JP2003343948A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JP2003343948A
JP2003343948A JP2002150930A JP2002150930A JP2003343948A JP 2003343948 A JP2003343948 A JP 2003343948A JP 2002150930 A JP2002150930 A JP 2002150930A JP 2002150930 A JP2002150930 A JP 2002150930A JP 2003343948 A JP2003343948 A JP 2003343948A
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ice making
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making
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Kazumi Toritani
千美 鳥谷
Masao Sanuki
政夫 佐貫
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2400/00Auxiliary features or devices for producing, working or handling ice
    • F25C2400/04Ice guide, e.g. for guiding ice blocks to storage tank
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2500/00Problems to be solved
    • F25C2500/06Spillage or flooding of water

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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製氷機において、貯氷庫の容量を無駄にしない
ように貯氷完了を適切に判定する。 【解決手段】この製氷機は、製氷板から所定距離だけ隔
てて配設されたカバーを備えている。カバーは、上端部
にて製氷板に対して揺動可能に懸吊されており、製氷サ
イクルにおいては自重により製氷板と平行に保たれて製
氷板の表面上を流下する製氷水の飛沫が貯氷庫内に飛散
するのを防止し、脱氷サイクルにおいては製氷板から離
脱して水氷分離板により案内される氷に押し開けられて
製氷板に対して揺動し氷の貯氷庫への落下を許容する。
電気制御回路は、カバーが揺動してカバーの下部が製氷
板の下部から離間したことを近接スイッチ37により検
出して、同カバーの揺動状態が所定時間T4だけ継続し
たとき、第2タイマ60bの計時に基づきステップ13
6にて貯氷完了を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷を生成して貯え
る製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、生成した氷を貯
える貯氷庫内上部に配設されて製氷サイクルにおいては
表面上を流下する製氷水を冷却し氷結させて氷を生成し
脱氷サイクルにおいては前記表面上にて生成した氷を加
熱して同表面上から離脱させ落下させる製氷板と、製氷
板の下方に配設されて製氷板から氷結せずに流下した製
氷水を回収する製氷水タンクと、製氷板から所定距離だ
け隔てた位置にて製氷板に対して揺動可能に懸吊されて
なり、製氷サイクルにおいては製氷板の表面上を流下す
る製氷水の飛沫が飛散するのを防止し、脱氷サイクルに
おいては製氷板から離脱した氷に押し開けられて揺動し
氷の貯氷庫への落下を許容するカバーとを備えている。
この場合、製氷水タンク若しくは貯氷庫の内壁にサーミ
スタット、スイッチなどの氷の存在を検出するセンサを
取り付けて、同センサにより貯氷庫内の所定位置におけ
る氷の有無を検出することにより貯氷の完了を判定する
ようにしたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記センサの検出に基
づき貯氷の完了を判定する従来装置においては、センサ
が製氷水タンク若しくは貯氷庫の内壁に取り付けられて
いたため、同センサの取り付け位置まで氷が貯えられる
と、センサによる検出に基づいて、まだ貯氷庫内に氷を
