのタイミングを適切に制御することにより、
装置の稼働率の低下を防止するようにした多色画像形成
装置の提供。 【解決手段】 露光手段によって感光体上に形成された
各色画像毎の静電潜像を現像するために感光体に近接配
置された各色毎の現像手段と、各色毎の現像手段によっ
て感光体上に形成された各色トナ−像を順次転写すべく
感光体に対向配置された回動可能な中間転写体としての
中間転写ベルトと、単色、或は多色画像形成回数をカウ
ントするベルト転写カウンタと、中間転写ベルトに対向
配置され且つ中間転写ベルトに対して接離し且つ回転動
作することによりブラシング処理動作を行うブラシと、
を有する多色画像形成装置において、連続した画像形成
動作の途中で上記ベルト転写カウンタが所定回数をカウ
ントした時に、該画像形成動作を中断させることなく、
該画像形成動作中に該ブラシを作動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフルカラー複写機の
ごとき多色画像形成装置に関し、特に感光体上のトナー
像を中間転写ベルトを介して転写紙上に転写するタイプ
の画像形成装置に於て、中間転写ベルト表面のフィルミ
ング防止の為に行うコーティング剤のブラシング方法の
改良に関するものであり、ブラシングのタイミングを適
切に制御することにより、装置の稼働率の低下を防止す
るようにした多色画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多色画像形成装置においては、感光体上
の潜像をシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等のト
ナーを備えた複数の現像装置により色毎に現像し、各色
のトナー像を順次中間転写ベルト上に重ねて転写した後
に、このトナー像を一括して転写紙上に転写する様にし
ている。ところで、従来の多色画像形成装置において
は、中間転写ベルトのフィルミングを防止するために、
中間転写ベルトに対するトナ−像の転写が所定回数に達
した時に、中間転写ベルトをブラシングしてフィルミン
グ防止用のコーティング剤を塗布する必要がある。中間
転写ベルトにブラシングを施すタイミングとして従来例
えば、画像形成動作回数が所定回数(例えば50回)に
達した時点以後に初めて画像形成動作が終了したとき
に、ブラシング手段を動作させる方法が採用されていた
が、次の画像形成動作の開始までに時間を要することに
なるため複写効率の面で問題があった。また、従来、画
像形成動作中に、画像形成動作回数が所定回数(例えば
150回)に達したときに当該画像形成動作を中断して
ブラシング手段を動作させる方法も採用されていたが、
前記従来例以上にユ−ザに対して効率の悪さを認識させ
る結果となっていた。
【0003】また、特公平03−052872号公報
(富士通)記載の「印刷装置」は、感光体ドラムのクリ
−ニング実行タイミングに関する発明であり、この発明
は、印刷動作時間を計時し、第1の清掃指示時間経過後
は印刷処理終了後にクリ−ニングを実行し、さらに第1
の清掃指示から一定の時間が経過した第2の清掃指示後
は印刷動作を中断するようにしている。特開平02−2
82770号公報(キャノン)記載の「画像形成装置」
は、被クリ−ニング対象部材が感光体であり転写ベルト
ではないが、画像形成時感光体から転写材へ転写を行う
合間に転写用回転体で感光体の表面を清掃するものであ
る。特開平02−106763号公報(シャ−プ)記載
の「転写体を有する画像形成装置」は、電源投入直後、
又はトラブル解消直後に中間転写ベルト及びそのクリ−
ニング部材を作動し、少なくとも中間転写ベルトのクリ
−ニング処理を行うものである。しかし、上記各従来例
記載のクリーニング方法は、いずれも画像形成開始前、
再起動時、画像形成動作中に動作を中断して、或は画像
形成動作終了後等にクリーニングが行われる為に複写効
率(有効稼働時間)が低下する不具合があった。また、
特開昭55−000574号公報(キャノン)記載の
「画像形成装置」は、複写動作中を含め電源投入後は常
時感光体をクリ−ニングする発明であるが、中間転写ベ
ルトのクリーニングにあっては、この従来例のように中
間転写ベルトを常時クリーニングする必要はなく、むし
ろクリーニングのタイミングを最低限必要な範囲内に設
定することが必要である。従って、この従来例を中間転
写体のクリーニングに当てはめることはできない。ま
た、電源投入後に一律にクリーニングを実施することも
複写効率の低下をもたらす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、請求項1の発明は、従来のブラシ
ング手段の動作タイミングによる複写効率の低下を是正
するために、画像形成動作中に画像形成動作を中断させ
ずにブラシング動作を実行させるようにしたものであ
る。請求項2の発明は、画像形成動作中に画像形成動作
を中断させずに中間転写ベルトに対するブラシング動作
を実施することによって複写効率が低下することを防止
する為に、単色画像形成時と多色画像形成時のように画
像形成動作の種類が異なる場合に、各画像形成動作に最
適な中間転写ベルトのブラシング動作をするようにした
ものである。上記画像形成中のブラシング動作を実施す
る際に、ブラシング動作中に画像形成動作が終了する
と、ブラシング動作が完了していない可能性がある。そ
の結果、複数回に別れてブラシング動作が画像形成中に
