JPS5938694Y2 - 製氷装置 - Google Patents
製氷装置Info
- Publication number
- JPS5938694Y2 JPS5938694Y2 JP10195981U JP10195981U JPS5938694Y2 JP S5938694 Y2 JPS5938694 Y2 JP S5938694Y2 JP 10195981 U JP10195981 U JP 10195981U JP 10195981 U JP10195981 U JP 10195981U JP S5938694 Y2 JPS5938694 Y2 JP S5938694Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- making
- forming member
- heater
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、氷塊を形成する製氷形成部材を上下複数段に
配設して複数枚の氷塊を形成する製氷装置の改良に関す
るもので、氷塊の剥離が確実に行なえるようにすること
を目的の一つとするものである。
配設して複数枚の氷塊を形成する製氷装置の改良に関す
るもので、氷塊の剥離が確実に行なえるようにすること
を目的の一つとするものである。
通常この種製氷装置は、本体内に設けた最下段の製氷形
成部材に氷塊の厚さを検出して製氷の完了を検知する製
氷検出装置を設け、この検出装置の動作によって他の製
氷形成部材を自めた全ての製氷形成部材を脱水運転に切
換えるようにし、そして前記検出装置が脱水を検知する
と上述同様に全て製氷形成部材が脱水運転を停止すると
ともに再び製氷運転に入る構成であった。
成部材に氷塊の厚さを検出して製氷の完了を検知する製
氷検出装置を設け、この検出装置の動作によって他の製
氷形成部材を自めた全ての製氷形成部材を脱水運転に切
換えるようにし、そして前記検出装置が脱水を検知する
と上述同様に全て製氷形成部材が脱水運転を停止すると
ともに再び製氷運転に入る構成であった。
ところが、このような構成であると、製氷形成部材にお
ける冷却器の密着度合のばらつき、あるいは本体外温度
条件等により検出装置が設けられていない側の製氷形成
部材の氷塊が完全に剥離脱水されていないことがあり、
この氷塊が残ったまま製氷運転に入るものであった。
ける冷却器の密着度合のばらつき、あるいは本体外温度
条件等により検出装置が設けられていない側の製氷形成
部材の氷塊が完全に剥離脱水されていないことがあり、
この氷塊が残ったまま製氷運転に入るものであった。
この場合、氷塊の上に流水が行なわれてさらに氷塊を生
成するため氷塊の厚みにばらつきを生じたり、また流水
が庫内に滴下して生成された氷塊を溶かしたり、生成さ
れた氷塊が脱水しないことによる結果的な製氷能力の減
少等の欠点があったが、製氷系統に特に支障とならない
ため何ら対策が施されていないのが現状であった。
成するため氷塊の厚みにばらつきを生じたり、また流水
が庫内に滴下して生成された氷塊を溶かしたり、生成さ
れた氷塊が脱水しないことによる結果的な製氷能力の減
少等の欠点があったが、製氷系統に特に支障とならない
ため何ら対策が施されていないのが現状であった。
しかしながら近年の氷塊の需要状況、製氷能の向上等の
面から氷塊にばらつきが生じること、氷塊が溶けること
、同一消費電力を費やしながら製氷能力が十分に生かさ
れないこと等の欠点は好ましくないものである。
面から氷塊にばらつきが生じること、氷塊が溶けること
、同一消費電力を費やしながら製氷能力が十分に生かさ
れないこと等の欠点は好ましくないものである。
本考案は、上記従来の製氷装置にみられる欠点を除去す
るものである。
るものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
明する。
図において、1は外箱2、内箱3および両箱2゜3間に
充填する断熱材4等より構成された製氷装置の本体で、
この本体1内部の製氷室A内には、裏面に冷却器5,5
′が設けられかつ所定間隔を介して上下複数段に一方向
へ傾斜して配設される板状の製氷形成部材6,6′と、
水槽7、揚水ポンプ8およびこの揚水ポンプ8により汲
み上げられた水を最上段の製氷形成部材6に流水する散
水管9と、上段の製氷形成部材6を流下した水を下段の
製氷形成部材6′上に導く流水受皿10等からなる流水
循環製氷系統の諸装置がそれぞれ配設され、さらに前記
各製氷形成部材6,6′の前方に、この部材6,6′よ
り剥離脱水された氷塊を受容するとともに小氷塊に切断
するカッティングヒータ11,11’がそれぞれ配設さ
れている。
充填する断熱材4等より構成された製氷装置の本体で、
この本体1内部の製氷室A内には、裏面に冷却器5,5
