JPH1037571A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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Publication number
JPH1037571A
JPH1037571A JP19586296A JP19586296A JPH1037571A JP H1037571 A JPH1037571 A JP H1037571A JP 19586296 A JP19586296 A JP 19586296A JP 19586296 A JP19586296 A JP 19586296A JP H1037571 A JPH1037571 A JP H1037571A
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JP
Japan
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contact
base
movable contact
movable
plate
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Pending
Application number
JP19586296A
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English (en)
Inventor
Kenichi Shimatani
賢一 島谷
Akio Matsumoto
明生 松本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動部材の吸着板がヨークの突出端面の全面
で吸着されて、スイッチ部の可動接点が固定接点に確実
に接離するロック装置を提供する。 【解決手段】 開口部11を有して略有底箱形に形成さ
れた基台1と、保磁力を発生する磁石2と、基台1の開
口部11から突出した突出端面31c,32cが可動部
材9の吸着板91を吸着する一対のヨーク3と、可動接
点43を固着した可動接点板42を配置した棒状の操作
子41が押圧されて可動接点43が固定接点61に接離
するスイッチ部4と、操作子41を押圧前の状態に復帰
する復帰ばね5と、を備えたロック装置において、前記
ヨーク3は中央片31a,32aと両脚片31b,32
bとで略コ字型に形成されて、両脚片31b,32bの
端面が前記突出端面31c,32cを形成するととも
に、基台1は一対のヨーク3のうち一方の中央片31a
のコ字型内側31dに当接し得る当接壁16が設けられ
た構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械設備等の開口
部を開閉する安全カバーのような可動部材に設けた吸着
板を吸着するとともに、開閉を検知するスイッチ部を内
蔵したロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロック装置として、図9
及び図10に示す構成のものが存在する。このものは、
開口部を有して略有底箱形に形成された基台Aと、保持
力を発生する磁石Bと、中央部に空隙C1を設けた状態
で両端部にそれぞれ磁石Bを挟持して、磁石Bの保持力
でもって基台Aの開口端から突出した突出端面C2が可
動部材Dの吸着板D1を吸着する一対のヨークCと、空
隙C1に位置して可動接点E1を固着した可動接点板E
2を一端部に配置した棒状の操作子E3が設けられて、
吸着板D1が突出端面C2に吸着されると操作子E3の
他端部E4が押圧されて可動接点E1が固定接点E5に
接離するスイッチ部Eと、操作子E3を押圧前の状態に
復帰する復帰ばねFと、を備えている。
【0003】ただし、このものは、ヨークCが基台Aに
固定されて可動せず、また復帰ばねFが操作子E3の他
端部E4の反対側へ設けられている。
【0004】さらに詳しくは、機械設備、すなわち工作
機械や自動組立機のような機器の安全カバーや蓋を閉じ
た状態に保ち、不用意に開放されるのを防止するため
に、ロック装置が用いられている。一方、安全カバーや
蓋を開くと、それまで機器が作動していても自動的に機
器を停止させるようにしたものがあり、安全カバーや扉
のような可動部材Dが開いたことを検出するために、開
口部に開閉検出用のスイッチを設けている。
【0005】可動部材Dによって開口部を閉じた状態で
はその状態に保持し、かつ可動部材Dが開いたことを検
出して機器等の制御を行うようにするには、ロック装置
と開閉検出用のスイッチとを別途に設けているものがあ
る。ただし、このように2種類の部品を開口部の固定部
材に取り付けようとすれば、開閉検出用のスイッチは接
点の接離状態を反転させることが必要であるから、スイ
