JPH1038734A - 静電容量型圧力センサ及びその製造方法並びにそのセンサを用いた血圧計 - Google Patents

静電容量型圧力センサ及びその製造方法並びにそのセンサを用いた血圧計

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JPH1038734A
JPH1038734A JP8207579A JP20757996A JPH1038734A JP H1038734 A JPH1038734 A JP H1038734A JP 8207579 A JP8207579 A JP 8207579A JP 20757996 A JP20757996 A JP 20757996A JP H1038734 A JPH1038734 A JP H1038734A
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insulator
fixed electrode
pressure sensor
substrate
lead
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JP8207579A
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Tomonori Seki
知範 積
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコン基板と引出線間のリーク電流を防ぐ
静電容量型圧力センサを提供すること 【解決手段】 ガラス基板4の表面所定位置に凹部11
が形成され、その底面11aに引出線8の一部が形成さ
れている。凹部は少なくともシリコン基板1と引出線が
対向する位置に形成されている。引出線は、ガラス基板
の表面と、凹部の底面を含むように形成され、固定電極
6,パッド7と一体的にパターン形成されている。引出
線の形成された凹部の内部に絶縁物12が充填されてい
る。よって、引出線の一部は絶縁物に埋め込まれてい
る。係る絶縁物の表面はガラス基板の表面と同一平面と
なるように平坦化されている。そして、可動電極が形成
されたシリコン基板とガラス基板とを陽極接合して一体
化する。引出線は絶縁物に埋め込まれている状態なの
で、シリコン基板から絶縁される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量型圧力セ
ンサ及びその製造方法並びにそのセンサを用いた血圧計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の静電容量型圧力センサの
一例を示している。同図に示すように、シリコン基板1
のほぼ中央を両面からエッチングを行い所定量だけ除去
することにより薄肉のダイアフラム2を一体に形成す
る。このダイアフラム2の下面に可動電極3が形成され
る。
【0003】また、シリコン基板1の下面にはガラス基
板4が陽極接合され一体化される。これにより、ダイア
フラム2の下方空間がガラス基板4で閉塞されて圧力室
5が形成され、この圧力室5内に、ガラス基板4を貫通
するようにして形成された圧力導入路4aを介して、圧
力測定対象のガスが導入され、その圧力に応じてダイア
フラム2が撓むようになっている。
【0004】そして、圧力室5内のガラス基板4の表面
の前記可動電極3と対向する位置に、固定電極6が形成
され、両電極3,6間で距離に応じた静電容量が発生す
る。従って、上記のように加えられた圧力によりダイア
フラム2が撓むと、両電極3,6間の距離が変位し、そ
の変位に追従して静電容量も変位する。よって、静電容
量から、ダイアフラム2の変位量ひいては圧力室5内の
圧力が一義的に求められる。
【0005】ところで、両電極3,6間の静電容量を検
出するための構造としては以下のようになっている。ま
ず、ガラス基板4の表面に、固定電極6に連続する帯状
の引出線8を形成する。そして引出線8の先端は、ガラ
ス基板4の露出表面(シリコン基板1が存在しない部
分)にまで延長形成され、その先端に電極パッド7が形
成される。また、ガラス基板4の露出表面所定位置に
は、可動電極3用の電極パッド7′も形成されている。
この電極パッド7′は、シリコン基板1に電気的に接続
