JPH103520A - 光学読取装置 - Google Patents
光学読取装置Info
- Publication number
- JPH103520A JPH103520A JP15372996A JP15372996A JPH103520A JP H103520 A JPH103520 A JP H103520A JP 15372996 A JP15372996 A JP 15372996A JP 15372996 A JP15372996 A JP 15372996A JP H103520 A JPH103520 A JP H103520A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing roller
- cam
- roller
- slope cam
- paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機構の複雑化、コストアップを招くことな
く、また、紙葉類の厚さや折れ癖、搬送方向に関係な
く、紙葉類をスムーズに光学読取部に送り込み、良好な
読取りを可能とする光学読取装置を提供する。 【解決手段】 分割された押付けローラ２の内部に、押
付けローラ２とローラ軸１０を得て上下可動に配したス
ロープカム４を設け、紙葉類６をイメージスキャナ１に
搬送する際、押付けローラ２に対して搬送方向前後の突
出量を保持・制御可能に構成する。
く、また、紙葉類の厚さや折れ癖、搬送方向に関係な
く、紙葉類をスムーズに光学読取部に送り込み、良好な
読取りを可能とする光学読取装置を提供する。 【解決手段】 分割された押付けローラ２の内部に、押
付けローラ２とローラ軸１０を得て上下可動に配したス
ロープカム４を設け、紙葉類６をイメージスキャナ１に
搬送する際、押付けローラ２に対して搬送方向前後の突
出量を保持・制御可能に構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚さ形状の異なる
紙葉類または折れ、曲がり等の伴う紙葉類を扱う光学読
取装置に関し、特に紙葉類の先端折れやジャムまたは紙
葉類の搬送速度変動のない、光学読取装置に関する。
紙葉類または折れ、曲がり等の伴う紙葉類を扱う光学読
取装置に関し、特に紙葉類の先端折れやジャムまたは紙
葉類の搬送速度変動のない、光学読取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、金融機関等において使用される
現金自動預支払機の如き装置には、挿入された通帳等の
印刷文字またはマークを読み取る光学読取部と、通帳と
の紙面距離を一定に保持して搬送する通帳押付けローラ
とで構成された光学読取装置が組み込まれている。前記
押付けローラは、光学読取部の紙葉類突当て面に通帳等
の紙葉類を押付け、搬送するために、搬送路内に一定量
突出し、紙送りに従動して回転する。この際、搬送する
紙葉類の先端部が、押付けローラの中心方向またはそれ
に近い方向に向かって、押付けローラの外周部に突入す
ると、紙葉類の先端部を破損したり、良好な搬送が行え
なくなることがある。このため、従来のこの種の紙葉類
の搬送に関しては、例えば、紙葉類の搬送方向が一方向
である場合、搬送ガイドや突起を設け、搬送方向に対し
て押付けローラの側近でかつローラ手前から紙葉類をニ
ップ部に送り込むようにしたり、あるいはローラ直前の
搬送路高さを徐々に低く設定し、前記と同様にローラの
ニップ部に送り込むようにしていた。なお、前記押付け
ローラによる紙葉類の搬送に関する技術が記載された文
献としては、例えば、特開平６−２４７５８１号公報、
特開昭６４−１８６６３号公報、あるいは特開平２−２
２９０６３号公報が挙げられる。
現金自動預支払機の如き装置には、挿入された通帳等の
印刷文字またはマークを読み取る光学読取部と、通帳と
の紙面距離を一定に保持して搬送する通帳押付けローラ
とで構成された光学読取装置が組み込まれている。前記
押付けローラは、光学読取部の紙葉類突当て面に通帳等
の紙葉類を押付け、搬送するために、搬送路内に一定量
突出し、紙送りに従動して回転する。この際、搬送する
紙葉類の先端部が、押付けローラの中心方向またはそれ
に近い方向に向かって、押付けローラの外周部に突入す
ると、紙葉類の先端部を破損したり、良好な搬送が行え
