JPH1035474A - 自動車用制動装置 - Google Patents

自動車用制動装置

Info

Publication number
JPH1035474A
JPH1035474A JP8192479A JP19247996A JPH1035474A JP H1035474 A JPH1035474 A JP H1035474A JP 8192479 A JP8192479 A JP 8192479A JP 19247996 A JP19247996 A JP 19247996A JP H1035474 A JPH1035474 A JP H1035474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure chamber
braking
power piston
brake pedal
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8192479A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kawakado
角 智 川
Tomoo Ogura
倉 智 男 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP8192479A priority Critical patent/JPH1035474A/ja
Publication of JPH1035474A publication Critical patent/JPH1035474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成とすることにより、作業能率の向
上とコストの低減を図った自動車用制動装置を提供する
こと。 【解決手段】 第1ブレーキペダル31と、第2ブレー
キペダル32と、第1ブレーキペダルが操作されること
により車輪37、38に制動力を付与可能であるととも
に、第2ブレーキペダル32が操作されることにより電
力の供給を受けることによって作動されて、車輪37、
38に制動力を付与可能な負圧式倍力装置1とを備えた
自動車用制動装置30。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の操作系統を
有する自動車用制動装置に関するものであり、より詳細
には、教習車に用いられる二つの操作系統を有する自動
車用制動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用制動装置は、自動車教習
所において使用される教習車に用いられており、第1操
作部材と、第1操作部材が操作されることによって車輪
に制動力を付与可能であるとともに、第1負圧式倍力装
置と第1マスタシリンダとを備えた第1制動手段と、第
2操作部材と、前記第2操作部材が操作されることによ
って車輪に制動力を付与可能であるとともに、第2負圧
式倍力装置と第2マスタシリンダとを備えた第2制動手
段と、前記第1制動手段及び前記第2制動手段と前記車
輪との間に介在され、前記第1制動手段からの制動力と
前記第2制動手段からの制動力とを調節して前記車輪に
制動力を付与する調節手段とを備えているものである。
【0003】この従来の自動車用制動装置は、生徒側の
第1操作部材が操作されると、第1制動手段から制動力
が車輪に向けて付与され、調節手段を介して車輪に伝達
されることにより、車輪において制動力が発揮されるこ
とになる。
【0004】又、教官側の第2操作部材が操作される
と、第2制動手段から制動力が車輪に向けて付与され、
調節手段を介して車輪に伝達されることにより、車輪に
おいて制動力が発揮されることになる。
【0005】又、第1、第2操作部材が操作されると、
第1、2制動手段から制動力が車輪に向けて付与され、
調節手段により第1、2制動手段から制動力が調節され
た後、制動力が車輪に伝達されることにより、車輪にお
いて制動力が発揮されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動車用制動装置は、第2制動手段と調節手段
とが必要となり部品点数が増加することから、自動車用
制動装置の車両への組付けの際に作業能率の低下を招く
とともに、自動車用制動装置の搭載スペースの確保とい
った問題を抱えている。
【0007】更に、部品点数が増加することから、コス
トの増加といった問題をも抱えている。
【0008】本発明は、簡素な構成とすることにより、
作業能率の向上とコストの低減を図った自動車用制動装
置を提供することを、その技術的課題とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1操作部材と、第2操作部材と、前記第1操作部
材が操作されることにより車輪に制動力を付与可能であ
るとともに、前記第2操作部材が操作されることにより
電力の供給を受けることによって作動されて、前記車輪
に制動力を付与可能な制動手段とを備えた自動車用制動