貯える空間があるにも関わらず貯氷完了と判定し貯氷庫
の容量を無駄にすることがあった。
【0004】
【発明の概要】本発明の目的は、貯氷庫の容量を無駄に
しないように貯氷完了を適切に判定する製氷機を提供す
ることにある。
【0005】本発明の構成上の特徴は、前記製氷板、製
氷水タンク、及びカバーを備えた製氷機において、カバ
ーが揺動して製氷板から離間したことを検出するカバー
揺動検出手段と、カバー揺動検出手段による検出に基づ
いて、カバーが揺動して製氷板から離間した状態が所定
時間継続したとき貯氷完了と判定する貯氷完了判定手段
とを設けたことにある。
【0006】上記構成上の特徴を有する製氷機において
は、貯氷庫内にて製氷板の間近まで氷が貯えられて、新
たに製氷板から離脱してカバーを押し開けた氷がそれま
でに貯えられた氷の上に載ってそれ以上に落下せずカバ
ーを押し開けたままその位置に保たれたときに、はじめ
て貯氷完了判定手段がカバー揺動検出手段による検出に
基づき貯氷完了と判定する。したがって、貯氷庫の容量
を無駄にしないように適切に貯氷完了を判定することが
できる。
【0007】本発明の他の構成上の特徴は、上記特徴を
有する製氷機において、貯氷完了検出手段が貯氷完了を
検出したとき製氷板の冷却及び加熱を停止して氷の生成
を停止する生成停止制御手段を設けたことにある。これ
によれば、貯氷の完了に伴い自動的に氷の生成が停止す
ることになるため当該製氷機の使い勝手が向上する。
【0008】本発明の他の構成上の特徴は、上記特徴を
有する製氷機において、カバー揺動検出手段による検出
に基づいて、生成停止制御手段による氷の生成の停止中
にカバーの揺動状態が解除されたとき製氷板の冷却及び
加熱を再開して氷の生成を再開する生成再開制御手段を
設けたことにある。これによれば、貯えられていた氷が
使用されて、カバーを押し開けていた氷が貯氷庫内に落
下したとき、自動的に氷の生成が再開されることにな
る。したがって、当該製氷機の使い勝手がさらに向上す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1,2に示した製氷機
は、蓋11によって開閉される氷取出し口12を前面に
有する貯氷庫10を備えている。
【0010】貯氷庫10内上部には、製氷ユニット20
が配設されている。製氷ユニット20は、図3,4にて
詳細に示すように、左右一対ずつ前後に配設されたフレ
ーム21により貯氷庫10の天板13から吊り下げられ
て支持された左右一対の平行な製氷板22,22を備え
ている。各製氷板22はそれぞれ格子状の仕切り板22
aを形成した表面を外側に向けて垂直方向に配設されて
おり、両製氷板22,22の間には冷却ユニット40
(図2参照)に接続されたチューブ23が蛇行状に固定
されている。
【0011】冷却ユニット40は、貯氷庫10の下方の
機械室50内に配設され、冷媒を圧送するコンプレッサ
41、凝縮ファン42により空冷されてコンプレッサ4
1から圧送された冷媒を凝縮する凝縮器43、電気的制
御により開閉して冷媒の流路を切り換える高温ガスバル
ブ44(図7にのみ図示)などにより構成されてチュー
ブ23に冷媒を供給するものである。コンプレッサ41
の作動時、高温ガスバルブ44が閉じていれば、チュー
ブ23には断熱膨張した冷媒が供給され、チューブ23
は同冷媒を蒸発させて製氷板22,22を冷却する。一
方、コンプレッサ41の作動時、高温ガスバルブ44が
開いていれば、チューブ23には高温の冷媒が供給さ
れ、チューブ23は製氷板22,22を加熱する。
【0012】製氷板22,22の下方には、製氷板2
2,22から流下する製氷水を回収するための上面を開
口した第1製氷水タンク24が配設されている。製氷板
22,22と第1製氷水タンク24の間には、図5,6
にて示すように、水氷分離部材25が配設されている。
水氷分離部材25は、上側に左右一対の水氷分離板25
a,25aを備えているとともに、下側に左右一対の水
案内板25b,25bを備えている。各水氷分離板25
aは、それぞれ外側に向けて低くなるように傾斜すると
ともに複数の通水孔25a1を有しており、製氷板22
から流下した製氷水を通水孔25a1を通して水案内板
25b上に流下させるとともに、製氷板22から落下し
た氷を上面上を滑らせて第1製氷水タンク24の外側ま
で案内して貯氷庫10内に落下させる。各水案内板25
bはそれぞれ内側に向けて低くなるように傾斜してお
り、水氷分離板25aの通水孔25a1を通って流下し
た製氷水を両水案内板25b,25bの下端間を通して