繰り返され、所望の中間転写ベルトのクリ−ニングが得
られない場合がある。そこで、請求項3の発明は、画像
形成動作終了後も引き続きブラシング動作を実施するよ
うにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成する為、
請求項1の発明は、回転可能な感光体と、該感光体を帯
電する帯電手段と、該帯電手段によって帯電された感光
体を各色画像毎の画像信号に応じて露光する露光手段
と、該露光手段によって感光体上に形成された各色画像
毎の静電潜像を現像するために感光体に近接配置された
各色毎の現像手段と、各色毎の現像手段によって感光体
上に形成された各色トナ−像を、順次転写すべく感光体
に対向配置された回動可能な中間転写体としての中間転
写ベルトと、単色、或は多色画像形成回数をカウントす
るベルト転写カウンタと、中間転写ベルトに対向配置さ
れ且つ中間転写ベルトに対して接離し且つ回転動作する
ことによりブラシング処理動作を行うブラシと、を有す
る多色画像形成装置において、連続した画像形成動作の
途中で上記ベルト転写カウンタが所定回数をカウントし
た時に、該画像形成動作を中断させることなく、該画像
形成動作中に該ブラシを作動させるようにしたことを特
徴とする。請求項2の発明は、単色画像形成時と多色画
像形成時とで画像形成動作が異なる請求項1記載の多色
画像形成装置において、異なった画像形成動作に応じて
画像形成中に実行する中間転写ベルトに対するブラシン
グ処理の動作タイミングを異ならせたことを特徴とす
る。請求項3の発明は、上記ベルト転写カウンタの他に
ブラシング処理終了カウンタを備え、該ブラシング処理
カウンタは多色画像形成回数が上記所定回数に達したと
きに0クリアされ、該ベルト転写カウンタは多色画像形
成回数が上記所定回数に達しても0クリアされない請求
項1又は2記載の多色画像形成装置において、 画像形
成動作における最終画像形成動作についてのブラシング
処理終了カウンタのカウンタ値が上記所定回数以上であ
る場合に、中間転写ベルトの全周に対するブラシング処
理を行うようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多色画像形成装置
を説明する。図1は本発明の一形態例の画像形成装置の
全体構成を示す断面図である。まず図1で示す多色画像
形成装置は、カラ−画像読み取り装置1と、カラ−画像
記録装置2とにより構成される。カラ−画像読み取り装
置1は、コンタクトガラスCG上にセットされた原稿3
の画像を照明ランプ4、ミラ−群5、及びレンズ6を介
してカラ−センサ−7に結像して、原稿のカラ−画像情
報を青(B)、緑(G)、赤(R)の色分解光毎に読み
取り、電気的な画像信号に変換する。7のカラ−センサ
−は、BGR毎の色分解が可能なCCD(光電変換素
子)で構成され、BGR3色同時読み取りが可能であ
る。カラー画像読み取り装置1で得たB、G、Rの色毎
の画像信号に、画像処理部(不図示)で色変換等の処理
を施し、カラ−画像記録装置2において顕像化するため
のカラ−画像デ−タ、黒(K)、シアン(C)、マゼン
タ(M)、イエロ−(Y)に変換する。ここで、K、
C、M、Yのカラ−画像デ−タは、1色毎に、カラ−画
像読み取り装置1のスキャナスタ−ト信号に同期して、
カラ−画像記録装置2に出力される。この処理を4回繰
り返すことによってカラ−画像デ−タが4色分、カラ−
画像記録装置2において順次顕像化され、重ね合せ画像
としてフルカラ−画像に形成される。
【0007】書き込み光学ユニット8は、画像読み取り
装置1からのカラ−画像デ−タを光信号に変換して原稿
画像に対応した光書き込みを行い感光体ドラム9上に静
電潜像を形成する。この書き込み光学ユニット8は、レ
−ザ(LD)8−1と、その発光駆動制御部(不図
示)、ポリゴンミラ−8−2と、その回転用モ−タ8−
3、f−θレンズ8−4、反射ミラ−8−5等で構成さ
れる。感光体ドラム9は、矢印のごとく反時計方向に回
転する。感光体ドラム9の周りには、その回転方向に沿
って、感光体クリ−ニングユニット(クリ−ニング前除
電器10−1を含む)10、除電ランプ11、帯電器1
2、光書き込み位置電位センサ−13、K現像器14、
C現像器15、M現像器16、Y現像器17、現像濃度
パタ−ン検知器18、中間転写ベルト19が配置されて
いる。現像器の詳細な構成を図2に示す。各色現像器
は、感光体ドラム9上の静電潜像を現像するため、現像
ブラシ(現像剤の穂)を形成し回転(矢印方向)する現
像ロ−ラ(14−1、15−1、16−1、17−1)
と、現像剤を汲み上げ攪拌するために回転する現像パド
ル(14−2、15−2、16−2、17−2)、及び
現像剤のトナ−濃度検知センサ−(14−3、15−
3、16−3、17−3)等で構成される。各色現像器
毎の現像ロ−ラは現像ロ−ラ駆動モ−タ(不図示)で正
逆駆動される。現像ロ−ラ駆動モ−タの回転方向によっ
て、すなわち図2矢印方向へ回転する時には各色現像器
の現像ロ−ラ上には現像剤の穂が立つ(つまり現像可
能)状態となり、図2の矢印と逆方向の回転によって現
像ロ−ラ上の現像剤は穂ぎり(つまり現像不能)状態と
なる。
【0008】中間転写部の構成及び動作を図3の要部構
成図に基づいて説明する。中間転写ベルト19は、バイ
アスロ−ラ上、下(20−1、2)によって張設された
部分で感光体ドラム9と接触し、感光体ドラム9上に形