装置を構成した。
【0010】好ましくは、前記第2操作部材の操作量を
検出する検出手段を備え、前記制動手段は、前記検出手
段の検出結果に基づいて、前記車輪に付与する制動力を
調節する自動車用制動装置が望ましい。
【0011】好ましくは、前記制動手段は、内部に圧力
室を形成するハウジングと、前記ハウジング内に設置さ
れ、前記圧力室を、負圧源に連通される定圧室と前記負
圧源および大気に選択的に連通される変圧室とに分割す
る可動壁と、前記可動壁に結合されたパワーピストン
と、前記パワーピストンの内部に摺動可能に設置された
入力部材と、前記可動壁の移動に伴う前記パワーピスト
ンの推進力を外部に出力する出力部材と、その一端で前
記第1操作部材に接続されるとともにその他端で前記入
力部材に接続される入力ロッドと、前記パワーピストン
の内部に設置され、前記パワーピストンに対する前記入
力部材の変移に応じて前記変圧室を前記負圧源および大
気に選択的に連通する弁手段と、前記第2操作部材に電
気的に接続されるとともに、電力の供給をうけることに
よって前記出力部材に推進力を供給する自動作動手段と
を備えた負圧式倍力装置を有している自動車用制動装置
が望ましい。
【0012】好ましくは、前記パワーピストンは前記低
圧室と前記変圧室とを連通する接続路を有し、前記負圧
式倍力装置は、その外周部において前記可動壁に気密的
に係合しその内周部において前記パワーピストンと気密
的に係合することによって前記可動壁との間に前記接続
路に連通する大気導入室を形成する仕切板と、前記仕切
板に気密的に係合すると共に前記定圧室を貫通する大気
導入通路と、を備え、前記自動作動手段は、前記大気導
入通路と接続するとともに、前記大気導入室を選択的に
前記定圧室或いは大気とに接続する電磁弁を備えた自動
車用制動装置が望ましい。
【0013】好ましくは、前記第2操作部材の操作量を
検出する検出手段を備え、前記制動手段は、前記電磁弁
を駆動する駆動回路を有し、前記駆動回路は、前記検出
手段の検出結果に基づいて、前記電磁弁を断続的に駆動
させるデューティ作動をさせることにより、前記車輪に
付与する制動力を調節する自動車用制動装置が望まし
い。
【0014】請求項1の自動車用制動装置は、第1操作
部材が操作されると、制動手段により車輪に対して制動
力が付与される。
【0015】第2操作部材が操作されると、制動手段に
対して電力が供給されることにより制動手段が作動され
て、制動手段により車輪に対して制動力が付与される。
【0016】請求項2の自動車制動装置は、請求項1の
作用に加えて、検出手段により、第2操作部材の操作に
伴う操作量が検出され、この検出手段の検出出力に基づ
いて、制動手段により車輪に対して付与される制動力が
調節される。
【0017】請求項3の自動車用制動装置は、請求項1
の作用に加えて、第1操作部材が操作されると、負圧式
倍力装置が作動されて、ひいては車輪に対して制動力が
付与される。
【0018】第2操作部材が操作されると、負圧式倍力
装置の自動作動手段に対して電力が供給されることによ
り自動作動手段、ひいては負圧式倍力装置が作動され
て、更には、車輪に対して制動力が付与される。
【0019】請求項4の自動車用制動装置は、請求項3
の作用に加えて、第2操作部材が操作されると、負圧式
倍力装置の電磁弁に対して電力が供給されることにより
電磁弁、ひいては負圧式倍力装置が作動されて、更に
は、車輪に対して制動力が付与される。
【0020】請求項5の自動車用制動装置は、請求項4
の作用に加えて、検出手段により、第2操作部材の操作
に伴う操作量が検出され、この検出手段の検出出力に基
づいて、制動手段により車輪に対して付与される制動力
が調節される。
【0021】更に、電磁弁がデューティ作動されること
により車輪に対して付与される制動力が調節される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
具体的に説明する。
【0023】図1は本実施の形態の自動車用制動装置の
構成図である。図1に示すように、自動車用制動装置3
0は、第1ブレーキペダル31と、第2ブレーキペダル
32と、ペダル操作量センサ33と、電子制御装置34
と、各種センサ35と、負圧式倍力装置1と、マスタシ
リンダ36と、前輪37及び後輪38を備えている。自
動作動可能な負圧式倍力装置1のハウジング2内には、
その外周部を気密的に固定され、軸方向に移動可能な可
動壁3を備えている。可動壁3によって、ハウジング2
内は、定圧室4,変圧室5とに互いに気密的に分離され
ている。定圧室4はインレット2aを介して、負圧源で
ある図示しない車両のエンジンのインテークマニホール
ドと連通して、常に負圧を発生している。
【0024】ハウジング2には、その後方より樹脂材料
製のパワーピストン6が挿入され、パワーピストン6に
は可動壁3が、その内周端において気密的に固定されて
いる。
【0025】パワーピストン6の内部には、図示しない
車両のブレーキ操作部材である第1ブレーキペダルにそ
の右端にて連結された入力ロッド7が挿入されている。
