JPH1036782A - 装飾用粘着シート - Google Patents

装飾用粘着シート

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JPH1036782A
JPH1036782A JP8193623A JP19362396A JPH1036782A JP H1036782 A JPH1036782 A JP H1036782A JP 8193623 A JP8193623 A JP 8193623A JP 19362396 A JP19362396 A JP 19362396A JP H1036782 A JPH1036782 A JP H1036782A
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敏之 三宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩化ビニル系樹脂シートを基材とし、特にコ
ルゲート板等の曲面に伸ばしながら貼付しても経時で浮
き等のない装飾用粘着シートを提供する。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂及び可塑剤からなる塩
化ビニル系樹脂シートの一面に、重量平均分子量(M
w)が80万〜100万であり、重量平均分子量/数平
均分子量(Mw/Mn)が4.0以下であり、かつ重量
平均分子量10,000以下の低分子量物の比率が0.
1重量%以下であるアクリル系共重合体が架橋剤により
架橋されたアクリル系粘着剤層が設けられ、該アクリル
系粘着剤のゲル分率が50〜60重量%であることを特
徴とする装飾用粘着シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩化ビニル系樹脂
シートを基材とし、特にコルゲート板等の曲面に伸ばし
ながら貼付しても経時で浮き等のない装飾用粘着シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、顔料が含まれた不透明、透
明、半透明の主として塩化ビニル系樹脂フィルム、アク
リル樹脂フィルム、フッ素樹脂フィルムの一面に粘着剤
層が積層されてなる装飾用粘着シートが知られている。
この装飾用粘着シートは、装飾を施したい材料に粘着剤
層を利用して貼り付け、表面側の色や模様などによって
装飾効果を発揮させるものであって、近年、塗装に代わ
り、ラベルやステッカー類、公告や看板等のディスプレ
ー分野、車両の装飾等のフリートマーキング分野に使わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装飾用粘着
シートは、曲面を主体とする被着体(特に車両等のフリ
ートマーキング分野で凹部分を有するもの)に対して、
貼付後に経時的にシートが浮き上がり、当初の装飾性が
著しく損なわれるといった問題点があった。
【0004】曲面への接着性を高めるためのものとし
て、例えば、特開平6−234960号公報には基材フ
ィルムとして可撓性の優れたフッ素含有フィルムを用い
ることが記載されている。
【0005】しかしながら、上記公報に記載のフッ素含
有フィルムでも、フリートマーキング分野に使用するの
に充分な柔軟性が得られず、特に押込み貼りを行った場
合には浮きや剥がれといった問題点が依然として残るも
のであった。またコストが汎用フィルムよりも高いので
経済的に不利であるという問題もある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解消し、曲面
を主体とする被着体(特に車両などのフリートマーキン
グ分野で凹部分を有するもの)に貼付しても、浮き上が
りや剥がれが生じることのない接着力の良好な装飾用粘
着シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾用粘着シー
トは、塩化ビニル系樹脂及び可塑剤からなる塩化ビニル
系樹脂シートの一面に、重量平均分子量(Mw)が80
万〜100万であり、重量平均分子量/数平均分子量
(Mw/Mn)が4.0以下であり、かつ重量平均分子
量10,000以下の低分子量物の比率が0.1重量%
以下であるアクリル系共重合体が架橋剤により架橋され
たアクリル系粘着剤層が設けられ、該アクリル系粘着剤
のゲル分率が50〜60重量%であることを特徴とする
ものである。
【0008】上記塩化ビニル系樹脂シートは塩化ビニル
系樹脂及び可塑剤からなるものであり、上記塩化ビニル
