JP2016097426A - レーザクラッド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザクラッド装置を用いたクラッド加工において、容易に金属粉末の回収を行うとともに、稼働効率の向上を図ることが可能なレーザクラッド装置を提供する。【解決手段】レーザクラッド装置10は、シリンダヘッド1に形成された排気ポート2のバルブシート部2aに、金属粉末Mを供給しながらレーザ光を照射して、バルブシート部2aにクラッド加工を行う装置であって、排気ポート2に接続されるダクト20と、ダクト20を介して、バルブシート部2aで余剰となった金属粉末Mを吸引する集塵機30と、を備え、ダクト20は、直管状に形成され、かつ軸線方向が略鉛直となる姿勢で配置される部位である鉛直部21と、鉛直部21から分岐され、分岐方向が水平方向よりも上向きとなる姿勢で配置される部位である分岐部22と、を備え、分岐部22の先端側に集塵機30が接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザクラッド装置の技術に関し、より詳しくは、クラッド加工時に余剰となった金属粉末の回収を容易にし、レーザクラッド装置の稼働効率を向上させるための技術に関する。
従来、シリンダヘッドのバルブシート部に対して、耐摩耗性等の向上を図るために、クラッド加工を施す技術が知られている。
クラッド加工は、バルブシート部にレーザ光を照射するとともに、その照射部位に金属粉末を噴射することで、金属粉末を溶融させ、バルブシート部を局部的に異種金属で覆う加工である。
クラッド加工を行う際、噴射された金属粉末が全てバルブシート部に付着するものではなく、余剰の金属粉末が発生する。余剰の金属粉末を放置しておくと、部品や生産装置の隙間等に入り込んで、不具合を引き起こす場合があるため、速やかに回収することが望まれる。
そして従来、クラッド加工時において、余剰の金属粉末を回収するための技術が種々検討されており、例えば、以下に示す特許文献1に開示された技術がある。
特許文献1に開示されている従来技術では、レーザクラッド装置を用いてバルブシート部にクラッド加工を行う際に、余剰となった金属粉末や発生したヒュームを吸引し、バルブシート部から除去する構成としている。
また、特許文献1に開示されている従来技術では、金属粉末やヒュームを吸引するためのダクトにフィルタを設けており、当該フィルタで、吸引したヒュームと金属粉末を捕集する構成としている。
レーザクラッド装置では、金属粉末を吸引するための風量を上げると、バルブシート部に付着させるべき金属粉末まで吸引してしまうこととなるため、排気風量をむやみに上げることができない、という事情が存在している。
そして、特許文献1に開示されている従来技術では、ダクトの横引き(水平)部分で金属粉末が堆積しやすくなっているため、ダクトの清掃頻度が高くなっている。
また、従来技術では、フィルタの目詰まりによる風量低下を招かないように、頻繁にフィルタのメンテナンス(交換や清掃)を行っている。
このため従来、金属粉末を回収しつつクラッド加工を行う場合、レーザクラッド装置の稼働効率を上げにくいという問題が生じていた。
特開2008−188648号公報
本発明は、斯かる現状の課題を鑑みてなされたものであり、レーザクラッド装置を用いたクラッド加工において、容易に金属粉末の回収を行うとともに、稼働効率の向上を図ることが可能なレーザクラッド装置を提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ワークの被加工部に金属粉末を供給しながらレーザ光を照射して、前記被加工部にクラッド加工を行うレーザクラッド装置であって、前記被加工部に接続されるダクトと、前記ダクトを介して、前記被加工部で余剰となった金属粉末を吸引する集塵手段と、を備え、前記ダクトは、直管状に形成され、かつ軸線方向が略鉛直となる姿勢で配置される部位である鉛直部と、前記鉛直部から分岐され、分岐方向が水平方向よりも上向きとなる姿勢で配置される部位である分岐部と、を備え、前記分岐部の先端側に前記集塵手段が接続されるものである。
請求項2においては、前記分岐部は、該分岐部の分岐位置よりも上方の前記鉛直部に対して、鋭角となる角度で分岐されるものである。
請求項3においては、前記ダクトは、前記鉛直部における前記分岐部の分岐位置よりも下方に位置する部位であって、前記鉛直部における前記分岐部の分岐位置よりも上方に位置する部分のダクト面積に比して、ダクト面積を小さく絞った部分を有する縮径部を備え、前記縮径部は、前記ダクト面積を小さく絞った部分よりも下方において、下端が開放されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、金属粉末とヒュームを含む排気から、金属粉末を容易に分離することができる。これにより、ダクト中への金属粉末の堆積を抑制することができ、集塵機およびダクトのメンテナンス頻度を低減させることができる。これにより、レーザクラッド装置の稼働効率を向上させることができる。