入力ロッド7は後述する第1入力部材8に一体的に移動
可能なように連結されている。
【0026】第1入力部材8および第1入力部材8に当
接した第2入力部材9はすべて入力ロッド7からのブレ
ーキ操作力をリアクションディスク10に伝達する役割
を果たす。リアクションディスク10と当接した出力ロ
ッド11はリアクションディスク10を介してブレーキ
操作力を受けて移動することによってマスタシリンダ3
6のピストンを作動させる。
【0027】入力ロッド7には戻しスプリング12を受
けるロッド用リテーナ13が固定されている。パワーピ
ストン6にはバルブ部材14を構成する第1リテーナ1
4aがロッド用リテーナ13,戻しスプリング12を介
して入力ロッド7から弾撥力を受けながら固定されてい
る。シール部材14bはその図において右端部の内周に
おいて第1リテーナ14aに係合しており、外周におい
てはパワーピストン6との間でシール機能を発生してお
り、更に、その左端部において第2リテーナ14cに接
着されている。入力ロッド7と第2リテーナ14cとの
間にはバルブスプリング14dが介装されている。シー
ル部材14bの図において左端部には各々第1入力部材
8の図における右端部,パワーピストン6のバキューム
バルブ弁座6aと当接するエアバルブ部14e,バキュ
ームバルブ部14fが形成されている。
【0028】上記構成を採ることによって、エアバルブ
部14eは入力ロッド7が非作動状態において、第1入
力部材8と係合している。又、入力ロッド7が作動状態
においては、バキュームバルブ部14fがパワーピスト
ン6に設けたバルブ座6aと係合可能となっている。パ
ワーピストン6に設置されたキー溝6bにはキー15が
挿入され、ダンパ部材16を介してハウジング2に当接
している。更に、パワーピストン6にはバキュームバル
ブ部14fがパワーピストン6のバルブ座6aと非係合
となっている時、定圧室4を変圧室5と連通させるよう
に接続路である第1エアパス6c,第2エアパス6dが
備えられている。
【0029】定圧室4中にはその内周部においてOリン
グ11aを介して出力ロッド11と気密的に係合した仕
切板17が設置されており、仕切板17の外周部はシー
ル部材18によって、可動壁3と気密的に係合して、仕
切板17と可動壁3との間に大気導入室19を形成して
いる。
【0030】一端において仕切板17と気密的に連結し
た伸縮自在の大気導入通路20は、定圧室4を貫通して
その他端においてハウジング2の前面と気密的に係合し
た電磁弁21に連通している。
【0031】電磁弁21はバルブハウジング21a内に
定圧室4に連通した定圧ポート21bと、クリーナ部材
21cに連通した大気ポート21dと、大気導入通路2
0に連通した変圧ポート21eとを備えている。電磁ソ
レノイド21fはハーネス21gによって図示しない車
両の電源及び電子制御装置34と接続され、電子制御装
置内の電磁弁駆動回路によって電源より電力が供給され
作動される。
【0032】電磁ソレノイド21fの内方に配置された
プランジャー21hはスプリング21iによって図にお
いて左方に付勢され、大気バルブ21jに当接してい
る。この状態においては、大気バルブ21jが定圧弁座
21kと非係合状態となっているため、大気導入室19
は大気導入通路20の内部、および変圧ポート21e、
および定圧ポート21bを介して定圧室4に連通してい
る。
【0033】又、第1エアパス6cと変圧室5との間に
は、バキュームバルブ部14fとパワーピストン6のバ
ルブ座6aとが係合している際に、大気導入室19と変
圧室5との間の連通を確保するために、第1エアパス6
cから変圧室5方向への大気の流入のみを許容する一方
向弁22とパワーピストン6に半径方向に設置された孔
6eが設置されている。
【0034】一方、前記したように電子制御装置34の
駆動回路によって電磁ソレノイド21fに電源より電力
が供給されると、電磁ソレノイド21fはプランジャー
21hを図において右方に付勢するため、大気バルブ2
1jが定圧弁座21kに当接するとともに、大気バルブ
21jとプランジャー21hとが非係合状態となる。従
って、大気導入室19には大気導入通路20の内部,変
圧ポート21e,エアクリーナ部材21cおよび大気ポ
ート21dを介して大気が導入される。
【0035】第2ブレーキペダル32にはペダル操作量
センサ33が配設されており、ペダル操作量センサ33
は電子制御装置34に電気的に接続されている。
【0036】ペダル操作量センサ33は、第2ブレーキ
ペダル32の踏み込み量及び、第2ブレーキペダル32
に作用する荷重を検出するものである。更に、ペダル操
作量センサ33は第2ブレーキペダル32の踏み込み操
作に対して反力を付与する反力機構をも有している。
【0037】電子制御装置34には、ペダル操作量セン
サ33の他にも、速度センサ、車間センサ、加速度セン
サ等の他のセンサ35が電気的に接続されている。
【0038】マスタシリンダ36は、タンデムマスタシ
リンダであり、前方側車輪37と、後方側車輪38とが