成されたトナ−像が転写される。正逆転駆動可能な転写
ベルト駆動ロ−ラ21によって中間転写ベルト19を時
計廻り方向に駆動することにより、中間転写ベルト19
上のトナ−像は紙転写バイアスロ−ラ24−1の位置に
達し、紙転写バイアスロ−ラ24−1からのバイアスに
より転写紙上に転写される。紙転写後の中間転写ベルト
19は、中間転写ベルトクリ−ニング手段22(クリー
ニングブレード22a)にてクリ−ニングされる。スイ
−パブラシ23は、感光体ドラム9及び転写紙との転写
によって発生する中間転写ベルト19上のフィルミング
防止のためコ−ティング剤を塗布するものである。
【0009】次に、図4(a) (b) は感光体ドラム9と中
間転写ベルト19との接離機構の構成及び動作を説明す
る図である。不図示の駆動源は転写ベルト接離CL(ク
ラッチ)25−1を介してカム軸25−2に駆動力を伝
達する。カム軸25−2の偏芯カム25−3が、テンシ
ョンブラケット25−4を動かすことによって中間転写
ベルト19は感光体ドラム9に当接される。このときカ
ム軸25−2と連動して回転するベルト接離アクチュエ
−タ25−5と転写ベルト接離検知手段25−6とによ
って、感光体ドラム9と中間転写ベルト19の接離状態
が検知される((b) )。図5(a) 及び(b) は中間転写ベ
ルト19と中間転写クリ−ニング手段22及び紙転写部
24との接離動作を説明する図である。不図示の駆動源
は紙転写及びクリ−ニング接離CL(不図示)を介し
て、カム軸(24−2、22−3(図3))に駆動力を
伝達する。このカム軸の回転に連動して紙転写部24及
び中間転写クリ−ニング手段22は中間転写ベルト19
に当接する。この時、カム軸と連動して回転する接離ア
クチュエ−タ24−3と紙転写接離検知24−4(中間
転写クリ−ニング側は不図示)とによって、接離状態が
検知される。
【0010】次に画像形成動作を、現像動作の順序(カ
ラ−画像形成順序)を、K(黒)、C(シアン)、M
(マゼンタ)、Y(イエロ−)として説明する。なお、
画像形成順序は前記順序に限定されるものではない。画
像形成動作が開始されると、カラ−画像読み取り装置1
が所定のタイミングでK画像デ−タの読み取りを開始
し、このK画像デ−タに基づいてレ−ザ光による光書き
込み・潜像形成が始まる。(以下、K画像デ−タによる
静電潜像をK潜像と称する。同様にC、M、Yについて
も同じである。)このK潜像の先端部から現像可能とす
べく、K現像器14の現像位置にK潜像の先端が到達す
る前に、予め現像ローラ14−1上に現像剤の穂が立っ
ているためK潜像をKトナ−で現像できる。K現像器1
4によるK潜像の現像が終了(K潜像後端が現像位置を
通過)すると、前記のごとく現像ローラ14−1を逆転
させ、現像不能状態とする。これは少なくとも、次のC
画像デ−タによるC潜像先端が到達する前に完了する。
感光体ドラム9上に形成されたKトナ−像は、感光体ド
ラムと等速で時計廻り方向へ駆動される中間転写ベルト
19の表面に転写される(以下、感光体ドラムから中間
転写ベルトへのトナ−像転写をベルト転写とする)。ベ
ルト転写は感光体ドラムと中間転写ベルトが接触した状
態において、バイアスロ−ラ20に所定のバイアス電圧
を印加することで行う。次に順次行われるC、M、Y画
像形成行程については、感光体ドラム9上での潜像の現
像行程及び中間転写ベルト19上へのベルト転写行程
は、前記Kの画像形成過程と同様に進められる。ただ
し、本画像形成においては感光体ドラム上でのY画像デ
−タ現像行程が最終現像行程であるため、Y現像器の現
像剤穂切りの動作の実行はその必要性はない(実行して
もしなくても問題はない)。以上説明した行程によっ
て、中間転写ベルト19上にK、C、M、Yトナ−像が
形成されるが、これらトナ−像が中間転写ベルト上の同
一面に形成される行程を中間転写ベルトの動作を記して
説明する。まず、中間転写ベルトは同一方向に連続回転
することによって起こる幅方向端部への偏りによる各色
トナ−像の位置ずれを防止するために次の動作を実施す
る。まず、感光体ドラム9上のKトナ−像を中間転写ベ
ルト上にベルト転写する際に、中間転写ベルトと感光体
ドラムとは離間状態である。さらに、この状態で中間転
写ベルトは、予めベルト転写時とは逆の方向に所定量回
転した後で停止する。
【0011】次に、感光体ドラム9上のトナ−像先端が
所定位置に達すると不図示の起動信号が中間転写ベルト
19の駆動モ−タ制御部(不図示)へ入力される。この
起動信号によりそれまで停止中であった中間転写ベルト
は、ベルト転写のためにベルト転写方向へ感光体ドラム
と等速度で回転を始める。またこの時、感光体ドラムと
中間転写ベルトとが離間状態から接触状態になるべく前
記動作を開始し、完了する(図4(b) )。その後、接触
状態にある感光体ドラム9上のトナ−像を中間転写ベル
ト19上へベルト転写する際前記のごとくバイアスロ−
ラ20に所定のバイアス電圧が印加される。感光体ドラ
ム上のトナ−像後端までベルト転写が終了すると、バイ
アスロ−ラに印加されたバイアス電圧がOFFされ、感
光体ドラムと中間転写ベルトは接触状態から離間状態に
なるべく前記動作を開始する。次に、中間転写ベルト1
9は感光体ドラム9と離間した状態で、ベルト転写方向
と逆方向へ所定量回転し停止する。この停止位置は、前
記ベルト転写する際停止した位置と全く同じ位置とな
る。同様に、Cトナ−像を形成した感光体ドラム9が前