され、そのシリコン基板1を介して可動電極3と導通を
図っている。よって、両電極パッド7,7′間に、両電
極3,6間の静電容量が出現するため、その電極パッド
7,7′を介して外部回路に取り出すことができる。
【0006】さらに、引出線8とシリコン基板1が接触
して短絡しないようにするため、引出線8に対向するシ
リコン基板1の表面には、圧力室5から外部にわたる凹
溝1aが形成されている。そして、そのままではわずか
であるが凹溝1aの部分を介して圧力室5が大気開放す
るので、凹溝1aの所定位置にポリイミド樹脂等の絶縁
体9を充填し、封止するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来のセンサでは、可動電極3と、固定電極6や引出線
8との間に発生するリーク電流を完全に防ぐことができ
なかった。すなわち、シリコン基板1に形成された凹溝
1aによって、ガラス基板4の上面に形成された引出線
8とシリコン基板1とが接触しないようになっていると
ともに、引出線8とそれに対向する凹溝1aの天面1
a′との間隔は絶縁耐圧を考慮して十分に離されている
が、凹溝1aの壁面1a″と引出線8の端部との距離が
近いため、引出線8と、シリコン基板1との間でガラス
基板4の表面を通ってリーク電流が発生するおそれがあ
る。
【0008】つまり、運送時などの高湿度状態の環境に
比較的長く放置されたり、また、冬季の室外から室内に
移動したときのように温度変化が激しい場合に、センサ
内部が多湿状態になり、結露してうっすらと水滴が現れ
たりすると、壁面1a″と引出線8の端部との物理的な
距離は同じであっても抵抗値が下がり、絶縁が保てずリ
ーク電流が発生することがある。よって、特に湿度特性
に悪影響を与える。
【0009】また、上記リーク電流を防ぐために、例え
ば図10に示すように、引出線8を絶縁膜10で被覆す
る方法が考えられる。しかし、引出線8の厚み分だけガ
ラス基板の表面との間で段差が生じているので、絶縁膜
10を形成すると、その角部分8aで膜厚に差が生じ
る。すなわち、角部分で絶縁膜10の膜厚が小さくな
り、ステップカバレージ性(段差部分の膜厚が均一であ
るかの特性)が劣化する。従って、角部分8a付近の膜
厚が薄くなり、十分な絶縁性が保てなくなるおそれがあ
る。しかも、固定電極6,引出線8とシリコン基板1と
の間に、空気をなるべく存在させた方が、両者の誘電率
が低くなり、センサの感度が良好となるので、絶縁膜1
0の厚さは、できるだけ薄くするのが好ましい。する
と、ステップカバレージ性の劣化が顕著になり、最悪の
場合には、角部分8aに絶縁膜10が成膜されずに露出
し、リーク電流が発生してしまう。
【0010】なお、具体的な図示を用いた説明は省略す
るが、固定電極6とシリコン基板1との間でも上記と同
様の問題を生じる。
【0011】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、可動電極と固定電極間の絶縁性が良好で、さらに、
半導体基板と絶縁基板同士を完全に面接合させ、気密性
が良好となり、歩留まりも向上する静電容量型圧力セン
サ及びその製造方法並びにそのセンサを用いた血圧計を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る静電容量型圧力センサでは、絶縁
基板と、ダイアフラム付きの半導体基板とを接合して一
体化し、前記絶縁基板の接合側表面には、固定電極及び
その固定電極に接続された引出線とをパターン形成し、
前記ダイアフラムの表面に可動電極を設け、前記固定電
極と前記可動電極とが対向配置され、その両電極間の静
電容量により圧力を検出可能とした静電容量型圧力セン
サを前提とする。そして、前記絶縁基板の接合側表面に
凹部を設け、前記凹部の内面に少なくとも前記引出線の
一部を設けて前記半導体基板と前記引出線とを非接触状
態とし、かつ前記凹部内に表面が平坦な絶縁物を充填し
て前記引出線を被覆するとともに、その絶縁物の表面と
絶縁基板の表面とが面一になるように配置した(請求項
1)。
【0013】好ましくは、前記凹部内に、前記引出線と
前記固定電極を設けるとともに、前記凹部内の前記引出
線及び前記固定電極を前記絶縁物で被覆するようにする
ことである(請求項2)。