請求項2においては、金属粉末とヒュームを含む排気から、金属粉末をより確実に分離することができる。
請求項3においては、金属粉末とヒュームを含む排気から分離した金属粉末を容易に回収することができる。
本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置の全体構成を示す模式図。 シリンダブロックに対するダクト設備の接続状況を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置の全体構成(排気および吸気ポートの両方に接続する構成)を示す模式図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず始めに、本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置について、図1および図2を用いて説明をする。
尚、以下では、図1中に示す矢印Xの方向を鉛直上方向と規定して、矢印Xの方向に基づいて、上下方向を規定している(図3において同じ)。また、図1中に示す矢印Xに直交する方向を水平方向と規定する。
ここではまず、レーザクラッド装置によりクラッド加工を行う対象ワークであるシリンダヘッドについて、説明する。
図1に示す如く、本実施形態におけるクラッド加工の対象ワークたるシリンダヘッド1は、エンジンの構成部品の一つであり、複数種類のポート(排気ポート2および吸気ポート3)がそれぞれ複数形成されており、各ポート2・3がクラッド加工による被加工部となっている。
各ポート2・3には、バルブ(図示せず)が当接する部位であるバルブシート部2a・3aが形成されており、このバルブシート部2a・3aが、各ポート2・3における具体的なクラッド加工の対象部位となっている。
次に、本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置の全体構成について、説明をする。
図1に示すレーザクラッド装置10は、シリンダヘッド1のバルブシート部2a・3aに対してクラッド加工を施すための装置であり、クラッドノズル11、ダクト20、集塵機30等を備えている。
尚、図1に示す実施形態では、シリンダヘッド1が備える各ポート2・3の内、排気ポート2のバルブシート部2aにクラッド加工を施す場合を例示している。
また、レーザクラッド装置10では、図示を省略しているが、レーザ発振器や、シリンダヘッド1を支持するための支持治具、等を備えている。
また、レーザクラッド装置10は、シリンダヘッド1以外のワークに対して、クラッド加工を行うことも可能である。
クラッドノズル11は、クラッド加工の対象物に対してレーザ光を照射するレーザ照射手段であるとともに、同対象物に対して金属粉末Mとシールドガスを吹き付ける噴射手段として構成され、レーザ光の光軸上に金属粉末Mとシールドガスを噴射することができるように構成される。
金属粉末Mは、シリンダヘッド1を構成する材質に対して異種金属となる材質を粉末状にしたものであり、例えば、銅系の金属等を用いることができる。
そして、レーザクラッド装置10によるバルブシート部2aに対するクラッド加工においては、クラッドノズル11によって、バルブシート部2aにレーザ光を照射しつつ、そのレーザ光の照射位置に向けて、金属粉末Mとシールドガスを吹き付ける構成としている。
即ち、レーザクラッド装置10によるクラッド加工は、シールドガス雰囲気中にバルブシート部2aがある状態で、バルブシート部2a上のレーザ光の照射位置において金属粉末Mを溶融させ、溶融した金属粉末Mでバルブシート部2aを覆う構成としている。
バルブシート部2aに対するクラッド加工において、排気ポート2のバルブシート部2a側とは反対側の端部には、ダクト20および集塵機30を接続しており、ダクト20および集塵機30によって、排気ポート2内を吸引し、バルブシート部2a周辺を吸引しながら、クラッド加工を行う構成としている。
クラッド加工を行う際、バルブシート部2aに供給した金属粉末Mの大半は、溶融しバルブシート部2aに付着するが、一部は溶融せずに粉末状のままバルブシート部2a周辺に残存することとなる。クラッド加工においては、粉末状のまま残った余剰の金属粉末Mや、加工時に発生するヒュームF(蒸発金属が冷却されて生成される微細な粉塵)を、ダクト20および集塵機30で吸引して、バルブシート部2aから除去する構成としている。