ッチとロック装置との位置関係を正確に設定することが
必要であって、取付施工時の両者の位置決めに手間がか
かる。
【0006】したがって、可動部材Dに設けた吸着板D
1を吸着する部材に、開閉検出用のスイッチを1つの基
台Aに内蔵することによって、取付時の位置決め作業を
容易にした前記従来のロック装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のロック
装置では、可動部材Dに設けた吸着板D1を吸着して可
動部材Dの開閉を検知できる。
【0008】しかしながら、可動部材Dの吸着板D1と
ヨークCの突出端面C2とが平行でなく傾斜していると
き、吸着板D1が突出端面C2の全面ではなく一部に吸
着されて、操作子E3の他端部E4が十分に押圧されず
に、可動接点E1が固定接点E5に接離しない場合があ
った。また、復帰ばねFが操作子E3の他端部E4の反
対側へ設けられているので、操作子E3の軸方向におけ
る長さが長くなって、小型化に限界があった。
【0009】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、可動部材の吸着板がヨー
クの突出端面の全面で吸着されて、スイッチ部の可動接
点が固定接点に確実に接離するロック装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、開口部を有して略有底
箱形に形成された基台と、保持力を発生する磁石と、中
央部に空隙を設けた状態で両端部にそれぞれ磁石を挟持
して、磁石の保持力でもって基台の開口部から突出した
突出端面が可動部材の吸着板を吸着する一対のヨーク
と、空隙に位置して可動接点を固着した可動接点板を一
端部に配置した棒状の操作子が設けられて、吸着板が突
出端面に吸着されると操作子の他端部が押圧されて可動
接点が固定接点に接離するスイッチ部と、操作子を押圧
前の状態に復帰する復帰ばねと、を備えたロック装置に
おいて、前記ヨークは中央片とその中央片の両端部から
突出した両脚片とで略コ字型に形成されて、両脚片の端
面が前記突出端面を形成するとともに、前記基台は前記
ヨークが両脚片の突出方向へ所定量可動することによっ
て、一対のヨークのうち少なくとも一方の中央片のコ字
型内側に当接し得る当接壁が設けられた構成にしてあ
る。
【0011】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記当接壁の当接面が略円弧状に形成され
て、前記基台は少なくとも一方の前記中央片のコ字型外
側に当接する突出部が、円弧の中心線に対して両側へそ
れぞれ設けられた構成にしてある。
【0012】請求項3記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記復帰ばねは、前記可動接点板から前記
他端部側へ前記操作子を外囲した状態で設けられた構成
にしてある。
【0013】請求項4記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記スイッチ部の前記可動接点板は、前記
操作子の他端部が所定量押圧されると反転するスナップ
アクション性を有して形成された構成にしてある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
8に基づいて以下に説明する。
【0015】1は基台で、絶縁性の樹脂により、開口部
11を有して略有底箱形に形成され、開口部11側へ第
1収納部12が凹設され、第2収納部13が、略中央部
の底部及び開口部11の反対側の底部のそれぞれから長
手方向に沿って突設した第1突壁14及び第2突壁で囲
まれて、形成されている。さらに、凹所15が開口部1
1の反対側の底部に設けられている。
【0016】また、第1収納部12の底部から突出した
当接壁16が長手方向の略中央部に設けられ、第1突壁
14との対向部が円弧面16aを有して略円弧状に形成
されている。さらに、2個の突出部17が、当接壁16
の円弧の中心線に対して両側へそれぞれ第1突壁14の
開口部11側へ設けられている。
【0017】2は磁石で、フェライト等の永久磁石材料
により、2個で構成され、N極及びS極の磁極を有し
て、保磁力を発生する。
【0018】3はヨークで、軟鉄等の磁性材料により、
第1ヨーク31及び第2ヨーク32の一対で構成され
て、中央片31a,32aとその中央片31a,32a
の両端部から突出した両脚片31b,32bとで略コ字
型に形成されて、両脚片31b,32bの端面が突出端
面31c,32cを形成している。両端部のそれぞれが
磁石2を中央部に空隙33を設けた状態で挟持して、突
出端面31c,32cが基台1の開口部11から突出す
るよう、基台1の第1収納部12に収納される。
【0019】4はスイッチ部で、操作子41と可動接点