系樹脂としては、例えば塩化ビニル樹脂の他、塩化ビニ
ルモノマー及びこれと重合可能な他のビニルモノマーと
の共重合体等が挙げられ、またこれらの樹脂もしくは共
重合体に他のポリマーがブレンドされてもよい。塩化ビ
ニル系樹脂の重合度は、1000〜1500のものが好
適に用いられる。
【0009】上記他のビニルモノマーとしては、例えば
酢酸ビニル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸およ
びそのエステル、(無水)マレイン酸とそのエステル、
アクリロニトリル、エチレン、プロピレン等が挙げられ
る。また、ブレンドされる上記他のポリマーとしては、
例えばABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレ
ン三元共重合体)、MBS(メチルメタクリレート・ブ
タジエン・スチレン三元共重合体)、塩素化ポリエチレ
ン等の弾性高分子が挙げられ、特に塩素化ポリエチレン
はその添加量により引張り強さと伸びをコントロールで
きるため、装飾用粘着シートとして所望の柔軟性を得る
ことが可能である。
【0010】上記可塑剤は、塩化ビニル系樹脂シートに
柔軟性を付与する目的で添加され、例えば、フタル酸ジ
オクチル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸オクチルデ
シル、フタル酸ジイソデシル等のフタル酸系可塑剤、ア
ジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソノ
ニル、アジピン酸ジイソデシル等のアジピン酸系可塑
剤、アゼライン酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシン酸
ジ−2−エチルヘキシル、リン酸トリクレジル、リン酸
トリキシリル、リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エ
チルヘキシル、リン酸オクチルジフェニル、塩素化パラ
フィン、塩素化脂肪酸エステル、エポキシ化大豆油等が
挙げられる。中でもエポキシ化大豆油は熱安定剤の作用
も兼ね備えており、カレンダー成形により塩化ビニル系
樹脂シートを製造する場合には好適なものである。
【0011】上記塩化ビニル系樹脂への可塑剤の添加量
は、少なくなると十分な可塑化効果が得られず、また多
くなると粘着剤中に移行し、粘着剤の凝集力を低下させ
やすくなるため、上記塩化ビニル系樹脂100重量部に
対して25〜40重量部が好ましく、より好ましくは2
8〜35重量部である。
【0012】本発明で用いられる塩化ビニル系樹脂シー
トには、必要に応じて熱安定剤、充填剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、着色剤、難燃剤等が含有されてもよ
い。
【0013】上記熱安定剤としては、例えば、金属石鹸
系熱安定剤、有機スズ系熱安定剤、鉛系熱安定剤、アン
チモン系熱安定剤、非金属熱安定剤等が挙げられる。上
記金属石鹸系熱安定剤としては、例えば、Pb、Cd、
Ba、Zn、Ca等とステアリン酸、ラウリン酸、リシ
ノール酸、ナフテン酸、2−エチルヘキソイン酸等から
なる金属石鹸が挙げられ、具体的には、Cd/Ba系熱
安定剤、Ba/Zn系熱安定剤、Ca/Zn系熱安定
剤、Ba/Pb系熱安定剤、Cd/Ba/Zn系熱安定
剤、Cd/Mg/Zn系熱安定剤等が挙げられる。
【0014】上記有機スズ系熱安定剤としては、例え
ば、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズマレエー
ト、ジブチルスズメルカプチド等が挙げられる。上記鉛
系熱安定剤としては、例えば、鉛白、塩基性亜硫酸鉛、
三塩基性硫酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、二塩基性フタル
酸鉛、三塩基性マレイン酸鉛、シリカゲル共沈珪酸鉛、
二塩基性ステアリン酸鉛、ステアリン酸鉛等が挙げられ
る。
【0015】上記非金属熱安定剤としては、例えば、
(i)エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油等のエポ
キシ化植物油、エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化
脂環式化合物、ビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル、エポキシ化ポリブタジエン等のエポキシ化合物、