尚、ヒュームFは、金属粉末Mに比べて、一つ一つの粉塵の粒子径が小さく、軽いという性質を有している。本実施形態において、金属粉末Mの粒径は、10〜150μm程度であり、ヒュームFの粒径は、1μm以下程度であるため、ヒュームFは、金属粉末Mに比べて、圧倒的に軽量である。このため、ヒュームFは、金属粉末Mに比して、排気の流れに乗って運ばれやすい、という性質を有している。
図1および図2に示す如く、ダクト20は、シリンダヘッド1と集塵機30を接続するための部材であり、鉛直部21、分岐部22、縮径部23、接続部24等を備えている。
そして、ダクト20および集塵機30によって、バルブシート部2a周辺で生じた余剰の金属粉末MおよびヒュームFを吸引する構成としている。
鉛直部21は、ダクト20の一部を構成する直管状に形成される部位であって、その軸線方向が略鉛直(本実施形態では、完全な鉛直)となる姿勢で配置される。つまり、鉛直部21は、上下方向へ直線状に延出する部位である。そして、鉛直部21を通る排気の流れ方向は、略鉛直下向きとなっている。
分岐部22は、ダクト20の一部を構成し、鉛直部21から分岐される部位であり、その分岐方向(分岐部22の基端部から排気方向へ向かう方向)が、水平方向よりも上向きとなる姿勢で配置される。
そして、ダクト20では、鉛直部21において、略鉛直下向きに流れる排気の流れ方向を、分岐部22において急激に水平方向よりも上向きに変更するように構成している。
縮径部23は、ダクト20の一部を構成し、鉛直部21における分岐部22の形成位置よりも下方に位置する部位であり、鉛直部21における分岐部22の形成位置から下方へ向けて延出していて、軸線方向が略鉛直となっている。
そして、縮径部23では、該縮径部23におけるダクト面積を、分岐部22を分岐する前(排気の流れ方向における上流側)の鉛直部21のダクト面積に比して小さく絞った部分を有している。
さらに、本実施形態では、縮径部23の下端を開放する構成としており、縮径部23からも空気を流入させるとともに、開放された縮径部23から金属粉末Mを排出する構成としている。縮径部23においては、前記ダクト面積を小さく絞った部分よりも下方に位置する箇所が開放されている。
接続部24は、図2に示すように、複数ある排気ポート2・2・・・に対して、個別に接続される部位であり、複数の接続部24・24・・・で、各排気ポート2・2・・・を個別に吸引する構成としている。複数の接続部24・24・・・は、排気方向における下流側で集合され、一つのダクト(本実施形態では鉛直部21)にまとめられる。
各接続部24d・24・・・は、所謂エキゾーストパイプ(排気集合管)の如く、各接続部24・24・・・における排気量が均等になるように構成することが好ましい。
尚、レーザクラッド装置10は、接続部24を保持し、シリンダヘッド1に向けて押圧するための押圧機構(図示せず)を備えており、同押圧機構によって、排気ポート2と接続部24との間に隙間が生じないように構成している。
即ち、本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置10では、シリンダヘッド1が、複数の排気ポート2・2・・・を備える場合において、ダクト20は、各ポート2・2・・・に単独で接続する複数の接続部24・24・・・を備え、複数の接続部24・24・・・を集合させた後に、鉛直部21に接続する構成としている。
このような構成により、各ポート2・2・・・のバルブシート部2aから確実に金属粉末MおよびヒュームFを除去することが可能になっている。
集塵機30は、排気ファン31と、金属粉末Mを捕集する第1フィルタ32と、ヒュームFを捕集する第2フィルタ33等を備えており、排気ファン31を運転することによって、ダクト20を介して、バルブシート部2aの周辺に存在する金属粉末MやヒュームFを吸引し、金属粉末MとヒュームFをそれぞれフィルタ32・33で捕集する。
集塵機30は、ダクト20における分岐部22の先端側(鉛直部21側とは反対側)に接続されている。
ここで、ダクト20における金属粉末MやヒュームFの流れ方について、さらに説明をする。
図1に示す如く、バルブシート部2aの周辺に存在する金属粉末MやヒュームFは、ダクト20および集塵機30によって吸引される空気の流れに乗って、アシストガスや空気とともに排気ポート2を通ってダクト20へと運ばれ、さらに鉛直部21を通った後で分岐部22において急激に空気の流れ方向が変更される。
このとき金属粉末Mは、鉛直方向に向いた鉛直部21内において、排気の流れ方向に沿った略鉛直下向きの慣性力と、該金属粉末Mに作用する重力によって、分岐部22の方向へは進まずに、そのまま下方へと落下して、縮径部23の方へと進む。