別々に接続されている。
【0039】以下に、自動車用制動装置30の作動につ
いて説明する。第1ブレーキペダル31側の運転車及び
第2ブレーキペダル32側の運転者が図示しない車両の
ブレーキ操作部材を操作していない時は、負圧式倍力装
置1は図1の状態にあり、バルブ部材14のエアバルブ
部14eは第1入力部材8と係合状態にあり、又、バキ
ュームバルブ部14fはパワーピストン6のバルブ座6
aとは非係合状態にあるため、変圧室5は定圧室4を介
して負圧源である図示しない車両のエンジンのインテー
クマニホールドと連通している。
【0040】第1ブレーキペダル側の運転者により、第
ブレーキペダル31が操作されると、これと連結した入
力ロッド7がブレーキ操作力を受けて図1において左方
に移動する。従って、入力ロッド7に固定された第1入
力部材8も入力ロッド7と一体となって図1において左
方に移動する第1入力部材8の移動によって、エアバル
ブ部14eおよびバキュームバルブ部14fもバルブス
プリング14dの付勢力によって第1入力部材8と共に
図1において左方に移動し、やがてバキュームバルブ部
14fがパワーピストン6のバルブ座6aに当接して、
変圧室5は定圧室4と遮断されるため車両の負圧源との
連通も断たれる。
【0041】更に、第1入力部材8が図1において左方
に移動すると、エアバルブ部14eと第1入力部材8と
の係合が解消されて、変圧室5が大気と連通する。従っ
て、変圧室5への大気の流入によって、定圧室4と変圧
室5との間に気圧差が発生するため、気圧差による荷重
を受けた可動壁3とこれに連結されたパワーピストン6
が、リアクションディスク10を介して出力ロッド11
に増幅されたブレーキ力を出力する。
【0042】この出力ロッド11の移動により、マスタ
シリンダ36は油圧を高め、車輪37、38に対して制
動力が付与されることになる。
【0043】これ以降は、リアクションディスク10か
ら、第2入力部材9および第1入力部材8を介して入力
ロッド7が受ける反力によって、エアバルブ部14eと
第1入力部材8が、或いはバキュームバルブ部14fと
パワーピストン6のバルブ座6aとが選択的に係合し
て、入力ロッド7に加えられた第1ブレーキペダル31
側の運転者のブレーキ操作力に応じて、負圧式倍力装置
1の助勢力が制御される。
【0044】前記したパワーピストン6によるブレーキ
力による反力と、第1ブレーキペダル31を操作するこ
とによって発生し、第2入力部材9に伝達されたブレー
キ操作力はリアクションディスク10の各々両側に加え
られバランスする。
【0045】この状態においては、第2ブレーキペダル
32、ひいては電磁ソレノイド21fが非作動状態であ
るため、大気導入室19は定圧室4と連通しており、変
圧室5は定圧室4と同圧となっており、可動壁3は非作
動状態となっている。
【0046】第2ブレーキペダル32側の操作者によっ
て第2ブレーキペダル32が踏み込み操作されると、ペ
ダル操作量センサ33によって、第2ブレーキペダル3
2が踏み込み操作されたことが検出されるとともに、第
2ブレーキペダル32の踏み込み操作に伴う第2ブレー
キペダル32の踏み込み量と、踏み込み操作により第2
ブレーキペダル32に作用する荷重が検出される。又、
ペダル操作量センサ33は、各操作量を検出する一方
で、検出した操作量に見合った反力を第2ブレーキペダ
ル32に付与している。
【0047】第2ブレーキペダル32の踏み込み操作に
伴う各操作量を検出したペダル操作量センサ33は、検
出された各操作量に応じた出力信号を電子制御装置34
に送信する。
【0048】ペダル操作量センサ33からの出力信号を
受け取った電子制御装置34、ひいては電子制御装置3
4内に組み込まれているソレノイド駆動回路は、ペダル
操作量センサ33からの出力信号に応じた、即ち、第2
ブレーキペダル32の踏み込み操作に応じた制動力を車
輪37、38に付与するために、電磁弁21を断続的に
駆動させるデューティ駆動制御を行う。
【0049】即ち、電源から電磁弁21、ひいては電磁
ソレノイド21fに対して電力を供給する一方で、プラ
ンジャー21hがバルブハウジング21aを一往復する
のに要する時間を1とすると、往行程としての、電磁ソ
レノイド21fが駆動されてプランジャー21hが図右
方に移動し、大気バルブ21jが低圧弁座21kに係合
するとともに、大気バルブ21jとプランジャー21h
が非係合となり、大気導入通路20、ひいては、大気導
入室19および変圧室5に大気を導入している時間が
0.7であり、復行程としての、電磁ソレノイド21f
の駆動が一時中断されてプランジャー21hが初期位置
に復帰し、大気バルブ21jとプランジャー21hとが
係合するとともに、大気バルブ21jが低圧弁座21k
と非係合となり、大気導入通路20、ひいては、大気導
入室19および変圧室5を定圧室4に連通させ、大気導
入室19および変圧室5内の大気を定圧室4に流入させ
ている時間が0.3となって、プランジャー21hがバ
ルブハウジング21a内を往復動するデューティ比0.