【0014】凹部内に引出線や固定電極の端部と半導体
基板との距離は、絶縁基板表面に引出線等を形成した従
来のものに比べて長くなる。従って、従来問題となった
引出線等の端部と半導体基板との間のリーク電流の発生
は、可及的に抑制される。この効果は、凹部の深さを増
すほど大きくなる。
【0015】また、絶縁物は絶縁基板の表面に合わせて
平坦化されるので、半導体基板と絶縁基板とを接合して
も、半導体基板との接合面に対して凹凸は存在しない。
よって、両基板の接合部分に隙間は生じない。従って、
接合部分での密着性は良好となり、気密性が増す。
【0016】絶縁基板に形成された凹部の底面に固定電
極や引出線を形成するので、凹部内部に絶縁物を充填す
ると、固定電極,引出線は絶縁物の中に埋め込まれる。
この時、絶縁物は固定電極,引出線の厚みに対して十分
に厚く充填されるので、絶縁物のステップカバレージ性
は劣化しない。すなわち、固定電極,引出線の角部分の
絶縁物の膜厚が薄くならず、半導体基板との間でリーク
電流は発生しない。
【0017】当然のことながら、固定電極も凹部内に配
置した請求項2の方が、引出線と固定電極の両方の領域
でリーク電流の発生が抑制されるので好ましい。さらに
請求項2のように、固定電極の全面を絶縁物で覆うと、
陽極接合時に発生する静電引力により両電極が引き寄せ
られても両電極間には絶縁物が介在しているので、両電
極が接触することがない。また、導電性を有する塵等が
両電極間に介在しても、その塵等で両電極が直接導通す
ることもない。
【0018】さらにまた、請求項2に記載の静電容量型
圧力センサにおいて、前記絶縁物の表面のうち前記固定
電極を覆う部分の一部に凹所を形成し、その凹所を圧力
室として機能させるようにしてもよい(請求項3)。
【0019】係る構成にすると、凹所を圧力室として利
用できるので、半導体基板に形成するダイアフラムは、
非接合側表面のみをエッチングして形成することができ
る。つまり、半導体基板に対するダイアフラム形成用の
エッチングは1回で済む。
【0020】さらにまた、上記した各構成において、前
記可動電極の接合側表面の前記引出線と対向する位置
に、凹溝を設し、前記凹溝の奥面所定位置に、可撓性絶
縁体を接着するとともに、前記絶縁基板により押し潰し
てその可撓性絶縁体を前記凹溝の側面に密着させ、前記
凹溝と前記絶縁基板表面で形成される空間を閉塞するよ
うにしてもよい(請求項4)。
【0021】係る構成にすると、引出線に対向する位置
に凹溝を形成するので、引出線と半導体基板との距離は
さらに遠距離となる。そして、凹溝内に絶縁体を配置す
るので、半導体基板と固定電極間,半導体基板と引出線
間の絶縁性はさらに高くなる。よって、リーク電流はさ
らに発生しずらくなる。
【0022】そして、上記した凹部内に絶縁物を製造す
るのに適した、本発明に係る製造方法では、絶縁基板の
表面所定位置に凹部を形成し、その凹部内に少なくとも
固定電極を外部と導通するための引出線を形成し、次い
で、前記凹部内に前記絶縁基板の表面よりも突出するよ
うに絶縁物を充填し、その後、平坦化処理を行い前記絶
縁物の突出した表面を除去し、絶縁物の表面と絶縁基板
の表面とを面一にする工程を含んで絶縁基板を製造し、
その製造された絶縁基板と、ダイアフラム付きの半導体
基板とを接合し一体化するようにすることである(請求
項5)。
【0023】
【発明の実施の形態】図1,図2は、本発明に係る静電
容量型圧力センサの第1の実施の形態を示している。同
図に示すように、本形態では、ガラス基板4の上に平板
状のシリコン基板1を陽極接合により一体化している。
この時、シリコン基板1の長さをガラス基板4よりも短
くし、ガラス基板4の表面の一部が外部に露出するよう
にしている。そして、当該露出部分には、所定のメタル
を蒸着させることにより電極取り出し用のパッド7,
7′を形成している。なお、このパッド7,7′は、後
述する固定電極用と可動電極用に2個設けている。そし
て、このパッド7,7′に、ワイヤボンディングにより
ボンディングワイヤ(図示省略)が接続され、図外の測
定器に接続可能としている。
【0024】このシリコン基板1の中央部には、上下両
側からそれぞれ所定量ずつ除去されて薄肉のダイアフラ
ム2が形成されている。そして、ガラス基板4側(図中
