JPH103559A - タイムレコーダの異物除去機構 - Google Patents

タイムレコーダの異物除去機構

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JPH103559A
JPH103559A JP17713496A JP17713496A JPH103559A JP H103559 A JPH103559 A JP H103559A JP 17713496 A JP17713496 A JP 17713496A JP 17713496 A JP17713496 A JP 17713496A JP H103559 A JPH103559 A JP H103559A
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time
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JP17713496A
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Yasunori Kudo
靖則 工藤
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カード挿入口2から入った異物17をだれでも
簡単かつ確実にを除去することができるタイムレコーダ
の異物除去機構。 【解決手段】タイムレコーダ本体1の上部に形成された
挿入口2から挿入されたタイムカード3を内部のカード
通路4に沿って所定の位置に送って印字するタイムレコ
ーダにおいて、タイムレコーダ本体1の背面側には、タ
イムカード3のカード通路4に臨む背面プレート10を
着脱自在に設け、挿入口2から挿入された異物17を上
記背面プレート10を外して除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内部の詰まりを解除
することができるタイムレコーダに関する。
【0002】
【従来技術】一般にタイムレコーダの上端部には挿入口
が形成されている。この挿入口にはタイムカードしか挿
入されることはないが、誤って名刺状の紙やメモ書きな
どが挿入されることがある。通常はカード挿入口の内部
下方にはタイムカードに印字するプリンターが配置さ
れ、プリンターにはインクリボンが設けられているの
で、インクリボンを取り外すことにより得られる空間か
ら異物を除去することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記異
物がさらに下方に送り込まれ、上記空間からでは取り外
すことのできない場合には、タイムレコーダ本体ケース
や基板を取り外さなければならない。ユーザーがこのよ
うな取り外し作業をすると、故障原因となるほか、感電
等の危険があった。
【0004】本発明は上記欠点を解消し、だれでも簡単
かつ確実に異物を除去することができるタイムレコーダ
の異物除去機構を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るタイムレコーダの異物除去機構は、タ
イムレコーダ本体の上部に形成された挿入口から挿入さ
れたタイムカードを内部のカード通路に沿って所定の位
置に送って印字するタイムレコーダにおいて、タイムレ
コーダ本体の背面側には、タイムカードのカード通路に
臨む背面プレートを着脱自在に設け、上記挿入口から挿
入された異物を上記背面プレートを外して除去すること
を特徴とする。
【0006】なお、前記背面プレートには壁掛け用の手
段を設けるのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1(a) (b) はそれぞれタイムレ
コーダの正面側と背面側からの斜視図で、このタイムレ
コーダは図2にも示すように、タイムレコーダ本体1の
上部にタイムカードの挿入口2を形成し、中央部に上記
挿入口2から挿入されたタイムカード3をカード通路4
に沿って所定の位置に送る一対の送りローラ5を設けた
もので、挿入口2からタイムカード3を挿入すると、送
りローラ5の近傍の第1のセンサー6でタイムカード3
が挿入されたことを検出し、送りローラ5が回転してタ
イムカード3を下方に送り込み、第2のセンサー7でタ
イムカード3の下端を検出すると、送りローラ5が月日
に応じて所定の位置まで上動させ、プリンタ8がタイム
カード3の所定の欄に日付、出退勤時刻等を印字し、さ
らに印字後タイムカード3を再び送りローラ5によって
挿入口2から出すように構成されている。
【0008】ところで、タイムレコーダ本体1の背面壁
の一部はカード通路4を構成しており、この背面壁9は
上部背面壁9aとこれより内側にセットバックした下部
背面壁9bとから構成され、両背面壁9a、9bの間に
送りローラ5が配置されている。そして、図2及び図3
に示されるように、上記タイムカード3のカード通路4
は送りローラ5をはさんで異なる構成となっており、送
りローラ5の下方はタイムレコーダ本体1の下部背面壁
9bと背面プレート10との間に形成されている。10
aは背面プレート10に突出形成されたガイド片であ
る。
【0009】カード通路4に臨む背面プレート10の上
部の左右両側には三角形状の差込片11が形成され、タ
イムレコーダ本体1の背面には上記差込片11の差込溝
12が下方に開口形成されている。背面プレート10は
差込片11をタイムレコーダ本体1の差込溝12に下か
ら挿入し、さらにネジ13を背面プレート10の中央孔
14から挿通してタイムレコーダ本体1のネジ孔15に
ねじ込むことによって装着され、逆にネジ13を外し、
