JPH09318212A - 製氷機 - Google Patents
製氷機Info
- Publication number
- JPH09318212A JPH09318212A JP13809696A JP13809696A JPH09318212A JP H09318212 A JPH09318212 A JP H09318212A JP 13809696 A JP13809696 A JP 13809696A JP 13809696 A JP13809696 A JP 13809696A JP H09318212 A JPH09318212 A JP H09318212A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- ice
- tank
- evaporator
- ice making
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C1/00—Producing ice
- F25C1/12—Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製氷機の製氷運転時、庫内タンクに発生する
みぞれ状氷の発生により、ポンプモーターの取水口が塞
がれることを防止するため、製氷運転途中に給水弁を一
定時間開き、みぞれ状氷を溶かすことを目的とする。 【解決手段】 製氷機の製氷運転開始後、庫内タンク1
3にためられた水が蒸発器11によって冷やされ、循環
水が過冷却されると水温が0℃を下回る。このとき、蒸
発器サーミスタ26、または庫内タンクサーミスタ27
が所定温度を検知すると、一定時間給水弁20が開き、
庫内タンク13に水を給水する。この作用により、庫内
タンク13に発生するみぞれ状氷を溶かし、美しい板状
氷を生成することができる。
みぞれ状氷の発生により、ポンプモーターの取水口が塞
がれることを防止するため、製氷運転途中に給水弁を一
定時間開き、みぞれ状氷を溶かすことを目的とする。 【解決手段】 製氷機の製氷運転開始後、庫内タンク1
3にためられた水が蒸発器11によって冷やされ、循環
水が過冷却されると水温が0℃を下回る。このとき、蒸
発器サーミスタ26、または庫内タンクサーミスタ27
が所定温度を検知すると、一定時間給水弁20が開き、
庫内タンク13に水を給水する。この作用により、庫内
タンク13に発生するみぞれ状氷を溶かし、美しい板状
氷を生成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内タンクに給水
されている水の凍結を防止し、または、安定した水の循
環を妨げる庫内タンク内に発生するみぞれ状氷を取り除
くために、製氷途中に給水するようにした製氷機に関す
るものである。
されている水の凍結を防止し、または、安定した水の循
環を妨げる庫内タンク内に発生するみぞれ状氷を取り除
くために、製氷途中に給水するようにした製氷機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在、背面アイスバーン方式の製氷機と
して特開昭63−254368号公報のようなものが一
般的に知られている。
して特開昭63−254368号公報のようなものが一
般的に知られている。
【0003】ここで、従来の技術について、図7と図8
を用いて説明する。1は製氷機の本体であり、この本体
1は、外箱2と内箱3および断熱材4よりなり、この本
体1内には製氷兼貯氷室5と機械室6とに区画されてい
る。機械室6内には冷却サイクルを構成する圧縮機7、
凝縮器8、ファンモータ9および電磁弁10などが収容
されている。
を用いて説明する。1は製氷機の本体であり、この本体
1は、外箱2と内箱3および断熱材4よりなり、この本
体1内には製氷兼貯氷室5と機械室6とに区画されてい
る。機械室6内には冷却サイクルを構成する圧縮機7、
凝縮器8、ファンモータ9および電磁弁10などが収容
されている。
【0004】また、製氷室兼貯氷室5内には室内に傾斜
して設けられ、かつ板状氷を生成する蒸発器11、この
蒸発器11に循環水を流下せしめる散水器12、循環水
を貯留する庫内タンク13、庫内タンク13内の循環水
を散水器12に循環せしめるポンプモーター14、板状
氷を裁断するカッターグリッド15などがそれぞれ収容
されている。
して設けられ、かつ板状氷を生成する蒸発器11、この
蒸発器11に循環水を流下せしめる散水器12、循環水
を貯留する庫内タンク13、庫内タンク13内の循環水
を散水器12に循環せしめるポンプモーター14、板状
氷を裁断するカッターグリッド15などがそれぞれ収容
されている。
【0005】また、前記ポンプモーター14と前記散水
器12はホース16、T字型の分岐管17、ホース1
8、ホース19で接続されている。給水弁20は庫内タ
ンク13へ所定量の水を給水し、接続ホース(図示せ
ず)によって水道と給水弁20が接続されている。
器12はホース16、T字型の分岐管17、ホース1
8、ホース19で接続されている。給水弁20は庫内タ