では下側)は比較的底浅の凹部1bが形成され、反対側
は比較的深い凹所1cが形成される。この凹部1bは、
例えばドライエッチングにより形成され、ガラス基板4
との間で圧力室5を形成する。また、凹所1cは、KO
H溶液等を用いてウエットエッチングを行うことにより
形成される。
【0025】そして、ダイアフラム2のガラス基板4側
が可動電極3となる。また、これに対応するガラス基板
4の表面所定位置には、アルミニウム等を蒸着或いはス
パッタリングして所定形状の固定電極6が形成される。
この固定電極6は、シリコン基板1と導通するのを防ぐ
ために、凹部1bよりも一回り小さく形成している。こ
れにより、圧力室5内のガラス基板4の表面は、その中
心部分の所定領域が固定電極6で覆われ、固定電極6は
シリコン基板1と接触しないように、凹部1bの壁面か
ら所定距離だけ離れてパターン形成されている。また、
この固定電極6の形成と同時に、この固定電極6とパッ
ド7を接続するための引出線8も同時に形成する。
【0026】そして、可動電極3と固定電極6は、所定
のギャップ(凹部1bの深さから電極の厚さを引いた距
離)を隔てて対向し、所定の引出線8を介して各パッド
7,7′に接続される。さらに、固定電極6の中心付近
に、ガラス基板4,固定電極6を貫通して、圧力室5ま
でつながる圧力導入路4aが形成されている。なお、上
記した各構成は、従来の静電容量型圧力センサの構成と
同様であるので、各部の詳細な説明は省略する。
【0027】ここで本発明では、ガラス基板4の表面所
定位置、より具体的には引出線8の形成位置で、ガラス
基板4とシリコン基板1との接合部分を含む領域に凹部
11を形成している。そして、この凹部11内に引出線
8の一部を形成している。つまり、ガラス基板4の凹部
11を縦断するように、その凹部11の底面11a及び
両側面11bに連続して導体パターンが形成されてい
る。
【0028】さらに、図2に拡大して示すように、引出
線8を覆うようにして凹部11内に絶縁物12を充填す
る。この絶縁物12として、本例では、SOG(Spi
non Glass)を用いて構成している。よって、
両基板1,4の接合領域に存在する引出線8が絶縁物1
2内に埋め込まれた状態となる。この絶縁物12の形成
位置に接触するようにシリコン基板1を配置すること
で、従来のようにシリコン基板1に凹部を形成しなくて
も、シリコン基板1が引出線8と接触することはなく、
また、シリコン基板1からの離反距離を十分とることに
より、所望の絶縁性を得ることができる。
【0029】すなわち、仮に従来のシリコン基板に形成
した凹溝の深さと、凹部11の深さを等しくすると、引
出線8の表面とシリコン基板1の対向面間距離は同じと
なるので、絶縁体(ポリイミド樹脂)10と絶縁物(ガ
ラス)12とが有する絶縁抵抗率により異なるが、その
離反距離に基づく絶縁性能はほぼ同じと見るとことがで
きる。すると、凹部11の深さ分だけシリコン基板1と
引出線8の端部との距離が長くなるので絶縁性能が向上
し、シリコン基板1と引出線8との間にリーク電流が発
生することを可及的に抑制できる。
【0030】さらに、この絶縁物12の露出表面は、平
坦化されており、ガラス基板4の表面と面一となってい
る。よって、シリコン基板1とガラス基板4とを陽極接
合した際に、両基板1,4の接合領域では、ガラス基板
4及び絶縁物12と、シリコン基板1とが気密に密着す
るため、圧力室5を密閉空間とすることができ、気密性
が向上する。
【0031】すなわち、従来のポリイミド樹脂からなる
絶縁体の場合には、シリコン基板の下面よりもポリイミ
ド樹脂を突出した状態で形成し、両基板を接合する際
に、ガラス基板にてポリイミド樹脂を圧縮変形させて凹
溝の内周面にポリイミド樹脂を密着させる構造を採って
いるので、ポリイミド樹脂の突出量が少ないと十分に圧
縮変形できないので弾性復元力が小さくなり、密着力も
低下する。逆に、ポリイミド樹脂の突出量が多いとポリ
イミド樹脂の周囲で両基板を確実に接触させて陽極接合
することができないので、気密性が確保できないおそれ
がある。しかし、本実施の形態では、接合前の無負荷状
態でシリコン基板1の表面とガラス基板4の表面ととも
に平坦面となっているので、確実に隙間なく面接触させ
ることができる。