記と同じ位置に達すると前記の起動信号が中間転写ベル
ト駆動制御に入力され、中間転写ベルト19はCトナ−
像をベルト転写すべくベルト転写方向に感光体ドラムと
等速度で回転を開始する。この時全く同様に感光体と中
間転写ベルトは離間状態から接触状態へ動作を開始し、
完了する。次にバイアスロ−ラ20へ印加されたバイア
ス電圧によってCトナ−像は中間転写ベルト上へ感光体
ドラム上からベルト転写される。このため、Cトナ−像
は中間転写ベルト上のKトナ−像と同一面上に形成され
る。
【0012】以下、同様にMYトナ−像についても中間
転写ベルト19上の同一面上にベルト転写される。中間
転写ベルト上にK、C、M、Yの全トナ−像が転写形成
されると、中間転写ベルトは感光体ドラム9と離間した
状態となり、中間転写ベルト上のトナ−像先端が紙転写
部24から所定の距離に達すると(実際には感光体ドラ
ム上のトナ−像先端がベルト転写を開始後所定時間達し
た後)、前記紙転写部と中間転写ベルトとの接離動作手
段によって、少なくともベルト転写中の離間状態から接
触状態となる。この際中間転写クリ−ニング手段22も
中間転写ベルトに接触する。後述する給紙及び紙搬送手
段によって、転写紙は中間転写ベルト19上のトナ−像
先端が紙転写部24に達した際、同期して紙転写部に達
する。前記のごとく紙転写バイアスロ−ラ24−1に印
加されたバイアス電圧によって、中間転写ベルト上のト
ナ−像は転写紙に転写される(以下、中間転写ベルトか
ら転写紙へのトナ−像転写を紙転写とする)。その後、
紙転写終了後の中間転写ベルト19は中間転写クリ−ニ
ング手段22によってその表面を所望の領域だけ清掃さ
れる。清掃済みの中間転写ベルトは、必要に応じてスイ
−パブラシ23によってフィルミング防止のためのコ−
ティング剤を塗布される。尚、転写紙34は、選択給紙
部(第1給紙部31、第2給紙部32、第3給紙部3
3、手差給紙部35)の給紙ロ−ラ(31−1、32−
1、33−1、34−1)及びレジストロ−ラ26によ
って前述のごとく中間転写ベルト19上のトナ−像先端
が紙転写部24に到達するタイミングで給紙搬送され
る。紙転写後の転写紙は、搬送ベルト27によって定着
部28へ搬送され、ここで転写紙上のトナ−像は転写紙
上に定着され、排紙トレ−上に排出される。
【0013】次に、図6の電装構成図に基づいて電装構
成を説明する。制御部50は、カラ−画像形成装置2の
制御部であり、制御用CPU50−1、制御用プログラ
ムROM50−2、デ−タRAM50−3、不揮発構成
の50−4、シリアル通信用SCU50−5、及びD/
A(変換用素子)、PWM(波型出力用素子)、PIO
(パラレル入力用素子)、モ−タ(その他負荷)ドライ
バ等で構成され、カラ−画像形成装置が所定のシ−ケン
スで動作するべく制御される。電位センサ13は、感光
体ドラム9の電位を検知する。トナ−濃度検知センサ1
4−3、15−3、16−3、17−3は各々現像器
(14、15、16、17)内のトナ−濃度を検知す
る。現像濃度パタ−ン検知器18は、感光体ドラム9上
の現像像の濃度を検知する。これら各検知器の出力は制
御部50内のCPU50−1のA/D入力端子に入力さ
れる。また、現像濃度パタ−ン検知器18が感光体ドラ
ム9の地肌濃度を検知する時、及び各トナ−濃度検知セ
ンサ(14−3、15−3、16−3、17−3)が各
々現像器(14、15、16、17)内の初期現像剤の
トナ−濃度を検知する時、標準検知出力されるようCP
U50−1はD/A変換器の出力を調整する。
【0014】次に、帯電用電源60は、10−1のクリ
−ニング前除電器、11の除電ランプ、及び12の帯電
器の電源を兼ねる。現像用電源61は、各現像器(1
4、15、16、17)の現像ロ−ラ(14−1、15
−1、16−1、17−1)のバイアス電源用、及び感
光体クリ−ニングユニット10のバイアス電源を兼ね
る。転写用電源62は、ベルト転写及び紙転写におい
て、各々バイアスロ−ラ上下(20−1、20−2)、
紙転写バイアスロ−ラ24−1用のバイアス電源を兼ね
る。各々の電源は、50の制御部からのON信号(PI
O出力)PWM信号(PWM出力)によって、出力調整
動作される。各現像ロ−ラ駆動モ−タ(70−1、71
−1、72−1、73−1)は、現像ロ−ラ(14−
1、15−1、16−1、17−1)を正逆駆動するモ
−タであり、各々の駆動制御部(70−2、71−2、
72−2、73−2)は、制御部50からのON信号、
CW信号を処理して各モ−タを定速駆動する。現像駆動
モ−タ74−1は現像パドル(14−2、15−2、1
6−2、17−2)を駆動するモ−タで、現像駆動モ−
タ制御部74−2は制御部からのON信号でモ−タ74
−1を定速駆動制御する。感光体ドラム駆動モ−タ75
−1は感光体ドラム9を駆動するモ−タで、感光体ドラ
ム駆動モ−タ制御部75−2は制御部からのON信号C
W信号を処理しモ−タ75−1を定速駆動する。中間転
写ベルト駆動モ−タ76−1は中間転写ベルト19を正
逆駆動するモ−タで、中間転写ベルト駆動モ−タ制御部
76−2は制御部からのシリアル信号を受信して、モ−
タ76−1を正逆可変速駆動制御する。制御部50内P
IOの出力側には不図示の各種ドライバ素子が接続さ
れ、各種クラッチ、ソレノイド等をON/OFF制御す
る。また、入力側には各種センサ−の出力波形成形素子
が接続され不図示のセンサ−状態が入力される。最後