7のデューティ駆動制御が行われることになる。
【0050】従って、電磁弁21がデューティ比0.7
のデューティ駆動制御がされることにより、断続的に大
気導入通路20、ひいては、大気導入室19および変圧
室5に大気が導入されて、変圧室4と定圧室5との間の
気圧差が徐々に増大する。変圧室4と定圧室5との間の
気圧差による荷重を受けた可動壁3とこれに連結された
パワーピストン6が、リアクションディスク10を介し
て出力ロッド11に増幅されたブレーキ力を出力する。
【0051】この出力ロッド11の移動により、マスタ
シリンダ36は油圧を高め、車輪37、38に対して制
動力が付与されることになる。
【0052】車輪37、38に付与された制動力が、第
2ブレーキペダル32の踏み込み操作に応じた制動力に
達したと判定された場合、電磁弁21において、大気バ
ルブ21jが低圧弁座21kと係合し、大気バルブ21
jとプランジャー21hとが係合する保持状態を採り、
可動壁3が非作動状態となる。
【0053】ブレーキの必要が無くなり、第2ブレーキ
ペダル側の操作者によって、第2ブレーキペダル32の
操作が解除されると、ペダル操作量センサ33によっ
て、第2ブレーキペダル32の踏み込みが解除されたこ
とが検出されると共に、第2ブレーキペダル32の解除
操作に伴う第2ブレーキペダル32の踏み込み量と、解
除操作により第2ブレーキペダル32に作用する荷重が
検出される。
【0054】第2ブレーキペダル32の解除操作に伴う
各操作量を検出したペダル操作量センサ33は、検出さ
れた各操作量に応じた出力信号を電子制御装置34に送
信する。
【0055】ペダル操作量センサ33からの出力信号を
受け取った電子制御装置34、ひいては電子制御装置3
4内に組み込まれているソレノイド駆動回路は、ペダル
操作量センサ33からの出力信号に応じた、即ち、第2
ブレーキペダル32の解除操作に応じた制動力を車輪3
7、38に付与するために、電磁弁21を断続的に駆動
させるデューティ駆動制御を行う。
【0056】即ち、プランジャー21hがバルブハウジ
ング21aを一往復するのに要する時間を1とすると、
往行程としての、電磁ソレノイド21fが駆動されてプ
ランジャー21hが図右方に移動し、大気バルブ21j
が低圧弁座21kに係合するとともに、大気バルブ21
jとプランジャー21hが非係合となり、大気導入通路
20、ひいては、大気導入室19および変圧室5に大気
を導入している時間が0.3であり、復行程としての、
電磁ソレノイド21fの駆動が一時中断されてプランジ
ャー21hが初期位置に復帰し、大気バルブ21jとプ
ランジャー21hとが係合するとともに、大気バルブ2
1jが低圧弁座21kと非係合となり、大気導入通路2
0、ひいては、大気導入室19および変圧室5を定圧室
4に連通させ、大気導入室19および変圧室5内の大気
を定圧室4に流入させている時間が0.7となって、プ
ランジャー21hがバルブハウジング21a内を往復動
するデューティ比0.3のデューティ駆動制御が行われ
ることになる。
【0057】従って、電磁弁21がデューティ比0.3
のデューティ駆動制御がされることにより、断続的に大
気導入通路20、ひいては、大気導入室19および変圧
室5内の大気が定圧室4に流入されて、変圧室4と定圧
室5との間の気圧差が徐々に減少する。変圧室4と定圧
室5との間の気圧差が減少することにより出力ロッド1
1が出力するブレーキ力も減少する。
【0058】この出力ロッド11の移動により、マスタ
シリンダ36は油圧を低め、車輪37、38に対して付
与される制動力も減少されることになる。
【0059】車輪37、38に付与されている制動力
が、第2ブレーキペダル32の解除操作に見合った制動
力に達したと判定された場合、電磁弁21において、大
気バルブ21jが低圧弁座21kと係合し、大気バルブ
21jとプランジャー21hとが係合する保持状態を採
り、可動壁3が非作動状態となる。
【0060】第2ブレーキペダル32の操作が完全に解
除されて、第2ブレーキペダル32が初期位置に復帰す
ると、ペダル操作量センサ33によって、第2ブレーキ
ペダル32が初期位置に復帰したことが検出される。
【0061】第2ブレーキペダル32の初期位置への復
帰を検出したペダル操作量センサ33は、第2ブレーキ
ペダル32の初期位置への復帰に対応した出力信号を電
子制御装置34に送信する。
【0062】ペダル操作量センサ33からの出力信号を
受け取った電子制御装置34、ひいては電子制御装置3
4内に組み込まれているソレノイド駆動回路は、ペダル
操作量センサ33からの出力信号に応じ、即ち、第2ブ
レーキペダル32の初期位置への復帰に応じて制動力付
与の解除するために、電磁弁21の駆動を停止する。。
【0063】即ち、電磁ソレノイド21fへの電力の供
給が停止されることにより電磁ソレノイド21fの駆動
が停止されて、プランジャー21hが初期位置に復帰
し、大気バルブ21jとプランジャー21hとが係合す
るとともに、大気バルブ21jが低圧弁座21kと非係
合となり、大気導入通路20、ひいては、大気導入室1
9および変圧室5を定圧室4に連通させ、大気導入室1
9および変圧室5内の大気を定圧室4に流入させる。
【0064】従って、定圧室4と変圧室5との間の気圧
差が無くなり、可動壁3、ひいてはパワーピストン6お
よび出力ロッド11も初期位置に復帰し、マスタシリン
ダ36はは油圧を低め、車輪37、38に対して付与さ
れる制動力が解消される。
【0065】第1ブレーキペダル31側の運転者により
第1ブレーキペダル31が踏み込み操作され、第2ブレ
ーキぺダル32側の操作者により第2ブレーキペダル3
2が踏み込み操作されると、負圧式倍力装置1において
上述した作動が行われて、車輪37、38に制動力が付
与されることになる。
【0066】加えて、例えば、車両前方に障害物が現
れ、電子制御装置34が例えば、その他のセンサ35に