第1製氷水タンク24内に流下させる。
【0013】第1製氷水タンク24の後端には、第2製
氷水タンク26が連結されている。第2製氷水タンク2
6は第1製氷水タンク24より下方に配設されており、
第2製氷水タンク26内には第1製氷水タンク24によ
り回収された製氷水が流れ込んで貯えられるようになっ
ている。また、第2製氷水タンク26の上方には図示し
ない外部給水源に接続された給水管27の一端が開口し
ており、給水管27は給水バルブ28が開状態にあると
き前記外部給水源からの水を製氷水として第2製氷水タ
ンク26内に供給する。なお、第2製氷水タンク26に
は底部からオーバーフローパイプ29が侵入しており、
第2製氷水タンク26内は常に所定水位未満に保たれる
ようになっている。この場合、オーバーフローパイプ2
9を通して排出された余剰な製氷水は、収容槽10の底
部から配水管14を通して外部に排出される。
【0014】第2製氷水タンク26の底部近傍の側壁に
は、導管31を介して循環ポンプ32が接続されてい
る。循環ポンプ32は、第2製氷水タンク26内の製氷
水を導管31を通して吸入して吐出し導管33を通して
散水器34に供給する。散水器34は、図示しない複数
の通水孔を所定間隔毎に形成した管であり、製氷板2
2,22の上方にて製氷板22,22と平行に配設され
て循環ポンプ32により供給された製氷水を前記通水孔
を通して散水して各製氷板22,22の表面上に上方か
ら流下させる。
【0015】製氷板22,22の外側には、各製氷板2
2と所定距離だけ隔ててそれぞれカバー35,35が配
設されている。各カバー35は、前後位置にそれぞれ設
けられた左右に突出したフレーム36,36により各上
端部にてそれぞれ製氷板22に対して揺動可能に懸吊さ
れており、通常は自重により各製氷板22と平行に保た
れる。各カバー35の下端部には、水氷分離部材25の
水案内板25bの下面に沿って内側に傾斜した案内部3
5aがそれぞれ形成されており、各カバー35の内側面
を流下する製氷水がそれぞれ案内部35aに沿って第1
製氷水タンク24内に流下するようになっている。
【0016】また、冷却ユニット20は、カバー揺動検
出手段として一対の近接スイッチ37,37を備えてい
る。各近接スイッチ37は、各カバー35の前部の外側
面上であって案内部35aの若干上方に固定されたマグ
ネット片37aと、第1製氷タンク24の前板24aの
上部に固定板38を介して固定されたリードスイッチ3
7bとにより構成されて、カバー35の下部が製氷板2
2の下部、第1製氷水タンク24、及び水氷分離部材2
5に対して近接しているときオン状態となり、離間して
いるときオフ状態となる。
【0017】また、この製氷機は、図7にて詳細に示す
ように、上記各バルブ28,44、近接スイッチ37,
37、コンプレッサ41、並びに、循環ポンプ32を駆
動するポンプモータ32a及び凝縮ファン42を駆動す
るファンモータ42aに接続された電気制御回路60を
備えている。電気制御回路60は、給水時間並びに製氷
及び除氷の各サイクルの継続時間を計測する第1タイマ
60aと、貯氷完了の判定時に用いる第2タイマ60b
とを内蔵している。電気制御回路60は、各近接スイッ
チ37,37による検出及び各タイマ60a,60bに
よる計時に基づき図8,9に示したフローチャートに対
応したプログラムを実行し、各バルブ28,44の開閉
を制御するとともにポンプ32、コンプレッサ41、及
び凝縮ファン42の作動を制御する。
【0018】次に、上記のように構成した当該製氷機の
動作を図8,9のフローチャートに沿って説明する。最
初、図示しない電源スイッチが投入されると、電気制御
回路60は図8のステップ100にてプログラムの実行
を開始して、まずステップ102にて給水バルブ28を
開いて第2製氷水タンク26への給水を開始するととも
に、ステップ104にて第1タイマ60aをリセットス
タートして計時を開始する。そして、上記給水を継続し
ながらステップ106の判定処理を繰り返し実行し、上
記給水開始から所定時間T1が経過して第1タイマ60
aの計時が所定時間T1に達したとき、ステップ106
の判定に基づきステップ108にて給水バルブ28を閉
じて上記給水を停止する。これにより、まず第2製氷水
タンク26に所定量の製氷水が貯えられる。なお、第2
製氷水タンク26内に水位センサを設けておいて、上記
第1タイマ60aによる計時に代えて同水位センサの検
出に基づき給水完了を判定して上記給水バルブ28の閉
制御を行うようにしてもよい。
【0019】ステップ110においては、コンプレッサ
