JPH1037651A - 穿孔装置のプレクリーナ - Google Patents
穿孔装置のプレクリーナInfo
- Publication number
- JPH1037651A JPH1037651A JP19813096A JP19813096A JPH1037651A JP H1037651 A JPH1037651 A JP H1037651A JP 19813096 A JP19813096 A JP 19813096A JP 19813096 A JP19813096 A JP 19813096A JP H1037651 A JPH1037651 A JP H1037651A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- precleaner
- guide shell
- outlet
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Abstract
ト7での吸込能力を大とし、繰粉のダストポット7外へ
の漏出を防止する。また、ガイドシェル4の傾斜が変わ
っても、集塵性能が低下しないようにする。 【解決手段】 クローラドリル1の集塵機8の吸込用の
ホース9の途中に設けられるプレクリーナ10を、ホー
ス9より大径で、上部に出口13、下部にダスト排出口
14を備えた中空の集塵室11と、この集塵室11の側
面に斜下向きに設けられた入口管12とで構成する。プ
レクリーナ10は集塵室11が垂直状態となるようガイ
ドシェル4から吊下げて支持する。
Description
ロータリドリル、ダウンザホールドリル等の穿孔装置に
搭載された集塵機の吸込用配管の途中に設けて、粉塵を
捕集するプレクリーナに関するものである。
ンザホールドリル等の穿孔装置では、岩盤に穿孔する
際、繰粉を孔内から排出除去するために、通常圧縮空気
が利用されている。このため、穿孔時には多量の粉塵が
発生する。そこで、最近の穿孔装置では、バグフィルタ
等の集塵機を搭載して、粉塵を捕集し除去することによ
り、空気を清浄化し作業環境を改善するようにしている
ものが多い。
離れた場所に排出しなければならないので、集塵機本体
はさく孔位置から離れた場所に配置し、穿孔口元を覆う
ダストポットから集塵機本体まで、ホースやパイプを用
いた吸込用配管が敷設されている。
塵が発生し、また粉塵中には、微粒のものばかりでなく
小石のような粒度の大きいものも含まれているので、吸
込用配管が途中で詰まったり、集塵機のフィルタが早期
に目詰まりしてしまうことがある。
の一部(特に粗粒の粉塵)を捕集して排出するためのプ
レクリーナが設けられるようになっている。このプレク
リーナには、従来サイクロン式の集塵機が用いられてい
た。
は、回転気流による遠心力で重量の大きい粉塵を気流か
ら分離し壁面を伝って落下させ集塵するものであって、
構造が比較的簡単で製作費用もさほど高価ではない。
失が大きいので、ダストポットでの吸込能力が低下し、
粉塵がダストポット外部へ漏出するという問題がある。
また、サイクロン式の集塵機は、重量が大でこれを支持
するためガイドシェルに固定して用いられるので、ガイ
ドシェルを直立状態として穿孔する場合にはよいが、穿
孔状態によってガイドシェルの傾斜が変わるとサイクロ
ン集塵機の傾斜が変わり、集塵性能が低下する。
る上記課題を解決するものであって、圧力損失が小さく
ダストポットでの吸込能力を大きくでき、繰粉のダスト
ポット外への漏出を防止することのできる穿孔装置のプ
レクリーナを提供することを目的とする。
集塵性能が低下しない穿孔装置のプレクリーナを提供す
ることを目的とする。
集塵機の吸込用配管の途中に設けられるプレクリーナ
を、吸込用配管より大径で、上部に出口、下部にダスト
排出口を備えた中空の集塵室と、この集塵室の側面に斜
下向きに設けられた入口管とで構成することにより上記
課題を解決している。
た粉塵は、プレクリーナの入口管から集塵室内に導入さ
れる。入口管は斜下向きとなっており、出口は上部に設
けられているので、空気は集塵室内に斜下向きに流入し
転向して上昇する。集塵室は吸込用配管より大径となっ
ているので、このとき上昇する空気の流速は低速となっ
て粉塵が沈降しやすい状態となる。
により転向せず下部のダスト排出口側へ落下し、微粒の
粉塵のみが空気に随伴して上昇する。上部の出口から出
た微粒の粉塵を含む空気は吸込用配管を経て集塵機へ導
かれる。
に気流を転向させるのみであり、内部構造が簡単なので
圧力損失が小さく、ダストポットでの吸込能力を大きく
できる。
であるので集塵室が垂直状態となるよう穿孔装置のガイ
ドシェルから吊下げて支持することにより、ガイドシェ
ルの傾斜が変化しても傾斜が変わらず、集塵性能が低下
しないようにすることができる。
であるプレクリーナを備えたクローラドリルの側面図、
図2はプレクリーナの構成の説明図、図3はダスト排出
口のバルブの閉状態の説明図、図4はダスト排出口のバ
ルブの開状態の説明図である。
ーム2でさく岩機3を搭載したガイドシェル4を支持し
ており、さく岩機3に挿着したロッド5で岩盤6に穿孔
する。ガイドシェル4の先端部には、穿孔口元を覆うダ
ストポット7が設けられている。
搭載されており、穿孔口元を覆うダストポット7から集
塵機8まで、ホース9が集塵機8の吸込用配管として敷
設されている。このホース9の途中のダストポット7に
近い位置にプレクリーナ10が設けられている。
ース9より大径で中空の集塵室11と、この集塵室11
の側面に斜下向きに設けられた入口管12とで構成され
ており、入口管12にはダストポット7側からのホース
9が接続されている。
ト排出口14を備えている。出口13には、集塵室11
から縮径した出口管13Aが形成されており、この出口
管13Aに集塵機8側からのホース9が接続されてい
る。また、ダスト排出口14には、集塵室11内が負圧
になった状態で、図3に示すように、閉となり、粉塵が
堆積して所定重量を越えると、図4に示すように開とな
るバルブ15が設けられている。
簡単で軽量であるので、ガイドシェル4には固定せず、
ガイドシェル4から出口13上方位置でホース9に連結
された吊索16で吊下げて集塵室11が垂直状態となる
よう支持されている。
イドシェル4を所定の穿孔状態に位置決めし、さく岩機
3を駆動して岩盤6に穿孔する。穿孔時には、圧縮空気
