JPH1038872A - 排気ガス測定方法及び装置 - Google Patents

排気ガス測定方法及び装置

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JPH1038872A JP21545696A JP21545696A JPH1038872A JP H1038872 A JPH1038872 A JP H1038872A JP 21545696 A JP21545696 A JP 21545696A JP 21545696 A JP21545696 A JP 21545696A JP H1038872 A JPH1038872 A JP H1038872A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性及び精度が高く、容易且つ迅速に排気
ガス中のSO2 量及びSOx 量を測定することができる
方法及び装置を提供する。 【解決手段】 a)排気ガスを冷却器によって冷却して
排気ガス中のSOx を除去し、次いで排気ガス中のSO
2 量を測定する工程と;b)排気ガスを熱分解炉で熱処
理して排気ガス中のSOx をSO2 に変換し、次いで排
気ガス中のSO2量を測定する工程とからなり;排気ガ
ス中のSO2 量は前記工程a)から求め;排気ガス中の
SOx 量は、前記工程b)で測定したSO2 量から前記
工程a)で測定したSO2 量を減じて求める排気ガス測
定方法、並びにi)SOx 熱分解炉11を備えたライン1
0と;ii) バイパスライン9と;iii)三方継手8(分岐
手段)と;iv) 流路切り換え手段12(合流と併用)
と;v)電子クーラー15と;vi) SO2 分析計18とか
らなる排気ガス測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排気ガス測定方法及
び装置、更に詳しくは、信頼性及び精度が高く、容易且
つ迅速に排気ガス中の二酸化硫黄(SO2 )量及びソッ
クス(SOx )量を測定することができる方法、並び
に、前記方法を行うために使用することができ且つ維持
管理が容易な排気ガス測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、排気ガス中のSO2 及びSO
x 〔主にSO3 ,SO4 (SO4 2- )、他にS2 O,S
O〕を測定するためには、例えば、図5に示す排気ガス
測定装置が使用されていた。以下、図5の装置を使用し
て試料(例えば、自動車排気ガス)中のSO2 量及びS
x 量を測定する方法を説明する。SO2 及びSOx
含む試料1は、流路切り換え器2により排気ガス流路を
切り換えることにより、SOx 変換器3又はSOx 吸着
器4に導かれる。試料1がSOx 変換器3に導かれた場
合には、SOx 変換器3でSOx はSO2 に変換され
(SO2 は変化せず)、次いでポンプ5を通った後、分
析計6で総SO2 量が測定される。又、試料1がSO
x 吸着器4に導かれた場合には、SOx 吸着器4でSO
x が吸着除去され、次いでポンプ5を通った後、分析計
6で総SO2 量が測定される。総SO2 量は試料1
中のSO2 量に等しく、又、総SO2 量から総SO2
量を引いた値は、試料1中のSOx 量(SO2 として
求めた量をSOx 量に換算する)に等しい。
【0003】図5の装置において、SOx 変換器3は例
えば還元材が収納された加熱炉(例えば、400℃程度
に加熱する)であり、還元材によってSOx がSO2
変換される。又、SOx 吸着器4には例えば化学吸着材
が収納されており、化学吸着材によってSOx (S
3 ,SO4 )が吸着される。
【0004】ところで、図5の排気ガス測定装置におい
てはSOx の除去を吸着により行っているが、これを他
の簡便な手段に変更することも考えられる。例えば、実
開昭61−108951号公報には、測定ガスを半透膜
除湿器を通して分析部へ供給するように構成してなる排
(気)ガス分析装置において、前記半透膜除湿器よりも
上手側の測定ガス流路中に電子冷却器(電子クーラー)
を介装してある排(気)ガス分析装置が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の装置において、
SOx 変換器の加熱炉内の還元材として例えば活性炭を
使用する場合に、SOx →SO2 への変換効率を良好な
状態に維持・管理して行くためには活性炭を頻繁に交換
する必要があり(還元材の寿命によるが、例えば20〜
40時間測定毎に交換する必要がある)、SOx 変換器
の維持・管理が繁雑である。同様に、SOx 吸着器の化
学吸着材の吸着性能を良好な状態に維持、管理していく
ためには、やはり吸着材を頻繁に交換する必要があり
(化学吸収材の寿命によるが、例えば40〜50時間測
定毎に交換する必要がある)、SOx 吸着器の維持・管
理が繁雑である。
【0006】以上の様に、図5の排気ガス測定方法及び