(ii)トリブチルホスファイト、トリイソオクチルホス
ファイト、トリイソデシルホスファイト、トリラウリル
ホスファイト等のトリアルキルホスファイト、モノイソ
オクチルジフェニルホスファイト、モノイソデシルジフ
ェニルホスファイト、ジイソオクチルモノフェニルホス
ファイト等のアルキルアリールホスファイト、トリフェ
ニルホスファイト、トリス(p−フェニルフェニル)ホ
スファイト、トリス(o−シクロヘキシルフェニル)ホ
スファイト等のホスファイト、(iii )アセチルアセト
ン、ベンゾイルアセトン、ベンゾイルプロピオニルメタ
ン等のβ−ジケトン等が挙げられる。
【0016】上記充填剤としては、例えば、炭酸カルシ
ウム、タルク(塩基性ケイ酸マグネシウム)、カオリン
(ケイ酸アルミニウム)、シリカ、酸化チタン等が挙げ
られる。上記紫外線吸収剤としては、サリチル酸エステ
ル系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、シア
ノアクリレート系等が挙げられる。
【0017】上記着色剤としては、例えば、アゾ系、フ
タロシアニン系、スレン系、染料レーキ系等の有機顔
料、酸化物系、クロム酸モリブデン酸系、硫化物・セレ
ン化物系、フェロシアン化物系等の無機顔料等が挙げら
れる。
【0018】本発明で用いられる塩化ビニル系樹脂シー
トの製造方法は、従来公知の任意の方法が採用されても
よく、例えば、上記構成成分を有機溶剤に分散させるこ
とにより塩化ビニル系樹脂ゾルを得、工程紙上に塗布乾
燥後、加熱キュアーさせるゾルキャスティング法や、上
記構成成分を加熱溶融させてシート状に成形するカレン
ダー法が挙げられる。上記有機溶剤としては、トルエ
ン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルアミルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等が挙
げられ、市販品としては、例えば「ソルベッソ」(三菱
化学社製)等が挙げられる。
【0019】本発明で使用されるアクリル系粘着剤は、
重量平均分子量(Mw)が80万〜100万であり、重
量平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn)が4.0以
下であり、かつ重量平均分子量10,000以下の低分
子量物の比率が0.1重量%以下であるアクリル系共重
合体が架橋剤により架橋されたものであり、該アクリル
系粘着剤のゲル分率が50〜60重量%であることを特
徴とするものである。
【0020】上記アクリル系共重合体は、アルキル(メ
タ)アクリレートおよび極性基含有ビニルモノマーを主
成分とする混合モノマーを共重合して得られる。
【0021】上記アルキル(メタ)アクリレートとして
は、アルキル基の炭素数4〜14のアルキル(メタ)ア
クリレートが好ましく、これらはホモポリマーのガラス
転移温度が−50℃以下なので、主成分として用いるこ
とにより、得られるアクリル系粘着剤の感圧接着性と剪
断強度の粘着物性バランスを高度に保つことが可能とな
る。上記アルキル(メタ)アクリレートとしては、例え
ば、n−ブチルアクリレート、ヘキシル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n
−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メ
タ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、
イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)ア
クリレート等が挙げられ、これらは単独で使用されても
よいし、また2種類以上併用されてもよい。
【0022】上記アルキル(メタ)アクリレートの含有
量は、少なくなると凝集力が高くなり充分な感圧接着性
が得られにくくなり、また多くなると凝集力が低くなり
充分な剪断強度が得られにくくなるため、混合モノマー
中、好ましくは50〜98重量%、より好ましくは70
〜95重量%である。
【0023】上記極性基含有ビニルモノマーとしては、
例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン
酸、(無水)マレイン酸、フマル酸、カルボキシエチル
(メタ)アクリレート等のカルボキシル基含有ビニルモ
ノマー、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、カプロラ