がさく岩機3からロッド5を経て孔内に送られ、穿孔で
生じた繰粉が圧縮空気によって孔内から排出される。
ダストポット7で捕集され、集塵機8用の吸引ファン
(図示略)により空気とともに吸引されて、ホース9を
通り集塵機8に入りフィルタで分離除去される。
れたプレクリーナ10では、ダストポット7から空気A
とともに吸い込まれた粉塵Dは、プレクリーナ10の入
口管12から集塵室11内に導入される。入口管12は
下向きとなっており、出口13は上部に設けられている
ので、空気Aは集塵室11内に下向きに流入し転向して
上昇する。集塵室11はホース9より大径となっている
ので、このとき上昇する空気Aの流速は低速となり粉塵
が沈降しやすい状態となる。
力により転向せず下部のダスト排出口14側へ落下し、
微粒の粉塵のみが空気Aに随伴して上昇する。上部の出
口13から出た微粒の粉塵を含む空気Aはホース9を経
て集塵機8へ導かれる。
1は単に気流を転向させるのみで内部構造が簡単なの
で、圧力損失が小さく、ダストポット7での吸込能力を
大きくできる。従って、粉塵Dのダストポット7外への
漏出を防止できる。
8用の吸引ファンによって負圧となっており、ダスト排
出口14のバルブ15は閉となっているので、落下した
粉塵Dは、集塵室11の下部に貯留されるが、粉塵Dが
堆積して所定重量を越えると、図4に示すようにバルブ
15が開となって、ダスト排出口14から下方へ排出さ
れる。
して穿孔する場合だけではなく、必要に応じて穿孔角度
が変更されるので、ガイドシェル4の傾斜も変化する。
このプレクリーナ10は、ガイドシェル4に固定されて
おらず、吊索16でガイドシェル4から吊下げられてい
るので、ガイドシェル4の傾斜が変化しても集塵室11
が垂直状態となるよう保持することができる。このよう
に、ガイドシェル4の傾斜が変化しても傾斜が変わらな
いので、プレクリーナ10の集塵性能は低下せず、常に
効果的に粗粒の粉塵Dを除去できる。
のプレクリーナによれば、圧力損失を小さくしてダスト
ポットでの吸込能力を大きくでき、繰粉のダストポット
外への漏出を防止することができる。
となるよう穿孔装置のガイドシェルから吊下げて支持す
ることにより、ガイドシェルの傾斜が変化しても、集塵
性能が低下せず、効果的に粉塵を除去することができ
る。
備えたクローラドリルの側面図である。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 穿孔装置の集塵機の吸込用配管の途中に
設けられるプレクリーナであって、前記吸込用配管より
大径で、上部に出口、下部にダスト排出口を備えた中空
の集塵室と、該集塵室の側面に斜下向きに設けられた入
口管とからなる穿孔装置のプレクリーナ。 - 【請求項2】 集塵室が垂直状態となるよう穿孔装置の
ガイドシェルから吊下げて支持された請求項1記載の穿
孔装置のプレクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19813096A JP3783799B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 穿孔装置のプレクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19813096A JP3783799B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 穿孔装置のプレクリーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1037651A true JPH1037651A (ja) | 1998-02-10 |
JP3783799B2 JP3783799B2 (ja) | 2006-06-07 |
Family
ID=16385956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19813096A Expired - Lifetime JP3783799B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 穿孔装置のプレクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3783799B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008519923A (ja) * | 2004-11-11 | 2008-06-12 | サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア | 吸塵構造 |
JP2012503114A (ja) * | 2008-09-15 | 2012-02-02 | サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア | 岩石物質に亀裂を入れる方法および破壊装置 |
JP2015143447A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 古河ロックドリル株式会社 | さく孔機 |
JP2016097426A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | トヨタ自動車株式会社 | レーザクラッド装置 |
JP2017061822A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 古河ロックドリル株式会社 | くり粉サンプリング装置およびこれを備える穿孔機械 |
CN107354944A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-11-17 | 张家港沙工科技服务有限公司 | 多功能防粉尘污染打桩机 |
CN110486013A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-11-22 | 广西雷公斧重工有限公司 | 带钻孔功能的劈裂机 |
CN110486015A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-11-22 | 广西雷公斧重工有限公司 | 多功能分裂机 |