【0032】そして、上記のように絶縁物12の表面を
平坦化するための製造プロセスとしては、例えば図3に
示すような工程を採ることができる。すなわち、図3は
本発明に係る製造方法の要部の実施の形態の一例を示し
ており、凹部11,引出線8,絶縁物12を製造する工
程を示している。
【0033】同図(A)に示すように、まず、ガラス基
板4の上面所定位置にエッチング処理を施して、凹部1
1を形成する。このとき凹部11は後工程で形成される
引出線及びその周囲を含む位置に形成する。
【0034】次に、ガラス基板4の表面全面にメタル1
3を蒸着する。これにより、メタル13が凹部11の底
面11a及び側面(図示省略)に付着するように形成す
る(同図(B))。そして、フォトリソグラフィー工程
などによりパターンニングを行い、固定電極とともに引
出線8を形成する。このとき、引出線8の一部は凹部1
1の底面11aに残存するように形成する(同図
(C))。
【0035】次いで、このガラス基板4の表面にシラノ
ール化合物等のSOGの原料(液体)を塗布し、熱処理
をしてガラス化してガラス状絶縁膜たる絶縁物12を形
成する。これにより、凹部11内には、係る絶縁物12
が充填され、引出線8も覆われる(同図(D))。この
時、絶縁物12は、ガラス基板4の表面よりも上方に突
出している。
【0036】そして、ガラス基板4の表面よりも突出し
た絶縁物12をエッチングして除去し、平坦化を行う。
このとき、残存する絶縁物12の表面がガラス基板4の
表面と同一平面となるように形成する(同図(E))。
【0037】図4は、本発明に係る静電容量型圧力セン
サの第2の実施の形態を示している。上記した第1の実
施の形態では、ガラス基板に凹部を形成し、係る凹部の
底面に引出線を形成し、凹部内部に絶縁物を充填し、シ
リコン基板側は平坦面としていたが、本形態ではそれと
は相違し、従来と同様シリコン基板1側にポリイミド樹
脂からなる絶縁体9を設けるようにした。
【0038】すなわち、同図に示すように、引出線8に
対向するシリコン基板1の所定位置に、圧力室5と外部
とを連通する凹溝1aを形成し、係る凹溝1aの所定位
置にポリイミド樹脂等からなる絶縁体9を配置する。こ
の絶縁体9により、シリコン基板1の下面(凹部1b)
とガラス基板4とで形成されている圧力室5を、センサ
の外部から仕切っている。そして、凹溝1aの幅は凹部
11の幅よりも広く形成されている。
【0039】係る構成では、凹部11内に充填された絶
縁物12の表面とシリコン基板1との間にさらに絶縁体
9が配置されているので、凹部11内に形成された引出
線8とシリコン基板1との距離がさらに離れ、その間に
配置されている絶縁物12及び絶縁体9によって、引出
線8とシリコン基板1間の絶縁性はさらに高められてい
る。よって、シリコン基板1,引出線8間でリーク電流
はさらに生じにくくなる。
【0040】しかも、本形態では凹溝1aの幅を凹部1
1の幅よりも広くしたため、引出線8の端部とシリコン
基板1との距離がさらに離れるので、係る構造上の特徴
からも、より絶縁性が高まる。なお、本発明では、必ず
しもこのように凹溝1aの幅を広くする必要はなく、両
者1a,11の幅が同じ或いはその逆となるように形成
してもよい。
【0041】なお、本形態においても、基本的な構成
は、第1の実施の形態と同様で、ガラス基板4の表面の
うち、シリコン基板1と接合する領域に凹部11を形成
し、その凹部内に引出線8の一部を形成し、その凹部1
1内に表面が平坦化されたSOG等の絶縁物12を充填
している。なお、その他の構成は、上記した第1の実施
の形態と同様であるので、同一符号を付し説明を省略す
る。
【0042】図5は、本発明に係る静電容量型圧力セン
サの第3の実施の形態を示している。第1の実施の形態
では、ガラス基板4の表面の引出線8の形成範囲及び周
囲に凹部11を形成していたが、本形態では、引出線8
に加えて固定電極6の形成範囲及びその周囲にも凹部1
1′を形成している。
【0043】すなわち、ガラス基板4の表面の固定電極
6が形成される範囲よりやや大きい範囲と、少なくとも
シリコン基板1と接合する範囲に形成される引出線8の
形成範囲とその周囲に凹部11′を形成する。そして、
ガラス基板1及び凹部11′の底面11′a,側面1
1′bにメタルを蒸着させることにより、係る凹部1