′が設けられかつ所定間隔を介して上下複数段に一方向
へ傾斜して配設される板状の製氷形成部材6,6′と、
水槽7、揚水ポンプ8およびこの揚水ポンプ8により汲
み上げられた水を最上段の製氷形成部材6に流水する散
水管9と、上段の製氷形成部材6を流下した水を下段の
製氷形成部材6′上に導く流水受皿10等からなる流水
循環製氷系統の諸装置がそれぞれ配設され、さらに前記
各製氷形成部材6,6′の前方に、この部材6,6′よ
り剥離脱水された氷塊を受容するとともに小氷塊に切断
するカッティングヒータ11,11’がそれぞれ配設さ
れている。
12はガイド板で、前記上段のカッティングヒータ11
によって切断された小氷塊を受容して製氷室Aの貯水部
に導く。
によって切断された小氷塊を受容して製氷室Aの貯水部
に導く。
13は前記最下段の製氷形成部材6′の上面に所定間隔
を介して配置された製氷検出装置で、前記形成部材6′
上に形成する氷塊の厚さを検出する検出腕(図示せず)
を常時回動せるモータ14と、この検出腕によって接点
を切換えるスイッチ15とより構成され、通常前記検出
腕が氷塊を検出していないときは、接点a側が閉成され
て前記揚水ポンプ8を作動して製氷運転を行っている。
を介して配置された製氷検出装置で、前記形成部材6′
上に形成する氷塊の厚さを検出する検出腕(図示せず)
を常時回動せるモータ14と、この検出腕によって接点
を切換えるスイッチ15とより構成され、通常前記検出
腕が氷塊を検出していないときは、接点a側が閉成され
て前記揚水ポンプ8を作動して製氷運転を行っている。
16は冷却器5,5′へ圧縮機19からのホットガスを
流す側路管18中に介在された電磁弁である。
流す側路管18中に介在された電磁弁である。
また17は製氷形成部材6の裏面に設けたヒータで脱水
運転時の加熱源として作用する。
運転時の加熱源として作用する。
尚20は凝縮器を示す。上記構成において、製氷形成部
材6,6′に所定厚さの氷塊が形成され検出腕が押上げ
られると、スイッチ15は接点aから接点すに切換わり
、揚水ポンプ8を停止するとともに電磁弁16を開放し
前記冷却器5,5′にホットガスを流して製氷運転を脱
水運転に切換える。
材6,6′に所定厚さの氷塊が形成され検出腕が押上げ
られると、スイッチ15は接点aから接点すに切換わり
、揚水ポンプ8を停止するとともに電磁弁16を開放し
前記冷却器5,5′にホットガスを流して製氷運転を脱
水運転に切換える。
このとき、前記電磁弁16の開放と同時に前記製氷検出
装置13を備えていない他の製氷形成部材6の裏面に設
けた電気ヒータ17が加熱する。
装置13を備えていない他の製氷形成部材6の裏面に設
けた電気ヒータ17が加熱する。
したがって前記他方の製氷形成部材6は、製氷検出装置
13を備えた製氷形成部材6′よりも多量の熱量を受け
てこれに形成された氷塊を速く溶解してカッティングヒ
ータ11上に落下させる。
13を備えた製氷形成部材6′よりも多量の熱量を受け
てこれに形成された氷塊を速く溶解してカッティングヒ
ータ11上に落下させる。
そしてその後、一方の製氷形成部材6′の氷塊も溶解さ
れてカッティングヒータ11′上に落下する。
れてカッティングヒータ11′上に落下する。
これにより前記検出装置13のスイッチ15の接点がb
から再び接点aに切換り再び製氷運転に入る。
から再び接点aに切換り再び製氷運転に入る。
したがって、製氷検出装置13を備えていない製氷形成
部材6の氷塊から必ず剥離脱水することができその後検
出装置13を備えた製氷形成部材6′の氷塊を脱水する
というような脱水順序を制制することができるため、氷
塊が制氷形成部材6に残留しているにも拘わらず次回の
製氷運転を開始するというような憂いがなくなる。
部材6の氷塊から必ず剥離脱水することができその後検
出装置13を備えた製氷形成部材6′の氷塊を脱水する
というような脱水順序を制制することができるため、氷
塊が制氷形成部材6に残留しているにも拘わらず次回の
製氷運転を開始するというような憂いがなくなる。
上記実施例より明らかなように、本考案の製氷装置は、
本体の内部に上下複数段に配設した流水循環式の製氷形
成部材と、この製氷形成部材のそれぞれに圧縮機からの
ホットガスを流す側路管と、前記複数の製氷形成部材の
うち、少なくとも一つの製氷形成部材に設けた製氷検出
装置と、他の製氷形成部材に設けたヒータとを有し、前
記製氷検出装置の脱水運転への切換によって前記側路管
に設けた電磁弁の開成と同時に前記ヒータに通電するこ
とにより製氷検出部材を設けた側の製氷形成部材よりも
他方の製氷形成部材への加熱量を多くして氷塊を剥離脱
水するようにしたことを特徴とするもので、前記製氷検
出装置を備えていない製氷形成部材の氷塊から必ず剥離