クトン変成(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール
(メタ)アクリレート等の水酸基含有ビニルモノマー、
(メタ)アクリロニトリル、N−ビニルピロリドン、N
−ビニルカプロラクタム、N−ビニルラウリロラクタ
ム、(メタ)アクリロイルモルホリン、(メタ)アクリ
ルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチ
ロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド、ジメチルアミノメチル(メタ)ア
クリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジ
エチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の窒素含有
ビニルモノマー等が挙げられ、これらは単独で使用され
てもよいし、また2種類以上併用されてもよい。
【0024】上記極性基含有ビニルモノマーの含有量
は、少なくなると凝集力が低下し剪断強度が得られにく
くなり、また多くなると凝集力が高くなり感圧接着性が
得られにくくなるため、混合モノマー中、好ましくは2
〜50重量%、より好ましくは5〜30重量%である。
【0025】上記混合モノマーには、上記アルキル(メ
タ)アクリレート及び極性基含有ビニルモノマー以外
に、他のビニルモノマーが含有され、共重合されてもよ
く、例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレ
ン、イソボルニル(メタ)アクリレート等が挙げらる。
【0026】上記他のビニルモノマーの含有量は、多く
なると凝集力が高くなり充分な感圧接着性が得られにく
くなるため、上記極性基含有ビニルモノマーとの合計量
が混合モノマー中、好ましくは50重量%以下、より好
ましくは30重量%以下である。
【0027】上記混合モノマーを共重合する方法として
は、溶液重合、乳化重合、懸濁重合、塊状重合等の全て
の重合方法が挙げられるが、(メタ)アクリル酸やヒド
ロキシアルキル(メタ)アクリレート等のカルボキシル
基含有ビニルモノマーの共重合性が良好であり、更に塗
工粘度を制御し易く、かつ架橋剤、粘着付与樹脂等とも
混合し易いという理由から溶液重合が好適である。
【0028】上記溶液重合には、一般に熱重合開始剤が
用いられる。熱重合開始剤としては、例えば、メチルエ
チルケトンパーオキサイド、メチルイソブチルケトンパ
ーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド等のケ
トンパーオキサイド類、イソブチリルパーオキサイド、
ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイ
ルパーオキサイド、P−クロロベンゾイルパーオキサイ
ド等のジアシルパーオキサイド類、ジイソプロピルベン
ゼンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパー
オキサイド等のハイドロパーオキサイド類、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ−(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、1,3−ビス−(t−ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、ジ−t−ブチルパーオキサイド等のジア
ルキルパーオキサイド類、1,1−ジ−t−(ブチルパ
ーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
1,1−ジ−(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン
等のパーオキシケタール類、t−ブチルパーオキシピバ
レート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエ
ート、t−ブチルパーオキシイソブチレート等のアルキ
ルパーエステル類、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネート、ビス−(4−t−ブチルシクロヘキシ
ル)パーオキシジカーボネート等のパーカーボネート類
等の有機過酸化物の他に、2,2’−アゾビス−イソブ