ンク13へ所定量の水を給水し、接続ホース(図示せ
ず)によって水道と給水弁20が接続されている。
【0006】次に製氷機の動作について説明する。前記
製氷室兼貯氷室5内には、庫内タンク13が備え付けら
れており、取水口21から取水された水はポンプモータ
ー14によりホース16とT字型の分岐管17とホース
18とホース19を通じて散水器12に送られ、蒸発器
11で循環水を冷やすことにより板状氷を生成する。
製氷室兼貯氷室5内には、庫内タンク13が備え付けら
れており、取水口21から取水された水はポンプモータ
ー14によりホース16とT字型の分岐管17とホース
18とホース19を通じて散水器12に送られ、蒸発器
11で循環水を冷やすことにより板状氷を生成する。
【0007】ここで、フロート22とコントローラー
(図示せず)を用いて所定の厚みを有する氷が蒸発器1
1に生成されると電磁弁10が切り替わり、吐出間23
から蒸発器11に熱源としてホットガスを流し、蒸発器
11から板状氷を強制的に離氷させる。
(図示せず)を用いて所定の厚みを有する氷が蒸発器1
1に生成されると電磁弁10が切り替わり、吐出間23
から蒸発器11に熱源としてホットガスを流し、蒸発器
11から板状氷を強制的に離氷させる。
【0008】板状氷はカッターグリッド15に送られ、
所定の大きさにカットされ、製氷室兼貯氷室5に貯める
構造となっている。
所定の大きさにカットされ、製氷室兼貯氷室5に貯める
構造となっている。
【0009】ここで、低外気温時には散水器水流出部ま
で氷が発達し、散水器水出口を塞いでしまい、水漏れを
生じることがある。このため、この氷の発達を防止する
ため、散水器にヒーター24を取り付けている機種も存
在する。
で氷が発達し、散水器水出口を塞いでしまい、水漏れを
生じることがある。このため、この氷の発達を防止する
ため、散水器にヒーター24を取り付けている機種も存
在する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、製氷運転を開始して蒸発器11に板状氷
が生成し始めると、循環水が0℃を下回り、庫内タンク
13内にみぞれ状氷が発生することがある。
来の構成では、製氷運転を開始して蒸発器11に板状氷
が生成し始めると、循環水が0℃を下回り、庫内タンク
13内にみぞれ状氷が発生することがある。
【0011】このみぞれ状氷がポンプモーター14の取
水口21を塞ぐと、循環水が循環しにくくなり、蒸発器
11上に美しい板状氷が生成されない。
水口21を塞ぐと、循環水が循環しにくくなり、蒸発器
11上に美しい板状氷が生成されない。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決しようとす
るもので、安定した循環水の循環を確保し、設定通りの
厚みを有する美しい板状氷を生成することを目的とす
る。
るもので、安定した循環水の循環を確保し、設定通りの
厚みを有する美しい板状氷を生成することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は蒸発器に設置している蒸発器サーミスタの
温度がある設定温度を検知したとき、庫内タンクに水を
給水するために備え付けられている給水弁の開弁信号を
出力し、所定の時間、庫内タンク内に水を給水すること
により、庫内タンク内に発生するみぞれ状氷を溶かし、
安定した氷の循環を確保する。
に、本発明は蒸発器に設置している蒸発器サーミスタの
温度がある設定温度を検知したとき、庫内タンクに水を
給水するために備え付けられている給水弁の開弁信号を
出力し、所定の時間、庫内タンク内に水を給水すること
により、庫内タンク内に発生するみぞれ状氷を溶かし、
安定した氷の循環を確保する。
【0014】また、庫内タンク内に設置している庫内タ
ンクサーミスタの温度がある設定温度を検知したとき、
庫内タンクに水を給水するために備え付けられている給
水弁の開弁信号を出力し、所定の時間、庫内タンク内に
水を給水することにより、庫内タンク内に発生するみぞ
れ状氷を溶かし、安定した水の循環を確保する。
ンクサーミスタの温度がある設定温度を検知したとき、
庫内タンクに水を給水するために備え付けられている給
水弁の開弁信号を出力し、所定の時間、庫内タンク内に
水を給水することにより、庫内タンク内に発生するみぞ
れ状氷を溶かし、安定した水の循環を確保する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機と凝縮器とキャピラリーチューブと蒸発器を
順次接続した冷却装置を融資、庫内タンクの水をポンプ
モーターを用いて循環させることにより冷却し、製氷を
行う製氷機において、製氷途中、水の過冷却現象のた
め、前記庫内タンク内に発生するみぞれ状の氷を取り除
くため、前記蒸発器の冷却パイプに備え付けている蒸発
器サーミスタが所定の温度を検知したとき、前記庫内タ
ンクに水を給水するために備え付けられている給水弁の
開弁信号を出力し、所定の時間、前記庫内タンク内に水