引き降ろすことによりタイムレコーダ本体1から取り外
すことができるように構成されている。
【0010】なお、上記背面プレート10の上部には一
対の壁掛け用取付孔16が形成されている。
【0011】上記構成において、挿入口2からタイムカ
ード3以外の異物17が入った場合、異物17が送りロ
ーラ5よりも上方にあるときは、プリンタ8のインクリ
ボンカセット(図示せず)を取り外し、その空間から除
去すればよい。これに対し、異物17が第1のセンサー
6で感知されて送りローラ5によりカード通路4の下方
に送り込まれてしまったようなときは、異物17は下部
背面壁9bの裏側のカード通路4内にあるから、図3の
ようにして背面プレート10を外すことにより異物17
が露出し、簡単かつ確実に除去することができる。
【0012】背面プレート10は上部背面壁9aと下部
背面壁9bの裏側に配置され、背面プレート10を取り
外しても、タイムレコーダを構成する基板等の部品は外
部に露出することはないので、故障原因とならないほ
か、人体にも安全である。
【0013】次に、上記タイムレコーダは通常は台の上
に載置して使用されるが、図4のように背面プレート1
0を取り外して一対の壁掛け用取付孔16から挿通した
ネジ18で適宜の壁面に固定すれば、背面プレート10
にタイムレコーダ本体1を上述の要領で取り付けること
ができるので、壁掛け用のタイムレコーダとすることが
できる。
【0014】この場合は、タイムレコーダ本体1が背面
プレート10に対して着脱可能な状態となるので、挿入
口2から異物が入ったときは、タイムレコーダ本体1を
外すことにより上述と同様にして簡単に除去することが
できる。
【0015】なお、背面プレートに設ける壁掛け用の手
段としては、上述のような取付孔に限定されない。例え
ば、壁に取り付け固定されるフックに対応して背面壁に
形成された係止溝であってもよく、逆にフックを壁掛け
用の手段としてもよい。
【0016】また、図5は上述のような送りローラのな
いタイムレコーダで、この例においてタイムレコーダ本
体1の底部にはストッパ18とカードセンサー19が設
けられ、ストッパ18は図示しない機構により日付が変
わるにつれて上下動するように構成されている。挿入口
2からカード通路4に沿ってタイムカード3を挿入する
と、その下端が上記ストッパ18に当たって停止したと
きセンサー19がタイムカード3が所定の位置まで挿入
されたことを検出して印字機構が作動し、印字が行なわ
れるのである。
【0017】上記構成においても、タイムレコーダ本体
1の背面側には、カード通路4に臨む背面プレート10
が着脱自在に設けられ、上記挿入口2から異物17が挿
入されたときは、上記背面プレート10を外して除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) (b) は本発明に係るタイムレコーダの正面
側と背面側から見た斜視図
【図2】上記タイムレコーダの異物除去機構の要部の断
面図
【図3】背面プレートを取り外した状態の斜視図
【図4】上記タイムレコーダを壁掛けにする場合の説明
【図5】タイムレコーダの他の例を示す断面図
【符号の説明】
1 タイムレコーダ本体 2 挿入口 3 タイムカード 4 カード通路 5 送りローラ 10 背面プレート 17 異物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイムレコーダ本体の上部に形成された
    挿入口から挿入されたタイムカードを内部のカード通路
    に沿って所定の位置に送って印字するタイムレコーダに
    おいて、 タイムレコーダ本体の背面側には、タイムカードのカー
    ド通路に臨む背面プレートを着脱自在に設け、 上記挿入口から挿入された異物を上記背面プレートを外
    して除去することを特徴とするタイムレコーダの異物除
    去機構。
  2. 【請求項2】 前記背面プレートには壁掛け用の手段が
    設けられている請求項1に記載のタイムレコーダの異物
    除去機構。
JP17713496A 1996-06-17 1996-06-17 タイムレコーダ Expired - Lifetime JP3624555B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17713496A JP3624555B2 (ja) 1996-06-17 1996-06-17 タイムレコーダ

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JP17713496A JP3624555B2 (ja) 1996-06-17 1996-06-17 タイムレコーダ

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JPH103559A true JPH103559A (ja) 1998-01-06
JP3624555B2 JP3624555B2 (ja) 2005-03-02

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ID=16025782

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JP17713496A Expired - Lifetime JP3624555B2 (ja) 1996-06-17 1996-06-17 タイムレコーダ

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