装置においては、還元材や吸着材を頻繁に交換しなけれ
ば、SO2 及びSOx の測定精度を良好に維持・管理し
て行くことができないという問題があり、日常管理に非
常に手間がかかる。又、前記管理を怠るとSO2 及びS
x の測定精度が低下し、更に、排気ガス測定装置の耐
久性も低下する。他方、還元材や吸着材を頻繁に交換す
る場合には、還元材や吸着材のランニングコストが高く
なる。又、排気ガス測定装置の応答性に関しても、特に
還元材での吸脱着等により時間がかかるため応答性が悪
化し易く、過渡試験の場合には問題を生じる。
【0007】実開昭61−108951号公報に記載さ
れた排気ガス分析装置は、半透膜除湿器と電子クーラー
とを組み合わせて排気ガス中の水分の吸着を行い、NO
x などの被測定物が低濃度で存在する場合にも、水分干
渉による測定誤差が生じるのを防止することを目的とす
るものであり、SOx 変換器と電子クーラーとを組み合
わせて排気ガス中の二酸化硫黄(SO2 )量及びソック
ス(SOx )量を測定することを目的とするものではな
い。
【0008】本発明は前記従来技術の問題点を解決する
ためのものであり、その目的とするところは、測定が容
易且つ迅速で、信頼性及び測定精度が高く且つ適用範囲
が広い排気ガス測定方法、並びに耐久性及び応答性が高
く、維持管理が容易(メンテナンスフリー)な排気ガス
測定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の排気ガ
ス測定方法は、排気ガス中の二酸化硫黄(SO2 )量及
びソックス(SOx )量を測定する方法であって、 a)排気ガスを冷却器によって冷却して排気ガス中のS
x を除去し、次いで排気ガス中のSO2 量を測定する
工程と、 b)排気ガスを熱分解炉で熱処理して排気ガス中のSO
x をSO2 に変換し、次いで排気ガス中のSO2 量を測
定する工程とからなり、排気ガス中のSO2 量は工程
a)から求め、排気ガス中のSOx 量は、工程b)で測
定したSO2 量から工程a)で測定したSO2 量を減じ
て求めることを特徴とする。又、本発明の排気ガス測定
装置は、排気ガス中の二酸化硫黄(SO2 )量及びソッ
クス(SOx )量を測定する装置であって、 i)SOx をSO2 に変換する熱分解炉を備えた第一流路
と、 ii) 熱分解炉のバイパス路である第二流路と、 iii)熱分解炉の上流側に設置され、排気ガス流を第一流
路及び第二流路に分岐する分岐手段と、 iv) 熱分解炉の下流側に設置され、第一流路及び第二流
路に分岐された排気ガス流を合流させる合流手段と、 v)分岐手段及び/又は合流手段と共用して設置され、或
いは分岐手段及び/又は合流手段とは別に分岐手段及び
/又は合流手段の近傍に設置され、排気ガス流を第一流
路又は第二流路に流れるように切り換える流路切り換え
手段と、 vi) 合流手段の下流側に設置された冷却器と、 vii)冷却器の下流側に設置されたSO2 分析計、とから
なることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】排気ガスを冷却するための冷却器
は、本発明の方法及び/又は装置に使用し得るものであ
れば特に限定されない。具体的には、例えば、冷却器と
して電子クーラーを使用すると、取り扱いや制御が容易
で好ましい。
【0011】流路切り換え手段として、三方弁(電磁弁
又は手動弁)を使用する場合は、流路切り換え手段は、
分岐手段及び/又は合流手段と共用される(流路切り換
え手段は、分岐手段及び/又は合流手段と同一であ
る)。しかしながら、流路切り換え手段として、二方弁
(電磁弁又は手動弁)を使用する場合は、流路切り換え
手段は、分岐手段及び/又は合流手段と共用されない
(流路切り換え手段は、分岐手段及び/又は合流手段と
異なる)。この場合、流路切り換え手段は、分岐手段及
び/又は合流手段とは別に分岐手段及び/又は合流手段
の近傍に設置される。三方弁と二方弁とを組み合わせて
使用してもよい。
【0012】流路切り換え手段は、分岐手段側と合流手
段側の何れか一方に設けてもよいし又は両方に設けても
よい。流路切り換え手段の制御は、例えば、コンピュー
ター(例えば、パーソナルコンピューター)を用いて自
動制御することもできる。
【0013】図1に本発明の排気ガス測定装置の一実施
例を示す。以下、図1の装置を使用して本発明の排気ガ
ス測定方法を実施する場合について説明する。SO2
びSOx を含む試料7(例えば、自動車排気ガス)は、
三方継手8(三方切り換え弁であってもよい)により二
方向に分岐され得るが、流路切り換え器12により流路
が切り換えられてライン9又はライン10に流される。
ライン10にはSOx 分解炉11が備えられている。ラ
イン9はSOx 分解炉11(例えば、熱分解炉である)
をバイパスするためのバイパス路である。流路切り換え
器12を出た試料7は次いで、フィルター13(例え
ば、テフロンフィルター)、ポンプ14(例えば、テフ
ロンダイヤフラムポンプ)を通って電子クーラー15に