に、CPU50−1は、装置全体を制御する制御部(不
図示)とシリアル通信で接続され、カラ−画像記録装置
2の動作モ−ド及び状態等が送受信される。
【0015】重ね画像形成時の中間転写ベルト動作タイ
ミングを、図7、図8を用いて説明する。図7、図8は
それぞれ形成する画像サイズが大サイズ、小サイズ時で
の中間転写ベルト動作を示す。画像形成時、中間転写ベ
ルト19はスキャナの動作タイミング(スキャナの原稿
読み取り開始タイミング)を基準に動作する。中間転写
ベルト19は、スキャナ動作タイミングから所定時間T
_TBL経過後に、形成する画像サイズにかかわらず、
感光体ドラムのトナ−像を中間転写ベルト上へベルト転
写するために、正転動作を開始する。ここで、所定時間
T_TBLは感光体ドラム上の光書き込み位置からベル
ト転写位置までの距離を移動する時間にほぼ一致する。
また、ベルト転写のための中間転写ベルトの正転動作時
は、当然感光体ドラムと中間転写ベルトは接触状態であ
る(図4(b) 右)。尚、中間転写ベルトの正転動作時間
はそれぞれ形成される画像サイズのベルト転写時間(サ
イズによって異なる)、正転開始後の接触処理時間、正
転終了時の非接触処理時間(サイズに無関係で一定)を
加算した時間である。
【0016】次に、ベルト転写終了後、中間転写ベルト
は感光体ドラムとの接触状態から非接触状態となり(図
4(b) 左)、非接触状態になってから高速逆転動作を開
始し、正転動作したベルト長分だけ逆転した後で停止す
る。つまり、中間転写ベルトは、正転開始前の位置に戻
ることとなり、このため中間転写ベルト上で重ねられる
各色トナ−像にずれが生じない。最後に、最終重ねトナ
−像を中間転写ベルト上にベルト転写終了した後の動作
は、形成する画像サイズ(ベルトの移動方向長さ)の違
いに応じてそれぞれ動作が異なる。これは、重ね画像形
成時は、より高画像品質化の実現を目的に、ベルト転写
と紙転写動作を同時に処理しないための処置である。形
成する画像サイズが大サイズであるために、ベルト転写
終了時における重ね画像先端位置が紙転写位置(紙転写
バイアスローラ24−1の位置)を越えている場合に
は、紙転写のために中間転写ベルト19を一旦所定距離
高速逆転させた後で、紙転写のための正転動作を開始す
る。即ち、図7に示す様に正転区間t1 〜t2 ,t3
4 ,t5 〜t6 ,t7 〜t8 の終了毎に逆転が行われ
るが、最後の正転区間t7 〜t8 の後の逆転は、紙転
写、クリーニングを行う為の戻しである。
【0017】また、ベルト転写終了時での画像形成サイ
ズ(ベルトの移動方向長さ)が小サイズである場合にお
ける中間転写ベルトの動作は、ベルト転写終了時におけ
る中間転写ベルト上の重ね画像先端位置が紙転写位置よ
り手前に位置するため、紙転写のため引き続き正転動作
を実行することができる。即ち、図8に示す様に正転区
間t11〜t12,t13〜t14,t15〜t16の終了毎に逆転
が行われるが、最後の正転区間t17〜t18の後、時間t
19までの紙転写、クリーニング区間においては正転が行
われる。紙転写終了後は、クリーニング手段22によっ
て中間転写ベルト19上の残トナ−像をクリ−ニング処
理し、クリ−ニング終了後の中間転写ベルトは再度感光
体との接触位置に移動して中間転写ベルト上での重ね画
像が形成される。再度トナ−像の中間転写ベルト上での
重ね画像を形成するため中間転写ベルトのクリ−ニング
終了後、中間転写ベルトは次の画像形成に備え逆転す
る。
【0018】次に、重ね画像形成時の各色現像スリ−ブ
の動作を、図9を用いて説明する。重ね画像形成時に
は、感光体ドラム上に形成された各色の静電潜像を各色
の現像手段によりトナ−像とするため、スキャナ動作タ
イミングを基準に各色現像スリ−ブを所定画像サイズ長
の分だけ正転動作させる。このため、各色現像手段は、
現像可能状態となり感光体ドラム上にトナ−像が形成さ
れる。トナ−像形成後に各色の現像スリ−ブは一旦停止
し、その後非現像状態にするため、各色現像スリ−ブを
逆転動作させる。このため感光体ドラム上及び各色現像
手段での各色トナ−による混色が防げる。ここで、基準
とするスキャナ動作タイミングから各色現像スリ−ブの
正転開始タイミングは、潜像が感光体ドラム上の光書き
込み位置から各色現像位置までの間を移動する距離(時
間)に略一致する。また、正転時間は、形成する画像サ
イズを現像する時間、現像スリ−ブ立ち上げ時間、停止
時間等を考慮した時間である。各色トナ−の混色防止に
ついては、例えばK現像スリ−ブが逆転完了(非現像状
態)した時の感光体ドラム位置は、C(M、Y)現像ス
リ−ブが正転動作を開始時に、感光体ドラム上C(M、
Y)現像スリ−ブ位置より、感光体ドラム回転方向下流
に位置するために、各色現像手段での混色が発生しな
い。次に、ベルト転写カウンタは、制御部50の不揮発
RAM50−3のデ−タであるため、多色画像形成装置
の電源のOFF/ONにかかわりなく保持される。この
複写動作カウンタは、1画像形成動作(中間転写ベルト
19上に感光体ドラム9上のトナ−像が転写される)毎
に1歩進される。
【0019】次に図10、図11を使用して、ブラシン
グ処理タイミングを説明する。前述のベルト転写カウン
タは、多色画像形成時においては中間転写ベルトへの最
初のトナ−像のベルト転写動作開始後に歩進される。つ
まり、一枚の画像形成が行われる度に1歩進される。一
方、単色画像形成時では、ベルト転写開始ごとに歩進さ