尚、本実施形態では、鉛直部21の姿勢が完全な鉛直となるように、鉛直部21を配置した場合を例示しているが、レーザクラッド装置10における鉛直部21の姿勢は、軸線方向が完全な鉛直となる姿勢に限定されず、軸線方向が「略鉛直」となる姿勢であればよい。
ここでいう「略鉛直」とは、排気と共に鉛直部21に流れてきた金属粉末Mを、分岐部22側へは流さずに、慣性力と重力の作用によって、そのまま略鉛直下向きに直進させることができる姿勢を意味しており、鉛直部21の姿勢は、鉛直方向を基準として所定の角度において傾いていてもよい。
また、金属粉末Mが略鉛直下向きに落下し、結果的に縮径部23から排出されるか否かは、金属粉末Mの材質、粒径、排気風量、縮径部23側からの流入空気量、温湿度等の種々の要素により左右されるため、前記所定の角度(どの程度傾けて良いかということ)は、これらの各要素を考慮して、クラッド加工時の条件に応じて決定することができる。
換言すれば、鉛直部21から縮径部23の方向へ略鉛直下向きに進んだ金属粉末Mが、慣性力と重力の作用では縮径部23から排出されず、ダクト内に堆積してしまうような姿勢については、「略鉛直」となる姿勢には該当しない。
鉛直部21に対する分岐部22の角度、即ち、分岐前(排気の流れ方向における上流側)の鉛直部21の軸線方向に対する分岐部22の軸線方向の角度は、鋭角とすることが好ましい。このような構成により、より確実に、分岐部22側に金属粉末Mが流れることを防止できる。
レーザクラッド装置10において、縮径部23は、図1に示すように、下端部が開放されているため、縮径部23側に進んだ金属粉末Mは、縮径部23の下端から排出され、受け皿40上に貯溜される。
一方、ヒュームFは、金属粉末Mに比して重量が圧倒的に軽く、慣性力と重力の作用が小さいため、縮径部23の方向へは進まずに、排気の流れ方向に沿って、分岐部22の方へと進む。その後ヒュームFは、ダクト20を通って、集塵機30まで運ばれる。
縮径部23は、鉛直部21に比して口径を小さくして、縮径部23から分岐部22に向けて流入する空気の流入抵抗を増大させ、流入空気量を抑えることによって、金属粉末Mの落下を阻害しないように構成される。
換言すれば、縮径部23を開放している構成において、縮径部23は、流入空気量が、金属粉末Mの落下を阻害することがない流量となるように、ダクト面積(開口面積)を絞る構成としている。
即ち、本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置10において、鉛直部21は、分岐部22の分岐位置以下において、分岐部22の分岐位置以上の鉛直部21のダクト面積に比して、ダクト面積が小さい部位である縮径部23を備え、縮径部23以下において開放されるものである。
このような構成により、金属粉末MとヒュームFを含む排気から分離した金属粉末Mを容易に回収することができる。
また、本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置10において、分岐部22は、該分岐部22の分岐位置よりも上方の鉛直部21に対して、鋭角となる角度θで分岐されるものである。
このような構成により、金属粉末MとヒュームFを含む排気から、金属粉末Mをより確実に分離することができる。
このように、本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置10では、集塵機30の手前に配置した受け皿40において、大半の金属粉末Mを回収する構成としている。
レーザクラッド装置10では、鉛直部21は略鉛直向きであるので、鉛直部21に金属粉末Mが堆積することはなく、かつ、分岐部22以後では、大半の金属粉末Mが回収された後の排気が流通しているため、ダクト20内における金属粉末Mの堆積量が、従来に比して少なくなっており、ダクト清掃の頻度が減ることによって、レーザクラッド装置10の稼働効率を上げることができる。
また、レーザクラッド装置10では、集塵機30の手前で、大半の金属粉末Mを既に回収しているため、集塵機30における第1フィルタ32の目詰まりが抑制され、フィルタ寿命を延ばすことができ、さらに、フィルタ交換の頻度が減ることによって、レーザクラッド装置10の稼働効率を上げることができる。
あるいは、レーザクラッド装置10においては、例えば、縮径部23を設けずに、鉛直部21の下端部に弁体(図示せず)等を設けて、封止しておく構成としてもよい。
この場合、下向きに落下した金属粉末Mは、再び、分岐部22の方向に飛翔することなく、ダクト20内に貯溜される。また、貯溜された金属粉末Mは、定期的に弁体を開放することによって、ダクト20の外に排出することができる。
このように弁体を設ける構成では、縮径部23からの空気の流入を考慮する必要がないため、集塵機30(排気ファン31)の排気量を抑えることができる。