なくなることがある。このため、従来のこの種の紙葉類
の搬送に関しては、例えば、紙葉類の搬送方向が一方向
である場合、搬送ガイドや突起を設け、搬送方向に対し
て押付けローラの側近でかつローラ手前から紙葉類をニ
ップ部に送り込むようにしたり、あるいはローラ直前の
搬送路高さを徐々に低く設定し、前記と同様にローラの
ニップ部に送り込むようにしていた。なお、前記押付け
ローラによる紙葉類の搬送に関する技術が記載された文
献としては、例えば、特開平６−２４７５８１号公報、
特開昭６４−１８６６３号公報、あるいは特開平２−２
２９０６３号公報が挙げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術による紙
葉類の搬送に関しては、紙葉類の搬送方向が一方向の場
合に限り有効であり、両方向つまり紙葉類の往復搬送に
は適さないという不具合を招いていた。また、前記紙葉
類の往復搬送を考慮した場合、例えば、特開平６−２４
７５８１号公報に記載されたものと同様の機構を、ロー
ラの反対側に追加することで可能となるが、この場合、
装置全体の構成が複雑になり、また、実装スペースの拡
大、コストアップになるという不具合を招く。また、特
開平２−２２９０６３号公報によると、進入ガイドによ
り搬送路高さを固定するため、厚さの異なる紙葉類に対
応できないという不具合を招いた。本発明の目的は、前
記従来技術による不具合を除去することであり、機構の
複雑化を防止して省スペースを実現し、コストアップを
招くことなく、良好な搬送及び印刷文字及びマークの読
取りを行うことができる光学読取装置を提供することに
ある。
葉類の搬送に関しては、紙葉類の搬送方向が一方向の場
合に限り有効であり、両方向つまり紙葉類の往復搬送に
は適さないという不具合を招いていた。また、前記紙葉
類の往復搬送を考慮した場合、例えば、特開平６−２４
７５８１号公報に記載されたものと同様の機構を、ロー
ラの反対側に追加することで可能となるが、この場合、
装置全体の構成が複雑になり、また、実装スペースの拡
大、コストアップになるという不具合を招く。また、特
開平２−２２９０６３号公報によると、進入ガイドによ
り搬送路高さを固定するため、厚さの異なる紙葉類に対
応できないという不具合を招いた。本発明の目的は、前
記従来技術による不具合を除去することであり、機構の
複雑化を防止して省スペースを実現し、コストアップを
招くことなく、良好な搬送及び印刷文字及びマークの読
取りを行うことができる光学読取装置を提供することに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光学読取装置は、 １．紙葉類を保持搬送する押付けローラの内部または一
部に、ローラ直径よりも遥かに大きな直径の「円または
円弧の一部」または「複数の直線で形成した略円弧」
を、搬送路内のローラ突出高さよりも低く保持し、また
搬送方向に対し、押付けローラ前後の突出量を十分に確
保可能なスロープカム（図１の４）を設けたこと。 ２．紙葉類の搬送方向に対し、前記スロープカムの前後
端をそのスロープカムの突出量制御、または回転制御を
可能な略凸形状（図１の４ａ，４ｂ）とし、スロープカ
ムは紙葉類搬送ローラ軸のみで支持することで、容易に
押付けローラの上下動に追従可能に構成されたこと。 ３．前記スロープカムのストッパ（図１の４ｃ，４ｄ）
にて、常に紙葉類の最大厚さ以上の搬送路高さを確保
し、紙葉類の搬送抵抗をなくするべく、スロープカムの
突出量を制御し、押付けローラに導入される前後の紙葉
類が搬送路上下面及びスロープカムに挟持されることな
く構成されたこと。を特徴とする。
め、本発明の光学読取装置は、 １．紙葉類を保持搬送する押付けローラの内部または一
部に、ローラ直径よりも遥かに大きな直径の「円または
円弧の一部」または「複数の直線で形成した略円弧」
を、搬送路内のローラ突出高さよりも低く保持し、また
搬送方向に対し、押付けローラ前後の突出量を十分に確
保可能なスロープカム（図１の４）を設けたこと。 ２．紙葉類の搬送方向に対し、前記スロープカムの前後
端をそのスロープカムの突出量制御、または回転制御を
可能な略凸形状（図１の４ａ，４ｂ）とし、スロープカ
ムは紙葉類搬送ローラ軸のみで支持することで、容易に