れる。この歩進タイミングは、スキャナ動作(スタ−
ト)タイミングと、感光体ドラム上のLD書き込み位置
とベルト転写位置と画像形成速度とによって一義的に決
まる。次に、スイーパブラシ23は、転写ベルト上への
フィルミング防止手段である。即ち、カラートナーの材
質によっては、転写工程を繰り返すことによって転写ベ
ルト上にフィルミングが発生し易くなる。また、クリー
ニング時における転写ベルトとトナーとの離型性が悪く
なる。これらの不具合を防止する為に転写ベルト上にス
イーパーブラシを開始、コーティングバー(ステアリン
酸亜鉛)を塗布している。このブラシング処理起動タイ
ミングは次の様にして決定される。即ち、多色画像形成
時においては中間転写ベルトクリ−ニング動作開始時に
ベルト転写カウンタのカウンタ値をチェックし、カウン
タ値が予め設定された所定の値以上に達していれば、ブ
ラシング処理が中間転写ベルトクリ−ニング動作開始か
ら一定時間後(クリ−ニング位置22からスイ−パブラ
シ23の位置までベルト面が達するのに要する時間t30
〜t31後)に起動され、中間転写ベルトクリ−ニング終
了と同時に処理を終了する。上記の様に中間転写ベルト
クリ−ニング動作開始から一定時間後にブラシング処理
を行うのは、クリーニングされたベルト面だけをブラシ
ング処理するためである。
【0020】また、単色画像形成時においては、ベルト
転写カウンタの歩進処理と同時にベルト転写カウンタ値
がチェックされ、カウンタ値が所定の値(例えば「5
0」)以上であればブラシング処理を起動し、所定時間
(たとえば中間転写ベルトがその一周長分走行するのに
要する時間)経過後にブラシング処理を終了する。ブラ
シング処理時間は、ブラシング開始と同時にCPU50
−1内のタイマ−と同じタイミングでカウントアップす
るカウンタが所定値になったことで判断できる。ここ
で、多色画像形成時においては、一連の画像形成動作中
に関する限り、図10、図11で説明したとおり中間転
写ベルト上の同一ベルト位置でベルト転写を行うため、
単色画像形成時のように中間転写ベルトの全周長に渡っ
てブラシング処理をする必要はない。従って、多色画像
形成中においては、転写に使用する特定のベルト面だけ
をブラシングすればよい。但し、当該画像形成動作が終
了した後で、別のジョブ処理を行う場合には、ベルト上
のどの部分にトナー像がベルト転写されるか不明な為、
後述する様にベルト全周をブラシングすることとなる。
【0021】次に、ブラシング処理終了後、単色画像形
成においてはベルト転写カウンタ値が0クリアされる
が、多色画像形成時においては、ベルト転写カウンタ値
が保持され(0クリアされずにカウントを継続する)一
方で、ブラシング処理終了カウンタ(不揮発RAM上の
デ−タである必要はない)が所定値(=所定回数、例え
ば「50」)にセットされ、連続画像形成の次の画像形
成において、ブラシング処理終了カウンタ値が1減算さ
れる。つまり、ブラシング処理終了カウンタ値が0以外
の時、ブラシング処理は実行されない。なお、ベルト転
写カウンタは、後述するように一連の画像形成動作の最
終動作時にベルトの全周がブラシング処理された後で0
クリアされる。これを詳細に説明すると、例えば80枚
連続して多色画像を形成する場合を想定する。この場合
の前提条件として、画像形成開始前に既にベルト転写カ
ウンタのカウンタ値が「30」であり、また、ブラシン
グ処理開始の為の条件となる所定値(所定回数)が「5
0」であるとする。この状態で80枚連続して多色画像
形成を行うと、20枚目の多色画像形成後に、ブラシン
グ処理が実行される。次に、上記ブラシング処理が終了
した後に、ブラシング処理終了カウンタが所定値である
「50」にセットされる。そして、21枚目の多色画像
形成において、このブラシング処理終了カウンタの値は
「1」だけ減算され、「49」になる。続いて、50枚
分多色画像形成を行った結果、70枚目の多色画像形成
が行われたときに、ブラシング処理終了カウンタのカウ
ンタ値が「0」となる為、再度ブラシング処理が実行さ
れる。
【0022】次に、図12を使用して画像形成終了時の
ブラシング処理タイミングを説明する。多色画像形成時
に於ては、ブラシング処理は、最終色のベルト転写後の
紙転写に引き続いて行われるので、一連の画像形成動作
の最終動作についてのベルト転写カウンタのカウンタ値
が上記所定値(「50」)、或は該所定値を越える値と
なった時にブラシング動作をベルト全長に渡って行うこ
とが可能となる。つまり、一連の画像形成動作の最終動
作の時期がブラシング処理の時期と一致した場合は勿
論、一連の画像形成動作中にカウンタ値が上記所定値に
達することによりベルトの一部分に対するブラシング動
作が一連の画像形成動作中に行われた後で当該画像形成
動作が終了した場合にもブラシング動作をベルト全長に
渡って行うこととなる。つまり、この形態例によれば、
画像形成装置の稼働率を低下させることなく、ブラシン
グ動作をベルト全長に渡って行うことが可能となる。多
色画像形成においてベルト全長に渡ってブラシング動作
を行うのは、先行する一連の画像形成動作の最終動作が
終了した後で、次の画像形成動作が行われる場合には、
次の画像形成動作中に於てベルト上のどの部分にトナー
像がベルト転写されるか不定だからである。
【0023】上記の様に、この形態例では、ベルト全周
に対するブラシング処理起動タイミングは、例えば多色
