JPH1035150A - 紙 票 - Google Patents
紙 票Info
- Publication number
- JPH1035150A JPH1035150A JP20933596A JP20933596A JPH1035150A JP H1035150 A JPH1035150 A JP H1035150A JP 20933596 A JP20933596 A JP 20933596A JP 20933596 A JP20933596 A JP 20933596A JP H1035150 A JPH1035150 A JP H1035150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release sheet
- face
- folded
- main body
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 秘匿性や改ざん防止性はそのままにして、取
り扱いを簡略化し得るように改良された紙票を提供す
る。 【解決手段】 剥離後の再接着が実質的に不能となる手
段で２枚のフィルムを疑似接着し、その両面に形成した
粘着剤塗布面に保護紙を添着した剥離シートを、自身を
折り畳んだ際に内側となる面に重ね合わせた上で前記内
面の一端縁に前記剥離シートの一端縁を接着してなるも
のとする。また場合によっては、２枚のフィルムの少な
くとも一部を不織布からなるものとする。
り扱いを簡略化し得るように改良された紙票を提供す
る。 【解決手段】 剥離後の再接着が実質的に不能となる手
段で２枚のフィルムを疑似接着し、その両面に形成した
粘着剤塗布面に保護紙を添着した剥離シートを、自身を
折り畳んだ際に内側となる面に重ね合わせた上で前記内
面の一端縁に前記剥離シートの一端縁を接着してなるも
のとする。また場合によっては、２枚のフィルムの少な
くとも一部を不織布からなるものとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に記載面の秘匿
性が要求される紙票の改良に関するものである。
性が要求される紙票の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば金融機関等が親展性を伴う文書を
郵送する場合、従来は封書とすることが通例であった
が、近年、一度剥離すると再接着が実質的に不可能とな
る接着剤を塗布した記載面同士を重ねて圧着し、それを
はがきの体裁にして郵送し得るように構成された紙票が
一般に普及してきている。これによれば、はがさない限
りは記載面が隠れた状態となり、一度はがすと再接着が
できなくなるので、他人の目に触れたり不正に改ざんさ
れたりする心配がなくなる。
郵送する場合、従来は封書とすることが通例であった
が、近年、一度剥離すると再接着が実質的に不可能とな
る接着剤を塗布した記載面同士を重ねて圧着し、それを
はがきの体裁にして郵送し得るように構成された紙票が
一般に普及してきている。これによれば、はがさない限
りは記載面が隠れた状態となり、一度はがすと再接着が
できなくなるので、他人の目に触れたり不正に改ざんさ
れたりする心配がなくなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術による紙票は、秘匿性や改ざん防止性には優れて
いる反面、記載面を圧着するために大きな圧力を作用さ
せねばならず、専用の圧接装置が必要である。そのた
め、個人はもとより、取り扱い量が小規模な場合の利用
は、経済性から見ても現実的とは言い難い面があった。
来技術による紙票は、秘匿性や改ざん防止性には優れて
いる反面、記載面を圧着するために大きな圧力を作用さ
せねばならず、専用の圧接装置が必要である。そのた
め、個人はもとより、取り扱い量が小規模な場合の利用
は、経済性から見ても現実的とは言い難い面があった。
【０００４】本発明は、このような従来技術に課せられ
た問題点を解消するべく案出されたものであり、その主
な目的は、秘匿性や改ざん防止性はそのままにして、取
り扱いを簡略化し得るように改良された紙票を提供する
ことにある。
た問題点を解消するべく案出されたものであり、その主
な目的は、秘匿性や改ざん防止性はそのままにして、取
り扱いを簡略化し得るように改良された紙票を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような目的は、剥離
後の再接着が実質的に不能となる手段で２枚のフィルム
を疑似接着し、その両面に形成した粘着剤塗布面に保護
紙を添着した剥離シートを、自身を折り畳んだ際に内側
となる面に重ね合わせた上で前記内面の一端縁に前記剥