入る。電子クーラー15には、ドレンポット16及びリ
ストリクタ17が接続されている。
【0014】先ず、流路切り換え器12を作動させて試
料7がライン9を通って流れるようにすると、試料7が
電子クーラー15で冷却されることにより、試料7中の
SO3 ,SO4 (SOx の主成分)は除去されるがSO
2 は除去されることなく分析計18に導かれる。すなわ
ち、この場合、分析計18で試料7中のSO2 量(I)
を測定することができる。
【0015】次いで、流路切り換え器12を作動させて
試料7がライン10を流れるようにすると、SOx 分解
炉11において試料7中のSOx は熱解離してSO2
変換される。これを分析計18に導くことにより、分析
計18で試料7中のSO2 量とSOx 量との合計をSO
2 量(II)として測定することができる。
【0016】更に、SO2 量(II)からSO2 量(I)
を減じることにより、試料7中のSOx 量(SO3 量と
SO4 量との合計として)を算出することができる。
【0017】
【実施例】下記の実施例により、本発明を更に詳細に説
明する。 <実用性検証試験>本発明の方法及び装置の実用性を検
証するために、本発明の装置をSOx 発生器に接続し、
SOx 分解炉によるSOx →SO2 変換効率と電子クー
ラーによるSOx 捕集効率を測定した。
【0018】I.SOx 分解炉によるSOx →SO2
換効率の検証 図2の装置を使用し、SOx 分解炉の実験条件を下記の
如く設定して実験を行った。 型:セラミック電気管状炉ARF−40K(アサヒ理化
SS製)SOx 分解炉の 温度:1200℃ 石英管形状:内径12mm,外径20mm,長さ(有効
長)500mm 供給流量:2リットル/分 温度制御器:時分割比例制御式E5CR(オムロン製)
【0019】以下、図2の装置について簡単に説明す
る。SOx 発生器19により発生したSOx はライン2
1(ガラス管;外径3/8インチ,内径1/8インチ;
350℃に保持)を通り、ライン22(石英ガラス管;
内径4mm)とライン23(テフロン管;内径4mm)
の二つに分岐される。分岐部分にはハステロイジョイン
トが使用されている。又、ライン21にはバイパス管で
あるライン20(SUS管;3/8インチ)が接続され
ている。ライン22にはSOx 分解炉24,ライン25
(テフロン管;内径4mm)が接続されている。
【0020】流路切り換え器26(テフロン三方電磁
弁)により、試験ガスの流路をSOx分解炉24側とラ
イン23側(SOx 分解炉24のバイパス)に切り換え
ることができる。流路切り換え器26に続いて、ライン
25(テフロン管;内径4mm),フィルター27(テ
フロンフィルター;径70mm),ポンプ28(テフロ
ンダイヤフラムポンプ),ライン25,電子クーラー2
9(芯管ガラス,約4℃),分析計検出器31(FP
D)が接続されている。ここで、分析計内(破線内)は
オーブンで120℃に保持されている。又、電子クーラ
ー29にはリストリクタ30が接続されている。
【0021】図2の装置を使用して、SOx 分解炉24
によるSOx →SO2 変換効率を求めた(図2の装置の
基本的な使用方法は、図1の装置の場合と同様であ
る)。前記変換効率は91.5〜94.4%であり、充
分に実用範囲内にあることが判った。
【0022】II.電子クーラーによるSOx (SO3
SO4 )の捕集性能の検証 図3の装置を使用して、イ)SO2 非共存下でのSOx
(SO3 ,SO4 )の捕集性能、及びロ)SO2 共存下
でのSOx (SO3 ,SO4 )の捕集性能を検証した。
以下、図3の装置について簡単に説明する。マスフロー
メータ32により、SO2 を所定量含む窒素ガス(SO
2 /N2 )の供給流量が測定される。又、マスフローメ
ータ33により、空気の供給流量が測定される。前記
イ)又はロ)の場合に応じて、マスフローメータ33又
はマスフローメータ32を使用する。
【0023】マスフローメータ33又はマスフローメー
タ32を通った試験ガスは、続いてバブラー34,SO
x 発生器35,SOx 変換器36,流路切り換え器3
7,フィルター38,ポンプ39,電子クーラー40
(リストリクタ41が接続されている)を通って分析計
検出器42(FPD)で測定される。基本的な測定操作
は図2の装置の場合と同様である。
【0024】イ)SO2 非共存下でのSOx の捕集性能
の測定結果 図4に結果を示す。図4において、領域AはSOx 発生
器35を作動させ且つ電子クーラー40を作動させない
状態におけるSOx 量(SO3 量とSO4 量との合計)
の指示値を示し、又、領域BはSOx 発生器35を作動
させ且つ電子クーラー40を作動させた状態におけるS
x 量(SO3 量とSO4 量との合計)の指示値を示
す。領域Bにおける電子クーラー40のSOx の捕集効
率はほぼ100%であった。
【0025】ロ)SO2 共存下でのSOx (SO3 ,S
4 )の捕集性能 イ)の場合と同様にして測定した。この場合も、電子ク