画像形成においては中間転写ベルトクリ−ニング動作開
始時に、これからとろうとする多色コピー枚数に基づい
て、一連の連続画像形成動作中における最終画像形成動
作終了時におけるベルト転写カウンタ(或はブラシング
処理終了カウンタ)のカウンタ値が上記所定値以上にな
るか否かを確認することにより決定するが、この確認
は、画像形成開始時に画像形成枚数を、例えばリピ−ト
カウンタにデ−タとしてセットし、1画像形成処理終了
後にカウンタ値を「1」減算することによって、最終画
像形成処理時は前記リピ−トカウンタ値を「1」にする
ことで可能である。最終画像形成処理時にブラシング処
理を行う場合、即ち、前記ベルト転写カウンタ値をチェ
ックした結果、最終画像形成処理時のカウンタ値が予め
設定したブラシング時期を示す所定値以上となる場合に
は、ブラシング処理(スイ−パブラシの起動)は図1
0、図11の場合と同様に、中間転写ベルトクリ−ニン
グ動作開始から一定時間後(t30〜t31)に起動され
る。このときのブラシング処理は、例えば、中間転写ベ
ルトを(スイーパブラシの位置を)周長分通過させるの
に要する時間が経過した後、終了させる。単色画像形成
時とは異なり、多色画像形成においては、画像形成中ベ
ルト上の必要部分だけをブラシング処理するが、ベルト
の全長に渡ってはブラシング処理は行われない。従っ
て、一連の画像形成動作終了時に必要に応じて全周をブ
ラシング処理するため、画像形成中におけるブラシング
処理とは処理時間が異なってくる。このため、ブラシン
グ処理タイミングが画像形成終了時であるか否かをチェ
ックする必要が生じるのである。また、単色画像形成時
においては図11の説明で説明したとおり、画像形成中
にブラシング処理の終了が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
中間転写ベルトのブラシング処理を画像形成中に実行す
るので、画像形成動作の中断及び次の画像形成開始まで
の時間の長期化を招かないため、画像形成効率を損なう
ことがなくなる。請求項2の発明によれば、多色画像形
成時と単色画像形成時とで画像形成動作が異なる場合、
その画像形成中に実行する中間転写ベルトのブラシング
処理を異ならせたので、画像形成効率を損なうことがな
くなる。請求項3の発明によれば、画像形成終了後、中
間転写ベルト全周のブラシング処理が終了していない場
合に、そのブラシング処理を画像形成終了処理時に引き
続き実行するために、中間転写ベルトの所望のクリ−ニ
ング効果が得られる。また場合によっては、画像形成終
了処理時間内にブラシング処理が完結する場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する多色画像形成装置の概略構成
説明図。
【図2】図1における現像器の構成図。
【図3】図1における中間転写部の構成図。
【図4】(a) 及び(b) は中間転写ベルトの接離機構及び
動作を示す図。
【図5】(a) 及び(b) は紙転写部の構成及び動作説明
図。
【図6】本発明の制御系の一例の構成を示すブロック
図。
【図7】大サイズ画像を形成する場合の中間転写ベルト
の動作タイミングを示す図。
【図8】小サイズ画像を形成する場合の中間転写ベルト
の動作タイミングを示す図。
【図9】重ね画像形成時の現像スリーブ動作を示す図。
【図10】多色画像形成モードにおけるブラシング処理
のタイミングを示す図。
【図11】単色画像形成モードにおけるブラシング処理
のタイミングを示す図。
【図12】多色画像形成動作モードにおける画像形成終
了時のブラシング処理のタイミングを示す図。
【符号の説明】
1 カラ−画像読み取り装置、2 カラー画像記録装
置、3 原稿、4 照明ランプ、5 ミラ−群、6 レ
ンズ、7 カラ−センサ−、8 書き込み光学ユニッ
ト、9 感光体ドラム、10 感光体クリ−ニングユニ
ット、11 除電ランプ、12 帯電器、13 光書き
込み位置電位センサ−、14 K現像器、15C現像
器、16 M現像器、17 Y現像器、18 現像濃度
パタ−ン検知器、19 中間転写ベルト、22 中間転
写ベルトクリ−ニング手段、23 スイ−パブラシ、5
0 制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な感光体と、該感光体を帯電す
    る帯電手段と、該帯電手段によって帯電された感光体を
    各色画像毎の画像信号に応じて露光する露光手段と、該
    露光手段によって感光体上に形成された各色画像毎の静
    電潜像を現像するために感光体に近接配置された各色毎
    の現像手段と、各色毎の現像手段によって感光体上に形
    成された各色トナ−像を順次転写すべく感光体に対向配
    置された回動可能な中間転写体としての中間転写ベルト
    と、単色、或は多色画像形成回数をカウントするベルト
    転写カウンタと、中間転写ベルトに対向配置され且つ中
    間転写ベルトに対して接離し且つ回転動作することによ
    りブラシング処理動作を行うブラシと、を有する多色画
    像形成装置において、 連続した画像形成動作の途中で上記ベルト転写カウンタ
    が所定回数をカウントした時に、該画像形成動作を中断
    させることなく、該画像形成動作中に該ブラシを作動さ
    せるようにしたことを特徴とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 単色画像形成時と多色画像形成時とで画