1′内に固定電極6及び引出線8をパターン形成する。
【0044】このパターン形成後に、上記した各実施の
形態と同様に、凹部11′内にSOG等の絶縁物12を
充填し、固定電極6及び引出線8を被覆する。そして、
絶縁物12の表面は、エッチングにより平坦化され、ガ
ラス基板4の表面と面一となっている。
【0045】本形態では、固定電極6と引出線8の両方
が、凹部11′内に形成される絶縁物12によって埋め
られるので、シリコン基板1と固定電極6との間で発生
するリーク電流と、シリコン基板1と引出線8の間で発
生するリーク電流の両方を防ぐことができる。よって、
第1の実施の形態のものに比べ、より確実にリーク電流
の発生を防ぐことができる。さらに第1の実施の形態と
同様に、シリコン基板1に凹溝及びその凹溝内に配置さ
れる絶縁体9を設ける必要がないので、シリコン基板1
の下面(ガラス基板4側の面)とガラス基板4の上面を
隙間無く接合することができ、圧力室5の周囲を完全に
封止することができる。
【0046】ところで、陽極接合する際に両基板1,4
間に印加する電圧により、両電極3,6間に静電引力が
発生してダイアフラム2が固定電極6側に引き寄せられ
るが、本形態では、固定電極6の全面が絶縁物12によ
って覆われているため、ダイアフラム(可動電極3)2
と固定電極6とが接触し、熱により溶融し接着して一体
化(以下、「融着」という)してしまうことがない。よ
って、特別な装置を設けなくても係る融着による不良品
の発生を防止でき、センサの歩留まりが向上する。
【0047】なお、その他の構成並びに作用効果は上記
した第1の実施の形態と同様であるので、同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0048】また、上記の第3の実施の形態のように、
固定電極6も凹部11′内に埋め込むとともに、その上
部を絶縁物12で覆う構成においても、上記した第2の
実施の形態のように、引出線8に対向するシリコン基板
1の接合面に凹溝1aを形成するタイプに適用できる。
つまり、図6に示すように、シリコン基板1の接合面側
所定位置に凹溝1aを形成し、その内部所定位置にポリ
イミド樹脂からなる絶縁体9を設けるようにする。
【0049】係る構成が、本発明に係る静電容量型圧力
センサの第4の実施の形態である。そして、本実施の形
態では、第2の実施の形態で示した引出線8の部分での
絶縁性能の向上並びに第3の実施の形態に示した固定電
極6側での絶縁性能の向上を発揮することができる。な
お、その他の構成並びに作用効果は上記した各実施の形
態と同様であるので、同一符号を付し、その詳細な説明
を省略する。
【0050】図7は本発明に係る静電容量型圧力センサ
の第5の実施の形態を示している。本形態では、第3の
実施の形態を基本とした変形例であり、圧力室5をガラ
ス基板4側に形成するようにしている。
【0051】ガラス基板4の表面所定位置(固定電極6
と引出線8の一部の形成位置)に凹部11′を形成して
おり、係る凹部11′の底面11′aに固定電極6と引
出線8を形成した状態で、凹部11′内にSOG等の絶
縁物12を充填する。この時絶縁物12の表面をガラス
基板4の表面に合わせて平坦化するのはもちろんであ
る。係る点までは、第3の実施の形態と同様である。
【0052】ここで本実施の形態では、絶縁物12の表
面の可動電極3に対応する位置に凹所15を形成してい
る。この凹所15は、絶縁物12及びガラス基板4の表
面にパターンニングしたレジスト(凹部15の形成領域
以外をマスクする)を成膜し、エッチングすることによ
り形成できる。
【0053】一方、シリコン基板1は、非接合面側から
のみエッチングすることにより、肉薄のダイアフラム2
を形成する。つまり、シリコン基板1の接合面(下面)
側は、エッチングされないので、接合領域とダイアフラ
ム2の下面とが平坦な面一となっている。そして、ダイ
アフラム2と絶縁物12の表面に形成された凹所15に
より圧力室5が形成される。
【0054】なお、その他の構成並びに作用効果は上記
した第3の実施の形態と同様であるので、同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。また、図示省略する