41の作動を開始する。ステップ112においては、ポ
ンプモータ32a及びファンモータ42aの作動を開始
するとともに、高温ガスバルブ44を閉状態とする。こ
れら各処理により、当該製氷機は製氷サイクルを開始す
る。
【0020】製氷サイクルにおいては、循環ポンプ32
は散水器34に製氷水を供給し、散水器34は同供給さ
れた製氷水を両製氷板22,22の表面上に上方から流
下させる。また、冷却ユニット40はチューブ23に断
熱膨張した冷媒を供給し、チューブ23は同供給された
冷媒を蒸発させて両製氷板22,22を冷却する。これ
により、各製氷板22の表面上にて、流下する製氷水が
氷結して氷が生成される。
【0021】また、上記場合において、製氷板22,2
2上から氷結することなく流下した製氷水は、水氷分離
器25の水氷分離板25a,25aの通水孔25a1及
び水案内板25b,25bの上面上を通って第1製氷水
タンク24内に回収された後、第2製氷水タンク26内
に流れ込んで再び散水器34に供給される。また、カバ
ー35,35は、自重により製氷板22,22と平行に
保たれて、製氷板22,22の表面上を流下する製氷水
の飛沫が貯氷庫10内に飛散することを防止する。この
とき、カバー35,35の内面に付着した製氷水の飛沫
は、カバー35,35の内面を伝って案内部35a,3
5aに案内され第1製氷水タンク24内に流下する。
【0022】上記ステップ112における製氷サイクル
の開始時、電気制御回路60は、ステップ114にて、
第1タイマ60aにより計時を開始する。そして、上記
製氷サイクルを継続しながらステップ116の判定処理
を繰り返し実行し、上記製氷サイクルの開始から所定時
間T2が経過して第1タイマ60aの計時が所定時間T
2に達したとき、ステップ118にてポンプモータ32
a及びファンモータ42aの作動を停止して上記製氷サ
イクルを終了する。なお、製氷板22に温度センサを設
けておいて、上記第1タイマ60aによる計時に代えて
同温度センサの検出に基づき製氷サイクル終了を決定し
て上記各モータ32a,42aの停止制御を行うように
してもよい。
【0023】図9のステップ120においては、給水バ
ルブ28を開くとともに、高温ガスバルブ44を開く。
これにより、第2製氷水タンク26への給水が再び開始
されるとともに、チューブ23に高温の冷媒が供給され
始めてチューブ23による製氷板22,22の加熱が開
始され、当該製氷機は脱氷サイクルを開始する。
【0024】上記給水及び脱氷サイクルの開始時、電気
制御回路60は、ステップ122にて第1タイマ60a
により計時を開始する。そして、前記ステップ106,
108と同様のステップ124,126の処理を実行し
て、上記第1タイマ60aの計時に基づき所定時間T1
後に給水バルブ28を閉じて上記第2製氷水タンク26
への給水を停止する。これにより、第2製氷水タンク2
6内に再び所定量の製氷水が満たされる。
【0025】ステップ128においては、近接スイッチ
37,37が共にオン状態であるか否かを判定する。こ
のとき、カバー35,35がそれぞれ製氷板22,22
と平行に保たれたままであり、カバー35,35の下部
が製氷板22,22の下部、第1製氷水タンク24、及
び水氷分離部材25に近接していて近接スイッチ37,
37が共にオン状態であれば、電気制御回路60は「Y
ES」と判定してプログラムをステップ130へ進め
る。ステップ130においては、上記ステップ122に
てリセットスタートした第1タイマ60aが所定時間T
3を計時しているか否かを判定する。このとき第1タイ
マ60aの計時が所定時間T3に達していなければ、電
気制御回路60は「NO」と判定してプログラムをステ
ップ128へ戻す。
【0026】上記ステップ128,130の繰り返し実
行中、製氷板22,22はチューブ23により加熱され
続ける。これにより、製氷サイクルにて各製氷板22の
表面上に生成された氷は、加熱され続けて、しばらくす
ると製氷板22の表面からそれぞれ離脱して落下する。
落下した氷Iは、水氷分離板25aの上面上を滑って、
図10に示すように、カバー35を押し開きながら第1
製氷水タンク24の外側まで案内される。
【0027】上記カバー35が押し開かれた状態におい
ては、カバー35は揺動してカバー35の下部が製氷板
22の下部、第1製氷水タンク24、及び水氷分離部材
25から離間するため、近接スイッチ37はオフ状態と
なる。このようにして上記ステップ128,130の繰
り返し実行中にいずれか一方の近接スイッチ37がオフ
状態となると、電気制御回路60はステップ128にて