押付けローラの上下動に追従可能に構成されたこと。 ３．前記スロープカムのストッパ（図１の４ｃ，４ｄ）
にて、常に紙葉類の最大厚さ以上の搬送路高さを確保
し、紙葉類の搬送抵抗をなくするべく、スロープカムの
突出量を制御し、押付けローラに導入される前後の紙葉
類が搬送路上下面及びスロープカムに挟持されることな
く構成されたこと。を特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図面を用い実施例を示し
て、本発明の実施の形態を説明する。図１及び図２は、
本実施例における光学読取装置の光学読取部の詳細を示
す図である。図１において、紙葉類６は、ドライブロー
ラ２０，２２及びプレッシャローラ２１，２３により、
搬送路上面８及び下面５間を搬送され、イメージスキャ
ナ１に送り込まれる。このとき、紙葉類６はイメージス
キャナ１内にあるＣＣＤ９との紙面距離を一定に保つた
めに、押付けローラ２を用いて、紙葉類６紙面をイメー
ジスキャナ１のガラス面２４に押付けながら搬送する。
押付けローラ２はシャフト１０を中心に回転、上下動可
能であり、押付けローラ２の押付け力はスプリング１５
をシャフト１０に負荷することで得ている。本実施例に
おけるスロープカム４は、図２に示す如く、押付けロー
ラ２を分割したローラ２ａ，２ｂ間に実装し、押付けロ
ーラ２ａ，２ｂとともに、シャフト１０で保持され、ス
プリング１５により、適度の押上げ力を得て上下動可能
である。なお、スロープカム前後の端部４ａ，４ｂは略
凸形状としているので、スロープカム４の突出量制御、
または回転制御が極めて容易である。また、押付けロー
ラ２ａ，２ｂの最大突出量は、図１に示したイメージス
キャナ１のガラス面２４との隙間Ｅ（＝最小紙厚さ）を
維持することで、ガラス面２４の必要以上の摩耗や、ジ
ャムを防止することができる。これに対して、スロープ
カム４の最大突出量は、スロープカム４の前後端部に凸
状のストッパ４ｃ，４ｄを設けることにより、ガラス面
２４との隙間Ｆ（＝最大紙厚さ）を維持している。これ
により、最大厚さの紙葉類６を搬送するとき、搬送路上
面８とスロープカム４との間に挟持されることなく、押
付けローラ２ａ，２ｂに送り込むことができる。
て、本発明の実施の形態を説明する。図１及び図２は、
本実施例における光学読取装置の光学読取部の詳細を示
す図である。図１において、紙葉類６は、ドライブロー
ラ２０，２２及びプレッシャローラ２１，２３により、
搬送路上面８及び下面５間を搬送され、イメージスキャ
ナ１に送り込まれる。このとき、紙葉類６はイメージス
キャナ１内にあるＣＣＤ９との紙面距離を一定に保つた
めに、押付けローラ２を用いて、紙葉類６紙面をイメー
ジスキャナ１のガラス面２４に押付けながら搬送する。
押付けローラ２はシャフト１０を中心に回転、上下動可
能であり、押付けローラ２の押付け力はスプリング１５
をシャフト１０に負荷することで得ている。本実施例に
おけるスロープカム４は、図２に示す如く、押付けロー
ラ２を分割したローラ２ａ，２ｂ間に実装し、押付けロ
ーラ２ａ，２ｂとともに、シャフト１０で保持され、ス
プリング１５により、適度の押上げ力を得て上下動可能
である。なお、スロープカム前後の端部４ａ，４ｂは略
凸形状としているので、スロープカム４の突出量制御、
または回転制御が極めて容易である。また、押付けロー
ラ２ａ，２ｂの最大突出量は、図１に示したイメージス
キャナ１のガラス面２４との隙間Ｅ（＝最小紙厚さ）を
維持することで、ガラス面２４の必要以上の摩耗や、ジ
ャムを防止することができる。これに対して、スロープ
カム４の最大突出量は、スロープカム４の前後端部に凸
状のストッパ４ｃ，４ｄを設けることにより、ガラス面
２４との隙間Ｆ（＝最大紙厚さ）を維持している。これ
により、最大厚さの紙葉類６を搬送するとき、搬送路上
面８とスロープカム４との間に挟持されることなく、押
付けローラ２ａ，２ｂに送り込むことができる。
【０００６】図３は、本実施例におけるスロープカムの
効果を表す図であって、（ａ）は本実施例のスロープカ
ムを用いず、押付けローラのみを使用した構成、（ｂ）
は本実施例のスロープカムを用いた構成である。図３
（ａ）のように、本実施例のスロープカムを設けず、折
れ癖のある紙葉類６や、実装の制約による小径の押付け
ローラ２を使用した場合、紙葉類６先端部が、押付けロ
