JPH1038998A - レーダ切換システム - Google Patents

レーダ切換システム

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JPH1038998A
JPH1038998A JP8214087A JP21408796A JPH1038998A JP H1038998 A JPH1038998 A JP H1038998A JP 8214087 A JP8214087 A JP 8214087A JP 21408796 A JP21408796 A JP 21408796A JP H1038998 A JPH1038998 A JP H1038998A
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JP
Japan
Prior art keywords
switching
switching information
radar
operation control
control signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8214087A
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English (en)
Inventor
Hidenori Izumi
英徳 泉
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレーダ切換システムでは、集中切換方
式を採用したり、各切換装置が切換信号伝送路を含め他
の全ての切換装置に結線される構成をとっているため、
必要な伝送路が多くなり過ぎると共に、結線誤りをおこ
し易い。 【解決手段】 各指示部3内に設ける切換装置10内
に、切換情報通信装置100を設け、各切換装置10へ
の接続切換情報を当該切換装置のアドレスを付して動作
制御信号伝送路50を用い、動作制御信号に先立って送
信する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台レーダ装置
間において送受信部と指示部との間の伝送路の接続を相
互に切り換えるレーダ切換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば大型船舶等においては複数台のレ
ーダ装置を各所に設置していて、それぞれ目的に合わせ
て異なった周波数帯(例えばSバンド,Xバンド等)の
電磁波を送受信して異なったレーダ映像を指示部で得て
いる。そして観測時には、例えば船尾に設置したレーダ
装置の指示部で、同じレーダ装置の送受信部からのレー
ダ映像を表示するだけでなく、伝送路を切り換えて船首
に設置したレーダ装置の送受信部から得たレーダ映像を
表示し、各映像を比較する等の観測方法が採られる。従
ってこのような比較観測を行うために、複数台のレーダ
装置を設置する場合、各レーダ装置の送受信部と指示部
との間の接続切換が可能なレーダ切換システムが用いら
れる。
【0003】図4は、従来のこの種のレーダ切換システ
ムの一例を示す図であり、図において、1aはレーダ装
置Aの空中線部、2aは同じく送受信部、3aは同じく
指示部、1bはレーダ装置Bの空中線部、2bは同じく
送受信部、3bは同じく指示部、1nはレーダ装置Nの
空中線部、2nは同じく送受信部、3nは同じく指示部
であり、30はインタースイッチを示す。レーダ装置の
送受信部2と指示部3との間は、少なくとも反射映像信
号(ビデオ信号)と、このビデオ信号を正しく指示部に
表示させるための方位信号(回転信号)と、指示部から
送受信部に動作指示し、送受信部から指示部に動作状態
を通知する動作制御信号の3つの信号が送受信される
が、ビデオ信号と回転信号とはビデオ回転信号伝送路で
伝送し、動作制御信号は動作制御信号伝送路で伝送する
ため2種類の伝送路が設けられている。
【0004】従って図4に示すレーダ切換システムは、
各送受信部2および指示部3からのビデオ回転信号伝送
路4および動作制御信号伝送路5を、1台のインタース
イッチ30へ全て接続する構成としておいて、このイン
タースイッチ30を切り換えることで、所望の送受信部
2と指示部3とが接続できるようになっている。
【0005】図5は、従来のレーダ切換システムの他の
一例を示す図であり、図4と同一符号は同一又は相当部
分を示し、20a,20b,・・・20nは各指示部3
a,3b・・・3nに設けられた切換装置、30は各切
換装置間を接続している切換信号伝送路、40は各切換
装置間に接続されるビデオ回転信号伝送路、50は同じ
く各切換装置間に接続される動作制御信号伝送路であ
る。図5に示す従来のレーダ切換システムは、各レーダ
装置の指示部3内にそれぞれ切換装置20を設け、各切
換装置20は他の全ての切換装置20と切換信号伝送路
30,ビデオ回転信号伝送路40,動作制御信号伝送路
50の3本の伝送路を接続する構成とし、切換信号伝送