脱水し、その後検出装置を備えた製氷形成部材の氷塊を
脱水するというような脱水順序を制御することができ氷
塊が製氷形成部材に残留しているにも拘わらず次回の製
氷運転を開始するというような憂いがなくなるため、流
水循環系統に支障をきたすこともなく、氷厚のばらつき
製氷能力の減少もない。
本体の内部に上下複数段に配設した流水循環式の製氷形
成部材と、この製氷形成部材のそれぞれに圧縮機からの
ホットガスを流す側路管と、前記複数の製氷形成部材の
うち、少なくとも一つの製氷形成部材に設けた製氷検出
装置と、他の製氷形成部材に設けたヒータとを有し、前
記製氷検出装置の脱水運転への切換によって前記側路管
に設けた電磁弁の開成と同時に前記ヒータに通電するこ
とにより製氷検出部材を設けた側の製氷形成部材よりも
他方の製氷形成部材への加熱量を多くして氷塊を剥離脱
水するようにしたことを特徴とするもので、前記製氷検
出装置を備えていない製氷形成部材の氷塊から必ず剥離
脱水し、その後検出装置を備えた製氷形成部材の氷塊を
脱水するというような脱水順序を制御することができ氷
塊が製氷形成部材に残留しているにも拘わらず次回の製
氷運転を開始するというような憂いがなくなるため、流
水循環系統に支障をきたすこともなく、氷厚のばらつき
製氷能力の減少もない。
またヒータはホットガスの脱水に加えて補助的加熱であ
るため発熱量はわずかでよく、かつヒータ自体にて脱水
の優先を決定しているので冷却サイクルの改良がなく既
在の製氷装置へも簡単に適用することができる等、種々
の利点を有するものである。
るため発熱量はわずかでよく、かつヒータ自体にて脱水
の優先を決定しているので冷却サイクルの改良がなく既
在の製氷装置へも簡単に適用することができる等、種々
の利点を有するものである。
第1図は本考案の一実施例における製氷装置の断面図、
第2図は同製氷装置の電気配線図、第3図は同製氷装置
の冷却サイクル図である。 1・・・・・・本体、6,6’・・・・・・製氷形成部
材、13・・・・・・製氷検出装置、17・・・・・・
ヒータ。
第2図は同製氷装置の電気配線図、第3図は同製氷装置
の冷却サイクル図である。 1・・・・・・本体、6,6’・・・・・・製氷形成部
材、13・・・・・・製氷検出装置、17・・・・・・
ヒータ。
Claims (1)
- 本体の内部に上下複数段に配設した流水循環式の製氷形
成部材と、この製氷形成部材のそれぞれに圧縮機からの
ホットガスを流れ側路管と、前記複数の製氷形成部材の
うち、少なくとも一つの製氷形成部材に設けた製氷検出
装置と、他の製氷形成部材に設けたヒータとを有し、前
記製氷検出装置の脱水運転への切換によって前記側路管
に設けた電磁弁の開成と同時に前記ヒータに通電するこ
とにより製氷検出部材を設けた側の製氷形成部材よりも
他方の製氷形成部材への加熱量を多くして氷塊を剥離脱
水するよう1こした製氷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10195981U JPS5938694Y2 (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 製氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10195981U JPS5938694Y2 (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 製氷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57177074U JPS57177074U (ja) | 1982-11-09 |
JPS5938694Y2 true JPS5938694Y2 (ja) | 1984-10-27 |
Family
ID=29896614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10195981U Expired JPS5938694Y2 (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 製氷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938694Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10195981U patent/JPS5938694Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57177074U (ja) | 1982-11-09 |
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