を給水するようにした製氷機としたものであり、蒸発器
上に氷が生成し始めるときに庫内タンク内に発生するみ
ぞれ状氷を溶かし、ポンプモーターによる取水を安定的
に確保し、安定した水循環を確保することにより、散水
器からの水漏れ、蒸発器上での水分かれを防止し、美し
い板状氷を生成することができるという作用を有する。
は、圧縮機と凝縮器とキャピラリーチューブと蒸発器を
順次接続した冷却装置を融資、庫内タンクの水をポンプ
モーターを用いて循環させることにより冷却し、製氷を
行う製氷機において、製氷途中、水の過冷却現象のた
め、前記庫内タンク内に発生するみぞれ状の氷を取り除
くため、前記蒸発器の冷却パイプに備え付けている蒸発
器サーミスタが所定の温度を検知したとき、前記庫内タ
ンクに水を給水するために備え付けられている給水弁の
開弁信号を出力し、所定の時間、前記庫内タンク内に水
を給水するようにした製氷機としたものであり、蒸発器
上に氷が生成し始めるときに庫内タンク内に発生するみ
ぞれ状氷を溶かし、ポンプモーターによる取水を安定的
に確保し、安定した水循環を確保することにより、散水
器からの水漏れ、蒸発器上での水分かれを防止し、美し
い板状氷を生成することができるという作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、庫内タンク内の
水温を検知するために備え付けられているサーミスタが
所定の温度を検知したとき、前記庫内タンクに水を給水
するために備え付けられている給水弁の開弁信号を出力
し、所定の時間、前記庫内タンク内に水を給水するよう
にした製氷機としたものであり、蒸発器上に氷が生成し
始めるときに庫内タンク内に発生するみぞれ状氷を溶か
し、ポンプモーターによる取水を安定的に確保し、安定
した水循環を確保することにより、散水器からの水漏
れ、蒸発器上での水分かれを防止し、美しい板状氷を生
成することができるという作用を有する以下本発明の一
実施の形態を図1から図6を用いて説明する。
水温を検知するために備え付けられているサーミスタが
所定の温度を検知したとき、前記庫内タンクに水を給水
するために備え付けられている給水弁の開弁信号を出力
し、所定の時間、前記庫内タンク内に水を給水するよう
にした製氷機としたものであり、蒸発器上に氷が生成し
始めるときに庫内タンク内に発生するみぞれ状氷を溶か
し、ポンプモーターによる取水を安定的に確保し、安定
した水循環を確保することにより、散水器からの水漏
れ、蒸発器上での水分かれを防止し、美しい板状氷を生
成することができるという作用を有する以下本発明の一
実施の形態を図1から図6を用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1を示す配管図であり、図2は本発明の実施の形態1
を示すブロック図、図3は本発明の実施の形態1を示す
フローチャートである。
態1を示す配管図であり、図2は本発明の実施の形態1
を示すブロック図、図3は本発明の実施の形態1を示す
フローチャートである。
【0018】庫内タンク13に水が充分給水され、製氷
機が製氷運転を開始すると、蒸発器サーミスタ所定温度
検知確認tに0を代入し、蒸発器サーミスタ26は、こ
のサイクル中、まだ所定温度を検知していないことを確
認する。この後、庫内タンク13に貯められた水が蒸発
器11によって冷やされ0℃付近まで近づいてくる。
機が製氷運転を開始すると、蒸発器サーミスタ所定温度
検知確認tに0を代入し、蒸発器サーミスタ26は、こ
のサイクル中、まだ所定温度を検知していないことを確
認する。この後、庫内タンク13に貯められた水が蒸発
器11によって冷やされ0℃付近まで近づいてくる。
【0019】このとき循環水が過冷却され、水温が0℃
以下となり、庫内タンク13内にみぞれ状氷が発生する
と、ポンプモーターの取水口21をみぞれ状氷が塞ぎ、
水がほとんど循環しなくなるため、散水器12で水漏
れ、蒸発器11で水分かれが生じる。
以下となり、庫内タンク13内にみぞれ状氷が発生する
と、ポンプモーターの取水口21をみぞれ状氷が塞ぎ、
水がほとんど循環しなくなるため、散水器12で水漏
れ、蒸発器11で水分かれが生じる。
【0020】ここで、蒸発器11の冷却パイプ25に備
え付けられている蒸発器サーミスタ26の温度が所定温
度t1を検知すると、判定手段29内で蒸発器サーミス
タ所定温度検知確認tに1を代入し、タイマー30が計
数hを開始し、庫内タンク13に水を給水するために備
え付けられている給水弁20の開弁信号を出力し、時間
Hの間、庫内タンク13内に水を給水する。
え付けられている蒸発器サーミスタ26の温度が所定温
度t1を検知すると、判定手段29内で蒸発器サーミス
タ所定温度検知確認tに1を代入し、タイマー30が計
数hを開始し、庫内タンク13に水を給水するために備
え付けられている給水弁20の開弁信号を出力し、時間
Hの間、庫内タンク13内に水を給水する。
【0021】タイマー所定時間hがHに達すると、給水
弁20は閉じる。給水終了後は、通常の製氷運転を開始