ーラ２の外周と搬送路下面５とで形成される楔部に追突
し、ジャムやスキューを招くことがある。これに対し、
図３（ｂ）のようにスロープカム４を設けることによ
り、イメージスキャナ１と押付けローラ２との間に紙葉
類６先端部を誘導し、搬送性能を改善することができ
る。なおスロープカム４は、シャフト１０を中心に略対
称形状であるため、前記説明と逆方向の搬送に対しても
有効である。
効果を表す図であって、（ａ）は本実施例のスロープカ
ムを用いず、押付けローラのみを使用した構成、（ｂ）
は本実施例のスロープカムを用いた構成である。図３
（ａ）のように、本実施例のスロープカムを設けず、折
れ癖のある紙葉類６や、実装の制約による小径の押付け
ローラ２を使用した場合、紙葉類６先端部が、押付けロ
ーラ２の外周と搬送路下面５とで形成される楔部に追突
し、ジャムやスキューを招くことがある。これに対し、
図３（ｂ）のようにスロープカム４を設けることによ
り、イメージスキャナ１と押付けローラ２との間に紙葉
類６先端部を誘導し、搬送性能を改善することができ
る。なおスロープカム４は、シャフト１０を中心に略対
称形状であるため、前記説明と逆方向の搬送に対しても
有効である。
【０００７】図４は、本実施例におけるスロープカムの
効果及び省スペース化を示す図である。図４（ａ）は従
来技術のように、押付けローラ１３の両側近に２個のス
ロープカム１１，１２を実装したものであり、図４
（ｂ）は本実施例の押付けローラ２ａ，２ｂ間に１個の
スロープカム４を実装したものである。押付けローラ２
ａ，２ｂの幅Ｗは、イメージスキャナ１の視野範囲によ
り決定し、幅Ｗが比較的小さいときは、図４（ａ）、
（ｂ）ともにスロープカムの効果は得られるが、幅Ｗが
大きくなると、図４（ａ）において押付けローラ１３に
突入する直前の紙葉類６は、幅Ｗより広いスロープカム
１１，１２間で垂れ下がり、紙葉類６に半径Ｒのカール
癖を生じる。一旦生じたカール癖は、左右のスロープカ
ム１１，１２で保持されてしまい、この状態で紙葉類６
の最も垂れ下がる押付けローラ１３の中央部で紙葉類搬
送方向の座屈抵抗を増大させることになる。図４（ｂ）
においては、前記と同等の半径Ｒのカール癖を生じた場
合でも、カール発生部は搬送路の両側であって、押付け
ローラ２ａ，２ｂに導入される前後で紙葉類６が搬送路
上下面及びスロープカム４に挟持されることはないた
め、座屈抵抗は図４（ａ）よりも小さくなる。すなわ
ち、本実施例のスロープカム４の実装幅ｗは押付けロー
ラ幅Ｗに比べて微小であり、紙の剛性を考慮して紙葉類
６の押付けに影響のない寸法としている。
効果及び省スペース化を示す図である。図４（ａ）は従
来技術のように、押付けローラ１３の両側近に２個のス
ロープカム１１，１２を実装したものであり、図４
（ｂ）は本実施例の押付けローラ２ａ，２ｂ間に１個の
スロープカム４を実装したものである。押付けローラ２
ａ，２ｂの幅Ｗは、イメージスキャナ１の視野範囲によ
り決定し、幅Ｗが比較的小さいときは、図４（ａ）、
（ｂ）ともにスロープカムの効果は得られるが、幅Ｗが
大きくなると、図４（ａ）において押付けローラ１３に
突入する直前の紙葉類６は、幅Ｗより広いスロープカム
１１，１２間で垂れ下がり、紙葉類６に半径Ｒのカール
癖を生じる。一旦生じたカール癖は、左右のスロープカ
ム１１，１２で保持されてしまい、この状態で紙葉類６
の最も垂れ下がる押付けローラ１３の中央部で紙葉類搬
送方向の座屈抵抗を増大させることになる。図４（ｂ）
においては、前記と同等の半径Ｒのカール癖を生じた場
合でも、カール発生部は搬送路の両側であって、押付け
ローラ２ａ，２ｂに導入される前後で紙葉類６が搬送路
上下面及びスロープカム４に挟持されることはないた
め、座屈抵抗は図４（ａ）よりも小さくなる。すなわ
ち、本実施例のスロープカム４の実装幅ｗは押付けロー
ラ幅Ｗに比べて微小であり、紙の剛性を考慮して紙葉類
６の押付けに影響のない寸法としている。
【０００８】本実施例によれば、往復搬送可能なスロー
プカムを押付けローラに従動するように設けることによ
り、紙葉類の搬送性能を向上させるとともに、分割され
た押付けローラ間に半円形（あるいは半円弧形）のスロ
ープカムを１個のみ配置することにより、機構の省スポ
ース化を実現し、コストアップを抑制することができ
