JPH1038425A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JPH1038425A
JPH1038425A JP19425896A JP19425896A JPH1038425A JP H1038425 A JPH1038425 A JP H1038425A JP 19425896 A JP19425896 A JP 19425896A JP 19425896 A JP19425896 A JP 19425896A JP H1038425 A JPH1038425 A JP H1038425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
condenser
ice
outlet pipe
evaporator
Prior art date
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Pending
Application number
JP19425896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Megata
雅人 目片
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP19425896A priority Critical patent/JPH1038425A/ja
Publication of JPH1038425A publication Critical patent/JPH1038425A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷機の製氷運転時において、庫内タンクに
給水されている水の凍結を防止することを目的とする。 【解決手段】 製氷機の冷却装置を構成する吐出管2
3、または凝縮器出口管25は製氷運転開始後、急激に
温度が上昇する。このため、この内部を流れるホットガ
スを加熱源としてまずタンク13を暖める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内タンクに給水
されている水の凍結を防止し、または庫内タンク上部に
配置しているフロートの凍結を防ぎ、または散水器出口
が氷で詰まるのを防ぐため、加熱原としてホットガスを
用いる製氷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、背面アイスバーン方式の製氷機と
しては特開昭63−254368号公報のようなものが
一般的に知られている。
【0003】ここでまず、従来の技術について、図2と
図3を用いて説明する。1は製氷機の本体であり、この
本体1は、外箱2と内箱3および断熱材4よりなり、こ
の本体1内には製氷兼貯氷室5と機械室6とに区画され
ている。機械室6内には冷却サイクルを構成する圧縮機
7,凝縮器8、ファンモータ9および電磁弁10などが
収容されている。
【0004】また、製氷室兼貯氷室5内には室内に傾斜
して設けられ、かつ板状氷を生成する蒸発器11、この
蒸発器11に循環水を流下せしめる散水器12、循環水
を貯留するタンク13、庫内タンク13内の循環水を散
水器12に循環せしめるポンプモータ14、板状氷を裁
断するカッターグリッド15などがそれぞれ収容されて
いる。
【0005】また、前記ポンプモータ14と前記散水器
12はホースA16、T字型の分岐管A17、ホースB
18、ホースC19で接続されている。給水弁20は庫
内タンク13へ所定量の水を給水し、接続ホース(図示
せず)によってと水道と給水弁20が接続されている。
【0006】次に製氷機の動作について説明する。前記
製氷室兼貯氷室5内には、庫内タンク13が備え付けら
れており、取水口21から取水された水はポンプモータ
14によりホースA16とT字型の分岐管A17とホー
スB18とホースC19を通じて散水器12に送られ、
蒸発器11で循環水を冷やすことにより板状氷を生成す
る。
【0007】ここで、フロート22とコントローラー
(図示せず)を用いて所定の厚みを有する氷が蒸発器1
1に生成されると電磁弁10が切り替わり、吐出管23
から蒸発器11に熱源としてホットガスを流し蒸発器1
1から板状氷を強制的に離氷させる。板状氷はカッター
グリッド15に送られ、所定の大きさにカットされ、製
氷室兼貯氷室5に貯める構造となっている。
【0008】ここで、低外気温度時には散水器水流出部
まで氷が発達し、散水器水出口を塞いでしまい、水漏れ
を生じることがある。このため、この氷の発達を防止す
るため、散水器にヒーター24を取りつけている機種も
存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、製氷運転を開始して蒸発器11に板状氷
が生成し始めると、循環水が0℃を下回り、庫内タンク
13内にみぞれ状氷が発生することがある。このみぞれ
状氷がポンプモーター14の取水口21を塞ぐと、循環
水が循環しにくくなり、蒸発器11上に美しい板状氷が
生成されない。
【0010】またある程度製氷運転を行うと、蒸発器1
1によって冷やされた空気が、庫内タンク13上部に集
まってくるため、庫内タンク13上部の雰囲気温度が0
℃を下回る。このため、庫内タンク13上部から水面付
近に設置してあるフロート22が凍結し、所定の厚みの
氷が生成できないことがある。
【0011】また低外気温度状態で板状厚氷を生成する
ような設定で製氷運転を行うと、散水器12の水出口ま
で板状氷が発達し、散水器12から水漏れを生じ、製氷
運転に支障をきたすことがある。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決しようとす
るもので、ヒーターなどの伝熱装置を用いることなく各
部を加熱し、安定した循環水の循環を確保し、設定通り
の厚みを有する美しい板状氷を生成することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は圧縮機の吐出管、または凝縮器の出口管か
ら流れ出るホットガスを熱源として、タンクに給水され
た循環水を加熱し、みぞれ状氷の発生を防止する。
【0014】また、庫内タンク上部の雰囲気を加熱する
ため、圧縮機の吐出管または凝縮器の出口管を配設する
ことにより、庫内タンクの水面付近に設置してあるフロ