含まれるCCDカメラによる画像の処理、又は、測距セ
ンサによって車両前方に障害物が存在することが検出さ
れた時に緊急ブレーキが必要であることを判断する方法
によって緊急ブレーキの必要性を判断した時、第1ブレ
ーキペダル31側の運転者及び第2ブレーキぺダル32
側の操作者の第1及び第2ブレーキペダルのブレーキ操
作とは別に電源から電磁弁21、即ち電磁ソレノイド2
1fに対して電力を供給する。電力の供給を受けた電磁
ソレノイド21fは電磁力を発生させて、プランジャー
21hをスプリング21iの付勢力に抗して図1におい
て右方に移動させる。
【0067】前述したように、プランジャー21hの移
動によって大気導入室19に大気が導入されるため、第
1エアパス6c,バキュームバルブ部14fとパワーピ
ストン6のバルブ座6aとの間および、第2エアパス6
dを介して大気が変圧室5に大量に導入される。変圧室
5へ大気が大量に導入されることによって可動壁3が図
1において左方に作動され、強大なブレーキ力が出力さ
れる。
【0068】尚、入力ロッド7への操作により負圧式倍
力装置が作動中で、出力ロッド11からの反力と第2入
力部材9およびパワーピストン6からの入力がバランス
し保持された状態では、バキュームバルブ部14fとバ
ルブ座6aとが係合した状態となり、第1エアパス6c
と第2エアパス6dの間は遮断されている。この状態で
は、大気導入室19から第1エアパス6cおよびパワー
ピストン6に設置された孔6eを介して、大気が一方向
弁22を開いて変圧室5へと導入される。
【0069】上記の実施の形態においては、仕切板が出
力ロッドとリアクションディスクとを介してパワーピス
トンと気密的に係合しているが、仕切板が直接にパワー
ピストンと気密的に係合していてもかまわないことは言
うまでもない。
【0070】以上説明したように、本実施の形態の自動
車用制動装置30によれば、第1ブレーキペダル31
と、第2ブレーキペダル32と、第1ブレーキペダル3
1が操作されることにより車輪37、38に制動力を付
与可能であるとともに、第2ブレーキペダル32が操作
されることにより電力の供給を受けることによって作動
されて、車輪37、38に制動力を付与可能な負圧式倍
力装置1とを備えたことにより、従来の自動車用制動装
置において必要とされていた第2負圧式倍力装置と第2
マスタシリンダを有する第2制動手段及び調節手段とし
てのチェンジバルブを廃止することを可能としている。
【0071】加えて、第2負圧式倍力装置と第2マスタ
シリンダとを有する第2制動手段、及びチェンジバルブ
をを廃止することを可能としていることから、部品点数
を抑制することができ自動車用制動装置30の車両への
組付において、作業能率の向上を可能としている。
【0072】加えて、狭い車両空間において自動車用制
動装置の搭載スペースを確保するといった問題も抱える
ことはない。
【0073】更に、部品点数を低減できることから、コ
ストを低減することも可能としている。
【0074】更に、 第2ブレーキペダル32の操作量
を検出するペダル操作量センサ33を備え、このペダル
操作量センサ33の検出出力に基づいて、車輪37、3
8に付与する制動力を調節するように構成したことか
ら、第2ブレーキペダル32側の操作者のブレーキ操作
に応じた制動力を付与することを可能としている。
【0075】更に、電磁弁21を断続的に駆動させるデ
ューティ作動をさせることにより、負圧式倍力装置1の
出力、ひいては車輪37、38に付与される制動力をよ
り滑らかに増減でき、ひいては、第2ブレーキペダル3
2側の操作者のブレーキ操作に応じた制動力を付与する
ことをより可能としている。
【0076】従って、本発明は、簡素な構成とすること
により、作業能率の向上とコストの低減を図った自動車
用制動装置を提供することを可能としている。
【0077】本実施の形態においては、電磁弁21のデ
ューティ作動を往行程において、デューティ比0.7、
復行程においてデューティ比0.3としているが、特に
この比率に限定するものでないことは言うまでもない。
【0078】又、本実施の形態においては、ペダル操作
量センサ33は、第2ブレーキペダル32の踏み込み量
と荷重を検出しているが、特にこの構成に限定するもの
ではないことは言うまでもない。
【0079】又、本実施の形態においては、マスタシリ
ンダ36はタンデム型のマスタシリンダであり、マスタ
シリンダ36から、前輪37、後輪38とへ接続されて
いるが特にこの構成に限定するものでないことは言うま
でもない。
【0080】又、本実施の形態においては、第1ブレー
キペダル31が操作されることにより車輪37、38に
制動力を付与可能であるとともに、第2ブレーキペダル
32が操作されることにより電力の供給を受けることに
よって作動されて、車輪37、38に制動力を付与可能
な制動手段として、自動作動可能な負圧式倍力装置1を
用いているが、負圧式倍力装置1は一有効手段であっ
て、特にこの構成に限定するものではないことは言うま
でもなく、加えて、負圧式倍力装置1の構成においても
同様に一有効な構成であって、特にこの構成に限定する
ものではないことは言うまでもない。
【0081】以上、本発明を上記実施の態様に則して説
明したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでは
なく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものであ
る。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、従来の自動車用制動装置において必要とされて
いた第2負圧式倍力装置と第2マスタシリンダを有する
第2制動手段及び調節手段を廃止することを可能として
いる。
【0083】加えて、第2負圧式倍力装置と第2マスタ