る。さらに、スロープカム４の形状は図５に示す如く、
押付けローラの形状やコストを考慮すれば、図５（ａ）
の略円弧形状に限らず、図５（ｂ）のように複数の直線
の集合形状とすることも可能である。なお、本発明はこ
の他の紙葉類搬送・分離等に使用するローラのジャム・
スキューを防止する必要がある装置に適宜応用すること
が可能である。
プカムを押付けローラに従動するように設けることによ
り、紙葉類の搬送性能を向上させるとともに、分割され
た押付けローラ間に半円形（あるいは半円弧形）のスロ
ープカムを１個のみ配置することにより、機構の省スポ
ース化を実現し、コストアップを抑制することができ
る。さらに、スロープカム４の形状は図５に示す如く、
押付けローラの形状やコストを考慮すれば、図５（ａ）
の略円弧形状に限らず、図５（ｂ）のように複数の直線
の集合形状とすることも可能である。なお、本発明はこ
の他の紙葉類搬送・分離等に使用するローラのジャム・
スキューを防止する必要がある装置に適宜応用すること
が可能である。
【０００９】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、搬
送性能を向上させるとともに機構の複雑化を防止して省
スペースを実現し、コストアップを招くことなく、紙葉
類の厚さや折れ癖、搬送方向に関係なく、紙葉類をスム
ーズに搬送し、光学読取部に送り込むことが可能とな
り、良好な搬送及び文字及びマークの読取りを維持する
ことができる。
送性能を向上させるとともに機構の複雑化を防止して省
スペースを実現し、コストアップを招くことなく、紙葉
類の厚さや折れ癖、搬送方向に関係なく、紙葉類をスム
ーズに搬送し、光学読取部に送り込むことが可能とな
り、良好な搬送及び文字及びマークの読取りを維持する
ことができる。
【図１】本発明の一実施例における光学読取装置の光学
読取部の構成を示す図である。
読取部の構成を示す図である。
【図２】本発明の一実施例における押付けローラ機構の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図３】本発明の一実施例における紙葉類搬送動作及び
その効果を示す第１の図である。
その効果を示す第１の図である。
【図４】本発明の一実施例における紙葉類搬送動作及び
その効果を示す第２の図である。
その効果を示す第２の図である。
【図５】本発明の一実施例におけるスロープカムの形状
を示す図である。
を示す図である。
１：イメージスキャナ、２：押付けローラ、４：スロー
プカム、４ａ，４ｂ：スロープカムの端部、４ｃ，４
ｄ：スロープカムのストッパ、６：紙葉類、９：ＣＣ
Ｄ。
プカム、４ａ，４ｂ：スロープカムの端部、４ｃ，４
ｄ：スロープカムのストッパ、６：紙葉類、９：ＣＣ
Ｄ。
Claims (3)
- 【請求項１】 紙葉類と光学読取部との距離を一定に保
持して搬送する押付けローラを備え、紙葉類に印刷され
た文字及びマークを光学読取部にて読み取る光学読取装
置において、 前記押付けローラの内部または一部に、搬送路内におけ
る押付けローラの突出高さよりも低く配置されたスロー
プカムを設け、該スロープカムは、押付けローラ前後に
突出し、押付けローラ直径よりも大きな直径の円か円弧
の一部または複数の直線で形成された略円弧の形状を有
する、ことを特徴とする光学読取装置。 - 【請求項２】 前記スロープカムの前後端部は略凸形状
を有し、該スロープカムは、前記押付けローラの軸に支
持されて該押付けローラの上下動に追従可能に構成され
たことを特徴とする請求項１記載の光学読取装置。 - 【請求項３】 前記スロープカムには、搬送路内におけ
る突出高さを制限するためのストッパを設け、搬送され
る紙葉類の最大厚さ以上の搬送幅を確保するように構成
されたことを特徴とする請求項１または２記載の光学読
取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15372996A JP3166968B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 光学読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15372996A JP3166968B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 光学読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103520A true JPH103520A (ja) | 1998-01-06 |