チロニトリル、2,2’−アゾビス−2−メチルブチロ
ニトリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレ
ロニトリル、1,1’−アゾビス−1−シクロヘキサン
カルボニトリル、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブ
チレート、4,4’−アゾビス−4−シアノバレリック
アシッド、2,2’−アゾビス−(2−アミノプロパ
ン)ジヒドロクロライド等のアゾビス系化合物が挙げら
れる。
【0029】上記アクリル系共重合体を得る際に、重合
反応のばらつきを抑え、分子量を適切に調節する目的
で、モノマー溶液中に連鎖移動剤が添加されてもよい。
上記連鎖移動剤としては、例えば、n−ドデシルメルカ
プタン、2−メルカプトエタノール、β−メルカプトプ
ロピオン酸、β−メルカプトプロピオン酸オクチル、β
−メルカプトプロピオン酸メトキシブチル、トリメチロ
ールプロパントリス(β−チオプロピオネート)、チオ
グリコール酸ブチル、プロパンチオール類、ブタンチオ
ール類、チオホスファイト類等のチオール化合物や四塩
化炭素などのハロゲン化合物等が挙げられる。
【0030】上記で得られたアクリル系共重合体の重量
平均分子量(Mw)、重量平均分子量/数平均分子量
(Mw/Mn)および重量平均分子量10,000以下
の低分子量物の比率はそれぞれゲルパーミエーションク
ロマトグラフ(GPC)法により標準ポリスチレン換算
分子量として測定される。具体的には、未架橋である上
記アクリル系共重合体をテトラヒドロフラン(以下「T
HF」という)に溶解して0.5〜1.0重量%の溶液
を作製し、THFを分散媒として用いてゲル充填カラム
で分離し、その溶出時間と溶出溶液の屈折率の関係から
求められる。
【0031】上記アクリル系共重合体の重量平均分子量
(Mw)は、小さいと充分な凝集力が得られにくくな
り、大きいと初期接着性が低下し、押込み貼りが困難に
なるため、80万〜100万であり、好ましくは85万
〜98万である。
【0032】上記アクリル系共重合体の重量平均分子量
/数平均分子量(Mw/Mn)は、大きいと低分子量物
が多量に存在するので、充分な凝集力が得られにくくな
るため、4.0以下であり、好ましくは3.5以下であ
る。
【0033】また、同様に重量平均分子量10,000
以下の低分子量物の比率が多くなると充分な凝集力が得
られにくくなるため、0.1重量%以下であり、好まし
くは0.07重量%以下である。
【0034】本発明で用いられるアクリル系粘着剤は、
上記アクリル系共重合体を架橋剤により架橋したもので
ある。この際、アクリル系粘着剤中に共重合される極性
基含有ビニルモノマーの種類によって好適に使用される
架橋剤が異なる。極性基含有ビニルモノマーとしてカル
ボキシル基含有ビニルモノマーを共重合した場合は、エ
ポキシ系架橋剤、アジリジン系架橋剤等が好適に使用さ
れ、水酸基含有ビニルモノマーを共重合した場合にはイ
ソシアネート系架橋剤が好適に使用される。
【0035】上記エポキシ系架橋剤としては、例えば、
エチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジ
オールジグリシジルエーテル等が挙げられ、上記アジリ
ジン系架橋剤としては、例えば、N,N−ヘキサメチレ
ン−1,6−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)
等が挙げられ、上記イソシアネート系架橋剤としては、
例えば、トリレンジイソシアネート(TDI)、ナフチ
レン−1,5−ジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネート(MDI)、ヘキサメチレンジイソシア
ネート(HMDI)、イソホロンジイソシアネート(I
PDI)、キシレンジイソシアネート(XDI)、トリ
メチロールプロパン変成TDI等が挙げられる。
【0036】上記架橋剤の添加量は、少なくなると充分
な架橋度が得られにくくなり、このため凝集力の低下に
伴い充分な剪断強度が得られにくくなり、また多くなる
と架橋密度が高くなり柔軟性が損なわれ、充分な感圧接
着性が得られにくくなる。このため、添加量は上記アク
リル系共重合体の固形分100重量部に対して0.01
〜5重量部であり、好ましくは0.05〜3重量部であ
る。
【0037】上記アクリル系粘着剤のゲル分率は、低す
ぎても高すぎても初期接着力と凝集力のバランスが十分
にとれなくなるため、50〜60重量%が必要である。