路30を介して所望の切換先の切換装置20へ切換信号
を送り、切換先の切換装置20を動作させることで、所
望の送受信部2と指示部3とが接続できるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ切換シス
テムは以上のように構成されているが、図4に示す従来
のシステムでは接続切換をインタースイッチで集中制御
しているので、インタースイッチへの正確な結線が必要
になるが、多数のレーダ装置が各所に分散している場
合、長い信号線が必要になると共に結線誤りが生じ易く
なる。また、接続切換を行うためには常にインタースイ
ッチを設置している場所まで行かなくてはならず、さら
にインタースイッチに故障が生じた場合システム全体に
影響がある。また図5に示す従来のシステムでは、どの
レーダ装置間とでも接続切換が行える利点は有るが、各
切換装置が他の切換装置の全てと3本の伝送路を接続す
る必要があり、即ちレーダ装置がN台とした場合、各切
換装置は(N−1)×3本の伝送路を接続しなければな
らず、レーダ装置の台数が多いと接続しきれなくなる等
の問題点があった。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、多数のレーダ装置の接続切換を行う
場合でも、接続する伝送路の数を最少とし、且つ両隣の
装置へ接続するだけなので接続誤りも起こしにくいレー
ダ切換システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるレーダ切
換システムは、各指示部内に設ける切換装置内に、切換
情報通信装置を設け、各切換装置への接続切換情報を当
該切換装置のアドレスを付して動作制御信号伝送路を用
い、動作制御信号に先立って送信することとした。すな
わち接続切換情報をアドレスを付して送信することによ
り、各切換装置は切換信号伝送路を相互に接続しておく
必要なく、どの切換装置からでも必要な接続切換情報を
受信できることになるため、各切換装置間は1本のルー
プで構成できる。また、動作制御信号伝送路で送信する
必要がある信号は、動作制御信号やその他の制御信号で
あり、これは所望する接続切換を行う前には必要のない
情報であるというレーダ装置の特性を利用して、上述の
接続切換情報をこの動作制御信号伝送路で送信する構成
としたものである。
【0009】具体的に本発明のレーダ切換システムは、
レーダ装置の送受信部と指示部との間に必要な信号の授
受が、少なくとも反射映像信号(ビデオ信号)と、この
ビデオ信号を正しく指示部に表示させるための方位信号
(回転信号)と、指示部から送受信部に動作を指示し、
送受信部から指示部に動作状態を通知する動作制御信号
の3つである複数台のレーダ装置の、各送受信部と指示
部との接続を任意に切り換えるレーダ切換システムにお
いて、各レーダ装置ごとに切換装置と切換情報通信装置
とを設け、隣接するレーダ装置の切換情報通信装置間を
上記ビデオ信号と回転信号を送受信するビデオ回転信号
伝送路と、上記動作制御信号を送受信する動作制御信号
伝送路との2種類の伝送路で接続し、上記切換情報通信
装置から上記動作制御信号伝送路で上記動作制御信号の
送信に先立ち上記各切換情報通信装置へアドレスを付し
て接続切換情報を送信し、自己のアドレスが付された上
記接続切換情報を受信した上記切換情報通信装置はその
内容に従って自己に接続された切換装置を動作させるこ
とで、上記送受信部と指示部との間の接続を所望の送受
信部と指示部との間に切り換えることを特徴とする。
【0010】また、上記ビデオ回転信号伝送路と動作制
御信号伝送路とのうち少なくとも上記動作制御信号伝送
路を上記レーダ装置間に環状接続したことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態を説明す
るための図であり、図において、1aはレーダ装置Aの
空中線部、2aは同じく送受信部、3aは同じく指示
部、1bはレーダ装置Bの空中線部、2bは同じく送受
信部、3bは同じく指示部、1nはレーダ装置Nの空中
線部、2nは同じく送受信部、3nは同じく指示部、4
はそれぞれビデオ回転信号伝送路、5はそれぞれ動作制
御信号伝送路である。
【0012】また、10a,10b・・・10nはそれ
ぞれの指示部に設けられた切換装置、40は隣接する切
換装置間に接続されるビデオ回転信号伝送路、50は同
じく隣接する切換装置間に接続される動作制御信号伝送
路、100a,100b・・・100nはそれぞれの切
換装置10に設けられた切換情報通信装置である。ビデ
オ回転信号伝送路40および動作制御信号伝送路50
は、双方向通信が可能な伝送路が採用されている。なお
本実施形態では、システムの効率化を上げるため環状ル
ープとしているが、特に環状ループとする必要はない。
【0013】次に動作について説明する。各切換情報通
信装置100は動作制御信号伝送路40を介して他の全
ての切換情報通信装置100と接続切換情報を通信でき
るようになっており、各切換情報通信装置100は自己