| JP3166968B2 JP3166968B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=15568827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15372996A Expired - Fee Related JP3166968B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 光学読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3166968B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000128392A (ja) * | 1998-10-21 | 2000-05-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | サーマルプリンタ |
| KR100466146B1 (ko) * | 2001-06-22 | 2005-01-13 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 스캐너 장치 및 복합 처리 장치 |
| JP2011026080A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 媒体搬送装置および紙幣取扱装置 |
| CN103021072A (zh) * | 2011-09-20 | 2013-04-03 | 冲电气工业株式会社 | 自动交易装置 |
| CN103299349A (zh) * | 2011-01-03 | 2013-09-11 | 乐金信世股份有限公司 | 物体检测装置及金融设备 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15372996A patent/JP3166968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000128392A (ja) * | 1998-10-21 | 2000-05-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | サーマルプリンタ |
| KR100466146B1 (ko) * | 2001-06-22 | 2005-01-13 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 스캐너 장치 및 복합 처리 장치 |
| JP2011026080A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 媒体搬送装置および紙幣取扱装置 |
| CN103299349A (zh) * | 2011-01-03 | 2013-09-11 | 乐金信世股份有限公司 | 物体检测装置及金融设备 |
| CN103299349B (zh) * | 2011-01-03 | 2016-02-24 | 乐金信世股份有限公司 | 物体检测装置及金融设备 |
| CN103021072A (zh) * | 2011-09-20 | 2013-04-03 | 冲电气工业株式会社 | 自动交易装置 |
| JP2013065256A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
| CN103021072B (zh) * | 2011-09-20 | 2015-04-01 | 冲电气工业株式会社 | 自动交易装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3166968B2 (ja) | 2001-05-14 |
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