【0038】上記アクリル系粘着剤中には、他の物性を
低下させない範囲において必要に応じてたの添加物が添
加されてもよく、例えば、粘着付与樹脂、充填剤、着色
剤、紫外線吸収剤等が挙げられる。
【0039】上記粘着付与樹脂としては、例えば、C5
系及びC9系石油樹脂、ロジン樹脂、ロジンエステル樹
脂、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、クマロン
・インデン樹脂、不均化ロジン樹脂、不均化ロジンエス
テル樹脂、重合ロジン樹脂、重合ロジンエステル樹脂も
しくはこれらの水添物といった全ての粘着付与樹脂が挙
げられる。上記粘着付与樹脂は単独で使用されてもよい
し、また2種類以上併用されてもよい。
【0040】上記粘着付与樹脂はアクリル系粘着剤中で
は未架橋成分となるため、添加量が多くなると凝集力が
低くなり、充分な剪断強度が得られない。このため、添
加量はアクリル系粘着剤100重量部に対して30重量
部以下が好ましい。
【0041】上記充填剤としては、例えば、炭酸カルシ
ウム、タルク(塩基性ケイ酸マグネシウム)、カオリン
(ケイ酸アルミニウム)、シリカ等が挙げられる。
【0042】本発明の装飾用粘着シートを製造する方法
の例を以下に説明する。アクリル系共重合体、有機溶剤
および架橋剤の所定配合物を、前述の塩化ビニル系樹脂
シートの一面に塗布乾燥することにより上記有機溶剤を
揮発させ、アクリル系粘着剤層を設ける。この時、塗布
に使用できる塗工機としては、通常の粘着剤塗布に使用
されるものであれば特に限定されないが、精度よく厚み
を調整でき、かつ生産性よく塗工できるナイフコータ
ー、コンマロールコーター、その他のロールコーターが
好ましい。
【0043】また、上記のように塩化ビニル系樹脂シー
トに直接アクリル系粘着剤を塗布乾燥する方法のほか、
一旦工程紙上にアクリル系粘着剤を塗布乾燥した後、上
記塩化ビニル系樹脂シートの一面に転写する方法等も挙
げられる。
【0044】本発明の装飾用粘着シートをコルゲート板
等の曲面板に貼付する際の施工方法としては、大きく分
けて上記曲面の山→谷→山と沿わせながら徐々に貼付す
る「沿わし貼り」と、先に粗く全面に貼付しておき、凹
部を押込みながら貼付していく「押込み貼り」の2種類
がある。上記沿わし貼りは、その施工方法を見ても明ら
かなように反発の応力が蓄積しにくいため、浮きあるい
は剥離等の不良発生が少ない。
【0045】
【発明の実施の形態】
(塩化ビニル系樹脂シートの作製)塩化ビニル樹脂(鐘
淵化学社製,商品名「PSH−10」)100重量部、
アジピン酸系可塑剤(アデカアーガス社製、商品名「P
−300」)30重量部、金属石鹸系熱安定剤(アデカ
アーガス社製、商品名「MARK AP551」)7重
量部、酸化チタン(大日精化社製、商品名「VT−77
1」)35重量部、溶剤(三菱化学社製、商品名「ソル
ベッソ」)60重量部を均一に混合した後、工程紙上に
塗工し、乾燥後、加熱キュアーして厚み50μmの塩化
ビニル系樹脂シートを得た。
【0046】(実施例1〜3及び比較例1〜2)還流冷
却管、温度計、攪拌機を備えたセパラブルフラスコ中
に、表1記載の配合組成に従い、所定量のn−ブチルア
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、アクリ
ル酸、2−ヒドロキシエチルメタクリレートおよびn−
ドデシルメルカプタンを酢酸エチル100重量部ととも
に添加し、窒素ガスパージを行いながら還流するまで昇
温し保持した。次いでベンゾイルパーオキサイドの5重
量%酢酸エチル溶液を、最初に0.1重量部、30分後
に0.1重量部、1時間30分後に0.2重量部、3時
間後に0.8重量部の順でそれぞれ30分かけて添加
し、全量添加後更に5時間かけて重合しアクリル系共重
合体の溶液を得た。この時の重量平均分子量(Mw)、
重量平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn)および重
量平均分子量10,000以下の低分子量物の比率をゲ
ルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法により
求めた。その結果を表1に示した。
【0047】更に表1記載の配合組成に従い、上記アク
リル系共重合体の固形分100重量部に対して、イソシ
アネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製、商品名「コ
ロネートL−55E」、固形分55重量%の溶液)1.