シリンダとを有する第2制動手段、及び調節手段を廃止
することを可能としていることから、部品点数を抑制す
ることができ自動車用制動装置の車両への組付におい
て、作業能率の向上を可能としている。
【0084】加えて、狭い車両空間において自動車用制
動装置の搭載スペースを確保するといった問題も抱える
ことはない。
【0085】更に、部品点数を低減できることから、コ
ストを低減することも可能としている。
【0086】従って、本発明は、簡素な構成とすること
により、作業能率の向上とコストの低減を図った自動車
用制動装置を提供することを可能としている。
【0087】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、第2操作部材側の操作者のブレーキ操
作に応じた制動力を付与することを可能としている。
【0088】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、制動手段の構成において、より良い形
態を示している。
【0089】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、負圧式倍力装置の自動制動手段のより
よい形態を示している。
【0090】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の効果に加えて、第2操作部材側の操作者のブレーキ操
作に応じた制動力を付与することを可能とするととも
に、負圧式倍力装置の出力、ひいては車輪に付与される
制動力をより滑らかに増減できることから、ひいては、
第2操作部材側の操作者のブレーキ操作に応じた制動力
を付与することをいっそう可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の自動者用制動装置30の構成
図。
【符号の説明】 1 負圧式倍力装置 2 ハウジング 3 可動壁 4 定圧室 5 変圧室 6 パワーピストン 6c,99 第1エアパス 6d 第2エアパス 17 仕切板 19 大気導入室 20 大気導入通路 21 電磁弁 30 自動車用制動装置 31 第1ブレーキペダル 32 第2ブレーキペダル 33 ペダル操作量センサ 37、38 車輪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1操作部材と、第2操作部材と、前記
    第1操作部材が操作されることにより車輪に制動力を付
    与可能であるとともに、前記第2操作部材が操作される
    ことにより電力の供給を受けることによって作動され
    て、前記車輪に制動力を付与可能な制動手段とを備えた
    自動車用制動装置。
  2. 【請求項2】 前記第2操作部材の操作量を検出する検
    出手段を備え、前記制動手段は、前記検出手段の検出結
    果に基づいて、前記車輪に付与する制動力を調節する請
    求項1の自動車用制動装置。
  3. 【請求項3】 前記制動手段は、内部に圧力室を形成す
    るハウジングと、前記ハウジング内に設置され、前記圧
    力室を、負圧源に連通される定圧室と前記負圧源および
    大気に選択的に連通される変圧室とに分割する可動壁
    と、前記可動壁に結合されたパワーピストンと、前記パ
    ワーピストンの内部に摺動可能に設置された入力部材
    と、前記可動壁の移動に伴う前記パワーピストンの推進
    力を外部に出力する出力部材と、その一端で前記第1操
    作部材に接続されるとともにその他端で前記入力部材に
    接続される入力ロッドと、前記パワーピストンの内部に
    設置され、前記パワーピストンに対する前記入力部材の
    変移に応じて前記変圧室を前記負圧源および大気に選択
    的に連通する弁手段と、前記第2操作部材に電気的に接
    続されるとともに、電力の供給をうけることによって前
    記出力部材に推進力を供給する自動作動手段とを備えた
    負圧式倍力装置を有している請求項1の自動車用制動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記パワーピストンは前記低圧室と前記
    変圧室とを連通する接続路を有し、前記負圧式倍力装置
    は、その外周部において前記可動壁に気密的に係合しそ
    の内周部において前記パワーピストンと気密的に係合す
    ることによって前記可動壁との間に前記接続路に連通す
    る大気導入室を形成する仕切板と、前記仕切板に気密的
    に係合すると共に前記定圧室を貫通する大気導入通路
    と、を備え、前記自動作動手段は、前記大気導入通路と
    接続するとともに、前記大気導入室を選択的に前記定圧
    室或いは大気とに接続する電磁弁を備えた請求項3の自
    動車用制動装置。
  5. 【請求項5】 前記第2操作部材の操作量を検出する検
    出手段を備え、前記制動手段は、前記電磁弁を駆動する
    駆動回路を有し、前記駆動回路は、前記検出手段の検出
    結果に基づいて、前記電磁弁を断続的に駆動させるデュ
    ーティ作動をさせることにより、前記車輪に付与する制
    動力を調節する請求項4の自動車用制動装置。