ートの凍結を防止する。
【0015】また、蒸発器の上部に配置した散水器を加
熱するため、圧縮機の吐出管または凝縮器の出口管を直
接前記散水器に接触するような構造を有することによ
り、散水器からの水漏れを防止し、氷の発達を防止す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機と凝縮器とキャピラリーチューブと蒸発器を
順次接続した冷却装置と、前記圧縮機の吐出管または前
記凝縮器の出口管を流れるホットガスを熱源として、タ
ンクに給水された循環水を加熱する製氷帰としたもので
あり、蒸発器上に氷が生成し始めるときに庫内タンク内
に発生するみぞれ状氷を溶かし、ポンプモーターによる
取水を安定的に確保し、安定した水循環を確保すること
により、散水器からの水漏れ、蒸発器上での水分かれを
防止し、美しい板上氷を生成することができるという作
用を有する。
【0017】請求項2に記載の発明は、前記庫内タンク
上部の雰囲気を加熱するため、蒸発器によって冷やされ
た空気が集まってくる庫内タンク上部を暖めることによ
り、フロートの凍結を防ぐという作用を有する。
【0018】請求項3に記載の発明は、前記蒸発器の上
部に配置した散水器を加熱するため、前記吐出管または
前記出口管を配設する請求項1記載の製氷機としたもの
であり、製氷機の周囲温度がサーミスタによって低外気
温であることが判明し、コントロールBOXに備え付け
られている氷厚設定つまみで製氷運転時間を設定し、板
上厚氷を生成するような状況下においたときに散水器水
出口まで氷が発達するのを防ぐという作用を有する。
【0019】以下本発明の一実施の形態を図1を用いて
説明する。 (実施の形態1)庫内タンク13に水が充分給水され、
製氷機が製氷運転を開始すると、凝縮器出口温度は上昇
し、凝縮器出口管25によってまず散水器12が暖めら
れる。散水器12を通過した凝縮器出口管25はさらに
庫内タンク13上部へと向かい、庫内タンク13上部の
雰囲気温度を上昇させ、フロート22の凍結を防止す
る。
【0020】この後、庫内タンク13内部へ凝縮器出口
管25を通じることにより、ポンプモーター14によっ
て蒸発器11上を循環しながら冷やされている循環水を
暖め、循環水の急激な温度降下を防ぎ、凍結を防止す
る。凝縮器出口管25は、ドライヤー26からキャピラ
リーチューブ27を通じて蒸発器11へと向かい、通常
の冷凍サイクルを形成する。
【0021】この構成により、循環水は庫内タンク13
内での凍結、散水器12での水漏れを生じることなく、
安定してポンプモーター14から蒸発器11上を流れて
庫内タンク13へと戻ってくることができる。
【0022】また、フロート22は庫内タンク13内に
給水されている水量を確実に把握し、所定の氷厚を揺す
る板状氷を生成することができる。
【0023】なお、本実施の形態では凝縮器出口管25
から流れでるホットガスを利用して、庫内タンク13内
部に給水されている循環水、庫内タンク13上部雰囲
気、散水器12の加熱を行っているが、庫内タンク13
に給水されている循環水を必要以上に暖めて製氷に影響
を及ぼしたり、製氷室兼貯氷室5全体の雰囲気温度を必
要以上に上昇させて氷を溶かしたりすることがなけれ
ば、吐出管23から流れ出るホットガスを利用した方
が、より高い効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、凝縮器を通じて
通常外部へ放熱している吐出管、または凝縮器出口から
流れ出るホットガスを熱源として用いるため、庫内タン
クに給水されている循環水温度、庫内タンク上部雰囲気
温度、散水器温度を上昇させるのにヒーターなどの伝熱
装置を用いなくともよい。
【0025】このため、エネルギーを消費することな
く、庫内タンクにみぞれ状氷を発生させず、ポンプモー
ターの取水口は安定した取水を確保でき、フロートは凍
結することなく所定の氷厚を有する板状氷を生成し、散
水器から流れ出る循環水は蒸発器上をきれいに流れ、美
しい板状氷を生成することができる。これは実用上きわ
めて有利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式図
【図2】製氷機の構成を示す側面断面図
【図3】製氷機の構成を示す模式図
【符号の説明】
7 圧縮機 8 凝縮器 11 蒸発器 12 散水器 13 庫内タンク 23 吐出管 25 凝縮器出口管 27 キャピラリーチューブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と凝縮器とキャピラリーチューブ
    と蒸発器を順次接続した冷却装置と、前記圧縮機の吐出
    管または前記凝縮器の出口管を流れるホットガスとから
    なり、タンクに給水された循環水を加熱してなる製氷
    機。
  2. 【請求項2】 タンク上部の雰囲気を、圧縮機の吐出管
    または凝縮器の出口管にて加熱してなる請求項1記載の
    製氷機。
  3. 【請求項3】 蒸発器の上部に配置した散水器を加熱す
    るため、圧縮機の吐出管または凝縮器の出口管を配設し
    てなる請求項1記載の製氷機。
JP19425896A 1996-07-24 1996-07-24 製氷機 Pending JPH1038425A (ja)

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JP19425896A JPH1038425A (ja) 1996-07-24 1996-07-24 製氷機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100375876C (zh) * 2006-05-16 2008-03-19 宁波大学 一种热融脱落式制冰装置
CN108716796A (zh) * 2018-03-30 2018-10-30 青岛海尔股份有限公司 冰箱制冰机进水管的安装结构及具有其的冰箱

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100375876C (zh) * 2006-05-16 2008-03-19 宁波大学 一种热融脱落式制冰装置
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