離シートの一端縁を接着してなることを特徴とする紙票
を提供することによって達成される。また場合によって
は、２枚のフィルムの少なくとも一部を不織布からなる
ものとすると良い。
後の再接着が実質的に不能となる手段で２枚のフィルム
を疑似接着し、その両面に形成した粘着剤塗布面に保護
紙を添着した剥離シートを、自身を折り畳んだ際に内側
となる面に重ね合わせた上で前記内面の一端縁に前記剥
離シートの一端縁を接着してなることを特徴とする紙票
を提供することによって達成される。また場合によって
は、２枚のフィルムの少なくとも一部を不織布からなる
ものとすると良い。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明の構成を詳細に説明する。
明の構成を詳細に説明する。
【０００７】図１は、本発明が適用されたはがきを示し
ている。このはがきは、剥離シート１と、剥離シート１
を挟み込むように中央で２つ折りにされたはがき本体２
とからなっており、はがき本体２の２つに折ると互いに
重なり合う面の一端縁に剥離シート１の一端縁が接着さ
れている。
ている。このはがきは、剥離シート１と、剥離シート１
を挟み込むように中央で２つ折りにされたはがき本体２
とからなっており、はがき本体２の２つに折ると互いに
重なり合う面の一端縁に剥離シート１の一端縁が接着さ
れている。
【０００８】剥離シート１は、図２に示したように、剥
離後の再接着が不能となる樹脂接着剤３を介して２枚の
フィルム４ａ・４ｂを疑似接着してなるシートからなっ
ている。この２枚のフィルム４ａ・４ｂを互いに結合し
た状態の剥離シート１の表裏両面には、例えばシールや
ステッカー等と同様に、粘着剤塗布面５ａ・５ｂが形成
された上に、シリコン加工面６ａ・６ｂにて粘着剤と親
和しないようにされた保護紙７ａ・７ｂが添着されてい
る。なお、保護紙７ａ・７ｂには、粘着剤塗布面５ａ・
５ｂからの剥離を容易にするための切れ目を適所に入れ
ておくと良い。
離後の再接着が不能となる樹脂接着剤３を介して２枚の
フィルム４ａ・４ｂを疑似接着してなるシートからなっ
ている。この２枚のフィルム４ａ・４ｂを互いに結合し
た状態の剥離シート１の表裏両面には、例えばシールや
ステッカー等と同様に、粘着剤塗布面５ａ・５ｂが形成
された上に、シリコン加工面６ａ・６ｂにて粘着剤と親
和しないようにされた保護紙７ａ・７ｂが添着されてい
る。なお、保護紙７ａ・７ｂには、粘着剤塗布面５ａ・
５ｂからの剥離を容易にするための切れ目を適所に入れ
ておくと良い。
【０００９】使用に際しては、はがき本体１の２つ折り
にした際に内側になる面２ａ・２ｂに所定事項を記入し
た後、剥離シート１の裏面、つまり２つ折りにしたはが
き本体２の一方の面２ａとの対向面に添着された保護紙
７ａをはがし、露出した裏側の粘着剤塗布面５ａをはが
き本体２の一方の面２ａに張り付ける。次に、剥離シー
ト１の表側の保護紙７ｂをはがし、２つ折りにしたはが
き本体２の他方の面２ｂを表側の粘着剤塗布面５ｂに張
り付ける。
にした際に内側になる面２ａ・２ｂに所定事項を記入し
た後、剥離シート１の裏面、つまり２つ折りにしたはが
き本体２の一方の面２ａとの対向面に添着された保護紙
７ａをはがし、露出した裏側の粘着剤塗布面５ａをはが
き本体２の一方の面２ａに張り付ける。次に、剥離シー
ト１の表側の保護紙７ｂをはがし、２つ折りにしたはが
き本体２の他方の面２ｂを表側の粘着剤塗布面５ｂに張
り付ける。
【００１０】これにより、記入面が隠された状態とな
り、通常の運搬などでは剥離せずにこの状態が保持され
る。２枚のフィルム４ａ・４ｂは、所定の外力を加えれ
ば疑似接着された面（樹脂接着剤３が引かれた面）を互
いに引き剥がすことができ、一旦剥離した後は、その部
分を再度張り合わせることは通常は不可能である。しか
も、フィルム４ａ・４ｂをＰＥＴ（ポリエチレンテレフ
タレート）などで形成すれば、剥離後は記入面が共にラ
ミネートされた状態となるために記載事項の改ざんが困
難となる。また、フィルムを半透明の不織布で形成すれ
ば、剥離後の書き込みや押印が可能となるので、用途に
応じて所望の部分に不織布を用いることにより、剥離後
の書き込みを必要とする場合にも対応し得る。
り、通常の運搬などでは剥離せずにこの状態が保持され
る。２枚のフィルム４ａ・４ｂは、所定の外力を加えれ
ば疑似接着された面（樹脂接着剤３が引かれた面）を互
いに引き剥がすことができ、一旦剥離した後は、その部
分を再度張り合わせることは通常は不可能である。しか
も、フィルム４ａ・４ｂをＰＥＴ（ポリエチレンテレフ
タレート）などで形成すれば、剥離後は記入面が共にラ
ミネートされた状態となるために記載事項の改ざんが困