板42と可動接点43とで構成されている。操作子41
は、絶縁性の樹脂により、一端部41aが回転防止のた
め矩形状で、他端部41bが断面円形状で、棒状に形成
されている。可動接点板42は、弾性を有した金属によ
り波板状に形成され、両端部にそれぞれ可動接点43を
固着して、操作子41の一端部41aに中央部が配置さ
れて、操作子41の他端部41bが所定量押圧されると
反転するスナップアクション性を有して形成されてい
る。操作子41の他端部41bが、基台1の開口部11
から外部へ突出するとともに、操作子41が一対のヨー
ク3で形成された空隙33に位置するよう、可動接点板
42が基台1の第2収納部13に収納されている。
【0020】5は復帰ばねで、金属線であり、コイル状
に形成され、可動接点板42から他端部41b側へ操作
子41を外囲した状態で設けられ、一端がCリングでも
って固定されて、操作子41を押圧前の状態に復帰す
る。
【0021】固定接点板6は、板状の金属により、端部
に固定接点61が設けられて、端部から2段に折曲形成
されて外部端子62aが接続される端子部62を有し
て、側面から突出した突所63が基台1の凹所15に挿
入されることによって、基台1に収納される。
【0022】カバー7は、絶縁性の樹脂により、略直方
体状に形成され、一面側から突出した別の当接壁(図示
せず)が略中央部に設けられ、第1突壁14との対向部
が別の円弧面(図示せず)を有して略円弧状に形成され
て、基台1の一面側を被覆してカバーする。
【0023】端子カバー8は、絶縁性の樹脂により、基
台1の開口部11の反対側を被覆して、固定接点板6の
端子部62をカバーする。可動部材9は、開閉扉であ
り、その一面に鉄の金属板からなり磁性体の吸着板91
が設けられている。
【0024】ここで、一対のヨーク3は可動するよう基
台1に収納されている。すなわち、一対のヨーク3は両
脚片31b,32bの突出方向へ所定量可動することに
よって、第1ヨーク31の中央片31aのコ字型内側3
1dが基台1の当接壁16の円弧面16aに当接し得る
よう、さらに、図3に示すように、第1ヨーク31の中
央片31aのコ字型外側31eが基台1の突出部17に
当接し得るよう、基台1の第1収納部12に収納され
る。収納されると、第2ヨーク32の中央片32aのコ
字型内側32dがカバー7の別の当接壁の円弧面に当接
し得るようになる。
【0025】このものの動作を説明する。図3に示すよ
うに、中央部に空隙33を設けた状態で両端部にそれぞ
れ磁石2を挟持した一対のヨーク3は、第1ヨーク31
及び第2ヨーク32のそれぞれの突出端面31c,32
cから磁束を発生する。突出端面31c,32cが基台
1の開口部11から突出しているので、磁石2の保磁力
でもって、可動部材9に設けられた吸着板91を吸着し
て、可動部材9が閉じた状態になる。
【0026】このとき、可動部材9の吸着板91がヨー
ク3の突出端面31c,32cに対して平行でなく傾斜
しているとき、図4に示すように、ヨーク3は、両脚片
31b,32bが突出方向へ所定量可動するので、当接
壁16の円弧面16aに当接した中央片31aのコ字型
内側31dと、基台1の両突出部17のうちいずれか一
方に当接した中央片31aのコ字型外側31eと、を支
点として突出方向へ回動する。ここで、突出部17が円
弧面16aの円弧の中心線に対して両側へそれぞれ設け
られているので、コ字型内側31dと円弧面16aとの
距離が、円弧の中心線からそれぞれ両側へ行くほど長く
なって、回動時の回動量が大きくなる。
【0027】このようにして、吸着板91が突出端面3
1c,32cに吸着された状態で、図6に示すように、
操作子41の他端部41bが可動部材9でもって所定量
押圧されて、スイッチ部4の可動接点板42がスナップ
アクション性によって反転して、可動接点43が固定接
点61に接触し導通状態となる。また、可動部材9が突
出端面31c,32cから開離すると、操作子41が復
帰ばね5によって押圧前の状態に復帰して、可動接点板
42がスナップアクション性によって再度反転して、可
動接点43が固定接点61から開離して、絶縁状態とな
る。このとき、復帰ばね5が可動接点板42から他端部
41b側にて、操作子41を外囲した状態で空隙33の
内部に設けられたので、可動接点板42から操作子41
の一端部41a側へ設けられた従来と異なって、操作子
41の軸方向における長さが短くなって小型化するとと
もに、外部端子62aの結線が容易となる。
【0028】以上述べたように、可動部材9に設けられ
た吸着板91が、一対のヨーク3に吸着されたときに、
スイッチ部4は押圧された操作子41によって可動接点
が固定接点に接離して、可動部材9の保持とスイッチ部
4の動作との両方の機能が兼ね備えられている。
【0029】かかるロック装置にあっては、上記したよ