が、この第5の実施の形態のタイプでも、第2,第4の
実施の形態と同様に、シリコン基板1側に、凹溝を形成
するとともに、絶縁物で封止する構造をとるようにして
ももちろんよい。
【0055】本発明に係る静電容量型圧力センサは、血
圧計などに用いることができる。図8は、本発明に係る
血圧計の実施の形態の一例の概略構成図であって、血圧
計は本発明による静電容量型圧力センサ21、カフ2
2、ポンプ23やCPUからなる制御部24などから構
成されている。カフ22と圧力センサ21との間は導圧
管25で接続されており、導圧管25にはポンプ23が
接続され、ポンプ23からカフ22に空気を送ることが
できるように構成する。
【0056】この血圧計で血圧を測定する場合には、ま
ずカフ22を被測定者の上腕部にまきつけ、キーボード
などの入力部26から必要に応じて被測定者の年齢や性
別などを入力し、血圧計をスタートする。制御部24は
入力部26からスタート信号を受信すると、制御弁27
を閉成し、ポンプ23を起動させてカフ22に所定の圧
力になるまで空気を送り出し、上腕部を締め付ける。カ
フ22に印加された圧力は圧力センサ21によって常に
検知されており、一定の圧力になると制御部24はポン
プ23を停止する。
【0057】次いで制御部24は制御弁27を開き、徐
々にカフ22内に空気を抜いて減圧する。このとき、導
圧管25を介して圧力センサ21に印加される圧力は、
上腕部を流れる血流の圧力と相まって周期的に変化しな
がら小さくなる。したがって、導圧管25を介して圧力
センサ21に印加される圧力の変化を制御部24で検知
することによって、最高血圧や最低血圧並びに脈拍数を
求めることができる。
【0058】このようにして最低血圧が求められたら制
御部24は制御弁27を全開し、カフ22内の空気を大
気圧まで排出する。そして求められた最高血圧や最低血
圧などはディスプレイなどからなる出力部28に表示
し、あるいは入力された年齢などを参考にし、必要に応
じて異常値であることなどの注意を促すことができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る静電容量型
圧力センサ及びその製造方法並びにそのセンサを用いた
血圧計では、絶縁基板の接合側表面の少なくとも引出線
が形成される位置に凹部を形成し、その凹部の底面に引
出線等を形成するとともにその凹部内に絶縁物を充填す
ることにより、引出線や固定電極は絶縁物によって覆わ
れる。
【0060】よって、半導体基板と引出線等との距離が
長くなる。特に、従来リーク電流の発生要因であった引
出線の端部と半導体基板との距離は、凹部を形成するこ
とにより確実に長くなるので、係る経路を介してのリー
ク電流の発生を抑制でき、絶縁性が向上する。
【0061】さらに、絶縁物は凹部内に充填されるの
で、絶縁物の厚さは引出線等の厚さに比べて十分厚くな
るので、ステップカバレージ性も良好となるので、係る
点でも絶縁性は向上する。
【0062】凹部内に充填された絶縁物が、絶縁基板の
表面と同一平面となるように平坦化したため、絶縁物,
絶縁基板と、半導体基板との接合面を密着させることが
でき、気密性が向上する。そのため、温度・湿気変化に
よりセンサ内部で結露を生じる可能性が少なくなるの
で、湿度特性も安定し良好なものとなる。
【0063】シリコン基板に凹溝を設ける場合は、係る
凹溝の内部に絶縁体を配置することによってシリコン基
板と引出線間の絶縁性をさらに高めることができる。こ
のとき形成する凹溝の幅は、引出線を底面に形成する凹
部の幅よりも大きくなるように形成すると、より絶縁性
は良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明に係る静電容量型圧力センサ
の第1の実施の形態を示す図である。(B)は、そのシ
リコン基板を取り外した状態を示す平面図である。
【図2】凹部に形成された引出線の構造を示す図であ
る。
【図3】本発明に係る凹部内に引出線を絶縁するための
工程を示す図である。
【図4】(A)は、本発明に係る静電容量型圧力センサ
の第2の実施の形態を示す図である。(B)は、そのシ
リコン基板を取り外した状態を示す平面図である。
【図5】(A)は、本発明に係る静電容量型圧力センサ
の第3の実施の形態を示す図である。(B)は、そのシ