「NO」と判定してプログラムをステップ132以降へ
進める。
【0028】この場合、電気制御回路60は、ステップ
132にて第2タイマ60bをリセットスタートして計
時を開始した後、ステップ134,136の処理を繰り
返し実行する、ステップ134においては、上記オフ状
態となった近接スイッチ37がオン状態に戻ったか否か
を判定する。ステップ136においては、上記ステップ
132にてリセットスタートした第2タイマ60bの計
時が所定時間T4に達したか否かを判定する。
【0029】上記ステップ134,136の繰り返し実
行中、貯氷庫10が空いていて上記カバー35を押し開
けた氷Iがすぐに貯氷庫10内に落下すれば、カバー3
5の揺動状態が解除されてカバー35の下部が製氷板2
2の下部、第1製氷水タンク24、及び水氷分離部材2
5に再び近接するため、上記オフ状態となった近接スイ
ッチ37はすぐにオン状態に戻る。このとき、電気制御
回路60はステップ134にて「YES」と判定してプ
ログラムをステップ128へ戻し、再びステップ12
8,130の循環処理を繰り返し実行する。
【0030】上記ステップ128,130の繰り返し実
行中、上記脱氷サイクルの開始から所定時間T3が経過
して第1タイマ60aの計時が所定時間T3に達する
と、電気制御回路60はステップ130における「YE
S」との判定のもとにプログラムを図8のステップ11
2へ戻す。これにより、当該製氷機は脱氷サイクルを終
了して再び製氷サイクルを開始する。なお、この脱氷サ
イクルの終了を決定する所定時間T3は、両製氷板2
2,22の表面上から氷が離脱するのに十分な時間に予
め設定されている。また、この場合も、製氷サイクルに
おける場合と同様に、製氷板22に温度センサを設けて
おいて、上記第1タイマ60aによる計時に代えて同温
度センサの検出に基づき脱氷サイクル終了を決定するよ
うにしてもよい。
【0031】上記製氷サイクル及び脱氷サイクルの繰り
返しにより、製氷板22,22にて氷の生成及び離脱が
繰り返されて、貯氷庫10内には氷が貯えられていく。
これにより、製氷ユニット20の間近まで氷が貯えられ
ると、脱氷サイクルにて新たに製氷板22の表面から離
脱して落水氷分離板25aに案内されカバー35を押し
開けた氷Iが、図11に示すように、それまでに貯えら
れた氷の上に載って、それ以上に落下せずカバー35を
押し開けたままその位置に保たれるようになる。この状
態においては、近接スイッチ37がオフ状態に保たれる
ことになるため、電気制御回路60は、ステップ128
における「NO」との判定のもとにプログラムをステッ
プ132へ進めた後、ステップ134における「NO」
との判定のもとにプログラムをステップ128へ戻すこ
となくステップ134,136の循環処理を繰り返し実
行し続けることになる。このとき、近接スイッチ37が
オフ状態になってから所定時間T4が経過して上記ステ
ップ132にてリセットスタートした第2タイマ60b
が所定時間T4を計時すると、電気制御回路60は貯氷
が完了したと判定し、ステップ136における判定のも
とにプログラムをステップ138へ進める。
【0032】ステップ138においては、コンプレッサ
41の作動を停止する。これにより、チューブ23への
冷媒の供給が停止されるため、チューブ23による製氷
板22,22の冷却及び加熱が停止されて、氷の生成が
停止されることになる。以後、電気制御回路60は、近
接スイッチ37,37が共にオン状態となるまで、ステ
ップ140の判定処理を繰り返し実行し続ける。
【0033】上記ステップ140の繰り返し実行中、貯
氷庫10内に貯えられた氷が使用されると、上記カバー
35を押し開けていた氷Iは貯氷庫10内に落下する。
これにより、カバー35の揺動状態が解除されてカバー
35の下部が製氷板22の下部、第1製氷水タンク2
4、及び水氷分離部材25に再び近接し、上記オフ状態
となっていた近接スイッチ37がオン状態に戻ると、電
気制御回路60はステップ142にてコンプレッサ41
の作動を再開させてプログラムを再びステップ128へ
戻し第2製氷水タンク26への給水及び除氷サイクルを
開始する。
【0034】上述のように、上記実施形態においては、
カバー35が揺動してカバー35の下部が製氷板22の
下部、第1製氷水タンク24、及び水氷分離部材25か
ら離間したことを近接スイッチ37により検出するよう
にして、同カバー35の揺動状態が所定時間T4だけ継
続したときステップ136にて貯氷完了を判定するよう
にしており、貯氷庫10内にて製氷ユニット20の間近