うに、一対のヨーク3が中央片31a,32aとその中
央片31a,32aの両端部から突出した両脚片31
b,32bとで略コ字型に形成されるとともに、当接壁
16が基台1に設けられたから、両脚片31b,32b
の突出端面31c,32cが可動部材9の吸着板91を
吸着すると、ヨーク3が両脚片31b,32bの突出方
向へ所定量可動し第1ヨーク31の中央片31aのコ字
型内側31dにて当接壁16に当接するので、当接壁1
6の当接部を支点として突出方向へ回動することによっ
て、可動部材9の吸着板91が両脚片31b,32bに
対して傾斜した場合であっても、確実に吸着板91を保
持するとともに、操作子41の他端部41bが確実に押
圧されて、可動接点43が固定接点61に接離するとき
の接触信頼性を高信頼化することができる。
【0030】また、当接壁16の当接面が略円弧状に形
成されて、第1ヨーク31の中央片31aのコ字型外側
31eに当接する突出部17が円弧の中心線に対して基
台1の両側へそれぞれ設けられたから、一対のヨーク3
が円弧状の円弧面16a及び両突出部17の内のいずれ
か一方を支点として回動して、コ字型内側31dと円弧
面16aとの距離が円弧の中心線からそれぞれ両側へ行
くほど長くなり、回動時の回動量が大きくなって、可動
部材9の吸着板91が大きく傾斜した場合であっても、
確実に吸着板91を保持するすることができる。
【0031】また、操作子41を押圧前の状態に復帰す
る復帰ばね5が、操作子41を外囲して可動接点板42
よりも操作子41の他端部41b側へ設けられたから、
可動部材9の吸着板91が突出端面31c,32cに吸
着されて操作子41の他端部41bが押圧されると、又
は押圧前の状態に復帰すると、復帰ばね5が一対のヨー
ク3の空隙33に位置しかつ操作子41を外囲した状態
で撓んで、操作子41の軸方向における寸法が短くなっ
て、短胴化し小型化を達成することができる。
【0032】また、スイッチ部4の可動接点板42がス
ナップアクション性を有して形成されたから、操作子4
1が所定量押圧されると操作子41の端部に配置された
可動接点板42が反転し、また押圧が除荷されると再度
逆方向へ反転して、可動接点43が固定接点61に接離
する速度を高速化して、可動接点43及び固定接点61
を長寿命化することができる。
【0033】なお、本実施形態では、操作子41の他端
部41bが可動部材9で押圧されると、スイッチ部4の
可動接点43が固定接点61に接触する常開接点構造と
したが、図8に示すように、他端部41bが可動部材9
で押圧されると、スイッチ部4の可動接点43が固定接
点61から開離する常閉接点構造としてもよく、限定さ
れない。
【0034】また、本実施形態では、当接壁16の当接
面を略円弧状に形成するとともに、中央片31aのコ字
型外側31eに当接する突出部17を、円弧の中心線に
対する基台1の両側へそれぞれ設けたが、当接面を円弧
状ではなく直方体状に形成してコ字型内側31dに当接
してもよく、さらに、突出部17を基台1に設けなくて
もよく、限定されない。
【0035】また、本実施形態では、一面側から突出し
た別の当接壁をカバー7に設けたが、別の当接壁を設け
なくてもよく、ヨーク3が両脚片31b,32bの突出
方向へ所定量可動して、第1ヨーク31の中央片31a
のコ字型内側31dに当接し得る当接壁16が基台1に
設けられていればよく、限定されない。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載のものは、一対のヨークが
中央片とその中央片の両端部から突出した両脚片とで略
コ字型に形成されるとともに、当接壁が基台に設けられ
たから、両脚片の突出端面が可動部材の吸着板を吸着す
ると、ヨークが両脚片の突出方向へ所定量可動し一対の
ヨークのうち少なくとも一方の中央片のコ字型内側にて
当接壁に当接するので、当接壁の当接部を支点として突
出方向へ回動することによって、可動部材の吸着板が両
脚片に対して傾斜した場合であっても、確実に吸着板を
保持するとともに、操作子の他端部が確実に押圧され
て、可動接点が固定接点に接離するときの接触信頼性を
高信頼化することができる。
【0037】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、当接壁の当接面が略円弧状に形成さ
れて、一対のヨークのうち少なくとも一方の中央片のコ
字型外側に当接する突出部が円弧の中心線に対して基台
の両側へそれぞれ設けられたから、一対のヨークが円弧
状の円弧面及び両突出部の内のいずれか一方を支点とし
て回動して、コ字型内側と円弧面との距離が円弧の中心
線からそれぞれ両側へ行くほど長くなり回動時の回動量
が大きくなって、可動部材の吸着板が大きく傾斜した場
合であっても、確実に吸着板を保持するすることができ