リコン基板を取り外した状態を示す平面図である。
【図6】(A)は、本発明に係る静電容量型圧力センサ
の第4の実施の形態を示す図である。(B)は、そのシ
リコン基板を取り外した状態を示す平面図である。
【図7】(A)は、本発明に係る静電容量型圧力センサ
の第5の実施の形態を示す図である。(B)は、そのシ
リコン基板を取り外した状態を示す平面図である。
【図8】本発明に係る静電容量型圧力センサを用いて構
成される血圧計の実施の形態を示す図である。
【図9】従来の静電容量型圧力センサの一例を示す図で
ある。
【図10】従来の静電容量型圧力センサの問題点を示す
図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 1a 凹溝 2 ダイアフラム 3 可動電極 4 ガラス基板 5 圧力室 6 固定電極 8 引出線 9 絶縁体 11,11′ 凹部 12 絶縁物 15 凹所

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と、ダイアフラム付きの半導体
    基板とを接合して一体化し、 前記絶縁基板の接合側表面には、固定電極及びその固定
    電極に接続された引出線とをパターン形成し、 前記ダイアフラムの表面に可動電極を設け、 前記固定電極と前記可動電極とが対向配置され、その両
    電極間の静電容量により圧力を検出可能とした静電容量
    型圧力センサであって、 前記絶縁基板の接合側表面に凹部を設け、 前記凹部の内面に少なくとも前記引出線の一部を設けて
    前記半導体基板と前記引出線とを非接触状態とし、 かつ前記凹部内に表面が平坦な絶縁物を充填して前記引
    出線を被覆するとともに、その絶縁物の表面と絶縁基板
    の表面とが面一になるように配置したことを特徴とする
    静電容量型圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記凹部内に、前記引出線と前記固定電
    極を設けるとともに、 前記凹部内の前記引出線及び前記固定電極を前記絶縁物
    で被覆するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の静電容量型圧力センサ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の静電容量型圧力センサ
    において、 前記絶縁物の表面のうち前記固定電極を覆う部分の一部
    に凹所を形成し、 その凹所を圧力室として機能させるようにしたことを特
    徴とする静電容量型圧力センサ。
  4. 【請求項4】 前記可動電極の接合側表面の前記引出線
    と対向する位置に、凹溝を設し、 前記凹溝の奥面所定位置に、可撓性絶縁体を接着すると
    ともに、前記絶縁基板により押し潰してその可撓性絶縁
    体を前記凹溝の側面に密着させ、前記凹溝と前記絶縁基
    板表面で形成される空間を閉塞するようにしたことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の静電容量
    型圧力センサ。
  5. 【請求項5】 絶縁基板の表面所定位置に凹部を形成
    し、 その凹部内に少なくとも固定電極を外部と導通するため
    の引出線を形成し、 次いで、前記凹部内に前記絶縁基板の表面よりも突出す
    るように絶縁物を充填し、 その後、平坦化処理を行い前記絶縁物の突出した表面を
    除去し、絶縁物の表面と絶縁基板の表面とを面一にする
    工程を含んで絶縁基板を製造し、 その製造された絶縁基板と、ダイアフラム付きの半導体
    基板とを接合し一体化するようにした静電容量型圧力セ
    ンサの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の静
    電容量型圧力センサを用いた血圧計。
JP8207579A 1996-07-19 1996-07-19 静電容量型圧力センサ及びその製造方法並びにそのセンサを用いた血圧計 Withdrawn JPH1038734A (ja)

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