まで氷が貯えられて、新たに製氷板22から離脱して水
氷分離板25aにより案内されカバー35を押し開けた
氷Iがそれまでに貯えられた氷の上に載ってそれ以上に
落下せずカバー35を押し開けたままその位置に保たれ
たときに、はじめて貯氷完了が判定されるようになって
いる。したがって、貯氷庫10の容量を無駄にしないよ
うに、適切に貯氷完了が判定されることになる。
【0035】また、上記貯氷完了の判定時には、ステッ
プ138にてコンプレッサ41の作動を停止することに
より、製氷板22,22の冷却及び加熱を停止して氷の
生成を停止するようにしている。これにより、貯氷の完
了に伴い自動的に氷の生成が停止することになるため、
当該製氷機の使い勝手が良くなっている。
【0036】また、上記氷の生成の停止中、カバー35
の揺動状態が解除されると、近接スイッチ37の検出に
基づきステップ142にてコンプレッサ41の作動を再
開して、製氷板22,22の冷却及び加熱を再開し氷の
生成を再開するようにしている。したがって、上記氷の
生成の停止中、貯氷庫10内に貯えられた氷が使用され
てカバー35を押し開けていた氷Iが貯氷庫10内に落
下したとき自動的に氷の生成が再開されることになるた
め、当該製氷機の使い勝手がさらに良くなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る製氷機の全体を示す
部分破断正面図である。
【図2】前記製氷機の全体を示す部分破断側面図であ
る。
【図3】図1,2の製氷ユニットの拡大正面図である。
【図4】前記製氷ユニットの拡大側面図である。
【図5】前記製氷ユニットの下部の拡大正面図である。
【図6】前記製氷ユニットの下部の拡大側面図である。
【図7】前記製氷機の電気制御部を示すブロック図であ
る。
【図8】図7の電気制御回路にて実行されるプログラム
に対応したフローチャートの前半部分である。
【図9】前記フローチャートの後半部分である。
【図10】前記冷却ユニットの除氷サイクルにおける貯
氷完了前の状態を示す説明図である。
【図11】前記冷却ユニットの除氷サイクルにおける貯
氷完了後の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10…貯氷庫、20…製氷ユニット、22…製氷板、2
4…第1製氷水タンク、25a…水氷分離板、35…カ
バー、37…近接スイッチ、40…冷却ユニット、50
…機械室、60…電気制御回路、I…氷。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生成した氷を貯える貯氷庫内上部に配設さ
    れて製氷サイクルにおいては表面上を流下する製氷水を
    冷却し氷結させて氷を生成し脱氷サイクルにおいては前
    記表面上にて生成した氷を加熱して同表面上から離脱さ
    せ落下させる製氷板と、 前記製氷板の下方に配設されて前記製氷板から氷結せず
    に流下した製氷水を回収する製氷水タンクと、 前記製氷板から所定距離だけ隔てた位置にて前記製氷板
    に対して揺動可能に懸吊されてなり、前記製氷サイクル
    においては前記製氷板の表面上を流下する製氷水の飛沫
    が飛散するのを防止し、前記脱氷サイクルにおいては前
    記製氷板から離脱した氷に押し開けられて揺動し前記氷
    の貯氷庫への落下を許容するカバーとを備えた製氷機に
    おいて、 前記カバーが揺動して前記製氷板から離間したことを検
    出するカバー揺動検出手段と、 前記カバー揺動検出手段による検出に基づいて、前記カ
    バーが揺動して製氷板から離間した状態が所定時間継続
    したとき貯氷完了と判定する貯氷完了判定手段とを設け
    たことを特徴とする製氷機。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の製氷機において、 前記貯氷完了判定手段が貯氷完了と判定したとき前記製
    氷板の冷却及び加熱を停止して氷の生成を停止する生成
    停止制御手段を設けたことを特徴とする製氷機。
  3. 【請求項3】前記請求項2に記載の製氷機において、 前記カバー揺動検出手段による検出に基づいて、前記生
    成停止制御手段による氷の生成の停止中に前記カバーの
    揺動状態が解除されたとき前記製氷板の冷却及び加熱を
    再開して氷の生成を再開する生成再開制御手段を設けた
    ことを特徴とする製氷機。
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