即ち、レーザクラッド装置10においては、縮径部23に、開度の調整が可能な弁体を付設する構成としてもよく、このような構成により、金属粉末MとヒュームFを含む排気から、金属粉末Mを確実に分離しながら、排気量を低減することができ、ひいては、集塵機30のランニングコストを低減することができる。
即ち、本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置10では、排気風量をむやみに上げることができないというレーザクラッド装置特有の制約下において、金属粉末Mの回収を容易にし、かつ、ダクト内に金属粉末Mが堆積することが抑制され、ひいては、稼働効率の向上が図られている。
即ち、本発明の一実施形態に係るレーザクラッド装置10は、シリンダヘッド1に形成された排気ポート2のバルブシート部2aに、金属粉末Mを供給しながらレーザ光を照射して、バルブシート部2aにクラッド加工を行う装置であって、排気ポート2に接続されるダクト20と、ダクト20を介して、バルブシート部2aで余剰となった金属粉末Mを吸引する集塵機30と、を備え、ダクト20は、直管状に形成され、かつ軸線方向が略鉛直となる姿勢で配置される部位である鉛直部21と、鉛直部21から分岐され、分岐方向が水平方向よりも上向きとなる姿勢で配置される部位である分岐部22と、を備え、分岐部22の先に集塵機30が接続されるものである。
このような構成により、金属粉末MとヒュームFを含む排気から、金属粉末Mを容易に分離することができる。これにより、ダクト20への金属粉末Mの堆積を抑制することができ、集塵機30およびダクト20のメンテナンス頻度を低減させることができる。
また、本実施形態では、シリンダヘッド1に形成された2種類の各ポート2・3の内、排気ポート2のみにダクト20を接続する場合を例示しているが、図3に示すように、ダクト20を、排気ポート2と吸気ポート3の両方に、同時に接続する構成としてもよい。
図3に示す如く、本発明の別実施形態に係るレーザクラッド装置15は、シリンダヘッド1のバルブシート部2a・3aに対してクラッド加工を施すための装置であり、クラッドノズル11、ダクト20・20、集塵機30等を備えている。
このようなレーザクラッド装置15では、クラッドノズル11の向きを変えるだけで、排気ポート2のバルブシート部2aにクラッド加工を施す状態から、即座に吸気ポート3のバルブシート部3aにクラッド加工を施す状態に移行することができる。
また、レーザクラッド装置15では、シリンダヘッド1に対してダクト20を接続し直す必要がないので、クラッド加工の途中における段取り替えに要する時間を短縮することができる。
このため、レーザクラッド装置15では、クラッド加工に要する時間を、レーザクラッド装置10に比して短縮することが可能になっており、このような構成のレーザクラッド装置15によれば、稼働効率のさらなる向上を図ることができる。
1 シリンダヘッド
10 レーザクラッド装置
20 ダクト
21 鉛直部
22 分岐部
23 縮径部
30 集塵機
M 金属粉末
F ヒューム

Claims (3)

  1. ワークの被加工部に金属粉末を供給しながらレーザ光を照射して、前記被加工部にクラッド加工を行うレーザクラッド装置であって、
    前記被加工部に接続されるダクトと、
    前記ダクトを介して、前記被加工部で余剰となった金属粉末を吸引する集塵手段と、
    を備え、
    前記ダクトは、
    直管状に形成され、かつ軸線方向が略鉛直となる姿勢で配置される部位である鉛直部と、
    前記鉛直部から分岐され、分岐方向が水平方向よりも上向きとなる姿勢で配置される部位である分岐部と、
    を備え、
    前記分岐部の先端側に前記集塵手段が接続される、
    ことを特徴とするレーザクラッド装置。
  2. 前記分岐部は、
    該分岐部の分岐位置よりも上方の前記鉛直部に対して、
    鋭角となる角度で分岐される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザクラッド装置。
  3. 前記ダクトは、
    前記鉛直部における前記分岐部の分岐位置よりも下方に位置する部位であって、
    前記鉛直部における前記分岐部の分岐位置よりも上方に位置する部分のダクト面積に比して、ダクト面積を小さく絞った部分を有する縮径部を備え、
    前記縮径部は、
    前記ダクト面積を小さく絞った部分よりも下方において、下端が開放される、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレーザクラッド装置。
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