JP8192479A 1996-07-22 1996-07-22 自動車用制動装置 Pending JPH1035474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8192479A JPH1035474A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 自動車用制動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8192479A JPH1035474A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 自動車用制動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1035474A true JPH1035474A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16291983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8192479A Pending JPH1035474A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 自動車用制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1035474A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2816568A1 (fr) * 2000-11-10 2002-05-17 Bosch Braking Sys Corp Servo de frein
JP2002337681A (ja) * 2001-03-15 2002-11-27 Bosch Automotive Systems Corp ブレーキ倍力装置
EP1306279A1 (en) 2001-10-29 2003-05-02 Bosch Automotive Systems Corporation Brake booster
US6564692B2 (en) 2000-12-13 2003-05-20 Bosch Braking Systems Co., Ltd. Brake booster
JP2017149170A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 マツダ株式会社 自動車の制動装置
JP2017149171A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 マツダ株式会社 自動車の制動装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2816568A1 (fr) * 2000-11-10 2002-05-17 Bosch Braking Sys Corp Servo de frein
US6564692B2 (en) 2000-12-13 2003-05-20 Bosch Braking Systems Co., Ltd. Brake booster
JP2002337681A (ja) * 2001-03-15 2002-11-27 Bosch Automotive Systems Corp ブレーキ倍力装置
US6711982B2 (en) 2001-03-15 2004-03-30 Bosch Braking Systems Co., Ltd. Brake booster
EP1306279A1 (en) 2001-10-29 2003-05-02 Bosch Automotive Systems Corporation Brake booster
JP2017149170A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 マツダ株式会社 自動車の制動装置
JP2017149171A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 マツダ株式会社 自動車の制動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8303048B2 (en) Braking control system comprising a pressure-control simulator
US8240780B1 (en) Hydraulic brake booster
US4875740A (en) Braking device for use in a motor vehicle
JPH045577B2 (ja)
JP2002501855A (ja) 自動車用のブレーキ力昇圧装置
JPH1035474A (ja) 自動車用制動装置
US6203118B1 (en) Braking system
WO1997043558A1 (en) Hydraulic brake booster
JPH0986394A (ja) 負圧式倍力装置
US5193429A (en) Vacuum type brake booster
JPH08239029A (ja) 負圧式倍力装置
JPH08188132A (ja) 自動ブレーキ装置を備えたブレーキシステム
US6446537B1 (en) Vacuum brake booster
JPH05139279A (ja) 電子制御ブレーキ装置
US6896337B1 (en) Brake booster
US5338107A (en) Control valve actuator
JP4844860B2 (ja) アダプティブクルーズコントロールシステム
JP4904613B2 (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JPH11208452A (ja) 圧力発生装置
JPH0995232A (ja) 自動車用制動液圧制御装置
CA2384727A1 (en) Spring brake actuator with integral biased double check valve
CN112977384B (zh) 制动系统、车辆及车载娱乐模式的控制方法
JP3144190B2 (ja) 自動制動用電子制御負圧式ブレーキ装置
JP3858394B2 (ja) 負圧式倍力装置
JP3175461B2 (ja) 車両用自動ブレーキ装置