ーラー40のSOx の捕集効率はほぼ100%であっ
た。
【0026】実施例の結果から、従来の排気ガス測定装
置における化学吸収又は化学吸着によるSOx の捕集
は、吸収材又は吸着材の捕集効率,寿命などを考慮して
捕集器(SOx 吸着器など)を管理しなければならない
が、本発明の排気ガス測定装置に使用する電子クーラー
では温度の監視だけとなり、又、寿命についても主要部
分にガラス材を用いることにより全く問題がなくなるこ
とが判った。
【0027】
【発明の効果】本発明の排気ガス測定方法を使用する場
合には、従来の排気ガス測定方法と異なり、SOx の還
元材や化学吸収材を使用しないので、これらの変質や寿
命に影響を受けない排気ガス測定が可能となり、測定精
度が高まると共に、SO2 及びSOx (SO3 ,S
4 )の測定結果に対する信頼性が向上する。
【0028】本発明の排気ガス測定装置は、SOx 分解
炉及び冷却器の使用により、従来の排気ガス測定装置の
如く還元材や化学吸着材の繁雑な交換操作が全く不要で
あり、交換忘れや交換遅れ等によるSOx 測定精度低下
の心配がない。又、本発明の装置は耐久性が高く、メン
テナンスフリー化に寄与し、更に、前記従来の装置より
も全体としての反応が速いので、測定時間が短縮され
る。それ故、本発明の装置は、例えば、排気ガス浄化用
触媒評価試験に安定的に使用することができ、信頼性の
高い測定データが継続に得られるので、前記触媒を開発
する上で有用である。又、本発明の装置は応答性も良い
ので、過渡試験にも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気ガス測定装置の一実施例の説明図
である。
【図2】SOx 分解炉によるSOx からSO2 への変換
効率を検証するための装置の説明図である。
【図3】電子クーラーによるSOx の捕集性能を検証す
るための装置の説明図である。
【図4】図3の装置を使用した場合の、SO2 非共存下
でのSOx の捕集性能の測定結果を示す図である。
【図5】従来の排気ガス測定装置の一実施例の説明図で
ある。
【符号の説明】
1,7:試料 2,12,26,37:流路切り換え器 3,36:SOx 変換器 4:SOx 吸着器 5,14,28,39:ポンプ 6,18:分析計 8:三方継手 9,10,20,21,22,23,25:ライン 11,24:SOx 分解炉 13,27,38:フィルター 15,29,40:電子クーラー 16:ドレンポット 17,30,41:リストリクタ 19,35:SOx 発生器 31,42:分析計検出器 32,33:マスフローメータ 34:バブラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 繁 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 古川 圭一 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)発明者 近藤 太 京都府京都市伏見区下鳥羽城ノ越町7番地 の1 株式会社ファームテック内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガス中の二酸化硫黄(SO2 )量及
    びソックス(SOx)量を測定する方法であって、 a)排気ガスを冷却器によって冷却して排気ガス中のS
    x を除去し、次いで排気ガス中のSO2 量を測定する
    工程と、 b)排気ガスを熱分解炉で熱処理して排気ガス中のSO
    x をSO2 に変換し、次いで排気ガス中のSO2 量を測
    定する工程とからなり、 排気ガス中のSO2 量は工程a)から求め、 排気ガス中のSOx 量は、工程b)で測定したSO2
    から工程a)で測定したSO2 量を減じて求めることを
    特徴とする排気ガス測定方法。
  2. 【請求項2】 排気ガス中の二酸化硫黄(SO2 )量及
    びソックス(SOx)量を測定する装置であって、 i)SOx をSO2 に変換する熱分解炉を備えた第一流路
    と、 ii) 熱分解炉のバイパス路である第二流路と、 iii)熱分解炉の上流側に設置され、排気ガス流を第一流
    路及び第二流路に分岐する分岐手段と、 iv) 熱分解炉の下流側に設置され、第一流路及び第二流
    路に分岐された排気ガス流を合流させる合流手段と、 v)分岐手段及び/又は合流手段と共用して設置され、或
    いは分岐手段及び/又は合流手段とは別に分岐手段及び
    /又は合流手段の近傍に設置され、排気ガス流を第一流
    路又は第二流路に流れるように切り換える流路切り換え
    手段と、 vi) 合流手段の下流側に設置された冷却器と、 vii)冷却器の下流側に設置されたSO2 分析計、とから
    なることを特徴とする排気ガス測定装置。
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