するが、水を給水することにより、蒸発器サーミスタ2
6の温度がいったん上昇するため、再び、所定温度t1
を検知する。
弁20は閉じる。給水終了後は、通常の製氷運転を開始
するが、水を給水することにより、蒸発器サーミスタ2
6の温度がいったん上昇するため、再び、所定温度t1
を検知する。
【0022】ここで、判定手段29内で蒸発器サーミス
タ所定温度確認tの値を確認し、t=1の場合は給水は
行わず、そのまま製氷運転を続行し、蒸発器11上に所
定の氷を生成する。
タ所定温度確認tの値を確認し、t=1の場合は給水は
行わず、そのまま製氷運転を続行し、蒸発器11上に所
定の氷を生成する。
【0023】この構成により、循環水は庫内タンク13
内での凍結、散水器12での水漏れを生じることなく、
安定してポンプモーター14から蒸発器11上を流れて
庫内タンク13へと戻ってくることができ、所定の氷厚
を有する板状氷を生成することができる。
内での凍結、散水器12での水漏れを生じることなく、
安定してポンプモーター14から蒸発器11上を流れて
庫内タンク13へと戻ってくることができ、所定の氷厚
を有する板状氷を生成することができる。
【0024】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2を示す配管図であり、図5は本発明の実施の形態2
を示すブロック図、図6は本発明の実施の形態2を示す
フローチャートである。
態2を示す配管図であり、図5は本発明の実施の形態2
を示すブロック図、図6は本発明の実施の形態2を示す
フローチャートである。
【0025】庫内タンク13に水が充分給水され、製氷
機が製氷運転を開始すると、庫内タンクサーミスタ所定
温度検知確認tに0を代入し、庫内タンクサーミスタ2
7は、このサイクル中、まだ所定温度を検知していない
ことを確認する。この後、庫内タンク13に貯められた
水が蒸発器11によって冷やされ、0℃付近まで近づい
てくる。
機が製氷運転を開始すると、庫内タンクサーミスタ所定
温度検知確認tに0を代入し、庫内タンクサーミスタ2
7は、このサイクル中、まだ所定温度を検知していない
ことを確認する。この後、庫内タンク13に貯められた
水が蒸発器11によって冷やされ、0℃付近まで近づい
てくる。
【0026】このとき循環水が過冷却され、水温が0℃
以下となり、庫内タンク13内にみぞれ状氷が発生する
と、ポンプモーターの取水口21をみぞれ状氷が塞ぎ、
水がほとんど循環しなくなるため、散水器12で水漏
れ、蒸発器11で水分かれが生じる。
以下となり、庫内タンク13内にみぞれ状氷が発生する
と、ポンプモーターの取水口21をみぞれ状氷が塞ぎ、
水がほとんど循環しなくなるため、散水器12で水漏
れ、蒸発器11で水分かれが生じる。
【0027】ここで庫内タンク13内に備え付けている
庫内タンクサーミスタ27の温度が所定温度t1を検知
すると、判定手段29内で蒸発器サーミスタ所定温度検
知確認tに1を代入し、タイマー30が計数hを開始
し、庫内タンク13に水を給水するために備え付けられ
ている給水弁20の開弁信号を出力し、時間Hの間、庫
内タンク13内に水を給水する。タイマー所定時間hが
Hに達すると、給水弁20は閉じる。
庫内タンクサーミスタ27の温度が所定温度t1を検知
すると、判定手段29内で蒸発器サーミスタ所定温度検
知確認tに1を代入し、タイマー30が計数hを開始
し、庫内タンク13に水を給水するために備え付けられ
ている給水弁20の開弁信号を出力し、時間Hの間、庫
内タンク13内に水を給水する。タイマー所定時間hが
Hに達すると、給水弁20は閉じる。
【0028】給水終了後は、通常の製氷運転を開始する
が、水を給水することにより、庫内タンクサーミスタ2
7の温度がいったん上昇するため、再び、所定温度t1
を検知する。ここで、判定手段29内で蒸発器サーミス
タ所定温度確認tの値を確認し、t=1の場合は給水は
行わず、そのまま製氷運転を続行し、蒸発器11上に所
定の氷を生成する。
が、水を給水することにより、庫内タンクサーミスタ2
7の温度がいったん上昇するため、再び、所定温度t1
を検知する。ここで、判定手段29内で蒸発器サーミス
タ所定温度確認tの値を確認し、t=1の場合は給水は
行わず、そのまま製氷運転を続行し、蒸発器11上に所
定の氷を生成する。
【0029】この構成により、循環水は庫内タンク13
内での凍結、散水器12での水漏れを生じることなく、
安定してポンプモーター14から蒸発器11上を流れて
庫内タンク13へと戻ってくることができ、所定の氷厚
を有する板状氷を生成することができる。
内での凍結、散水器12での水漏れを生じることなく、
安定してポンプモーター14から蒸発器11上を流れて
庫内タンク13へと戻ってくることができ、所定の氷厚
を有する板状氷を生成することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、庫内タンクに発
生するみぞれ状氷を取り除く方法として、給水弁を開く
ことによって得られる水を熱源としているため、ヒータ