る。
【0038】請求項3記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、操作子を押圧前の状態に復帰する復
帰ばねが、操作子を外囲して可動接点板よりも操作子の
他端部側へ設けられたから、可動部材の吸着板が突出端
面に吸着されて操作子の他端部が押圧されると、又は押
圧前の状態に復帰すると、復帰ばねが一対のヨークの空
隙に位置しかつ操作子を外囲した状態で撓んで、操作子
の軸方向における寸法が短くなって、短胴化し小型化を
達成することができる。
【0039】請求項4記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、スイッチ部の可動接点板がスナップ
アクション性を有して形成されたから、操作子が所定量
押圧されると操作子の端部に配置された可動接点板が反
転し、また押圧が除荷されると再度逆方向へ反転して、
可動接点が固定接点に接離する速度を高速化して、可動
接点及び固定接点を長寿命化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解状態の斜視図で
ある。
【図2】同上のスイッチ部の正面図である。
【図3】同上のヨークの突出端面が可動部材の吸着板を
吸着した状態を表す正面図である。
【図4】同上のヨークの突出端面が傾斜した可動部材の
吸着板を吸着した状態を表す正面図である。
【図5】同上のスイッチ部が動作前の状態を表す正面図
である。
【図6】同上の操作子の他端部が押圧されてスイッチ部
が動作した状態を表す正面図である。
【図7】同上のスイッチ部が動作前で外部端子を結線し
た状態を表す図である。
【図8】同上の可動部材9が押圧されると、スイッチ部
の可動接点が固定接点から開離する常閉接点構造とした
ときの正面図である。
【図9】従来例を示す正面図である。
【図10】同上の斜視図である。
【符号の説明】
1 基台 11 開口部 16 当接壁 17 突出部 2 磁石 3 一対のヨーク 31 第1ヨーク 31a 中央片 31b 両脚片 31c 突出端面 31d コ字型内側 31e コ字型外側 32 第2ヨーク 32a 中央片 32b 両脚片 32c 突出端面 32d コ字型内側 33 空隙 4 スイッチ部 41 操作子 41a 一端部 41b 他端部 42 可動接点板 43 可動接点 5 復帰ばね 9 可動部材 91 吸着板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有して略有底箱形に形成された
    基台と、保持力を発生する磁石と、中央部に空隙を設け
    た状態で両端部にそれぞれ磁石を挟持して、磁石の保持
    力でもって基台の開口部から突出した突出端面が可動部
    材の吸着板を吸着する一対のヨークと、空隙に位置して
    可動接点を固着した可動接点板を一端部に配置した棒状
    の操作子が設けられて、吸着板が突出端面に吸着される
    と操作子の他端部が押圧されて可動接点が固定接点に接
    離するスイッチ部と、操作子を押圧前の状態に復帰する
    復帰ばねと、を備えたロック装置において、 前記ヨークは中央片とその中央片の両端部から突出した
    両脚片とで略コ字型に形成されて、両脚片の端面が前記
    突出端面を形成するとともに、前記基台は前記ヨークが
    両脚片の突出方向へ所定量可動することによって、一対
    のヨークのうち少なくとも一方の中央片のコ字型内側に
    当接し得る当接壁が設けられたことを特徴とするロック
    装置。
  2. 【請求項2】 前記当接壁の当接面が略円弧状に形成さ
    れて、前記基台は少なくとも一方の前記中央片のコ字型
    外側に当接する突出部が、円弧の中心線に対して両側へ
    それぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載のロ
    ック装置。
  3. 【請求項3】 前記復帰ばねは、前記可動接点板から前
    記他端部側へ前記操作子を外囲した状態で設けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載のロック装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ部の前記可動接点板は、前
    記操作子の他端部が所定量押圧されると反転するスナッ
    プアクション性を有して形成されてなることを特徴とす
    る請求項1記載のロック装置。
JP19586296A 1996-07-25 1996-07-25 ロック装置 Pending JPH1037571A (ja)

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