CN110593785A (zh) * | 2019-09-20 | 2019-12-20 | 河南城建学院 | 一种煤矿开采用潜孔钻机的除尘装置 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP19813096A patent/JP3783799B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008519923A (ja) * | 2004-11-11 | 2008-06-12 | サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア | 吸塵構造 |
JP4801670B2 (ja) * | 2004-11-11 | 2011-10-26 | サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア | 吸塵構造 |
JP2012503114A (ja) * | 2008-09-15 | 2012-02-02 | サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア | 岩石物質に亀裂を入れる方法および破壊装置 |
JP2015143447A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 古河ロックドリル株式会社 | さく孔機 |
JP2016097426A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | トヨタ自動車株式会社 | レーザクラッド装置 |
US10399181B2 (en) | 2014-11-21 | 2019-09-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Laser cladding apparatus |
JP2017061822A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 古河ロックドリル株式会社 | くり粉サンプリング装置およびこれを備える穿孔機械 |
CN107354944A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-11-17 | 张家港沙工科技服务有限公司 | 多功能防粉尘污染打桩机 |
CN110486013A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-11-22 | 广西雷公斧重工有限公司 | 带钻孔功能的劈裂机 |
CN110486015A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-11-22 | 广西雷公斧重工有限公司 | 多功能分裂机 |
CN110593785A (zh) * | 2019-09-20 | 2019-12-20 | 河南城建学院 | 一种煤矿开采用潜孔钻机的除尘装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3783799B2 (ja) | 2006-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2019144662A1 (zh) | 矿用钻机及其吸尘罩和除尘装置 | |
US8152905B2 (en) | Device and method for separating particles out from a fluid | |
CN107218074A (zh) | 煤矿综掘工作面除尘系统 | |
WO2019144663A1 (zh) | 矿用钻车及其打钻除尘一体化装置 | |
US4284422A (en) | Industrial vacuum cleaner | |
WO2019144661A1 (zh) | 矿用钻机及其除尘装置 | |
CN2911188Y (zh) | 矿用湿式孔口除尘器 | |
CN207261034U (zh) | 煤矿综掘工作面除尘系统 | |
JPH1037651A (ja) | 穿孔装置のプレクリーナ | |
CN101134348A (zh) | 混凝土切割机 | |
CN109025864A (zh) | 钻孔干式钻进的除尘系统及其除尘方法 | |
CN108194123B (zh) | 一种煤矿井下除尘装置及除尘方法 | |
CN110617020A (zh) | 一种岩土勘探用无尘岩石电钻 | |
CN1994213B (zh) | 便携式吸尘装置 | |
CA1062245A (en) | Drill cuttings separation and control apparatus | |
CN214682318U (zh) | 一种防止排尘管堵塞的旋风分离器 | |
JP2009521309A (ja) | 空気の流れから穿孔切削粉を分離する粒子分離装置及び穿孔リグ並びに粒子分離装置の制御方法 | |
CN207485387U (zh) | 一种潜孔钻机用孔口外干湿混合除尘器 | |
KR200396874Y1 (ko) | 용접흄 집진기의 탈진장치 | |
CN115614036A (zh) | 用于掘进机的粉尘处理装置及粉尘处理方法 | |
CN206566643U (zh) | 一种内滤式滤芯射流卷吸清灰装置 | |
TWM576911U (zh) | Oil mist recovery machine | |
CN108742314A (zh) | 旋风分离器及过滤组件 | |
CN212141796U (zh) | 除尘设备及干选系统 | |
CN106237750B (zh) | 一种内滤式滤芯射流卷吸清灰装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060105 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20060207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20060308 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324 |