    像形成動作が異なる請求項1記載の多色画像形成装置に
    おいて、異なった画像形成動作に応じて画像形成中に実
    行する中間転写ベルトに対するブラシング処理の動作タ
    イミングを異ならせたことを特徴とする多色画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ベルト転写カウンタの他にブラシン
    グ処理終了カウンタを備え、該ブラシング処理カウンタ
    は多色画像形成回数が上記所定回数に達したときに0ク
    リアされ、該ベルト転写カウンタは多色画像形成回数が
    上記所定回数に達しても0クリアされない請求項1又は
    2記載の多色画像形成装置において、 画像形成動作における最終画像形成動作についてのブラ
    シング処理終了カウンタのカウンタ値が上記所定回数以
    上である場合に、中間転写ベルトの全周に対するブラシ
    ング処理を行うようにしたことを特徴とする多色画像形
    成装置。
JP21436996A 1996-07-25 1996-07-25 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3621981B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21436996A JP3621981B2 (ja) 1996-07-25 1996-07-25 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21436996A JP3621981B2 (ja) 1996-07-25 1996-07-25 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1039655A true JPH1039655A (ja) 1998-02-13
JP3621981B2 JP3621981B2 (ja) 2005-02-23

Family

ID=16654655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21436996A Expired - Fee Related JP3621981B2 (ja) 1996-07-25 1996-07-25 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3621981B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009317A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Canon Inc 画像形成装置および制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009317A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Canon Inc 画像形成装置および制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3621981B2 (ja) 2005-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6445900B2 (en) Image formation apparatus, and a method of stopping the working of the image formation apparatus after completion of a job
JPH10221974A (ja) 画像形成装置
JPH01269956A (ja) 作像装置
JP4928881B2 (ja) 画像形成装置及び位相合わせ制御方法
JP3492829B2 (ja) 画像形成装置
JP3621981B2 (ja) 画像形成装置
JP4227695B2 (ja) 画像形成装置
JPH1039576A (ja) 多色画像形成装置
JP4147310B2 (ja) 画像形成装置
JPS63259576A (ja) カラ−複写機
JPS60214376A (ja) カラ−複写装置
JP3799245B2 (ja) 画像形成装置
JP3699795B2 (ja) 画像形成装置
JP2004102307A (ja) 画像形成装置
JPH0792763A (ja) カラ−画像形成装置
JP3655018B2 (ja) 画像形成装置
JP2713668B2 (ja) フルカラー複写機
JP3775162B2 (ja) 画像形成装置
JP2000035706A (ja) 画像形成装置
JP3452293B2 (ja) 画像形成装置
JP2006215588A (ja) 画像形成装置
JPS62157068A (ja) カラー画像形成装置
JPH09258574A (ja) 画像形成装置
JPH08320608A (ja) 多色画像形成装置
JPH07134531A (ja) 複写機の動作制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071203

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees