JPH1038476A - 炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱方法 - Google Patents
炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱方法Info
- Publication number
- JPH1038476A JPH1038476A JP8208995A JP20899596A JPH1038476A JP H1038476 A JPH1038476 A JP H1038476A JP 8208995 A JP8208995 A JP 8208995A JP 20899596 A JP20899596 A JP 20899596A JP H1038476 A JPH1038476 A JP H1038476A
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- Japan
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- preheating
- scrap
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- oxygen
- furnace
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スクラップの予熱効率を安定して且つ充分に向
上できる炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱方法を
提供する。 【解決手段】溶解炉の炉頂に装備された予熱装置にスク
ラップを投入し、該予熱装置に該溶解炉から発生する排
ガスを導入して、投入した該スクラップを導入した該排
ガスで予熱する方法において、予熱装置に炭材を投入
し、酸素含有ガスを導入する。
上できる炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱方法を
提供する。 【解決手段】溶解炉の炉頂に装備された予熱装置にスク
ラップを投入し、該予熱装置に該溶解炉から発生する排
ガスを導入して、投入した該スクラップを導入した該排
ガスで予熱する方法において、予熱装置に炭材を投入
し、酸素含有ガスを導入する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は炉頂予熱装置におけ
るスクラップの予熱方法に関する。スクラップを溶解
炉、例えばアーク炉で溶解する場合、原料となるスクラ
ップをアーク炉から発生する排ガスで予熱することが行
なわれる。スクラップの予熱に用いる装置には各種が知
られているが、近年では、予熱効率の点で、炉頂予熱装
置が注目されている。この炉頂予熱装置は、溶解炉の炉
頂にシャフトを立設し、シャフト内に１段又は２段以上
の多段で予熱室を形成して、予熱室に投入したスクラッ
プを該予熱室へ溶解炉から発生する排ガスを導入するこ
とにより予熱するものである。本発明はかかる炉頂予熱
装置におけるスクラップの予熱方法の改良に関する。
るスクラップの予熱方法に関する。スクラップを溶解
炉、例えばアーク炉で溶解する場合、原料となるスクラ
ップをアーク炉から発生する排ガスで予熱することが行
なわれる。スクラップの予熱に用いる装置には各種が知
られているが、近年では、予熱効率の点で、炉頂予熱装
置が注目されている。この炉頂予熱装置は、溶解炉の炉
頂にシャフトを立設し、シャフト内に１段又は２段以上
の多段で予熱室を形成して、予熱室に投入したスクラッ
プを該予熱室へ溶解炉から発生する排ガスを導入するこ
とにより予熱するものである。本発明はかかる炉頂予熱
装置におけるスクラップの予熱方法の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、炉頂予熱装置におけるスクラップ
の予熱方法として一般に、溶解炉の炉頂に装備された予
熱装置にスクラップを投入し、該予熱装置に該溶解炉か
ら発生する排ガスを導入して、投入した該スクラップを
導入した該排ガスで予熱する方法が行なわれている。と
ころが、この従来法には、排ガスの潜在的な保有熱を利
用しないため、予熱効率が悪いという問題がある。そこ
で従来、予熱効率を向上する方法として、炉内排ガス中
の一酸化炭素量を測定し、測定した一酸化炭素を完全燃
焼させるに足る量の酸素含有ガスを炉内へ吹き込み、吹
き込んだ酸素含有ガスで炉内排ガス中の一酸化炭素を燃
焼させ、その燃焼熱をもスクラップの予熱に利用する方
法が提案されている（特開平７−１４５４２０）。とこ
ろが、この従来法には、一酸化炭素の燃焼熱の多くが予
熱装置内のスクラップに伝わる前に溶解炉からの熱損失
として失われてしまい、またもともと炉内排ガス中の一
酸化炭素量は少なく、しかもその量は溶解炉の操業段階
によって大きく変動することもあり、結果として予熱効
率を安定して且つ充分に向上することができないという
問題がある。
の予熱方法として一般に、溶解炉の炉頂に装備された予
熱装置にスクラップを投入し、該予熱装置に該溶解炉か
ら発生する排ガスを導入して、投入した該スクラップを
導入した該排ガスで予熱する方法が行なわれている。と
ころが、この従来法には、排ガスの潜在的な保有熱を利
用しないため、予熱効率が悪いという問題がある。そこ
で従来、予熱効率を向上する方法として、炉内排ガス中
の一酸化炭素量を測定し、測定した一酸化炭素を完全燃
焼させるに足る量の酸素含有ガスを炉内へ吹き込み、吹
き込んだ酸素含有ガスで炉内排ガス中の一酸化炭素を燃
焼させ、その燃焼熱をもスクラップの予熱に利用する方
法が提案されている（特開平７−１４５４２０）。とこ
ろが、この従来法には、一酸化炭素の燃焼熱の多くが予
熱装置内のスクラップに伝わる前に溶解炉からの熱損失
として失われてしまい、またもともと炉内排ガス中の一
酸化炭素量は少なく、しかもその量は溶解炉の操業段階
によって大きく変動することもあり、結果として予熱効
率を安定して且つ充分に向上することができないという
問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来法では、スクラップの予熱効率を安定
して且つ充分に向上することができない点である。
する課題は、従来法では、スクラップの予熱効率を安定
して且つ充分に向上することができない点である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、溶解
炉の炉頂に装備された予熱装置にスクラップを投入し、
該予熱装置に該溶解炉から発生する排ガスを導入して、
投入した該スクラップを導入した該排ガスで予熱する方
法において、予熱装置に炭材を投入し、酸素含有ガスを
導入することを特徴とする炉頂予熱装置におけるスクラ
ップの予熱方法に係る。
炉の炉頂に装備された予熱装置にスクラップを投入し、
該予熱装置に該溶解炉から発生する排ガスを導入して、
投入した該スクラップを導入した該排ガスで予熱する方
法において、予熱装置に炭材を投入し、酸素含有ガスを
導入することを特徴とする炉頂予熱装置におけるスクラ
ップの予熱方法に係る。
【０００５】本発明において、炉頂予熱装置は、溶解炉
の炉頂にシャフトを立設し、シャフト内にフォークで仕
切った１段又は２段以上の多段で予熱室を形成して、各
予熱室にスクラップを投入するように構成したもので、
これには溶解炉から発生する排ガスを最下段の予熱室か
ら最上段の予熱室へと順次導入するようになっているも
のや、溶解炉から発生する排ガスを最下段の予熱室へ導
入すると共にバイパスを経由して最上段の予熱室へ導入
するようになっているもの等、各種の形式のものがあ
る。
の炉頂にシャフトを立設し、シャフト内にフォークで仕
切った１段又は２段以上の多段で予熱室を形成して、各
予熱室にスクラップを投入するように構成したもので、
これには溶解炉から発生する排ガスを最下段の予熱室か
ら最上段の予熱室へと順次導入するようになっているも
のや、溶解炉から発生する排ガスを最下段の予熱室へ導
入すると共にバイパスを経由して最上段の予熱室へ導入
するようになっているもの等、各種の形式のものがあ
る。
【０００６】本発明では、前記のような予熱装置、より
具体的には予熱室にスクラップを投入し、これと共に或
はこれとは別に炭材を投入する。炭材としては、カーボ
ンブラック、コークス、木炭等を使用できる。炭材は、
その投入量が特に制限されるというものではないが、予
熱室に投入するスクラップ１０００kg当たり好ましくは
３kg以上、より好ましくは５kg以上、更により好ましく
は５〜５０kgの割合となるように投入する。
具体的には予熱室にスクラップを投入し、これと共に或
はこれとは別に炭材を投入する。炭材としては、カーボ
ンブラック、コークス、木炭等を使用できる。炭材は、
その投入量が特に制限されるというものではないが、予
熱室に投入するスクラップ１０００kg当たり好ましくは
３kg以上、より好ましくは５kg以上、更により好ましく
は５〜５０kgの割合となるように投入する。
【０００７】また本発明では、前記のような予熱装置、
より具体的には予熱室に酸素含有ガスを導入する。酸素
含有ガスとしては、空気、酸素富化の空気、純酸素等を
使用できる。酸素含有ガスは、その導入量が特に制限さ
れるというものではなく、投入炭材量との関係で適宜に
選択され得るが、予熱室に導入するガス（排ガス及び酸
素含有ガス）中の酸素濃度が好ましくは５容量％以上、
より好ましくは８容量％以上、更に好ましくは８〜１５
容量％となるように導入する。酸素含有ガスは結果とし
て予熱室に導入されればよく、その導入は能動的な吹き
込み、受動的な吸い込みのどちらによってもよい。
より具体的には予熱室に酸素含有ガスを導入する。酸素
含有ガスとしては、空気、酸素富化の空気、純酸素等を
使用できる。酸素含有ガスは、その導入量が特に制限さ
れるというものではなく、投入炭材量との関係で適宜に
選択され得るが、予熱室に導入するガス（排ガス及び酸
素含有ガス）中の酸素濃度が好ましくは５容量％以上、
より好ましくは８容量％以上、更に好ましくは８〜１５
容量％となるように導入する。酸素含有ガスは結果とし
て予熱室に導入されればよく、その導入は能動的な吹き
込み、受動的な吸い込みのどちらによってもよい。
【０００８】予熱室に酸素含有ガスを導入すると、これ
によって該予熱室へ導入した排ガス中の一酸化炭素が燃
焼するため、その燃焼熱をスクラップの予熱に直接的に
利用できるだけでなく、該予熱室に投入した炭材から一
酸化炭素が生じ、更にこの一酸化炭素が燃焼するため、
その燃焼熱をスクラップの予熱に積極的且つ直接的に利
用できる。本発明によると、予熱室への炭材の投入及び
酸素含有ガスの導入により、該炭材から生じる一酸化炭
素の燃焼熱をスクラップの予熱に積極的且つ直接的に利
用できるので、スクラップの予熱効率を安定して且つ充
分に向上できる。
によって該予熱室へ導入した排ガス中の一酸化炭素が燃
焼するため、その燃焼熱をスクラップの予熱に直接的に
利用できるだけでなく、該予熱室に投入した炭材から一
酸化炭素が生じ、更にこの一酸化炭素が燃焼するため、
その燃焼熱をスクラップの予熱に積極的且つ直接的に利
用できる。本発明によると、予熱室への炭材の投入及び
酸素含有ガスの導入により、該炭材から生じる一酸化炭
素の燃焼熱をスクラップの予熱に積極的且つ直接的に利
用できるので、スクラップの予熱効率を安定して且つ充
分に向上できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施形態を略示す
る縦断面図である。溶解炉１１の頂部に炉内と連通する
シャフト２１が立設されており、シャフト２１内には開
閉可能なフォーク３１，３２で上下２段に仕切られた予
熱室４１，４２が形成されていて、予熱室４１，４２に
スクラップ及び炭材が投入されている。フォーク３２よ
りも下方におけるシャフト２１の側面下部と上段の予熱
室４１を形成するシャフト２１の側面上部との間にはバ
イパス５１が渡されている。上段の予熱室４１を形成す
るシャフト２１の側面上部からは予熱室４１内にガス供
給管６１が挿入されており、ガス供給管６１にはバルブ
７１が介装されていて、その上流側は図示しない酸素含
有ガス供給源へと接続されている。またフォーク３２よ
りも下方におけるシャフト２１の側面下部からはフォー
ク３２のほぼ直下におけるシャフト２１内にガス供給管
６２が挿入されており、ガス供給管６２にはバルブ７２
が介装されていて、その上流側は図示しない酸素含有ガ
ス供給源へと接続されている。そして下段の予熱室４２
を形成するシャフト２１の側面上部には排ガスダクト８
１が接続されており、排ガスダクト８１の下流側に集塵
装置８２及び排気ブロア８３が接続されている。
る縦断面図である。溶解炉１１の頂部に炉内と連通する
シャフト２１が立設されており、シャフト２１内には開
閉可能なフォーク３１，３２で上下２段に仕切られた予
熱室４１，４２が形成されていて、予熱室４１，４２に
スクラップ及び炭材が投入されている。フォーク３２よ
りも下方におけるシャフト２１の側面下部と上段の予熱
室４１を形成するシャフト２１の側面上部との間にはバ
イパス５１が渡されている。上段の予熱室４１を形成す
るシャフト２１の側面上部からは予熱室４１内にガス供
給管６１が挿入されており、ガス供給管６１にはバルブ
７１が介装されていて、その上流側は図示しない酸素含
有ガス供給源へと接続されている。またフォーク３２よ
りも下方におけるシャフト２１の側面下部からはフォー
ク３２のほぼ直下におけるシャフト２１内にガス供給管
６２が挿入されており、ガス供給管６２にはバルブ７２
が介装されていて、その上流側は図示しない酸素含有ガ
ス供給源へと接続されている。そして下段の予熱室４２
を形成するシャフト２１の側面上部には排ガスダクト８
１が接続されており、排ガスダクト８１の下流側に集塵
装置８２及び排気ブロア８３が接続されている。
【００１０】内部に上下２段の予熱室４１，４２が形成
されたシャフト２１及びバイパス５１並びにガス供給管
６１，６２を備える図示した炉頂予熱装置では、溶解炉
１１から発生する排ガスの一部及びガス供給管６２から
供給する酸素含有ガスを予熱室４２へ導入し、また溶解
炉１１から発生する排ガスの残部及びガス供給管６１か
ら供給する酸素含有ガスを予熱室４１へ導入して、導入
した酸素含有ガスにより予熱室４１，４２に投入されて
いる炭材から一酸化炭素を発生させ、更にこの一酸化炭
素を燃焼させて、その燃焼熱をも利用して予熱室４１，
４２に投入されているスクラップを予熱するようになっ
ている。
されたシャフト２１及びバイパス５１並びにガス供給管
６１，６２を備える図示した炉頂予熱装置では、溶解炉
１１から発生する排ガスの一部及びガス供給管６２から
供給する酸素含有ガスを予熱室４２へ導入し、また溶解
炉１１から発生する排ガスの残部及びガス供給管６１か
ら供給する酸素含有ガスを予熱室４１へ導入して、導入
した酸素含有ガスにより予熱室４１，４２に投入されて
いる炭材から一酸化炭素を発生させ、更にこの一酸化炭
素を燃焼させて、その燃焼熱をも利用して予熱室４１，
４２に投入されているスクラップを予熱するようになっ
ている。
【００１１】
【実施例】図２は図１について前述した実施形態にした
がいスクラップを予熱したときの予熱時間（分）に対す
るスクラップの平均温度（℃）を例示するグラフであ
る。Ａは予熱室に炭材を投入しなかった場合（比較
例）、Ｂは予熱室に炭材としてコークスをスクラップ１
０００kg当たり１０kgの割合で投入した場合（実施例
１）、Ｃは予熱室に炭材としてコークスをスクラップ１
０００kg当たり２０kgの割合で投入した場合（実施例
２）、Ｄは予熱室に炭材としてコークスをスクラップ１
０００kg当たり３０kgの割合で投入した場合（実施例
３）である。各場合においていずれも、説明を省略する
他の条件は同じになるように行ない、また予熱室に導入
するガス中の酸素濃度が１０容量％となるよう酸素含有
ガスとして酸素ガスを導入した。図２からも、予熱室に
炭材を投入し、酸素含有ガスを導入する本発明の効果が
明らかである。
がいスクラップを予熱したときの予熱時間（分）に対す
るスクラップの平均温度（℃）を例示するグラフであ
る。Ａは予熱室に炭材を投入しなかった場合（比較
例）、Ｂは予熱室に炭材としてコークスをスクラップ１
０００kg当たり１０kgの割合で投入した場合（実施例
１）、Ｃは予熱室に炭材としてコークスをスクラップ１
０００kg当たり２０kgの割合で投入した場合（実施例
２）、Ｄは予熱室に炭材としてコークスをスクラップ１
０００kg当たり３０kgの割合で投入した場合（実施例
３）である。各場合においていずれも、説明を省略する
他の条件は同じになるように行ない、また予熱室に導入
するガス中の酸素濃度が１０容量％となるよう酸素含有
ガスとして酸素ガスを導入した。図２からも、予熱室に
炭材を投入し、酸素含有ガスを導入する本発明の効果が
明らかである。
【００１２】図３は図１について前述した実施形態にし
たがいスクラップを予熱開始して３０分後における炭材
としてのコークス投入量（kg／スクラップ１０００kg）
に対するスクラップの予熱効率（％）を例示するグラフ
である。各コークス投入量の場合においていずれも、説
明を省略する他の条件は同じになるように行ない、また
予熱室に導入するガス中の酸素濃度が８容量％となるよ
う酸素含有ガスとして酸素ガスを導入した。図３から
も、予熱室に炭材を投入し、酸素含有ガスを導入する本
発明の効果が明らかである。
たがいスクラップを予熱開始して３０分後における炭材
としてのコークス投入量（kg／スクラップ１０００kg）
に対するスクラップの予熱効率（％）を例示するグラフ
である。各コークス投入量の場合においていずれも、説
明を省略する他の条件は同じになるように行ない、また
予熱室に導入するガス中の酸素濃度が８容量％となるよ
う酸素含有ガスとして酸素ガスを導入した。図３から
も、予熱室に炭材を投入し、酸素含有ガスを導入する本
発明の効果が明らかである。
【００１３】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、炉頂予熱装置においてスクラップの予熱効率を
安定して且つ充分に向上することができるという効果が
ある。
明には、炉頂予熱装置においてスクラップの予熱効率を
安定して且つ充分に向上することができるという効果が
ある。
【図１】本発明の実施形態を略示する縦断面図。
【図２】本発明による場合を含めて予熱時間に対するス
クラップの平均温度を例示するグラフ。
クラップの平均温度を例示するグラフ。
【図３】本発明による場合を含めて炭材としてのコーク
ス投入量に対するスクラップの予熱効率を例示するグラ
フ。
ス投入量に対するスクラップの予熱効率を例示するグラ
フ。
１１・・・溶解炉、２１・・・シャフト、３１，３２・
・・フォーク、４１，４２・・・予熱室、５１・・・バ
イバス、６１，６２・・・ガス供給管、８１・・・排ガ
スダクト
・・フォーク、４１，４２・・・予熱室、５１・・・バ
イバス、６１，６２・・・ガス供給管、８１・・・排ガ
スダクト
Claims (3)
- 【請求項１】 溶解炉の炉頂に装備された予熱装置にス
クラップを投入し、該予熱装置に該溶解炉から発生する
排ガスを導入して、投入した該スクラップを導入した該
排ガスで予熱する方法において、予熱装置に炭材を投入
し、酸素含有ガスを導入することを特徴とする炉頂予熱
装置におけるスクラップの予熱方法。 - 【請求項２】 予熱装置に投入するスクラップ１０００
kg当たり炭材を３kg以上の割合となるよう投入する請求
項１記載の炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱方
法。 - 【請求項３】 予熱装置に導入するガス中の酸素濃度が
５容量％以上となるよう酸素含有ガスを導入する請求項
１又は２記載の炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8208995A JPH1038476A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8208995A JPH1038476A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1038476A true JPH1038476A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16565582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8208995A Pending JPH1038476A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 炉頂予熱装置におけるスクラップの予熱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1038476A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7134746B2 (en) | 2002-02-05 | 2006-11-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Piezoelectric transducer for use in ink ejector and method of manufacturing the piezoelectric transducer |
| WO2013044410A1 (zh) * | 2011-09-28 | 2013-04-04 | 河北文丰钢铁有限公司 | 冶炼用罐 |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP8208995A patent/JPH1038476A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7134746B2 (en) | 2002-02-05 | 2006-11-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Piezoelectric transducer for use in ink ejector and method of manufacturing the piezoelectric transducer |
| WO2013044410A1 (zh) * | 2011-09-28 | 2013-04-04 | 河北文丰钢铁有限公司 | 冶炼用罐 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20040309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
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| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
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