0重量部を均一に混合し、上記塩化ビニル系樹脂シート
に乾燥後の厚みが30μmとなるように塗工し、乾燥す
ることにより装飾用粘着シートを得た。
【0048】また、別途、アクリル系粘着剤の溶液を離
型処理された工程紙の離型処理面に塗布乾燥し、得られ
たアクリル系粘着剤層の所定量を採取し、過剰のテトラ
ヒドロフランに一昼夜浸漬した後、200メッシュのス
テンレス製金網で濾過し、金網上に残留した分を架橋成
分とし、乾燥後の重量分率からゲル分率を測定した。
【0049】(比較例3)上記ベンゾイルパーオキサイ
ドの5重量%酢酸エチル溶液を、最初に0.2重量部、
1時間30分後に0.2重量部、3時間後に0.8重量
部の順でそれぞれ30分かけて添加し、全量添加後更に
5時間かけて重合したこと以外は実施例1と同様の操作
によってアクリル系共重合体の溶液を得た。この時の重
量平均分子量(Mw)、重量平均分子量/数平均分子量
(Mw/Mn)、重量平均分子量10,000以下の低
分子量物の比率をそれぞれゲルパーミエーションクロマ
トグラフ(GPC)法により求めた。また、実施例1と
同様の操作によって装飾用粘着シートを得、またゲル分
率を測定した。その結果を表1に示した。
【0050】評価項目 (1)曲面施工試験 まず、アルミニウム製板(サイズ:200mm×100
mm、厚み5mm)を図1のように長辺の真ん中で14
0°の角度に折り曲げて曲面を作製した。次いで実施例
1〜3及び比較例1〜3で得た各装飾用粘着シートを、
220mm×80mmにカットし、図1の両端部A、B
に渡るように静置した。次いで両端部AおよびBから内
側にそれぞれ20mmまでを2kgの圧着ローラーを2
往復させて圧着することで両端部をまず固定し、更に中
心部を屈折点に向けて伸ばしながら押込むことにより仮
固定した後、2kgの圧着ローラーで中心部に向けて圧
着した。施工後、23℃条件下で1週間放置した後の浮
き上がり状態を下記の評価基準で行った結果を表1に示
した。 ○:装飾用粘着シートの浮きの発生なし。 △:貼着面積中、浮き上がりが面積比10%未満の範囲
で発生。 ×:貼着面積中、浮き上がりが10%以上の範囲で発
生。
【0051】(2)90°定荷重剥離試験 実施例1〜3及び比較例1〜3で得た各装飾用粘着シー
トを25mm幅の短冊状にカットし、SUS#304板
(サイズ:50mm×120mm×2mm)の中央部に
25mm×80mmとなるように貼付し、2kgの圧着
ローラーで2往復させて圧着した後、60℃恒温槽内で
装飾用粘着シート貼付面を下向きに置いて20分間放置
し、更に装飾用粘着シートの一方の端部に、上記SUS
#304板に対して90°方向に100gの荷重をかけ
た後の2時間後の剥がれ長さ(mm)を測定した。その
結果を表1に示した。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明の装飾用粘着シートは、以上の構
成からなるものであり、積層されているアクリル系粘着
剤に用いられているアクリル系共重合体が、特定の重量
平均分子量であるため凝集力が高いものとなっており、
分子量分布がシャープであり、分子量10,000以下
の低分子量物が特定量以下に抑えられており、更に架橋
剤により架橋した後のゲル分率が50〜60重量%であ
ることにより、コルゲート板のような波打った板に対し
て、山部に仮固定した後、谷部に向けてスキージやロー
ラー等の圧着治具を用いてシートを伸ばしながら貼付し
た場合のように、装飾シートの応力が長時間に渡ってか
かるような条件においても、装飾用粘着シートが被着体
から浮き上がったり、剥離が生じたりすることがないも
のとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】曲面施工性を評価するためのアルミニウム板を
示した側面図。
【符号の説明】
1:アルミニウム板 A、B:端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂及び可塑剤からなる塩
    化ビニル系樹脂シートの一面に、重量平均分子量(M
    w)が80万〜100万であり、重量平均分子量/数平
    均分子量(Mw/Mn)が4.0以下であり、かつ重量
    平均分子量10,000以下の低分子量物の比率が0.
    1重量%以下であるアクリル系共重合体が架橋剤により
    架橋されたアクリル系粘着剤層が設けられ、該アクリル
    系粘着剤のゲル分率が50〜60重量%であることを特
    徴とする装飾用粘着シート。
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