難となる。また、フィルムを半透明の不織布で形成すれ
ば、剥離後の書き込みや押印が可能となるので、用途に
応じて所望の部分に不織布を用いることにより、剥離後
の書き込みを必要とする場合にも対応し得る。
【００１１】上記実施例は、本発明をはがきに適用した
場合について述べたが、本発明は、通信販売の申込書
や、諸々の届出書、通知書、請求書、並びに確認書、或
いはアンケート用紙や調査書等々、広汎な用途に適用し
得る。また、紙票の本体側は２つ折りに限らず、３つ折
り或いはそれ以上であっても良く、要は折り畳んだ際に
内側となる面に剥離シート１を重ね合わせた上で、内側
面と剥離シート１との端縁同士（周囲のいずれか一辺で
あれば上下左右どこでも良い）を接着した形態であれ
ば、本発明の概念に含まれる。
場合について述べたが、本発明は、通信販売の申込書
や、諸々の届出書、通知書、請求書、並びに確認書、或
いはアンケート用紙や調査書等々、広汎な用途に適用し
得る。また、紙票の本体側は２つ折りに限らず、３つ折
り或いはそれ以上であっても良く、要は折り畳んだ際に
内側となる面に剥離シート１を重ね合わせた上で、内側
面と剥離シート１との端縁同士（周囲のいずれか一辺で
あれば上下左右どこでも良い）を接着した形態であれ
ば、本発明の概念に含まれる。
【００１２】
【発明の効果】このように本発明によれば、２つ折り
にされた紙票の内側面を手作業で簡単に接着できるの
で、比較的少量の配布物への適応や個人の利用が可能と
なる。記入部分の改ざん防止が可能であり、封筒など
を要さずに高い秘匿性が得られるので、収納空間が節約
できる。はがきに適用した場合は、仕上がり寸法はそ
のままで有効記載面積を倍増し得るので、封書にする必
要がなくなるために経済的である。等と言った格別な効
果を奏することができる。
にされた紙票の内側面を手作業で簡単に接着できるの
で、比較的少量の配布物への適応や個人の利用が可能と
なる。記入部分の改ざん防止が可能であり、封筒など
を要さずに高い秘匿性が得られるので、収納空間が節約
できる。はがきに適用した場合は、仕上がり寸法はそ
のままで有効記載面積を倍増し得るので、封書にする必
要がなくなるために経済的である。等と言った格別な効
果を奏することができる。
【図１】本発明が適用されたはがきの概略斜視図。
【図２】剥離シートの部分拡大断面図。
１ 剥離シート ２ はがき本体 ３ 樹脂接着剤 ４ フィルム ５ 粘着剤塗布面 ６ シリコン加工面 ７ 保護紙
Claims (2)
- 【請求項１】 剥離後の再接着が実質的に不能となる手
段で２枚のフィルムを疑似接着し、その両面に形成した
粘着剤塗布面に保護紙を添着した剥離シートを、自身を
折り畳んだ際に内側となる面に重ね合わせた上で前記内
面の一端縁に前記剥離シートの一端縁を接着してなるこ
とを特徴とする紙票。 - 【請求項２】 前記２枚のフィルムの少なくとも一部が
不織布からなることを特徴とする請求項１に記載の紙
票。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20933596A JPH1035150A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 紙 票 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20933596A JPH1035150A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 紙 票 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035150A true JPH1035150A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16571253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20933596A Pending JPH1035150A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 紙 票 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1035150A (ja) |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP20933596A patent/JPH1035150A/ja active Pending
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