のアドレスが付された接続切換情報が送られてくると、
この接続切換情の内容に従い自己の切換装置10を動作
させる。例えば図2に示すように、指示部3aの切換装
置10aから使用者が、送受信部2aと指示部3nと
を接続し、2bと3aとを接続し、2cと3cおよ
び2dと3dとは接続をそのままとし、2eと3fと
を接続する旨の接続切換情報を送信した場合、該当する
各レーダ装置の切換情報通信装置100は、自己のアド
レスが付された接続切換情報を受信して切換装置10を
その指示に従って動作させる。
【0014】すなわち具体的には、図3に示すように送
受信部2aはループの左側と接続し、2bも同様にルー
プの左側と接続し、2c,2dは自己の3c,3dと接
続し、2eはループの右側と接続すると共に、指示部3
aはループの右側と接続し、3fはループの左側に接続
し、3nはループの右側と、それぞれビデオ信号,回転
信号および動作制御信号を接続する。なお接続を指定さ
れなかった送受信部2あるいは指示部3へは、動作制御
信号伝送路50も遮断されるが、各切換情報通信装置1
00は、動作制御信号伝送路50を介して隣接する切換
情報通信装置100から送られてくる接続切換信号およ
びそのリセット信号を受信できる状態に保持される。ま
た、接続を解除したり新たな接続を行う場合には、接続
切換情報を出した切換装置10から全切換情報通信装置
をアドレスとしたリセット信号を出力することにより、
全切換装置10がリセットされる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレーダ切換
システムは、各レーダ装置に設けられる切換装置に、切
換情報通信装置を備えてアドレスを付した接続切換情報
を動作制御信号伝送路を介して送信する構成としたの
で、互いに隣接する装置間で最少2本の伝送路を接続し
ておくだけで、比較的効率の良いレーダ切換システムが
得られ、何台のレーダ装置を用いたシステムでも必要な
伝送路を最小限にでき、伝送路も短くその結線が容易で
誤りの少ないシステムとできる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための図であ
る。
【図2】動作制御信号伝送路で送信される情報の内容を
説明するための図である。
【図3】本実施形態における切換動作および信号の流れ
を説明するための図である。
【図4】従来のレーダ切換システムの一例を示す図であ
る。
【図5】従来のレーダ切換システムの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b・・・1n 空中線部 2a,2b・・・2n 送受信部 3a,3b・・・3n 指示部 4 ビデオ回転信号伝送路 5 動作制御信号伝送路 40 ビデオ回転信号伝送路 50 動作制御信号伝送路 10a,10b・・・10n 切換装置 100a,100b・・・100n 切換情報通信装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ装置の送受信部と指示部との間に
    必要な信号の授受が、少なくとも反射映像信号(ビデオ
    信号)と、このビデオ信号を正しく指示部に表示させる
    ための方位信号(回転信号)と、指示部から送受信部に
    動作を指示し送受信部から指示部に動作状態を通知する
    動作制御信号の3つである複数台のレーダ装置の、各送
    受信部と指示部との接続を任意に切り換えるレーダ切換
    システムにおいて、 各レーダ装置ごとに切換装置と切換情報通信装置とを設
    け、隣接するレーダ装置の切換情報通信装置間を、上記
    ビデオ信号と回転信号とを送受信するビデオ回転信号伝
    送路と、上記動作制御信号を送受信する動作制御信号伝
    送路との2種類の伝送路で接続し、 上記切換情報通信装置から上記動作制御信号伝送路で上
    記動作制御信号の送信に先立ち上記各切換情報通信装置
    へアドレスを付して接続切換情報を送信し、 自己のアドレスが付された上記接続切換情報を受信した
    上記切換情報通信装置はその内容に従って自己に接続さ
    れた切換装置を動作させることで、上記送受信部と指示
    部との間の接続を所望の送受信部と指示部との間に切り
    換えることを特徴とするレーダ切換システム。
  2. 【請求項2】 上記ビデオ回転信号伝送路と動作制御信
    号伝送路とのうち少なくとも上記動作制御信号伝送路を
    上記レーダ装置間に環状接続したことを特徴とする請求
    項第1項記載のレーダ切換システム。
JP8214087A 1996-07-26 1996-07-26 レーダ切換システム Pending JPH1038998A (ja)

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ID=16650023

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