ーなどの伝熱装置を用いなくても良い。このため、エネ
ルギーを消費することなく、庫内タンクにみぞれ状氷を
発生させず、ポンプモーターの取水口は安定した取水を
確保でき、所定の氷厚を有する板状氷を生成し、散水器
から流れ出る循環水は蒸発器上をきれいに流れ、美しい
板状氷を生成することができる。これは実用上きわめて
有利なものである。
生するみぞれ状氷を取り除く方法として、給水弁を開く
ことによって得られる水を熱源としているため、ヒータ
ーなどの伝熱装置を用いなくても良い。このため、エネ
ルギーを消費することなく、庫内タンクにみぞれ状氷を
発生させず、ポンプモーターの取水口は安定した取水を
確保でき、所定の氷厚を有する板状氷を生成し、散水器
から流れ出る循環水は蒸発器上をきれいに流れ、美しい
板状氷を生成することができる。これは実用上きわめて
有利なものである。
【図1】本発明の実施の形態1を示す製氷機の配管図
【図2】本発明の実施の形態1を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2を示す製氷機の配管図
【図5】本発明の実施の形態2を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2を示すフローチャート
【図7】従来の製氷機の構成を示す側面断面図
【図8】従来の製氷機の構成を示す配管図
7 圧縮機 8 情趣茎 11 蒸発器 13 庫内タンク 14 ポンプモーター 20 給水弁 25 冷却パイプ 26 蒸発器サーミスタ 27 庫内タンクサーミスタ 28 キャピラリーチューブ
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機と凝縮器とキャピラリーチューブ
と蒸発器を順次接続した冷却装置を有し、庫内タンクの
水をポンプモーターを用いて循環させることにより冷却
し製氷を行う製氷機において、製氷途中、水の過冷却現
象のため、前記庫内タンク内に発生するみぞれ状氷を取
り除くため、前記蒸発器の冷却パイプに備え付けている
蒸発器サーミスタが所定の温度を検知したとき、前記庫
内タンクに水を給水するために備え付けられている給水
弁の開弁信号を出力し、所定の時間、前記庫内タンク内
に水を給水するようにした製氷機。 - 【請求項2】 庫内タンク内の水温を検知するために備
え付けられている庫内タンクサーミスタが所定の温度を
検知したとき、前記庫内タンクに水を給水するために備
え付けられている給水弁の開弁信号を出力し、所定の時
間、前記庫内タンク内に水を給水するようにした製氷
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13809696A JPH09318212A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 製氷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13809696A JPH09318212A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 製氷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09318212A true JPH09318212A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15213862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13809696A Pending JPH09318212A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 製氷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09318212A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011004702A1 (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-13 | ホシザキ電機株式会社 | 製氷機 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13809696A patent/JPH09318212A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011004702A1 (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-13 | ホシザキ電機株式会社 | 製氷機 |
JP2011017467A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
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